JP2010040751A - プリント配線板およびその製造方法ならびにプリント配線板のフィリングビアの外観検査方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 このプリント配線板は、絶縁性基板2に設けられたビア穴に層間導通用のめっき導体7を充填してなるフィリングビア4を有するプリント配線板であって、フィリングビア4とは別に、絶縁性基板2の各個片1の所定位置ごとに、めっき導体7を意図的に充填不良の状態とした充填不良サンプルビア6を形成してなることを特徴としている。
【選択図】 図1
Description
このフィリングビアのような層間導通用ビアは、配線板ブロック単位、またはシート単位、もしくはリール単位に換算すると、数1000個あるいはそれ以上と膨大な個数になる場合も多い。これらの層間導通用ビアのうちに1個でも導通不良のものがあると、その導通不良を有するプリント配線板の各個片における配線は、その導通不良のビアの部分で断線が生じたことと同等の状態となるので、プリント配線板としては致命的な欠陥品ということになってしまう。このため、フィリングビアのような層間導通用ビアの導通不良を確実かつ簡易・迅速に検査(検出)することが、強く要請されている。
電気的に導通確認を行う方法では、回路デザインによっては検査出来ない場合も多い。断面観察による方法では、膨大な作業労力が不可避的に必要となる。しかも、破壊試験であるから、通常生産では抜き取り検査となるため、全ての層間導通用ビアについての完全な導通を保証することは不可能である。反射光の画像識別技術を用いた場合の層間導通用ビアの検査方法は、配線パターンの検査方法の場合と同様に、反射光による画像識別を用いた検査方法であり、これを採用することにより、全ての層間導通用ビアについて外観検査を行うことができる。従って、その結果に基づいて、全ての層間導通用ビアについての導通の可否を判定・保証することが可能となる。
しかしながら、斯様な配線パターンの外観検査の手法を応用して層間導通用ビアの外観検査を行うと、層間導通用ビアの外観検査の場合は、検査対象の層間導通用ビアとその周囲の導体層の表面(具体的にはランドや配線パターン等の表面)との、僅かな反射光のグレーレベルの差を認識するものであるため、導体層の表面の酸化具合、エッチング処理変動による粗度バラツキ、部材の反り、検査テーブルとの吸着具合など、種々の要因から、検出される反射光のグレーレベルが多大な影響を受けることとなる。このため、層間導通用ビアの外観検査では、検査結果の信頼性が著しく低下する場合が多いという問題がある。
また、上記のような問題の発生を回避するために、検出閾値を厳しく設定すると、虚報率が増加することとなり、やはり検査結果の信頼性が著しく低下するという問題がある。
充填不良サンプルビアを形成してなることを特徴としている。
また、絶縁性基板に設けられたビア穴に層間導通用のめっき導体を充填してなるフィリングビアを有するプリント配線板であって、前記フィリングビアとは別に、前記絶縁性基板の所定位置に、前記フィリングビアにおける前記めっき導体が充填不良の状態の場合と等価なグレーレベルの光反射特性を有する充填不良サンプルパターンを形成してなることを特徴としている。
本発明のプリント配線板の製造方法は、絶縁性基板にビア穴を設ける工程と、前記ビア穴に層間導通用のめっき導体を充填してフィリングビアを形成する工程と、前記フィリングビアに光を照射し、その反射光のグレーレベルを検出閾値と比較することで、前記フィリングビアにおける前記めっき導体の導通不良の要因となる充填不良の有無を検出する工程と、を含むプリント配線板の製造方法であって、前記フィリングビアとは別に、前記絶縁性基板の所定位置に、前記めっき導体を意図的に前記充填不良の状態とした充填不良サンプルビアまたは当該充填不良の状態の場合と等価なグレーレベルの光反射特性を有する充填不良サンプルパターンを形成する工程と、前記充填不良サンプルビアまたは前記充填不良サンプルパターンの反射光のグレーレベルに基づいて、前記検出閾値を設定し、当該検出閾値を用いて、前記フィリングビアにおける前記めっき導体の導通不良の要因となる充填不良の有無を検出する工程とを含むことを特徴としている。
また、絶縁性基板にビア穴を設ける工程と、前記ビア穴に層間導通用のめっき導体を充填してフィリングビアを形成する工程と、前記フィリングビアに光を照射し、その反射光のグレーレベルを検出閾値と比較することで、前記フィリングビアにおける前記めっき導体の導通不良の要因となる充填不良の有無を検出する工程と、を含むプリント配線板の製造方法であって、前記フィリングビアとは別に、前記絶縁性基板の所定位置に、前記めっき導体を意図的に前記充填不良の状態とした充填不良サンプルビアまたは当該充填不良の状態の場合と等価なグレーレベルの光反射特性を有する充填不良サンプルパターンを形成する工程と、前記充填不良サンプルビアまたは前記充填不良サンプルパターンの反射光のグレーレベルに基づいて、前記フィリングビアにおける前記めっき導体の導通不良の要因となる充填不良の有無の検出結果の信頼性を評価する工程とを含むことを特徴としている。
本発明のプリント配線板のフィリングビアの外観検査方法は、絶縁性基板にビア穴を設け、当該ビア穴に層間導通用のめっき導体を充填することでフィリングビアを形成してなるプリント配線板における、前記フィリングビアに光を照射し、その反射光のグレーレベルを検出閾値と比較することにより、前記フィリングビアにおける前記めっき導体の導通不良の要因となる充填不良の有無を検出するプリント配線板のフィリングビア外観検査方法であって、前記フィリングビアとは別に、前記絶縁性基板の所定位置に、前記めっき導体を意図的に前記充填不良の状態とした充填不良サンプルビアまたは当該充填不良の状態の場合と等価なグレーレベルの光反射特性を有する充填不良サンプルパターンを形成しておき、前記充填不良サンプルビアまたは前記充填不良サンプルパターンの反射光のグレーレベルに基づいて、前記検出閾値を設定し、当該検出閾値を用いて、前記フィリングビアにおける前記めっき導体の導通不良の要因となる充填不良の有無を検出すること特徴としている。
また、絶縁性基板にビア穴を設け、当該ビア穴に層間導通用のめっき導体を充填することでフィリングビアを形成してなるプリント配線板における、前記フィリングビアに光を照射し、その反射光のグレーレベルを検出閾値と比較することにより、前記フィリングビアにおける前記めっき導体の導通不良の要因となる充填不良の有無を検出するプリント配線板のフィリングビア外観検査方法であって、前記フィリングビアとは別に、前記絶縁性基板の所定位置に、前記めっき導体を意図的に前記充填不良の状態とした充填不良サンプルビアまたは当該充填不良の状態の場合と等価なグレーレベルの光反射特性を有する充填不良サンプルパターンを形成しておき、前記充填不良サンプルビアまたは前記充填不良サンプルパターンの反射光のグレーレベルに基づいて、前記フィリングビアにおける前記めっき導体の導通不良の要因となる充填不良の有無の検出結果の信頼性を評価するプロセス
を含むことを特徴としている。
また、フィリングビアとは別に、絶縁性基板の所定位置に、めっき導体を意図的に前記充填不良の状態とした充填不良サンプルビアまたはそのような充填不良の状態の場合と等価なグレーレベルの光反射特性を有する充填不良サンプルパターンを形成しておき、充填不良サンプルビアまたは充填不良サンプルパターンの反射光のグレーレベルに基づいて、フィリングビアにおけるめっき導体の導通不良の要因となる充填不良の有無の検出結果の信頼性を評価するようにしたので、フィリングビアの外観検査の際に、種々の計測条件が変化することなどに起因して変化することが想定される、その検査結果の信頼性(計測工学的な、いわゆる確からしさ)を、随時確認することが可能となる。その結果、常に信頼性の高いフィリングビアの外観検査を実現することが可能となる。
図1は、本発明の実施の形態に係るプリント配線板の主要部の平面的構成を示す図、図2は、図1に示したプリント配線板に設けられた充填不良サンプルビアを抽出し拡大して示す図、図3は、本発明の実施の形態に係る充填不良サンプルビアの主要な製造工程を示す図、図4は、本発明の実施の形態に係る充填不良サンプルパターンの主要な製造工程を示す図、図5は、めっき導体を施す分量を一定にしたときのフィリングビアの穴径とめっき導体の充填厚さとの関係を示す図、図6は、フィリングビアの穴径とめっき導体のフィリング率との相関をグラフとして示す図、図7は、フィリングビアの検査時に得られる画像のグレーレベルマップの一例を模式的に示す図、図8は、検出閾値(グレーレベル値)の設定と充填不良のビアの検出確率および虚報率との相関をグラフとして示す図、図9は、検査軸に沿った位置座標ごとでの反射光のグレーレベル値の分布および検出閾値をグラフで示す図である。
このような充填不良サンプルビア6a、6b、6cは、図示は省略するが、フィリングビア4の形成と並行して形成するようにしてもよく、あるいはそれとは別段に、専用の形成工程で形成するようにしてもよい。
いずれの場合でも、図5および図6に則して上記で説明したように、同じ分量のめっき導体7を被着させるというイコールコンディションのめっき工程においては、異なった穴径d2、d3、d4にそれぞれ充填されるめっき導体7a、7b、7cの厚さ、すなわち充
填不良サンプルビア6a、6b、6cのフィリング率が、正規の充填量を確保してなる良品であるフィリングビア4の穴径d1の場合を100%としたときの、その100%未満
の異なった値になるということを利用して、意図的にフィリング率を100%未満の所定の値とした、いわゆる低フィリング不良の状態の充填不良サンプルビア6a、6b、6cを形成することができる。
すなわち、絶縁性基板2にフィリングビア4用の貫通孔を穿設する際に(図3ではその工程は図示省略)、絶縁性基板2の所定位置に、充填不良サンプルビア6のビア穴用の貫通孔も穿設しておく。
続いて、絶縁性基板2のシグナル面側に、例えば銅箔をパターンエッチングしてシグナル配線層5を形成する。そして、図3(a)に示したように、絶縁性基板2のグラウンド面側に、例えば充填めっき法などによりめっき導体7を被着させることで、各フィリングビア4(図3では図示省略)のビア穴にめっき導体7が充填される。またそれと共に、各充填不良サンプルビア6のビア穴にもめっき導体7が充填される。
続いて、図3(b)に示したように、各充填不良サンプルビア6を形成する予定の部分
は露出させその他の部分は被覆するように、エッチングレジストパターン8を形成し、図3(c)に示したように、エッチングレジストパターン8で覆われておらずに露出している部分のめっき導体7を、エッチングプロセスによって、シグナル配線層5の表面5aが露出するまで完全に蝕刻除去することで、不めっき状態の充填不良サンプルビア6を得ることができる。
このような不めっき状態や低フィリング不良の状態の充填不良サンプルビア6は、図示は省略するが、例えばグラウンド配線層3をパターン形成する工程と並行して形成するようにしてもよく、あるいはそれとは別段に、専用の形成工程で形成するようにしてもよい。
すなわち、絶縁性基板2のシグナル面側に、例えば銅箔をパターンエッチングすることによりシグナル配線層5を形成する。そして、図4(a)に示したように、絶縁性基板2のグラウンド面側に、例えば充填めっき法などによって、めっき導体7を被着させることで、グラウンド配線層3を形成する。
続いて、図4(b)に示したように、各充填不良サンプルパターン6を形成する予定の部分は露出させその他の部分は被覆するようにエッチングレジストパターン8を形成し、図4(c)に示したように、エッチングレジストパターン8で覆われておらずに露出している部分のグラウンド配線層3をエッチングプロセスによって蝕刻除去して、その部分の絶縁性基板2の表面2aを露出させることで、不めっき状態の場合と等価なグレーレベルの光反射特性を有する充填不良サンプルパターン6を得ることができる。
ここで、エポキシ樹脂やポリイミド樹脂のような絶縁性合成樹脂からなる絶縁性基板2の表面2aの光反射率は、一般に、グラウンド配線層3の表面の光反射率よりも明確に低い傾向にあるので、この図4に示したような方法で所定位置のグラウンド配線層3を除去してその下の絶縁性基板2の表面2aを露出させることにより、充填不良の状態の場合と等価な、グレーレベルの低い光反射特性を有する充填不良サンプルパターン6を得ることができるのである。但し、場合によっては、絶縁性基板2の表面2aの光反射特性とグラウンド配線層3の光反射特性とが近い組み合わせになることもある。そうすると、図4に示したような充填不良サンプルパターン6では、その光反射率が周囲のグラウンド配線層3の光反射率と明確には区別できないものとなり、充填不良と同等のグレーレベル画像として計測されなくなる虞が極めて高くなる。そのような場合には、図4に示したような充填不良サンプルパターン6ではなく、図3に示したような充填不良サンプルビア6を形成すればよい。
このような不めっき状態の充填不良サンプルパターン6は、図示は省略するが、例えばグラウンド配線層3をパターン形成する工程と並行して形成するようにしてもよく、あるいはそれとは別段に、専用の形成工程で形成するようにしてもよい。
本発明の実施の形態に係るプリント配線板は、長尺状のポリイミドフィルム基板のような絶縁性基板2にグラウンド配線層3、フィリングビア4、シグナル配線層5を作り込む
と共に、各個片1の所定位置ごとに、めっき導体7を意図的に充填不良の状態とした充填不良サンプルビア(または充填不良サンプルパターン)6を作り込むことで、その主要部が作製される。
その後、パターン外観検査装置を用いてグラウンド配線層3のパターン検査が行われる。このパターン外観検査の具体的な手法については、一般的なもので構わない。
そして、フィリングビア4の外観検査による導通検査が行われる。この導通検査では、検査対象のフィリングビア4に参照光を照射し、その反射光のグレーレベル画像処理を行う。そして、そのグレーレベルの値を、正常にめっき導体7が充填された状態の場合に得られることが想定されるグレーレベルの値に基づいて設定された検出閾値と比較する。
これを図9に示した一例に則して具体的に説明する。図9(a)のグラフでは、横軸には検査の進行方向における各位置の座標を、縦軸には観測される反射光のグレーレベル値を、それぞれ示している。また図9(b)では、検査対象の充填不良のフィリングビア4として充填不良サンプルビア6と、グラウンド配線層3における検査対象の配線パターン30とを、検査の進行方向軸上に直線的に配列形成してなるパターンを示している。配線バターン30の一部分には、傷や汚れなどに起因して光反射率の低下した鈍反射部9が生じているものとする。
このような検出閾値90を用いることにより、導通不良を引き起こすような充填不良が発生しているフィリングビア4のめっき導体7の表面における、低い光反射率に起因して
低くなったグレーレベル値が検出されると、その低くなった部分のグレーレベル値が、検出閾値90よりも低いものであることから、このときの検査対象のフィリングビア4が充填不良の状態にあること、従って導通不良の状態にあることが、明確に検出(判定)される。
また、上記のような要因に加えて、絶縁性基板2をはじめとした製品全体の反りや、検査テーブルの吸着具合の変化等、種々の検査時における作業条件等に因ってもグレーレベル分布は種々に変化するので、導通不良の検出確率(計測工学的な観点で云うところの、いわゆる確からしさ)は、さらに低下する虞がある。
を検出することで、導通不良の検出を常に検査状態に則して適正に設定された検出閾値に基づいて、常に正確に行うようにしている。
このようにすることにより、フィリングビア4の外観検査の際に種々の計測条件等が変化しても、その計測条件に対応して変化する充填不良サンプルビア(または充填不良サンプルパターン)6の反射光のグレーレベル値に基づいて、そのときのグレーレベル分布全体のシフトに対応して適切に設定された検出閾値90を常に用いることができ、その結果、常に信頼性の高い検査結果を得ることが可能となる。
そのチェックの結果、充填不良サンプルビア6が導通不良であると検出されていた場合には、その充填不良サンプルビア6を備えた個片1の検査は、正しく行われたものと判定することができる。しかし、充填不良サンプルビア6が導通不良のものとして検出されていなかった場合には、そのときの検査が不正確なものであったか、もしくはそのとき形成された充填不良サンプルビア6自体に、例えば充填不良の状態に形成されることを意図されていたにも関わらずフィリング率が100%近くに形成されてしまったといった、何らかの欠陥があったものと判定することができる。
そして特に、充填不良サンプルビア6が導通不良として検出されていなかった場合には、その充填不良サンプルビア6を有する個片1について、フィリングビア4の導通不良の再検査を行うことで、充填不良の見逃しや虚報等の発生をさらに確実に防いで、その外観検査による導通不良検査の信頼性をさらに高いものとすることが可能となる。
として用いられる、いわゆる2メタルタイプの半導体装置用TABテープの構造を成すプリント配線板、およびそのフィリングビアの連続自動外観検査に、本発明を適用した場合について説明したが、本発明の適用は、このような半導体装置用TABテープのみには限定されないことは勿論である。この他にも、例えば絶縁性基板2としてガラスエポキシ基板を用いた、いわゆるリジッド多層配線板におけるフィリングビアの連続自動外観検査などにも、本発明は適用可能である。
また、充填不良サンプルビア(または充填不良サンプルパターン)6は、個々の個片1ごとに設けること以外にも、例えば枚葉処理(バッチ処理)方式で製造されるリジッドプリント配線板(図示省略)の場合には、その個々のシートごとに設けるようにしてもよい。あるいは、リールからリールへの連続処理方式で製造されるTABテープ型のプリント配線板の場合には、その一本のTABテープにおける所定の間隔ごとや、複数の個辺1を一組として、その一組ごとに1個の充填不良サンプルビア6を設けるようにすることなども可能であることは言うまでもない。
自動外観検査装置としては、日本オルボテック株式会社製のInfinex3100を使用した。
すなわち、充填不良サンプルビア6における画素71、72等の各画素のグレーレベルおよび検出ビア面積等に対応して、適切な画素領域(検出対象とする位置およびその画素数等)および検出閾値を設定してデータ処理することにより、充填不良サンプルビア6における画素71、72とそれよりも外側の領域における各画素73等とでの、画像のグレーレベル差を明確に判別することができる。
例えば、充填不良サンプルビア6のグレーレベル画像70のグレーレベルの閾値を160とする。また、その充填不良サンプルビア6の周囲の検出画素を設定することにより、充填不良サンプルビア6の画像が認識される。この設定条件による図7に示した結果では、充填不良サンプルビア6の周囲のグレーレベルは255となっており、明確にグレーレベル値の差異が生じている。このように、充填不良サンプルビア6の画像のグレーレベルは、その周囲の画像のグレーレベルとは明確に異なって低いものとなる。
そして、この実験での検出閾値の設定と充填不良のフィリングビア6の検出確率および虚報率との相関関係は、図8に示したようなものとなった。この図8のグラフから、検出閾値82をグレーレベル値=180〜200の付近に設定することで、充填不良のフィリングビア4の検出確率80を、ほぼ100%にすることができるということが確認された。しかし、それとは裏腹に、虚報率81は、検出閾値82をグレーレベル値190以上に設定すると、急峻に増大してしまうことが確認された。これらを総合的に判断すると、本実施例の場合には、検出閾値82をグレーレベル値=190付近に設定することが最も望ましいということになる。
2 絶縁性基板
3 グラウンド配線層
4 フィリングビア
5 シグナル配線層
6 充填不良サンプルビア(または充填不良サンプルパターン)
7 めっき導体
Claims (6)
- 絶縁性基板に設けられたビア穴に層間導通用のめっき導体を充填してなるフィリングビアを有するプリント配線板であって、
前記フィリングビアとは別に、前記絶縁性基板の所定位置に、前記めっき導体を意図的に充填不良の状態とした充填不良サンプルビアを形成してなる
ことを特徴とするプリント配線板。 - 絶縁性基板に設けられたビア穴に層間導通用のめっき導体を充填してなるフィリングビアを有するプリント配線板であって、
前記フィリングビアとは別に、前記絶縁性基板の所定位置に、前記フィリングビアにおける前記めっき導体が充填不良の状態の場合と等価なグレーレベルの光反射特性を有する充填不良サンプルパターンを形成してなる
ことを特徴とするプリント配線板。 - 絶縁性基板にビア穴を設ける工程と、前記ビア穴に層間導通用のめっき導体を充填してフィリングビアを形成する工程と、前記フィリングビアに光を照射し、その反射光のグレーレベルを検出閾値と比較することで、前記フィリングビアにおける前記めっき導体の導通不良の要因となる充填不良の有無を検出する工程と、を含むプリント配線板の製造方法であって、
前記フィリングビアとは別に、前記絶縁性基板の所定位置に、前記めっき導体を意図的に前記充填不良の状態とした充填不良サンプルビアまたは当該充填不良の状態の場合と等価なグレーレベルの光反射特性を有する充填不良サンプルパターンを形成する工程と、
前記充填不良サンプルビアまたは前記充填不良サンプルパターンの反射光のグレーレベルに基づいて、前記検出閾値を設定し、当該検出閾値を用いて、前記フィリングビアにおける前記めっき導体の導通不良の要因となる充填不良の有無を検出する工程と
を含むことを特徴とするプリント配線板の製造方法。 - 絶縁性基板にビア穴を設ける工程と、前記ビア穴に層間導通用のめっき導体を充填してフィリングビアを形成する工程と、前記フィリングビアに光を照射し、その反射光のグレーレベルを検出閾値と比較することで、前記フィリングビアにおける前記めっき導体の導通不良の要因となる充填不良の有無を検出する工程と、を含むプリント配線板の製造方法であって、
前記フィリングビアとは別に、前記絶縁性基板の所定位置に、前記めっき導体を意図的に前記充填不良の状態とした充填不良サンプルビアまたは当該充填不良の状態の場合と等価なグレーレベルの光反射特性を有する充填不良サンプルパターンを形成する工程と、
前記充填不良サンプルビアまたは前記充填不良サンプルパターンの反射光のグレーレベルに基づいて、前記フィリングビアにおける前記めっき導体の導通不良の要因となる充填不良の有無の検出結果の信頼性を評価する工程と
を含むことを特徴とするプリント配線板の製造方法。 - 絶縁性基板にビア穴を設け、当該ビア穴に層間導通用のめっき導体を充填することでフィリングビアを形成してなるプリント配線板における、前記フィリングビアに光を照射し、その反射光のグレーレベルを検出閾値と比較することにより、前記フィリングビアにおける前記めっき導体の導通不良の要因となる充填不良の有無を検出するプリント配線板のフィリングビアの外観検査方法であって、
前記フィリングビアとは別に、前記絶縁性基板の所定位置に、前記めっき導体を意図的に前記充填不良の状態とした充填不良サンプルビアまたは当該充填不良の状態の場合と等価なグレーレベルの光反射特性を有する充填不良サンプルパターンを形成しておき、
前記充填不良サンプルビアまたは前記充填不良サンプルパターンの反射光のグレーレベ
ルに基づいて、前記検出閾値を設定し、当該検出閾値を用いて、前記フィリングビアにおける前記めっき導体の導通不良の要因となる充填不良の有無を検出する
ことを特徴とするプリント配線板のフィリングビアの外観検査方法。 - 絶縁性基板にビア穴を設け、当該ビア穴に層間導通用のめっき導体を充填することでフィリングビアを形成してなるプリント配線板における、前記フィリングビアに光を照射し、その反射光のグレーレベルを検出閾値と比較することにより、前記フィリングビアにおける前記めっき導体の導通不良の要因となる充填不良の有無を検出するプリント配線板のフィリングビアの外観検査方法であって、
前記フィリングビアとは別に、前記絶縁性基板の所定位置に、前記めっき導体を意図的に前記充填不良の状態とした充填不良サンプルビアまたは当該充填不良の状態の場合と等価なグレーレベルの光反射特性を有する充填不良サンプルパターンを形成しておき、前記充填不良サンプルビアまたは前記充填不良サンプルパターンの反射光のグレーレベルに基づいて、前記フィリングビアにおける前記めっき導体の導通不良の要因となる充填不良の有無の検出結果の信頼性を評価するプロセスを含む
ことを特徴とするプリント配線板のフィリングビアの外観検査方法。
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