JP2010050368A - 三相高周波トランス - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明は、負荷電流を流したときの二次出力電圧の降下が防止され、また、一次巻線と二次巻線との間に熱が篭るのを防止でき、電力変換装置および電源装置用として好適な高周波トランスの提供。
【解決手段】フェライトコア3と、平角線をその幅方向に屈曲させてフェライトコア3に複数回巻回して形成された一次コイル1と、一次コイル1を形成する平角線と同一または異なる幅を有する平角線を、その幅方向に屈曲させてフェライトコア3に1回または複数回巻回して形成された二次コイル2と、を備え、一次コイル1および二次コイル2の一方を構成する平角線の間隙内に、一次コイル1および二次コイル2の他方を構成する平角線が介在する高周波トランス。
【選択図】図1

Description

本発明は、高周波トランスに係り、特に電力変換装置用および電源装置用として好適な高周波トランスに関する。
所定の幅の磁性鋼鈑を積層した横断面が平行四辺形状の単位ブロックを突き合わせて60度の角度で接合してその外接船が略円形状になるようにした3個の鉄心を正三角形の頂点に配置して相互に並立させ、前記3個の鉄心の上下端を夫々継鉄で接合した三角配置三脚鉄心形三相変圧器が提案されている(特許文献1)。
特開平9−232164号公報
しかしながら、電力変換装置や電源装置に用いられる高周波トランスにおいては、磁束漏れを防ぐために、二次巻線を一次巻線で包んで巻回したり、一次巻線を巻回した上から二次巻線を巻回し、更にその上に一次巻線を巻回する所謂サンドイッチ巻きとしたりするというように一次巻線と二次巻線とを交互に巻回したりすることが一般的に行われてきた。
しかしながら、前記の構成をとった場合には、結合度が低く、漏洩インダクタンスが大きいため、二次出力電圧の電圧比は一次巻線と二次巻線との巻数比通りにならず、負荷電流を流すと二次出力電圧が降下するという問題があった。
また、前記構成の高周波トランスにおいては、一次巻線と二次巻線とが重ね巻きになるうえ、一次巻線と二次巻線との間に絶縁材を挿入するため、熱がこもり、一次巻線および二次巻線における電流密度が低下するという問題もあった。
本発明は、上記問題を解決すべく成されたものであり、二次出力電圧の電圧比は一次巻線と二次巻線との巻数比通りになる故に、負荷電流を流したときの二次出力電圧の降下が防止され、また、一次巻線と二次巻線との間に熱が篭るのを防止でき、電力変換装置および電源装置用として好適な高周波トランスの提供を目的とする。
請求項1に記載の発明は、フェライトコアと、平角線をその幅方向に屈曲させて前記フェライトコアに複数回巻回して形成された一次コイルと、前記一次コイルを形成する平角線と同一または異なる幅を有する平角線を、その幅方向に屈曲させて前記フェライトコアに1回または複数回巻回して形成された二次コイルと、を備え、前記一次コイルおよび二次コイルの一方を構成する平角線の間隙内に、前記一次コイルおよび二次コイルの他方を構成する平角線が介在する高周波トランスに関する。
前記高周波トランスにおいては、一次コイルおよび二次コイルに扁平な平角線を用いているから、丸線を用いた場合とは異なり、一次コイルおよび二次コイルの内部の渦電流損失が少ないため、高周波トランスが発熱によって発火することが効果的に防止される。
また、一次コイルを構成する平角線と二次コイルを構成する平角線とが交互に配置されているから、一次コイルと二次コイルとを並べて配置したり、一次コイルの内側に二次コイルを配置したりした高周波トランスと比較して一次コイルと二次コイルとの結合度が高く、また磁束漏れが小さい。
更に、コアとしてフェライトコアを用いているから、一次コイルに高周波を入力した場合においても、珪素鋼鈑を積層した鉄心をコアとして用いた場合と比較して鉄損を大幅に小さくできる。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の高周波トランスにおいて、前記一次コイルと二次コイルとは内径が同一であり、且つ同心に配列されているものに関する。
前記高周波トランスにおいては、一次コイルと二次コイルとの内径が異なっている場合や、一次コイルと二次コイルとが同心に配列されていない場合と比較して一次コイルと二次コイルとの結合度が更に高く、また磁束漏れが更に小さい。
請求項3に記載の発明は、請求項1または2に記載の高周波トランスにおいて、前記一次コイルを構成する平角線と前記二次コイルを構成する平角線とが幅および厚さの少なくとも一方が互いに異なるものに関する。
前記高周波トランスにおいては、一次コイルの平角線と二次コイルの平角線とに幅および厚さの少なくとも一方が異なる物を用いているから、例えば二次コイルに流れる電流の方が一次コイルの電流よりも大きな場合には二次コイルの平角線の幅および厚さの少なくとも一方を一次コイルよりも広くし、逆に一次コイルに流れる電流の方が二次コイルの電流よりも大きな場合には一次コイルの平角線の幅および厚さの少なくとも一方を二次コイルよりも広くするというように、一次コイルおよび二次コイルを流れる電流に合わせて平角線の幅および厚さを設定できる。
請求項4に記載の発明は、請求項1〜3の何れか1項に記載の高周波トランスにおいて、前記一次コイルおよび二次コイルの一方は他方よりも巻数が多く、且つ、前記一方の一部に他方が介在しているものに関する。
前記高周波トランスにおいては、二次コイルの巻数を一次コイルの巻数よりも多くすることにより、一次コイルに入力した交流よりも高電圧、小電流の交流が二次コイルから出力される。逆に、一次コイルの巻数を二次コイルの巻数よりも多くすることにより、一次コイルに入力した交流よりも低電圧、大電流の交流が二次コイルから出力される。
請求項5に記載の発明は、請求項4に記載の高周波トランスにおいて、前記一次コイルおよび二次コイルの一方に他方が複数個介在し、且つ、前記他方のコイルが直列または並列に接続されているものに関する。
前記高周波トランスにおいては、前記他方のコイルを直列に接続することにより、前記他方のコイル単独の場合よりも高い電圧の交流を前記他方のコイルに流すことができる。また、前記他方のコイルを並列に接続することにより、前記他方のコイル単独の場合よりも大きい電流の交流を前記他方のコイルに流すことができる。
請求項6に記載の発明は、請求項1〜5の何れか1項に記載の高周波トランスにおいて、前記フェライトコアが外鉄型コアであるものに関する。
前記高周波トランスにおいては前記フェライトコアが外鉄型コアであるから、一次コイルと二次コイルとの平角線の幅、厚さ、および一次コイルと二次コイルとの巻数が同一であれば、フェライトコアが内鉄側コアである高周波トランスと比較して、コイルに対するコアの比率が大きくなり、鉄機械としての性質が強くなる。
請求項7に記載の発明は、請求項1〜5の何れか1項に記載の高周波トランスにおいて、前記フェライトコアが内鉄型コアであるものに関する。
前記高周波トランスにおいては前記フェライトコアが内鉄型コアであるから、一次コイルと二次コイルとの平角線の幅、厚さ、および一次コイルと二次コイルとの巻数が同一であれば、フェライトコアが外鉄側コアである高周波トランスと比較して、コイルに対するコアの比率が小さくなり、銅機械としての性質が強くなる。
請求項8に記載の発明は、請求項1〜6の何れか1項に記載の高周波トランスにおいて、前記フェライトコア、および前記一次コイルと二次コイルとの組が三相交流のU相、V相、W相に対応して3個ずつ設けられた三相高周波トランスであるものに関する。
請求項8に記載の発明は、請求項1〜6の何れか1項に記載の高周波トランスにおいて、前記一次コイルに単相交流が入力される単相高周波トランスであるものに関する。
請求項1の発明によれば、一次コイルと二次コイルとの結合度が高く、また磁束漏れが小さい故に、二次出力電圧の電圧比は一次巻線と二次巻線との巻数比通りになり、負荷電流を流したときの二次出力電圧の降下が防止され、また、一次巻線と二次巻線との間に熱が篭るのを防止でき、大容量の電力変換装置および大容量の電源装置用として好適な高周波トランスが提供される。
請求項2の発明によれば、一次コイルと二次コイルとの結合度が更に高く、また磁束漏れが更に小さい故に、大容量の電力変換装置および大容量の電源装置用として更に好適な高周波トランスが提供される。
請求項3の発明によれば、種々の異なる入出力条件に適合した高周波トランスが提供される。
請求項4の発明によれば、一次コイルに入力される高周波電流よりも電圧の高い高周波電流が二次コイルから出力される高周波トランスや、一次コイルに入力される高周波電流よりも電圧の低い高周波電流が二次コイルから出力される高周波トランスが提供される。
請求項5の発明によれば、一次コイルに入力される高周波電流や二次コイルから出力される高周波電流が高電圧である場合および大電流である場合の何れにも対応できる高周波トランスが提供される。
請求項6の発明によれば、鉄機械としての性質が強く、それ故に一次コイルと二次コイルの巻き数が少なく、特に一次コイルに入力される高周波電流よりも電圧の低い高周波電流を二次コイルから出力する場合に好適な、効率の高い高周波トランスが提供される。
請求項7の発明によれば、銅機械としての性質が強く、それ故に一次コイルと二次コイルとの巻き数を多く取ることができ、特に一次コイルに入力される高周波電流よりも電圧の高い高周波電流を二次コイルから出力する場合に好適な、効率の高い高周波トランスが提供される。
請求項8によれば、大容量の電力変換装置および大容量の電源装置として好適な三相高周波トランスが提供される。
請求項9によれば、大容量の電力変換装置および大容量の電源装置として好適な単相高周波トランスが提供される。
1.実施形態1
本発明の高周波トランスの一例である外鉄型の高周波トランスについて以下に説明する。
実施形態1に係る高周波トランス10は、図1〜図4に示すように、E−E型のフェライトコア3と、フェライトコア3に巻回された一次コイル1および二次コイル2とを備える。
フェライトコア3は、フェライトをE字型に焼結して形成されたE字型コア3Bを相対向するように2個組み合わせて上下方向から締め付け金具等(図示せず。)を用いて押えて突き合わせたものである。したがって、図1および図2に示すように、フェライトコア3は、中央コア3Aと、中央コア3Aを外側から囲むように位置する外側コア3Cとに分けられる。
中央コア3Aおよび外側コア3Cは、図1および図2に示すように何れも角柱状に形成されていてもよいが、図3および図4に示すように、中央コア3Aを円柱状に形成し、外側コア3Cの内側の面を外側に向かって凹陥する円筒面状に形成すれば、フェライトコア3と一次コイル1および二次コイル2との間の無駄な隙間が無くなり、巻窓の面積に対する一次コイルおよび二次コイルの断面積の総面積和の占める占積率が100%に近付くから、高周波トランスのより一層の小型化に寄与する。
一次コイル1および二次コイル2は、何れも、平角線を中央コア3Aに上方から見て時計回り方向に、しかも所謂エッジワイズに、言い換えればその幅方向に屈曲させて巻回して形成されている。そして、一次コイル1および二次コイル2の何れも、平角線の巻き始めの部分とまき終わりの部分とが高周波トランス10の外側に突出するように形成され、引出線1A、2Aとされている。
また、一次コイル1と二次コイル2とは、一次コイル1を構成する平角線の間隙内に、二次コイル2を構成する平角線が介在するように、言い換えれば一次コイル1を構成する平角線と二次コイル2を構成する平角線とが交互に並ぶように配設されている。
また、一次コイル1は、二次コイル2よりも巻数が多いから、二次コイル2は一次コイル1の中央部に嵌挿され、一次コイル1の両端には二次コイル2が嵌挿されていない部分がある。したがって、二次コイル2から出力される高周波電流は、一次コイルに入力される高周波電流よりも低電圧大電流である故に、二次コイル2を構成する平角線は、一次コイル1を構成する平角線と厚さは同一であるが幅が広い。なお、二次コイル2において一次コイル1よりも幅の広い平角線を用いる代わりに、厚さの厚い平角線を用いてもよい。但し、一次コイル1と二次コイル2とは等しい内径を有するようにすることが、一次コイル1と二次コイル2との結合度を高める上で好ましい。
一次コイル1および二次コイル2を形成する平角線は、何れも表面がポリイミド樹脂、ポリアミドイミド樹脂、ポリアミド樹脂、ポリウレタン樹脂などの樹脂で絶縁されている。前記平角線の絶縁を強化するために、ポリイミド樹脂、ポリアミドイミド樹脂、ポリアミド樹脂、ポリウレタン樹脂などの樹脂フィルムからなる絶縁テープや、ノメックス(登録商標)などのアラミド繊維の織布や不織布のテープを前記樹脂で絶縁した上から巻回してもよい。また、平角線の幅wと厚さtとの比w/tは、通常は2〜10の範囲であり、好ましくは3〜5の範囲である。
高周波トランス10は以下の手順で作成できる。まず、中央コア3Aが挿入できる内径になるように平角線を巻回して一次コイル1と二次コイル2とを作成し、一次コイル1と二次コイル2とを所定の形態に組み合わせる。
そして、所定の形態に組み合わせた一次コイル1および二次コイル2の両端からE字型コア3Bを挿入してフェライトコア3を形成する。
高周波トランス10においては、一次コイル1の2本の引出線1Aが入力側に、二次コイル2の引出線2Aが出力側に接続される。そして、一次コイル1の引出線1Aに所定の電圧、電流の高周波電流を印加すると、電磁誘導により、一次コイル1と二次コイル2との巻数比に応じた電圧、電流の高周波電流が二次コイル2の引出線2Aに出力される。
以上、一次コイル1の巻き数が二次コイル2の巻数よりも多い構成について述べたが、実施形態1および以下に述べる実施形態2以降の何れの高周波トランスにおいても、二次コイル2の巻き数を一次コイル1の巻き数よりも多くすることができる。この場合、二次コイル2から出力される高周波電流は、一次コイル1に入力される高周波電流よりも低電流高電圧である。
2.実施形態2
本発明の高周波トランスの別の例である内鉄型の高周波トランスについて以下に説明する。
実施形態2に係る高周波トランス20は、図5および図6に示すように、2本の互いに平行な円柱状のコイル挿入部4Aを有するフェライトコア4と、フェライトコア4の一方のコイル挿入部4Aに巻回された一次コイル11および二次コイル21と、フェライトコア4の他方のコイル挿入部4Aに巻回された一次コイル12および二次コイル22とを有する。
一次コイル11と二次コイル21、および一次コイル12と二次コイル22は何れも平角線を上方から見て時計回り方向に、しかもエッジワイズに巻回して形成されている。
一次コイル11と二次コイル21とは、一次コイル11を構成する平角線の間隙内に、二次コイル21を構成する平角線が介在するように、言い換えれば一次コイル11を構成する平角線と二次コイル21を構成する平角線とが交互に並ぶように配設されている。また、一次コイル11は、二次コイル21よりも巻数が多い。したがって、二次コイル21は一次コイル11の中央部に嵌挿され、一次コイル11の両端には二次コイル21が嵌挿されていない部分がある。したがって、二次コイル21から出力される高周波電流は、一次コイル11に入力される高周波電流よりも低電圧大電流である故に、二次コイル21を構成する平角線は、一次コイル1を構成する平角線と厚さは同一であるが幅が広い。なお、二次コイル21において一次コイル11よりも幅の広い平角線を用いる代わりに、厚さの厚い平角線を用いてもよい。但し、一次コイル11と二次コイル21とは等しい内径を有するようにすることが、一次コイル11と二次コイル21との結合度を高める上で好ましい。
同様に、一次コイル12と二次コイル22とは、一次コイル12を構成する平角線の間隙内に、二次コイル22を構成する平角線が介在するように、言い換えれば一次コイル12を構成する平角線と二次コイル22を構成する平角線とが交互に並ぶように配設されている。また、一次コイル12は、二次コイル22よりも巻数が多い。したがって、二次コイル22は一次コイル12の中央部に嵌挿され、一次コイル12の両端には二次コイル22が嵌挿されていない部分がある。したがって、二次コイル22から出力される高周波電流は、一次コイル12に入力される高周波電流よりも低電圧大電流である故に、二次コイル22を構成する平角線は、一次コイル12を構成する平角線と厚さは同一であるが幅が広い。なお、二次コイル22において一次コイル12よりも幅の広い平角線を用いる代わりに、厚さの厚い平角線を用いてもよい。但し、一次コイル12と二次コイル22とは等しい内径を有するようにすることが、一次コイル12と二次コイル22との結合度を高める上で好ましい。
一次コイル11の巻き始めの部分は高周波トランス20の外側に引き出され、引出線11Aとされている。そして、一次コイル11の巻き終わりの部分も高周波トランス20の外側に引き出されて引出線11Bとされている。
一方、一次コイル12の巻き始めの部分も高周波トランス20の外側に引き出されて引出線12Aとされている。そして、一次コイル12の巻き終わりに部分も、高周波トランス20の外側に引き出されて引出線12Bとされている。
一次コイル11と一次コイル12とは、引出線11B、12Aにおいて電気的に接続されている。
なお、一次コイル11と一次コイル12とにおいて、引出線11B、12Aを高周波トランス20の外側に引き出して電気的に接続する外部接続とする代わりに、一次コイル11の巻き終わり側の引出線11Bを切断することなく、そのまま一次コイル12の巻き始め側の引出線12Aへ8の字を描く如く連続的に渡り、そのまま平角線を一次コイル11とは逆方向にまき下げて一次コイル12を形成して接続部が無い一体のコイルとしてもよい。一次コイル11,12のこのような巻き方を折り返し連続巻きという。なお、この場合、二次コイル21,22は外部接続とすることが好ましい。
二次コイル21の巻き始めの部分は高周波トランス20の外側に引き出され、引出線21Aとされている。そして、二次コイル21の巻き終わりの部分の引出線21Bは、高周波トランス20の外側に引き出されることなく、また切断されることもなく、そのまま二次コイル22の巻き始め側の引出線22Aへ8の字を描く如く連続的に渡り、そのまま二次コイル21とは逆方向に巻き上げられて二次コイル22が形成され、二次コイル21と22とは一体化している。二次コイル21、22のこのような巻き方を折り返し連続巻きという。
二次コイル22の巻き終わりの部分は、高周波トランス20の外側に引き出されて引出線22Bとされている。
なお、二次コイル21、22を折り返し連続巻きで一体化する代わりに、二次コイル21の巻き終り側の引出線21Bを切断して二次コイル22の巻き始め側の引出線22Aと共に高周波トランス20の外側に引き出し、引出線21Bと引出線22Aとを電気的に接続する外部接続としてもよい。この場合、一次コイル11と一次コイル12とは折り返し連続巻きとすることが好ましい。
一次コイル11,12および二次コイル21、22を形成する平角線については、実施形態1のところで述べたとおりである。
高周波トランス20においては、一次コイル11の引出線11Aと一次コイル12の引出線12Bとが入力側に、二次コイル21の引出線21Aと二次コイル22の引出線22Bとが出力側に接続される。そして、引出線11Aと12Bとに所定の電圧、電流の高周波電流を印加すると、電磁誘導により、一次コイル11、12の巻数の合計と二次コイル21と22の巻数の合計との比に応じた電圧、電流の高周波電流が引出線21A、22Bに出力される。
3.実施形態3
本発明の高周波トランスの更に別の例である三相高周波トランスについて以下に説明する。
実施形態3に係る三相高周波トランス30は、図7および図8に示すように、三相用の三脚フェライトコア5に一次コイル11、12、13および二次コイル21、22、23を巻回したものである。
三脚フェライトコア5は、本発明の高周波トランスにおけるフェライトコアに包含され、図7および図8に示すように 120度の間隔で周上に配置された3本のフェライトから形成された柱状コア5Aと、3本の柱状コア5Aの上端を連結するフェライトで形成された板状の天板5Bと、3本の柱状コア5Aの下端を連結するフェライトで形成された底板5Cとを備える。
天板5Bおよび底板5Cは、頂点が丸みを帯び、各辺が外側に向かって円弧状に膨らんだ正三角形の平面形状を有している。そして、中央部には、固定ボルト(図示せず)を挿通するためのボルト挿通孔6が設けられ、各辺の中央部には、同じく固定ボルトを挿通するためのボルト挿通溝7が設けられている。
三脚フェライトコア5においては、柱状コア5Aをその軸線に直交する面に沿って上下に2分割可能とし、上側の半分は天板5Bと,下側の半分は底板5Cと一体とすることができる。また、柱状コア5Aを上下に2分割する代わりに、天板5Bおよび底板5Cの一方と柱状コア5Aと一体に形成し、天板5Bおよび底板5Cの他方を柱状コア5Aから分離可能に形成してもよい。
3本の柱状コア5Aのうちの1本には一次コイル11と二次コイル21とが、別の1本には一次コイル12と二次コイル22とが、更に別の1本には一次コイル13と二次コイル23とが巻回されている。
一次コイル11と二次コイル21の構成、および一次コイル12と二次コイル22の構成については、実施形態2のところで述べたとおりである。また、一次コイル13と二次コイル23の構成も、一次コイル11と二次コイル21、および一次コイル12と二次コイル22の構成と同様である。
図7に示すように、一次コイル11の巻き始めの部分および巻き終わりの部分は、夫々高周波トランス30の外側に引き出されて引出線11Aおよび11Bとされている。また、二次コイル21の巻き始めの部分および巻き終わりの部分もまた、夫々高周波トランス30の外側に引き出されて引出線21Aおよび21Bとされている。
同様に、一次コイル12および二次コイル22においても、巻き始めの部分と巻き終わりの部分とが夫々高周波トランス30の外側に引き出されて引出線12A、12B、22A、22Bとされ、一次コイル13および二次コイル23においても、巻き始めの部分と巻き終わりの部分とが夫々高周波トランス30の外側に引き出されて引出線13A、13B、23A、23Bとされている。
一次コイル11、12、13においては、一次コイル11の巻き終り側の引出線11Bと一次コイル12の巻き始め側の引出線12Aとが接続線14Aで、一次コイル12の巻き終り側の引出線12Bと一次コイル13の巻き始め側の引出線13Aとが接続線14Bで、一次コイル13の巻き終り側の引出線13Bと一次コイル11の巻き始め側の引出線11Aとが接続線14Cで電気的に接続されている。そして、接続線14Aは入力側のU相に、接続線14Bは入力側のV相に、接続線14Cは入力側のW相に接続されている。
同様に、二次コイル21、22、23においては、二次コイル21の巻き終り側の引出線21Bと二次コイル22の巻き始め側の引出線22Aとが接続線15Aで、二次コイル22の巻き終り側の引出線22Bと二次コイル23の巻き始め側の引出線23Aとが接続線15Bで、二次コイル23の巻き終り側の引出線23Bと二次コイル21の巻き始め側の引出線21Aとが接続線15Cで電気的に接続されている。そして、接続線15Aは出力側のU相に、接続線15Bは出力側のV相に、接続線15Cは出力側のW相に接続されている。
なお、一次コイル11、12、13においては、引出線11Bと引出線12Aとを接続線14Aで、引出線12Bと引出線13Aとを接続線14Bで、引出線13Bと引出線11Aとを接続線14Cで接続する代わりに、引出線11Bと引出線12A、引出線12Bと引出線13A、および引出線13Bと引出線11Aを直接接続してもよい。この場合、引出線11Bと引出線12Aとの接続部に入力側のU相を、引出線12Bと引出線13Aとの接続部に入力側のV相を、引出線13Bと引出線11Aとの接続部に入力側のW相を接続すればよい。
また、引出線11A、11B、12A、12B、13A、13Bを三相トランス30の外側に引き出して外部接続する代わりに、三相高周波トランス30の外側に引き出すことなく、折り返し連続巻きとしてもよい。具体的には、引出線11Bはそのまま一次コイル12の巻き始め側の引出線12Aへ1本の平角線で連続的に渡り、そのまま一次コイル11に隣接する柱状コア5Aに巻き上げて一次コイル12とし、引出線12Bはそのまま一次コイル13の巻き始め側の引出線13Aへ1本の平角線で連続的に渡り、そのまま一次コイル12に隣接する柱状コア5Aに巻き上げて一次コイル13とし、引出線13Bは一次コイル11の巻き始め側の引出線11Aへ1本の平角線で接続することができる。この場合、入力側のU相、V相、W相は、夫々引出線11Bと引出線12Aとの間の折り返し部分、引出線12Bと引出線13Aとの間の折り返し部分、および引出線13Bと引出線11Aとの間の接続部に接続すればよい。
同様に、二次コイル21、22、23においては、引出線21Bと引出線22Aとを接続線15Aで、引出線22Bと引出線23Aとを接続線15Bで、引出線23Bと引出線21Aとを接続線15Cで接続する代わりに、引出線21Bと引出線22A、引出線22Bと引出線23A、および引出線23Bと引出線21Aを直接接続してもよい。この場合、引出線21Bと引出線22Aとの接続部に出力側のU相を、引出線22Bと引出線23Aとの接続部に出力側のV相を、引出線23Bと引出線21Aとの接続部に出力側のW相を接続すればよい。
また、引出線21A、21B、22A、22B、23A、23Bを三相トランス30の外側に引き出して外部接続する代わりに、三相高周波トランス30の外側に引き出すことなく、折り返し連続巻きとしてもよい。具体的には、引出線21Bはそのまま二次コイル22の巻き始め側の引出線22Aへ1本の平角線で連続的に渡り、そのまま二次コイル21に隣接する柱状コア5Aに巻き上げて二次コイル22とし、引出線22Bはそのまま二次コイル23の巻き始め側の引出線23Aへ1本の平角線で連続的に渡り、そのまま二次コイル22に隣接する柱状コア5Aに巻き上げて二次コイル23とし、引出線23Bは二次コイル21の巻き始め側の引出線21Aへ1本の平角線で接続することができる。この場合、出力側のU相、V相、W相は、夫々引出線21Bと引出線22Aとの間の折り返し部分、引出線22Bと引出線23Aとの間の折り返し部分、および引出線23Bと引出線21Aとの間の接続部に接続すればよい。
高周波トランス30においては、接続線14A、14B、14Cに所定の電圧、電流の三相高周波電流を印加すると、電磁誘導により、U相、V相、W相が、一次コイル11と二次コイル21、一次コイル12と二次コイル22、および一次コイル13と二次コイル23との巻数比に応じた電圧、電流である三相高周波電流が接続線15A、15B、15Cに出力される。
4.実施形態4
本発明の高周波トランスにおいて1個の一次コイルに2個の二次コイルを配した例について以下に説明する。
実施形態4に係る高周波トランス40は、図9に示すようにE−E型のフェライトコア3と、フェライトコア3に巻回された一次コイル1および二次コイル24、25とを備える。
フェライトコア3は、実施形態1に係る高周波トランスと同様に、フェライトをE字型に焼結して形成されたE字型コア3Bを相対向するように2個組み合わせて上下方向から締め付け金具等を用いて押えて突き合わせたものである。したがって、図1および図2に示すように、フェライトコア3は、中央コア3Aと、中央コア3Aを外側から囲むように位置する外側コア3Cとに分けられる。
一次コイル1および二次コイル24、25は、何れも、平角線を中央コア3Aに上方から見て時計回り方向に、しかも所謂エッジワイズに、言い換えればその幅方向に屈曲させて巻回して形成されている。
一次コイル1は、平角線の巻き始めの部分とまき終わりの部分とが高周波トランス40の外側に突出するように形成され、引出線1A、1Bとされている。
二次コイル24、25も同様に、平角線の巻き始めの部分とまき終わりの部分とが高周波トランス40の外側に突出するように形成され、引出線24A、24B、25A、25Bとされている。
また、一次コイル1と二次コイル24、25とは、一次コイル1を構成する平角線の間隙内に、二次コイル24、25を構成する平角線が介在するように、言い換えれば一次コイル1を構成する平角線と二次コイル24、25を構成する平角線とが交互に並ぶように配設されている。
二次コイル24と二次コイル25とにおいては、図9および図10に示すように、二次コイル24の巻き終り側の引出線24Bと二次コイル25の巻き始め側の引出線25Aとが接続線26によって電気的に接続されることによって直列に接続されている。
一次コイル1は、二次コイル24、25よりも巻数が多い。したがって、二次コイル24、25から出力される高周波電流は、一次コイル1に入力される高周波電流よりも低電圧大電流である故に、二次コイル24、25を構成する平角線は、一次コイル1を構成する平角線と厚さは同一であるが幅が広い。なお、二次コイル24、25において一次コイル1よりも幅の広い平角線を用いる代わりに、厚さの厚い平角線を用いてもよい。但し、一次コイル1と二次コイル24、25とは等しい内径を有するようにすることが、一次コイル1と二次コイル24、25との結合度を高める上で好ましい。
一次コイル1および二次コイル24、25を構成する平角線については実施形態1のところで述べたとおりである。
以下、高周波トランス40の作用について説明する。一次コイル1の引出線1A、1Bを入力側に接続して所定の電圧、電流の高周波電流を印加すると、二次コイル24、25には夫々の巻数に応じた電圧、電流の高周波電流が流れる。ここで、二次コイル24と二次コイル25とは接続線26によって直列に接続されているから、二次コイル24の巻き始め側の引出線24Aと二次コイル25の巻き終わり側の引出線25Bとの間には、二次コイル24における電圧と二次コイル25における電圧との和に等しい電圧の高周波電流が出力される。
5.実施形態5
本発明の高周波トランスにおいて1個の一次コイルに2個の二次コイルを配した別の例について以下に説明する。
実施形態5に係る高周波トランス50は、図11、図12に示すように、一次コイル1に2個の二次コイル24、25が介装され、しかも、二次コイル24の巻き始め側の引出線24Aと二次コイル25の巻き始め側の引出線25A、および二次コイル24の巻き終わり側の引出線24Bと二次コイル25の巻き終わり側の引出線25Bとが夫々接続線27、28で電気的に接続されている。したがって、二次コイル24と二次コイル25とは並列に接続されている。なお、二次コイル24、25は平角線の巻数が同一である。
したがって、一次コイル1に所定の電圧、電流の高周波電流を印加すると、二次コイル側には、二次コイル24を流れる電流と二次コイル25を流れる電流との和に等しい電流の高周波電流が流れる。よって低電圧、大電流の高周波電流を出力できる。
高周波トランス50は、上記の点を除いては実施形態4に係る高周波トランスと構成、作用とも同一である。
本発明に係る高周波トランスは、シングルフォワード方式、フライバック方式、プッシュプル方式、ハーフブリッジ方式、フルブリッジ方式、マグアンプ方式、チョッパ方式などの各種方式のスイッチング電源装置や電力変換装置だけでなく、有機ELディスプレーやプラズマディスプレーにも好適に使用される。また、
図1は、実施形態1に係る高周波トランスの構成を示す側面図である。 図2は、実施形態1に係る高周波トランスの構成を示す平面図である。 図3は、実施形態1に係る高周波トランスの別の例について構成を示す側面図である。 図4は、実施形態1に係る高周波トランスの別の例について構成を示す平面図である。 図5は、実施形態2に係る高周波トランスの構成を示す側面図である。 図6は、実施形態2に係る高周波トランスの構成を示す平面図である。 図7は、実施形態3に係る高周波トランスの構成を示す側面図である。 図8は、実施形態3に係る高周波トランスの構成を示す平面図である。 図9は、実施形態4に係る高周波トランスの構成を示す側面図である。 図10は、実施形態4に係る高周波トランスの構成を示すブロック図である。 図11は、実施形態5に係る高周波トランスの構成を示す側面図である。 図12は、実施形態5に係る高周波トランスの構成を示すブロック図である。
符号の説明
1 一次コイル
1A 引出線
2A 引出線
2 二次コイル
3 フェライトコア
3A 中央コア
3B E字型コア
3C 外側コア
4 フェライトコア
4A コイル挿入部
5 三脚フェライトコア
5A 柱状コア
5B 天板
5C 底板
6 ボルト挿通孔
7 ボルト挿通溝
10 高周波トランス
11 一次コイル
12 一次コイル
13 一次コイル
11A 引出線
11B 引出線
12A 引出線
12B 引出線
13A 引出線
13B 引出線
14A 接続線
14B 接続線
14C 接続線
15A 接続線
15B 接続線
15C 接続線
20 高周波トランス
21 二次コイル
21A 引出線
21B 引出線
22 二次コイル
22A 引出線
22B 引出線
23 二次コイル
23A 引出線
23B 引出線
24 二次コイル
24A 引出線
24B 引出線
25 二次コイル
25A 引出線
25B 引出線
26 接続線
27 接続線
28 接続線
30 三相高周波トランス
40 高周波トランス
50 高周波トランス

Claims (9)

  1. フェライトコアと、
    平角線をその幅方向に屈曲させて前記フェライトコアに複数回巻回して形成された一次コイルと、
    前記一次コイルを形成する平角線と同一または異なる幅を有する平角線を、その幅方向に屈曲させて前記フェライトコアに1回または複数回巻回して形成された二次コイルと、
    を備え、
    前記一次コイルおよび二次コイルの一方を構成する平角線の間隙内に、前記一次コイルおよび二次コイルの他方を構成する平角線が介在する高周波トランス。
  2. 前記一次コイルと二次コイルとは内径が同一であり、且つ同心に配列されている請求項1に記載の高周波トランス。
  3. 前記一次コイルを構成する平角線と前記二次コイルを構成する平角線とは幅および厚さの少なくとも一方が互いに異なる請求項1または2に記載の高周波トランス。
  4. 前記一次コイルおよび二次コイルの一方は他方よりも巻数が多く、且つ、前記一方の一部に前記他方が介在している請求項1〜3の何れか1項に記載の高周波トランス。
  5. 前記一次コイルおよび二次コイルの一方に他方が複数個介在し、且つ、前記他方のコイルは直列または並列に接続されている請求項4に記載の高周波トランス。
  6. 前記フェライトコアは外鉄型コアである請求項1〜5の何れか1項に記載の高周波トランス。
  7. 前記フェライトコアは内鉄型コアである請求項1〜5の何れか1項に記載の高周波トランス。
  8. 前記フェライトコア、および前記一次コイルと二次コイルとの組が三相交流のU相、V相、W相に対応して3個ずつ設けられた三相高周波トランスである請求項1〜7の何れか1項に記載の高周波トランス。
  9. 前記一次コイルには単相交流が入力される単相高周波トランスである請求項1〜7の何れか1項に記載の高周波トランス。
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