JP2010048583A - 回転センサ - Google Patents

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Abstract

【課題】対向する電極間の静電容量変化が安定して電極同士の回転方向の対向面積変化に依存する静電容量式回転センサを提供する。
【解決手段】等角度間隔電極保持体120は、回転体110が取り付けられ軸中心で回転可能な回転軸部123と、回転軸部123から延びるように設けられ、等角度間隔電極128が取り付けられた1つまたは複数の張出し部121と、各張出し部121に設けられた少なくとも1つの第一係合部122とを含んで構成される。また、相電極132が取り付けられた相電極保持体130に、円環状の第二係合部131が設けられている。等角度間隔電極保持体120の回転軸部123が支持体140に回転可能に取り付けられた状態で、第一係合部122が、第二係合部131に係合し回転体110の回転に従って摺動可能である。
【選択図】図1

Description

本発明は、静電容量式回転センサに関する。
図10は、静電容量式回転センサ900の分解斜視図である。図示する静電容量式回転センサ900(以下、回転センサ900と云う。)は、本願発明に先立ち出願人が考案したものであり、これを公知の従来例であると自認するものではないが、本願発明である回転センサの理解のために対比例としてこれを採用する。図11(a)、(b)、(c)は、回転センサ900の上面図と、側面図と、C−C断面図を示している。
回転センサ900は、上面が開放された浅い円筒容器状の支持体940と、その支持体940の上からかぶさる円筒蓋状の回転体910を有する。回転体910は、支持体940にかぶさった状態で回転摺動自在とされている。回転体910の上面には放射状に複数の突条910aが形成されており、これら突条910aが形成された回転体910の上面を例えば指で押さえて回転体910に回転を与えることができる。
支持体940内の床面940aに主要部分が円形薄板状の相電極保持体930が例えば接着により固定されている。このとき、支持体940内の床面940aに形成された複数の位置決め突起940bと、相電極保持体930に形成された複数の位置決め孔930hとが互いに嵌合して相電極保持体930が位置決めされる。相電極保持体930の周縁の一円弧部933から導出部930cが支持体940の外周壁に形成された切り欠き943を通して外部に延長されている。回転体910の底面には外周径がほぼ相電極保持体930と同じ薄板環状の等角度間隔電極保持体920が例えば接着により固定されている。このため、相電極保持体930に対して等角度間隔電極保持体920は回転自在である。
相電極保持体930の上面930a(以下、相電極保持面と云う。)には一つ以上の相電極934が円周上に配置されており、等角度間隔電極保持体920の下面920a(以下、等角度間隔電極保持面と云う。)には一つ以上の等角度間隔電極924が円周上に配置されている。なお、等角度間隔電極924が複数の場合には、これらは等角度間隔に配置される。等角度間隔電極924と相電極934が互いに接触しないよう、等角度間隔電極保持体920と相電極保持体930は互いに間隔が保たれて対向している。
等角度間隔電極保持体920の、等角度間隔電極保持面920aとは反対側の面920bには閉環状の接続線925が形成されている。各等角度間隔電極924は、その電極領域内において等角度間隔電極保持体920を貫通して形成されたスルーホール924tを通して、いわゆるバイアホールの手法で接続線925に接続されている。これにより全ての等角度間隔電極924は互いに電気的に接続されて、相電極934に対して静電容量を形成する一つの浮遊電極として作用する。
同様に、相電極保持体930の、相電極保持面930aとは反対側の面930bには開環状の接続線935が形成されている。各相電極934は、その電極領域内において相電極保持体930を貫通して形成されたスルーホール934tを通して、いわゆるバイアホールの手法で接続線935に接続されている。これにより全ての相電極934は互いに電気的に接続されて、一つの電極を形成している。接続線935の一端は、導出部930c上に形成された導出線935dの一端に接続し、導出線935dの他端が導出部930c上に設けられている静電容量測定部980に接続されている。
相電極934と等角度間隔電極924との間の静電容量は、両者の対向面積に比例し、対向する電極間距離に反比例する。従って、対向する電極間距離が一定であるならば、静電容量は電極同士の対向面積に依存することになる。回転センサ900では、回転体910が回転すると、相電極934と等角度間隔電極924との対向面積が回転方向に変化し、この変化が静電容量の変化として現れる。この静電容量の変化を静電容量測定部980で検出することによって、直截的には等角度間隔電極保持体920の回転を検出できる。例えば等角度間隔電極924と同数の相電極934が等角度間隔に配置されている場合、静電容量の変化から等角度間隔電極保持体920の、延いては回転体910の回転角度を知ることができる。
このように、等角度間隔電極保持体の回転の検出は静電容量の変化に依存しているため、静電容量の変化に、検出したい回転運動以外に基づく影響が及ばないようにすることが求められる。換言すれば、一般的にこの種の静電容量式回転センサでは、静電容量の変化が電極同士の回転方向の対向面積変化に依存するようにすることが求められる。従って、等角度間隔電極保持体の回転軸中心がずれて回転方向以外に対向面積変化が生じたり、等角度間隔電極保持体が傾くことで対向する電極間距離が変化したりすると、静電容量変化に悪影響を及ぼし、延いては、回転センサとしての回転検出性能の劣化に直結する。
そこで本発明は、対向する電極間の静電容量変化が安定して電極同士の回転方向の対向面積変化に依存する静電容量式回転センサを提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明の回転センサは次の構成とされる。即ち、1つの電極または等角度間隔に配置されて互いに電気的に接続された複数の電極(等角度間隔電極)を保持する等角度間隔電極保持体と、1つの電極または互いに電気的に接続された複数の電極(相電極)を保持する相電極保持体と、相電極保持体を固定保持する支持体と、一軸回転可能であって、等角度間隔電極保持体と同軸連動するように等角度間隔電極保持体に取り付けられた回転体とを少なくとも含み、等角度間隔電極と相電極との対向面積が回転体の回転によって変化する回転センサであって、等角度間隔電極保持体は、回転体が取り付けられ、上記軸を中心として回転可能な回転軸部と、回転軸部から延びるように設けられ、等角度間隔電極が取り付けられた1つまたは複数の張出し部と、各張出し部に設けられた少なくとも1つの第一係合部とを含んで構成され、支持体または相電極保持体の少なくともいずれか一方に、円環状の第二係合部が設けられ、等角度間隔電極保持体の回転軸部が支持体に回転可能に取り付けられた状態で、第一係合部が、第二係合部に係合し回転体の回転に従って摺動可能とされたことを特徴とする。
本発明によれば、等角度間隔電極が取り付けられた張出し部は、回転軸部で支持されるのみならず、張出し部に備わる第一係合部が支持体または相電極保持体に設けられた第二係合部に係合することによっても支持されるので、(1)等角度間隔電極保持体が傾くことによる対向電極間距離の変化を防止でき、また、(2)等角度間隔電極保持体の回転軸中心がずれて回転方向以外に対向面積変化が生じることも防止できるので、対向する電極間の静電容量変化が安定して電極同士の回転方向の対向面積変化に依存することになる。
本発明の実施形態を図面参照して説明する。
[第1実施形態]
図1は、本発明の実施形態の一例に係わる静電容量式回転センサ100の分解斜視図である。図3は、静電容量式回転センサ100の断面図で、その組立て構造を示している。以下、静電容量式回転センサを単に回転センサと略記する。回転センサ100は、回転体110、等角度間隔電極保持体120、相電極保持体130、支持体140を具備して構成される。以下、各構成要素について説明する。
回転体110は、例えば合成樹脂で成形される。回転体110の外形状に限定はなく、本実施形態では図1および図3に示すように丈の低い有底円筒を逆さにした形状(婦人帽子のトークに類似した形状である。)に成形されている。
回転体110のほぼ平坦な上面部118、即ちトークで云うところの「天井」に相当する部分は、ユーザが指で押圧操作する部分に該当する。この上面部118には、ユーザの操作に際してユーザの指に引っ掛かることで操作性の向上に資するよう、放射状に複数の突条112が形成されている。
本実施形態の等角度間隔電極保持体120は、回転軸部123と、張出し部121と、第一係合部122とを含んで構成されており、その外観形状は洋傘の轆轤とこれに連結された支骨の如きものである。回転軸部123の外形状に限定はなく、本実施形態では図1および図2に示すように中空部125を持つ肉厚の円筒状に形成されている。図2(a)、(b)はそれぞれ、等角度間隔電極保持体120の側面図、図1の下方から見たときの斜視図である。
回転軸部123の外側壁には、これを一周する第一係止部129が設けられている。この第一係止部129は、本実施形態では断面V字溝状の凹部とされている。第一係止部129は、中空部125の開口部が在る回転軸部123の両端部123S、123Lのうち、端部123L拠りに位置するが、後に詳述する張出し部121の取付位置や支持体140に設けられた第二係止部141aとの相関で適宜に位置が決められる。
回転軸部123の外側壁のほぼ中央部分(本実施形態では、第一係止部129の位置よりもやや端部123S拠りに位置する部分である。)に、回転軸部123から延びるように張出し部121が設けられている。本実施形態では、12個の角棒状の張出し部121が回転軸部123から等角度間隔で放射状に延びる構成を例示している。各張出し部121の形状に格別の限定はなく、例えば扇形状としてもよい。また、張出し部121の個数も複数個に限定されず、一つでもよい。各張出し部121は、回転軸部123の端部123Lから等距離にある部位に設けられているため、等角度間隔電極保持体120の回転時にバランスが安定する。
張出し部121の、端部123Lに向かう側の面に略方形状の電極128が取り付けられている。各張出し部121が等角度間隔で設けられているため、各電極128は等角度間隔に配置されることになる。よって、電極128を等角度間隔電極ということにする。なお、各張出し部121が等角度間隔で配置される条件を満たすならば、1個の張出し部121につき1個の等角度間隔電極128を設ける構成に限定されない。各張出し部121に取り付けられた等角度間隔電極128は互いに電気的に接続されている(但し、電極128が一つの場合は除く。)。図では図示を略しているが、例えば、等角度間隔電極128に一端が接続しており張出し部121の長さ方向に伸ばされた導線の他端が回転軸部123を周回する導線に接続することで、等角度間隔電極128は互いに電気的に接続される。各等角度間隔電極128は、同じ形状で等面積であり、図2において一点鎖線で示された軸中心(回転軸部123の中空部125を通る軸中心)から等距離に位置する。つまり、複数の等角度間隔電極128について、軸中心に等角度間隔電極保持体120を360度未満の角度で回転させたとき、回転前の電極配置と同一の電極配置が現れる。
各張出し部121には、電極128が取り付けられている同一面に第一係合部122が設けられている。この第一係合部122は、本実施形態では半球状の凸部とされている。各第一係合部122は、図2において一点鎖線で示された軸中心から等距離に位置する。各第一係合部122は、各張出し部121の、等角度間隔電極128が取り付けられた部分よりも回転軸部123から離れた位置に設けられていることが好ましい。詳細は後述するが、各張出し部121は回転軸部123と第一係合部122とによって支持されるため、第一係合部122が回転軸部123から十分に離れていることが良い。
また、各張出し部121は、弾性を有する材料で形成されていて、回転軸部123の端部123Lの側に向かって延びるように設けられていることが好ましい。この理由は後述する。
なお、回転軸部123と各張出し部121とは一体に形成されてもよい。この場合、合成樹脂を材料としてモールド成形などで容易に回転軸部123と各張出し部121との一体構造を製造できる。
また、少なくとも張出し部121と等角度間隔電極128とを金属で一体に形成してもよい。この場合、張出し部121と等角度間隔電極128をインサート成形する手間や張出し部121において等角度間隔電極128の取り付け位置を決める手間を省ける。また、各等角度間隔電極間を電気的に接続する導線なども不要になる。つまり張出し部121自体が金属で形成されるので、敢えて等角度間隔電極128を独立に設ける必要がない。
また、回転軸部123と各張出し部121と等角度間隔電極128とを金属で一体に形成してもよい。
相電極保持体130は、外形状に限定はなく、本実施形態では図1に示すように、ドーナツ形の薄板部138aと方形状の薄板部138cとがドーナツ形薄板部138aの外周の一部にて同一平面上で一体に形成された形状を有している。ドーナツ形薄板部138aはその中央部に貫通孔135を有している。貫通孔135の周囲に一つ以上(図では3個)の位置決め用貫通孔139が設けられている。
相電極保持体130の一面138には、一つまたは複数の略方形状の電極132が取り付けられている(本実施形態では12個の電極132を例示している。)。相電極保持体130が複数の電極132を備える場合、各電極132の配置は等角度間隔でも、異なる角度間隔であってもよい。電極132を、等角度間隔電極128と区別して相電極ということにする。各相電極132は相電極保持体130の一面138の上に設けられた開環状の導線132aによって互いに電気的に接続されている。各相電極132は、同じ形状で等面積であり、図1において一点鎖線で示された軸中心(回転軸部123の中空部125を通る軸中心)から等距離に位置する。つまり、複数の相電極132が等角度間隔に配置されている場合、軸中心に相電極保持体130を360度未満の角度で回転させたとき、回転前の電極配置と同一の電極配置が現れるような位置に各相電極132が配置されている。
図では図示を略しているが、導線132aの一端は、相電極保持体130を貫通して形成されたスルーホールを通して、いわゆるバイアホールの手法で方形薄板部138c上に形成された導出線の一端に接続し、この導出線の他端が方形薄板部138c上に設けられている静電容量測定部180に接続されている。
相電極保持体130の一面138には、円環状の第二係合部131が設けられている。第二係合部131は、相電極保持体130の一面138に凸に形成された円環状の第一軌条部131aおよび第二軌条部131bと、溝部131cとからなる。第二軌条部131bの径は第一軌条部131aの径よりも大とされ、第一軌条部131aと第二軌条部131bは互いの中心を同じとするように配置されている。このため、第一軌条部131aと第二軌条部131bとの間に溝部131cが存在する。
支持体140は、例えば合成樹脂で成形される。支持体140の外形状に限定はなく、本実施形態では図1および図3に示すように、回転体110の径よりも小さい径を持つ丈の低い有底円筒形状(婦人帽子のトークを逆様にした形状に類似した形状である。)に成形されている。支持体140の側壁部の一部には切り欠き部147が設けられている。支持体140の内底面148には、相電極保持体130の位置決め用貫通孔139の径よりも小とされた径を持つ円筒状凸部149が設けられている。また、支持体140は、一つまたは複数の第二係止部141を含んで構成されている。この第二係止部141は、内底面148の中央部に立設されている。図示する本実施形態では、一点鎖線で示された軸中心を持つ円筒状部材を4個の間隙で隔絶することで得られる4個の第二係止部141を例示している。これら第二係止部141で囲まれた部分(空間)が軸受部141cとされる。各第二係止部141は、その内壁部に、一点鎖線で示された軸中心に向かって断面V字状に凸とされた爪部141aを有している。
次に、上記説明した回転体110、等角度間隔電極保持体120、相電極保持体130、支持体140を構成部品として、本実施形態の回転センサ100の組み立て、および、組み立て完成状態での構成を図3を参照して説明する。
まず、回転体110が等角度間隔電極保持体120に固定される。本実施形態では、等角度間隔電極保持体120の端部123Sが、回転体110の背面119の中央部に、図1にて一点鎖線で示された軸中心を一致させるようにして例えば接着によって固定される。
一方、相電極保持体130が、支持体140の内底面148に相電極保持体130のドーナツ形薄板部138aが載せられ、支持体140の切り欠き部147に相電極保持体130の方形薄板部138cが嵌るようにして、支持体140に例えば接着によって固定される。このとき、相電極保持体130の位置決め用貫通孔139に支持体140の円筒状凸部149が挿嵌することで相電極保持体130の位置決めがなされ、相電極保持体130の貫通孔135に支持体140の各第二係止部141が挿通する。
そして、回転体110が固定された等角度間隔電極保持体120が、その端部123Lが支持体140の軸受部141cに嵌入するように、支持体140に取り付けられる(図3下段参照)。なお、各第二係止部141の爪部141aが等角度間隔電極保持体120の第一係止部129に嵌まり込むことで、等角度間隔電極保持体120が支持体140から外れることが防止される。また、回転軸部123の外側壁にこれを一周するように設けられた第一係止部129に各第二係止部141の爪部141aが嵌まり込む構成であるから、等角度間隔電極保持体120の回転軸部123は図1に示す一点鎖線で示された軸中心で回転自在である。
等角度間隔電極保持体120が支持体140に完全に取り付けられた状態で、各張出し部121に取り付けられた各等角度間隔電極128を含む面は、相電極保持体130の各相電極132を含む面と平行に対向する。
等角度間隔電極保持体120の各張出し部121が、弾性を有する材料で形成されていて、回転軸部123の端部123Lの方に向かって延びるように設けられている場合、等角度間隔電極保持体120が支持体140に完全に取り付けられる前に、各張出し部121の各第一係合部122が第二係合部131の第一軌条部131aに当接する(図3中段参照)。そして、等角度間隔電極保持体120が軸受部141cに押し込まれると、各張出し部121が図の紙面上方に向かって展開し、各第一係合部122が第一軌条部131aと第二軌条部131bの両方に当接支持されて溝部131cに嵌ることで、各第一係合部122と第二係合部131との係合が完了する(図3下段参照)。各張出し部121は弾性を有する材料で形成されているため、図の紙面上方に向かって展開することが可能であるとともに、上記係合完了後、各第一係合部122を第二係合部131に押し付ける力が働く。このため、回転軸部123が回転中に傾いたとしても(既述のとおり、第一係止部129が第二係止部141に嵌合する構成であるから、この傾く角度は僅かである。)、傾いた側に位置する等角度間隔電極128は上記係合によって相電極132に対する接近が防止されて等角度間隔電極128と各相電極132との間の距離が一定に保たれ、反対側に位置する等角度間隔電極128は張出し部121の弾性によって上記係合が維持されるように図の紙面下方に向かって押されて等角度間隔電極128と各相電極132との間の距離が一定に保たれる。このように、回転軸部123が傾いたとしても、各等角度間隔電極128を含む面と各相電極132を含む面との距離は一定に保たれる。
このような動作機構を考慮すると、各第一係合部122と第二係合部131との係合は回転軸部123から十分に離れている位置でなされることが好ましい。具体的には、各第一係合部122と第二係合部131との係合は、各電極と回転軸部123との距離よりも遠い位置にてなされることがよい。つまり、各第一係合部122は各等角度間隔電極128が取り付けられた位置よりも遠くに位置し、第二係合部131は各相電極132が取り付けられた位置よりも遠くに位置する。
また、各第一係合部122が第一軌条部131aと第二軌条部131bの両方に当接支持されて溝部131cに嵌るように、各第一係合部122が第二係合部131に係合しているため、回転軸部123が水平方向にずれることが防止される。
組み立て完成状態での回転センサ100では、回転体110が図1に示す一点鎖線で示された軸中心に回転可能であり、等角度間隔電極保持体120が回転体110と同軸連動する。このとき、第一係合部122は、第二係合部131に係合した状態のまま、回転体110の回転に従って第二係合部131の上を摺動する。
また、等角度間隔電極128と相電極132との対向面積が回転体110の回転によって変化する。つまり、回転体110を回転させると、各等角度間隔電極128の各相電極132に対する配置が変化するため、等角度間隔電極128と相電極132との対向面積の変化が生じる。この対向面積の変化が静電容量の変化になって現れ、これが静電容量測定部180にて検出される。等角度間隔に各相電極132が配置されている場合、静電容量変化は1相のみで得られるから、回転センサ100は回転体110(等角度間隔電極保持体120と言っても差し支えない。)の回転角度を検出することができる。また、各相電極132が二つのグループに分けられ、各グループでは等角度間隔に配置されているものの、一方グループの各相電極と等角度間隔電極との総対向面積が最大になるときと他方グループの各相電極と等角度間隔電極との総対向面積が最大になるときが一致しないように、各グループの配置が定められている場合、静電容量変化は2相で得られるから、回転センサ100は回転体110(等角度間隔電極保持体120と言っても差し支えない。)の回転角度と回転方向を検出することができる。このことは、特許協力条約に基づく国際出願(出願番号:PCT/JP2008/056320)に詳しい。
第1実施形態では、第二係合部131を相電極保持体130に設ける構成としたが、これを支持体140に設ける構成に変更することができる。この場合には、相電極保持体130の方形薄板部138cを設けることなく、例えば静電容量測定部180を相電極保持体130の一面138上に設ければよい。
さらに、第1実施形態では、第一係合部122を半球状の凸部とし第二係合部131を溝部131cを有する凹部としたが、第一係合部122を凹部とし第二係合部131を凸部を持つ構造に変更することもできる。
さらに、第1実施形態では、第一係止部129を凹部とし第二係止部141を凸とされた爪部141aを持つ凸部としたが、第一係止部129を凸部とし第二係止部141を凹部を持つ構造に変更することもできる。
[第2実施形態]
次に、本発明である回転センサの第2実施形態を説明する。
第1実施形態では、棒状の各張出し部121の先端近傍に取り付けられた各第一係合部122が第二係合部131の上を摺動するため、各張出し部121の強度や各第一係合部122と第二係合部131との間の摩擦抵抗の大きさによっては、各張出し部121に回転方向の力学的負担がかかる。そこで、第2実施形態では、等角度間隔電極保持体120の強度を上げる観点から、図4に示すように隣り合う張出し部121同士を連結部材126で連結する。
第1実施形態で説明したように、等角度間隔電極保持体120の各張出し部121が、弾性を有する材料で形成されていて、回転軸部123の端部123Lの方に向かって延びるように設けられている場合、等角度間隔電極保持体120が軸受部141cに押し込まれると、各張出し部121が図の紙面上方に向かって展開し、各第一係合部122が第二係合部131に係合する。従って、各張出し部121の展開を可能ならしめるため、連結部材126を可撓性を有する部材とすることが好ましい。
連結部材126の外形状に限定はないが、第2実施形態では各張出し部121の開放端部を被覆する端部被覆部126aと、これらと一体に形成され端部被覆部126a同士を連結する弓状連結部126bを含んで構成される。弓状連結部126bは、各張出し部121の展開時に曲率が小さくなるように変化する。
連結部材126が取り付けられた等角度間隔電極保持体120aを用いて、図5に示す回転センサ100aを構成することができる。回転センサ100aは、等角度間隔電極保持体120を等角度間隔電極保持体120aに変更したことを除き第1実施形態と同様であるから説明を略する。
[第3実施形態]
続いて、本発明である回転センサの第3実施形態を図6および図7を参照して説明する。
第3実施形態は、第1実施形態の回転センサ100に押釦を設けた構成である。第1実施形態を前提に第3実施形態を説明するので第1実施形態と異なる技術事項を説明する。第1実施形態と同一の構成要素には同じ符号を割り当てて説明を略する。なお、第3実施形態は第1実施形態を前提にしてのみ成立する形態ではなく、第2実施形態で説明した等角度間隔電極保持体120aを用いた構成に変更できる。
第1実施形態の構成要素に加えて、新たな構成要素であるセンターキー150bと可動接点160bが加わっている。可動接点160bについては後述する。
センターキー150bは、例えば合成樹脂で成形される。センターキー150bの外形状に限定はなく、第3実施形態では図6に示すように、センターキー150bは、円形薄板の押圧操作部151、この押圧操作部151の径よりも大とされた径を持つ円形薄板部152、円柱状の押圧部155を含んで構成される。押圧操作部151を上段とし円形薄板部152を下段として一点鎖線で示す軸中心を共通に持つように重ねられており、フランジ部152aが形成される。また、円形薄板部152に押圧部155が一点鎖線で示す軸中心を共通に持つように取り付けられている。
回転体110bには、回転体110と異なり、センターキー150bの押圧操作部151が遊挿される貫通孔115が設けられている。
等角度間隔電極保持体120bは、回転軸部123が回転軸部123bに変更されている点で等角度間隔電極保持体120と異なる(図7参照)。
中空部125を持つ略円筒状の回転軸部123bの端部123Sb(回転軸部123の端部123Sに相当する。)は回転軸部123bの径よりも大となるように拡幅されており、中空部125に連なる空間の収容部125bが形成されている。この収容部125bの径は、少なくともセンターキー150bの円形薄板部152の径よりも大とされる。また、回転軸部123bの端部123Lb(回転軸部123の端部123Lに相当する。)では、中空部125に連なる空間の収容部125cが形成されており、この収容部125cの径は、中空部125の径よりも大であって、後述する第二係止部141bの外径よりも大とされる。端部123Lbでは、第一係止部129が設けられる替わりに、収容部125cの内側壁に、これを一周する第一係止部129bが設けられている。この第一係止部129bは、第3実施形態では断面V字溝状の凹部とされている。
等角度間隔電極保持体130bは、貫通孔135にスイッチが設けられている点で等角度間隔電極保持体130と異なる。
貫通孔135の周縁から4つの橋梁部138pが延設され、これらによって、貫通孔135の中央部に形成された円形薄板部138eとドーナツ形薄板部138aとが一体となっている。この結果、ドーナツ形薄板部138aと円形薄板部138eとの間に4つの貫通孔135bが形成されている。円形薄板部138eの、ドーナツ形薄板部138aの一面138と同一側の面には、一点鎖線で表される軸中心が位置する部分に1個の第一固定接点138sと、この第一固定接点138sの周囲に配置された3個の第二固定接点138rが設けられている。図では図示を略しているが、第一固定接点138sの直下にバイアホールが形成されており、等角度間隔電極保持体130bの面138の背面に形成された導線を通じて、第一固定接点138sと図示省略の押釦通電検出部とが接続されている。同様に、各第二固定接点138rの直下にバイアホールが形成されており、等角度間隔電極保持体130bの面138の背面に形成された導線を通じて、各第二固定接点138rと押釦通電検出部とが接続されている。
可動接点160bは、弾性導電体、例えば薄い金属で形成され、丈の低い半球状の円蓋部162とこの円蓋部162の縁に設けられたフランジ部161からなる帽子状の形状とされる。フランジ部161の径は、各第二固定接点138rを通る円の径とほぼ同じとされる。
相電極保持体140bは、第二係止部141がそれぞれ第二係止部141bに変更されている点で相電極保持体140と異なる。
相電極保持体140の各第二係止部141は、その内壁部に、一点鎖線で示された軸中心に向かって断面V字状に凸とされた爪部141aを有していたが、各第二係止部141bは、その外壁部に、一点鎖線で示された軸中心から離れる方向に向かって断面V字状に凸とされた爪部141abを有している。
次に、上記説明した回転体110b、センターキー150b、等角度間隔電極保持体120b、可動接点160b、相電極保持体130b、支持体140bを構成部品として、本実施形態の回転センサ100bの組み立て、および、組み立て完成状態での構成を図8および図9を参照して説明する。
まず、等角度間隔電極保持体120bの収容部125bにセンターキー150bが収容される。この際、センターキー150bの押圧部155が、等角度間隔電極保持体120bの中空部125に遊挿される。
そして、回転体110bが等角度間隔電極保持体120bに固定される。本実施形態では、等角度間隔電極保持体120bの端部123Sbが、回転体110bの背面119bに、図6に示す一点鎖線で示された軸中心を一致させるようにして例えば接着によって固定される。この際、回転体110bの貫通孔115にセンターキー150bの押圧操作部151が遊挿され、センターキー150bのフランジ部152aは貫通孔115の縁近傍に当接可能となっている。このため、センターキー150bが貫通孔115から抜け出てしまうことが防止されている。
一方、相電極保持体130bが、支持体140bの内底面148に相電極保持体130bのドーナツ形薄板部138aが載せられ、支持体140bの切り欠き部147に相電極保持体130bの方形薄板部138cが嵌るようにして、支持体140bに例えば接着によって固定される。このとき、相電極保持体130bの位置決め用貫通孔139に支持体140bの円筒状凸部149が挿嵌することで相電極保持体130bの位置決めがなされ、相電極保持体130bの貫通孔135bに支持体140bの各第二係止部141bが挿通する。また、可動接点160bが、そのフランジ部161が第二固定接点138rに接触するように、相電極保持体130bに載置固定される。この状態では、可動接点160bの円蓋部162は、第一固定接点138sに接触せずこれを覆っている。
そして、回転体110bが固定された等角度間隔電極保持体120bが、その端部123Lbの収容部125cに支持体140bの軸受部141cを収容するように、支持体140bに取り付けられる(図8下段参照)。各第二係止部141bの爪部141abが等角度間隔電極保持体120bの第一係止部129bに嵌まり込むことで、等角度間隔電極保持体120bが支持体140bから外れることが防止される。また、収容部125cの内側壁にこれを一周するように設けられた第一係止部129bに各第二係止部141bの爪部141abが嵌まり込む構成であるから、等角度間隔電極保持体120bの回転軸部123bは図6に示す一点鎖線で示された軸中心で回転自在である。
この組立て完成状態では、センターキー150bの押圧部155が、可動接点160bの円蓋部162に当接しており、円蓋部162の弾性にて支持されていて、センターキー150bのフランジ部152aが、回転体110bの貫通孔115の縁近傍に当接している(図8下段参照)。そして、センターキー150bの押圧操作部151が紙面下方に向かって押されると、センターキー150bの押圧部155が可動接点160bの円蓋部162を押し、円蓋部162が第一固定接点138sと接触する(図9参照)。このため、第一固定接点138sと第二固定接点138rとが電気的に接続されることになる。押圧操作部151に対する押圧力が解除されると、円蓋部162がその弾性にて元の湾曲状態に回復し、この結果センターキー150bが紙面上方に向かって押し戻される。
このような構成であっても、センターキー150bの押圧操作部151が回転体110bの貫通孔115に遊挿され、センターキー150bの押圧部155が、等角度間隔電極保持体120bの中空部125に遊挿されているので、センターキー150bの存在に関わらず、回転体110bと等角度間隔電極保持体120bの回転運動が第1実施形態と同様に実現される。
第3実施形態では、第一固定接点138sと各第二固定接点138rを相電極保持体130bに設けたが支持体140bに設ける構成に変更することも可能である。
以上の実施形態の他、本発明である回転センサは上述の実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更が可能である。また、各実施形態に現れる技術的特徴を互いに両立する範囲で組合せ自由に実施できる。
第1実施形態の静電容量式回転センサ100の分解斜視図。 (a)静電容量式回転センサ100に含まれる等角度間隔電極保持体120の側面図、(b)下方斜視図。 静電容量式回転センサ100の組立て構造を説明する断面図。 (a)第2実施形態における等角度間隔電極保持体120aの上方斜視図、(b)上面図。 第2実施形態の静電容量式回転センサ100aの分解斜視図。 第3実施形態の静電容量式回転センサ100bの分解斜視図。 第3実施形態における等角度間隔電極保持体120bの側面図。 静電容量式回転センサ100bの組立て構造を説明する断面図(非押圧時)。 静電容量式回転センサ100bの組立て構造を説明する断面図(押圧時)。 静電容量式回転センサ900の分解斜視図。 (a)静電容量式回転センサ900の上面図、(b)側面図、(c)C−C断面図。
符号の説明
100 回転センサ
100a 回転センサ
100b 回転センサ
110 回転体
110b 回転体
112 突状
120 等角度間隔電極保持体
120b 等角度間隔電極保持体
121 張出し部
122 第一係合部
123 回転軸部
125 中空部
125a 収容部
125c 収容部
126 連結部材
126a 端部被覆部
126b 弓状連結部
128 等角度間隔電極
129 第一係止部
130 相電極保持体
130b 相電極保持体
131 第二係合部
131a 第一軌条部
131b 第二軌条部
131c 溝部
132 相電極
135 貫通孔
140 支持体
140b 支持体
141 第二係止部
141a 爪部
141ab 爪部
141b 第二係止部
141c 軸受部
147 切り欠き部
148 内底面
150b センターキー
151 押圧操作部
152 円形薄板部
152a フランジ部
160b 可動接点
162 円蓋部
161 フランジ部
180 静電容量測定部

Claims (11)

  1. 1つの電極または等角度間隔に配置されて互いに電気的に接続された複数の電極(以下、等角度間隔電極という。)を保持する等角度間隔電極保持体と、
    1つの電極または互いに電気的に接続された複数の電極(以下、相電極という。)を保持する相電極保持体と、
    上記相電極保持体を固定保持する支持体と、
    一軸回転可能であって、上記等角度間隔電極保持体と同軸連動するように上記等角度間隔電極保持体に取り付けられた回転体と
    を少なくとも含み、上記等角度間隔電極と上記相電極との対向面積が上記回転体の回転によって変化する回転センサであって、
    上記等角度間隔電極保持体は、
    上記回転体が取り付けられ、上記軸を中心として回転可能な回転軸部と、
    上記回転軸部から延びるように設けられ、上記等角度間隔電極が取り付けられた1つまたは複数の張出し部と、
    各上記張出し部に設けられた少なくとも1つの第一係合部と
    を含んで構成され、
    上記支持体または上記相電極保持体の少なくともいずれか一方に、円環状の第二係合部が設けられ、
    上記等角度間隔電極保持体の上記回転軸部が上記支持体に回転可能に取り付けられた状態で、上記第一係合部が、上記第二係合部に係合し上記回転体の回転に従って摺動可能とされた
    ことを特徴とする回転センサ。
  2. 上記第一係合部および上記第二係合部は、一方が凸部で他方が凹部とされている
    ことを特徴とする請求項1に記載の回転センサ。
  3. 上記第一係合部は、上記張出し部の、上記等角度間隔電極が取り付けられた部分よりも上記回転軸部から離れた位置に設けられている
    ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の回転センサ。
  4. 各上記張出し部は、
    弾性を有するとともに、上記回転軸部の上記支持体に取り付けられる側に向かって延びるように設けられている
    ことを特徴とする請求項1から請求項3のいずれかに記載の回転センサ。
  5. 上記回転軸部と各上記張出し部とが一体形成されている
    ことを特徴とする請求項1から請求項4のいずれかに記載の回転センサ。
  6. 少なくとも上記張出し部と上記等角度間隔電極とが金属で一体形成されている
    ことを特徴とする請求項1から請求項5のいずれかに記載の回転センサ。
  7. 各上記張出し部は、棒状に形成されている
    ことを特徴とする請求項1から請求項6のいずれかに記載の回転センサ。
  8. 各上記張出し部は、上記回転軸部の上記回転体が取り付けられる端部とは反対側の端部から等距離にある部位に設けられている
    ことを特徴とする請求項1から請求項7のいずれかに記載の回転センサ。
  9. 複数の各上記張出し部が可撓性部材で連結されている
    ことを特徴とする請求項1から請求項8のいずれかに記載の回転センサ。
  10. 上記回転軸部の上記回転体が取り付けられる端部とは反対側の端部に第一係止部が設けられ、
    上記支持体に第二係止部が設けられ、
    上記第一係止部および上記第二係止部は、一方が凸部で他方が凹部とされ、
    上記第一係止部が上記第二係止部に嵌合可能である
    ことを特徴とする請求項1から請求項9のいずれかに記載の回転センサ。
  11. 上記相電極保持体または上記支持体は、上記軸が位置する部分に配置された第一固定接点と、この第一固定接点の周囲に配置された第二固定接点とを含み、
    弾性導電体により形成され上記第一固定接点を覆い上記第二固定接点に載せられる可動接点と、上記可動接点を押圧可能な押圧部を設けたセンターキーを更に含み、
    上記回転体の中央部分に、上記押圧部の背部に設けられた上記センターキーの押圧操作部が遊挿される貫通孔が設けられており、
    上記回転軸部の中央部分に、上記センターキーの押圧部が遊挿される貫通孔が設けられており、
    上記センターキーが押されることで上記可動接点が上記第一固定接点と接触し、上記第一固定接点と上記第二固定接点とが電気的に接続される
    ことを特徴とする請求項1から請求項10のいずれかに記載の回転センサ。
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