JP2010042853A - 金属製缶容器 - Google Patents

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Abstract

【課題】容器開口端に落下衝撃が加わった場合でも、十分な密封性を確保できる金属製缶容器を提供する。
【解決手段】口頸部11の開口端11aにカール部18を有すると共に、前記カール部18の下方に雄ネジ部19を有する金属製の缶本体10と、前記雄ネジ部19に螺合されるキャップ30とを備えた金属製缶容器である。前記カール部18と前記雄ネジ部19との間に縦断面が直線的に延在する支持部21が形成され、前記支持部21は、ボトル缶の中心軸線Aに対して0〜10°の角度範囲で延在し、且つ、ボトル缶の中心軸線A方向長さで2〜10mmの範囲の長さに設定されている。
【選択図】図1

Description

本発明は、口頸部の開口端に落下衝撃が加わった場合でも十分な密封性を確保できる金属製缶容器に関するものである。
従来、炭酸飲料、コーヒー等の内容物が収容される容器として、口頸部に形成された雄ネジ部に金属製のキャップを螺合し密封した金属製のボトル缶が使用されている。
このような金属製ボトル缶として、特許文献1には、口金部(口頸部)にネジ部が形成された金属製ボトル缶において、ネジ部のネジ始点から口金部の上端面までの高さhが、3.24mm≦h≦5.6mmの範囲に設定されることにより、金属製ボトル缶のカール部とキャップのライナーとの密着性を良好に維持することができること、また、口金部にネジ部と該ネジ部の上端に連なる傾斜部とが形成され、傾斜部の傾斜角θが、33°≦θ≦55°の範囲に設定されることにより、高い座屈強度を有した金属製ボトル缶を形成できることが記載されている。
特開2004−35036号公報
しかしながら、特許文献1記載の発明では、ネジ部の上端に傾斜角が33°≦θ≦55°の傾斜部を形成しているが、このような傾斜角度に設定された傾斜部では、金属製ボトル缶を口金部が下に向いた状態で誤って落下させてしまい、口金部に強い落下衝撃が加わった場合には、傾斜部が変形し密封性が損なわれる虞がある。
この発明は上記の事情を背景としてなされたものであり、口頸部の開口端に落下衝撃が加わった場合でも、十分な密封性を確保できる金属製缶容器を提供することを目的とするものである。
上記の目的を達成するためになされた請求項1の発明は、口頸部の開口端にカール部を有すると共に、前記カール部の下方に雄ネジ部を有する金属製の缶本体と、前記雄ネジ部に螺合されるキャップとを備えた金属製缶容器において、前記カール部と前記雄ネジ部との間に縦断面が直線的に延在する支持部が形成され、前記支持部は、前記口頸部の中心軸線に対して0〜10°の角度範囲で延在し、且つ、前記口頸部の中心軸線方向長さで2〜10mmの範囲の長さに設定されていることが特徴である。
請求項2の発明は、請求項1の発明において、前記キャップは、天板部と前記天板部の周縁部から垂下するスカート部とを有し、前記スカート部の上部には、前記キャップの内側に窪んだ凹部と外側に突出した凸部とを周方向に交互に連設したナール部が形成され、前記ナール部は、前記支持部の長さに対応するように前記キャップの中心軸線方向長さで2〜10mmの範囲の長さに設定されていることが特徴である。
請求項3の発明は、請求項2の発明において、前記キャップのスカート部に缶本体の雄ネジ部と螺合される雌ネジ部が形成され、前記ナール部の最大外径は、前記スカート部の雌ネジ部が形成された箇所の最大外径に対して1〜6mmの範囲で大きく設定されていることが特徴である。
請求項1の発明によれば、カール部と雄ネジ部との間に縦断面が直線的に延在する支持部が形成され、支持部は、口頸部の中心軸線に対して0〜10°の角度範囲で延在し、且つ、口頸部の中心軸線方向長さで2〜10mmの範囲の長さに設定されていることにより、支持部が口頸部の中心軸線に近い角度で延在しているため、ボトル缶の中心軸線方向からの衝撃に対して支持部を変形しにくくできると共に、カール部と雄ネジ部との間に所定の間隔を確保できるため、カール部の下端に接続される部分の形状を口頸部全周で均一に成形することができ、口頸部全周での強度のバラツキをなくすことができ、また、カール部に落下衝撃が加わっても、ボトル缶の中心軸線に対する傾斜角度が大きく、変形しやすくなっている雄ネジ部へ衝撃を伝わりにくくすることができる。この結果、ボトル缶を口頸部が下に向いた状態で誤って落下させてしまい、口頸部に落下衝撃が加わった場合でも、口頸部を変形しにくくすることができるので、密封性が損なわれることを防止できる。
また、口頸部の開口端(カール部)に直接口をつけて内容物を飲む場合に、唇が直線的に延在する支持部と接触するため、ネジによる違和感が少なく口当たりを良くすることができる。
請求項2の発明によれば、ナール部が、支持部の長さに対応するように口頸部の中心軸線方向長さで2〜10mmの範囲の長さに設定されていることにより、凹部と凸部とから構成されるナール部の口頸部の中心軸線方向長さを十分に確保できるので、キャップのグリップ性(握り易さ)を向上させることができる。また、キャップのスカート部の上部の強度をナール部により十分に補強できるので、キャップのスカート部上部の耐落下衝撃性を向上させることができると共に、開栓時にキャップが変形しにくく、キャップを再栓する場合、抵抗感なく再栓することができる。
請求項3の発明によれば、ナール部の最大外径は、スカート部の雌ネジ部が形成された箇所の最大外径に対して1〜6mmの範囲で大きく設定されていることにより、ナール部が、雌ネジ部が形成された箇所に較べて外方に張り出すこととなり、開栓時にキャップに指を掛けやすくなるため、キャップのグリップ性をより向上させることができると共に、ナール部内面と口頸部の支持部外面との間に隙間を確保することができるため、ボトル缶を鉛直下向きから多少傾いた状態で落下させてしまい、ナール部に落下衝撃が加わったとしても、隙間により口頸部へ落下衝撃が伝わるのを緩和でき、十分な落下密封性を確保することができる。加えて、内容物を充填し、キャップを装着した後に、缶本体の口頸部外面を洗浄する際に、ナール部内面と口頸部の支持部外面との間の隙間に洗浄液を流入させやすくなるため、洗浄性を向上させることができる。
本発明の金属製缶容器は、図1に示すように、口頸部11と胴部12と底部13とを有する缶本体10と、缶本体10の口頸部11にロールオン方式により装着されるキャップ30とを備えている。各構成部材がアルミニウム合金板や表面処理鋼板等の周知の容器用金属板に塗膜や樹脂フィルム等による合成樹脂性被膜からなる保護被膜を施した金属薄板材から成形されている。なお、合成樹脂性被膜を構成する樹脂塗料としては、エポキシ系樹脂やポリエステル系樹脂等が好適に使用でき、樹脂フィルムとしては、ポリエチレンやポリプロピレン等のオレフィン系樹脂やポリエチレンテレフタレート等のポリエステル系樹脂等が好適に使用できる。
缶本体10は、両端が開口された筒状の缶胴と、缶胴の下端側の開口部を封止する底蓋14との2つの部材から構成されている。缶胴は、円筒状の胴部12と、胴部12の上端に接続され、なだらかな湾曲面をなす縦断面円弧形状に構成された肩部15と、肩部15の上端に接続され、キャップ30が装着される口頸部11とに成形されている。底蓋14は、円板状のパネル部16と、パネル部16の外周縁に接続されボトル缶の内方に向かって窪むカウンターシンク部17とを有している。缶胴の下端部と底蓋14の外周部とが二重巻締により固着されることで缶本体10が形成されている。
缶胴の口頸部11には、缶胴の上端側の開口端11aを外側に折り返して丸めたカール部18と、キャップ30を螺合するための雄ネジ部19と、キャップ30のピルファープルーフバンド31を係止するための顎部20とを有している。カール部18と雄ネジ部19との間には、縦断面が直線的に延在する支持部21が形成されており、支持部21は、ボトル缶(口頸部11)の中心軸線Aに対して0〜10°、好ましくは0〜5°の角度範囲で延在している。すなわち、支持部21が、上下間で外径の等しい円筒状をなしている場合は、前記中心軸線Aに対する角度は0°となり、また、支持部21が、前記カール部18側で大径となるテーパ状、もしくはカール部18側で小径となるテーパ状に形成されている場合は、そのテーパ角は0°〜20°の範囲の角度に設定されることとなる。さらに、支持部21は、ボトル缶(口頸部11)の中心軸線A方向長さで2〜10mm、好ましくは3〜8mmの範囲の長さに設定される。支持部21の上端は、半径方向内方且つ上方へ湾曲した繋ぎ部22と接続されており、繋ぎ部22の上端に、縦断面が略円形に形成されたカール部18が接続されている。
尚、図示した実施の形態では、支持部21は、雄ネジ部19の上端(雄ネジ始点の上端縁)から繋ぎ部22の下端まで略垂直(ボトル缶の中心軸線Aと略等しい方向)に延在し、且つ、ボトル缶の中心軸線A方向長さで5mmの長さに設定されており、支持部21の外径は、カール部18の最大外径と略等しく設定されており、雄ネジ部19の最大外径はそれらよりも大きく設定されている。
缶胴の口頸部11に装着されるキャップ30は、図1および図3に示すように、金属薄板製のキャップシェル32と熱可塑性樹脂製の密封用ライナー33とから構成されている。
キャップシェル32は、円板状の天板部34と、天板部34の周縁部に接続される円筒状のスカート部35とを有しており、スカート部35の上部には、キャップシェル32の内周側に窪んだ凹部36と外周側に突出した凸部37とを周方向に交互に連設したナール部38が形成され、ナール部38の凹部36の上部には、ボトル缶の開栓時に内部のガスを速やかに排出するために形成された周方向に延びるベントスリット39が形成されている。ナール部38の下方には、缶本体10の雄ネジ部19と螺合される雌ネジ部40が装着時に形成される(図2参照)。雌ネジ部40の下方には、複数のブリッジ41と周方向に延びるスリット42とによる破断ライン43が形成されており、スカート部35は破断ライン43よりも上方の主部と破断ライン43よりも下方のピルファープルーフバンド部31とに区画されている。ナール部38は、缶本体10の支持部21の長さに対応するようにボトル缶の中心軸線A方向長さで2〜10mm、好ましくは3〜8mmの範囲の長さに設定される。この実施形態では、前記支持部21の長さ5mmと対応させて5mmとされている。
尚、図4に示した本発明の他の実施形態のキャップ30では、ナール部38の最大外径は、スカート部35の雌ネジ部40が形成された箇所の最大外径に対して1〜6mm、好ましくは2〜6mmの範囲で大きく設定され、ナール部38は雌ネジ部40が形成された箇所よりボトル缶の半径方向外方へ張り出すように構成されている。また、ナール部38の張り出しに応じて、ナール部38の凹部36の内面と缶本体10の口頸部11に形成された支持部21の外面との間には1.5〜4mm、好ましくは2〜4mmの範囲の隙間が形成されるようにしている。
次に、密封用ライナー33は、キャップシェル32の天板部34の内面に装着されている。密封用ライナー33の樹脂材料としては、オレフィン系樹脂、ポリエステル系樹脂、スチレン系樹脂、アクリル系樹脂等の従来公知のものを使用することができ、さらに、これらの樹脂に顔料、滑剤、軟化剤等を適宜添加することができる。
密封用ライナー33は、このような樹脂材料を溶融した状態で、キャップシェル32の天板部34の内面側に供給し、その樹脂材料を金型により所定の形状に型押し成形したものである。缶本体10のカール部18の頂部から外周面にかけて密接する平坦部44とカール部18の内周面に密接する内側シール突起45とを有している。
尚、図4に示した他の実施形態のキャップ30では、密封用ライナー33のボトル缶の半径方向の外周縁とキャップシェル32のスカート部35の内周面との間には、ナール部38の張り出し量に応じて所定の幅の延在部46が設けられている。
このようなキャップ30を成形する場合は、金属薄板材をプレス等によりカップ状に絞り成形し、天板部34とスカート部35とを成形した後、スカート部35にナール部38やベントスリット39やピルファープルーフバンド31を成形し、その後、天板部34の内面に密封用ライナー33を型押し成形する。
尚、図4に示したキャップ30のように、ナール部38が、雌ネジ部40が成形された箇所よりボトル缶の半径方向外方へ張り出すように構成される場合は、金属薄板材を絞り成形し、天板部34とスカート部35とを成形した後、スカート部35のうち、雌ネジ部40及びピルファープルーフバンド31が形成される予定部分を縮径加工することで、ナール部38が張り出すように成形する。
このような金属製ボトル缶によれば、カール部18と雄ネジ部19との間に縦断面が直線的に延在する円筒状もしくはテーパ状の支持部21が形成され、支持部21は、その縦断面(中心軸線Aに沿って切断した場合に生じる端面)がボトル缶の中心軸線Aに対して0〜10°の角度範囲で延在し、且つ、ボトル缶の中心軸線A方向長さで2〜10mmの範囲の長さに設定されていることにより、支持部21を形成している周壁面がボトル缶の中心軸線Aに近い角度で延在することになるため、ボトル缶の中心軸線A方向からの衝撃に対して支持部21を変形しにくくできると共に、カール部18と雄ネジ部19との間に所定の間隔を確保できるため、カール部18の下端に接続される部分の形状を口頸部11全周で均一に成形することができ、口頸部11全周での強度のバラツキをなくすことができ、また、カール部18に落下衝撃が加わっても、ボトル缶の中心軸線Aに対する傾斜角度が大きく、変形しやすくなっている雄ネジ部19へ衝撃を伝わりにくくすることができる。その結果、ボトル缶を口頸部11が下に向いた状態で誤って落下させてしまい、口頸部11に落下衝撃が加わった場合でも、口頸部11を変形しにくくすることができるので、密封性が損なわれるのを防止できる。
また、口頸部11の開口端11aに直接口を付けて内容物を飲む場合に、唇が直線的に延在する支持部21と接触するため、ネジによる違和感が少なく口当たりを良くすることができる。
すなわち、支持部21(より正確には支持部21を構成している周壁部)がボトル缶の中心軸線Aに対して10°より大きい角度で延在する場合、ボトル缶の中心軸線A方向からの衝撃に対して、変形しやすくなる虞があり、また、支持部21がボトル缶の中心軸線A方向長さで2mmより短い場合、カール部18と雄ネジ部19との間に所定の間隔を確保できないため、カール部18に衝撃が加わった際、雄ネジ部19へ衝撃が伝わりやすくなって、雄ネジ部19が変形する虞があり、一方、支持部21がボトル缶の中心軸線A方向長さで10mmより長い場合、口頸部11に装着されるキャップ30のスカート部35の長さを長くする必要があるため、キャップ30の金属材料の使用量が増加し製造コストが増加するという問題がある。
また、ナール部38が、支持部21の長さに対応するようにボトル缶の中心軸線A方向長さで2〜10mmの範囲の長さに設定されていることにより、凹部36と凸部37とから構成されるナール部38のボトル缶の中心軸線A方向長さを十分確保できるので、キャップ30のグリップ性を向上させることができる。また、キャップ30のスカート部35の上部の強度をナール部38により十分補強できるので、キャップ30のスカート部35上部の耐落下衝撃性を向上させることができると共に、開栓時にキャップ30が変形しにくくなるので、キャップ30の再栓時に抵抗感無く再栓することができる。
すなわち、ナール部38がボトル缶の中心軸線A方向長さで2mmより短い場合、キャップ30のグリップ性を十分確保できない虞があると共に、キャップ30の上部を十分に補強できない虞があり、一方、ナール部38がボトル缶の中心軸線A方向長さで10mmより長い場合、キャップ30のスカート部35の長さが長くなるため、キャップ30の金属材料の使用量が増加し製造コストが増加するという問題がある。
さらに、ナール部38の最大外径を、スカート部35の雌ネジ部40が形成された箇所の最大外径に対して1〜6mmの範囲で大きく設定することにより、ナール部38が雌ネジ部40が形成された箇所に比べて外方に張り出すこととなり、開栓時にキャップ30に指を掛けやすくなるため、キャップ30のグリップ性をより向上させることができると共に、ナール部38内面と容器口頸部11の支持部21外面との間に隙間を確保することができるため、ボトル缶を鉛直下向きから多少傾いた状態で落下させてしまい、ナール部38に落下衝撃が加わったとしても、隙間により口頸部11に伝わる落下衝撃力を緩和でき、十分な落下密封性を確保することができる。加えて、内容物を充填し、キャップ30を装着した後に、缶本体10の口頸部11外面を洗浄する際に、ナール部38内面と口頸部11の支持部21外面との間の隙間に洗浄液を流入させやすくなるため、洗浄性を向上させることができる。
すなわち、ナール部38の最大外径と雌ネジ部40の最大外径との差が1mmより小さい場合は、ナール部38の張り出しによるグリップ性向上効果が十分に得られない虞があると共に、ナール部38により落下衝撃を緩和させる効果が十分に得られない虞があり、一方、ナール部38の最大外径と雌ネジ部40の最大外径との差が6mmより大きい場合は、キャップ30の外径が大きくなる分、キャップ30の金属材料の使用量が増加し製造コストが増加するという問題がある。
本発明の実施形態の金属製ボトル缶の缶本体とキャップとを分離した状態で、一部を断面で示す正面図である。 同じく実施形態の金属製ボトル缶のキャップを装着した状態の正面図である。 同じく実施形態の金属製ボトル缶のキャップを拡大し、一部を断面で示す正面図である。 本発明の他の実施形態の金属製ボトル缶のキャップを拡大し、一部を断面で示す正面図である。
符号の説明
10…缶本体、 11…口頸部、 18…カール部、 19…雄ネジ部、 20…顎部、 21…支持部、 22…繋ぎ部、 30…キャップ、 32…キャップシェル、 33…密封用ライナー、 34…天板部、 35…スカート部、 36…凹部、 37凸部、 38…ナール部、 39…ベントスリット、 40…雌ネジ部、 45…内側シール突起、 46…延在部。

Claims (3)

  1. 口頸部の開口端にカール部を有すると共に、前記カール部の下方に雄ネジ部を有する金属製の缶本体と、前記雄ネジ部に螺合されるキャップとを備えた金属製缶容器において、
    前記カール部と前記雄ネジ部との間に縦断面が直線的に延在する支持部が形成され、前記支持部は、前記口頸部の中心軸線に対して0〜10°の角度範囲で延在し、且つ、前記口頸部の中心軸線方向長さで2〜10mmの範囲の長さに設定されていることを特徴とする金属製缶容器。
  2. 前記キャップは、天板部と前記天板部の周縁部から垂下するスカート部とを有し、前記スカート部の上部には、前記キャップの内側に窪んだ凹部と外側に突出した凸部とを周方向に交互に連設したナール部が形成され、前記ナール部は、前記支持部の長さに対応するように前記キャップの中心軸線方向長さで2〜10mmの範囲の長さに設定されていることを特徴とする請求項1に記載の金属製缶容器。
  3. 前記キャップのスカート部に缶本体の雄ネジ部と螺合される雌ネジ部が形成され、前記ナール部の最大外径は、前記スカート部の雌ネジ部が形成された箇所の最大外径に対して1〜6mmの範囲で大きく設定されていることを特徴とする請求項2に記載の金属製缶容器。
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