JP2010047966A - ドアパネル - Google Patents

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亮二 宇戸
Takahiro Goto
隆弘 後藤
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Abstract

【課題】外側板に、凹凸状にプレス成形した内側板を固定した構造において、十分な剛性を確保できるドアパネルを提供する。
【解決手段】ドアパネル21は、外側板24と、この外側板24に対し凹凸状にプレス成形して複数の凹部25の一部を外側板24の内側面に固定した内側板26とを具備している。内側板26の凹部25は、外側板24の内側面に固定した複数の凹形セル31,32,33,34,35,36と、これらの凹形セル間を連結するように設けた、外側板24に接触しない深さの凹形リブ37,38,39とを備えている。
【選択図】図1

Description

本発明は、外側板と凹凸状にプレス成形された内側板とを備えたドアパネルに関する。
作業機械のカバー体構造としては、外側板および凹凸状にプレス成形された内側板からなる2重構造のものがあり、その内側板は複数の凹部を外側板に接着するとともに、外側板の周縁部をヘミング加工することにより、外側板と内側板とを固定している(例えば、特許文献1参照)。
特開平9−228412号公報(第2−3頁、図2−8)
内側板に設けられた複数の凹部は、個々に独立しているため、その間での剛性が十分でない。特に、ねじれに対する剛性が低い。
本発明は、このような点に鑑みなされたもので、外側板に、凹凸状にプレス成形された内側板を固定した構造において、十分な剛性を確保できるドアパネルを提供することを目的とする。
請求項1に記載された発明は、外側板と、外側板に対し凹凸状にプレス成形されて複数の凹部の一部を外側板の内側面に固定された内側板とを具備し、内側板の凹部は、外側板に固定された複数の凹形セルと、これらの凹形セル間を連結するように設けられた外側板に接触しない深さの凹形リブとを備えたドアパネルである。
請求項2に記載された発明は、請求項1記載のドアパネルにおる凹形リブが、凹形セルの1/2〜1/3の深さに形成されたものである。
請求項3に記載された発明は、請求項1または2記載のドアパネルにおいて、複数の凹形リブが交差して形成されたものである。
請求項1に記載された発明によれば、内側板の凹部として、外側板に固定された複数の凹形セルに加えて、これらの凹形セル間を連結するように外側板に接触しない深さの凹形リブを設けたので、凹形リブが擬似的に内部リブとして複数の凹形セル間を補強する構造となり、ドアパネルの剛性を上げることができ、特に、ねじれに対する剛性が高くなる。
請求項2に記載された発明によれば、外側板に固定される凹形セルの1/2〜1/3の深さに形成された凹形リブにより、十分な剛性を確保できる。
請求項3に記載された発明によれば、交差して形成された複数の凹形リブにより、さらに剛性を高めることができる。
以下、本発明を、図1乃至図3に示された一実施の形態を参照しながら詳細に説明する。
図3は、作業機械としての油圧ショベル10を示し、下部走行体11に上部旋回体12が旋回可能に設けられ、この上部旋回体12上にキャブ13、作業装置14、エンジンなどの動力装置15が搭載されている。動力装置15は、上部カバー16およびサイドドア17などにより覆われている。
図1に示されるように、サイドドア17は、ドアパネル21と、このドアパネル21の一側部に取付けられた1対のヒンジ22と、他側部の下部に設けられたラッチ装置23とを具備している。ヒンジ22は、上部旋回体12の機体側フレームの一側部に取付けられ、ラッチ装置23は、機体側フレームの他側部の金具に係脱される。
図2に示されるように、ドアパネル21は、外側板24と、この外側板24に対し凹凸状にプレス成形されて複数の凹部25の一部を外側板24の内側面に固定された内側板26とを具備している。
外側板24は、内側板26の1.2〜5.0倍の板厚にする。言い換えれば、内側板26は、外側板24より薄い板厚の鉄板を用いる。例えば、外側板24を1.2mmの鉄板とした場合、内側板26は、相反する強度と加工性とを満足するために、0.6mm、0.8mmなどの鉄板を用いることが望ましい。
外側板24と内側板26との間の空間には、発泡材27が充填されている。この発泡材27は、外側板24または内側板26の内面に貼付された未発泡状態のシート状の発泡素材を加熱して発泡させたもので、発泡素材は、20倍程度の体積膨張率を有する高発泡性のゴム系吸音材が望ましい。
外側板24の外周縁部は、内側板26の周縁部を包みこむように折返し平坦に押しつぶして形成したヘミング加工部28により、内側板26の周縁部を咬込み結合する。内側板26の周縁部および凹部25は、接着剤29により外側板24に接着されている。この接着剤29は、粘性と熱硬化性を有するペーストタイプ構造用接着剤が望ましい。
内側板26の凹部25および対応する外側板24の箇所には、通気穴を穿設しても良い。
図1に示されるように、内側板26の凹部25は、外側板24の内側面に固定された複数の凹形セル31,32,33,34,35,36と、これらの凹形セル間を連結するように設けられた外側板24に接触しない深さの凹形リブ37,38,39とを備えている。
比較的小型の凹形セル31,32,33どうしは、主として単一の凹形リブ37で連結し、比較的大型の凹形セル34,35,36どうしは、主として複数の凹形リブ38で連結し、また、特に強度が必要な箇所では、4つの凹形セル32,32,35,35が、交差して形成された複数の凹形リブ39,39により連結されている。
比較的大型の凹形セル34,35,36の内部には、補強と接着剤溜り部とを兼ねた凸形リブ41が設けられ、円形の凹形セル32の中央部には、接着剤溜り部の突起部42が成形されている。これらの凸形リブ41および突起部42の内空部は、過剰に塗布された接着剤の逃げ場または溜り場として機能するとともに、凹形セル32,34,35,36での均一な接着剤塗布厚を確保している。
図2に示されるように、内側板26の凹形リブ37の深さhは、凹形セル32の深さHの1/2〜1/3の深さに形成されている。
次に、このドアパネル21の製造方法を説明する。
外側板24と内側板26とを、外側板24の周縁部のヘミング加工部28と、図示しない固定治具により固定した状態で焼付塗装用加熱炉に入れて、これらの間に塗布されている熱硬化性の接着剤29を硬化させ、外側板24と内側板26とを接着する。
このとき、外側板24または内側板26の内面に貼付された発泡素材を、焼付塗装用加熱炉の加熱により発泡させて、外側板24と内側板26との間の空間内に発泡材27を充填し、さらに、焼付塗装用加熱炉の加熱により、外側板24および内側板26の外表面に予め吹付けられた塗料を焼付ける。
例えば、接着剤29の熱硬化は、150℃で5分間の加熱をし、発泡材27の発泡は、150℃で20分間の加熱をし、焼付塗装は、180℃〜200℃で20分間の加熱をする。これらの加熱は、既存の焼付塗装用加熱炉を用いて行なうことができる。
次に、図示された一実施の形態の効果を説明する。
外側板24とこの外側板24より薄い内側板26とで形成された中空の閉断面構造により軽量化を図ることができるとともに、内側板26とこれより厚い外側板24とで形成された十分な高さをもった中空の閉断面構造により、外側からの衝撃に対して十分な強度を確保できる強固なドアパネル21を安価に提供できる。
外側板24と内側板26との間に充填された発泡材27により振動を吸収して、ドアパネル21自体から発生する音を効果的に減衰させることができ、すなわち音の減衰効果が高く、低騒音化を図ることができる。
内側板26の凹部25として、外側板24の内側面に固定された複数の凹形セル31,32,33,34,35,36に加えて、これらの凹形セル間を連結するように外側板24に接触しない深さの凹形リブ37,38,39を設けたので、これらの凹形リブ37,38,39が擬似的に内部リブとして複数の凹形セル31,32,33,34,35,36間を補強する構造となり、ドアパネル21の剛性を上げることができ、特に、ねじれに対する剛性が高くなる。
外側板24に固定される凹形セル31,32,33,34,35,36の1/2〜1/3の深さに形成された凹形リブ37,38,39により、十分な剛性を確保できる。
交差して形成された複数の凹形リブ39により、さらに剛性を高めることができる。
本発明は、油圧ショベル、ローダ、ブルドーザなどの作業機械の例えばラジエータ室、バッテリ室またはポンプ室などのサイドドアとして利用可能である。
本発明に係るサイドドアの一実施の形態を示す斜視図である。 図1のII−II線断面図である。 同上サイドドアを備えた作業機械の平面図である。
符号の説明
24 外側板
25 凹部
26 内側板
31,32,33,34,35,36 凹形セル
37,38,39 凹形リブ

Claims (3)

  1. 外側板と、
    外側板に対し凹凸状にプレス成形されて複数の凹部の一部を外側板の内側面に固定された内側板とを具備し、
    内側板の凹部は、
    外側板に固定された複数の凹形セルと、
    これらの凹形セル間を連結するように設けられた外側板に接触しない深さの凹形リブとを備えた
    ことを特徴とするドアパネル。
  2. 凹形リブは、凹形セルの1/2〜1/3の深さに形成された
    ことを特徴とする請求項1記載のドアパネル。
  3. 複数の凹形リブが交差して形成された
    ことを特徴とする請求項1または2記載のドアパネル。
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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6337479U (ja) * 1986-08-29 1988-03-10
JPH09228412A (ja) * 1996-02-22 1997-09-02 Shin Caterpillar Mitsubishi Ltd 建設機械におけるカバー体構造

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