JP2010038089A - 外燃機関 - Google Patents

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Abstract

【課題】高出力な外燃機関を提供すること。
【解決手段】作動媒体11が液体状態で流動可能に封入された第1、第2容器12、13と、作動媒体11を加熱して蒸気を発生させる第1、第2加熱器14、15と、蒸気を冷却して液化させる第1、第2冷却器16、17と、蒸気の発生と冷却によって生じる第1、第2容器12、13内の作動媒体11の液体部分の変位を機械的エネルギに変換して出力する出力部18とを備える。出力部18は、第1、第2容器12、13のうち一方の容器側から得られた機械的エネルギの一部を、第1、第2容器12、13のうち他方の容器内の作動媒体11の液体部分に与えるように構成される。作動媒体11は、3種類の作動媒体から構成され、第1容器12に第1作動媒体11bが封入され、第2容器13に第2作動媒体11cが封入され、出力部18に第3作動媒体11dが封入される。
【選択図】図1

Description

本発明は、作動媒体の蒸気の発生と液化によって生じる作動媒体の液体部分の変位を機械的エネルギに変換して出力する外燃機関に関する。
従来、この種の外燃機関が特許文献1にて開示されている。特許文献1に記載の外燃機関のように、作動媒体が流動可能に封入された容器と、作動媒体を加熱して蒸気を発生させる加熱器と、作動媒体を冷却して液化させる冷却器と、ピストンの変位を回転運動に変換するクランク機構を備える出力部とを有して構成される、いわゆる蒸気エンジンが知られている。
特開2004−84523号公報
特許文献1記載の外燃機関において、その出力部が有するピストンは、一端側からのみの押し出し力によって駆動されている。これに対し、高出力化を図る為に、ピストンを両端側から押し出す外燃機関が考えられる。つまり、作動媒体を流動可能に封入した容器を出力部を挟んで2つ用意し、各容器の片側端部を出力部に接続し、その反対側にそれぞれ加熱器、及び冷却器を配設し、作動媒体の液体部分が出力部のピストンを両端側から押し出すように構成された外燃機関が考えられる。
しかしながら、このように構成された外燃機関では、2つ(複数)の加熱器と、2つ(複数)の冷却器とを有する為、各加熱器、或いは各冷却器の温度帯、即ち各加熱器の加熱温度、或いは各冷却器の冷却温度が異なる場合がある。具体的には、上記構成の外燃機関が、熱量を多く有する流体である熱源を複数備える車両に用いられる場合が考えられる。その場合、例えば、2つの加熱器のうち1つは高温の排気ガスを熱源とし、他の1つは比較的低温の冷却水を熱源とすると、その2つの加熱器の温度帯は、大きく異なってしまう。この各加熱器の温度帯が異なる場合において、高温の熱源の排気ガスと熱交換することによって沸騰する作動媒体を各容器に封入すると、比較的低温の熱源の冷却水と熱交換して作動媒体を沸騰させる為には、作動媒体の封入圧を下げる必要がある。
一方、上記構成の外燃機関が、作動媒体を冷却する流体である冷却流体を複数備える車両に用いられる場合も考えられる。その場合、例えば、2つの冷却器のうち1つは冷却流体を冷却水とし、他の1つは冷却流体を走行風とすると、その2つの冷却器の温度帯も、大きく異なってしまう。この各冷却器の温度帯が異なる場合において、比較的高温の冷却水と熱交換することによって液化する作動媒体を各容器に封入しても、低温の走行風と熱交換して液化させる為には、作動媒体の封入圧を下げる必要がある。
これらの作動媒体の封入圧が低い容器においては、作動媒体の圧力が低い為、その容器内に封入された作動媒体が出力する仕事量が減少し、熱源から得られたエネルギを効率よく仕事量に変換できないといった問題点がある。ここで、仕事量とは、作動媒体の押圧力によって変位するピストンから得られる機械的エネルギのことである。つまり、上記構成の外燃機関では、いずれかの容器で熱源から得られる熱エネルギを効率よく機械的エネルギに変換することができないといった問題点がある。
そこで、本発明は、上記問題点に鑑み、複数の熱源、或いは複数の冷却流体を用いることで、各加熱器、或いは各冷却器の温度帯が異なる場合においても、高出力な外燃機関を提供することを目的とする。
本発明は、上記の目的を達成するために、以下の技術的手段を採用する。
請求項1に係る外燃機関は、作動媒体(11)が液体状態で流動可能に封入された管状の第1、第2容器(12、13、312、313)と、第1容器(12、312)の一端部側に配置され、第1容器(12、312)内の作動媒体(11)の一部を加熱沸騰させて蒸気を発生させる第1加熱器(14、314)と、第1容器(12、312)の他端部と第1加熱器(14、314)との間に配置され、第1容器(12、312)内の蒸気を冷却して液化させる第1冷却器(16、316)と、第2容器(13、313)の一端部側に配置され、第2容器(13、313)内の作動媒体(11)の一部を加熱沸騰させて蒸気を発生させる第2加熱器(15、315)と、第2容器(13、313)の他端部と第2加熱器(15、315)との間に配置され、第2容器(13、313)内の蒸気を冷却して液化させる第2冷却器(17、317)と、第1容器(12、312)の他端部と第2容器(13、313)の他端部との間に接続され、第1、第2容器(12、13、312、313)内における蒸気の発生と液化によって生じる第1、第2容器(12、13、312、313)内の作動媒体(11)の液体部分の変位を機械的エネルギに変換して出力する出力部(18、218、318)とを備え、
出力部(18、218、318)は、第1、第2容器(12、13、312、313)のうち一方の容器側から得られた機械的エネルギの一部を、他方の容器内の作動媒体(11)の液体部分に与えるように構成され、作動媒体(11)は、第1作動媒体(11b)と、第1作動媒体(11)の沸点或いは凝縮点と異なる沸点、或いは凝縮点を有する第2作動媒体(11c)とを含み、第1、第2容器(12、13、312、313)、及び出力部(18、218、318)の内部空間のうち、第1容器(12、312)側の空間に第1作動媒体(11b)が液体状態で流動可能に封入され、第1、第2容器(12、13、312、313)、及び出力部(18、218、318)の内部空間のうち、第2容器(13、313)側の空間に第2作動媒体(11c)が液体状態で流動可能に封入されていることを特徴とする。
これにより、複数の熱源、或いは複数の冷却流体を用いることで、各加熱器(14、15)、或いは各冷却器(16、17)の温度帯が異なる場合においても、各作動媒体(11)の封入圧を下げることなく、各容器(12、13、312、313)に封入することが可能となる。その結果、各容器(12、13、312、313)内に封入された作動媒体(11)は、熱源から得られたエネルギを効率よく仕事量に変換することができ、出力部(18、218、318)の高出力化を図ることが可能となる。
請求項2に係る外燃機関は、第1容器(12、312)側から出力される機械的エネルギの一部と、第2容器(13、313)側から出力される機械的エネルギの一部とは、略同等であることを特徴とする。
これにより、出力部(18、218、318)は、各容器(12、13、312、313)からバランスよく、機械的エネルギを得ることが可能となる。ここでいう略同等とは、第2作動媒体(11c)の機械的エネルギが、第1作動媒体(11b)の機械的エネルギの0.8倍〜1.2倍であればよい。更には、第2作動媒体(11c)の機械的エネルギは、第1作動媒体(11b)の機械的エネルギと略同一が好ましい。ここでいう略同一とは、完全同一に対し加工成形上、不可避な加工誤差が含まれている。
請求項3に係る外燃機関は、第1作動媒体(11b)における最大圧力と最小圧力との差である第1圧力差ΔP1と、第2作動媒体(11c)における最大圧力と最小圧力との差である第2圧力差ΔP2とが、略同等であることを特徴とする。
これにより、出力部(18、218、318)は、各容器(12、13、312、313)からバランスよく、機械的エネルギを得ることが可能となる。ここでいう略同等とは、第2圧力差ΔP2が、第1圧力差ΔP1の0.8倍〜1.2倍であればよい。更には、第2作動媒体(11c)の機械的エネルギは、第1作動媒体(11b)の機械的エネルギと略同一が好ましい。ここでいう略同一とは、完全同一に対し加工成形上、不可避な加工誤差が含まれている。
請求項4に係る外燃機関は、作動媒体(11)が、第1作動媒体(11b)及び第2作動媒体(11c)よりも潤滑性能に優れた第3作動媒体(11d)を含み、第1、第2容器(12、13、312、313)、及び出力部(18、218、318)の内部空間のうち、第1容器(12、312)側の内部空間に第1作動媒体(11b)が液体状態で流動可能に封入され、第2容器(13、313)側の内部空間に第2作動媒体(11c)が液体状態で流動可能に封入され、出力部(18、218、318)側の内部空間に第3作動媒体(11d)が液体状態で充満していることを特徴とする。
これにより、第3作動媒体(11d)は、第1作動媒体(11b)及び第2作動媒体(11c)よりも潤滑性能に優れている為、出力部(18)の潤滑性を向上させることが可能となる。
請求項5に係る外燃機関は、第1作動媒体(11b)と第3作動媒体(11d)、及び第2作動媒体(11c)と第3作動媒体(11d)とのうち少なくとも一方が、互いに分離した状態で接触していることを特徴とする。
これにより、第1作動媒体(11b)、第2作動媒体(11c)、及び第3作動媒体(11d)の混濁を回避することと、第1作動媒体(11)と第3作動媒体(11d)との間、第2作動媒体(11c)と第3作動媒体(11d)との間で互いに変位を伝達可能にすることとを両立することが可能となる。その結果、外燃機関の基本的作動に支障を来すことなく、作動媒体(11)を第1作動媒体(11b)、第2作動媒体(11c)、及び第3作動媒体(11d)で構成することが可能となる。
請求項6に係る外燃機関は、第1作動媒体(11b)と第3作動媒体(11d)、及び第2作動媒体(11c)と第3作動媒体(11d)とのうち少なくとも一方が、第1、第2容器(12、13、312、313)、及び出力部(18、218、318)の内部空間を仕切る薄板状のダイアフラム(32、33)によって分離されていることを特徴とする。
これにより、第1、第2ダイアフラム(32、33)によって、第1作動媒体(11b)、第2作動媒体(11c)、及び第3作動媒体(11d)の混濁を回避することと、第1作動媒体(11)と第3作動媒体(11d)との間、第2作動媒体(11c)と第3作動媒体(11d)との間で互いに変位を伝達可能にすることとを両立することが可能となる。その結果、外燃機関の基本的作動に支障を来すことなく、作動媒体(11)を第1作動媒体(11b)、第2作動媒体(11c)、及び第3作動媒体(11d)で構成することが可能となる。
請求項7に係る外燃機関は、第1加熱器(14、314)における加熱温度と、第2加熱器(15、315)における加熱温度とが、異なる流体であることを特徴とする。
これにより、各加熱器(14、314、15、315)にて作動媒体(11)と熱交換する流体、即ち熱量を多く有する流体である熱源を複数用いることが可能となる。
請求項8に係る外燃機関は、第1加熱器(14、314)は、第1作動媒体(11b)と流体とを熱交換させる熱交換器であり、第2加熱器(15、315)は、第2作動媒体(11c)と流体とを熱交換させる熱交換器であり、第1加熱器(14、314)と第2加熱器(15、315)とは、流体の流れに対し直列に接続されていることを特徴とする。
これにより、1つの熱源に対し、第1加熱器(14、314)と第2加熱器(15、315)との温度帯が異なるように用いることが可能となる。
請求項9に係る外燃機関は、第1加熱器(14、314)は、第1作動媒体(11b)と流体とを熱交換させる熱交換器であり、第2加熱器(15、315)は、第2作動媒体(11c)と流体とを熱交換させる熱交換器であり、第1加熱器(14、314)と第2加熱器(15、315)とは、流体の流れに対し並列に接続されていることを特徴とする。
これにより、1つの熱源に対し、第1加熱器(14、314)と第2加熱器(15、315)との温度帯が同じになるように用いることが可能となる。
請求項10に係る外燃機関は、第1冷却器(16、316)における冷却温度と、第2冷却器(17、317)における冷却温度とは、異なっていることを特徴とする。
これにより、各冷却器(16、316、17、317)にて作動媒体(11)と熱交換する流体、即ち作動媒体(11)を冷却する流体である冷却流体を複数用いることが可能となる。
請求項11に係る外燃機関は、第1冷却器(16、316)は、第1作動媒体(11b)と流体とを熱交換させる熱交換器であり、第2冷却器(17、317)は、第2作動媒体(11c)と流体とを熱交換させる熱交換器であり、第1冷却器(16、316)と第2冷却器(17、317)とは、流体の流れに対し直列に接続されていることを特徴とする。
これにより、1つの冷却流体に対し、第1冷却器(16、316)と第2冷却器(17、317)との温度帯が異なるように用いることが可能となる。
請求項12に係る外燃機関は、第1冷却器(16、316)は、第1作動媒体(11b)と流体とを熱交換させる熱交換器であり、第2冷却器(17、317)は、第2作動媒体(11c)と流体とを熱交換させる熱交換器であり、第1冷却器(16、316)と第2冷却器(17、317)とは、流体の流れに対し並列に接続されていることを特徴とする。
これにより、1つの冷却流体に対し、第1冷却器(16、316)と第2冷却器(17、317)との温度帯が同じになるように用いることが可能となる。
請求項13に係る外燃機関は、第1冷却器(16、316)は、第1作動媒体(11b)と流体とを熱交換させる熱交換器であり、第2加熱器(15、315)は、第2作動媒体(11c)と流体とを熱交換させる熱交換器であり、第1冷却器(16、316)と第2加熱器(15、315)とは、流体の流れに対し直列に接続されていることを特徴とする。
これにより、第1作動媒体(11b)の熱量を、第1冷却器(16、316)にて第1作動媒体(11b)と熱交換し、第2加熱器(15、315)にて第2作動媒体(11c)と熱交換することで、第2作動媒体(11c)に与えることが可能となる。つまり、第1加熱器(14、314)から得た熱量を、効率よく第1作動媒体(11b)、及び第2作動媒体(11c)に与えることが可能となる。
請求項14に係る外燃機関は、車両に適用される請求項13に記載の外燃機関であって、第1加熱器(14、314)は、内燃機関(6、406)にて燃焼した排気ガスが第1作動媒体(11b)と熱交換するように配設され、第1冷却器(16、316)及び第2加熱器(15、315)は、内燃機関(6、406)を冷却する冷却水が第1作動媒体(11b)と熱交換した後、第2作動媒体(11c)と熱交換するように配設され、第2冷却器(17、317)は、走行風が第2作動媒体(11c)と熱交換するように配設されていることを特徴とする。
これにより、車両が複数有する熱源から得たエネルギを、効率よく機械的エネルギに変換して出力することが可能となる。
請求項15に係る外燃機関は、第1作動媒体(11b)の液体部分の変位の位相と、第2作動媒体(11c)の液体部分の変位の位相とが180°ずれるようになっていることを特徴とする。
これにより、一方の容器側から出力される機械的エネルギを効果的に利用して、他方の容器内の作動媒体(11)の液体部分を押し戻すことが可能となる。ここで、「第1容器(12、312)内の作動媒体(11、31)の変位の位相と、第2容器(13、313)内の作動媒体(11、31)の変位の位相とが180度ずれている」とは、厳密に180度ずれていることのみを意味するものではなく、作動上の誤差も含む意味である。
請求項16に係る外燃機関は、第1容器(12、312)の他端部と第2容器(13、313)の他端部とが、出力部(18、218、318)を挟んで対向配置されていることを特徴とする。
これにより、一方の容器側から出力される機械的エネルギを効果的に利用して、他方の容器内の作動媒体(11)の液体部分を押し戻すことが可能となる。
請求項17に係る外燃機関は、出力部(18、218、318)が、第1容器(12、312)の他端部と連通する第1シリンダ(19)と、第1シリンダ(19)に摺動可能に支持され、第1作動媒体(11b)の液体部分によって押圧される第1ピストン(21)と、第2容器(13、313)の他端部と連通する第2シリンダ(20)と、第2シリンダ(20)に摺動可能に支持され、第2作動媒体(11c)の液体部分によって押圧される第2ピストン(22)と、第1、第2ピストン(21、22)に連結され、第1、第2ピストン(21、22)の直線運動を回転運動に変換するクランク機構(23)とを有していることを特徴とする。
これにより、出力部(18、218、318)をいわゆるレシプロ形に構成できるので、出力部(18、218、318)の構造を簡素化できる。
なお、この欄及び特許請求の範囲で記載した各手段の括弧内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示すものである。
(第1実施形態)
以下、本発明の第1実施形態における外燃機関10の構成について、図1を用いて説明する。図1は、第1実施形態における外燃機関10の概略構成を表す構成図である。本実施形態による外燃機関10は、駆動対象機器、例えば、発電装置の駆動源として用いられるものであり、車両に搭載されるものである。
外燃機関10は、作動媒体11が液体状態で流動可能に封入された第1、第2容器12、13を備えている。第1容器12には、第1容器12内の作動媒体11の一部を加熱して作動媒体11の蒸気を発生させる第1加熱器14、及び第1容器12内の作動媒体11の蒸気を冷却する第1冷却器16が配設されている。第2容器13には、第2容器13内の作動媒体11の一部を加熱して作動媒体11の蒸気を発生させる第2加熱器15、及び第2容器13内の作動媒体11の蒸気を冷却する第2冷却器17が配設されている。
第1容器12は、上下方向に延びる第1上下直線部12aと、第1上下直線部12aの下端部から水平方向に延びる第1水平直線部12bとを有する略L字状に形成された管状の圧力容器である。第1上下直線部12aの上端部に第1加熱器14が配置され、第1上下直線部12aの中間部、すなわち、第1加熱器14、15よりも下方に第1冷却器16が配置されている。また、第1上下直線部12aの上端部には、作動媒体11が気化する空間を確保するために、所定体積の気体が封入されている。
第2容器13は、上下方向に延びる第2上下直線部13aと、第2上下直線部13aの下端部から水平方向に延びる第2水平直線部13bとを有する略L字状に形成された管状の圧力容器である。第2上下直線部13aの上端部に第2加熱器15が配置され、第2上下直線部13aの中間部、すなわち、第2加熱器15よりも下方に第2冷却器17が配置されている。また、第2上下直線部13aの上端部には、作動媒体11が気化する空間を確保するために、所定体積の気体が封入されている。
ここで、第1加熱器14は、内燃機関(以下、エンジン6という)6の排気ガスと熱交換するものである。第1冷却器16は、エンジン6を冷却する冷却水と熱交換するものである。第2加熱器15は、第1冷却器16によって加熱された冷却水と熱交換するものである。第2冷却器17は、走行風と熱交換するものである。ここで、第1加熱器14、及び第2加熱器15を電気ヒータで構成してもよい。また、第1冷却器16、及び第2加熱器15には、冷却水が循環するようになっている。冷却水は、図1の実線で描かれた矢印で示すように、第1冷却器16から第2加熱器15へ流入した後、作動媒体11の蒸気から奪った熱を放熱器7にて放熱し、冷却水を循環させるポンプ8へ流入し、再度、エンジン6を冷却するように循環している。また、エンジン6から排出された排気ガスは、図1の破線で描かれた矢印で示すように、第1加熱器14に流入し、作動媒体11と熱交換した後、マフラー9にて車外へ排気される。
第1容器12、及び第2容器13のうち第1加熱器14、第2加熱器15、第1冷却器16、及び第2冷却器17と接触する部位は、熱伝導率に優れた材料とすることが望ましく、本例では、当該部位を銅又はアルミニウム製としている。なお、当該部位に第1加熱器14、第2加熱器15、第1冷却器16、及び第2冷却器17を一体に形成してもよい。一方、第1容器12、及び第2容器13のうち第1加熱器14、第2加熱器15、第1冷却器16、及び第2冷却器17と接触しない部位は、断熱性に優れた材料とすることが望ましく、本例では、当該部位をステンレス製としている。
第1容器12、及び第2容器13のうち第1水平直線部12b、及び第2水平直線部13b側の端部同士の間には、作動媒体11の変位を機械的エネルギに変換して出力する出力部18が接続されている。出力部18は、第1、第2シリンダ19、20、第1、第2ピストン21、22、クランク機構23、及びクランクハウジング24で構成されている。第1シリンダ19は、第1水平直線部12bと連通しており、第2シリンダ20は、第2水平直線部13bと連通している。第1シリンダ19の内径と第2シリンダ20の内径とは、略同一である。ここでいう略同一とは、完全同一に対し加工成形上、不可避な加工誤差が含まれている。第1ピストン21は、第1シリンダ19に摺動可能に支持されており、第2ピストン22は、第2シリンダ20に摺動可能に支持されている。第1ピストン21の移動量と第2ピストン22の移動量とは、略同一である。クランク機構23は、第1、第2ピストン21、22に連結されており、クランクハウジング24は、クランク機構23を収納している。
クランクハウジング24の内部空間は、第1、第2シリンダ19、20と連通している。また、クランクハウジング24の内部空間には、作動媒体11が液体状態で充満している。クランク機構23は、第1、第2ピストン21、22と連結された第1、第2ロッド25、26と、回転軸27とを有している。クランク機構23の回転軸27は、クランクハウジング24に対して回転可能に支持されている。本例では、回転軸27の端部をクランクハウジング24の図示しない貫通孔からクランクハウジング24外部に突出させており、回転軸27の外周面とクランクハウジング24の貫通孔の内周面との間に図示しないシール機構を設けている。回転軸27は、駆動対象機器(例えば、発電装置)に連結されている。
次に、上記構成における外燃機関10の基本的な作動を説明する。まず、第1容器12においては、第1上下直線部12a内の作動媒体11の液面11aが最も上昇しており、第1上下直線部12aの上端部、すなわち、第1加熱器14が配置された部位に位置している(以下、このときの作動媒体11の液面11aの位置を上死点という)。また、第1ピストン21は、クランク機構23から最も離れた状態になっている。一方、第2容器13においては、第2上下直線部13a内の作動媒体11の液面11aが最も下降しており、第2上下直線部13aの中間部、すなわち、第2冷却器17が配置された部位に位置している(以下、このときの作動媒体11の液面11aの位置を下死点という)。作動媒体11の液面11aの上方には、作動媒体11の蒸気が蓄積されている。また、第2ピストン22は、クランク機構23に最も近づいた状態になっている。
この状態において、第1容器12において、第1加熱器14が作動媒体11を加熱して気化させると、第1上下直線部12aの上端部に高温、高圧の作動媒体11の蒸気が蓄積されて、第1上下直線部12a内の作動媒体11の液面11aを押し下げる。すると、蒸気が第1上下直線部12a内の作動媒体11の液面11aを押し下げるので、作動媒体11の液体部分が出力部18側に押し出され、作動媒体11の液体部分が第1ピストン21をクランク機構23側(図1の右方側)に押圧して押し出す。これにより、クランク機構23が図1における時計回り方向に回転する。一方、第2容器13においては、作動媒体11の液面11aの上方に蓄積された蒸気が第2冷却器17により冷却されて液化するとともに、クランク機構23の回転によって第2ピストン22は、クランク機構23から遠ざかる方向(図1の右方側)に押し戻される。その結果、作動媒体11の液体部分は、第2上下直線部13aの上端部側に押し戻される。
次に、第1容器12において作動媒体11の液面11aが下死点まで押し下げられるとともに、第2容器13において作動媒体11の液面11aが上死点まで押し上げられると、第1容器12においては蒸気が第1冷却器16により冷却されて液化する。このため、作動媒体11の液体部分を出力部18側に押し出す力が消滅する。これと同時に、第2容器13においては、第2加熱器15により作動媒体11が加熱されて作動媒体11の蒸気が発生し、作動媒体11の液体部分が出力部18側に押し出され、作動媒体11の液体部分が第2ピストン22をクランク機構23側に押圧して押し出す。これにより、クランク機構23が図1における時計回り方向に回転する。すると、クランク機構23の回転によって第1ピストン21がクランク機構23から遠ざかる方向(図2の左方側)に押し戻され、作動媒体11の液体部分が第1上下直線部12aの上端部側に押し戻される。そして、第1容器12において作動媒体11の液面11aが上死点まで押し上げられるとともに、第2容器13において作動媒体11の液面11aが下死点まで押し下げられる。
こうした動作は、第1加熱器14、第2加熱器15、第1冷却器16、及び第2冷却器17の作動を停止させるまで繰り返し実行され、その間、第1、第2容器12、13内の作動媒体11の液体部分は、周期的に変位(いわゆる自励振動)して、第1、第2ピストン21、22を往復駆動させ、クランク機構23の回転軸27を連続的に回転させることになる。これにより、作動媒体11の液体部分の自励振動を回転軸27の回転運動として取り出すことができる。
上記の説明からわかるように、第1、第2容器12、13のうち一方の容器側から得られる機械的エネルギの一部を利用して、他方の容器内の作動媒体11の液体部分を押し戻すことができる。また、第1、第2容器12、13間において、作動媒体11の液体部分の自励振動の位相が180°ずれることとなる。すなわち、一方の容器で作動媒体11の液面11aが上死点にあるとき、他方の容器では作動媒体11の液面11aが下死点にある。このため、一方の容器側から出力される機械的エネルギを効果的に利用して、他方の容器内の作動媒体11の液体部分を押し戻すことができる。
ここで、本実施形態では、作動媒体11を複数の作動媒体で構成しており、具体的には、3種類の作動媒体11b、11c、11dで構成している。3種類の作動媒体は、第1作動媒体11b、第1作動媒体11より同じ圧力において沸点及び凝縮点が低い第2作動媒体11c、及び第1、第2作動媒体11b、11cよりも潤滑性能に優れた第3作動媒体11dである。本実施形態では、第1作動媒体11bとして水を用い、第2作動媒体11cとして冷媒(R134a)を用い、第3作動媒体11dとして油を用いている。
外燃機関10は、第1作動媒体11bと第3作動媒体11dとを分離する為に、第1容器12の第1水平直線部12bに第1ダイアフラム32を配設している。また、第2作動媒体11cと第3作動媒体11dとを分離する為に、第2容器13の第2水平直線部13bに第2ダイアフラム33を配設している。第1ダイアフラム32は、第1ダイアフラムケース34に収納され、第2ダイアフラム33は、第2ダイアフラムケース35に収納されている。
第1ダイアフラム32によって第1容器12の内部空間は、第1加熱器14及び第1冷却器16側の空間と、出力部18側の空間とに区画されている。同様に、第2ダイアフラム33によって第2容器13の内部空間は、第2加熱器15及び第2冷却器17側の空間と、出力部18側の空間とに区画されている。すなわち、外燃機関10の内部空間は、第1ダイアフラム32よりも第1加熱器14及び第1冷却器16側の空間と、第2ダイアフラム33よりも第2加熱器15及び第2冷却器17側の空間と、第1、第2ダイアフラム32、33間の空間の3つの空間に区画されている。
この3つの空間のうち、第1ダイアフラム32よりも第1加熱器14及び第1冷却器16側の空間には、第1作動媒体11bが液体状態で流動可能に封入されている。一方、第2ダイアフラム33よりも第2加熱器15及び第2冷却器17側の空間には、第2作動媒体11cが液体状態で流動可能に封入されている。そして、この3つの空間のうち残余の空間、すなわち、第1、第2ダイアフラム32、33間の空間には、第3作動媒体11dが液体状態で充満されている。
これによると、第1作動媒体11bの変位を、第1ダイアフラム32を介して第3作動媒体11dに伝達することができる。また、第2作動媒体11cの変位を、第2ダイアフラム33を介して第3作動媒体11dに伝達することができる。同様に、第3作動媒体11dの変位を、第1ダイアフラム32を介して第1作動媒体11bに伝達することができ、第2ダイアフラム33を介して第2作動媒体11cに伝達することができる。
このため、各作動媒体11b、11c、11dが自励振動するので、各作動媒体11b、11c、11dの自励振動を回転軸27の回転運動として取り出すことができる。換言すれば、外燃機関10の基本的作動に支障を来すことなく、作動媒体11を、第1作動媒体11b、第2作動媒体11c、及び第3作動媒体11dで構成することができる。そして、出力部18内に、第1、第2作動媒体11b、11cよりも潤滑性能に優れた第3作動媒体11dが封入されるので、出力部18の潤滑や圧力シールを良好に行うことができる。
さらに、本実施形態では、第1作動媒体11bの機械的エネルギと第2作動媒体11cの機械的エネルギとは、略等しい。ここで、図2は、作動媒体11の状態変化を示すグラフである。図2において、縦軸を作動媒体11の圧力とし、横軸を作動媒体11の体積とする。沸騰温度270度、及び凝縮温度100度となるような圧力で容器12に封入された水(本実施形態における第1作動媒体11b)の状態変化を実線のサイクルAで示している。また、沸騰温度110度、及び凝縮温度40度となるような圧力で容器13に封入された冷媒(本実施形態における第2作動媒体11c)の状態変化を一点鎖線のサイクルBで示している。そして、比較例として、沸騰温度110度、及び凝縮温度40度となるような圧力で容器13に封入された水の状態変化を破線のサイクルCで示している。
各サイクルA、B、Cについて説明すると、図2における各サイクルA、B、Cの左上方側の頂点A1、B1、C1は、作動媒体11の液面11aが上死点の位置にあり、作動媒体11が圧力を一定に保ちながら沸騰し始める状態である。図2における右上方側の頂点A2、B2、C2は、液面11aが下死点側へ移動し、作動媒体11が沸騰をやめ膨張し始める状態である。図2における右下方側の頂点A3、B3、C3は、作動媒体11の液面11aが下死点の位置にあり、作動媒体11が圧力を一定に保ちながら凝縮し始める状態である。図2における左下方側の頂点A4、B4、C4は、液面11aが上死点側へ移動し、作動媒体11が凝縮をやめ圧縮し始める状態である。また、各サイクルA、B、Cに囲まれた面積は、各サイクルA、B、Cの仕事量であり、作動媒体11が出力する機械的エネルギである。
ここで、熱源及び冷却流体の温度が高く、第1作動媒体11bとして水が用いられているサイクルAの機械的エネルギと、熱源及び冷却流体の温度が低く、作動媒体として同じく水が用いられているサイクルCの機械的エネルギとを比較すると、極端に異なっている。具体的には、サイクルCの機械的エネルギは、サイクルAの機械的エネルギの1/10以下であり、非常に小さい。出力部18は、第1、第2容器12、13のうち一方の容器側から得られた機械的エネルギの一部を、第1、第2容器12、13のうち他方の容器内の作動媒体11の液体部分に与えるように構成されている為、サイクルAの機械的エネルギとサイクルCの機械的エネルギとでは、バランスを欠いてしまう。バランスを欠いた出力部18では、高出力化を図り難い。
一方、熱源及び冷却流体の温度が高く、第1作動媒体11bとして水が用いられているサイクルAの機械的エネルギと、熱源及び冷却流体の温度が低く、作動媒体11cとして冷媒(R134a)が用いられているサイクルBの機械的エネルギとを比較すると、略同等である。ここでいう略同等とは、サイクルBの機械的エネルギが、サイクルAの機械的エネルギの0.8倍〜1.2倍であればよい。更には、サイクルBの機械的エネルギは、サイクルAの機械的エネルギと略同一が好ましい。
ここで、第1シリンダ19の内径と第2シリンダ20の内径とは略同一であり、第1ピストン21の移動量と第2ピストン22の移動量とに関しても略同一である。つまり、サイクルBの機械的エネルギが、サイクルAの機械的エネルギと略同等である為、サイクルBの上死点における圧力と下死点における圧力との圧力差ΔP2が、サイクルAの上死点における圧力と下死点における圧力との圧力差ΔP1の0.8倍〜1.2倍であり、略同等であることが分かる。不等式で示すと、0.8ΔP1≦ΔP2≦1.2ΔP1である。
要するに、水という同じ作動媒体11bを、熱源、或いは冷却流体に応じて、沸点、或いは凝縮点の異なる状態で封入すると、各々の作動媒体11が出力する機械的エネルギのバランスを欠いてしまう。つまり、沸点、或いは凝縮点を低下させる為に、封入圧を低くして各容器12、13に封入してしまうと、その作動媒体11の出力である機械的エネルギも低下してしまう。しかし、本実施形態において、第1作動媒体11bとして水を用い、第2作動媒体11cとして冷媒(R134a)を用いることで、各々の作動媒体11の圧力差ΔP1、ΔP2を略同等にできる。また、第1作動媒体11bが出力する機械的エネルギと、第2作動媒体11cが出力する機械的エネルギとを略同等にすることができる。その結果、作動媒体11は、各熱源から得られたエネルギを効率よく、かつバランスよく仕事量に変換することができる為、出力部18の高出力化を図ることが可能となる。
(第2実施形態)
上記第1実施形態では、出力部18をいわゆるレシプロ形に構成しているが、第2実施形態は、図3に示すように、出力部218をいわゆるロータリー形に構成している。図3は、第2実施形態における外燃機関210の概略構成図である。第2実施形態を含む以下の各実施形態において、既に説明した実施形態と同一、又は相当する構成については、同一符号を付し、その重複説明を省略する。
具体的には、出力部218は、偏心回転するルーローの三角形を用いたローター36と、ローター36に適合するペリトロコイド曲線を用いたローターハウジング37とを有している。すなわち、ローター36はローターハウジング37に収納され、ローターハウジング37の内部空間はローター36によって3つの可変容積室に区画される。この3つの可変容積室には、油である第3作動媒体11dが液体状態で充満している。
ローターハウジング37の内壁面のうち図3の紙面に対して垂直な内壁面は、第1、第2窪み部37a、37bを有する繭形状を形成しており、第1窪み部37aには第1ポート38が開口し、第2窪み部37bには第2ポート39が開口している。ここで、第1窪み部37aに第1ポート38が開口しているとは、厳密に第1窪み部37aに第1ポート38が開口していることのみを意味するものではなく、第1窪み部37aの近傍部位に第1ポート38が開口していることをも含む意味のものである。同様に、第2窪み部38aに第2ポート39が開口しているとは、厳密に第2窪み部38aに第2ポート39が開口していることのみを意味するものではなく、第2窪み部38aの近傍部位に第2ポート39が開口していることをも含む意味のものである。
第1、第2ポート38、39はそれぞれローターハウジング37を貫通する穴によって構成されており、第1ポート38は第1容器12の第1水平直線部12b側の端部と連通し、第2ポート39は第2容器13の第2水平直線部13b側の端部と連通している。
第1、第2ポート38、39は、ローターハウジング37の内壁面において、第1、第2窪み部37a、37bを起点としてローターハウジング37の内壁面の繭形状に沿う方向の両方向(図3では上下方向)に延びる形状で開口しており、本実施形態では、ローター36の回転角にして約60°の範囲にわたって開口している。ここで、図示を省略しているが、第1、第2ポート38、39は、ローターハウジング37の内壁面であって図3の紙面に対して垂直な内壁面のうち、図3の紙面垂直方向における中央部のみに開口している。
ローター36の3つ頂点部にはそれぞれアペックスシール40が配置されており、ローター36はアペックスシール40を介してローターハウジング37の内壁面に摺動する。ローター36の中心には貫通穴36aが形成されている。この貫通穴36aには、エキセントリックシャフト41の偏心部41aが図示しないベアリング機構を介して組み付けられている。また、貫通穴36aには、ローターハウジング37に固定された固定ギヤ42と噛み合うインターナルギヤ36bが形成されている。
固定ギヤ42は、ローター36をローターハウジング37のペリトロコイド曲線に沿って回転させるためのものであり、エキセントリックシャフト41の回転軸41bと同軸上に配置されている。インターナルギヤ36bと固定ギヤ42は3:2の比で噛み合っている。これにより、エキセントリックシャフト41の回転数とローター36の回転数との比は3:1となる。エキセントリックシャフト41の回転軸41bはローターハウジング37に対して回転可能に支持されている。本例では、エキセントリックシャフト41の回転軸41bの端部をローターハウジング37の図示しない貫通孔からクランクハウジング24外部に突出させ、回転軸41bの外周面とローターハウジング37の貫通孔の内周面との間に図示しないシール機構を設けている。ここで、周知のマグネットカップリング方式によってエキセントリックシャフト41の回転軸41bをローターハウジング37に対して回転可能に支持してもよい。また、エキセントリックシャフト41の回転軸41bは、駆動対象機器(例えば、発電装置)に連結されている。ここで、本例では、エキセントリックシャフト41の回転軸41bが水平方向と平行になるように出力部218を配置しているが、エキセントリックシャフト41の回転軸41bが上下方向と平行になるように出力部218を配置してもよい。
本実施形態における外燃機関210の作動については、第1容器12内に封入された水である第1作動媒体11b、及び第2容器13内に封入された冷媒(R134a)である第2作動媒体11cの液体部分が、周期的に変位(いわゆる自励振動)して、ローター36を回転駆動させ、エキセントリックシャフト41を回転させている。これにより、作動媒体11の自励振動をエキセントリックシャフト41の回転軸41bの回転運動として取り出すことができる。
上記の説明からわかるように、本実施形態では、出力部18をいわゆるロータリー形に構成しているので、上記第1実施形態のように出力部18をレシプロ形に構成する場合と比較して、出力部18の構造を簡素化できるとともに、出力部18の体格を小型化できる。
(第3実施形態)
上記第1実施形態では、出力部18のクランク機構23に、第1、第2ピストン21、22に連結された第1、第2ロッド25、26と、回転軸27とを用いて、第1、第2ピストン21、22の往復運動を回転運動に変換して出力している。しかし、第3実施形態は、図4に示すように、出力部318いわゆる斜板型の膨張器が用いられている。図4は、第3実施形態における外燃機関310の概略構成図である。
外燃機関310は、車両に搭載されている。外燃機関310は、作動媒体11が封入された容器を複数備えている。複数の容器のうち、図4に示す第1容器312a、第2容器312b、第3容器313a、及び第4容器313bについて説明する。第1容器312aの一端側には、熱源を排気ガスとする第1加熱器314aと、冷却流体をエンジン6を冷却する冷却水とする第1冷却器316aとが配設され、他端側は、第1シリンダ319aの一端側に接続されている。第1シリンダ319aの内部には、第1ダイアフラム332aが設けられている。
第2容器312bの一端側には、熱源を第1加熱器314aを通過した排気ガスとする第2加熱器314bと、冷却流体を第1冷却器316aを通過した冷却水とする第2冷却器316bとが配設され、他端側は、第2シリンダ319bの一端側に接続されている。第2シリンダ319bの内部には、第2ダイアフラム332bが設けられている。
第3容器313aの一端側には、熱源を第2冷却器316bを通過した冷却水とする第3加熱器315aと、冷却流体を走行風とする第3冷却器317aとが配設され、他端側は、第3シリンダ320aの一端側に接続されている。第3シリンダ320aの内部には、第2ダイアフラム333aが設けられている。
第4容器313bの一端側には、熱源を第3加熱器315aを通過した冷却水とする第4加熱器315bと、冷却流体を走行風とする第4冷却器317bとが配設され、他端側は、第4シリンダ320bの一端側に接続されている。第4シリンダ320bの内部には、第4ダイアフラム333bが設けられている。
第1シリンダ319aと第4シリンダ320bとは連通しており、内部に第1ピストン321を摺動可能に支持している。第2シリンダ319bと第3シリンダ320aとは連通しており、内部に第2ピストン322を摺動可能に支持している。
第1容器312a、及び第2容器312b内には、第1作動媒体11bとして水が封入されており、第3容器313a、及び第4容器313b内には、第2作動媒体11cとして冷媒(R134a)が封入されており、残余の空間には、油が封入されている。
出力部318は、第1ピストン321及び第2ピストン322に連結されたクランク機構323が有する回転軸327を回転させて、複数の熱源から得られた機械的エネルギを出力している。このように、外燃機関310は、複数の容器を用いて構成されていてもよい。また、複数のピストンを用いて構成されていてもよい。また、複数のダイアフラムは、各容器ではなく、各シリンダ内に設けられていてもよい。これによって、外燃機関の更なる高出力化を図ることが可能となる。本実施形態の第1、第2容器312は、第1実施形態の第1容器12に相当する。本実施形態の第3、第4器313は、第1実施形態の第2容器13に相当する。本実施形態の第1、第2加熱器314は、第1実施形態の第1加熱器14に相当する。本実施形態の第3、第4加熱器315は、第1実施形態の第2加熱器15に相当する。本実施形態の第1、第2冷却器316は、第1実施形態の第1冷却器16に相当する。本実施形態の第3、第4冷却器317は、第1実施形態の第2冷却器17に相当する。
(他の実施形態)
上記各実施形態では、第1、第2容器12、13を1本の管状に形成しているが、第1、第2容器12、13を複数本の分岐管状に形成してもよい。例えば、第1、第2容器12、13の第1、第2上下直線部12a、13aを複数本に分岐させてもよい。
また、上記各実施形態では、第1、第2容器12、13の第1、第2上下直線部12a、13aが上下方向に延びているが、第1加熱器14、15によって発生した作動媒体11の蒸気が出力部18まで流動しない構成であればよく、例えば、第1、第2上下直線部12a、13aが上下方向に対して傾斜した方向または水平方向に延びていてもよい。
また、上記第2実施形態では、第1、第2ポート38、39が、ローターハウジング37の内壁面のうち図3の紙面に対して垂直な内壁面に開口しているが、第1、第2ポート38、39の開口部位は第1、第2窪み部37a、38aの近傍部位であればよく、例えば、ローターハウジング37の内壁面のうち図3の紙面と平行な内壁面であって、第1、第2窪み部37a、38aの近傍部位に開口するようにしてもよい。
また、上記第1実施形態では、第1、第2ピストン21、22にクランク機構23を連結して、第1、第2ピストン21、22の往復運動をクランク機構23によって回転運動に変換して出力するようになっているが、第1、第2ピストン21、22同士を直接連結して、第1、第2ピストン21、22の往復運動を回転運動に変換することなく、往復運動のままで出力するようにしてもよい。
また、上記各実施形態では、外燃機関10、210、310は、車両用として用いられている。しかし、図5に示すような設置式のものでもよい。図5は、他の実施形態におけるコジェネシステム405に適用された外燃機関410の概略構成図である。コジェネシステム405とは、いわゆる熱伝併給システムであり、内燃機関406などで発電した電気を供給した上で、その廃熱を利用して熱を供給するシステムである。図5における外燃機関410は、ガスタービン式のコジェネシステム405に用いられ、発電用ガスタービンエンジン406で発電し、排出される排気を第1加熱器14へ流入させ、作動媒体11を蒸発させる。そして、第1加熱器14から流出した排気を、蒸気吸収冷凍機409にて冷熱の生成や、暖房の利用などに用いている。第1冷却器16の冷却流体は水であり、第1冷却器16から流出した水は、第2加熱器15へ流入する。そして、第2加熱器15から流出した水は、ポンプ8へ流入して、再度、第1冷却器16へ向かって流出されている。外燃機関410は、このような構成を具備することによって、設置式のコジェネシステム405にも適用することができ、上記第1実施形態の外燃機関10と同様の効果を得ることが可能となる。
また、上記各実施形態では、第1作動媒体11bが出力する機械的エネルギと、第2作動媒体11cが出力する機械的エネルギが略同等である。しかし、これらが出力する機械的エネルギは、略同等でなくてもよい。例えば、駆動周波数を調整させて、各出力のバランスをとればよい。
また、上記第1実施形態では、第1作動媒体11bにおける最大圧力と最小圧力との差である第1圧力差ΔP1と、第2作動媒体11cにおける最大圧力と最小圧力との差である第2圧力差ΔP2とは、略同等である。しかし、これらの圧力差は、略同等でなくてもよい。例えば、各シリンダ19、20の内径を調整して、各機械的エネルギのバランスをとればよい。また、例えば、各ピストン21、22の移動量を調整して、各機械的エネルギのバランスをとればよい。
また、上記第1実施形態では、各作動媒体11を仕切るダイアフラム32、33を備えている。しかし、ダイアフラム32、33は、必ずしも備えている必要はない。また、作動媒体11を2種類の作動媒体で構成していてもよい。例えば、各作動媒体11の重さを利用して仕切る構成を用いてもよい。具体的には、第1作動媒体11bとして水を、第2作動媒体11cとして油を用いて構成する。その場合においても、水と油とは、混濁を回避し分離した状態で接触し、互いに変位を伝達することが可能である。
また、上記第1、第2実施形態では、第2加熱器15にて第2作動媒体11cと熱交換する流体が、第1冷却器16にて第1作動媒体11bと熱交換した流体である。しかし、第2加熱器15にて第2作動媒体11cと熱交換する流体は、第1冷却器16にて第1作動媒体11bと熱交換する流体と別の流体でもよい。また、第2加熱器15にて第2作動媒体11cと熱交換する流体は、第1加熱器14にて第1作動媒体11bと熱交換した流体であってもよい。また、第1冷却器16にて第1作動媒体11bと熱交換する流体は、第2冷却器17にて第2作動媒体11cと熱交換した流体であってもよい。
また、上記第1実施形態は、第1加熱器14にて第1作動媒体11bと熱交換する流体は、内燃機関6にて燃焼した排気ガスであり、第1冷却器16にて第1作動媒体11bと熱交換し、第2加熱器15にて第2作動媒体11cと熱交換する流体は、内燃機関6を冷却する冷却水であり、第2冷却器17にて第2作動媒体11cと熱交換する流体は、走行風である。しかし、例えば、第1加熱器14にて第1作動媒体11bと熱交換し、第2加熱器15にて第2作動媒体11cと熱交換する流体は、内燃機関6にて燃焼した排気ガスであり、第2冷却器17にて第2作動媒体11cと熱交換し、第1冷却器16にて第1作動媒体11bと熱交換する流体は、内燃機関6を冷却する冷却水であってもよい。また、例えば、第1加熱器14にて第1作動媒体11bと熱交換し、第2加熱器15にて第2作動媒体11cと熱交換する流体は、内燃機関6にて燃焼した排気ガスであり、第1冷却器16にて第1作動媒体11bと熱交換する流体は、内燃機関6を冷却する冷却水であり、第2冷却器17にて第2作動媒体11cと熱交換する流体は、走行風であってもよい。
本発明の第1実施形態における外燃機関の概略構成図である。 作動媒体の状態変化を示すグラフである。 第2実施形態における外燃機関の概略構成図である。 第3実施形態における外燃機関の概略構成図である。 他の実施形態における外燃機関の概略構成図である。
符号の説明
6…内燃機関、11…作動媒体、11b…第1作動媒体、11c…第2作動媒体、11d…第3作動媒体、12…第1容器、13…第2容器、14…第1加熱器、15…第2加熱器、16…第1冷却器、17…第2冷却器、18…出力部、19…第1シリンダ、20…第2シリンダ、21…第1ピストン、22…第2ピストン、23…クランク機構、24…クランクハウジング、32…第1ダイアフラム、33…第2ダイアフラム、218…出力部、312…第1容器、313…第2容器、314…第1加熱器、315…第2加熱器、316…第1冷却器、317…第2冷却器、318…出力部、406…内燃機関。

Claims (17)

  1. 作動媒体(11)が液体状態で流動可能に封入された管状の第1、第2容器(12、13、312、313)と、
    前記第1容器(12、312)の一端部側に配置され、前記第1容器(12、312)内の前記作動媒体(11)の一部を加熱沸騰させて蒸気を発生させる第1加熱器(14、314)と、
    前記第1容器(12、312)の他端部と前記第1加熱器(14、314)との間に配置され、前記第1容器(12、312)内の前記蒸気を冷却して液化させる第1冷却器(16、316)と、
    前記第2容器(13、313)の一端部側に配置され、前記第2容器(13、313)内の前記作動媒体(11)の一部を加熱沸騰させて蒸気を発生させる第2加熱器(15、315)と、
    前記第2容器(13、313)の他端部と前記第2加熱器(15、315)との間に配置され、前記第2容器(13、313)内の前記蒸気を冷却して液化させる第2冷却器(17、317)と、
    前記第1容器(12、312)の他端部と前記第2容器(13、313)の他端部との間に接続され、前記第1、第2容器(12、13、312、313)内における前記蒸気の発生と液化によって生じる前記第1、第2容器(12、13、312、313)内の前記作動媒体(11)の液体部分の変位を機械的エネルギに変換して出力する出力部(18、218、318)とを備え、
    前記出力部(18、218、318)は、前記第1、第2容器(12、13、312、313)のうち一方の容器側から得られた前記機械的エネルギの一部を、他方の容器内の前記作動媒体(11)の液体部分に与えるように構成され、
    前記作動媒体(11)は、第1作動媒体(11b)と、前記第1作動媒体(11)の沸点或いは凝縮点と異なる沸点、或いは凝縮点を有する第2作動媒体(11c)とを含み、
    前記第1、第2容器(12、13、312、313)、及び前記出力部(18、218、318)の内部空間のうち、前記第1容器(12、312)側の空間に前記第1作動媒体(11b)が液体状態で流動可能に封入され、
    前記第1、第2容器(12、13、312、313)、及び前記出力部(18、218、318)の内部空間のうち、前記第2容器(13、313)側の空間に前記第2作動媒体(11c)が液体状態で流動可能に封入されていることを特徴とする外燃機関。
  2. 前記第1容器(12、312)側から出力される前記機械的エネルギの一部と、前記第2容器(13、313)側から出力される前記機械的エネルギの一部とは、略同等であることを特徴とする請求項1記載の外燃機関。
  3. 前記第1作動媒体(11b)における最大圧力と最小圧力との差である第1圧力差ΔP1と、前記第2作動媒体(11c)における最大圧力と最小圧力との差である第2圧力差ΔP2とは、略同等であることを特徴とする請求項1又は2に記載の外燃機関。
  4. 前記作動媒体(11)は、前記第1作動媒体(11b)及び前記第2作動媒体(11c)よりも潤滑性能に優れた第3作動媒体(11d)を含み、
    前記第1、第2容器(12、13、312、313)、及び前記出力部(18、218、318)の内部空間のうち、前記第1容器(12、312)側の内部空間に前記第1作動媒体(11b)が液体状態で流動可能に封入され、前記第2容器(13、313)側の内部空間に前記第2作動媒体(11c)が液体状態で流動可能に封入され、前記出力部(18、218、318)側の内部空間に前記第3作動媒体(11d)が液体状態で充満していることを特徴とする請求項1から3のいずれか1つに記載の外燃機関。
  5. 前記第1作動媒体(11b)と前記第3作動媒体(11d)、及び前記第2作動媒体(11c)と前記第3作動媒体(11d)とのうち少なくとも一方は、互いに分離した状態で接触していることを特徴とする請求項4記載の外燃機関。
  6. 前記第1作動媒体(11b)と前記第3作動媒体(11d)、及び前記第2作動媒体(11c)と前記第3作動媒体(11d)とのうち少なくとも一方は、前記第1、第2容器(12、13、312、313)、及び前記出力部(18、218、318)の内部空間を仕切る薄板状のダイアフラム(32、33)によって分離されていることを特徴とする請求項4又は5に記載の外燃機関。
  7. 前記第1加熱器(14、314)における加熱温度と、前記第2加熱器(15、315)における加熱温度とは、異なっていることを特徴とする請求項1から6のいずれか1つに記載の外燃機関。
  8. 前記第1加熱器(14、314)は、前記第1作動媒体(11b)と流体とを熱交換させる熱交換器であり、
    前記第2加熱器(15、315)は、前記第2作動媒体(11c)と流体とを熱交換させる熱交換器であり、
    前記第1加熱器(14、314)と前記第2加熱器(15、315)とは、前記流体の流れに対し直列に接続されていることを特徴とする請求項1から6のいずれか1つに記載の外燃機関。
  9. 前記第1加熱器(14、314)は、前記第1作動媒体(11b)と流体とを熱交換させる熱交換器であり、
    前記第2加熱器(15、315)は、前記第2作動媒体(11c)と流体とを熱交換させる熱交換器であり、
    前記第1加熱器(14、314)と前記第2加熱器(15、315)とは、前記流体の流れに対し並列に接続されていることを特徴とする請求項1から6のいずれか1つに記載の外燃機関。
  10. 前記第1冷却器(16、316)における冷却温度と、前記第2冷却器(17、317)における冷却温度とは、異なっていることを特徴とする請求項1から9のいずれか1つに記載の外燃機関。
  11. 前記第1冷却器(16、316)は、前記第1作動媒体(11b)と流体とを熱交換させる熱交換器であり、
    前記第2冷却器(17、317)は、前記第2作動媒体(11c)と流体とを熱交換させる熱交換器であり、
    前記第1冷却器(16、316)と前記第2冷却器(17、317)とは、前記流体の流れに対し直列に接続されていることを特徴とする請求項1から9のいずれか1つに記載の外燃機関。
  12. 前記第1冷却器(16、316)は、前記第1作動媒体(11b)と流体とを熱交換させる熱交換器であり、
    前記第2冷却器(17、317)は、前記第2作動媒体(11c)と流体とを熱交換させる熱交換器であり、
    前記第1冷却器(16、316)と前記第2冷却器(17、317)とは、前記流体の流れに対し並列に接続されていることを特徴とする請求項1から8のいずれか1つに記載の外燃機関。
  13. 前記第1冷却器(16、316)は、前記第1作動媒体(11b)と流体とを熱交換させる熱交換器であり、
    前記第2加熱器(15、315)は、前記第2作動媒体(11c)と流体とを熱交換させる熱交換器であり、
    前記第1冷却器(16、316)と前記第2加熱器(15、315)とは、前記流体の流れに対し直列に接続されていることを特徴とする請求項7記載の外燃機関。
  14. 車両に適用される請求項13に記載の外燃機関であって、
    前記第1加熱器(14、314)は、内燃機関(6、406)にて燃焼した排気ガスが前記第1作動媒体(11b)と熱交換するように配設され、
    前記第1冷却器(16、316)及び前記第2加熱器(15、315)は、前記内燃機関(6、406)を冷却する冷却水が前記第1作動媒体(11b)と熱交換した後、前記第2作動媒体(11c)と熱交換するように配設され、
    前記第2冷却器(17、317)は、走行風が前記第2作動媒体(11c)と熱交換するように配設されていることを特徴とする外燃機関。
  15. 前記第1作動媒体(11b)の液体部分の変位の位相と、前記第2作動媒体(11c)の液体部分の変位の位相とが180°ずれるようになっていることを特徴とする請求項1から14のいずれか1つに記載の外燃機関。
  16. 前記第1容器(12、312)の他端部と前記第2容器(13、313)の他端部とが、前記出力部(18、218、318)を挟んで対向配置されていることを特徴とする請求項1から15のいずれか1つに記載の外燃機関。
  17. 前記出力部(18、218、318)は、前記第1容器(12、312)の他端部と連通する第1シリンダ(19)と、
    前記第1シリンダ(19)に摺動可能に支持され、前記第1作動媒体(11b)の液体部分によって押圧される第1ピストン(21)と、
    前記第2容器(13、313)の他端部と連通する第2シリンダ(20)と、
    前記第2シリンダ(20)に摺動可能に支持され、前記第2作動媒体(11c)の液体部分によって押圧される第2ピストン(22)と、
    前記第1、第2ピストン(21、22)に連結され、前記第1、第2ピストン(21、22)の直線運動を回転運動に変換するクランク機構(23)とを有していることを特徴とする請求項1から16のいずれか1つに記載の外燃機関。
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