JP2010040941A - 電気二重層キャパシタ及びその製造方法 - Google Patents
電気二重層キャパシタ及びその製造方法 Download PDFInfo
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Abstract
【解決手段】集電体124の両面に炭素含有多孔質材料からなる分極性電極層126,128が形成され、さらには集電体124の所定部分にタブ部材130が接合された電極体120と、セパレータ140とが交互に重層された状態で巻回されたキャパシタ素子110を備える電気二重層キャパシタ。タブ部材130におけるセパレータ140と対向する面には、炭素含有材料からなる保護層136が形成されている。
【選択図】図1
Description
実施形態1は、請求項2に記載の電気二重層キャパシタ及び請求項7に記載の電気二重層キャパシタの製造方法を説明するための実施形態である。
図1及び図2は、実施形態1に係る電気二重層キャパシタ100を説明するために示す図である。図1(a)は電気二重層キャパシタ100を構成するキャパシタ素子110を引き延ばした状態としたときの斜視図であり、図1(b)はキャパシタ素子110の部分断面図であり、図1(c)は図1(b)のA−A断面図である。図2(a)は電気二重層キャパシタ800を構成するキャパシタ素子110の一部展開斜視図であり、図2(b)は電気二重層キャパシタ100の分解斜視図である。
図3は、実施形態1に係る電気二重層キャパシタの製造方法を説明するために示すフローチャートである。
図4は、電極体準備工程S110における裁断工程S116を模式的に示す斜視図である。
図5は、分極性電極層除去工程S120を模式的に示す斜視図である。図5(a)及び図5(b)は分極性電極層除去工程S120の各段階を模式的に示す斜視図である。
図6は、タブ部材準備工程を模式的に示す斜視図である。図6(a)及び図6(b)はタブ部材形成工程の各段階を模式的に示す斜視図である。
図7は、被覆部材準備工程を模式的に示す斜視図である。図7(a)及び図7(b)は被覆部材準備工程の各段階を模式的に示す斜視図である。
図8は、接合工程S130を模式的に示す断面図である。図8(a)〜図8(e)は接合工程S130の各段階を模式的に示す断面図である。
まず、アルミニウム薄板からなる集電体124の両面に炭素含有多孔質材料からなる分極性電極層126,128が形成された広幅の電極体シート118を用意し、当該広幅の電極体シート118を細幅に裁断して複数の電極体120を形成する(図4参照。)。
次に、電極体120の表面から部分的に分極性電極層126を除去することにより電極体120の所定部分に分極性電極層除去領域Bを形成する(図5参照。)。分極性電極層除去工程S120は、例えばブラシを用いて実施する。
次に、分極性電極層除去領域Bに、タブ部材130と、金属薄板134及び保護層136が重層された被覆部材132とを重ねて配置した状態で(図8(a)〜図8(c)参照。)、冷間圧接法を用いて、電極体120にタブ部材130と被覆部材132とを接合する(図8(d)及び図8(e)参照。)。
次に、2枚の電極体120と2枚のセパレータ140とを、これらが交互に重層された状態で巻回することにより、キャパシタ素子110を形成する。
実施形態1に係る電気二重層キャパシタ100によれば、タブ部材130におけるセパレータ140と対向する面には保護層136が形成されており、さらには、保護層136が、分極性電極層126を構成する炭素含有多孔質材料と同質の炭素含有材料(炭素含有多孔質材料)からなるため、分極性電極層126の浸漬電位と保護層136の浸漬電位とが近い電位となり、タブ部材に対向する領域でセパレータが劣化するという問題を軽減することが可能となる。
実施形態2は、請求項4に記載の電気二重層キャパシタ及び請求項9に記載の電気二重層キャパシタの製造方法を説明するための実施形態である。
図10は、実施形態2に係る電気二重層キャパシタの製造方法を説明するために示すフローチャートである。
図11は、タブ部材準備工程を模式的に示す斜視図である。図11(a)〜図11(c)はタブ部材形成工程の各段階を模式的に示す斜視図である。
図12は、接合工程S230を模式的に示す断面図である。図12(a)〜図12(d)は接合工程S230の各段階を模式的に示す断面図である。
実施形態3は、請求項5に記載の電気二重層キャパシタ及び請求項10に記載の電気二重層キャパシタの製造方法を説明するための実施形態である。
Claims (11)
- 集電体の両面又は片面に炭素含有多孔質材料からなる分極性電極層が形成され、さらには前記集電体の所定部分にタブ部材が接合された電極体と、セパレータとが交互に重層された状態で巻回されたキャパシタ素子を備える電気二重層キャパシタであって、
前記タブ部材における前記セパレータと対向する面には、炭素含有材料からなる保護層が形成されていることを特徴とする電気二重層キャパシタ。 - 請求項1に記載の電気二重層キャパシタにおいて、
前記保護層は、金属薄板を介して前記タブ部材上に形成されたものであることを特徴とする電気二重層キャパシタ。 - 請求項1に記載の電気二重層キャパシタにおいて、
前記保護層は、金属薄板を介することなく前記タブ部材上に形成されたものであることを特徴とする電気二重層キャパシタ。 - 請求項3に記載の電気二重層キャパシタにおいて、
前記保護層は、炭素微粒子含有ペーストを前記タブ部材上に塗工した後固化することによって形成されたものであることを特徴とする電気二重層キャパシタ。 - 請求項3に記載の電気二重層キャパシタにおいて、
前記保護層は、炭素含有材料からなるシートを前記タブ部材上に貼り付けることにより形成されたものであることを特徴とする電気二重層キャパシタ - 請求項1〜5のいずれかに記載の電気二重層キャパシタにおいて、
前記炭素含有材料は、多孔質材料からなることを特徴とする電気二重層キャパシタ。 - 請求項2に記載の電気二重層キャパシタを製造するための電気二重層キャパシタの製造方法であって、
前記集電体の両面又は片面に炭素含有多孔質材料からなる分極性電極層が形成された電極体を準備する電極体準備工程と、
前記電極体の表面から部分的に前記分極性電極層を除去することにより前記電極体の所定部分に分極性電極層除去領域を形成する分極性電極層除去工程と、
前記分極性電極層除去領域に、前記タブ部材と、前記金属薄板及び前記保護層が積層された被覆部材とを重ねて配置した状態で、前記電極体に前記タブ部材と前記被覆部材とを接合する接合工程と、
前記電極体と、前記セパレータとをこれらが交互に重層された状態で巻回する巻回工程とをこの順序で含むことを特徴とする電気二重層キャパシタの製造方法。 - 請求項3に記載の電気二重層キャパシタを製造するための電気二重層キャパシタの製造方法であって、
前記集電体の両面又は片面に炭素含有多孔質材料からなる分極性電極層が形成された電極体を準備する電極体準備工程と、
前記電極体の表面から部分的に前記分極性電極層を除去することにより前記電極体の所定部分に分極性電極層除去領域を形成する分極性電極層除去工程と、
前記分極性電極層除去領域に、非接合面に保護層が形成されたタブ部材を配置した状態で、前記電極体に前記タブ部材を接合する接合工程と、
前記電極体と、前記セパレータとをこれらが交互に重層された状態で巻回する巻回工程とをこの順序で含むことを特徴とする電気二重層キャパシタの製造方法。 - 請求項8に記載の電気二重層キャパシタの製造方法において、
前記保護層は、炭素微粒子含有ペーストを前記タブ部材上に塗工した後固化することによって形成されたものであることを特徴とする電気二重層キャパシタの製造方法。 - 請求項8に記載の電気二重層キャパシタの製造方法において、
前記保護層は、炭素含有材料からなるシートを前記タブ部材上に貼り付けることにより形成されたものであることを特徴とする電気二重層キャパシタの製造方法。 - 請求項7〜10のいずれかに記載の電気二重層キャパシタの製造方法において、
前記電極体準備工程は、前記集電体の両面又は片面に炭素含有多孔質材料からなる分極性電極層が形成された広幅の電極体シートを細幅に裁断して複数の前記電極体を形成する電極体形成工程を含むことを特徴とする電気二重層キャパシタの製造方法。
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JP2001237150A (ja) * | 2000-02-23 | 2001-08-31 | Nippon Chemicon Corp | 電気二重層コンデンサおよびその製造方法 |
JP2002353072A (ja) * | 2001-05-22 | 2002-12-06 | Nec Tokin Corp | 巻回型電気二重層キャパシタ |
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