JP2010043446A - モータグレーダのブレード高さ制御装置 - Google Patents

モータグレーダのブレード高さ制御装置 Download PDF

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Abstract

【課題】モータグレーダのブレード高さ制御装置において水糸のような基準線の設定の手間を削減することができ、また、モータグレーダに適した簡単な構成とする。
【解決手段】モータグレーダ10の車体に設定された測定点に取り付けられて、放射状にレーザビームを照射し、複数の反射地点から反射されたレーザビームを受信するレーザスキャナ32と、レーザスキャナ32から得られる測定点と複数の反射地点との計測距離から、ブレード22の高さを調整するための調整信号を出力する制御手段と、を備える。制御手段は、前記測定点と複数の反射地点との計測距離から各反射地点の高さを演算し、前記複数の反射地点の高さの中から、ブレード22の高さを検出すると共に、前記複数の反射地点の高さから基準値を求め、ブレード22の高さが基準値に追従するようにブレード22の高さを調整するための信号を出力する。
【選択図】図1A

Description

本発明は、モータグレーダのブレードの高さを制御するブレード高さ制御装置に関し、モータグレーダによる整地の平坦性を高めることができるモータグレーダのブレード高さ制御装置に関する。
従来のこの種のモータグレーダのブレード高さ制御装置としては、特許文献1または2記載のものが知られている。これらの装置においては、ブレードに超音波センサを設置し、超音波センサによって、モータグレーダの側方の路盤上に設定した水糸を検出している。そして、超音波センサにより、水糸と超音波センサとの距離を計測して、その計測距離から、水糸と超音波センサとの間の計測距離が所定範囲よりも近いと判断されるときには、ブレードの高さが低すぎることを意味するので、ブレードの位置を高くなるように制御し、逆に、水糸と超音波センサとの間の計測距離が所定範囲よりも遠いと判断されるときには、ブレードの高さが高すぎることを意味するので、ブレードの位置を低くなるように制御している。
しかしながら、以上のブレード高さ制御装置では、基準となる水糸の設置に手間がかかるという問題がある。また、センサが水糸から外れないようにブレードの位置を制御する必要がある。さらに、温度変化といった環境変化による音速の変化を補償するための構成が必要になる、という問題がある。
一方、特許文献3は、フィニッシュイングビームに取り付けた支柱の先端の測定点に設けたレーザ光源と、レーザ光源から地面に向けて照射し地面から測定点に反射したレーザビームを検出するセンサ手段と、レーザ光源とセンサ手段との間でレーザビームの伝搬する時間を計測する時間計測手段と、レーザ光源、センサ手段及び時間計測手段からの信号から地面の多数の点に対する高さ及び位置における現実値を生成し、これらの現実値から地面の所望の形状上にある多数の点の高さ及び位置の値を計算するようになっている。
米国特許第4733355号明細書 米国特許第5430651号明細書 米国特許第6452684号明細書
そこで、特許文献3に記載されたレーザ光源をモータグレーダのブレードに取り付けることも考えられる。しかしながら、ブレードは鉛直軸周りに旋回することができるため、ブレードが旋回していると、レーザ光源の走査方向はモータグレーダの進行方向からずれてしまう。そのため、そのずれを補償するために、ブレードの旋回角を検出し、レーザ光源の照射方向をモータグレーダの進行方向に平行になるように制御する必要があり、構成が大掛かりに且つ複雑になるという問題がある。
本発明はかかる課題に鑑みなされたもので、水糸のような基準線の設定の手間を削減することができ、また、モータグレーダに適した簡単な構成とすることができるモータグレーダのブレードの高さ制御装置を提供することをその目的とする。
上記目的を達成するために、本発明は、モータグレーダのブレードの高さを制御する高さ制御装置であって、モータグレーダの車体に設定された測定点に取り付けられて、放射状にレーザビームを照射し、複数の反射地点から反射されたレーザビームを受信するレーザスキャナと、レーザスキャナから得られる測定点と各反射地点との間の計測距離から、ブレードの高さを調整するための調整信号を出力する制御手段と、を備え、前記制御手段は、前記測定点と複数の反射地点との間の計測距離から各反射地点の高さを演算する高さ演算手段と、前記複数の反射地点の高さの中から、ブレードの高さを検出するブレード検出手段と、前記複数の反射地点の高さから、基準値を求める基準値演算手段と、前記ブレード検出手段で検出されるブレードの高さが前記基準値演算手段で求めた基準値の変化に追従するように、ブレードの高さを調整するための調整信号を出力するブレード調整信号出力手段と、を備えることを特徴とする。
請求項2記載の発明は、請求項1記載の前記レーザスキャナの走査線が、モータグレーダの進行方向に平行に向いていることを特徴とする。
請求項3記載の発明は、請求項2記載の前記基準値演算手段が、ブレード前後の地面上の複数の反射地点の高さを平均化したものを基準値とすることを特徴とする。
請求項4記載の発明は、請求項3記載の前記基準値演算手段が、ブレード前方の地面上の複数の反射地点の高さの平均値(以下、前方平均値)と、ブレード後方の地面上の複数の反射地点の高さの平均値(以下、後方平均値)とを重みづけ平均した平均値を基準値とすることを特徴とする。
請求項5記載の発明は、前記後方平均値の重みを前方平均値の重みよりも大きく設定することを特徴とする。
請求項6記載の発明は、請求項1記載の前記レーザスキャナの走査線が、モータグレーダの進行方向に直交する横断方向に向いていることを特徴とする。
請求項7記載の発明は、請求項6記載の前記基準値演算手段が、モータグレーダの側方に存在する構造物の高さを基準値とすることを特徴とする。
請求項8記載の発明は、請求項1ないし7のいずれか1項に記載の前記ブレード検出手段が、複数の反射地点の高さの中で、隣り合う反射地点の高さの差異が所定閾値を超えるか、または所定高さ検出範囲にある反射地点の高さに基づきブレード高さを検出することを特徴とする。
請求項9記載の発明は、請求項1ないし8のいずれか1項に記載の前記ブレード検出手段が、測定点に対するブレードの水平位置をさらに検出しており、前記制御手段は、さらに、ブレード検出手段で検出したブレードの水平位置に基づき、ブレードの旋回角を求めるブレード旋回角演算手段を備えることを特徴とする。
本発明によれば、レーザスキャナで得られる測定点と反射地点との間の計測距離から各反射地点の高さを演算し、その複数の反射地点の高さの中からブレード高さを検出し、且つ複数の反射地点の高さから基準値を求め、その基準値に追従するようにブレードの高さの調整を行うことで、従来のような水糸の設定を不要としながら、モータグレーダによる整地の平坦性を高めることができる。レーザを用いて距離を測定するために環境変化に対して安定して測定を行うことができる。
レーザスキャナが設置される測定点が車体に設定されるために、ブレードが旋回していても、その旋回に影響を受けずに、レーザスキャナの走査線を車体に対して決められた方向に設定することができる。
請求項2記載の発明によれば、レーザスキャナの走査線を、モータグレーダの進行方向に平行に向けることで、基準値を、モータグレーダの進行方向に沿った地面の高さに基づき決めることができる。
請求項3記載の発明によれば、ブレード前後の地面の複数の反射地点の高さを平均化したものを基準値とすることで、地面の局所的な凹凸の影響を受けない平滑化された基準値とすることができる。
請求項4記載の発明によれば、切削面であるブレード後方の地面上の複数の反射地点の高さの平均値(後方平均値)と、未切削面であるブレード前方の地面上の複数の反射地点の高さの平均値(前方平均値)とを重みづけすることで、基準値を調整することができる。
請求項5記載の発明によれば、後方平均値の重みを前方平均値の重みよりも大きくすることで、切削面である平坦な後方平均値に重きを持たせて基準値を設定することができ、ブレード切削の平坦性をより高めることができる。
請求項6記載の発明によれば、レーザスキャナの走査線を、モータグレーダの進行方向に直交する横断方向に向けることで、基準値を、モータグレーダの進行方向に直交する横断方向に沿った地面に基づき決めることができる。
請求項7記載の発明によれば、モータグレーダの側方に存在する構造物の高さを求めることで、構造物の高さを基準値として、ブレードの高さ制御を行うことができ、ブレード切削の平坦性をより高めることができる。
請求項8記載の発明によれば、ブレードはその周囲の地面よりも不連続的に高いから、複数の反射地点の高さの中で、隣り合う反射地点の高さの差異が所定閾値を超えるか、または所定高さ検出範囲にある反射地点を求めることで、ブレードの高さを検出することができるようになる。
請求項9記載の発明によれば、ブレードを検出するときに、ブレードの高さだけでなくブレードの測定点に対する水平位置を求めることができるから、その水平位置及び測定点とブレード旋回中心位置との既知の位置関係に基づき、ブレードの旋回角を求めることができる。
以下、図面を用いて本発明の実施の形態を説明する。
(第1実施形態)
図1A及び図1Bは、本発明によるブレードの高さ制御装置が適用されるモータグレーダの概略図である。モータグレーダ10は、フレーム12の前端部にドローバ14の前端部が揺動自在に支承されており、ドローバ14とフレーム12との間に渡り油圧シリンダ16,18が設けられている。ドローバ14の後端には、図示しない油圧モータによって旋回可能となったサークル20が設けられており、サークル20にブレード22が取り付けられている。
油圧シリンダ16、18は、ブレード22の高さを調整する高さ調整手段を構成しており、油圧回路のバルブ19(図2参照)の制御により、油圧シリンダ16,18が伸縮することで、ブレード22の高さが調整され、また、油圧シリンダ16,18が異なる伸縮を行うことで、ブレード22が鉛直面で傾斜することができる。さらに、サークル20が油圧モータによって旋回駆動されることにより、フレーム12に対してブレード22が旋回可能となっている。
フレーム12の後端部には、フレーム12に対して旋回可能に車体を構成するフレーム24が連結され、フレーム24に運転室26が搭載される。フレーム12には前輪28が、フレーム24には後輪29が取り付けられる。
このモータグレーダ10は、舗装前の路面を整地するために使用され、ブレード22によって地面を切削することで、路面の平坦化を行うものである。
本発明によるブレードの高さ制御装置30は、図2に示すように、車体を構成するフレーム24またはフレーム24と一体となった運転室26の上側に適宜ブラケットを介して設定される測定点に設置されるレーザスキャナ32と、レーザスキャナ32にUSBインターフェースまたはRS−232Cインターフェースを介して接続され、レーザスキャナ32からの信号を受信するマイクロコンピュータで構成される制御手段34と、制御手段34に接続され油圧シリンダ16,18を伸縮させるためのバルブ19を制御するバルブ制御手段36と、を備える。
レーザスキャナ32は、放射状に一定角度間隔でレーザビームを照射し、反射地点から反射されたレーザビームを受信しその光伝搬時間または位相差から計測距離を演算して、計測距離を順次、出力する装置であり、スキャン式レンジセンサ(例えば、北陽電機株式会社製URG−04LX)等を使用することができる。レーザスキャナ32から照射されるレーザビームの走査線は、基本的にフレーム24の前後方向に一致するように、つまり、モータグレーダ10の側方にあり、且つモータグレーダ10の進行方向に対して平行になるように、設定される。
制御手段34は、レーザスキャナ32からの信号を受信して、測定点に対する反射地点の高さHと水平位置Xを演算し、ブレード高さと基準値を求めて、ブレード高さを基準値に追従するように、調整信号をバルブ制御手段36に送出するものであり、高さ・水平位置演算手段40と、高さ・水平位置記憶手段41と、ブレード検出手段42と、ブレード位置記憶手段43と、基準値演算手段44と、ブレード基準高さ記憶手段46と、ブレード調整信号出力手段48と、を備える。
図3に示すように、レーザビームの回転角度の水平面となす角度をθとし、計測距離をLとすると、測定点に対する反射地点の高さHと水平位置Xは次の式から求めることができる。
X=L×cosθ
H=L×sinθ
高さ・水平位置演算手段40は、各反射地点に対する計測距離L(1)、L(2)、・・・L(n)から高さH(1)、H(2)、・・・H(n)及び水平位置X(1)、X(2)、・・・X(n)を上式に基づき求めて、高さ・水平位置記憶手段41に格納する。
ここで、図4に示すように、複数の反射地点1、2、・・・m、・・・nのうちで、mをブレード22の位置に対応するものとし、mより前は、ブレード22よりも前方の反射地点を表し、mより後は、ブレード22よりも後方の反射地点を表すものとする。複数の反射地点のうちで、ブレード22よりも後方の地面は既に切削された平坦な切削面となっており、ブレード22よりも前方の地面は未切削面であり凸凹となっている。
ブレード22が旋回していると、ブレード22と走査線との交点は前後にずれるので、このmは変数である。しかしながら、ブレード22の高さは、切削面に対して常にほぼ一定の値であるために、複数の反射地点の高さの値が不連続的に小さくなる(言い換えれば、高さが不連続的に高くなる)点を探せば、ブレード22の位置を検出することができる。
そのため、ブレード検出手段42は、nからデクレメントしながら、
ΔH(j−1)=H(j)−H(j−1)
を順次求め、
ΔH(j−1)≧ΔTH (1)
となるj−1を見つける。ΔTHは不連続点かどうかを決定する所定の閾値であり、予め既知であるブレード22の高さ寸法にほぼ等しい値となる。または、(1)式とする代わりに、
ΔTH+α1≧H(j)−H(j−1)≧ΔTH−α2 (2)
として、ΔTH+α1〜ΔTH−α2の所定の高さ検出範囲で高さH(j)が不連続となったかどうかに基づいて、ブレード22の位置検出の判定をすることができる。ブレード22の高さ寸法を大きく超える高さの変化は、ブレード以外の他の要因によることが考えられるからである。
(1)式または(2)式を満足するj−1がmとなり、このときのH(m)をブレードの上端の高さとし、このときのmの値と、そのH(m)、X(m)をブレード位置記憶手段43に格納する。
好ましくは、ブレード22の上部にブレード22の厚み寸法よりも大きい寸法を持つ反射板23を取り付けるようにするとよい。これによって、レーザスキャナ32の分解能に左右されずに、必ず、レーザスキャナ32によってブレード22を確実に検出することができるようになる。
こうして、ブレード22の位置mが求められると、mより前方が未切削面、mより後方が切削面となる。
次に、基準値演算手段44は、反射地点の高さを用いてブレードの高さを調整するための基準値を求める。この基準値としては、レーザスキャナ32によって得られた多数の反射地点からの高さを平均化したものとすることにより、地面の局所的な凹凸の影響を受けない基準値とすることができる。レーザスキャナ32によって得られる反射地点は、車体の前後方向に平行に且つ広い範囲に渡り、車体の長さよりも広くとることができるために、より平滑化された基準値とすることができる。平均化する具体的な態様としては、任意の態様を採用することができるが、例えば次のような態様が考えられる。
(i) 全体の平均値とする態様
ブレード22の位置mを除く全反射地点の高さの平均値を基準値とする。即ち、平均値は、
HA={H(1)+H(2)+・・・H(m−1)+H(m+1)+・・・H(n)}/(n−1) (3)
となる。
(ii) ブレードの近傍を除去して全体の平均値とする態様
ブレード22の近傍は、ブレード22によって影になり正確な計測ができないおそれがあり、また、ブレード22によって切削された土壌によって反射地点の高さが正確に計測されていないおそれがあるために、ブレード22周囲の所定の範囲の計測高さは、平均値演算から除去すると好ましい。
よって、平均値は、
HA={H(1)+H(2)+・・・H(m−p)+H(m+q)+・・・H(n)}/(n−p−q+1) (4)
となる。但し、p、q≧1の整数であり、ブレード周囲の除去する計測点の数を表す。
(iii) 重みづけ平均値とする態様
ブレードの前方と後方で分けて平均値をそれぞれ求め、前方平均値と後方平均値とを、それぞれ重みづけしたものを基準値とする。
即ち、前方平均値と後方平均値とを以下のようにして、それぞれ求める。但し、p、qは、前記(ii)の態様と同じく、ブレード周囲の除去する計測点の数を表す。
前方平均値 HF={H(1)+H(2)+・・・H(m−p)}/(m−p)
後方平均値 HB={H(m+q)+H(m+q+1)+・・・H(n)}/(n−m−q+1)
そして、全体平均値を、
Figure 2010043446
とする。ここで、KFは前方平均値の重み、KBは後方平均値の重みであり、KB>KFとする。後方の切削面は、前方に未切削面に比較して、平坦性が高いために、後方の重みづけを高くすることで、より平坦性の高い、言い換えれば変動の低い平均値とすることができる。
(iv) ブレード後方の平均値とする態様
後方平均値が正確であると想定できる場合は、後方平均値を基準値とすることができる。これは、(5)式において、KF=0、KB=1とおいたことと等価である。
但し、路面に縦勾配がある場合にはブレードの後方の切削面での反射地点の高さだけでは、基準値に縦勾配が反映されず、または、ブレードの後方の切削面での反射地点の高さに誤差がある場合にはドリフトが発生するおそれがあるので、そのような場合には、KF≠0とした(5)式による重みづけを採用するとよい。
基準値演算手段44は、以上のいずれか、またはその他の任意の方法で基準値を求める。
ブレード基準高さ記憶手段46には、基準値に対するブレード22の高さが予め基準高さとして、格納されている。
ブレード調整信号出力手段48は、基準値演算手段44で演算された基準値と、ブレード検出手段42で検出されたブレード高さと、ブレード基準高さ記憶手段46に予め格納されるブレード22の基準高さとから、ブレード高さが基準値に対してブレード基準高さとなるように、ブレード22の高さ調整出力信号を生成する。
即ち、基準値の変化にブレード22の高さが追従するように、バルブ制御手段36に信号を出力し、油圧シリンダ16、18を調整する。
こうして、ブレード22の高さ調整を行うことで、モータグレーダ10による切削量を制御して、整地の平坦性を高めることができるようになる。本実施形態のように、レーザスキャナ32で得られる測定点と反射地点との間の計測距離から基準値を設定し、その基準値に追従するようにブレード22の高さ調整を行うことで、従来のような水糸の設定を不要とすることができる。レーザを用いて距離を測定するために環境変化に対して安定して測定を行うことができる。さらには、レーザスキャナ32が設置される測定点が車体に設定されるために、ブレード22が旋回していても、その旋回に影響を受けずに、レーザスキャナ32の走査線を車体の前後方向に平行に、即ち、モータグレーダの進行方向に平行に設定することができる。
レーザスキャナ32は、車体の左右両側にそれぞれ設けることができ、制御手段34及びバルブ制御手段36も、それぞれ左右用にそれぞれ設けることができ、それぞれのバルブ制御手段36から油圧シリンダ16,18を独立的に駆動することができる。
(第2実施形態)
図5は、本発明による高さ制御装置30の第2実施形態を表すブロック図である。この実施形態では、レーザスキャナ32を左右それぞれに設ける代わりに、一方の側にのみレーザスキャナ32を設け、ブレード22の傾斜角を検出する傾斜計52を設けている。
一方の油圧シリンダ16は、前記制御装置34の手段40〜48により、図2と同様に制御される。他方の油圧シリンダ18については、ブレード22に設けた傾斜計52に基づき、ブレード22がモータグレーダ10の進行方向に直交する横断面内において所定の傾斜角となるように、制御される。このため、制御手段34は、さらに、ブレード旋回角演算手段54と、ブレード初期位置記憶手段56と、ブレード傾斜角補正手段58と、基準傾斜角記憶手段60と、ブレード調整信号出力手段62と、を備える。
ブレード旋回角演算手段54は、前記ブレード検出手段42で検出されたブレード22の水平位置から、ブレード22の旋回角φを求める。
図6に示したように、ブレード22の旋回角φが0のとき、即ち、ブレード22が車体の前後方向に対して直交するときの、ブレード22とレーザビームの走査線との交点の水平位置X(r)と、水平面内で、ブレード22の旋回中心からレーザビームの走査線へおろした垂線の距離Wとは、既知であり、これらの値は、予めブレード初期位置記憶手段56に格納されている。
ブレード旋回角演算手段54は、ブレード検出手段42によって検出されたブレード22の水平位置X(m)から、ブレード22の水平方向の変位ΔXを以下のように求め、
ΔX=X(m)−X(r) (6)
この水平方向の変位ΔXから、旋回角φを、以下の式で求める。
φ=tan-1(ΔX/W) (7)
この旋回角φを使用して、ブレード傾斜角補正手段58は、傾斜計52から得られるブレード22の傾斜角ψを、車体の前後方向に直交する横断面での傾斜角に座標変換する。そして、ブレード調整信号出力手段62は、その傾斜角が基準傾斜角記憶手段60で予め格納されるその路面に適した横勾配を表す基準傾斜角に合致するように、バルブ制御手段36に信号を出力し、油圧シリンダ18を調整する。
以上のように第2実施形態によれば、ブレード22の旋回角を、別途のセンサを設けることなく制御手段34内での演算によって求めることができる。このように演算によって求めた旋回角は、この第2実施形態で説明した傾斜角の補正に使用することができるが、これに限るものではない。例えば、オペレータへの旋回角の提示または他の制御等のその他の用途にも使用することが可能である。
(第3実施形態)
次に、図7は、本発明による高さ制御装置30の第3実施形態を表す図である。
この実施形態では、レーザスキャナ32のレーザビームの走査線が、車体の前後方向に直交する横断方向にも向くことができる点で、第1実施形態と異なっている。
レーザスキャナ32は、車体に対して旋回ブラケット33によって取り付けられており、該旋回ブラケット33が車体に対して鉛直軸周りに90度回転することで、レーザビームの走査線が、第1実施形態の車体の前後方向に平行な方向と、車体の前後方向に直交する横断方向に平行な方向の、2つの方向のいずれか一方に切替可能になっている。
レーザスキャナ32が、そのレーザビームの走査線が車体の前後方向に直交する横断方向に平行な向きになるように切り替えられたときに、レーザスキャナ32の走査範囲は、車体の側方を走査するように、特に、側方に存在する構造物、例えば、整地中の路面の側溝部分を包含するように、設定されている。また、このときに、そのレーザスキャナ32の走査範囲で、ブレード22と走査線とが交差するように、ブレード22には前後方向に延びる反射板23が取り付けられるとよい。
これに応じて制御手段34は、前記第1実施形態と同じ構成の他に、図8に示すように、切替手段70と、高さ・水平位置演算手段72と、高さ・水平位置記憶手段73と、構造物・ブレード検出手段74と、構造物・ブレード位置記憶手段75と、基準値演算手段76、ブレード基準高さ記憶手段77と、ブレード調整信号出力手段78と、を備える。
レーザスキャナ32の走査線が、車体の前後方向に直交する横断方向に平行な向きに切り替えられると、レーザスキャナ32からの信号が切替手段70により、高さ・水平位置演算手段72によって処理されるように切り替えられる。
レーザビームの回転角度の水平面となる角度をξとし、計測距離をLとすると、測定点に対する反射地点の高さHと水平位置Yは次の式から求めることができる。
Y=L×cosξ
H=L×sinξ
高さ・水平位置演算手段72は、各反射地点に対する計測距離L(1)、L(2)、・・・L(n)から高さH(1)、H(2)、・・・H(n)及び水平位置Y(1)、Y(2)、・・・Y(n)を求めて、高さ・水平位置記憶手段73に格納する。
ここで、図7に示すように、複数の反射地点1、2、・・l、・m、・・・nのうちで、lを歩道と側溝蓋との間の段部に対応し、mをブレードに対応するものとすると、lよりも前は、歩道の反射地点を、lよりも後は側溝蓋の反射地点を表しており、lの前後で高さが不連続となる。よって、この不連続となる点を探せば、段部の位置を検出することができる。
そのため、構造物・ブレード検出手段74は、1からインクレメントしながら、
ΔH(j)=H(j)−H(j−1)
を順次求め、
ΔH(j)≧ΔTH2 (8)
または
ΔTH2+β1≧H(j)−H(j−1)≧ΔTH2−β2 (9)
となるjを見つける。ΔTH2は不連続点かどうかを決定する所定の閾値である。または、ΔTH2+β1〜ΔTH2+β2は不連続点かどうかを決定する所定高さ検出範囲である。
(8)式、または(9)式を満足するjがlとなり、このときのlとH(l)を段部とし、lの値とそのH(l)を構造物・ブレード位置記憶手段75に格納する。
また、構造物・ブレード検出手段74は、第1実施形態における(1)式または(2)式によって、不連続に高さが高くなるjを探し、この点をmとし、このときのH(m)をブレードの上端の高さとし、mの値とそのH(m)を構造物・ブレード位置記憶手段75に格納する。
こうして、段部の位置lが求められると、l以降の所定数の反射地点は、側溝蓋の部分に対応するので、基準値演算手段76は、そのl以降の所定数の反射地点の高さの平均値を基準値として求める。または、側溝蓋の地点での計測が安定している場合には、平均値を求める代わりに、段部から所定距離離れた1つの反射地点の高さを基準値としてもよい。
ブレード基準高さ記憶手段77には、基準値に対するブレード22の高さが予め基準高さとして、格納されている。
ブレード調整信号出力手段78は、基準値演算手段76で演算された基準値と、構造物・ブレード検出手段74で検出されたブレード高さと、ブレード基準高さ記憶手段77で予め決められるブレードの基準高さとから、ブレード高さが基準値に対してブレード基準高さとなるように、ブレード22の高さ調整出力信号を生成する。
即ち、基準値の変化にブレード22の高さが追従するように、バルブ制御手段36に信号を出力し、油圧シリンダ16を調整する。
こうして、構造物としての側溝蓋を基準値として使用できる現場においては、そのレーザスキャナ32によって、測定点と側溝蓋の反射地点との間の計測距離から基準値を設定し、その基準値に追従するようにブレード22の高さ調整を行うことで、従来のような水糸の設定を不要とすることができる。構造物からの計測値に基づき基準値を設定するために、ブレード切削の平坦性をより高めることができる。
さらには、レーザスキャナ32が設置される測定点が車体に配置されるために、ブレードが旋回していても、その旋回に影響を受けずに、レーザスキャナ32の走査線を車体の前後方向に直交する横断方向に設定することができる。
尚、車体左右で構造物にない側については、第1実施形態に従い車体の前後方向を走査するレーザスキャナ32を用いて油圧シリンダ18を制御することで、ブレード22の高さを調整することができる。
旋回ブラケット33及び切替手段70によってレーザスキャナ32を切り替えることで、第1実施形態と第3実施形態とを簡単に切り替えることができる。
但し、旋回ブラケット33で1つのレーザスキャナ32を切り替える代わりに、レーザスキャナ32を進行方向走査用と、横断方向走査用にそれぞれ設けて、対応する制御手段34を切替手段で切り替えるように構成することも勿論可能である。
本発明によるブレードの高さ制御装置が適用されるモータグレーダの概略側面図である。 本発明によるブレードの高さ制御装置が適用されるモータグレーダの概略平面図である。 本発明によるブレードの高さ制御装置の第1実施形態のブロック図である。 (a)はレーザスキャナの計測原理を表す説明図、(b)は測定点に対する反射地点の高さHと水平位置Xとの関係を表す説明図である。 測定点にあるレーザスキャナと反射地点との関係を表す説明図である。 本発明によるブレードの高さ制御装置の第2実施形態のブロック図である。 ブレードの旋回角の演算原理を表す説明図である。 本発明によるブレードの高さ制御装置が適用されるモータグレーダの概略背面図である。 本発明によるブレードの高さ制御装置の第3実施形態のブロック図である。
符号の説明
10 モータグレーダ
22 ブレード
30 高さ制御装置
32 レーザスキャナ
34 制御手段
40、72 高さ・水平位置演算手段
42、74 ブレード検出手段
44、76 基準値演算手段
48、78 ブレード調整信号出力手段
54 ブレード旋回角演算手段

Claims (9)

  1. モータグレーダのブレードの高さを制御する高さ制御装置であって、
    モータグレーダの車体に設定された測定点に取り付けられて、放射状にレーザビームを照射し、複数の反射地点から反射されたレーザビームを受信するレーザスキャナと、
    レーザスキャナから得られる測定点と各反射地点との間の計測距離から、ブレードの高さを調整するための調整信号を出力する制御手段と、を備え、
    前記制御手段は、
    前記測定点と複数の反射地点との間の計測距離から各反射地点の高さを演算する高さ演算手段と、
    前記複数の反射地点の高さの中から、ブレードの高さを検出するブレード検出手段と、
    前記複数の反射地点の高さから、基準値を求める基準値演算手段と、
    前記ブレード検出手段で検出されるブレードの高さが前記基準値演算手段で求めた基準値の変化に追従するように、ブレードの高さを調整するための調整信号を出力するブレード調整信号出力手段と、
    を備えることを特徴とするモータグレーダのブレード高さ制御装置。
  2. 前記レーザスキャナの走査線は、モータグレーダの進行方向に平行に向いていることを特徴とする請求項1記載のモータグレーダのブレード高さ制御装置。
  3. 前記基準値演算手段は、ブレード前後の地面上の複数の反射地点の高さを平均化したものを基準値とすることを特徴とする請求項2記載のモータグレーダのブレード高さ制御装置。
  4. 前記基準値演算手段は、ブレード前方の地面上の複数の反射地点の高さの平均値(以下、前方平均値)と、ブレード後方の地面上の複数の反射地点の高さの平均値(以下、後方平均値)とを重みづけ平均した平均値を基準値とすることを特徴とする請求項3記載のモータグレーダのブレード高さ制御装置。
  5. 前記後方平均値の重みを前方平均値の重みよりも大きく設定することを特徴とする請求項4記載のモータグレーダのブレード高さ制御装置。
  6. 前記レーザスキャナの走査線は、モータグレーダの進行方向に直交する横断方向に向いていることを特徴とする請求項1記載のモータグレーダのブレード高さ制御装置。
  7. 前記基準値演算手段は、モータグレーダの側方に存在する構造物の高さを基準値とすることを特徴とする請求項6記載のモータグレーダのブレード高さ制御装置。
  8. 前記ブレード検出手段は、複数の反射地点の高さの中で、隣り合う反射地点の高さの差異が所定閾値を超えるか、または所定高さ検出範囲にある反射地点の高さに基づきブレード高さを検出することを特徴とする請求項1ないし7のいずれか1項に記載のモータグレーダのブレード高さ制御装置。
  9. 前記ブレード検出手段は、測定点に対するブレードの水平位置をさらに検出し、
    前記制御手段は、さらに、ブレード検出手段で検出したブレードの水平位置に基づき、ブレードの旋回角を求めるブレード旋回角演算手段を備えることを特徴とする請求項1ないし8のいずれか1項に記載のモータグレーダのブレード高さ制御装置。
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