JP2010041758A - 配電システム - Google Patents

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Abstract

【課題】交流電力と直流電力を効率よく配電することができる配電システムを提供する。
【解決手段】交流負荷には従来と同様に交流用分電盤2を経由して系統ACから供給される交流電力若しくはインバータ4から出力される交流電力を配電し、直流負荷には直流用分電盤3を経由して太陽電池モジュール1Aから出力される直流電力を配電する。故に、インバータ4から出力される交流電力を直流電力に変換して配電する場合と比較して直流電力を効率よく配電することができる。しかも、第1の集電部51と第2の集電部52を一つの箱体50に収納して中継端子箱5を構成しているため、第1の集電部51と第2の集電部52を別々の箱体に収納して交流用と直流用で別々の中継端子箱を設置する場合と比較して、施工作業やメンテナンス作業を簡素化することができる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、建物に交流電力並びに直流電力を配電する配電システムに関するものである。
従来、建物に交流電力並びに直流電力を配電する配電システムとして特許文献1に記載されているものがあった。この従来システムは、分電盤と交流電源用コンセントを有し、交流電源用コンセントに直流出力電源端子が設けられ、分電盤内に変圧器と整流器が配設されて構成されており、変圧器によって100ボルト又は200ボルトの交流電圧を6ボルト、3ボルト、1.5ボルトの3種類の交流電圧に変換した後、これらの交流電圧を整流器で整流することによって6ボルト、3ボルト、1.5ボルトの3種類の直流電圧を得るとともに、分電盤内で作成したこれら3種類の直流電圧を直流出力電源端子へ配電している。
一方、地球環境保護の観点から、住宅に自家発電用として太陽電池を設置し、太陽電池の直流出力を交流電力に電力変換して商用電源(交流の電力系統)と系統連系運転を行う太陽光発電システムが普及しつつある。このような太陽光発電システムは、例えば太陽電池より出力される直流電力をインバータを用いて交流電力に電力変換する分散電源を設け、分散電源と商用電源との送電系統を連絡して系統連系を行っている。ここで、太陽電池は住宅の屋根などに設置され、太陽電池とインバータとは中継端子箱(「接続箱」とも呼ばれる。)内で電気的に接続される。尚、中継端子箱とは、複数のストリング出力側と負荷側とを端子にて中継し、必要に応じて逆流防止素子,直流開閉器などを収納した密閉箱である(JIS C8960参照)。
実開平4−128024号公報
ところで、特許文献1に記載されている配電システムを太陽光発電システムと組み合わせた場合、太陽電池から出力される直流電力をインバータで交流電力に変換した後、再度交流電力から直流電力に変換することになるために変換による損失が増えてしまうという問題がある。
本発明は上記事情に鑑みて為されたものであり、その目的は、交流電力と直流電力を効率よく配電することができる配電システムを提供することにある。
請求項1の発明は、上記目的を達成するために、複数の太陽電池モジュールと、各太陽電池モジュールから出力される直流電力を交流電力に変換するインバータと、交流の電力系統から供給される交流電力並びにインバータから出力される交流電力を分岐し複数の分岐ブレーカを介して配電する交流用分電盤と、太陽電池モジュールから出力される直流電力を1乃至複数の負荷に配電する配電路と、複数の太陽電池モジュールと交流用分電盤並びに配電路との間に設けられる中継端子箱とを備え、中継端子箱は、1乃至複数の太陽電池モジュールが属する第1グループを集電して交流用分電盤に中継する第1の集電部と、複数の太陽電池モジュールのうちで第1グループに属さない1乃至複数の太陽電池モジュールが属する第2グループを集電して配電路に中継する第2の集電部と、第1及び第2の集電部を収納する箱体とを具備したことを特徴とする。
請求項1の発明によれば、交流電力を供給すべき負荷には従来と同様に交流用分電盤を経由して電力系統から供給される交流電力若しくはインバータから出力される交流電力を配電し、直流電力を供給すべき負荷には配電路を経由して太陽電池モジュールから出力される直流電力を配電するので、インバータから出力される交流電力を直流電力に変換して配電する場合と比較して直流電力を効率よく配電することができる。しかも、第1の集電部と第2の集電部を一つの箱体に収納して中継端子箱を構成しているため、施工作業やメンテナンス作業を簡素化することができる。
請求項2の発明は、請求項1の発明において、中継端子箱は、第1の集電部と第2の集電部で共用されるサージ保護素子を箱体に収納してなることを特徴とする。
請求項2の発明によれば、サージ保護素子の個数を減らしてコストダウンが図れる。
請求項3の発明は、請求項1又は2の発明において、中継端子箱は、それぞれの太陽電池モジュールを第1の集電部に接続する状態と、第2の集電部に接続する状態と、第1及び第2の集電部の何れにも接続しない状態とに択一的に切り換える切換手段を具備したことを特徴とする。
請求項3の発明によれば、第1グループに属する太陽電池モジュールの個数と第2グループに属する太陽電池モジュールの個数を変更することで太陽電池モジュールから出力される直流電力を無駄なく利用することができる。
請求項4の発明は、請求項3の発明において、中継端子箱は、第1の集電部から交流用分電盤へ供給される直流電力を検出する第1の電力検出部と、第2の集電部から配電路へ供給される直流電力を検出する第2の電力検出部と、切換手段を制御することで第1の集電部に接続される太陽電池モジュールの個数並びに第2の集電部に接続される太陽電池モジュールの個数を増減する制御手段とを具備し、制御手段は、一定の周期で切換手段を制御して個々の太陽電池モジュールが属するグループを変更するとともに変更後に第1及び第2の電力検出部で検出される直流電力の検出値と変更前に検出された検出値とを比較し、変更後の検出値が変更前の検出値以上であれば変更後のグループに属する太陽電池モジュールの個数を増やすように切換手段を制御し、変更後の検出値が変更前の検出値未満であれば変更後のグループに属する太陽電池モジュールの個数を減らすように切換手段を制御することを特徴とする。
請求項4の発明によれば、交流電力の需要量並びに直流電力の需要量に合わせて第1のグループ及び第2のグループに属する太陽電池モジュールの個数を動的に変更するため、需要電力の増減に応じて効率よく配電することができる。
本発明によれば、交流電力と直流電力を効率よく配電することができる。
以下、本発明に係る配電システムを戸建て住宅に適用した実施形態について図面を参照しながら詳細に説明する。但し、本発明に係る配電システムが適用可能な建物は戸建て住宅に限定されるものではなく、集合住宅の各住戸や事務所等にも適用可能である。
(実施形態1)
本実施形態の配電システムは、図1(a)に示すように複数(図示例では4つ)の太陽電池モジュール1A,1B,1C,1Dと、各太陽電池モジュール1A〜1Dから出力される直流電力を交流電力に変換するインバータ4と、交流の電力系統(以下、「系統」と言う。)ACから供給される交流電力並びにインバータ4から出力される交流電力を分岐し複数の分岐ブレーカ(図示せず)を介して宅内に配電する交流用分電盤2と、太陽電池モジュール1A〜1Dから出力される直流電力を直流ブレーカ(図示せず)を介して宅内に配電する直流用分電盤3と、太陽電池モジュール1A〜1Dと交流用分電盤2並びに直流用分電盤3との間に設けられる中継端子箱5とを備えている。
太陽電池モジュール1A〜1Dは、複数個(図示例では8個)の太陽電池セルを図示しない外囲器に封入した従来周知の構成を有し、例えば、住宅の屋根に設置される。尚、各太陽電池モジュール1A〜1Dには出力ケーブル6の一端が接続されており、出力ケーブル6を介して直流電力が外部に取り出される。
インバータ4は、後述するように中継端子箱5を中継して太陽電池モジュール1A〜1Cから供給される直流電力を交流電力に電力変換し、給電線7を介して交流用分電盤2へ交流電力を出力する。尚、図示は省略するが、インバータ4の出力段には系統連系保護装置が設けられており、この系統連系保護装置を介して給電線7が系統ACに並列接続されている。
交流用分電盤2は、いわゆる住宅用分電盤(住宅盤)と同様に扉付のボックス内に1次側が系統ACに接続された主幹ブレーカ(図示せず)や主幹ブレーカの2次側に接続された導電バー(図示せず)に分岐接続された複数の分岐ブレーカが収納される。尚、分岐ブレーカの2次側に交流用の配電路8が接続され、この配電路8を介して宅内の交流負荷に交流電力が供給される。但し、配電路8の末端には交流負荷を接続するためのコンセント(図示せず)が設けられる。
直流用分電盤3は、交流用分電盤2と同じく扉付のボックスを有し、このボックス内にスイッチングレギュレータからなる直流安定化電源装置(図示せず)と、1乃至複数の直流ブレーカとが収納されて構成されている。そして、直流ブレーカの2次側に直流用の配電路9が接続され、この配電路9を介して直流負荷に直流電力が供給される。但し、配電路9の末端には直流負荷を接続するためのコンセント(図示せず)が設けられる。尚、直流安定化電源装置や直流用分電盤3は必ずしも必要なものではなく、例えば、直流用分電盤3を設けずに直流安定化電源装置から配電路9に直流電力を供給する構成であっても構わないし、あるいは、直流安定化電源装置も直流用分電盤3も設けずに、太陽電池1(図示例では太陽電池モジュール1A)から中継端子箱5を介して直接配電路9に直流電力を供給する構成としても構わない。
中継端子箱5は、図1(b)に示すように1乃至複数(図示例では3つ)の太陽電池モジュール1B〜1Dが属する第1グループを集電して交流用分電盤2に中継する第1の集電部51と、複数の太陽電池モジュールのうちで第1グループに属さない1乃至複数(図示例では1つ)の太陽電池モジュール1Aが属する第2グループを集電して直流用分電盤3に中継する第2の集電部52と、第1及び第2の集電部51,52を収納する箱体50とを具備している。
第1の集電部51は、3本の出力ケーブル6を介して各太陽電池モジュール1B〜1Dに直列接続された3つの逆流防止素子53B,53C,53D及び3つの直流開閉器54B,54C,54Dと、これら3つの直流開閉器54B〜54Dが並列接続された直流開閉器55とを有し、直流開閉器55を介してインバータ4に接続されている。また第2の集電部52は、1本の出力ケーブル6を介して太陽電池モジュール1Aに直列接続された逆流防止素子53A及び直流開閉器54Aを有し、直流開閉器54Aを介して直流用分電盤3に接続されている。
而して、第1グループに属する3つの太陽電池モジュール1B〜1Dから出力される直流電力が中継端子箱5に中継されてインバータ4によって交流電力に変換され、交流用分電盤2によって配電路9を介して宅内に配電される。そして、インバータ4の供給電力が交流負荷の消費電力を下回っているときはインバータ4から供給される交流電力とともに系統ACから供給される交流電力が配電路9を介して交流負荷に供給され、インバータ4の供給電力が交流負荷の消費電力を上回っているときはインバータ4から供給される交流電力の余剰分が系統ACに逆潮流される。但し、系統連系運転の詳細(系統連系保護装置の動作・機能を含む。)については従来周知であるから説明を省略する。
上述のように本実施形態の配電システムでは、交流電力を供給すべき負荷(交流負荷)には従来と同様に交流用分電盤2を経由して系統ACから供給される交流電力若しくはインバータ4から出力される交流電力を配電し、直流電力を供給すべき負荷(直流負荷)には直流用分電盤3を経由して太陽電池モジュール1Aから出力される直流電力を配電するので、インバータ4から出力される交流電力を直流電力に変換して配電する場合と比較して直流電力を効率よく配電することができる。しかも、第1の集電部51と第2の集電部52を一つの箱体50に収納して中継端子箱5を構成しているため、第1の集電部51と第2の集電部52を別々の箱体に収納して交流用と直流用で別々の中継端子箱を設置する場合と比較して、施工作業やメンテナンス作業を簡素化することができる。尚、本実施形態では第1グループに属する太陽電池モジュール1Aを1つとしているが、複数の太陽電池モジュール1が第1グループに属する構成であっても構わない。
ここで、雷サージなどの過大な電圧・電流から太陽電池モジュール1A〜1Dを保護するため、中継端子箱5にサージ保護素子を具備することが望ましい。このとき、図2に示すように第1の集電部51と第2の集電部52とにそれぞれバリスタZ1,Z2を接続するとともに各バリスタZ1,Z2をサージアブソーバXを介して接地することにより、第1の集電部51と第2の集電部52とでサージアブソーバXを共用すれば、サージ保護素子の個数を減らしてコストダウンが図れる。
(実施形態2)
本実施形態の配電システムは中継端子箱5の構成に特徴があり、中継端子箱5以外の構成については実施形態1と共通である。よって、実施形態1と共通の構成要素には同一の符号を付して適宜図示並びに説明を省略する。
本実施形態における中継端子箱5は、図3に示すようにそれぞれの太陽電池モジュール1A〜1Dを第1の集電部51に接続する状態と、第2の集電部52に接続する状態と、第1及び第2の集電部51,52の何れにも接続しない状態とを択一的に切り換える複数(図示例では4つ)の切換部56A,56B、56C,56Dが箱体50内に収納されている。
切換部56A〜56Dは何れも同一の構成を有し、逆流防止素子53A〜53Dを介して太陽電池モジュール1A〜1Dが接続される共通端子を、第1の集電部51に接続された切換接点、第2の集電部52に接続された切換接点、第1及び第2の集電部51,52の何れにも接続されていない切換接点の何れか一つに択一的に切換接続するものである。尚、切換部56A〜56Dの切換制御、すなわち、共通端子を何れかの切換接点に切換接続する制御は手動であっても良いし、従来周知の技術を利用した遠隔制御であっても良い。
例えば、図3においては3つの切換部56A〜56Cによって太陽電池モジュール1A〜1Cが第1の集電部51に接続されて第1グループに属し、且つ残り1つの切換部56Dによって太陽電池モジュール1Dが第2の集電部52に接続されて第2グループに属する状態となっている。
而して本実施形態によれば、交流と直流の需給バランスに合わせて切換部56A〜56Dを制御し、第1グループに属する太陽電池モジュールの個数と第2グループに属する太陽電池モジュールの個数を変更することにより、太陽電池モジュール1A〜1Dから出力される直流電力を無駄なく利用することができる。
(実施形態3)
本実施形態の配電システムは中継端子箱5の構成に特徴があり、中継端子箱5以外の構成については実施形態1と共通であり、また、本実施形態における中継端子箱5の基本構成は実施形態2と共通である。よって、実施形態1並びに2と共通の構成要素には同一の符号を付して適宜図示並びに説明を省略する。
本実施形態における中継端子箱5は、図4に示すように第1の集電部51から交流用分電盤2へ供給される直流電力を検出する第1の電力検出部57aと、第2の集電部52から直流用分電盤3へ供給される直流電力を検出する第2の電力検出部57bと、切換部56A〜56Dを制御することで第1の集電部51に接続される太陽電池モジュール1の個数並びに第2の集電部52に接続される太陽電池モジュール1の個数を増減する制御部58とを具備している。尚、第1及び第2の電力検出部57a,57bと制御部58は何れも箱体50内に収納されている。
制御部58は図示しないマイクロコンピュータを主構成要素とし、当該マイクロコンピュータに専用のプログラムを実行させることによって、一定の周期で切換部56A〜56Dを制御して個々の太陽電池モジュール1A〜1Dが属するグループを変更するとともに変更後に第1及び第2の電力検出部57a,57bで検出される直流電力の検出値と変更前に検出された検出値とを比較し、変更後の検出値が変更前の検出値以上であれば変更後のグループに属する太陽電池モジュール1A〜1Dの個数を増やすように切換部56A〜56Dを制御し、変更後の検出値が変更前の検出値未満であれば変更後のグループに属する太陽電池モジュール1A〜1Dの個数を減らすように切換部56A〜56Dを制御するものである。
例えば、図4に示すように3つの太陽電池モジュール1A〜1Cが第1の集電部51に接続されて第1グループに属しており、残り1つの太陽電池モジュール1Dが第2の集電部52に接続されて第2グループに属している状態から制御部58の制御動作を開始したとする。尚、制御部58は、第1及び第2の電力検出部57a,57bが一定周期で検出する直流電力の検出値を取り込んでメモリに格納している。
まず、制御部58は1つの切換部56Aを切換制御して太陽電池モジュール1Aを第1の集電部51に接続された状態から第2の集電部52に接続される状態へ切り換えさせる。そして、切換後に第1及び第2の電力検出部57a,57bで検出された検出値を切換前のそれぞれの検出値と比較する。このとき、変更前における交流負荷への電力供給に余裕があり、且つ直流負荷に対する電力供給が不足していたとすれば、太陽電池モジュール1Aの属するグループが第1グループから第2グループに変更されたことにより、第1の電力検出部57aの変更後(切換後)の検出値は変更前(切換前)の検出値から殆ど変化しないが、第2の電力検出部57bの変更後の検出値は変更前の検出値よりも大きくなる。この場合、制御部58は、例えば、切換部56Bを切換制御して太陽電池モジュール1Bを第1の集電部51から第2の集電部52に切換接続する。その結果、第1グループに属する太陽電池モジュール1の個数が減少するとともに第2グループに属する太陽電池モジュール1の個数が増加するため、直流負荷に対する電力供給を増やし且つ交流負荷に対する電力供給を減らして効率よく配電することができる。
一方、変更前における交流負荷への電力供給が不足しており、且つ直流負荷に対する電力供給に余裕があったとすれば、太陽電池モジュール1Aの属するグループが第1グループから第2グループに変更されたことにより、第2の電力検出部57bの変更後の検出値は変更前の検出値から殆ど変化しないが、第1の電力検出部57aの変更後の検出値が変更前の検出値よりも小さくなる。この場合、制御部58は、例えば、切換部56Dを切換制御して太陽電池モジュール1Dを第2の集電部52から第1の集電部51に切換接続する。その結果、第2グループに属する太陽電池モジュール1の個数が減少するとともに第1グループに属する太陽電池モジュール1の個数が増加するため、交流負荷に対する電力供給を増やし且つ直流負荷に対する電力供給を減らして効率よく配電することができる。尚、制御部58では、上述した処理を各切換部56A〜56Dに対して一定の周期で順番に実行する。
上述のように本実施形態によれば、交流負荷及び直流負荷に対する電力供給の需給バランスに応じて、制御部58が切換部56A〜56Dを切換制御して第1グループに属する太陽電池モジュール1の個数と第2グループに属する太陽電池モジュール1の個数を動的に変更しているので、需要電力の増減に応じて効率よく配電することができるという利点がある。
本発明の実施形態1を示し、(a)はシステム構成図、(b)は中継端子箱のブロック図である。 同上における別構成の中継接続箱のブロック図である。 本発明の実施形態2における中継接続箱のブロック図である。 本発明の実施形態3における中継接続箱のブロック図である。
符号の説明
1A〜1D 太陽電池モジュール
2 交流用分電盤
3 直流用分電盤
4 インバータ
5 中継接続箱
6 出力ケーブル
8 配電路(交流)
9 配電路(直流)

Claims (4)

  1. 複数の太陽電池モジュールと、各太陽電池モジュールから出力される直流電力を交流電力に変換するインバータと、交流の電力系統から供給される交流電力並びにインバータから出力される交流電力を分岐し複数の分岐ブレーカを介して配電する交流用分電盤と、太陽電池モジュールから出力される直流電力を1乃至複数の負荷に配電する配電路と、複数の太陽電池モジュールと交流用分電盤並びに配電路との間に設けられる中継端子箱とを備え、
    中継端子箱は、1乃至複数の太陽電池モジュールが属する第1グループを集電して交流用分電盤に中継する第1の集電部と、複数の太陽電池モジュールのうちで第1グループに属さない1乃至複数の太陽電池モジュールが属する第2グループを集電して配電路に中継する第2の集電部と、第1及び第2の集電部を収納する箱体とを具備したことを特徴とする配電システム。
  2. 中継端子箱は、第1の集電部と第2の集電部で共用されるサージ保護素子を箱体に収納してなることを特徴とする請求項1記載の配電システム。
  3. 中継端子箱は、それぞれの太陽電池モジュールを第1の集電部に接続する状態と、第2の集電部に接続する状態と、第1及び第2の集電部の何れにも接続しない状態とに択一的に切り換える切換手段を具備したことを特徴とする請求項1又は2記載の配電システム。
  4. 中継端子箱は、第1の集電部から交流用分電盤へ供給される直流電力を検出する第1の電力検出部と、第2の集電部から配電路へ供給される直流電力を検出する第2の電力検出部と、切換手段を制御することで第1の集電部に接続される太陽電池モジュールの個数並びに第2の集電部に接続される太陽電池モジュールの個数を増減する制御手段とを具備し、
    制御手段は、一定の周期で切換手段を制御して個々の太陽電池モジュールが属するグループを変更するとともに変更後に第1及び第2の電力検出部で検出される直流電力の検出値と変更前に検出された検出値とを比較し、変更後の検出値が変更前の検出値以上であれば変更後のグループに属する太陽電池モジュールの個数を増やすように切換手段を制御し、変更後の検出値が変更前の検出値未満であれば変更後のグループに属する太陽電池モジュールの個数を減らすように切換手段を制御することを特徴とする請求項3記載の配電システム。
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