JP2010041252A - 通信方法および通信装置 - Google Patents

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敬一郎 早川
Tsuguyuki Shibata
伝幸 柴田
Katsushi Mita
勝史 三田
Masaki Takanashi
昌樹 高梨
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Abstract

【課題】重要度の高い情報は確実に送受信できるようにし、重要度の高くない情報も比較的正確に送受信することができる通信方法の実現。
【解決手段】情報1と情報2とを合わせた全体でブロック符号化を行い、情報1のみに依存したパリティ1と、情報1、2の両方に依存したパリティ2とが付加された符号語を生成する。次に、情報1とパリティ1を伝送路1によって送信し、情報2とパリティ2を伝送路2によって送信する。次に、伝送路1から情報1とパリティ1とに対応した受信語1を受信し、伝送路2から情報2とパリティ2とに対応した受信語2を受信する。そして、受信語1から情報1を復号し、受信語1と受信語2とから情報1と情報2を復号する。
【選択図】図1

Description

本発明は、情報をブロック符号化して送信し、受信側で復号して元の情報を得る通信方法に関するものであり、特に情報を分割して複数の伝送路によって送信するものである。
近年、車両同士が直接に情報をやりとりする車車間通信により、衝突の回避などの制御を行う安全運転支援システムの開発が進められている。
車車間通信では、位置、速度などの情報と、娯楽などの用途の情報をやりとりすることが考えられる。車車間通信においてやりとりする情報のうち、位置、速度などの情報は重要度が高く、確実に通信できることが必要である。また、娯楽などの用途の情報は、多少誤りが多くても大容量の通信であることが求められる。
特許文献1に記載の通信方法では、データを重要度に応じて異なったレベルの外符号化を行い、インタリーブした後に、物理相における内符号化を行うことで、データの重要度に応じた誤り率で伝送を実現している。
特開2002−141810
しかし、特許文献1に記載の通信方法では、1つの伝送路で送信しているため、その伝送路の誤り率特性が悪い場合には重要度の高い情報も正しく受信できなくなってしまう。また、特許文献1の通信方法は伝送路の状態が良好でない場合は受信側からのフィードバックにより再送を行う、といった処理が前提となっており、車車間通信のように1台の車両が多数の車両に送信するブロードキャスト送信を行う場合には適用することができない。
また、重要度の高い情報と重要度の高くない情報をそれぞれブロック符号化し、重要度の高い情報を含む符号語を良好な伝送路で送信し、重要度の高くない情報を含む符号語をあまり良好でない伝送路で送信する方法が考えられるが、この方法では重要度の低い情報の誤りが多くなるのが問題である。
そこで本発明の目的は、重要度の高い情報は確実に送受信できるようにし、重要度の高くない情報も比較的正確に送受信することができる通信方法および通信装置を実現することである。
第1の発明は、重要度の高い順に第1情報、第2情報、・・・ 、第n情報(nは2以上の整数)とし、誤り率特性のよい順に第1伝送路、第2伝走路、・・・ 、第n伝送路として、第1情報から第n情報のブロック符号化により、第1情報のみに依存する第1冗長部を生成し、第1情報から第i−1情報までの情報のうちいずれか1つ以上の情報と、第i情報と、に依存する第i冗長部(2≦i≦n)を生成し、第1情報と第1冗長部を第1伝送路によって送信し、第i情報と第i冗長部を第i伝送路によってそれぞれ送信し、第1伝送路より受信した受信語から第1情報を復号し、第i冗長部に依存する情報を送信した伝送路からの受信語から、第i情報を復号する、ことを特徴とする通信方法である。
第2の発明は、第1の発明において、第i冗長部は、少なくとも第1情報に依存することを特徴とする通信方法である。
第3の発明は、重要度の高い順に第1情報、第2情報、・・・ 、第n情報(nは2以上の整数)とし、誤り率特性のよい順に第1伝送路、第2伝走路、・・・ 、第n伝送路として、第1情報から第n情報のブロック符号化により、第1情報のみに依存する第1冗長部を生成し、第1情報から第i−1情報までの情報のうちいずれか1つ以上の情報と、第i情報と、に依存する第i冗長部(2≦i≦n)を生成する符号化器と、第1情報と第1冗長部を第1伝送路によって送信し、第i情報と第i冗長部を第i伝送路によってそれぞれ送信する送信手段と、第1伝送路より受信した受信語から第1情報を復号し、第i冗長部に依存する情報を送信した伝送路からの受信語から、第i情報を復号する復号器と、を備えていることを特徴とする通信装置である。
第4の発明は、第3の発明において、符号化器は、第i冗長部を少なくとも第1情報に依存するよう生成することを特徴とする通信装置である。
本発明によると、最も重要度の高い第1情報は、最も誤り率特性のよい第1伝送路より送信するため、第1伝送路よりも誤り率特性の悪い第2伝送路〜第n伝送路の影響を受けず、誤り少なく第1情報を受信することができる。また、第i冗長部は、第i情報よりも重要度の高い情報に依存する。そのため、第i情報は、第i伝送路からの受信語だけでなく、第i伝送路よりも誤り率特性のよい伝送路からの受信語をも用いて復号されるので、第i伝送路のみによって送信した場合よりも誤り少なく第i情報を受信することができる。
まず、本発明の通信方法について、概説する。
本発明は、情報をブロック符号化してn本(nは2以上の整数)の伝送路により通信を行う場合を考える。情報は、重要度の高い順に第1情報、・・・ 、第n情報、の計n個の情報からなり、伝送路は、誤り率特性のよい順に第1伝送路、・・・ 、第n伝送路とする。
n個の情報は、以下のようにしてブロック符号化し、パリティ1〜パリティnの計n個のパリティを生成する。パリティ1は、第1情報のみに依存するよう生成する。パリティi(2≦i≦n)は、第1情報から第i−1情報までのうち、いずれか1つ以上の情報と、第i情報とに依存するよう生成する。このような組み合わせは、全部で2i-1 −1通り存在する。
たとえば、パリティ3の生成は、第1情報から第3情報までのすべての情報に依存するように生成する場合、第1情報と第3情報に依存するように生成する場合、第2情報と第3情報に依存するように生成する場合の3通り考えられる。
次に、第1情報とパリティ1を第1伝送路により送信し、第2伝送路、・・・ 、第n伝送路のそれぞれにおいて、第i情報とパリティiとを第i伝送路により送信する。
次に、第1伝送路、・・・ 、第n伝送路のそれぞれから、第1受信語、・・・ 、第n受信語を受信し、情報を復号する。第1情報は、第1情報とパリティ1に対応する第1受信語を復号することにより得られる。また、第i情報は、パリティiに依存する情報に対応した受信語を復号することにより得られる。たとえば、パリティ3が第1情報と第3情報に依存する場合は、第1受信語と第3受信語を復号することで第1情報と第3情報が得られる。
本発明の通信方法によると、パリティ1は第1情報のみに依存するため、誤り率特性のよい第1伝送路からの第1受信語のみから第1情報を復号することができ、第1伝送路よりも誤り率特性の悪い第2伝送路〜第n伝送路からの第2受信語〜第n受信語の影響を受けない。よって第1情報は誤り少なく受信することができる。
また、本発明の通信方法では、第i情報に対応するパリティiを、第1情報から第i−1情報までのうち、いずれか1つ以上の情報と、第i情報とに依存するよう生成しているので、第i情報の復号には、第i情報とパリティiに対応した第i受信語だけでなく、第1受信語から第i−1受信語のいずれかをも用いることが必要になる。第1受信語から第i−1受信語は、第i伝送路よりも誤り率特性のよい伝送路から受信したものであるから、第i受信語よりも誤りが少ない。第i情報は、この誤りの少ない受信語も利用して復号されるため、単に第i情報のみに依存するパリティiを生成して符号化し、第i伝送路により送信した場合よりも、誤り少なく第i情報を受信することができる。
また、上記理由から、パリティiの生成は、パリティiを生成する2i-1 −1通りの情報の組み合わせのうち、第1情報を含む組み合わせであることが望ましい。第1情報は最も誤り率特性のよい第1伝送路により伝送されるため、第1伝走路からの受信語1を利用して復号すれば、より誤り少なく第i情報を受信することができる。
以下、本発明の具体的な実施例について図を参照に説明するが、本発明は実施例に限定されるものではない。
実施例1の通信方法について、図1を参照に説明する。
重要度の高い情報1と重要度の高くない情報2からなる情報を、ブロック符号を用いて誤り訂正符号化して送信する場合を考える。ここで、情報1については誤り率特性の良い伝送路1を用いて送信し、情報2については、伝送路1よりも誤り率特性の悪い伝送路2を用いて送信するものとする。また、情報1、情報2の情報長は任意の長さでよく、情報1と情報2とで長さが同じでも異なっていてもよい。
まず、情報1と情報2とを合わせた全体でブロック符号化を行い、情報1のみに依存したパリティ1と、情報1、2の両方に依存したパリティ2とが付加された符号語を生成する(図1(a))。なお、情報1と情報2とを合わせた全体での符号化率と、情報1の符号化率は同じでもよいし異なっていてもよい。
このような符号化を行う符号として、たとえば階層的LDPC符号を用いる。この階層的LDPC符号を用いれば、情報1と情報2とを合わせた全体で符号化することで、情報1とパリティ1を包含した形で符号語を生成することができ、情報1を情報2に依らずに復号することができる。この階層的LDPC符号の構成方法については後述する。
次に、生成された符号語を、情報1とパリティ1とからなる符号語1と、情報2とパリティ2とからなる符号語2に分割し、情報1とパリティ1とからなる符号語1を伝送路1によって送信し、情報2とパリティ2とからなる符号語2を伝送路2によって送信する(図1(b))。
伝送路1、2の態様として、たとえば以下の例が挙げられる。
例1は、情報1とパリティ1とからなる符号語をパイロットの近くに配置し、情報2とパリティ2とからなる符号語をパイロットから遠い位置に配置してパケットを構成して送信する場合である。フェージング環境下では、パイロットに近い情報には誤りがなく、パイロットから遠い情報にはバースト誤りが発生する状況が起こる。したがって、パイロットの近くに情報を配置するのは伝送路1に相当し、パイロットから遠い位置に情報を配置するのは伝送路2に相当する。
例2は、BPSK変調やQPSK変調して送信するのを伝送路1とし、16QAM変調や64QAM変調して送信するのを伝送路2とする場合である。
例3は、有線で伝送するのを伝送路1とし、無線で伝送するのを伝送路2とする場合である。
例4は、低周波数の電磁波による伝送を伝送路1とし、それよりも高周波数の電磁波による伝送を伝送路2とする場合である。たとえば、UHF帯の無線伝送を伝送路1とし、5GHz帯の無線伝送を伝送路2とする場合や、電波による伝送を伝送路1とし、赤外線や可視光による伝送を伝送路2とする場合である。
次に、伝送路1から情報1とパリティ1とに対応した受信語1を受信し、伝送路2から情報2とパリティ2とに対応した受信語2を受信する。そして、受信語1から情報1を復号する。また、情報2は、受信語1と受信語2とを合わせた受信語から情報1と情報2を復号することで得られる。これは、情報2を単独で符号化せず、情報1と情報2とを合わせた全体で符号化しているためで、復号には情報1、2およびパリティ1、2に対応した受信語、すなわち受信語1と受信語2が必要となるからである。なお、復号にはサム・プロダクト復号法などを用いることができる。
この通信方法によると、重要度の高い情報1については誤り率特性の良い伝送路1によって送信するため、誤り少なく情報1を復号することができ、また、情報1よりも重要度の低い情報2についても、伝送路1から受信した誤りの少ない受信語1を生かして復号できるため、単独で情報2を符号化して送信する場合よりも誤り少なく情報2を復号できる。
なお、受信語1から誤り訂正復号した情報1をもう一度符号化して符号語を生成し、その受信誤りのない符号語と受信語2とから情報1と情報2を復号するようにしてもよい。より誤りが少なく情報2を復号することができる。
次に、階層的なLDPC符号の構成方法について述べる。
LDPC検査行列Hは、単位行列とその巡回シフト行列、および零行列を要素とし、LDGM構造を有するよう構成する。ここで、LDGM構造とは、LDPC検査行列のパリティ部に対応する部分行列を下三角行列とする構造である。LDGM構造とすると、Hs=0(sは符号語)であることを利用して順次パリティビットを計算することができるので、生成行列を求める必要がなく、少ない計算量でLDPC符号化を行うことができる。また、単位行列の巡回シフト行列は、各行において1の要素を一定回数右にずらした行列である。たとえば、5×5の単位行列を2回ずらした巡回シフト行列は、その要素bijのうち、b13、b24、b35、b41、b52の要素のみが1で、それ以外の要素は0の行列である。
そして、さらにLDPC検査行列Hを式(1)に示すように構成する。
Figure 2010041252
式(1)において、A、B、C、D、T1 、T2 は部分行列であり、部分行列T1 、T2 は下三角行列である。また、0は零行列を表わしている。部分行列Aは、パリティ1の生成において情報1を反映する要素であり、部分行列Bは、パリティ2の生成において情報1を反映する要素であり、部分行列Cは、パリティ2の生成において情報2を反映する要素であり、部分行列Dは、パリティ2の生成においてパリティ1を反映する要素である。また、式(1)を見ると分かるように、パリティ1の生成において情報2を反映する要素は0となっている。したがって、パリティ1は情報1のみを反映して生成され、パリティ2は情報1と情報2の双方を反映して生成される。
このようにLDPC検査行列Hを構成すると、LDPC検査行列H’=(A T1 )によって受信語1から情報1を復号することができ、LDPC検査行列Hによって受信語1と受信語2とから情報1と情報2を復号することができる。
このような階層的なLDPC検査行列H、およびLDPC検査行列H’の具体的な一例を式(2)、式(3)に示す。
Figure 2010041252
Figure 2010041252
この式(2)のLDPC検査行列Hは、970×1940の行列であり、式(3)のLDPC検査行列H’は、435×970の行列である。式(2)、式(3)では、LDPC検査行列H、H’を97×97の部分行列を単位として表現している。また、式(2)には破線による区切りを表示し、式(1)との対応を示している。また、−で示した要素は零行列を示し、0で示した要素は単位行列を示している。0で零行列を示す通常の表記とは異なる点注意する。また、数字の要素は巡回シフト行列を示し、その数字は単位行列のシフト量を示している。たとえば、式(2)、式(3)において12と表記している要素は、97×97の単位行列を12回ずらした巡回シフト行列を表わしている。
図2のグラフは、伝送路1をノイズのないエラーフリーの伝送路とし、伝送路2をAWGN(加算性ホワイトガウスノイズ)伝送路とし、伝送路2のEb/N0を変化させた場合の情報Bの誤り率特性についてシミュレーションした結果である。符号化、および復号には式(2)、式(3)に示したLDPC検査行列H、H’を用いた。情報1、2はそれぞれ485ビットで符号化率は1/2であり、符号長は1940ビットである。情報2を単独で符号化して伝送路2によって送信した従来の方法(比較例1)での誤り率特性と比較すると、本発明の通信方法は比較例1よりも優れた特性を示している。その理由として、次の2点が考えられる。1つは、実施例1の通信方法では誤り率特性の良い伝送路1からの情報も利用して情報2を復号しているためである。もう1つは、実施例1の通信方法が比較例1に比べて符号長が倍になっているためである。
そこで、従来の方法において符号長を倍にして本発明の通信方法の符号長と揃えた場合(比較例2)の誤り率特性についても検討し、本発明の通信方法による誤り率特性と比較することにより、伝送路1からの情報を利用していることによる寄与を調べた。その結果、実施例1の通信方法は、上記寄与によって、比較例2よりも良い特性が得られていることが分かった。
次に、実施例1の通信方法を実現可能な通信装置の構成について説明する。図3は、通信装置の構成を示すブロック図である。通信装置は送信装置10と、受信装置20とにより構成されている。
送信装置10は、LDPC符号化器11と、符号語分割手段12と、送信手段13、14を有している。また、受信装置20は、受信手段21、22と、復号器23、24と、を有している。
以下、この通信装置の動作について説明する。
階層的LDPC符号化器11に情報1と情報2とからなる情報が入力されると、LDPC符号化器11は、その情報を階層的なLDPC検査行列HによってLDPC符号化し、情報1のみに依存したパリティ1と、情報1と情報2の双方に依存したパリティ2とが付加された符号語を生成する。階層的LDPC符号化器11によって生成された符号語は、符号語分割手段12によって情報1とパリティ1とからなる符号語1と、情報2とパリティ2とからなる符号語2とに分割される。そして、送信手段13は、符号語1を伝送路1を介して送信し、送信手段14は、符号語2を伝送路2を介して送信する。
受信手段21は、伝送路30から受信語1を、受信手段22は、伝送路31から受信語2をそれぞれ受信する。復号器23は、階層的なLDPC検査行列H’によって受信語1から情報1を復号し、復号器24は、階層的なLDPC検査行列Hによって受信語1と受信語2とから情報1と情報2を復号する。
ここで、受信装置20がさらにLDPC検査行列H’によって情報を符号化するLDPC符号化器を備えるようにし、復号器22によって誤り訂正復号された情報1を、再度LDPC符号化器によって符号化して受信誤りのない符号語を生成し、その符号語と受信語2とから復号器23によって情報1と情報2を復号するようにしてもよい。より誤りが少なく情報2を復号することができる。
以上の通信装置の動作により、実施例1の通信方法が実現される。
なお、実施例1では符号化をLDPC符号化としているが、他のブロック符号化方式を用いてもよい。
また、実施例1は重要度の異なる2つの情報を誤り率特性の異なる2つの伝送路でそれぞれ送信する場合であったが、本発明は2分割に限るものではなく、3つ以上に分割する場合にも適用することができる。
また、実施例1では、1度の符号化により情報1のみに依存したパリティ1と、情報1と情報2の双方に依存したパリティ2とを生成しているが、先に情報を情報1と情報2とに分割し、情報1の符号化によるパリティ1の生成と、情報1と情報2からなる情報の符号化によるパリティ2の生成とをそれぞれ別に行うようにしてもよい。
本発明は、たとえば、重要度の高い位置、速度等の情報と、それ以外の情報とを車両同士がやりとりする車車間通信に適用することができる。
実施例1の通信方法について説明する図。 誤り率特性について示したグラフ。 送信装置の構成について示した図。
符号の説明
10:送信装置
11:階層的LDPC符号化器
12:符号語分割手段
13、14:送信手段
20:受信装置
21、22:受信手段
23、24:復号器

Claims (4)

  1. 重要度の高い順に第1情報、第2情報、・・・ 、第n情報(nは2以上の整数)とし、
    誤り率特性のよい順に第1伝送路、第2伝走路、・・・ 、第n伝送路として、
    前記第1情報から前記第n情報のブロック符号化により、第1情報のみに依存する第1冗長部を生成し、第1情報から第i−1情報までの情報のうちいずれか1つ以上の情報と、前記第i情報と、に依存する第i冗長部(2≦i≦n)を生成し、
    前記第1情報と前記第1冗長部を第1伝送路によって送信し、
    前記第i情報と前記第i冗長部を第i伝送路によってそれぞれ送信し、
    前記第1伝送路より受信した受信語から前記第1情報を復号し、
    前記第i冗長部に依存する情報を送信した伝送路からの受信語から、前記第i情報を復号する、
    ことを特徴とする通信方法。
  2. 前記第i冗長部は、少なくとも前記第1情報に依存することを特徴とする請求項1に記載の通信方法。
  3. 重要度の高い順に第1情報、第2情報、・・・ 、第n情報(nは2以上の整数)とし、
    誤り率特性のよい順に第1伝送路、第2伝走路、・・・ 、第n伝送路として、
    前記第1情報から前記第n情報のブロック符号化により、第1情報のみに依存する第1冗長部を生成し、第1情報から第i−1情報までの情報のうちいずれか1つ以上の情報と、前記第i情報と、に依存する第i冗長部(2≦i≦n)を生成する符号化器と、
    前記第1情報と前記第1冗長部を第1伝送路によって送信し、前記第i情報と前記第i冗長部を第i伝送路によってそれぞれ送信する送信手段と、
    前記第1伝送路より受信した受信語から前記第1情報を復号し、前記第i冗長部に依存する情報を送信した伝送路からの受信語から、前記第i情報を復号する復号器と、
    を備えていることを特徴とする通信装置。
  4. 前記符号化器は、前記第i冗長部を少なくとも前記第1情報に依存するよう生成することを特徴とする請求項3に記載の通信装置。
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