JP2010038000A - 燃料供給装置 - Google Patents

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【課題】エンジン始動時に効率的にPM発生量を低減することが可能な燃料供給装置を提供することを目的とする。
【解決手段】デリバリパイプ31内の燃料を噴射するインジェクタ35と、デリバリパイプ31と並列させてインジェクタ35の周囲に設けられ、その入力側が第1の電磁弁37を介してデリバリパイプ31と接続し、その排出側が第2の電磁弁38を介して、燃料タンク10に燃料を帰還させるための燃料帰還通路52に接続される温度調整用通路36と、高圧燃料ポンプ48の燃料吐出量を制御すると共に、第1の電磁弁37および第2の電磁弁38の開閉を制御して、インジェクタ35の温度を調整するECU40とを備えている。
【選択図】 図1

Description

本発明は、燃料供給装置に関し、詳細には、高圧燃料を燃焼室に噴射する筒内噴射式エンジンの燃料供給装置に関する。
乗用車やトラックなどの車両に搭載されるガソリンエンジン、ディーゼルエンジンなどの内燃機関において、燃料を吸気ポートではなく、燃焼室(気筒)に直接噴射する筒内噴射式内燃機関が従来から知られている。この筒内噴射式内燃機関では、吸気弁の開放時に、空気が吸気ポートから燃焼室に吸入され、この吸気行程時またはピストンが上昇して吸入空気を圧縮する圧縮行程時に、燃料噴射弁が燃焼室に対して燃料を直接噴射する。これにより、燃焼室にて、高圧空気と霧状の燃料とが混合し、この混合気に対して点火プラグが着火して爆発し、排気弁の開放時に、排気ガスが吸気ポートから排出される。
このような筒内噴射式内燃機関における燃料系では、燃料の微粒化を図るために燃料タンク内の燃料を電動式の低圧燃料ポンプで汲み上げて所定の低圧まで加圧し、その低圧燃料を高圧燃料ポンプによって加圧し、この高圧燃料をデリバリパイプに貯留し、デリバリパイプに装着された複数の燃料噴射弁により各燃焼室に噴射するようにしている。
上述の筒内噴射式内燃機関の燃料系では、冷間始動時においては、インジェクタや燃料自体の温度が低く、燃料の気化(霧化)が促進されないため、エミッション性能やPM発生量(重量および粒子数)が問題となる。例えば、特許文献1では、エンジン始動時に、エンジンのクランキング前に温水ポンプを運転して、保温容器でエンジン冷却水を保温した温水を燃料噴射弁通路に循環させて燃料噴射弁を加熱し、燃料を気化し易くする技術が開示されている。しかしながら、特許文献1では、温水によって燃料噴射弁を暖める構成であるので、熱効率が悪く、温水の熱を燃料噴射弁に伝えるためには、ある程度の時間が必要となるため、急峻に燃料噴射弁を加熱することができないという問題がある。
また、上述した筒内噴射式内燃機関の燃料系では、高圧燃料ポンプは、クランクシャフトと連動するカムによってプランジャが往復移動することで、燃料を加圧している。このように、プランジャの往復運動に伴って燃料を押圧することから、燃料通路内で燃料の圧力脈動が生じ、この脈動が燃料通路内における燃料の圧力を変動させ、この燃料圧力の変動がデリバリパイプ及び燃料噴射弁に伝播する。内燃機関の制御装置は、その運転状態により燃料噴射弁から噴射する燃料の噴射タイミングや噴射量を制御するが、このデリバリパイプ及び燃料噴射弁に燃料の圧力脈動が伝播すると、燃料噴射弁による燃料噴射量に誤差が生じ、燃焼室に噴射すべき所定の燃料噴射量を噴射することができず、空燃比が悪化するおそれがある。
デリバリパイプ内の圧力脈動を減衰させるために、例えば、デリバリパイプの容積を増加させる技術が提案されている。しかしながら、燃圧脈動を抑制するためにデリバリパイプの容積を増加させる構成では、エンジン始動時の燃料圧力の昇圧性が悪化し、特に冷間時に霧化が悪化し、エミッション性能やPM発生量(重量および粒子数)が悪化するという問題がある。
特開2001−132575号公報
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、筒内噴射式内燃機関の燃料供給装置において、エンジン始動時のPM発生量(質量および粒子数)を効率的に低減することが可能な燃料供給装置を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、高圧燃料を燃焼室に噴射する筒内噴射式エンジンの燃料供給装置において、燃料を貯留する燃料貯留室と、前記燃料貯留室内の燃料を噴射するインジェクタと、燃料を昇圧して前記燃料貯留室に供給する燃料供給手段と、前記燃料貯留室と並列して前記インジェクタの近傍に設けられ、その入力側が第1の電磁弁を介して前記燃料貯留室と接続され、その排出側が第2の電磁弁を介して、前記燃料供給手段に燃料を帰還させるための燃料帰還通路に接続される温度調整用通路と、前記燃料供給手段の燃料吐出量を制御すると共に、前記第1の電磁弁および前記第2の電磁弁の開閉を制御して、前記インジェクタの温度を調整する制御手段と、を備えたことを特徴とする。
また、本発明の好ましい態様によれば、前記制御手段は、エンジン始動時にエンジン冷却水温が第1の閾値より小さい場合には、前記第1の電磁弁を閉じ、かつ、前記第2の電磁弁を開いて、前記温度調整用通路内の空気で前記インジェクタの温度上昇を促進させることが望ましい。
また、本発明の好ましい態様によれば、前記制御手段は、エンジン始動後にエンジン温度が第1の閾値より大きい第2の閾値以上で、かつ、前記インジェクタの燃料噴射量が第3の閾値より小さい場合には、前記第1の電磁弁および前記第2の電磁弁を開いて、前記温度調整用通路内に燃料を循環させて、前記インジェクタを冷却することが望ましい。
また、本発明の好ましい態様によれば、前記制御手段は、前記燃料供給手段の燃料吐出量をエンジン回転数、エンジン負荷、およびエンジン温度に基づいて算出し、また、要求燃圧、および燃料吐出量と燃料噴射量との差分に基づいて、前記第2の電磁弁の開度を制御することが望ましい。
また、本発明の好ましい態様によれば、前記制御手段は、エンジン始動後にエンジン温度が第1の閾値より大きい第2の閾値以上で、かつ、前記インジェクタの燃料噴射量が第3の閾値以上の場合、前記第1の電磁弁を開き、かつ、前記第2の電磁弁の閉じることが望ましい。
本発明によれば、高圧燃料を燃焼室に噴射する筒内噴射式エンジンの燃料供給装置において、燃料を貯留する燃料貯留室と、前記燃料貯留室内の燃料を噴射するインジェクタと、燃料を昇圧して前記燃料貯留室に供給する燃料供給手段と、前記燃料貯留室と並列して前記インジェクタの近傍に設けられ、その入力側が第1の電磁弁を介して前記燃料貯留室と接続され、その排出側が第2の電磁弁を介して、前記燃料供給手段に燃料を帰還させるための燃料帰還通路に接続される温度調整用通路と、前記燃料供給手段の燃料吐出量を制御すると共に、前記第1の電磁弁および前記第2の電磁弁の開閉を制御して、前記インジェクタの温度を調整する制御手段と、を備えているので、エンジン始動時に効率的にPM発生量(質量および粒子数)を低減することが可能な燃料供給装置を提供することが可能になるという効果を奏する。
以下に、本発明に係る筒内噴射式エンジンの燃料供給装置の実施例を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施例により本発明が限定されるものではない。
本実施例では、車両に搭載される筒内噴射式(例えば、4気筒)ガソリンエンジンに使用される燃料供給装置に本発明を適用した場合について説明する。図1は、本発明の実施例に係る燃料供給装置の概略構成図、図2は、図1のA−A概略断面図、図3は、エンジンの概略構成図である。
本実施例の燃料供給装置は、図1に示すように、燃料タンク10と、燃料タンク10内の燃料を加圧する低圧ポンプとしての低圧フィードポンプ11と、この低圧フィードポンプ11により加圧された燃料をさらに加圧する高圧ポンプとしての高圧燃料ポンプ20と、加圧された燃料を噴射する燃料噴射手段としての燃料噴射機構30と、ECU(電子制御ユニット)40とを備える。
燃料タンク10は、エンジンに供給される燃料を貯留するものであり、この燃料タンク10には、低圧フィードポンプ11が装着されている。この低圧フィードポンプ11は、電動式モータにより燃料タンク10内の燃料を所定のフィード圧(例えば、数百kPa程度)まで加圧し、低圧燃料とし圧送可能なものである。低圧フィードポンプ11は、低圧通路としての低圧燃料供給管50を介して高圧燃料ポンプ20の吸入口21に接続される。また、この低圧燃料供給管50には、低圧燃料戻し管50aが分岐して設けられている。
この低圧燃料戻し管50aは、基端が燃料タンク10内において低圧燃料供給管50から分岐する一方、先端もこの燃料タンク10内に位置する。そして、この低圧燃料戻し管50aには、低圧調整弁12が設けられる。この低圧調整弁12は、低圧燃料供給管50の燃料の圧力(以下「燃圧」と称す)がフィード圧よりも高くなった際に開弁し、これにより、低圧フィードポンプ11から吐出された燃料の一部をこの低圧燃料戻し管50aを介して燃料タンク10に戻し、低圧燃料供給管50の燃圧を一定に保つことができる。
高圧燃料ポンプ20は、エンジンのクランクシャフトの回転により駆動可能なものであり、低圧フィードポンプ11によりすでに加圧された燃料である低圧燃料を高圧(例えば、数十MPa程度)まで加圧して高圧燃料とし、燃料噴射機構30に供給するための調量式の高圧ポンプである。さらに、高圧燃料ポンプ20は、吐出弁29が、高圧通路としての高圧燃料供給管51を介して後述する燃料噴射機構30のデリバリパイプ31に接続される。
高圧燃料ポンプ20は、ケーシング23と、プランジャ24と、加圧室25と、調量弁としてのスピル弁26と、付勢手段としてのスプリング27と、ソレノイド28と、吐出弁29とを備える。
ケーシング23は、円筒状に形成され、その一端部に低圧燃料を吸入する吸入口21が形成され、側面部に高圧燃料を吐出する吐出口22が形成される。プランジャ24は、このケーシング23内に往復運動可能に支持される。加圧室25は、燃料を加圧するための空間であり、このプランジャ24の一端面とケーシング23の内面とにより画成される。吐出口22は、この加圧室25に連通するように形成されている。スピル弁26は、ケーシング23の吸入口21に設けられ、ケーシング23の軸方向に移動可能であると共に吸入口21を開閉可能であり、これにより、吸入口21と加圧室25とを連通することができる。
スピル弁26は、スプリング27により吸入口21を開放可能な方向に付勢されると共に、ソレノイド28により吸入口21を閉止可能な方向に吸引力を付与されることで吸入口21を開閉可能に構成される。ソレノイド28は、ECU40に電気的に接続され、ECU40が送信する制御信号によりその通電が制御されている。
このスピル弁26は、いわゆる、ノーマリオープン型スピル弁であり、すなわち、ソレノイド28が通電されていない場合、スピル弁26は、スプリング27により吸入口21から離間する方向(加圧室25側)に付勢され、吸入口21を開放した状態(開弁状態)となり、吸入口21を燃料が流通可能となる。
一方、ソレノイド28が通電されている場合、スピル弁26は、ソレノイド28により吸入口21に近づく方向(ソレノイド28の方向)に吸引され、吸入口21を閉止した状態(閉弁状態)となり、吸入口21を介した燃料の吸入、流出が遮断される。これにより、仮にソレノイド28が断線してしまったとしても、吸入口21は開放された状態で維持されるので、全量圧送が継続されてしまうことがなく、燃料供給系の破損を最小限に抑えることができる。
プランジャ24は、外径がケーシング23の内径よりも若干小さい円柱状に形成され、このケーシング23に対して往復運動可能に設けられる。また、プランジャ24は、一端面側に加圧室25を形成すると共に、他端面側に設けられるカム60に不図示のスプリングにより押し付けられるように付勢される。カム60は、カムシャフト61に固定されており、このカムシャフト61は、不図示の機構を介して、不図示のエンジンのクランクシャフトの回転に連動して回転する。そして、カム60は、このカムシャフト61と共に回転し、これにより、プランジャ24は、このカム60に押圧されてケーシング23に対して往復運動することとなる。
加圧室25は、プランジャ24の往復運動に応じて容積が変化することで吸入口21から燃料を吸入可能となり、さらに、吸入した燃料を加圧すると共に吐出口22から圧送可能となる。ここで、プランジャ24の往復移動は、プランジャ24が加圧室25の容積を増大させる方向へ移動する吸入行程と、同容積を減少させる方向へ移動する圧送行程とからなる。そして、吸入行程では、プランジャ24がカム60側に移動することで加圧室25の容積が増大し、このとき、ECU40は、ソレノイド28を非通電状態に制御し吸入口21を開放することで、内部の燃圧が低下し、燃料を吸入する吸入力が該加圧室25内に作用し、低圧燃料供給管50の低圧燃料をこの吸入口21を通して加圧室25に吸入することができる。
一方、圧送行程では、プランジャ24がスピル弁26側に移動することで加圧室25の容積が減少し、このとき、ECU40は、ソレノイド28を通電状態に制御し吸入口21を閉鎖することで、内部の燃圧が上昇し、燃料を押圧する押圧力が該加圧室25内に作用し、所定の圧力まで加圧された高圧燃料を吐出口22から高圧燃料供給管51を介して燃料噴射機構30に圧送することができる。また、このソレノイド28の通電時期、すなわち、吸入口21の閉鎖時期を調節することで、燃料の吸入量を調量することができる。
吐出弁29は、吐出口22と高圧燃料供給管51間に装着されており、デリバリパイプ31に供給される燃料の燃圧を一定に保つためのものである。吐出弁29は、高圧燃料ポンプ20の加圧室25内の高圧燃料の圧力が所定圧力(例えば、数十MPa程度)以上となると、弁体が開弁し、燃料が高圧燃料供給管51を通過可能となる。燃料タンク10、低圧フィードポンプ11、および高圧燃料ポンプ20により燃料供給手段を構成する。
燃料噴射機構30は、上述のデリバリパイプ(燃料貯留室)31と、このデリバリパイプ31に接続される上述の複数のインジェクタ35により構成される。エンジンのシリンダヘッド70には、各燃焼室71に直接燃料を噴射する上述のインジェクタ35及び点火プラグ76が設けられている。この各インジェクタ35は、基端部がデリバリパイプ31に連結されており、デリバリパイプ31内の高圧燃料を燃焼室71に噴射することができる。デリバリパイプ31の燃料入力側(一端側)は、高圧燃料供給管51に接続され、排出側(他端側)は、リリーフ弁32が設けられている。また、デリバリパイプ31には、燃圧センサ33が設けられており、デリバリパイプ31内の燃料圧力を検出し、検出した燃料圧力をECU40に出力する。
また、本実施例では、インジェクタ35の温度を調整するために、デリバリパイプ31と並列させて、各気筒のインジェクタ35の近傍に当該インジェクタ35の周囲を取り囲むように、デリバリパイプ31と略同径の温度調整用通路36が形成されている。温度調整用通路36は、図2に示すように、各気筒のインジェクタ35の周囲に形成された環状通路36aと、環状通路36aを直列に接続する接続通路36bによって構成されている。温度調整用通路36の一端側は第1の電磁弁37を介してデリバリパイプ31と接続されており、他端側は第2の電磁弁38を介して、燃料帰還通路52と接続されている。第1の電磁弁37および第2の電磁弁38の開閉はECU40により制御される。燃料帰還通路52は、一端側がリリーフ弁32に接続され、他端側が燃料タンク10に接続されている。
ECU40は、マイクロコンピュータを中心として構成されており、中央処理装置(CPU)が、読出し専用メモリ(ROM)に記憶されている制御プログラム、初期データ、マップ等に従って演算処理を行い、その演算結果に基づいて各種制御を実行する。CPUによる演算結果は、ランダムアクセスメモリ(RAM)において一時的に記憶される。
このECU40は、エンジン回転数センサ81、エアフローセンサ82、水温センサ83等が接続されており、エンジン回転数センサ81で検出したエンジン回転数、エアフローセンサ82で検出した吸入空気量(エンジン負荷)、水温センサ83で検出されたエンジン温度としてのエンジン冷却水温等が入力される。ここでは、本発明のエンジン温度は、水温センサ83が検出するエンジン冷却水温を用いるものとして説明するが、これに限らず、例えば、エンジン油温を用いてもよい。ECU40は、エンジン回転数、エンジン負荷(吸入空気量等)、エンジン温度などのエンジン運転状態に基づいて要求燃料噴射圧(以下、「要求燃圧」と称する)を設定し、この要求燃圧と燃圧センサ33が検出した燃料圧力が一致するように、高圧燃料ポンプ20を駆動制御する。また、ECU40は、吸入空気量、エンジン回転数、エンジン冷却水温などのエンジン運転状態に基づいて、インジェクタ35から噴射する燃料の噴射量及び噴射時期を制御する。
また、ECU40は、PM発生量(質量および量子数)を低減するために、第1の電磁弁37および第2の電磁弁38の開閉を制御して、後述するインジェクタ35の温度制御を行う。具体的には、ECU40は、インジェクタ35を加熱する場合には、第1の電磁弁37を閉および第2の電磁弁38を開として、温度調整用通路36内に空気の断熱層を形成する一方、インジェクタ35を冷却する場合には、第1の電磁弁37および第2の電磁弁38を開として、温度調整用通路36内を燃料で循環させる。
上記のように構成される燃料供給装置では、エンジンが始動すると、低圧フィードポンプ11が駆動して燃料タンク10内の燃料を加圧し、低圧燃料供給管50を介して低圧燃料を高圧燃料ポンプ20に供給し、この高圧燃料ポンプ20は低圧燃料をさらに加圧し、高圧燃料供給管51を介して高圧燃料をデリバリパイプ31に供給することができ、複数のインジェクタ35は、デリバリパイプ31内の高圧燃料を、エンジンの燃焼室71に噴射することができる。このとき、ECU40は、燃圧センサ33が検出した燃料圧力に基づいて高圧燃料ポンプ20を駆動制御し、デリバリパイプ31内の燃料圧力を所定圧力に維持している。
本実施例のエンジンは、図3に示すように、吸気弁75によって、シリンダ72と吸気ポート77との間が開閉される。また、排気弁78によってシリンダ72と排気ポート79との間が開閉される。シリンダ72は、シリンダブロック74の内部に形成されており、シリンダブロック74の上部にシリンダヘッド70が結合されている。
シリンダ72の内部には、ピストン73が往復運動可能に収納されている。本実施例のエンジンは、筒内直接噴射型エンジンであり、シリンダ72に燃料噴射口を配設させたインジェクタ35がシリンダヘッド70内に配置されている。インジェクタ35は、各シリンダ72毎に一つずつ配設されている。ピストン73の上面には窪みが形成されており、インジェクタ35から噴射された燃料を吸排気弁75,78の中心に配置された点火プラグ76の近傍に集めて点火燃焼させる成層燃焼が可能となっている。
図4は、上記図1のECU40によるインジェクタ35の温度制御を説明するためのフローチャートである。上記図1のECU40によるインジェクタ35の温度制御を図4のフローチャートに従って、図5〜図9を参照しつつ説明する。ECU40は、図4のフローに示す処理を所定周期で繰り返し実行する。
同図において、ECU40は、まず、エンジン始動時であるか否かを判断する(ステップS1)。ここで、エンジン始動時とは、エンジン始動からの所定期間をいう。ECU40は、エンジン始動時の場合には(ステップS1の「Yes」)、エンジン冷却水温<閾値T1(第1の閾値)であるか否かを判定する(ステップS2)。ECU40は、エンジン冷却水温<閾値T1である場合には(ステップS2の「Yes」)、第1の電磁弁37を閉じ、第2の電磁弁38を開く(ステップS3)。これにより、温度調整用通路36内には燃料が供給されないため温度調整用通路36は空気のみとなる。インジェクタ35は、その先端部の燃焼室71に露出した部分から受熱し温度が上昇する。インジェクタ35の周りを空気の断熱層で覆っているため、エンジン冷却水温の上昇に比してインジェクタ35の温度は急峻に上昇する。従来技術では、インジェクタ周囲はエンジンヘッドに接しており、エンジンヘッド内のウオータジャケットへ向けて放熱するため、インジェクタの温度は急峻に上昇しない。
図5は、燃料温度と燃料の粒径(ザウタ平均粒径)との関係を示す図である。同図において、横軸は燃料温度、縦軸は燃料のザウタ平均粒径を示している。同図に示すように、燃料温度が上昇すると、燃料の平均粒径が小さくなり、燃料の霧化が促進される。ガソリンなどの燃料は、多成分燃料であり、様々な沸点の成分で構成されている。インジェクタ内部では高圧な状態で存在しており、各成分の飽和蒸気温度以上に加熱されて噴射されると、減圧沸騰現象により、急激に霧化が促進されることが知られている。
図6は、本実施例における、エンジン始動時のエンジン冷却水温度とインジェクタ温度の関係を示す図である。同図において、横軸はエンジン始動からの経過時間、縦軸は温度を示している。同図に示すように、インジェクタ35の温度をエンジン冷却水の温度に比して急峻に上昇させることができる。これにより、温度が上昇したインジェクタ35を介して燃料が噴射されるため、噴射される燃料温度も上昇し燃料霧化が向上する。この結果、エンジン始動時の噴射量を低減することが可能となり、未燃燃料やPM発生量(重量・粒子数)を低減することができる。
ECU40は、エンジン始動時に、エンジン冷却水温(エンジン温度)<閾値T1でなくなった場合には(ステップS2の「No」)、第1の電磁弁37を閉じ、かつ第2の電磁弁38を閉じる(ステップS4)。
一方、ECU40は、エンジン始動後の場合(ステップS1の「No」)は、エンジン冷却水温<閾値T2(第2の閾値:但し、T1<T2)であるか否かを判定する(ステップS5)。ECU40は、エンジン冷却水温<閾値T2である場合には(ステップS5の「Yes」)、第1の電磁弁37を開き、第2の電磁弁38を閉じる(ステップS6)。これにより、温度調整用通路36内に燃料が充填され、温度調整用通路36内は、デリバリパイプ31と同じ燃圧となる。
他方、ECU40は、エンジン冷却水温<T2でない場合(ステップS5の「No」)、すなわち、エンジン冷却水温がT2以上の場合には、燃料噴射量<閾値Q(第3の閾値)であるか否かを判定する(ステップS7)。ECU40は、燃料噴射量<閾値Qである場合には(ステップS7の「Yes」)、第1の電磁弁37を開く(ステップS8)。
そして、ECU40は、現在のエンジン回転数・エンジン負荷(吸入空気量)・エンジン冷却水温に基づいて、高圧燃料ポンプ20のポンプ吐出量(燃料吐出量)を制御する(ステップS9)。
具体的には、ECU40は、高圧燃料ポンプ20のポンプ吐出量をポンプ吐出量=基本ポンプ吐出量×吐出量補正値K1×吐出量補正値K2で算出することができる。図7は、吐出量補正値K1を算出するための吐出量補正値K1マップの一例を示す図である。この吐出量補正値K1マップは、ECU40のメモリに格納されている。同図に示すように、吐出量補正値K1マップには、エンジン負荷およびエンジン冷却水温を変数として、実験またはシミュレーションにより算出した好適な吐出量補正値K1=1〜MAXが段階的に登録されている。ECU40は、吐出量補正値K1マップを参照し、現在のエンジン負荷およびエンジン冷却水温に基づいて、吐出量補正値K1マップの対応する吐出量補正値K1を算出する。
図8は、吐出量補正値K2を算出するための吐出量補正値K2マップの一例を示す図である。この吐出量補正値K2マップは、ECU40のメモリに格納されている。同図に示すように、吐出量補正値K2マップには、エンジン回転数を変数として、実験またはシミュレーションにより算出した好適な吐出量補正値K2が登録されている。ECU40は、
吐出量補正値K2マップを参照し、現在のエンジン回転数に基づいて、吐出量補正値K2マップの対応する吐出量補正値K2を算出する。
つぎに、ECU40は、第2の電磁弁開度マップを参照して、現在の燃料噴射量、ポンプ吐出量および要求燃圧に基づいて、第2の電磁弁38の開度を算出し(ステップS10)、第2の電磁弁38の開度を制御する(ステップS11)。
図9は、第2の電磁弁開度マップの一例を示す図である。同図に示すように、第2の電磁弁開度マップは、ポンプ吐出量−燃料噴射量および要求燃圧を変数として、実験またはシミュレーションにより算出した好適な第2の電磁弁38の開度が段階的に登録されている。この第2の電磁弁開度マップは、ECU40のメモリに格納されている。ECU40は、第2の電磁弁開度マップを参照し、現在のポンプ吐出量と燃料噴射量の差分(現在のポンプ吐出量−燃料噴射量)および要求燃圧に基づいて、電磁弁開度マップの対応する第2の電磁弁38の開度を算出する。
このように、エンジン冷却水温が閾値T2以上で、かつ、燃料噴射量<閾値Qの場合は、インジェクタ35内部に流れる燃料の量が少ないため、燃料によるインジェクタ35の冷却効果が少なく、インジェクタ35のデポジットが生成され易くなる。このため、第1の電磁弁37を開き、かつ、第2の電磁弁38の開度制御を行うことにより、インジェクタ35周囲の温度調整用通路36から燃料タンク50に燃料が流れ、温度調整用通路36内で燃料を循環させてインジェクタ35を冷却することができる。
また、ポンプ吐出量をエンジン回転数、エンジン負荷、およびエンジン冷却水温に基づいて算出することにより、インジェクタ温度をデポジット生成温度以下に如何なる運転条件下でも制御することが可能となる。また、本制御を燃料噴射量が閾値Qより小さい場合に実行することとしたので、高圧燃料ポンプ20の余剰能力分を使うことにより、インジェクタ35周りの温度調整用通路36まで燃料が充填されるため、実質的にデリバリパイプの容積を増加でき、燃圧脈動を低減することが可能となる。
他方、ステップS7において、ECU40は、燃料噴射量<閾値Qでない場合には(ステップS7の「No」)、第1の電磁弁37を開き、かつ、第2の電磁弁38を閉じる(ステップS12)。このように、エンジン始動後には、エンジン冷却水温が閾値T2以上でかつ燃料噴射量が閾値Q以上の場合に、第1の電磁弁37を開き、かつ、第2の電磁弁38を閉じることにより、必要な燃料噴射量を確保しつつ、燃圧脈動を低減することが可能となる。すなわち、インジェクタ35内部に多くの燃料が流れるため、温度調整用通路36に燃料を循環させなくても、インジェクタデポジットが生成される温度までインジェクタ35の温度は上昇しない。
以上説明したように、本実施例によれば、高圧燃料を燃焼室に噴射する筒内噴射式エンジンの燃料供給装置において、燃料を貯留するデリバリパイプ31と、デリバリパイプ31内の燃料を噴射するインジェクタ35と、燃料を昇圧してデリバリパイプ31に供給する高圧燃料ポンプ20と、デリバリパイプ31と並列させてインジェクタ35の周囲に設けられ、その入力側が第1の電磁弁37を介してデリバリパイプ31と接続し、その排出側が第2の電磁弁38を介して、燃料タンク10に燃料を帰還させるための燃料帰還通路52に接続される温度調整用通路36と、高圧燃料ポンプ20の燃料吐出量を制御すると共に、第1の電磁弁37および第2の電磁弁38の開閉を制御して、インジェクタ35の温度を調整するECU40とを備えているので、エンジン始動時のPM発生量(質量および粒子数)を効率的に低減することが可能となる。
また、ECU40は、エンジン始動時にエンジン温度が閾値T1より小さい場合には第1の電磁弁37を閉じ、かつ、第2の電磁弁38を開いて、温度調整用通路36内の空気でインジェクタ35の温度上昇を促進させることとしたので、インジェクタ35は、その先端部の燃焼室に露出した部分から受熱して温度が上昇し、さらに、インジェクタ35の周りを温度調整用通路36内の空気の断熱層で覆っているため、エンジン冷却水温の上昇に比してインジェクタ35の温度を急峻に上昇させることが可能となる。これにより、燃料温度の上昇に伴って燃料の霧化が促進され、エンジン始動時の燃料の噴射量を低減することが可能となり、また、未燃燃料やPM発生量(重量および粒子数)を低減することが可能となる。
また、ECU40は、エンジン始動後にエンジン温度が閾値T1より大きい閾値T2以上で、かつ、インジェクタの燃料噴射量が閾値Qより小さい場合、第1の電磁弁37および第2の電磁弁38を開くこととしたので、温度調整用通路36から燃料帰還通路52を介して燃料タンク10に燃料が流れ、すなわち、温度調整用通路36内を燃料で循環させることができ、これにより、インジェクタ35を冷却することが可能となる。
また、この場合、ECU40は、高圧燃料ポンプ20の燃料吐出量をエンジン回転数、エンジン負荷、およびエンジン温度に基づいて算出し、また、要求燃圧、および燃料吐出量と燃料噴射量との差分に基づいて、第2の電磁弁38の開度を制御することとしたので、インジェクタ温度をデポジット生成温度以下に如何なる運転条件下でも制御することが可能となり、また、温度調整用通路36に燃料が充填されるため、実質的にデリバリパイプの容積を増加でき、燃圧脈動を低減することが可能となる。
また、ECU40は、エンジン始動後にエンジン温度が閾値T2(但し、T2>T1)以上で、かつ、インジェクタ35の燃料噴射量が閾値Q以上の場合に、第1の電磁弁37を開き、かつ、第2の電磁弁38を閉じることとしたので、必要な燃料噴射量を確保しつつ、燃圧脈動を低減することが可能となる。
なお、上記実施例では、車両に搭載された筒内直噴型4気筒ガソリンエンジンに適用した場合について説明した。本発明はこれに限らず、他の任意の気筒数のガソリンエンジンに適用可能である。また、ガソリンエンジンに限らず、ディーゼルエンジン等の他の内燃機関にも本発明は適用可能である。更には、本発明が適用可能なエンジンは、自動車用のエンジンに限るものでもない。
以上のように、本発明に係る燃料供給装置は、エンジン始動時に効率的にPM発生量を低減する場合に有用であり、各種エンジンに適用可能である。
本発明の一実施例に係る燃料供給装置の概略構成図である。 本実施例の温度調整用通路の横断断面図である。 本実施例の内燃機関の概略構成図である。 ECUによるインジェクタの温度制御を説明するためのフローチャートである。 燃料温度と燃料の粒径(ザウタ平均粒径)との関係を示す図である。 本実施例における、エンジン始動時のエンジン冷却水温度とインジェクタ温度の関係を示す図である。 吐出量補正値K1を算出するための吐出量補正値K1マップの一例を示す図である。 吐出量補正値K2を算出するための吐出量補正値K2マップの一例を示す図である。 第2の電磁弁開度マップの一例を示す図である。
符号の説明
10 燃料タンク
11 低圧フィードポンプ
20 高圧燃料ポンプ
23 ケーシング
24 プランジャ
25 加圧室
26 スピル弁
27 スプリング
28 ソレノイド
29 吐出弁
30 燃料噴射機構
31 デリバリパイプ(燃料貯留室)
32 リリーフ弁
33 燃圧センサ
35 インジェクタ
36 温度調整用通路
37 第1の電磁弁
38 第2の電磁弁
40 ECU(電子制御ユニット)
50 低圧燃料供給管
51 高圧燃料供給管
52 燃料帰還通路

Claims (5)

  1. 高圧燃料を燃焼室に噴射する筒内噴射式エンジンの燃料供給装置において、
    燃料を貯留する燃料貯留室と、
    前記燃料貯留室内の燃料を噴射するインジェクタと、
    燃料を昇圧して前記燃料貯留室に供給する燃料供給手段と、
    前記燃料貯留室と並列して前記インジェクタの近傍に設けられ、その入力側が第1の電磁弁を介して前記燃料貯留室と接続され、その排出側が第2の電磁弁を介して、前記燃料供給手段に燃料を帰還させるための燃料帰還通路に接続される温度調整用通路と、
    前記燃料供給手段の燃料吐出量を制御すると共に、前記第1の電磁弁および前記第2の電磁弁の開閉を制御して、前記インジェクタの温度を調整する制御手段と、
    を備えたことを特徴とする燃料供給装置。
  2. 前記制御手段は、エンジン始動時にエンジン温度が第1の閾値より小さい場合には、前記第1の電磁弁を閉じ、かつ、前記第2の電磁弁を開いて、前記温度調整用通路内の空気で前記インジェクタの温度上昇を促進させることを特徴とする請求項1に記載の燃料供給装置。
  3. 前記制御手段は、エンジン始動後にエンジン温度が第1の閾値より大きい第2の閾値以上で、かつ、前記インジェクタの燃料噴射量が第3の閾値より小さい場合には、前記第1の電磁弁および前記第2の電磁弁を開いて、前記温度調整用通路内に燃料を循環させて、前記インジェクタを冷却することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の燃料供給装置。
  4. 前記制御手段は、前記燃料供給手段の燃料吐出量をエンジン回転数、エンジン負荷、およびエンジン温度に基づいて算出し、また、要求燃圧、および燃料吐出量と燃料噴射量との差分に基づいて、前記第2の電磁弁の開度を制御することを特徴とする請求項3に記載の燃料供給装置。
  5. 前記制御手段は、エンジン始動後にエンジン温度が第1の閾値より大きい第2の閾値以上で、かつ、前記インジェクタの燃料噴射量が第3の閾値以上の場合、前記第1の電磁弁を開き、かつ、前記第2の電磁弁の閉じることを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれか1つに記載の燃料供給装置。
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