JP2010042442A - ブランク材投入枚数異常判定方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】プレス成形時にブランク材が複数枚投入されたかどうかを判定する方法を提供する。
【解決手段】パンチ3及びダイ2と、金属板からなるブランク材7を介してダイ2と対向するパッド1を用いた金属板プレス成形において、ブランク材7の投入枚数の異常を判定する方法であって、パッド1及び/又はダイ2に作用する荷重が増加し始めるときの、パッド1の表面とダイ2の表面との距離d1を測定し、距離d1を投入予定のブランク材7の板厚によって除した値により、投入枚数の異常の有無を判定する。
【選択図】図6

Description

本発明は、金属板からなるブランク材をプレス成形する時のブランク材の投入枚数異常を判定する方法に関するものである。
一般に、鋼板、アルミニウム板、チタン板等の金属板のプレス成形では、これらの金属板が所定の形状に切断されたもの、すなわちブランク材が1枚ごとにプレス成形装置の金型の間に投入され、金型を構成するパンチとダイおよび/又はパッドによってプレス成形されて所定の形状に加工される。ブランク材を金型の間に投入する方法は、人手の他、ロボットによって行われる場合が多く、ロボットがブランク材を掴む方法には、マグネットや吸引による方法が多く用いられている。しかしながら、ブランク材の表面状態、すなわち防錆、防汚目的の油類塗布の有無や、ごみや塵の程度によって、ブランク材のハンドリングが不安定になる場合もあり、特に2枚以上のブランク材が金型に投入されてプレス成形が行われると、過大な荷重が金型に作用して金型を破損させることに繋がるため、2枚以上のブランク材投入を防止する方法が切望されている。
このブランク材の投入枚数管理に対しては、いくつかの対策が検討されており、例えばブランク材の搬送中にレーザーセンサによりブランク材の板厚を測定する方法が用いられている。また、ブランク材供給源とプレス工程の間にブランク材の重量を計測する手段を備えたブランク材の検知装置が特許文献1に、プレス荷重値が急激に立ち上がるときのスライド位置をセンサで測定し、板厚許容範囲内かどうかを判定する直動型プレスおよびサーボプレスの金型保護装置が特許文献2および特許文献3にそれぞれ開示されている。
また、ブランク材の投入枚数管理に限らなければ、ダイおよびパッドの間にセンサを備えたプレス金型装置は公知であり、例えば摩擦力測定手段や温度測定手段を備えたプレス金型装置が特許文献4に、ひずみセンサを備えた金型が特許文献5にそれぞれ開示されている。
特開2008−56384号公報 特開平10−193199号公報 特開平11−58097号公報 特開2004−249365号公報 特開2005−199336号公報
前記開示技術のうち、レーザーセンサによってブランク材の板厚を測定する方法は、搬送中にブランク材に生じる振動により誤検出が生じる場合があり、誤検出を防止するためには、ブランク材の搬送速度を下げるか停止して測定することが必要となり、生産効率を下げるという問題がある。
また、特許文献1では、ブランク材供給源とプレス装置の間にブランク材の重量を測定するステージを新たに設ける必要があり、搬送ロボット数の増加も合わせて多大な設備投資が必要となる問題がある。
さらに、特許文献2および特許文献3では、プレス荷重値が急激に立ち上がる時にスライドの位置を検出して許容範囲かどうかを判定する必要があり、プレス荷重値が急激に立ち上がる時には既に複数枚のブランク材をプレスし始めているため、過大な荷重がプレス金型に作用しており、ブランク材の複数枚投入を検出できても、プレス金型を破損してしまうという問題がある。
またさらに、特許文献4では、ダイとパッドの間にピエゾ素子またはひずみゲージなどを取り付けた摩擦力測定手段により測定したプレス成形時の摩擦力をもとにパッド圧を調節して適正なプレス成形を行うことを目的としており、プレス成形時の摩擦力測定ではプレス成形前のブランク材の複数枚投入を検出できないという問題がある。
加えて、特許文献5では、ブランク材を成形加工する際に、成形状態を制御するために金型にひずみセンサを設置しているが、ブランク材の変形やひずみを測定するためのものであり、金型にひずみセンサを設置するだけでは、プレス成形する前にブランク材の複数枚投入を検出できないという問題がある。
本発明は、プレス成形時にブランク材が複数枚投入されたかどうかを判定する方法を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明は、(1)パンチ及びダイと、金属板からなるブランク材を介して前記ダイと対向するパッドを用いた金属板プレス成形において、前記ブランク材の投入枚数の異常を判定する方法であって、前記パッド及び/又は前記ダイに作用する荷重が増加し始めるときの、前記パッドの表面と前記ダイの表面との距離を測定し、前記距離を投入予定の前記ブランク材の板厚によって除した値により投入枚数の異常の有無を判定することを特徴とするブランク材投入枚数異常判定方法を提供する。
また、本発明によれば、(2)パンチ及びダイと、金属板からなるブランク材を介して前記ダイと対向するパッドを用いた金属板プレス成形において、前記ブランク材の投入枚数の異常を判定する方法であって、前記パッドに作用する圧力が増加し始めるときの、前記パッドの表面と前記ダイの表面との距離を測定し、前記距離を投入予定の前記ブランク材の板厚によって除した値により投入枚数の異常の有無を判定することを特徴とするブランク材投入枚数異常判定方法が提供される。
また、本発明によれば、(3)パンチ及びダイと、金属板からなるブランク材を介して前記ダイと対向するパッドを用いた金属板プレス成形において、前記ブランク材の投入枚数の異常を判定する方法であって、前記パッド及び/又は前記ダイの内部のひずみが増加し始めるときの、前記パッドの表面と前記ダイの表面との距離を測定し、前記距離を投入予定の前記ブランク材の板厚によって除した値により投入枚数の異常の有無を判定することを特徴とするブランク材投入枚数異常判定方法が提供される。
さらに、本発明によれば、(4)前記ひずみは、前記パッド及び/又は前記ダイの表面に垂直な方向のひずみであることを特徴とする前記(3)に記載のブランク材投入枚数異常判定方法が提供される。
さらにまた、本発明によれば、(5)前記ひずみを、圧電素子センサまたはひずみゲージで測定することを特徴とする前記(3)又は(4)に記載のブランク材投入枚数異常判定方法が提供される。
さらにまた、本発明によれば、(6)前記ブランク材の投入枚数が異常と判定された時に、プレス成形を中断することを特徴とする前記(1)〜(5)の何れか1項に記載のブランク材投入枚数異常判定方法が提供される。
本発明によれば、プレス成形時に投入するブランク材の枚数を高精度で効率よく測定でき、複数枚投入された場合にはプレス成形を停止することができるので、プレス金型の破損を防止することが出来、その工業的意味は大きい。
プレス成形装置の概略を示す断面図。 図1のプレス成形装置におけるプレス工程の途中の状態を示す断面図。 図1のプレス成形装置におけるプレス工程時の状態の変化を示すグラフであり、(a)はパッドまたはダイに作用する荷重、(b)はパッド表面とダイ表面の距離を示す。 図1のプレス成形装置で2枚のブランク材をプレスするときの状態の変化を示すグラフであり、(a)はパッドまたはダイに作用する荷重、(b)はパッド表面とダイ表面の距離を示す。 本発明が実施されるプレス成形装置の概略を示す断面図。 図5のプレス成形装置におけるプレス工程の途中の状態を示す断面図。 本発明が実施されるプレス成形装置の異なる形態の概略を示す断面図。 図7のプレス成形装置におけるプレス工程の途中の状態を示す断面図。 本発明が実施されるプレス成形装置のさらに異なる形態の概略を示す断面図。 図9のプレス成形装置におけるプレス工程の途中の状態を示す断面図。 本発明が実施されるプレス成形装置のさらに異なる形態の概略を示す断面図。 図11のプレス成形装置におけるプレス工程の途中の状態を示す断面図。 本発明が実施されるプレス成形装置のさらに異なる形態の概略を示す断面図。 図13のプレス成形装置におけるプレス工程の途中の状態を示す断面図。 図11のプレス成形装置においてブランク材の投入枚数が異常の場合を示す断面図。 図15のプレス成形装置における異常検知時の状態を示す断面図。 本発明が実施されるプレス成形装置のパッドおよびダイの異なる形態を示す部分断面図。 図17のプレス成形装置におけるプレス工程の途中の状態を示す断面図。 図17のプレス成形装置においてブランク材の投入枚数が異常の場合を示す断面図。 図19のプレス工程の途中の状態を示す断面図。 実施例1で用いたパッドを示す平面図。 実施例2で用いたパッドを示す平面図。 実施例2で用いたダイを示す平面図。 実施例2の測定結果を示すグラフであり、(a)は圧電素子センサの出力、(b)はパッド表面とダイ表面の距離を示す。 実施例3で用いたパッドを示す平面図。 実施例3で用いたダイを示す平面図。
以下、本発明を図面に基づいて詳細に説明する。なお、本明細書および図面において、実質的に同一の機能構成を有する要素においては、同一の符号を付することにより重複説明を省略する。
まず、本発明者らは、図1に示すように、パンチ3、ダイ2、およびブランク材7を介してダイ2と対向するパッド1により構成される金型21を有するプレス成形装置20を用いてブランク材7をプレス成形する挙動を詳細に調査した。その結果、ブランク材7が投入された後、図2に示すように、パッド1が接近してパッド1の表面とダイ2の表面でブランク材7を挟み、その後、パンチ3が降りてきてダイ2との間で成形する挙動を示すこと、ブランク材7が複数枚投入された場合には、パンチ3がブランク材7に接触するまでに、複数枚投入されたことを検出してプレス成形装置を停止させる措置を採らないと、金型21が破損してしまうことに着目した。
また、プレス成形工程では、図1に示すように、スライダ14の下降とともにパッド1も下降し、ブランク材7の下側にあるダイ2の表面とパッド1の表面との距離dが徐々に小さくなっていくこと、そして、パンチ3がブランク材7に接触してプレス成形が開始される前に、図2に示すようにパッド1の表面とダイ2の表面によってブランク材7が挟まれる状態が生じることに着目した。この時、パッド1またはダイ2に作用する荷重、およびパッド1の表面とダイ2の表面との距離dの時刻歴を比較したところ、図3に示すように、パッド1とダイ2がブランク材7を挟むまではパッド1またはダイ2には荷重は生じないが、パッド1またはダイ2に荷重が発生した後は、パッド1の表面とダイ2の表面がブランク材7を挟んだ状態のため、パッド1の表面とダイ2の表面との距離dは、投入されたブランク材7の厚みになること、そして、2枚のブランク材が投入された場合には、図4に示すように、パッド1の表面とダイ2の表面との距離dは、同様にパッド1またはダイ2に荷重が発生した時に、ブランク材2枚分の厚みになることを知見した。
したがって、パンチ3がブランク材7に接触する前にブランク材7の枚数を検出する方法として、図5に示すように距離検出装置5を設け、図6に示すようにパッド1の表面とダイ2の表面とでブランク材7を挟んだ時に発生する荷重をトリガーとして、この時のパッド1の表面とダイ2の表面との距離d1を距離検出装置5によって測ることにより、投入されたブランク材7の板厚を測定することが可能であることを知見した。
投入されたブランク材7の板厚の測定値(距離d1)を、予め判明しているブランク材7の1枚分の板厚で除すことにより、ブランク材7の投入枚数を判定することができる。パッド1および/又はダイ2に作用する荷重の出力と、パッド1の表面とダイ2の表面との距離dの出力をもとにブランク材7の投入枚数の異常を検出する判定・演算をブランク枚数判定装置8にて行うことで、極めて効果的にブランク材投入枚数の異常を判定することが可能であることを知見した。この場合、パッド1とダイ2には同じ荷重が作用するので、パッド1の表面とダイ2の表面との距離dを測るためのトリガーとしては、図5および図6に示すように、パッド1に作用する荷重を測定するパッド荷重検出器9からの出力であっても、図7および図8に示すように、ダイ2に作用する荷重を測定するダイ荷重検出器10からの出力であっても差し支えなく用いることが出来る。
このように、パンチ3及びダイ2と、金属板からなるブランク材7を介してダイ2と対向するパッド1を用いた金属板プレス成形において、パッド1及び/又はダイ2に作用する荷重が増加し始める時の、パッド1の表面とダイ2の表面との距離d1を測定し、その距離d1を、投入予定のブランク材7の板厚によって除した値により投入枚数の異常の有無を判定することが、ブランク材投入枚数異常判定方法として有効であることを知見した。
上述の発明は、図5のようにスライド側にパンチ3およびパッド1が取り付けられた、いわゆるダブルアクションドローと呼ばれる成形が可能なプレス成形装置20において有効なブランク材投入枚数異常判定方法であるが、本発明者らは、図9に示すように、パンチ3およびパッド1が下側に取り付けられ、パッド1がクッションピン16を介して油圧装置17により負荷されるシングルアクションドローとよばれる成形が可能なプレス成形装置30においても有効なブランク材投入枚数異常判定方法を検討した。
その結果、パッド1に作用する圧力が増加し始めるときの、パッド1の表面とダイ2の表面との距離d1を測定し、その距離を投入予定のブランク板7の板厚によって除した値により投入枚数の異常を判定することが、ブランク材投入枚数異常判定方法として有効であることを知見した。
これは、図10に示すように、プレス成形装置30において、パッド1の表面とダイ2の表面とでブランク材7を挟んだ時にパッド1に作用する荷重がクッションピン16を介して油圧装置17に伝達され、その結果、パッド1の油圧測定装置15の出力が増加することを利用したものであり、パッドの油圧測定装置15の出力が増加し始めるときの、パッド1の表面とダイ2の表面との距離d1を測定し、その距離d1を、投入予定のブランク材7の板厚によって除した値によりブランク材7の投入枚数の異常の有無を判定することができる。
このように、パンチ3及びダイ2と、ダイ2と金属板を介して対向するパッドを有する金属板プレス成形において、パッド1に作用する圧力が増加し始めるときの、パッド1の表面とダイ2の表面との距離d1を測定し、その距離d1を投入予定のブランク板7の板厚によって除した値により投入枚数の異常を判定することが、ブランク材投入枚数異常判定方法として有効であることを知見した。
またさらに、本発明者らは、上記のパッド1の荷重検出器9、ダイ2の荷重検出器10、およびパッド1の油圧の測定装置15よりもさらに高い感度でパッド1の表面とダイ2の表面でブランク材7を挟む瞬間を測定する方法を検討した結果、図11、12および図13、14に示すように、パッド1又はダイ2の内部にひずみ測定装置4を埋め込むことが非常に有効であることを知見した。
すなわち、パッド1の荷重検出器9、ダイ2の荷重検出器10、およびパッド1の油圧の測定装置15よりもブランク材7に近い位置にあるパッド1又はダイ2の内部に埋め込んだひずみ測定装置4からの出力として、測定したひずみが増加し始める時を、パッド1の表面とダイ2の表面との距離d1を測るためのトリガーとすることにより、パッド1の荷重検出器9、ダイ2の荷重検出器10、およびパッド1の油圧の測定装置15よりも高感度でパッド1の表面とダイ2の表面でブランク材7を挟む現象を検知することが出来る。この場合、ひずみ測定装置4は、図11、12に示すようにパッド1の内部であっても、図13、14に示すようにダイ2の内部であっても、パッド1の表面とダイ2の表面でブランク材7を挟む現象を同様に高感度に測定できるが、ひずみ測定装置4はパッド1およびダイ2が弾性変形するひずみを測定するため、パッド1およびダイ2の変形のしやすさに依存する。すなわち、例えばダイ2に比べてパッド1の大きさが小さくパッド1の方が変形しやすければ、パッド1の内部に埋め込んだひずみ測定装置の方が高感度に検知できる。また、ひずみ測定装置4を埋め込む位置は、ブランク材7を挟むパッド1およびダイ2の表面に近いほど高感度の検出が可能である。ひずみ測定装置4を埋め込む位置については特に規定するものでは無いが、パッド1および/又はダイ2に穴をあけて埋め込むため、パッド1およびダイ2の表面に近すぎると割れの起点となるため、パッド1およびダイ2の表面から5〜50mmだけ内部の位置が特に好ましい。
すなわち、パンチ3及びダイ2と、金属板からなるブランク材7を介してダイ2と対向するパッド1を有する金属板プレス成形において、パッド1及び/又はダイ2の内部のひずみが増加し始める時の、パッド1の表面とダイ2の表面との距離d1を測定し、その距離d1を、投入予定のブランク材7の板厚によって除した値により投入枚数の異常の有無を判定することが、ブランク材投入枚数異常判定方法として有効であることを知見した。
また、本発明者らは、ひずみ測定装置4のひずみ測定方向を検討した結果、パッド1およびダイ2の表面に垂直な方向のひずみを測定することが、パッド1の表面とダイ2の表面でブランク材7を挟む瞬間を高感度に検出するのに有効であることを知見した。これは、パッド1およびダイ2でブランク材7を挟む際に発生する荷重は、パッド1およびダイ2の表面に垂直な方向であるので、発生するひずみの大きさもパッド1およびダイ2の表面に垂直な方向の成分が最も大きく、パッド1およびダイ2でブランク材7を挟む現象を高感度で検出できるためである。パッド1およびダイ2の表面に垂直な方向以外のひずみであっても、パッド1の表面とダイ2の表面でブランク材7を挟む現象を検知することは可能であるが、垂直な方向に比べて感度が低く、高感度なひずみ測定装置を用いる必要があり、比較的高感度に検出するためには、パッド1およびダイ2の表面に垂直な方向から±45度以内の方向のひずみを測定することが好ましい。
このように、ひずみは、パッド1及び/又はダイ2の表面に垂直な方向のひずみであることが、ブランク材投入枚数異常判定方法として有効であることを知見した。
またさらに、本発明者らは、ひずみ測定装置4の種類を検討した結果、圧電素子センサまたはひずみゲージ式のひずみ測定装置を用いることで、簡便かつ安定したひずみ測定が可能であることを知見した。その他の方法として、光ファイバセンサ、CCDカメラ等による光学的測定方法などでも適用可能であるが、パッド1およびダイ2の内部に埋め込み可能でかつ簡便な方法としては、圧電素子センサまたはひずみゲージ式センサが効果的である。
このように、ひずみを、圧電素子センサまたはひずみゲージで測定することが、ブランク材投入枚数異常判定方法として有効であることを知見した。
加えて、本発明者らは、パッド1および/又はダイ2の荷重、またはパッド1および/又はダイ2の内部のひずみが増加し始める時のパッド1の表面とダイ2の表面との距離d1を測定し、投入予定のブランク材7の板厚によって除した値により投入枚数の異常を判定した時に、プレス成形を中断することにより、金型21の破損を防止できることを知見した。投入枚数が異常と判定された時にプレス成形を中断する方法は、投入枚数の異常を発見してから人為的にプレス成形装置を停止させる方法でも良いが、プレス成形は通常3〜6秒で1サイクルの加工工程で行われるので、図15に示すプレス成形機制御装置11によって行われることが好ましい。すなわち、図16に示すように、距離d2をブランク材7の板厚によって除した値が1以外(図示の例では2)となって投入枚数が異常と判定されたときに、ブランク枚数判定装置8からプレス成形機制御装置11に停止信号を送る方法により、パンチ3がブランク材7に接触する前にプレス成形を中断して金型21の破損を防止することができる。
このように、ブランク材の投入枚数が異常と判定された時に、プレス成形を中断することが、ブランク材投入枚数異常判定方法として有効であることを知見した。
また、図17に示すように、パッド1およびダイ2には、プレス成形時にブランク材7のダイ2への流入を制御するために、それぞれビード13a、13bを設ける場合があり、このような場合には、図18に示すようにブランク材7がパッド1とダイ2によって完全に挟まれる前に、ビード13a、13b付近でブランク材7とパッド1およびダイ2が接触を開始するので、ビード13から少し離れた位置にひずみ測定装置4を配置することで、ブランク材7を完全に挟んだ時の板厚を測定することができる。また、図19に示すようにブランク材7が複数枚投入された場合には、図20に示すように、複数枚のブランク材7がパッド1およびダイ2のビード13a、13bに収まらないため、このときのパッド1の表面とダイ2の表面の距離d3を投入予定のブランク材7の板厚によって除した値は、ブランク投入枚数よりもさらに大きくなり、投入枚数の異常判定が容易になることも知見した。
なお、本発明では、パッド1の表面とダイ2の表面の距離dを測定する距離測定装置5について特に言及していないが、その種類は特に限定するものではなく、レーザー式、CCDカメラ等による光学式、渦電流式、超音波式、静電容量式などの非接触式測定装置であっても、また作動トランス式、ひずみゲージ式などの接触式測定装置であっても特に差し支えない。ただし、量産工程で連続するプレス成形に適用する場合には、非接触式測定装置が耐久性・信頼性の観点から好ましい。
またさらに、本発明では、パッド1および/又はダイ2に作用する荷重、パッド1の圧力、およびパッド1および/又はダイ2の内部のひずみが増加し始める時を決定する方法について特に言及していないが、予め設定した荷重、圧力およびひずみの閾値を超える荷重および/又は油圧および/又はひずみが検出された場合を増加し始める時とする方法、荷重および/又は油圧および/又はひずみの移動平均値が一定時間増え続けた時とする方法、荷重および/又は油圧および/又はひずみの時間に対する傾きが一定時間正の値を示し続けた時とする方法など、であっても差し支えなく、これらをブランク枚数判定装置8にてデータ処理することにより、パッド1の表面およびダイ2の表面によってブランク材7を挟んだときのパッド1の表面およびダイ2の表面の距離d、ならびにこの距離dをブランク材7の板厚で除した値をブランク材1枚の板厚で除す処理を行うことで、ブランク材投入枚数の異常を判定できることを知見した。
本発明が対象とするブランク材7として用いられる金属板は、特に鋼板に限定するものではなく、アルミニウム板およびその合金板、チタン板およびその合金板など、他の金属板であっても全く同様に投入枚数の異常を判定することが可能である。
さらに、本発明のプレス成形とは、絞り成形、張り出し成形、曲げ成形など狭義の薄鋼板成形に限らず、ピアス穴加工を含むせん断加工、バーリング加工、鍛造加工など、金型を使用して金属板を加工する方法も含むものとする。
以上、本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明はかかる例に限定されない。当業者であれば、特許請求の範囲に記載された技術的思想の範疇内において、各種の変更例または修正例に想到しうることは明らかであり、それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
上述の発明をもとに、本発明例として図1に示す金型21を試作し、ブランク材7の素材として、表1に示す特性の11種類の金属板を用いてプレス成形を行った。
Figure 2010042442
プレス成形の種類は、50mm×50mmの角筒深絞り成形であり、100mm×100mmの四角形のブランク材から、図21のように周囲を8分割したパッド1を用いて行った。パッド1には荷重検出器9としてロードセルを取り付け、パッド1表面とダイ2表面間の距離測定装置5としては、レーザー式変位計を用いた。そして成形試験の際にブランク材7を1枚投入した場合と、2枚投入した場合の、パッド1のロードセルからの出力およびレーザー式変位計の出力を測定して、ロードセルの出力が急増して閾値を超えた時のレーザー式変位計の出力を測定し、ブランク材7の板厚で除した値を四捨五入して整数値にして表示させた。その結果を表2に示す。
Figure 2010042442
表2に示すように、ブランク材の素材にかかわらず、ブランク材の投入枚数とブランク材枚数判定装置の表示は全て一致した。さらに、ブランク枚数判定装置が複数枚数を表示した場合にプレス成形装置に停止信号を送信するように設定したところ、ブランク材の投入枚数が2枚の全てのケースにおいて、パンチがブランク材に接触する前にプレス成形装置を停止することが出来、金型の損傷を防止することができた。
また、本実施例において、パッド1の表面とダイ2の表面の間の距離測定装置5として、レーザー式変位計以外に、パッドおよびダイの側面に付けたマークの距離をCCDカメラによって測る方法、および渦電流式の非接触距離計を用いる方法も適用したが、レーザー式変位計と同様に、ブランク材の投入枚数とブランク材枚数判定装置の表示は全て一致し、複数枚数を表示した場合にはプレス成形装置に停止信号を送信して、パンチがブランク材に接触する前にプレス成形装置を停止することが出来、金型の損傷を防止することができた。
以上のように、本発明のブランク材投入枚数異常判定方法は、ブランク材の複数枚数投入の異常判定に有効であることが判明した。
本発明例として図11および図13に示す金型を試作し、ブランク材の素材として、表1に示す特性の11種類の金属板のうち、No.1、4、5、9、11の5種類の金属板を用いてプレス成形を行った。プレス成形の種類は、50mm×50mmの角筒深絞り成形であり、100mm×100mmの四角形ブランク材7から、図22のように周囲を8分割したパッド1および図23のように周囲を8分割したダイ2を用いて行った。
パッド1またはダイ2には、ひずみ測定装置4として、表3に示すように圧電素子センサ、ひずみゲージ又は光ファイバセンサを用いて、種々の方向に取り付けた。
Figure 2010042442
また、パッド1の表面とダイ2の表面との間の距離測定装置5としては、レーザー式変位計を用いた。そして成形試験の際にブランク材7を1枚投入した場合と、2枚投入した場合のパッドまたはダイの内部にある圧電素子センサ、ひずみゲージ又は光ファイバセンサの出力およびレーザー式変位計の出力を測定して、圧電素子センサ、ひずみゲージ又は光ファイバセンサの出力が急増して閾値を超えた時のレーザー式変位計の出力を測定し、ブランク材の板厚で除した値を四捨五入して整数値にして表示させた。その結果を表4〜6に示す。
Figure 2010042442
Figure 2010042442
Figure 2010042442
表4〜6に示すように、ブランク材の投入枚数とブランク材枚数判定装置の表示は全て一致した。さらに、ブランク枚数判定装置が複数枚数を表示した場合にプレス成形装置に停止信号を送信するように設定したところ、ブランク材の投入枚数が2枚の全てのケースにおいて、パンチがブランク材に接触する前にプレス成形装置を停止することが出来、金型の損傷を防止することができた。
なお、ひずみ測定装置の設置方向が異なるひずみ測定装置No.1〜4について、素材No.1の薄鋼板をプレスする際の圧電素子センサの出力を比較したところ、図24に示すように、ひずみ測定装置No.1の出力の変化が最も著しく、次いでNo.2、No.3、No.4の順序となり、パッド表面に垂直な方向のひずみを測定したひずみ測定装置No.1の感度が特に優れていることがわかった。本発明例では、ひずみ測定装置No.4でも、わずかな時間遅れの後、閾値を超えたため、ブランク材の厚みを測定することが出来たが、ひずみ測定装置No.1〜3の設置方向が、より好ましいことが判明した。
以上のように、本発明のブランク材投入枚数異常判定方法は、ブランク材の複数枚数投入の異常判定に有効であることが判明した。
本発明例として図9に示す金型を試作し、金属板として表1に示す11種類の金属板を用いてプレス成形を行った。プレス成形の種類は、50mm×50mmの角筒深絞り成形であり、100mm×100mmの四角形ブランク材7から、図25のように周囲を8分割したパッド1および図26のように周囲を8分割したダイ2を用いて行った。パッド1の表面とダイ2の表面との間の距離測定装置5としては、レーザー式変位計を用いた。そして成形試験の際にブランク材7を1枚投入した場合と、2枚投入した場合のパッドの油圧測定装置15の出力およびレーザー式変位計の出力を測定して、パッドの油圧測定装置15の出力が急増して閾値を超えた時のレーザー式変位計の出力を測定し、ブランク材の板厚で除した値を四捨五入して整数値にして表示させた。その結果を表7に示す。
Figure 2010042442
表7に示すように、ブランク材の素材にかかわらず、ブランク材の投入枚数とブランク材枚数判定装置の表示は全て一致した。さらに、ブランク枚数判定装置が複数枚数を表示した場合にプレス成形装置に停止信号を送信するように設定したところ、ブランク材の投入枚数が2枚の全てのケースにおいて、パンチがブランク材に接触する前にプレス成形装置を停止することが出来、金型の損傷を防止することができた。
以上のように、本発明のブランク材投入枚数異常判定方法は、ブランク材の複数枚数投入の異常判定に有効であることが判明した。
本発明は、金型を使用して金属板を加工する際の被加工材の投入枚数異常判定方法として適用できる。
1 パッド
2 ダイ
3 パンチ
4 ひずみ測定装置
5 距離測定装置
7 ブランク材
8 ブランク枚数判定装置
9、10 荷重検出器
11 プレス成形機制御装置
13a、13b ビード
14 スライダ
15 油圧測定装置
16 クッションピン
17 油圧装置
20、30 プレス成形装置
21 金型

Claims (6)

  1. パンチ及びダイと、金属板からなるブランク材を介して前記ダイと対向するパッドを用いた金属板プレス成形において、前記ブランク材の投入枚数の異常を判定する方法であって、
    前記パッド及び/又は前記ダイに作用する荷重が増加し始めるときの、前記パッドの表面と前記ダイの表面との距離を測定し、前記距離を投入予定の前記ブランク材の板厚によって除した値により、投入枚数の異常の有無を判定することを特徴とするブランク材投入枚数異常判定方法。
  2. パンチ及びダイと、金属板からなるブランク材を介して前記ダイと対向するパッドを用いた金属板プレス成形において、前記ブランク材の投入枚数の異常を判定する方法であって、
    前記パッドに作用する圧力が増加し始めるときの、前記パッドの表面と前記ダイの表面との距離を測定し、前記距離を投入予定の前記ブランク材の板厚によって除した値により、投入枚数の異常の有無を判定することを特徴とするブランク材投入枚数異常判定方法。
  3. パンチ及びダイと、金属板からなるブランク材を介して前記ダイと対向するパッドを用いた金属板プレス成形において、前記ブランク材の投入枚数の異常を判定する方法であって、
    前記パッド及び/又は前記ダイの内部のひずみが増加し始めるときの、前記パッドの表面と前記ダイの表面との距離を測定し、前記距離を投入予定の前記ブランク材の板厚によって除した値により、投入枚数の異常の有無を判定することを特徴とするブランク材投入枚数異常判定方法。
  4. 前記ひずみは、前記パッド及び/又は前記ダイの表面に垂直な方向のひずみであることを特徴とする請求項3に記載のブランク材投入枚数異常判定方法。
  5. 前記ひずみを、圧電素子センサまたはひずみゲージで測定することを特徴とする請求項3又は4に記載のブランク材投入枚数異常判定方法。
  6. 前記ブランク材の投入枚数が異常と判定された時に、プレス成形を中断することを特徴とする請求項1〜5の何れか1項に記載のブランク材投入枚数異常判定方法。
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