JP2010044315A - 駆動装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】可動物を効率よく駆動可能な駆動装置を得る。
【解決手段】ステップS307では、デジタルカメラの角速度が第1の振動値未満であるか否かを判断する。第1の振動値未満であるとき、ステップS308において励磁電圧が第1の電圧に設定される。第1の振動値以上であるとき、ステップS309において角速度が第1の振動値以上かつ第2の振動値未満であるか否かを判断する。第1の振動値以上かつ第2の振動値未満であるであるとき、ステップS310において励磁電圧が第2の電圧に設定される。第2の振動値以上であるとき、ステップS311において励磁電圧が第3の電圧に設定される。第2の電圧は第1の電圧よりも大きく、第3の電圧は第2の電圧よりも大きい。ステップS312では、AE部、AF部、及びシャッター部が励磁電圧を各ステッピングモータに印加する。これにより、可動部が所定の位置に固定される。
【選択図】図3

Description

本発明は、可動部を駆動可能であって、所定の状態に固定可能である駆動装置に関する。
例えばカメラなどのデジタルカメラにおいて、可動部、すなわちシャッター幕、撮像用レンズが有する合焦レンズ又は絞り羽根等をモータにより駆動するものが知られている。撮像前において、可動部は初期位置に各々定置され、撮像時において、初期状態から所定の値だけ駆動されて撮像に適した状態に保持される。
可動部は、撮像前に初期位置にあるものとして駆動されるため、撮像に適した状態に可動部を保持するためには、初期状態を常に同じ状態に保持する必要がある。これを保証するため、可動部を駆動するステッピングモータを無励磁状態としてデテント位置で停止させ、あるいは励磁を保持して停止位置を保持する構成が知られている(特許文献1)。
特開平10−224680号公報
しかし、ステッピングモータをデテント位置で停止させる構成では、デテントトルクを超えるような強い衝撃が与えられたときに部材がデテント位置から動いてしまうおそれがある。また、励磁を保持する構成では、消費電力が増大するおそれがある。
本発明は、これらの問題を鑑みてなされたものであり、衝撃に対抗する力と消費電力とのバランスを図りながら可動部を保持する駆動装置を得ることを目的とする。
本願第1の発明による駆動装置は、可動部と、可動部を任意の状態に保持可能である保持部と、可動部に伝達されうる振動を検出する振動検出部とを備え、保持部は、振動検出部が検出した振動に応じて、可動部を保持する力の大きさを制御することを特徴とする。
振動検出部は角速度センサが好適である。
保持部は、可動部を保持するために用いられるステッピングモータを備え、ステッピングモータに印加する電圧を制御することにより、可動部を保持する力の大きさを制御することが好ましい。
保持部は、振動検出部が検出した振動に応じて可動部を保持する力を段階的に制御することが好ましい。
保持部は、振動検出部が検出した振動が第1の振動値よりも小さいとき、可動部を第1の保持値で保持し、振動検出部が検出した振動が、第1の振動値以上、かつ第1の振動値よりも大きい第2の振動値未満であるとき、可動部を第2の保持値で保持し、振動検出部が検出した振動が第2の振動値以上であるとき、可動部を第3の保持値で保持することが好ましい。
本願第2の発明によるカメラは、前記駆動装置を備え、可動部は、合焦レンズ、絞り羽根、又はシャッター幕が好適である。ここで、シャッター幕は羽根形式のシャッターをも包含する。
以上のように本発明によれば、衝撃力に応じて可動部を保持する駆動装置を得る。
以下、本発明による一実施形態について、図を用いて説明する。
まず、本実施形態による駆動装置を備えるデジタルカメラ100の構成について図1および2を用いて説明する。図1は、デジタルカメラ100を背面から見た状態を示した図であり、図2は、デジタルカメラ100の主要部を示したブロック図である。
デジタルカメラ100の外面には、主電源のオンオフを切り替えるSWMボタン111、レリーズボタン112、像ブレ補正ボタン113、LCDモニタ114、及び撮像レンズ120が設けられる。
SWMボタン111は、デジタルカメラ100の背面から突出するモーメンタリスイッチである。ユーザがSWMボタン111を押圧すると、デジタルカメラ100の電源が投入される。デジタルカメラ100の電源が入れられているときにユーザがSWMボタン111を押圧すると、デジタルカメラ100の電源が切断される。
レリーズボタン112は、二段式のモーメンタリスイッチであり、デジタルカメラ100の頂面に設けられる。ユーザがレリーズボタン112を半押しすると、測光や測距及び合焦動作が行われ、全押しすると撮像動作が行われる。
像ブレ補正ボタン113は、デジタルカメラ100の背面から突出するモーメンタリスイッチである。ユーザがSWMボタン111を押圧すると、像ブレ補正モードにデジタルカメラ100が設定される。像ブレ補正モードは、露光中にデジタルカメラ100が動くことにより発生する撮影画像における被写体のブレを防止する像ブレ補正処理を行う撮影モードであり、詳細は後述される。デジタルカメラ100が像ブレ補正モードにあるときにユーザが像ブレ補正ボタン113を押圧すると、像ブレ補正モードからデジタルカメラ100が解除される。
LCDモニタ114は、撮影画像と同じ3対4の縦横比を有する長方形である。図1に示すように、デジタルカメラ100の左右方向に延びるようにデジタルカメラ100の背面略中央に設けられる。撮像レンズ120を介して得られた画像、撮影済みの撮影画像、及びデジタルカメラ100の各種設定を表示可能である。
撮像レンズ120は、合焦ステッピングモータ262、合焦レンズ263、絞り駆動ステッピングモータ252、及び絞り羽根253を有し、合焦デジタルカメラ100の前面から突出する。
以下、説明のため、光軸LXと直交し、かつLCDモニタ114の長手方向に対し平行に延び、図1においてデジタルカメラ100の右方向を正とする軸をX軸、光軸LXと直交しかつLCDモニタ114の幅方向と平行に延び、デジタルカメラ100の頂面方向を正とする軸をY軸、撮像レンズ120の光軸LX上であってデジタルカメラ100の背面から正面方向に向けて正方向とする軸をZ軸とする。
次に、デジタルカメラ100の内部に設けられる部材について説明する。
デジタルカメラ100の内部には、デジタルカメラ100の角速度、すなわちデジタルカメラ100が受ける衝撃を測定するための角速度センサ部220と、被写体像をデジタルデータに変換する撮像部230と、像ブレ補正を行う像ブレ補正部240と、撮像時に動作する複数の部材と、これらの部材を制御するCPU210が主に設けられる。
CPU210は、撮像処理、像ブレ補正処理、及び可動部保持処理を実行する。
角速度センサ部220は、ジャイロセンサである第1および第2の角速度センサ221、222とから成り、X軸方向におけるデジタルカメラ100の第1の角速度を第1の角速度センサ221が測定し、Y軸方向におけるデジタルカメラ100の第2の角速度を第2の角速度センサ222が測定する。第1の角速度は、X軸方向の角速度(Y軸に平行な軸周りのヨーイング)であり、第2の角速度は、Y軸方向の角速度(X軸に平行な軸周りのピッチング)である。第1の角速度を示す第1の角速度センサ221からの出力信号、及び第2の角速度を示す第2の角速度センサ222からの出力信号は、CPU210のポートA/D0、A/D1に各々入力される。
撮像部230は、撮像素子231とDSP232とから成る。撮像素子231は、CCDであって、撮像レンズ120が被写体像を結像させる撮像面を有し、光軸LXが撮像素子231の中心を通過するように設けられる。撮像面に結像した被写体像を画像信号としてDSP232へ出力する。DSP232は、CPU210の指示に基づき画像信号を受信して画像処理を行う。そして、処理された画像信号をCPU210に送信する。
像ブレ補正部240は、デジタルカメラ100の動きに応じて駆動される補正部241と、デジタルカメラ100内部に固定される固定部245と、補正部241を駆動するドライバ回路248とから成る。
補正部241は、補正部241をX軸方向に駆動する第1の駆動コイル242、Y軸方向に駆動する第2の駆動コイル243を有する。第1及び第2のコイルはフレキシブルケーブルによりドライバ回路248と接続される。
固定部245は、第1の駆動コイル242が生じる磁界内に設けられる第1の駆動磁石246と、第2の駆動コイル243が生じる磁界内に設けられる第2の駆動磁石247を有する。固定部245は、X軸方向及びY軸方向へ移動自在となるように補正部241を支持する。
ドライバ回路248はCPU210に接続され、CPU210からの信号に応じて第1及び第2の駆動コイル242、243に電圧を印加する。
CPU210には、被写体までの距離を測定する測距部211、絞りを制御するAE部251、合焦レンズ263を制御するAF部261、シャッター幕273を制御するシャッター部271、リターンミラー283を制御するリターンミラー部281、及び前述のLCDモニタ114が接続される。CPU210は、撮像レンズ120から入射した被写体像の光量を用いて被写体を測光する。これにより得られた測光値を用いて露光値を演算し、この露光値に基づき撮影に必要となる絞り値及び露光時間を演算する。そして、演算された絞り値をAE部251に、露光時間をシャッター部271に送信する。さらに、CPU210は、測距部211を用いて測距を行い、測距結果をAF部261に送信する。
シャッター部271は、シャッター駆動ステッピングモータ272と電気的に接続され、シャッター駆動ステッピングモータ272を介してシャッター幕273を制御する。CPU210から受信するシャッター速度情報に従って、シャッター駆動ステッピングモータ272に電圧を印加する。この電圧を励磁電圧という。
シャッター駆動ステッピングモータ272は、筐体と、筐体に固定された複数の電磁石(ステータ)と、筐体に回転自在に支持される回転軸と、回転軸に取付けられた複数の磁石(ロータ)とを備える。ステータが有するコイルに電流を流すと、ステータが磁化して磁力を発生させる。この磁力にロータが引きつけられ又は反発して、回転軸が回転する。励磁電圧を印加するステータの位置及び個数を変化させることにより、回転軸の回転トルクを増加させたり、回転軸を筐体に対して固定したりすることができる。また、励磁電圧を変化させることによりステータの磁力が変化するため、励磁電圧を変化させて、回転軸の回転トルク、及び筐体に対する回転軸の固定力を増減させることができる。
励磁電圧が印加されたシャッター駆動ステッピングモータ272は、励磁電圧に従ってシャッター幕273を所定の速度で駆動する。これにより、撮像素子231の露光時間が制御される。シャッター幕273が駆動されていないとき、後述する可動部保持処理により制御されるシャッター駆動ステッピングモータ272がシャッター幕273を初期位置に保持する。CPU210、シャッター部271、及びシャッター駆動ステッピングモータ272が保持部を成す。
リターンミラー部281は、ミラー駆動ステッピングモータ282と電気的に接続される。CPU210が送信するミラーアップ情報に従って、ミラー駆動ステッピングモータ282に励磁電圧を印加する。絞り駆動ステッピングモータ252の構成は、シャッター駆動ステッピングモータ272の構成と同様である。励磁電圧の印加により、ミラー駆動ステッピングモータ282が駆動され、シャッター幕273の走査が完了するまでリターンミラー283が上げられる。
AE部251は、絞り駆動ステッピングモータ252と電気的に接続される。CPU210が送信する絞り開度情報に従って、絞り駆動ステッピングモータ252に励磁電圧を印加する。絞り駆動ステッピングモータ252の構成は、シャッター駆動ステッピングモータ272の構成と同様である。励磁電圧の印加により、絞り駆動ステッピングモータ252が駆動され、絞り羽根253が所定の開度に調節される。これにより、絞りが調節される。絞り羽根253が駆動されていないとき、後述する可動部保持処理により制御される絞り駆動ステッピングモータ252が絞り羽根253を初期位置に保持する。CPU210、AE部251、及び絞り駆動ステッピングモータ252が保持部を成す。
AF部261は、CPU210から受信した測距結果に基づいて合焦レンズ263の移動量を算出する。そして、算出された移動量に応じて、合焦ステッピングモータ262に励磁電圧を印加する。合焦ステッピングモータ262はAF部261と電気的に接続されており、その構成はシャッター駆動ステッピングモータ272の構成と同様である。励磁電圧の印加により合焦ステッピングモータ262が駆動される。合焦ステッピングモータ262は合焦レンズ263を移動し、被写体に対して撮像レンズ120を合焦させる。これにより、デジタルカメラ100内部に設けられた撮像素子231に被写体像が結像される。合焦レンズ263が駆動されていないとき、後述する可動部保持処理により制御される合焦ステッピングモータ262が合焦レンズ263を初期位置に保持する。CPU210、AF部261、及び合焦ステッピングモータ262が保持部を成す。
次に、像ブレ補正処理について説明する。CPU210は、A/D0、A/D1に入力された第1、第2角速度を用いて、第1および第2の像ブレ角度を求める。そして、第1および第2の像ブレ角度に応じ、X軸方向及びY軸方向ごとに補正部241が移動すべき位置、すなわち第1及び第2の移動位置を演算する。このとき、焦点距離等の要素が考慮される。そして、撮像部230を含む補正部241の移動は、後述する電磁力によって行われる。補正部241を第1及び第2の移動位置まで移動させるために必要な第1及び第2の駆動力を算出する。第1及び第2の駆動力は、ドライバ回路248に伝達され、ドライバ回路248は、第1及び第2の駆動力に応じて第1及び第2の駆動用コイル242、243に電圧を印加する。これにより、第1及び第2の駆動用コイル242、243に磁力が発生する。この磁力に第1及び第2の駆動磁石が引きつけ又は反発して、補正部241が第1及び第2の移動位置まで移動する。これらの処理を1msごとに繰り返すことにより、像ブレが補正される。
図3及び4を用いて可動部保持処理について説明する。
可動部保持処理は、デジタルカメラ100の主電源が入っていない場合であってもCPU210が常に実行しているメインシーケンスの中で実行される。図3に示すフローチャートのうち、ステップS306からS312が可動部保持処理を構成する。可動部とは、絞り羽根253、シャッター幕273、及び合焦レンズ263をいう。
ステップS301では、デジタルカメラ100の電源が現在投入されているか否かを判断する。電源が投入されている場合、処理はステップS324へ進む。電源が投入されていない場合、処理はステップS302に進む。
ステップS302では、SWMボタン111が押圧されたか否かを判断する。SWMボタン111が押圧されないとき、処理はステップS301に戻る。SWMボタン111が押圧されるまでステップS301とS302が反復される。SWMボタン111が押圧されると、処理がステップS303に進む。
ステップS303では、デジタルカメラ100の初期化処理及び電源投入処理を行う。初期化処理では、可動部が初期位置に移動される。電源投入処理では、CCDの駆動、LCD表示駆動などが実行される。その後、処理はステップS304へ進む。
ステップS304では、SWMボタン111が押圧されたか否かを判断する。SWMボタン111が押圧された場合、処理はステップS305に進み、電源切断処理を実行する。電源切断処理では、CCDの駆動停止、LCD表示駆動停止などが実行される。SWMボタン111が押圧されない場合、処理はステップS306に進む。
ステップS306では、第1及び第2の角速度センサ221、222がデジタルカメラ100の角速度、すなわち振動を検出する。CPU210は、第1及び第2の角速度センサ221、222から第1及び第2の角速度を得る。そして、第1の角速度と第2の角速度とを二乗平均を用いて合成し、合成角速度Vを算出する。
次のステップS307では、合成角速度Vが第1の振動値未満であるか否かを判断する。第1の振動値未満であるとき、処理はステップS308に進む。第1の振動値以上であるとき、処理はステップS309に進む。
ステップS308では、励磁電圧が第1の電圧に設定される。第1の振動値及び励磁電圧は、可動部の重量、動作抵抗、及び動作方向等により決定される。
ステップS309では、合成角速度Vが第1の振動値以上かつ第2の振動値未満であるか否かを判断する。第2の振動値は、第1の振動値よりも大きい角速度であり、可動部の重量、動作抵抗、及び動作方向等により決定される。
第1の振動値以上かつ第2の振動値未満であるであるとき、処理はステップS310に進む。第2の振動値以上であるとき、処理はステップS311に進む。
ステップS310では、励磁電圧が第2の電圧に設定され、ステップS311では、励磁電圧が第3の電圧に設定される。第2の電圧は第1の電圧よりも大きく、第3の電圧は第2の電圧よりも大きい。第3の励磁電圧は、可動部の重量、動作抵抗、及び動作方向等により決定される。
ステップS312では、AE部251、AF部261、及びシャッター部271が励磁電圧を各ステッピングモータ252、262、272に印加する。これにより、可動部が所定の位置に固定される。すなわち、デジタルカメラ100の振動レベルが第1の振動値未満であるとき、第1の電圧に応じた力により可動部が固定され、第1の振動値以上かつ第2の振動値未満であるであるとき、第2の電圧に応じた力により可動部が固定され、第2の振動値以上であるであるとき、第3の電圧に応じた力により可動部が固定される(図4参照)。
ステップS313では、レリーズボタン112が半押しされたか否かを判断する。半押しされた場合、処理はステップS314に進み、半押しされない場合、処理はステップS301に戻る。
ステップS314では、露出決定処理及びAF処理を実行する。露出決定処理は、撮像レンズ120を介して得られた被写体像を用いて露出を決定する処理であり、絞り値及びシャッタースピードが決定される。AF処理は、被写体までの距離を測定して、その距離に従って合焦レンズ263を合焦位置に移動させる処理である。ステップS314を実行すると、撮影に必要な様々な数値が決定され、撮像レンズ120が合焦される。
ステップS315では、レリーズボタン112が半押しされたかを再度確認する。半押しされた場合、処理はステップS316に進み、半押しされない場合、処理はステップS301に戻る。
ステップS316では、レリーズボタン112が全押しされたかを再度確認する。全押しされた場合、処理はステップS317に進み、全押しされない場合、処理はステップS305に戻る。
ステップS317では、撮像処理を行う。これにより、リターンミラー283が上がり、シャッター幕273が走査し、撮像素子231が撮像を行う。そしてDSP232及び撮像素子231により撮影画像が作成される。そして、処理はステップS301に戻る。
本実施形態によれば、振動の大きさに応じた力で可動部が固定され、必要以上の電力を消費することなく、確実に可動部を固定することが可能になる。
なお、ステップS307からS312までの処理を、第1及び第2の振動値、並びに第1、第2、及び第3の励磁電圧を制御される可動部ごとに設定して実行しても良い。部材ごとに最適な力で初期位置に停止させておくことができる。
また、ステップS307からS312において階段関数により励磁電圧を求めるのではなく、連続関数を用いて電圧を調節しても良い。きめ細かい制御が可能になる。
さらに、ステップS307からS312における処理は、ステップS314とS315との間、ステップS315とS316との間、ステップS316とS317との間、又はステップS317とS301との間に、実行されても良い。撮影中であっても必要以上の電力を消費することなく、所定の位置に確実に可動部を保持することができる。
ステップS314におけるAF処理は、被写体までの距離に従って合焦レンズ263を合焦位置に移動させるのではなく、撮像素子231に結像した画像のコントラストが最も高くなる合焦レンズ263の位置を合焦位置とするものであっても良い。
振動検出手段は、角速度センサでなくても良く、加速度センサ等の振動を検出可能なものであれば良い。
本実施形態におけるデジタルカメラを背面から示した斜視図である。 デジタルカメラのブロック図である。 デジタルカメラの可動部保持処理を含むフローチャートである。 振動と励磁電圧との関係を示すグラフである。
符号の説明
100 デジタルカメラ
111 SWMボタン
112 レリーズボタン
113 像ブレ補正ボタン
114 LCDモニタ
120 撮像レンズ
210 CPU
220 角速度センサ部
221 第1の角速度センサ
222 第2の角速度センサ
230 撮像部
232 DSP
240 像ブレ補正部
241 補正部
242 第1の駆動用コイル
243 第2の駆動用コイル
245 固定部
246 第1の駆動磁石
247 第2の駆動磁石
248 ドライバ回路
251 AE部
261 AF部
271 シャッター部

Claims (6)

  1. 可動部と、
    前記可動部を任意の状態に保持可能である保持部と、
    前記可動部に伝達されうる振動を検出する振動検出部とを備え、
    前記保持部は、前記振動検出部が検出した振動に応じて、前記可動部を保持する力の大きさを制御する駆動装置。
  2. 前記振動検出部は角速度センサである請求項1に記載の駆動装置。
  3. 前記保持部は、前記可動部を保持するために用いられるステッピングモータを備え、前記ステッピングモータに印加する電圧を制御することにより、前記可動部を保持する力の大きさを制御する請求項1に記載の駆動装置。
  4. 前記保持部は、前記振動検出部が検出した振動に応じて前記可動部を保持する力を段階的に制御する請求項1に記載の駆動装置。
  5. 前記保持部は、前記振動検出部が検出した振動が第1の振動値よりも小さいとき、前記可動部を第1の保持値で保持し、
    前記振動検出部が検出した振動が、前記第1の振動値以上、かつ前記第1の振動値よりも大きい第2の振動値未満であるとき、前記可動部を第2の保持値で保持し、
    前記振動検出部が検出した振動が前記第2の振動値以上であるとき、前記可動部を第3の保持値で保持する請求項4に記載の駆動装置。
  6. 請求項1に記載の前記駆動装置を備えるカメラであって、
    前記可動部は、合焦レンズ、絞り羽根、又はシャッター幕であるカメラ。
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