JP2010045461A - 携帯端末およびそのロックの設定方法。 - Google Patents

携帯端末およびそのロックの設定方法。 Download PDF

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Abstract

【課題】ロックの設定を容易に行うことができる携帯端末およびそのロックの設定方法を提供する。
【解決手段】携帯端末10は、自端末の機能の使用の制限または制限の解除に関する条件を初期設定情報DAT1として記憶するメモリ16と、自端末の使用状態が、メモリの初期設定情報の条件を満足するか否かを判別する判別部と、自端末が取得したメモリの設定情報を変更する設定情報変更信号によって変更された設定情報に基づいて、判別部が自端末の使用状態がメモリの初期設定情報の条件を満足するものと判別した場合に、メモリに記憶されている自端末の機能の使用の制限または制限の解除に関する条件の変更を要求する制限変更要求信号S2を生成する生成部と、生成部が生成した制限変更要求信号を検知した場合に、メモリに記憶された変更された設定情報に基づいて自端末の機能の使用の制限または制限の解除を行う制限解除部とを有する。
【選択図】図3

Description

本発明は、ロック機能を有する携帯電話機等の携帯端末およびそのロックの設定方法に関するものである。
管理者のみが特定の機能の使用にロックを掛け、このロックを解除することができる(ロック機能という)携帯電話機等の携帯端末が、会社等で広く使用されている。
たとえば、会社等の管理者が従業員等に携帯端末を所持させた場合、管理者は、電子メール等、携帯端末の社内通話機能以外の機能にロックを掛け、従業員等には社内通話のみを許可することができる。このように、携帯端末の特定の機能にロックを掛けることにより、セキュリティの向上を図ることができる。
特開2005−184153号公報
セキュリティ向上の反面、社外では、従業員等はこの携帯端末を用いて通話をすることができない。したがって、従業員等が社外で携帯端末を用いて通話を行うためには、事前に管理者が通話機能の制限を解除しておく必要がある。
この場合、管理者は、従業員等の携帯端末に対して、次のようなロックの再設定を行う。たとえば、管理者は、従業員等が外出する前に、従業員等から携帯電話を回収し、社外で通話ができるように、制限したロックを解除し、再設定後の携帯端末を従業員に渡す。従業員等が社内に戻ってきた場合に、管理者は、再び従業員等から携帯端末を回収し、社内通話機能のみを使用できるように社内通話機能以外の機能にロックを掛ける。
このように、管理者は、従業員等が外出する度に、携帯端末のロックを再設定する必要があるため、非常に不便である。
したがって、ロックの設定を容易に行うことができる携帯端末およびそのロックの設定方法を提供することが望まれている。
本発明の携帯端末は、自端末の機能の使用の制限または前記制限の解除に関する条件を設定情報として記憶する記憶部と、前記自端末の使用状態が、前記記憶部の前記設定情報の条件を満足するか否かを判別する判別部と、前記自端末が取得した前記記憶部の前記設定情報を変更する設定情報変更信号によって変更された設定情報に基づいて、前記判別部が前記自端末の使用状態が前記記憶部の前記変更された設定情報の条件を満足するものと判別した場合に、前記記憶部に記憶されている前記自端末の機能の使用の制限または前記制限の解除に関する条件の変更を要求する制限変更要求信号を生成する生成部と、前記生成部が生成した前記制限変更要求信号を検知した場合に、前記記憶部に記憶された変更された設定情報に基づいて前記自端末の機能の使用の制限または前記制限の解除を行う制限解除部とを有する。
好適には、携帯端末は、前記変更された設定情報を受信し、前記変更された設定情報を前記記憶部に記憶する受信部を有する。
好適には、携帯端末は、前記自端末の位置に関する位置情報を取得する位置情報取得部を有し、前記受信部によって前記記憶部に記憶された前記変更された設定情報は、前記自端末の位置の条件に関する位置設定情報を含み、前記判別部は、前記位置取得部が取得した前記位置情報と前記記憶部の前記位置設定情報とを比較し、前記自端末の位置が前記位置設定情報の設定領域内に存在するか否かを判別する。
好適には、携帯端末は、前記自端末の移動に伴う移動速度に関する移動速度情報を取得する移動速度情報取得部を有し、前記受信部によって前記記憶部に記憶された前記変更された設定情報は、前記自端末の移動に伴う移動速度の条件に関する移動速度設定情報を含み、前記判別部は、前記移動速度情報取得部が取得した前記移動速度情報と前記記憶部の前記移動速度設定情報とを比較し、前記自端末の移動に伴う移動速度が前記移動速度設定情報の設定速度を超えるか否かを判別する。
好適には、携帯端末は、時間を計時する時間計時部を有し、前記受信部によって前記記憶部に記憶された前記変更された設定情報は、時間の条件に関する時間設定情報を含み、前記判別部は、前記時間計時部が計時した前記時間と前記記憶部の前記時間設定情報の設定時間とを比較し、前記時間計時部が計時した時間が前記時間設定情報の前記設定時間に達したか否かを判別する。
好適には、前記時間計時部は、計時時間の累積時間を計時し、前記判別部は、前記時間計時部が計時した前記計時時間の累積時間と前記時間設定情報の設定時間とを比較し、前記計時時間の累積時間が前記時間設定情報の前記設定時間に達したか否かを判別する。
好適には、携帯端末は、電子メールを処理する機能と、前記自端末が送信した電子メールの送信回数に関する送信回数情報を取得する送信回数取得部とを有し、前記受信部によって前記記憶部に記憶された前記変更された設定情報は、前記電子メールの送信回数の条件に関する送信回数設定情報を含み、前記判別部は、前記送信回数取得部が取得した前記送信回数情報と前記記憶部の前記送信回数設定情報とを比較し、前記電子メールの送信回数が前記送信回数設定情報の設定送信回数を超えるか否かを判別する。
本発明の携帯端末のロックの設定方法は、自端末の機能の使用の制限または前記制限の解除に関する条件を設定情報として記憶部に記憶する第1のステップと、前記自端末の使用状態が、前記記憶部の前記設定情報の条件を満足するか否かを判別する第2のステップと、前記第2のステップにおいて、前記自端末が取得した前記記憶部の前記設定情報を変更する設定情報変更信号によって変更された設定情報に基づいて、前記自端末の使用状態が前記記憶部の前記変更された設定情報の条件を満足するものと判別した場合に、前記記憶部に記憶されている前記自端末の機能の使用の制限または前記制限の解除に関する条件の変更を要求する制限変更要求信号を生成する第3のステップと、前記第1のステップにおいて生成された前記制限変更要求信号を検知した場合に、前記記憶部に記憶された変更された設定情報に基づいて前記自端末の機能の使用の制限または前記制限の解除を行う第4のステップとを有する。
本発明によれば、携帯端末のロックの設定を容易に行うことができる。
以下、本発明の実施形態を図面に関連付けて説明する。
図1は、本発明の実施形態に係る通信システムの構成例を示す図である。
図1に図示する通信システム1は、携帯端末10、GPS衛星20、基地局30、サーバ装置40、通信網50、およびデータ端末60を有する。
携帯端末10は、本実施形態においては、携帯電話機である。携帯端末10は、たとえばPHS(Personal Handy phone System)であってもよい。携帯端末10は、たとえば、音声通話、電子メールの作成とその送受信、WEB(World Wide Web)サイトの閲覧等を行う機能を有する。
携帯端末10は、所望する機能の使用を制限し、この制限を解除することができるロック機能を有する。機能の制限には、たとえば、通話相手の制限、WEBサイトの閲覧の制限が含まれる。このように、機能の使用を制限することを単に「ロック」ともいう。
本実施形態においては、認証方式にパスワード認証が採用され、パスワード入力によってロックが解除される。認証方式には、指紋認証や音声認証等、他の認証方式を好適に採用することができる。
携帯端末10は、予め設定しておいたロックの設定を所望する携帯端末10の使用状態に応じて変更することができる機能を有する。この機能により、使用が制限されている機能を一時的に解除することができる。逆に、使用が制限されている機能に新たな制限を一時的に加えることもできる。
携帯端末10は、GPS(Global Positioning System)機能を有する。携帯端末10は、エムエス−ベースド(MS-Based)方式により、GPS衛星20から受信したGPS情報と、サーバ装置40から取得したアシストデータとを用いて自端末の位置を算出する。
GPS情報には、航法データが含まれる。この航法データには、時間データ、エフェメリス(Ephemeris)データ、アルマナック(Almanac)データ等が含まれる。アシストデータには、航法データ、基地局30の位置データ、GPS衛星20から受信した信号を復調するための時間データ等が含まれる。
携帯端末10の測位方式には、全ての算出処理を自端末で行うスタンドアロン(stand Alone)方式や、サーバ装置40が全ての算出処理を行って、算出結果のみを携帯端末10に送信するエムエス−アシスド(MS-Assisted)方式を採用することもできる。
携帯端末10は、通信網50に接続されたサーバ装置40の制御に基づいて基地局30と通信を行う。これによって、音声通話や電子メールの送受信、WEBサイトの閲覧等を行うことができる。
携帯端末10は、たとえば、USB(Universal Serial Bus)やブルートゥース(Bluetooth)(登録商標)によってデータ端末60と接続することができる。この場合、携帯端末10は、後述するデータ端末60によって、ロックの設定が行われる。
GPS衛星20は、地球の所定の軌道上を周回しており、時間データ、エフェメリスデータ、アルマナックデータ等を含む航法データを定期的にブロードキャスト送信する。
基地局30は、通信網50に接続されている。基地局30は、セル内の携帯端末10と通信し、サーバ装置40とのデータの中継を行う。
サーバ装置40は、通信網50に接続されている。サーバ装置40は、通信網50を介して入出力される各種データを処理する。各種データには、たとえば、音声データ、文字データ、動画像データが含まれる。
サーバ装置40は、GPS衛星20から航法データを受信し、航法データに基づいて携帯端末10に関する測位の算出処理を行う。サーバ装置40は、算出処理によって得られたアシストデータを基地局30を介して携帯端末10に送信する。アシストデータとは、GPSによる測位で広く使用されているパーラメータの集合である。
通信網50は、携帯端末10、基地局30およびサーバ装置40が接続されている。通信網50は、音声データおよびパケットデータが扱えるネットワークである。
データ端末60は、たとえばパーソナルコンピュータである。データ端末60は、USBやブルートゥースによって携帯端末10に接続することができる。データ端末60は、携帯端末10に接続されると、携帯端末10とデータ通信を行い、携帯端末10のロックの設定を行う。
データ端末60は、通信網50に接続することができる。データ端末60は、電子メール等の送受信、WEBサイトへのアクセスを行う機能を有し、通信網50を介して携帯端末10と電子メール等の授受をすることができる。
携帯端末10の構成例を図2に関連づけて説明する。
図2は、本発明の実施形態に係る携帯端末の構成例を示す概略ブロック図である。
図2に図示する携帯端末10は、アンテナ11、通信部12、GPSアンテナ13、GPS通信部14、制御部15、メモリ16、音声処理部17、スピーカ18、マイクロフォン19、表示部110、操作部111、計時部112、および外部機器用通信部113を有する。
メモリ16は、本発明の記憶部に対応する。通信部12および外部機器用通信部113は、本発明の受信部に対応する。計時部112は、本発明の時間計時部に対応する。
アンテナ11は、本実施形態においては内蔵型アンテナである。アンテナ11は、所定の周波数帯域における電磁波を基地局30に向けて送信、あるいは基地局30から受信する。アンテナ11は、たとえばロッドアンテナであってもよい。
通信部12は、制御部15が出力した送信信号を所定の変調方式に変調し、変調した送信信号を電波信号としてアンテナ11を介して基地局30に送信する。通信部12は、アンテナ11を介して基地局30から受信した電波信号を変調方式に対応した復調を行い、復調した信号を受信信号として制御部15に出力する。
GPSアンテナ13は、所定の周波数帯域における電磁波をGPS衛星20から受信する。
GPS通信部14は、GPSアンテナ13を介してGPS衛星20から受信した電波信号に増幅、変調等の処理を行って、航法データを含むGPS情報を取得する。GPS通信部14は、GPS情報を制御部15の位置速度情報取得部152(図3参照)に出力する。
制御部15は、ユーザによる操作部111の操作に応じて、各種処理が適切な手順で実行されるように、携帯端末10の全般の動作を制御する。
制御部15が行う処理には、たとえば、通信網50を介して行われる音声通話、電子メールやWEBの閲覧を行うためのアプリケーションの処理、パスワード認証が含まれる。制御部15が行う他の処理については後述する。
制御部15が行う制御には、たとえば、通信部12、GPS通信部14、外部機器用通信部113における通信制御、メモリ16とのアクセス、表示部110における画像の表示、音声処理部17における音声処理の制御が含まれる。
制御部15は、メモリ16に格納されたプログラム(オペレーティングシステム、アプリケーションプログラム等)に基づいて処理を実行する。制御部15は、プログラムにおいて指示された手順に従って上述した各種処理や制御を実行する。
メモリ16は、たとえば不揮発性の記憶デバイス(フラッシュメモリ)やランダムアクセス可能な記憶デバイス(SRAM、DRAM)等で構成されている。
メモリ16は、後述する初期設定情報および設定情報を記憶する。初期設定情報および設定情報は、通信部12、操作部111、あるいは外部機器用通信部113から制御部15に設定情報変更信号S0が入力されると、メモリ16に書き込まれる。この他、メモリ16は、制御部15の出力結果、アプリケーションプログラム、プログラムの処理過程で利用される一時的なデータ、アドレス帳等、種々のデータを記憶する。アドレス帳は、たとえば、通話相手の名前や電話番号等で構成されている。
音声処理部17は、制御部15から供給されたデジタルの音声データをスピーカ18を介して出力するため、デジタルの音声データに対して、デジタル・アナログ(D/A)変換、増幅等の信号処理を施す。
音声処理部17は、マイクロフォン19から入力されたアナログの音声信号をデジタルの音声データに変換して制御部15に出力するため、アナログの音声信号に対して、増幅、アナログ・デジタル(A/D)変換、符号化等の処理を施す。
表示部110は、たとえば液晶表示パネルや有機EL(Electro-Luminescence)パネル等の表示デバイスで構成されている。表示部110は、制御部15から供給された映像信号に応じた種々の情報を表示する。
操作部111は、たとえば電源キー、通話キー、数字キー、文字キー、方向キー、決定キー、発信キーなど各種機能が割り当てられた複数のキーを有する。操作部111は、これらのキーがユーザによって操作された場合、その操作内容に対応する信号を発生し、これをユーザの指示として制御部15に出力する。
計時部112は、時間を計時する。これにより、年、月、分、時、秒等の情報を取得することができる。この他、計時部112は、不図示のカウンタを有し、時間の累積時間を計時する。計時部112は、制御部15の要求に応じて、計時した時間、あるいは累積時間を制御部15のロック設定部151(図3参照)に出力する。
外部機器用通信部113には、USBやブルートゥースによってデータ端末60に接続される。外部機器用通信部113は、データ端末60から入力されたデータを制御部15が処理可能なデータ方式に変換し、変換したデータを制御部15に出力する。
制御部15およびメモリ16の詳細について説明する。
図3は、本発明の実施形態に係る制御部およびメモリの構成例を示す概略ブロック図である。図3には、通信部12等の他の構成要素も図示されている。
図3に図示するように、制御部15は、ロック設定部151、位置速度情報取得部152、電子メール送信回数取得部153、およびロック制御部154を有する。
なお、ロック設定部151は、本発明の判別部および生成部に対応する。位置速度情報取得部152は、本発明の位置情報取得部および移動速度情報取得部に対応する。電子メール送信回数取得部153は、本発明の送信回数取得部に対応する。ロック制御部154は、本発明の制限解除部に対応する。
初期設定情報DAT1は、本発明の設定情報に対応し、設定情報DAT2は、本発明の変更された設定情報に対応する。
ロック制御部154は、メモリ16の初期設定情報DAT1にアクセスし、初期設定情報DAT1に基づいて携帯端末10の通話機能にロックを掛ける。
この初期設定情報DAT1は、ロックの設定に関する種々の条件によって構成されている。初期設定情報DAT1は、管理者によって設定され、メモリ16に書き込まれる。
ロック設定部151は、メモリ16にアクセスし、設定情報DAT2を読み出す。この設定情報DAT2には、ロックの変更条件に関する種々の条件によって構成されている。設定情報DAT2は、管理者の操作によってメモリ16に書き込まれる。
ロック設定部151には、読み出した設定情報DAT2に応じて、次の情報が適宜入力される。
この情報には、計時部112から入力される、時間情報S1、累積通話時間情報S7および連続通話時間情報S8が含まれる。
この他、この情報には、位置速度情報取得部152から入力される、位置情報S5および速度情報(本発明の移動速度情報)S6、電子メール送信回数取得部153から入力される電子メール送信回数情報S9が含まれる。
ロック設定部151は、設定情報DAT2とロック設定部151に入力された時間情報S1等の情報に基づいて、ロックの変更条件を満たすか否かの判別を行う。
ロックの変更条件を満足する場合には、ロック設定部151は、制限変更要求信号S2を生成し、制限変更要求信号S2をロック制御部154に出力する。
位置速度情報取得部152は、GPS通信部14から入力されたGPS情報S3、通信部12から入力されたアシストデータS4に基づいて、携帯端末10の位置を算出する。位置速度情報取得部152は、この算出した位置に関する情報を位置情報S5として、ロック設定部151に出力する。
この他、位置速度情報取得部152は、GPS情報S3およびアシストデータS4に含まれる位置データおよび時間データから、ユーザと共に移動している携帯端末10の速度を算出する。位置速度情報取得部152は、算出した速度を速度情報S6として、ロック設定部151に出力する。
電子メール送信回数取得部153は、電子メールの送信回数をカウントする。電子メール送信回数取得部153は、この電子メールの送信回数を電子メール送信回数情報S9としてロック設定部151に出力する。
ロック制御部154は、ロック設定部151が出力した制限変更要求信号S2を検知する。ロック制御部154は、制限変更要求信号S2を検知すると、メモリ16の設定情報DAT2に基づいて、ロックを解除する。ロック制御部154は、設定情報DAT2に応じて、ロックを掛けることもできる。
上述した携帯端末10の各構成要素は、図4に図示する上下筐体の所定の場所に格納されている。
図4は、本発明の実施形態に係る携帯端末の外観例を示す斜視図である。
図4に図示するように、携帯端末10は、上筐体114および下筐体115がヒンジ部116によって連結されている。携帯端末10は、上下筐体を開閉することができる折りたたみ型(フォルダ型ともいう)の携帯端末である。図4には、上下筐体が開いた開状態の様子が図示されている。
図4に図示するように、上筐体114の面114Fには、表示部110およびスピーカ18が配置されている。下筐体115の面115Fには、操作部111の各種キーおよびマイクロフォン19が配置されている。
通信システム1を構成する携帯端末10の動作例1〜7を図3および図5に関連付けて説明する。
図5は、本発明の実施形態に係る通信システムを構成する携帯端末の動作例を示すフローチャートである。
以下の動作例1〜7の説明に当たっては、次のような状況を想定している。
たとえば、A社では、A社の各々の従業員(ユーザともいう)が携帯端末10を所持しているものとする。A社の管理者は、A社の各々の従業員に対して通話相手を制限するように、携帯端末10にロックを掛ける。この通話相手は、たとえば、アドレス帳に登録されている者である。
なお、管理者とは、パスワード認証によって、携帯端末10のロックの設定を行うことができる者である。
したがって、パスワードを認知しない各々の従業員は、アドレス帳に登録されている者以外に通話することができない。管理者は、従業員等の便宜を考慮し、以下に説明する所定の条件下で、ロックの設定を変更するものとする。
(動作例1)
動作例1について、図5を参照しながら説明する。
(ステップST1)
管理者は、携帯端末10の操作部111を操作し、携帯端末10のロックの設定を行う。このロックの設定は、通話機能にロックを掛け、通話相手をアドレス帳に登録されている者に制限するものである。ロックの設定は、パスワード認証を経た後、行われる。
管理者によるロックの設定は、初期設定情報DAT1として、制御部15を介してメモリ16に書き込まれる。
ロック制御部154は、メモリ16の初期設定情報DAT1にアクセスし、初期設定情報DAT1に基づいて携帯端末10の通話機能にロックを掛ける。これにより、通話相手がアドレス帳に登録されている者に制限される。
(ステップST2)
管理者は、携帯端末10の操作部111を操作し、携帯端末10のロックの変更設定を行う。このロックの変更設定は、たとえば、就業時間(たとえば平日の午前9時から午後5時の間)にのみ、通話相手がアドレス帳に記載された通話相手にのみ制限されるものである。このとき設定された時間を設定時間という。
管理者によるロックの変更設定は、操作部111から制御部15に設定情報変更信号S0が入力されると(図2参照)、設定情報DAT2として、制御部15を介してメモリ16に書き込まれる。
(ステップST3)
ロック設定部151は、メモリ16への設定情報DAT2の書き込みを監視すると共に、計時部112が計時している時間を監視している。ロック設定部151は、メモリ16への設定情報DAT2の書き込みを検知すると、設定情報DAT2を読み出す。
その後、ロック設定部151は、計時部112から入力された時間情報S1に基づいて、ロックの変更条件を満足するか否かを判別する。
ロックの変更条件とは、現在時間が設定情報DAT2の設定時間の範囲外にあるか否かという条件である。たとえば、計時部112が計時した時間が、就業時間外の場合、ロック設定部151は、ロックの変更条件を満たすものと判別する。
ロック設定部151の判別結果がロックの変更条件を満足するものであった場合には(YES)、ロック設定部151は、制限変更要求信号S2を生成し、制限変更要求信号S2をロック制御部154に出力する。
一方、ロック設定部151の判別結果がロックの変更条件を満足しないものであった場合には(NO)、ロック設定部151は、再び、ロックの変更条件を満足するか否かを判別する。
(ステップST4)
ロック制御部154は、ロック設定部151が出力した制限変更要求信号S2を検知すると、メモリ16の設定情報DAT2に基づいて、ステップST1にて掛けたロックを解除する。
これにより、就業時間外には、通話相手が制限されず、従業員は通話相手を自由に選択することができる。
ステップST1およびステップST3において、管理者は、携帯端末10の操作部111を操作してロックを設定する代わりに、次に示す操作方法で携帯端末10のロックを設定することができる。以下の操作方法では、ステップST1の処理を例に挙げて説明する。なお、ステップST3の処理の場合、初期設定情報を設定情報に読み替えればよい。
本実施形態においては、初期設定情報DAT1および設定情報DAT2が、メモリ16の異なる記憶領域に個別に書き込まれるが、初期設定情報DAT1の記憶領域に設定情報DAT2が上書きされてもよい。
(操作方法の応用例1)
操作方法の応用例1は、データ端末60の操作によって、携帯端末10のロックの設定を行うものである。
詳細には、管理者は、データ端末60を携帯端末10の外部機器用通信部113に接続する。管理者がデータ端末60を操作することによって、ロックの設定は、初期設定情報として外部機器用通信部113に入力される。
この初期設定情報は、外部機器用通信部113によって、制御部15が処理可能なデータ方式に変換される。その後、初期設定情報は、外部機器用通信部113から制御部15に設定情報変更信号S0が入力されると(図2参照)、初期設定情報DAT1として、制御部15を介してメモリ16に書き込まれる。
操作方法の応用例1によれば、データ端末60として、たとえばパーソナルコンピュータを使用することができる。したがって、従業員別のロックの設定をデータベース化し、一度に複数の携帯端末10のロックの設定を行うことができる利点がある。
(操作方法の応用例2)
操作方法の応用例2は、電子メール等による遠隔操作によって、携帯端末10のロックの設定を行うものである。
詳細には、管理者は、たとえばデータ端末60を操作して、ロックの設定に関する電子メールを作成し、この電子メールを携帯端末10に送信する。この電子メールは、たとえば、ロックの設定を実行するためのコマンド等によって記述されている。
携帯端末10の通信部12は、通信網50を介して基地局30から電子メールを受信し、この電子メールに復調等の処理を施す。この電子メールは、通信部12から制御部15に設定情報変更信号S0が入力されると(図2参照)、初期設定情報DAT1として、制御部15によってメモリ16に書き込まれる。
なお、電子メールの代わりに、ショートメッセージサービス(Short Message Service)、あるいはWEBを利用することができる。
操作方法の応用例2によれば、電子メール等による遠隔操作によって、ロックの設定を行うことができる利点がある。
ステップST1におけるロックの設定は、たとえば、WEBサイトの閲覧の制限、電子メールの使用の制限等であってもよく、携帯端末10に対して種々の機能の制限を好適に設定することができる。
上述の動作例では、ステップST4において、ロックが解除される例を挙げて説明した。これとは逆に、ステップST4において、携帯端末10の所望する機能にロックを掛けることもできる。以下に具体例を挙げる。
管理者は、ステップST1の後、就業時間内にWEBサイトの閲覧を制限するようにロックの変更条件を設定する(ステップST2)。就業時間内であれば(ステップST3)、WEBサイトの閲覧が制限される(ステップST4)。
本実施形態によれば、管理者等が、携帯端末10の機能の制限または解除を自由かつ詳細に制御することができる。これに伴い、ロックの制御を実行することができないユーザにとっても、管理者にロックの変更を依頼する必要がないという利点がある。
(動作例2)
動作例2について説明する。動作例2では、就業時間内には、通話可能な場所がA社の建物付近等の所定エリアに限定される。以下、動作例2と異なる点について説明する。
ステップST2において、管理者は、就業時間内にのみ、通話が可能場所をA社の建物付近に制限するように、ロックの変更設定を行う。このとき設定された場所を設定場所という。設定場所は、設定情報DAT2として、メモリ16に書き込まれる。
ステップST2の後、ステップST3が実行される。ステップST3におけるロックの変更条件とは、携帯端末10の位置が設定情報DAT2の設定場所の範囲外にあるか否かという条件である。
このとき、GPS通信部14は、GPS衛星20からGPS情報S3を受信すると共に、通信部12は、サーバ装置40から通信網50を介してアシストデータS4を受信する。
位置速度情報取得部152には、GPS通信部14からGPS情報S3が入力されると共に、通信部12からアシストデータS4が入力される。
位置速度情報取得部152は、GPS情報S3およびアシストデータS4が入力されると、携帯端末10の位置情報S5を算出し、位置情報S5をロック設定部151に出力する。
ロック設定部151は、時間情報S1および位置情報S5に基づいて、ロックの変更条件を満足するか否かを判別する。この時間情報S1は、動作例1にて説明したものである。
具体的には、ロック設定部151には、位置速度情報取得部152から位置情報S5が入力されると共に、計時部112から時間情報S1が入力される。
ロック設定部151は、位置情報S5の位置が設定情報DAT2の設定場所の範囲外にあるか否かを判別する。これに加え、ロック設定部151は、時間情報S1の現在時間が設定情報DAT2の設定時間の範囲外にあるか否かを判別する。
携帯端末10の位置が設定場所外に存在し、かつ、現在時間が就業時間外の場合、ロック設定部151は、ロックの変更条件を満たすものと判別する。
ロック設定部151の判別結果がロックの変更条件を満足するものであった場合には(YES)、ステップST4の処理が実行される。一方、ロック設定部151の判別結果がロックの変更条件を満足しないものであった場合には(NO)、ステップST3の処理が実行される。
動作例2によれば、時間に加え、携帯端末10の場所に応じてロックを制御することができるという利点がある。
(動作例3)
動作例3について説明する。動作例3では、携帯端末10を所持した従業員が自動車または公共交通機関で移動している場合には、通話が禁止される。
ステップST1において、管理者は、携帯端末10の機能に制限を掛けていないものとする。
ステップST2において、管理者は、従業員が自動車または公共交通機関での移動時には、通話を禁止するように、ロックの変更設定を行う。設定情報DAT2には、速度(たとえば歩行速度)に関する設定速度で構成される。
ステップST2の後、ステップST3が実行される。ステップST3におけるロックの変更条件とは、従業員と共に移動する携帯端末10の速度(単に「携帯端末10の速度」という)が設定情報DAT2の設定速度の範囲外にあるか否かという条件である。
このとき、動作例2の場合と同様に、位置速度情報取得部152には、GPS情報S3およびアシストデータS4が入力される。
位置速度情報取得部152は、GPS情報S3およびアシストデータS4に含まれる位置データおよび時間データから、携帯端末10の速度を算出する。位置速度情報取得部152は、算出した速度を速度情報S6として、ロック設定部151に出力する。
ロック設定部151は、速度情報S6に基づいて、ロックの変更条件を満足するか否かを判別する。具体的には、ロック設定部151は、速度情報S6の速度が設定情報DAT2の設定速度の範囲外にあるか否かを判別する。
携帯端末10の速度が設定された速度以上の場合、ロック設定部151は、ロックの変更条件を満たすものと判別する。
ロック設定部151の判別結果がロックの変更条件を満足するものであった場合には(YES)、ステップST4の処理が実行される。一方、ロック設定部151の判別結果がロックの変更条件を満足しないものであった場合には(NO)、ステップST3の処理が実行される。
動作例3によれば、ユーザの置かれた状態に応じてロックを制御することができるという特徴がある。このようなロックの設定変更を行うことで、ユーザの移動中の安全を図ることができる。
(動作例4)
動作例4について説明する。動作例4では、たとえば、携帯端末10の累積通話時間が所定時間を超えた場合には、通話が禁止される。累積通話時間とは、通話時間の累積時間である。
ステップST1において、管理者は、携帯端末10の機能に制限を掛けていないものとする。
ステップST2において、管理者は、累積通話時間が設定時間(たとえば1時間)を超えた場合には、通話を禁止するように、ロックの変更設定を行う。設定情報DAT2は、累積通話時間に関する設定時間で構成される。
ステップST2の後、ステップST3が実行される。ステップST3におけるロックの変更条件とは、計時部112による累積通話時間が設定情報DAT2の設定時間を超えたか否かという条件である。
このとき、計時部112は、累積通話時間をカウントし、この累積通話時間を累積通話時間情報S7としてロック設定部151に出力する。ロック設定部151は、累積通話時間情報S7の累積通話時間が設定情報DAT2の設定時間を超えるか否かを判別する。
累積通話時間が設定時間以上の場合、ロック設定部151は、ロックの変更条件を満たすものと判別する。
ロック設定部151の判別結果がロックの変更条件を満足するものであった場合には(YES)、ステップST4の処理が実行される。一方、ロック設定部151の判別結果がロックの変更条件を満足しないものであった場合には(NO)、ステップST3の処理が実行される。
動作例4によれば、累積通話時間に応じてロックを制御することができるという特徴がある。このようなロックの設定変更を行うことで、課金対策等を図ることができる。
(動作例5)
動作例5について説明する。動作例5では、連続通話時間が制限される。連続通話時間とは、通話の開始から終了までの連続した時間である。
ステップST1において、管理者は、携帯端末10の機能に制限を掛けていないものとする。
ステップST2において、管理者は、連続通話時間が設定時間(たとえば30分)を超えた場合には、通話を禁止するように、ロックの変更設定を行う。設定情報DAT2には、連続通話時間に関する設定時間で構成される。
ステップST2の後、ステップST3が実行される。ステップST3におけるロックの変更条件とは、計時部112による連続通話時間が設定情報DAT2の設定時間を超えたか否かという条件である。
このとき、計時部112は、連続通話時間の累積をカウントし、この連続通話時間を連続通話時間情報S8としてロック設定部151に出力する。ロック設定部151は、連続通話時間情報S8の連続通話時間が設定情報DAT2の設定時間を超えるか否かを判別する。
ロック設定部151の判別結果がロックの変更条件を満足するものであった場合には(YES)、ステップST4の処理が実行される。一方、ロック設定部151の判別結果がロックの変更条件を満足しないものであった場合には(NO)、ステップST3の処理が実行される。
動作例5によれば、連続通話時間に応じてロックを制御することができるという特徴がある。このようなロックの設定変更を行うことで、課金対策等を図ることができる。
(動作例6)
動作例6について説明する。動作例6では、電子メールの送信回数が制限される。
ステップST1において、管理者は、携帯端末10の機能に制限を掛けていないものとする。
ステップST2において、管理者は、電子メールの送信回数が設定回数(たとえば10通)を超えた場合には、通話を禁止するように、ロックの変更設定を行う。設定情報DAT2は、この設定回数で構成される。
ステップST2の後、ステップST3が実行される。ステップST3におけるロックの変更条件とは、携帯端末10の電子メールの送信回数が設定情報DAT2の設定数を超えたか否かという条件である。
このとき、電子メール送信回数取得部153は、電子メールの送信回数をカウントし、この電子メールの送信回数を電子メール送信回数情報S9としてロック設定部151に出力する。ロック設定部151は、電子メール送信回数情報S9の電子メールの送信回数が設定情報DAT2の設定回数を超えるか否かを判別する。
ロック設定部151の判別結果がロックの変更条件を満足するものであった場合には(YES)、ステップST4の処理が実行される。一方、ロック設定部151の判別結果がロックの変更条件を満足しないものであった場合には(NO)、ステップST3の処理が実行される。
動作例6によれば、電子メールの送信回数に応じてロックを制御することができるという特徴がある。このようなロックの設定変更を行うことで、課金対策等を図ることができる。
上述した動作例1〜6は、日時毎にロックの変更条件をスケジュール化し、自動的に実行することもできる。
上述した動作例1〜6は、動作例2のように、種々の組み合わせが可能である。たとえば、動作例1および動作例5を組合わせ、所望する期間内にのみ通話相手および電子メールの送信回数を制限することができる。
携帯端末10の複数の機能を一つの変更条件でロックの変更設定を行うことができる。たとえば、電子メール、WEB閲覧、通話相手の制限を累積通話時間の判別によって同時にロックすることができる。このように、本発明の実施形態は、種々の変更が可能である。
本実施形態では、携帯端末として携帯電話機を例示したが、本発明は、本実施形態と同様の構成を有するPDA(Personal Digital Assistant)、ノート型パーソナルコンピュータ等にも適用可能である。
本発明の実施形態に係る通信システムの構成例を示す図である。 本発明の実施形態に係る携帯端末の構成例を示す概略ブロック図である。 本発明の実施形態に係る制御部およびメモリの構成例を示す概略ブロック図である。 本発明の実施形態に係る携帯端末の外観例を示す斜視図である。 本発明の実施形態に係る通信システムを構成する携帯端末の動作例を示すフローチャートである。
符号の説明
1…通信システム、10…携帯端末、11…アンテナ、12…通信部、13…GPSアンテナ、14…GPS通信部、15…制御部、16…メモリ(記憶部)、17…音声処理部、18…スピーカ、19…マイクロフォン、110…表示部、111…操作部、112…計時部(時間計時部)、113…外部機器用通信部、114…上筐体、114F…上筐体面、115…下筐体、115F…下筐体面、116…ヒンジ部、151…ロック設定部(判別部および生成部)、152…位置速度情報取得部(位置情報取得部および移動速度情報取得部)、153…電子メール送信回数取得部(送信回数取得部)、154…ロック制御部、DAT1…初期設定情報(設定情報)、DAT2…設定情報(変更された設定情報)、20…GPS衛星、30…基地局、40…サーバ装置、50…通信網、60…データ端末、S0…設定情報変更信号、S1…時間情報、S2…制限変更要求信号、S3…GPS情報、S4…アシストデータ、S5…位置情報、S6…速度情報(移動速度情報)、S7…累積通話時間情報、S8…連続通話時間情報、S9…電子メール送信回数情報

Claims (8)

  1. 自端末の機能の使用の制限または前記制限の解除に関する条件を設定情報として記憶する記憶部と、
    前記自端末の使用状態が、前記記憶部の前記設定情報の条件を満足するか否かを判別する判別部と、
    前記自端末が取得した前記記憶部の前記設定情報を変更する設定情報変更信号によって変更された設定情報に基づいて、前記判別部が前記自端末の使用状態が前記記憶部の前記変更された設定情報の条件を満足するものと判別した場合に、前記記憶部に記憶されている前記自端末の機能の使用の制限または前記制限の解除に関する条件の変更を要求する制限変更要求信号を生成する生成部と、
    前記生成部が生成した前記制限変更要求信号を検知した場合に、前記記憶部に記憶された変更された設定情報に基づいて前記自端末の機能の使用の制限または前記制限の解除を行う制限解除部と
    を有する携帯端末。
  2. 前記変更された設定情報を受信し、前記変更された設定情報を前記記憶部に記憶する受信部を有する
    請求項1に記載の携帯端末。
  3. 前記自端末の位置に関する位置情報を取得する位置情報取得部を有し、
    前記受信部によって前記記憶部に記憶された前記変更された設定情報は、前記自端末の位置の条件に関する位置設定情報を含み、
    前記判別部は、
    前記位置取得部が取得した前記位置情報と前記記憶部の前記位置設定情報とを比較し、前記自端末の位置が前記位置設定情報の設定領域内に存在するか否かを判別する
    請求項2記載の携帯端末。
  4. 前記自端末の移動に伴う移動速度に関する移動速度情報を取得する移動速度情報取得部を有し、
    前記受信部によって前記記憶部に記憶された前記変更された設定情報は、前記自端末の移動に伴う移動速度の条件に関する移動速度設定情報を含み、
    前記判別部は、
    前記移動速度情報取得部が取得した前記移動速度情報と前記記憶部の前記移動速度設定情報とを比較し、前記自端末の移動に伴う移動速度が前記移動速度設定情報の設定速度を超えるか否かを判別する
    請求項2または3に記載の携帯端末。
  5. 時間を計時する時間計時部を有し、
    前記受信部によって前記記憶部に記憶された前記変更された設定情報は、時間の条件に関する時間設定情報を含み、
    前記判別部は、
    前記時間計時部が計時した前記時間と前記記憶部の前記時間設定情報の設定時間とを比較し、前記時間計時部が計時した時間が前記時間設定情報の前記設定時間に達したか否かを判別する
    請求項2から4のいずれか一項に記載の携帯端末。
  6. 前記時間計時部は、計時時間の累積時間を計時し、
    前記判別部は、
    前記時間計時部が計時した前記計時時間の累積時間と前記時間設定情報の設定時間とを比較し、前記計時時間の累積時間が前記時間設定情報の前記設定時間に達したか否かを判別する
    請求項5記載の携帯端末。
  7. 電子メールを処理する機能と、
    前記自端末が送信した電子メールの送信回数に関する送信回数情報を取得する送信回数取得部とを有し、
    前記受信部によって前記記憶部に記憶された前記変更された設定情報は、前記電子メールの送信回数の条件に関する送信回数設定情報を含み、
    前記判別部は、
    前記送信回数取得部が取得した前記送信回数情報と前記記憶部の前記送信回数設定情報とを比較し、前記電子メールの送信回数が前記送信回数設定情報の設定送信回数を超えるか否かを判別する
    請求項2から6のいずれか一項に記載の携帯端末。
  8. 自端末の機能の使用の制限または前記制限の解除に関する条件を設定情報として記憶部に記憶する第1のステップと、
    前記自端末の使用状態が、前記記憶部の前記設定情報の条件を満足するか否かを判別する第2のステップと、
    前記第2のステップにおいて、前記自端末が取得した前記記憶部の前記設定情報を変更する設定情報変更信号によって変更された設定情報に基づいて、前記自端末の使用状態が前記記憶部の前記変更された設定情報の条件を満足するものと判別した場合に、前記記憶部に記憶されている前記自端末の機能の使用の制限または前記制限の解除に関する条件の変更を要求する制限変更要求信号を生成する第3のステップと、
    前記第1のステップにおいて生成された前記制限変更要求信号を検知した場合に、前記記憶部に記憶された変更された設定情報に基づいて前記自端末の機能の使用の制限または前記制限の解除を行う第4のステップと
    を有する携帯端末のロックの設定方法。
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