JP2010040129A - 磁気ディスク損傷機構付き磁気記憶装置 - Google Patents

磁気ディスク損傷機構付き磁気記憶装置 Download PDF

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JP2010040129A JP2008203714A JP2008203714A JP2010040129A JP 2010040129 A JP2010040129 A JP 2010040129A JP 2008203714 A JP2008203714 A JP 2008203714A JP 2008203714 A JP2008203714 A JP 2008203714A JP 2010040129 A JP2010040129 A JP 2010040129A
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Abstract

【課題】
廃棄処分する磁気記憶装置内の全ディスク上の記録データを簡易かつ短時間でデータ読み出し不能にできるディスク損傷機構付き磁気記憶装置を提供する。
【解決手段】
ディスク損傷機構付き磁気記憶装置の磁気ディスク103を回転させるモータ104を外部から回転力を機構108に与えることにより磁気ディスク103が回転すると同時に機構111を通じて回転力が機構110に伝達し、機構109が少しずつ回転することにより磁気ディスク損傷機構107が磁気ディスク面をまんべんなく物理的に損傷させる。
【選択図】図1

Description

本発明は、磁気記憶装置を廃棄処分する際の磁気ディスク上の記録データを読み出し不能にさせる技術に関する。
近年のコンピュータには、コンピュータに内蔵または外付けのデータ記憶装置として、データ記録のための磁性体が塗布されたディスクを用いた磁気記憶装置が使用されている。コンピュータの故障や廃棄、あるいは外付け磁気記憶装置の故障や廃棄などに伴い、磁気記憶装置がコンピュータに搭載されたまま、あるいは単体で廃棄されることが生じる。この際に情報が漏洩しなよう記録データの消去が必要となるが、例えば磁気記憶装置の廃棄を他者(例えば金属処理業者)に委託したとき、委託先業者が磁気記憶装置を破砕処理せず中古販売業者などの第三者に横流しした場合、磁気記憶装置に記録された重要なデータ(例えば顧客情報や委託者の秘密情報)を他人が読み出して悪用もしくは一般公開されると磁気記憶装置を廃棄処分した者もしくは委託側の社会的信用の失墜になりかねない。このような事態にならないために、磁気記憶装置を破棄処分する前に磁気ディスクの全データ記憶領域に意味の無いランダムなデータや0データを数回上書きするソフトウェアを使用して、記録データの完全消去を行っている。しかし、この方法では近年、大容量化している磁気記憶装置において膨大な時間を要し、データ消去作業が時間的、費用的に大きな負担になりつつある。
また、磁気記憶装置に対し外部から穴を開けて物理的に破壊しようとする場合、強力なドリルを有するボール盤が必要であり、設備導入に多大な費用がかる上、ボール盤を安全に操作するには熟練技術が必要となる。
また、特許文献1で説明されているような磁気記憶装置内部にあらかじめ磁気ディスク面より硬い硬質粒を収納した硬質粒収納手段を用意し、これを外部などからの圧力により破損させ、硬質粒を磁気記憶装置の磁気ディスク上に撒布し、磁気ディスク面と磁気読み取りヘッドの隙間に入り込み磁気ディスクに押し当てられることによって硬質粒が磁気ディスク面だけでなく、状況によっては磁気読み取りヘッドにも物理的な損傷を与え、全ての磁気ディスク上の記録データを読み取り不可能にすることができるとあるが、この手法では対象となる磁気記憶装置の制御回路装置や磁気ディスクを回転させるモータなどが故障している場合、磁気ディスクそのものを電気的に回転動作させることが出来ないため特許文献1の方法によって磁気ディスク面を損傷させることは不可能である。
特開2006−260725号公報
本発明は磁気記憶装置を廃棄処分する際に、対象となる磁気記憶装置の制御回路装置や磁気ディスクを回転させるモーターなどが故障しており、電気的に磁気ディスクそのものを回転動作させることが出来ない状態であっても、磁気ディスク上の記録データを読み出し不可能にする手段を提供するものである。
対象となる磁気記憶装置の制御回路装置や磁気ディスクを回転させるモータなどが故障しており、磁気ディスクそのものを電気的に回転動作させることが出来ない磁気記憶装置であっても、磁気ディスク上の記録データを簡易かつ短時間でデータ読み出し不能にする手段として、磁気ディスク面に損傷を与えられるアーム機構を磁気記憶装置内に有し、磁気ディスクの回転軸に外部から回転力を与え磁気ディスクを回転させる機構を有し、この機構の回転力と連動して磁気ディスクに損傷を与えるアームが磁気ディスク面全体をまんべんなく損傷させる機構を有する構成とする。
本発明によれば、対象となる磁気記憶装置が通常動作可能、不可能にかかわらず、磁気ディスク上の記録データを簡易かつ短時間でデータ読み出し不可能にすることができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して説明する。
図1は本発明の実施例である磁気ディスク損傷機構付き磁気記憶装置の概略構成を側面から示した図である。また、図2−1は図1に示した概略構成を上面から示した図である。これは磁気記憶装置の通常動作時を示している。図2−2は磁気ディスク面に損傷を与えている途中経過を示した図である。図2−3は磁気ディスク面全体に損傷を与えることが完了した状態を示した図である。
図1において、磁気ディスク損傷機構付き磁気記憶装置101は、カバーなどを含む装置枠の筐体102の内部に磁気記憶媒体である1枚以上の円盤状の磁気ディスク103と、磁気ディスク103を回転させるモータ104と、磁気ディスク103上に磁気記録データを磁気的に読み書きする磁気ヘッド105と、磁気ヘッド105の位置を機構的に操作するアクチュエータ106と、磁気ディスクを物理的に損傷させるための機構107と、磁気記憶装置の外部から回転力を与えることでモータ104を強制的に回転させ磁気ディスク103を回転させる磁気ディスク強制回転機構108と、磁気ディスクを物理的に損傷させる機構107を支える回転軸109と、回転軸109を少しずつ回転させる機構110と、回転軸109を回転させる機構110に磁気ディスク強制回転機構108の回転力を伝える回転力伝達機構111とを有する構成である。
磁気記憶装置の通常使用時は、磁気ディスクを物理的に損傷させる機構107は図2−1の201に示すような位置に退避した状態にある。
本発明による手法で磁気記憶装置を廃棄処分するとき、磁気ディスク面を損傷させ磁気ディスク上の記録データを読み取り不可能にするために、図1のモータ104に付随した機構108を例えばネジ回し用のドライバーなどの工具を用いて回転させる。これにより図1のモータ104が回転し、磁気ディスク103が回転する。加えて機構108で発生した回転力が図1の回転力伝達機構111を伝わり磁気ディスクを物理的に損傷させる機構107を支えている回転軸109を回転させる機構110へ伝わる。
図1の磁気ディスクを物理的に損傷させる機構107を支えている回転軸109は図2−1の201の位置にあった磁気ディスクを損傷させる機構107を図2−2の202で示すようにディスク外周部から内周部(中心軸)へ向けて少しずつ移動する。磁気ディスクを損傷させる機構107のアーム先端部に磁気ディスク面を損傷を与える部位203があり、図2−2の204の領域が示すように磁気ディスク面を徐々に損傷させていく。
磁気ディスクを損傷させる機構107が図2−3の205の位置で示すように磁気ディスクの中心軸206に接触すると磁気ディスクを損傷させる機構107のアームがこれ以上移動できなくなくなり、磁気ディスク強制回転機構108の回転を停止させる。これにより図2−3の207の領域が示すように磁気ディスク面全体の損傷が完了したことを知ることができる。
本発明の実施例の磁気ディスク損傷機構付き磁気記憶装置を側面から見た概念構成を示す図 本発明の装置を上面から概念構成と示す図(通常動作時) 本発明の装置を上面から概念構成と示す図(ディスク損傷動作途中時) 本発明の装置を上面から概念構成と示す図(ディスク損傷完了時)
符号の説明
101 磁気ディスク損傷機構付き磁気記憶装置
102 筐体
103 磁気ディスク
104 モータ
105 磁気ヘッド
106 アクチュエータ
107 磁気ディスク損傷機構
108 外部から強制的にモータを回転させる機構
109 107の機構を支える回転軸
110 109の機構を回転させる機構
111 108の機構から110の機構へ回転力を伝達する機構
201 通常使用時の磁気ディスク損傷機構の退避位置
202 磁気ディスク損傷動作中の機構107の位置
203 磁気ディスク面を損傷させる部位
204 損傷を受けた磁気ディスク面の領域
205 磁気ディスク損傷動作完了時の機構107の位置
206 磁気ディスク回転軸(モータ104)
207 ディスク面全体に損傷を受けた磁気ディスク

Claims (3)

  1. 記録媒体である磁気ディスクを1枚以上有する磁気記憶装置において、磁気記憶装置内に磁気ディスク面を物理的に損傷させるアーム機構を有し、これにより磁気ディスク面を損傷させディスク上に記録されたデータを読み出し不能とさせる機構を有することを特徴とする磁気ディスク損傷機構付き磁気記憶装置。
  2. 請求項1記載の磁気ディスク損傷機構付き磁気記憶装置において、当該磁気記憶装置が電気的に動作不可能な状態であっても外部から回転力を加えることにより磁気ディスクが回転しつつ磁気ディスク面を物理的に損傷させるアーム機構が作動し磁気ディスク面を損傷させディスク上に記録されたデータを読み出し不能とさせる機構を有することを特徴とする磁気ディスク損傷機構付き磁気記憶装置。
  3. 請求項1記載の磁気ディスク損傷機構付き磁気記憶装置において、磁気ディスク面全体を物理的に損傷することが完了したことを認識することのできる機構を有することを特徴とする磁気ディスク損傷機構付き磁気記憶装置。
JP2008203714A 2008-08-07 2008-08-07 磁気ディスク損傷機構付き磁気記憶装置 Pending JP2010040129A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013182639A (ja) * 2012-03-01 2013-09-12 Nec Corp 記憶媒体駆動装置

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