JP2010042332A - ストレーナおよび流量メータ - Google Patents

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Abstract

【課題】乱流を抑制して、圧力損失の低減効果が従来よりも大きいストレーナを提案すること。
【解決手段】ストレーナSの各流体通過孔22は、最小孔断面を維持しつつ、その上流側および下流側の部分がそれぞれ上流側開口端31、下流側開口端32に向けて孔断面が漸増している。最小孔断面部分33の部位によってストレーナに要求される異物ろ過機能が維持される。各流体通過孔22の上流側、下流側の部分の孔断面が徐々に漸増しており、ここを流れる流体の圧力損失が小さい。上流側開口端31および下流側開口端32は実質的に平坦面部分が存在せず、上流側水道管100と上流側開口端31の境界、および、下流側開口端32とインレットパイプ5の境界において、流体通過断面積が不連続に変化しない。通過流体に乱流が発生することを防止でき、圧力損失を小さくできる。
【選択図】図2

Description

本発明は、水道メータなどの流量メータ等への流体の流入路に取り付けられるストレーナ、および、当該ストレーナを流体の流入路に取り付けた水道メータなどの流量メータに関する。
水道メータなどの流量メータへの計測流体の流入路には、流体中のごみ除去などを目的として、多数の孔が打ち抜かれたパンチングメタル板などを用いて形成されたストレーナが取り付けられている。ストレーナは、流路を仕切るように取り付けられているため、ストレーナを通過する際に流体に圧力損失が発生し、その分、流量メータの流路抵抗が大きくなる。また、孔を通過する際に流体に渦が発生し、流量メータの流量計測部に流入する流体の流れが乱れ、測定誤差が発生する。
特許文献1には、通過流体の流れをスムーズにして圧力損失や渦の発生を低減するために、流体が通過する孔を六角形の断面形状にして、有効通過面積を大きくしたストレーナが記載されている。また、このストレーナでは、流体が通過する孔の流入側の縁部に円弧状の小さなアール部を形成することにより、流体が孔に流れ込む際に水流が急激に絞られる現象(縮流)が生じにくくなるようにして、圧力損失や渦の発生などを抑制している。
特開2003−202252号公報
本発明の課題は、従来のストレーナに比べて、通過流体の乱流を抑制して圧力損失の低減効果を高めることのできるストレーナを提案することにある。また、本発明の課題は、当該ストレーナを流入路に取り付けた水道メータなどの流量メータを提案することにある。
上記の課題を解決するために、本発明のストレーナは、
流体流路を上流側流路部分および下流側流路部分に仕切っている仕切り部材と、
前記仕切り部材を貫通して直線状に延び、前記上流側流路部分に連通している上流側開口端および前記下流側流路部分に連通している下流側開口端を備えている複数本の流体通過孔とを有し、
前記流体通過孔は、前記上流側開口端および前記下流側開口端の間に位置する最小孔断面部分と、当該最小孔断面部分から前記上流側開口端に向かって断面が漸増している上流側漸増孔断面部分と、前記最小孔断面部分から前記下流側開口端に向かって断面が漸増している下流側漸増孔断面部分とを備えており、
前記上流側開口端は、隣接する前記流体通過孔における前記上流側漸増孔断面部分を規定している上流側孔内周面の上流側の開口縁が鋭角状あるいは凸曲面状に繋がって形成された上流側稜線部分によって規定されており、
前記下流側開口端は、隣接する前記流体通過孔における前記下流側漸増孔断面部分を規定している下流側孔内周面の下流側の開口縁が鋭角状あるいは凸曲面状に繋がって形成された下流側稜線部分によって規定されていることを特徴としている。
本発明のストレーナでは、各流体通過孔は、最小孔断面を維持しつつ、その上流側および下流側の部分がそれぞれ上流側開口端および下流側開口端に向けて孔断面が漸増している。最小孔断面の部位によってストレーナに要求される異物ろ過機能が維持される。また、その上流側および下流側の部分の孔断面が徐々に変化しているので、ここを流れる流体の圧力損失も小さくできる。
また、上流側開口端および下流側開口端を、鋭角状あるいは凸曲面状の稜線によって規定すると、ストレーナの上流側開口端および下流側開口端には平坦面部分が実質的に存在しない。したがって、上流側流路部分と、ストレーナの各流体通過孔における上流側開口端との境界において流体通過断面積が不連続に変化せず、最小孔断面部分に向けて徐々に絞られる。また、ストレーナの各流体通過孔における下流側開口端と下流側流路部分との境界において流体通過断面積が不連続に変化せずに、最小孔断面部分から下流側流路部分に向けて徐々に広がる。この結果、上流側開口端において流体流に、渦流などの乱流が発生せず、また、下流側開口端において流体流に渦流などの乱流が発生しない。よって、通過流体の圧力損失を抑制でき、乱流の発生も抑制することができる。
ここで、前記最小孔断面部分は、前記流体通過孔における前記上流側開口端および前記下流側開口端の間の中間位置に形成すればよい。
また、前記流体通過孔における少なくとも前記最小孔断面部分を円形とした場合には、前記上流側稜線部分および前記下流側稜線部分の平面形状が、それぞれ、最小孔断面部分に外接する正多角形よりも一回り大きな相似形の正多角形を描くように、これらの稜線部分を形成すればよい。
前記流体通過孔の断面形状を正多角形とした場合にも、上流側稜線部分および下流側稜線部分の平面形状が、最小孔断面部分の正多角形よりも一回り大きな相似形の正多角形を描くように、これらの稜線部分を形成すればよい。
次に、各流体通過孔における前記上流側漸増孔断面部分は、前記流体通過孔の中心軸線を含む平面で切断した場合に、その断面形状を、前記最小孔断面部分から前記上流側開口端に向かって間隔が徐々に広がっている直線、折れ線、凸曲線、凹曲線、凸曲線および凹曲線を含む複合曲線のうちの一つによって規定することができる。同様に、各流体通過孔における前記下流側漸増孔断面部分は、前記流体通過孔の中心軸線を含む平面で切断した場合に、その断面形状を、前記最小孔断面部分から前記下流側開口端に向かって間隔が徐々に広がっている直線、折れ線、凸曲線、凹曲線、凸曲線および凹曲線を含む複合曲線のうちの一つによって規定することができる。
また、各流体通過孔の前記上流側漸増孔断面部分が、前記流体通過孔の中心軸線を含む平面で切断した場合に、その断面形状を、前記最小孔断面部分から前記上流側開口端に向かって間隔が徐々に広がっている直線によって規定した場合には、当該直線と前記中心軸線のなす角度を20°以下にすることが望ましい。同様に、各流体通過孔の前記下流側漸増孔断面部分が、前記流体通過孔の中心軸線を含む平面で切断した場合に、その断面形状を、前記最小孔断面部分から前記下流側開口端に向かって間隔が徐々に広がっている直線によって規定した場合には、当該直線と前記中心軸線のなす角度を20°以下にすることが望ましい。
次に、本発明のストレーナは、液体流路または気体流路に用いることができる。例えば、流量メータに計測流体を導く流入路に用いることができる。
一方、本発明は水道メータなどの流量メータに関するものであり、上記構成のストレーナが計測流体を導く流入路に配置されていることを特徴としている。
本発明では、ストレーナの各流体通過孔は、最小孔断面を維持しつつ、その上流側および下流側の部分がそれぞれ上流側開口端および下流側開口端に向けて孔断面が漸増している。最小孔断面の部位によってストレーナに要求される異物ろ過機能が維持される。また、その上流側および下流側の部分の孔断面が徐々に変化しているので、ここを流れる流体の圧力損失も小さくできる。
また、ストレーナの上流側開口端および下流側開口端は実質的に平坦面部分が存在せず、上流側流路部分と上流側開口端の境界、および、下流側開口端と下流側流路部分の境界において、それぞれ流体通過断面積が不連続に変化しないようにしてある。したがって、通過流体に乱流が発生することを防止でき、これによっても圧力損失を小さくすることができる。
以下に、図面を参照して、本発明を適用したストレーナが取り付けられている水道メータの実施の形態を説明する。
図1は本実施の形態に係る水道メータの縦断面図である。水道メータ1は、流入路2および流出路3を備えたメータケース4の内部に各種のメータ構成部品を固定して構成されている。水道メータ1は、流入路2の側がインレットパイプ5を介して想像線で示す上流側水道管100に接続され、流出路3の側がフランジ部3aによって想像線で示す下流側水道管200に接続される。インレットパイプ5における上流側水道管100との接続側の端部には、板状のストレーナSが同軸状態に取り付けられている。
メータケース4内の流路は、全体として、流入路2から斜め下向きに延びる上流側流路6と、この上流側流路6の上部に重なった状態で配置されており、流出路3側に向かって斜め下向きに延びる下流側流路7を備えている。上流側流路6と下流側流路7の間の仕切り壁8には円形開口9が形成され、これにより上流側流路6と下流側流路7が連通している。また、メータケース4は、円形開口9の真上の位置に形成された上部開口10を備えており、この上部開口10に上ケース11を被せて上部開口10を閉鎖している。
メータケース4内の流路には、円形開口9の上方に配置された内ケース12の円筒壁13によって計量室14が形成されている。内ケース12の上端部分は、上部開口10の縁から延びるフランジ部10aと上ケース11の外周端のフランジ部11aとの間に挟まれた状態で、上部開口10の内周側に嵌め込み固定されている。この状態で、フランジ部10aとフランジ部11aがボルトによって固定されることにより、メータケース4内に内ケース12が固定される。
計量室14内の中心位置には、軸流式の羽根車15が、円筒壁13に対して同軸状に配置された状態で取り付けられている。羽根車15の回転中心軸16は上下方向に延びており、回転中心軸16の下端および上端は、計量室14の下方側および上方側においてスラスト軸受けによって軸線回りに回転可能な状態で支持されている。これにより、羽根車15は、計量室14の中に流れ込む水の流量や流速に応じた回転数で、回転中心軸16を中心に回転する。
計量室14の上方には上ケース11の下面部分である仕切り板11cが配置され、仕切り板11cの中心には、下方に向けて突出する支持軸11bが形成されている。この支持軸11bが、回転中心軸16の上端の軸受け孔16aに嵌まることによって、計量室14の上方側のスラスト軸受けが構成されている。
計量室14の下方側には整流器17が配置されている。整流器17は、円筒壁13の下端に接続され円筒壁13と同軸状に配置された円筒状の整流器ケース17aと、この整流器ケース17a内の中心位置に配置された整流体17bを備えている。整流器ケース17aの下端は円形開口9の内側に嵌め込み固定されている。整流体17bは、整流器ケース17aの内周面から中心に向かって延びる連結部17cによって整流器ケース17aと同軸状に固定されている。整流体17bは、羽根車15の上流位置において羽根車15に向かう水流を調整するためのものである。この整流体17bの上端から上方に延びる支持軸17dが、羽根車15の回転中心軸16の下端面の軸受け孔16bに嵌まることによって、計量室14の下方側のスラスト軸受けが構成されている。
(ストレーナ)
図2(a)および(b)はストレーナSの端面図およびそのA−A断面図である。図3(a)および(b)は流体通過孔の拡大部分断面図および拡大部分端面図である。
ストレーナSは、金属や樹脂等の素材からなる所定の厚さの円盤状の仕切り部材21と、ここを貫通して延びている多数の円形断面の流体通過孔22を備えている。仕切り部材21の円形外周面には円環状の段差部23が形成されており、インレットパイプ5の上流端に形成された相補的な形状の段差部に取り付け可能となっている。
ストレーナSの流体通過孔22の平面配列状態を説明すると、図2(a)から分かるように、仕切り部材21には、流体通過孔22を一定間隔で直線状に並べた列が複数列形成されており、隣接する列における流体通過孔22は相互に千鳥状にずれた配置関係となっている。本例では、ストレーナSの中心Pを通る流体通過孔22の列は、7個の流体通過孔22を含んでいる。その両側の列は6個の流体通過孔22を含んでおり、中心の列に対して各流体通過孔22が千鳥状にずれた配置関係となっている。これらの3列のさらに両側に配置された列は流体通過孔22を5個含んでおり、内側の列に対して流体通過孔22が千鳥状にずれた配置関係となっている。最も外側に位置している列は4個の流体通過孔22を含んでおり、内側の列に対して流体通過孔22が千鳥状にずれた配置関係となっている。
次に、ストレーナSの各流体通過孔22の形状を説明する。流体通過孔22は、一方の開口端が上流側水道管100(上流側流路部分)に連通している上流側開口端31であり、他方の開口端がインレットパイプ5(下流側流路部分)に連通している下流側開口端32となっている。また、各流体通過孔22は、上流側開口端31および下流側開口端32の間における丁度中間位置に形成した最小孔断面部分33と、この最小孔断面部分33から上流側開口端31に向かって断面が漸増している上流側漸増孔断面部分34と、最小孔断面部分33から下流側開口端32に向かって断面が漸増している下流側漸増孔断面部分35とを備えている。
上流側漸増孔断面部分34はテーパ状断面部分であり、流体通過孔22の中心軸線22Aを含む平面で切断した場合に、その断面形状が、最小孔断面部分33から上流側開口端31に向かって徐々に間隔が広がっている直線34a、34bによって規定されている。テーパ角、すなわち、これらの直線34a、34bと中心軸線22Aのなす角度θ1は20°以下の値に設定されており、本例では10°に設定されている。
下流側漸増孔断面部分35も同様にテーパ状断面部分であり、流体通過孔22の中心軸線22Aを含む平面で切断した場合に、その断面形状が、最小孔断面部分33から下流側開口端32に向かって徐々に間隔が広がっている直線35a、35bによって規定されている。テーパ角θ2は20°以下の値に設定されており、本例では10°に設定されている。上流側漸増孔断面部分34のテーパ角θ1と、下流側漸増孔断面部分35のテーパ角θ2を異なる値とすることも可能である。
ここで、上流側開口端31は、隣接する流体通過孔22における上流側漸増孔断面部分34を規定している上流側孔内周面34Aの上流側の開口縁が鋭角状に繋がって形成された上流側稜線部分31Aによって規定されている。上流側稜線部分31Aは、隣接する上流側孔内周面34Aが鋭角状に交差することにより形成されている。隣接する上流側孔内周面34Aの交差部分を鋭角状ではなく凸曲面状に形成することにより、凸曲面によって上流側稜線部分31Aを形成してもよい。同様に、下流側開口端32は、隣接する流体通過孔22における下流側漸増孔断面部分35を規定している下流側孔内周面35Aの下流側の開口縁が鋭角状に繋がって形成された下流側稜線部分32Aによって規定されている。下流側稜線部分32Aも凸曲面によって規定してもよい。このように、上流側開口端31および下流側開口端32は実質的に平坦面部分が存在せず、流体が流体通過孔22を通過するときに、流体通過断面積が不連続に変化しない形状となっている。
本例では、流体通過孔22における最小孔断面部分33の断面形状が円形であり、上流側稜線部分31Aおよび下流側稜線部分32Aの平面形状は、それぞれ、最小孔断面部分33の外接正六角形よりも一回り大きな正六角形となっている。上流側稜線部分31Aおよび下流側稜線部分32Aの各部分は中心軸線22Aからの距離に応じて仕切り部材21の板厚方向の位置が異なっている。上流側稜線部分31Aおよび下流側稜線部分32Aにおける正六角形の各辺の中央P2は最も板厚中央側に凹んだ位置にあり、各辺の中央P2からその両側にある正六角形の各頂点P1に向かって斜線状に立ち上がることにより、各頂点P1が三角錐の頂点の形状となっている。
なお、上流側稜線部分31Aおよび下流側稜線部分32Aを仕切り部材21の板面と同一の面上に位置する正六角形とし、円形の最小孔断面部分33から正六角形の上流側稜線部分31Aおおび下流側稜線部分32Aに至る部分、すなわち、上流側漸増孔断面部分34および下流側漸増孔断面部分35は、円形断面から徐々に正六角形断面に滑らかに切り替わる内周面によって規定する形状としてもよい。この場合、最小孔断面部分33も正六角形にして、ここから上流側および下流側に向けて徐々に正六角形断面が広がる形状の流体通過孔22とすることもできる。
(その他の実施の形態)
(1)最小孔断面部分33は、流体通過孔22の中心軸線方向の中央位置から外れた位置に形成することも可能である。
(2)各流体通過孔22における上流側漸増孔断面部分34は、流体通過孔22の中心軸線22Aを含む平面で切断した場合に、その断面形状を、最小孔断面部分33から上流側開口端31に向かって徐々に間隔が広がっている直線、折れ線、凸曲線、凹曲線、凸曲線および凹曲線を含む複合曲線、あるいはこれらを組み合わせた形状のうちの一つによって規定することができる。下流側漸増孔断面部分35も同様に規定することができる。
例えば、図4(a)に示すように、凸曲線41a、41bによって流体通過孔22を規定することができる。また、図4(b)に示すように、複合曲線によって規定してもよい。図示の例では、上流側開口端31および下流側開口端32の側においては凹曲線42a、42bによって規定し、中央の最小孔断面部分33を含む部分においては、両側の凹曲線42a、42bに滑らかに連続する凸曲線43a、43bによって規定している。
本発明を適用した水道メータの縦断面図である。 図1のストレーナの端面図および断面図である。 図1のストレーナの流体通過孔の拡大部分断面図および拡大部分端面図である。 ストレーナの流体通過孔の別の例を示す断面図である。
符号の説明
1 水道メータ
2 流入路
3 流出路
3a フランジ部
4 メータケース
5 インレットパイプ
6 上流側流路
7 下流側流路
8 仕切り壁
9 円形開口
10 上部開口
10a フランジ部
11 上ケース
11a フランジ部
11b 支持軸
11c 仕切り板
12 内ケース
13 円筒壁
14 計量室
15 羽根車
16 回転中心軸
16a 軸受け孔
16b 軸受け孔
17 整流器
17a 整流器ケース
17b 整流体
17c 連結部
17d 支持軸
21 仕切り部材
22 流体通過孔
23 段差部
31 上流側開口端
31A、32A 稜線部分
32 下流側開口端
33 最小孔断面部分
34 上流側漸増孔断面部分
34a、34b、35a、35b 直線
35 下流側漸増孔断面部分
41a、41b、43a、43b 凸曲線
42a、42b 凹曲線
100 上流側水道管
200 下流側水道管
P1 頂点
P2 中央
S ストレーナ
θ1、θ2 テーパ角

Claims (10)

  1. 流体流路を上流側流路部分および下流側流路部分に仕切る仕切り部材(21)と、
    前記仕切り部材(21)を貫通して直線状に延び、前記上流側流路部分に連通している上流側開口端(31)および前記下流側流路部分に連通している下流側開口端(32)を備えている複数本の流体通過孔(22)とを有し、
    前記流体通過孔(22)は、前記上流側開口端(31)および前記下流側開口端(32)の間に位置する最小孔断面部分(33)と、当該最小孔断面部分(33)から前記上流側開口端(31)に向かって断面が漸増している上流側漸増孔断面部分(34)と、前記最小孔断面部分(33)から前記下流側開口端(32)に向かって断面が漸増している下流側漸増孔断面部分(35)とを備えており、
    前記上流側開口端(31)は、隣接する前記流体通過孔(22)における前記上流側漸増孔断面部分(34)を規定している上流側孔内周面(34A)の上流側の開口縁が鋭角状あるいは凸曲面状に繋がって形成された上流側稜線部分(31A)によって規定されており、
    前記下流側開口端(32)は、隣接する前記流体通過孔(22)における前記下流側漸増孔断面部分(35)を規定している下流側孔内周面(35A)の下流側の開口縁が鋭角状あるいは凸曲面状に繋がって形成された下流側稜線部分(32A)によって規定されていることを特徴とするストレーナ(S)。
  2. 請求項1に記載のストレーナ(S)において、
    前記最小孔断面部分(33)は、前記流体通過孔(22)における前記上流側開口端(31)および前記下流側開口端(32)の間の中間位置に形成されていることを特徴とするストレーナ(S)。
  3. 請求項1または2に記載のストレーナ(S)において、
    前記流体通過孔(22)の断面形状は、少なくとも前記最小孔断面部分(33)が円形であり、
    前記上流側稜線部分(31A)および前記下流側稜線部分(32A)の平面形状は、それぞれ、各流体通過孔の円形の前記最小孔断面部分に外接する正多角形よりも一回り大きな相似形の正多角形を描いていることを特徴とするストレーナ(S)。
  4. 請求項1または2に記載のストレーナ(S)において、
    前記流体通過孔(22)の断面形状は正多角形であり、
    前記上流側稜線部分(31A)および前記下流側稜線部分(32A)の平面形状は、それぞれ、各流体通過孔(22)の前記最小孔断面部分(33)よりも一回り大きな相似形の正多角形を描いていることを特徴とするストレーナ(S)。
  5. 請求項1ないし4のうちのいずれかの項に記載のストレーナにおいて、
    前記上流側漸増孔断面部分(34)および前記下流側漸増孔断面部分(35)は、前記流体通過孔(22)の中心軸線(22A)を含む平面で切断した場合の断面形状が、前記最小孔断面部分(33)から前記上流側開口端(31)および下流側開口端(32)に向かって間隔が徐々に広がっている直線(34a、34b、35a、35b)、折れ線、凸曲線(41a、41b)、凹曲線、凸曲線(43a、43b)および凹曲線(42a、42b)を含む複合曲線のうちの一つによって規定されていることを特徴とするストレーナ(S)。
  6. 請求項1ないし4のうちのいずれかの項に記載のストレーナ(S)において、
    前記上流側漸増孔断面部分(34)および前記下流側漸増孔断面部分(35)は、前記流体通過孔(22)の中心軸線(22A)を含む平面で切断した場合の断面形状が、前記最小孔断面部分(33)から前記上流側開口端(31)および前記下流側開口端(32)に向かって間隔が徐々に広がっている直線(34a、34b、35a、35b)によって規定されており、
    当該直線と前記中心軸線(22A)のなす角度が20°以下であることを特徴とするストレーナ(S)。
  7. 請求項1ないし6のうちのいずれかの項に記載のストレーナ(S)において、
    前記流体流路は、液体流路または気体流路であることを特徴とするストレーナ(S)。
  8. 請求項1ないし6のうちのいずれかの項に記載のストレーナ(S)において、
    前記流体流路は、流量メータに計測流体を導く流入路であることを特徴とするストレーナ(S)。
  9. 請求項1ないし6のうちのいずれかの項に記載のストレーナ(S)を、計測流体を導く流入路に配置した流量メータ(1)。
  10. 請求項1ないし6のうちのいずれかの項に記載のストレーナ(S)を、水道管からの水の流入路に配設した水道メータ(1)。
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