JP2010037101A - 中折り処理装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明は、用紙の通過後に一方の中折りローラが他方の中折りローラに接触した付勢状態に復帰する際の復帰速度を低減させ、両者の衝突音を抑えるとともに、両者にかかる負荷を低減することができる中折り処理装置の提供を目的とする。
【解決手段】駆動用中折りローラ61と、駆動用中折りローラに対して接近・退行する方向に移動可能で、ローラ付勢用コイルバネ62dによって駆動用中折りローラに接触し押し付けられた従動用中折りローラ62と、低減手段としてのローラ当接部材65とを備えている。ローラ当接部材65は、当接部材用コイルバネ64によって駆動用中折りローラ61と従動用中折りローラ62とに常時当接した状態にされている。
【選択図】図2

Description

本発明は、用紙を中折り処理する中折り処理装置、より詳しくは、例えば複写機、ファクシミリ装置、プリンタ等の画像形成装置等の上流側装置の下流側に配設されそれらの上流側装置によって予め所定の処理が施された用紙に対して中折り処理する中折り処理装置に関するものである。
従来から、例えば複写機、ファクシミリ装置、プリンタ等の画像形成装置等の上流側装置の下流側に配設されそれらの上流側装置によって予め所定の処理が施された用紙に対して中折り処理する中折り処理装置が知られている。この中折り処理装置として、例えば一対の中折りローラを設けるとともに、ローラ付勢手段によって一方の中折りローラが他方の中折りローラに接触した付勢状態にし、そして、それらの中折りローラの間に、上流側装置から送られてくる用紙を中折りした状態で通すことによって中折り処理するものが知られている。しかし、用紙の通過に伴って、その接触した付勢状態から他方の中折りローラと所定距離だけ離れた一方の中折りローラが用紙の通過後に、ローラ付勢手段によって上記接触した付勢状態に復帰する際に大きな衝突音が発生するとともに、一対の中折りローラに大きな負荷がかかって傷み易いという問題点がある。
又、この衝突音を軽減するものとして、例えば特許文献1に開示されたものがある。この特許文献1に開示のものは、第2の中折りローラ対としての加圧ローラ対に、エチレンープロピレンゴム等の弾性材料から形成されるゴム被覆層を形成するものである(特許文献1、段落[0077]参照)。
特許第3965941号公報
しかしながら、上記特許文献1に記載のように、加圧ローラ対にゴム被覆層を形成しても、衝突音を多少軽減できたとしても依然として大きな衝突音が発生し、しかも大きな負荷がかかってしまう。又、その際、ゴム被覆層を厚くして弾性を大きくするとそれに比例して衝突音や負荷を小さくできるが、用紙に折り目を付け難くなってしまう。
本発明は、用紙の通過後に一方の中折りローラが他方の中折りローラに接触した付勢状態に復帰する際の復帰速度を低減させ、両者の衝突音を抑えるとともに、両者にかかる負荷を低減することができる中折り処理装置の提供を目的とする。
上記課題を解決するため、本発明の請求項1は、一対の中折りローラにおける一方を他方に対して接近・退行する方向に相対移動可能、且つ、前記一方を他方に対してローラ付勢手段によって接近する方向に付勢して前記一方が他方に接触した付勢状態に配設し、それら一対の中折りローラ間に、用紙を中折り状態にして前記ローラ付勢手段の付勢力に抗して通すことにより、当該用紙を中折り処理する中折り処理装置であって、前記用紙の通過に伴って、前記接触した付勢状態から前記他方の中折りローラと離間した一方の中折りローラが用紙の通過後に、前記ローラ付勢手段によって前記接触した付勢状態に復帰する際の復帰速度を低減させる低減手段を備えていることを特徴とする中折り処理装置を提供する。
請求項2の発明は、前記低減手段は、前記一対の中折りローラの間を移動し得るようにしてそれらの中折りローラ端部に配設されるとともに、それらの中折りローラ夫々と当接する楔状のローラ当接部材と、ローラ当接部材を前記中折りローラ夫々に常時当接するように押し付ける当接部材用付勢手段とを備え、前記当接部材用付勢手段は、前記ローラ当接部材を中折りローラ夫々に押し付ける力が、前記ローラ付勢手段によって中折りローラからローラ当接部材にかかる力よりも小さくなるように構成されていることを特徴とする中折り処理装置である。
請求項3の発明は、前記低減手段は、少なくとも一方の中折りローラ端部に回転自在に保持されたカム部材と、カム部材の回転を制御するカム制御部とを備え、前記カム部材は、その外周の一部に、前記他方の中折りローラと対向して当接する当接部を備え、前記当接部は、前記一方の中折りローラが前記接触した付勢状態に復帰する前に、対向した他方の中折りローラと当接し得るように構成され、前記カム制御部は、前記中折りローラ間に用紙が入ってから通過するまでの間に、前記当接部が前記他方の中折りローラと対向するようにカム部材を回転させて他方の中折りローラと当接可能状態にするとともに、前記一方の中折りローラの前記復帰に際して他方の中折りローラと当接したカム部材を回転させるよう制御することを特徴とする中折り処理装置である。
本発明の請求項1によれば、用紙の通過に伴って付勢状態から他方の中折りローラと所定距離だけ離れた一方の中折りローラが用紙の通過後に、ローラ付勢手段によって付勢状態に復帰する際の復帰速度を低減させる低減手段を備えている。
これにより、一方の中折りローラが用紙の通過後に復帰するに際して他方の中折りローラに再接触する衝突音を抑えることができる。従って、例えば2つの中折りローラの外周を金属等の弾性を有しないものから構成して折り効率の良いものにするとともに、衝突音の小さいものにできる。又、一対の中折りローラが再接触する際の負荷を低減でき、負荷による一対の中折りローラの傷みを抑えることができる。
請求項2によれば、低減手段は、楔状のローラ当接部材と、そのローラ当接部材を中折りローラ夫々に常時当接するように押し付ける当接部材用付勢手段とを備える。又、当接部材用付勢手段は、ローラ当接部材を中折りローラ夫々に押し付ける力が、ローラ付勢手段によって中折りローラからローラ当接部材にかかる力よりも小さくなるように構成されている。
これにより、他方の中折りローラに対して所定距離だけ離れた一方の中折りローラは、ローラ付勢手段によって復帰する際、当接したローラ当接部材を押しのけながら他方の中折りローラに接近して衝突する。従って、一方の中折りローラが他方の中折りローラに対して復帰する復帰速度を、ローラ当接部材を設けない場合に比べて低減できる。
又、低減手段を、楔状のローラ当接部材と当接部材用付勢手段とによって構成するため、構成を簡素化でき、容易に低コストで製作できる。
請求項3によれば、低減手段は、少なくとも一方の中折りローラに回転自在に保持されたカム部材と、カム部材の回転を制御するカム制御部とを備え、カム部材は、その外周の一部に、前記他方の中折りローラと対向して当接する当接部を備える。又、カム制御部は、中折りローラ間に用紙が入ってから通過するまでの間に、当接部が他方の中折りローラと対向するようにカム部材を回転させるとともに、一方の中折りローラの復帰に際して他方の中折りローラに当接したカム部材を回転させるように制御する。
これにより、他方の中折りローラに対して離間した一方の中折りローラがローラ付勢手段によって接触した付勢状態に復帰する前に、まず、当接部を他方の中折りローラと対向させて当接させることができる。又、その当接したカム部材を回転させることによって、一方の中折りローラを他方の中折りローラに徐々に接近させて当てることができる。従って、一方の中折りローラが他方の中折りローラに対して復帰する復帰速度を、ローラ当接部材を設けない場合に比べて低減できる。
又、その際、カム制御部によって、カム部材の回転を制御するため、カム部材の回転速度等を調整することもできる。従って、復帰速度を調整することも可能になる。
図1は、本発明の中折り処理装置を有する画像形成装置用の後処理装置の内部構造の一実施形態を説明するための断面説明図である。
この実施形態の後処理装置10は、図1に示すように、箱形の筐体11内に、複写機等の画像形成装置19から送り込まれてくる用紙Pに対して後処理を施す各種の後処理用部材が装着されることによって構成されている。以下、本発明の中折り処理装置50の説明に先立って、この画像形成装置用の後処理装置10の概略を説明する。
筐体11内には、用紙Pにステープル処理を施す後述のステープルユニット20を収納するための収納空間が形成されている。筐体11の右側面上部には、画像形成装置19から送り込まれた用紙Pを受け入れるための用紙受入れ開口13が設けられている。
そして、この用紙受入れ開口13を介して後処理装置10内に導入された用紙Pに対し締結孔を穿孔するパンチング処理や、用紙束P1を締結するステープル処理、さらには、用紙束P1を中折りする中折り処理等が施されるようになっている。
また、筐体11の左側面にはメイントレイ14が設けられているとともに、筐体11の上面左側にはサブトレイ15が設けられている。メイントレイ14は、ステープル処理が施された用紙束P1を受けるためのものであり、図略の昇降手段の駆動で昇降可能に構成され、排出された用紙束P1の部数の増加に従い最上位の位置から順次下降されるようになっている。
サブトレイ15は、後処理装置10で後処理を施されることなく排出される用紙や、締結孔のパンチング処理だけが施された用紙Pを受けるためのものである。
また、筐体11内には、画像形成装置19から送り込まれた用紙Pを、その目的に応じて各所へ搬送する用紙搬送路Rが設けられている。この用紙搬送路Rは、入口側搬送路R1と、サブトレイ向け搬送路R2と、ステープルユニット向け搬送路R3と、メイントレイ向け搬送路R4と、ステープルトレイ向け搬送路R5と、迂回トレイ向け搬送路R6と、中折り処理装置向け搬送路R7とからなっている。
詳しくは、入口側搬送路R1は、後処理装置10の用紙受入れ開口13から左方に向けて後処理装置10の左右方向の略中央位置まで延ばされており、サブトレイ向け搬送路R2は、入口側搬送路R1の下流端から分岐してサブトレイ15に向けて延ばされている。
又、ステープルユニット向け搬送路R3は、入口側搬送路R1の下流端から分岐してステープルユニット20に向けて延ばされており、メイントレイ向け搬送路R4は、ステープルユニット20の上端からメイントレイ14に向けて延ばされている。
ステープルトレイ向け搬送路R5は、ステープルユニット向け搬送路R3の下流端から左方へ分岐して後述のステープルトレイ30に向かうように構成されており、迂回トレイ向け搬送路R6は、ステープルユニット向け搬送路R3の下流端から分岐して後述の迂回トレイ40に向かうように構成されている。
又、中折り処理装置向け搬送路R7は、後述の迂回トレイ40内を通過して中折り処理装置50に向かうように構成されている。更に詳しくは、中折り処理装置向け搬送路R7は、後述の迂回トレイ40の上下方向の略中間位置から下方に向かって延設されており、中折り処理用の用紙Pが迂回トレイ40を通過した後、当該中折り処理装置向け搬送路R7を通って中折り処理装置50に導入されるようになっている。
入口側搬送路R1の上流端には、用紙受入れ開口13からの用紙Pを受け入れる受入れローラ対131が設けられているとともに、同下流端には、用紙Pを下流側へ払い出す払出しローラ対132が設けられている。払出しローラ対132によって払い出された用紙Pは、後述の切換えガイド18の姿勢に応じてサブトレイ向け搬送路R2およびステープルユニット向け搬送路R3のいずれかに向けて払い出される。
入口側搬送路R1の上方位置には、前記パンチユニット16が設けられており、用紙受入れ開口13を介して入口側搬送路R1に導入された用紙Pは、一時停止された状態でパンチユニット16の駆動によるパンチング処理で適所に締結孔が穿設されるようになっている。
また、入口側搬送路R1の下流端には、用紙Pの搬送先をサブトレイ向け搬送路R2とステープルユニット向け搬送路R3との間で切り換える切換えガイド18が設けられており、用紙Pにステープル処理を施さない場合には、この切換えガイド18の所定の姿勢設
定によって用紙Pがサブトレイ向け搬送路R2を介してサブトレイ15に排出される。
一方、用紙Pにステープル処理を施す場合には、切換えガイド18の姿勢変更によって用紙Pがステープルユニット向け搬送路R3を介してステープルユニット20に送り込まれ、所定枚数の用紙Pが後述の後処理空間V1に貯留されて用紙束P1が形成された状態で当該用紙束P1にステープル処理が施されるようになっている。また、ステープル処理後の用紙束P1は、メイントレイ向け搬送路R4を介してメイントレイ14に排出されることになる。
なお、図1に示す例では切換えガイド18は、用紙Pをステープルユニット向け搬送路R3へ向かわせるように姿勢設定された状態が実線で示され、サブトレイ向け搬送路R2へ向かわせるように姿勢設定された状態が二点鎖線で示されている。
また、ステープルユニット向け搬送路R3の下流端には、迂回トレイ本体42の上部に臨むように設けられて用紙Pをステープルユニット20の上部へ導く導入ローラ対133が設けられている。
又、筐体11内には、画像形成装置19から送り込まれた用紙Pの所定枚数を一時的に貯留した上で、形成された用紙束P1に対して締結針によるステープル処理を施す前記ステープルユニット20が設けられている。又、このステープルユニット20の下方位置には、ステープル処理が施されることなくステープルユニット20を通過した用紙束P1に対して、その搬送方向の中央位置にステープル処理を施した上で中央位置を境に折り畳む本発明の中折り処理用の中折り処理装置50が設けられている。
ステープルユニット20は、斜めに配設されたステープルトレイ30と、このステープルトレイ30の右側の斜面に沿うように当該ステープルトレイ30に対し回転可能に付設された迂回トレイ40とを備えて構成されている。
前記ステープルトレイ30には、前後(図1の紙面に直交する方向)一対の第1フレーム板31と、これら一対の第1フレーム板31間に斜めに架設された中間トレイ本体32とを備えている。
第1フレーム板31の適所にベルト用モータ35がその駆動軸351を前後方向に向けた状態で配設されている。駆動軸351には、駆動ローラ352が装着されている。
中間トレイ本体32の上端位置および下端位置における一対の第1フレーム板31間には所定の軸がそれぞれ架設され、各軸の前後方向の中央位置に従動ローラ353がそれぞれ同心で軸支されている。これら一対の従動ローラ353に前記中間トレイ本体32を挟むようにして昇降用ベルト36が掛け回されている。
そして、前記ベルト用モータ35の駆動は、駆動ローラ352に掛け回された連絡ベルト354および下方側の従動ローラ353を介して昇降用ベルト36に伝達されるようになされている。従って、ベルト用モータ35が駆動すると、昇降用ベルト36は一対の従動ローラ353間を周回することになる。
かかる昇降用ベルト36の表面側には、後処理空間V1内の用紙束P1を受けて昇降させる用紙受け部材37が設けられている。また、中間トレイ本体32の下端部に対応した位置には用紙束P1にステープル処理を施すためのステープラー38が設けられている。
このステープラー38は、筐体11内の所定のフレームに固定され、用紙束P1が中間トレイ本体32の下端部に位置した用紙受け部材37に支持された状態で、当該用紙束P1の縁部に対してステープル処理を施すようになっている。
そして、中間トレイ本体32の下端部で用紙受け部材37によりステープル処理が施された用紙束P1は、ベルト用モータ35の駆動による駆動ローラ352および従動ローラ353を介した反時計方向へ向かう周回による用紙受け部材37の上動によって後処理空間V1内を上昇し、メイントレイ向け搬送路R4を通ってメイントレイ14へ排出されるようになっている。
用紙束P1を排出した後の用紙受け部材37は、ベルト用モータ35の駆動継続により上方の従動ローラ353を経由して中間トレイ本体32の裏側へ回り込み、中間トレイ本体32の裏側における下方の従動ローラ353の若干上方位置に設定されたホームポジションに戻される。
そして、次の用紙Pにステープル処理を施すに際し、昇降用ベルト36は、ベルト用モータ35の駆動で反時計方向に向けて周回し、下方の従動ローラ353を経由して中間トレイ本体32の表面側の所定の位置へ向かわされる。
なお、ステープルトレイ30には、後処理空間V1に導入されて用紙受け部材37に支持された用紙束P1の幅寄せを行って用紙束P1に整合処理を施す幅寄せ手段や、用紙受け部材37に受けられた用紙束P1の後端(上端)を整合する後端整合手段が設けられているが、これらについての説明は省略する。
前記迂回トレイ40は、迂回トレイ本体42と、カバープレート43と、分岐ガイド44と、押え部材45と、バルブローラ対46と、第2切換えガイド47とを備えて構成されている。
迂回トレイ本体42は、前記中間トレイ本体32との間に後処理空間V1を形成させるべく当該中間トレイ本体32と対向状態で一対の第2フレーム板41間に架設されている。カバープレート43は、迂回トレイ本体42の上面側と対向するように一対の第2フレーム板41間に架設されている。
分岐ガイド44は、ステープルユニット向け搬送路R3からの用紙Pをステープルトレイ30の後処理空間V1および迂回トレイ40の退避空間V2間で振り分けるよう構成されている。
押え部材45は、ステープルユニット向け搬送路R3からの用紙Pを分岐ガイド44へ向けて押え付ける。又、バルブローラ対46は、ステープルユニット向け搬送路R3から退避空間V2へ送り込まれた用紙Pを一時的に貯留させる一方、駆動することにより用紙Pを下方へ向けて搬送する。
第2切換えガイド47は、バルブローラ対46の直下位置に設けられ、迂回トレイ40へ導入された用紙Pの搬送先をステープルトレイ30の後処理空間V1と中折り処理装置向け搬送路R7との間で切り換える。
次に、本発明の第1実施形態の中折り処理装置50について説明する。この中折り処理装置50は、図1に示すように、筐体11におけるステープルユニット20の下方位置に装着されており、ステープル処理が施されることなくステープルユニット20を通過した用紙Pの用紙束P1に対して、その搬送方向の中央位置にステープル処理を施した上で中央位置を境にして折り畳む中折り処理を施す。
第1実施形態の中折り処理装置50は、中綴じ用ステープラー51と、一対の中折りローラ61、62と、低減手段としてのローラ当接部材65(図2に図示)と、押し型部材70と、搬出ローラ52と、庇部材53と、中折りトレイ54とを備えて構成されている。
中綴じ用ステープラー51は、中折り処理装置向け搬送路R7の中央上部に設けられており、中折り処理装置向け搬送路R7を通って中折り処理装置50に導入された用紙束P1にステープル処理を施す。
一対の中折りローラ61、62は、図2示すように、外周面に用紙押圧面60を有する右側(他方)の駆動用中折りローラ61と、外周面に用紙押圧面60を有する左側(一方)の従動用中折りローラ62とを備えている。
駆動用中折りローラ61は、ローラ軸61aを備え、そのローラ軸61aに固定ギヤ61bが固設されている。この固定ギヤ61bは、回転伝達機構(ギヤ)61cと噛合されており、その回転伝達機構61cに接続された駆動モータ61dから、その回転伝達機構61cを介して回転伝達されて駆動回転するように構成されている。
従動用中折りローラ62は、駆動用中折りローラ61のローラ軸61aとほぼ平行に配置されたローラ軸62aを備えている。このローラ軸62aは、その両端が夫々、アーム部材62bの一端に支持されている(図2では、前方側のアーム部材62bのみ現われている。)。又、このアーム部材62bは、その中間部が、筐体11(図1参照)に固定された固定軸62cに回転自在に支持(軸支)されており、これにより、アーム部材62bの一端は固定軸62cを軸にして回転する。
そして、このアーム部材62bの回転によって、従動用中折りローラ62の用紙押圧面60は、駆動用中折りローラ61の用紙押圧面60に対してほぼ水平方向に、接近・退行するように移動可能とされている。
又、このアーム部材62bの他端には、ローラ付勢手段としてのローラ付勢用コイルバネ62dが取り付けられている。このローラ付勢用コイルバネ62dによって、アーム部材62bが固定軸62cを中心に、時計回りの方向に付勢されている。そして、このローラ付勢用コイルバネ62dの付勢によって、従動用中折りローラ62が、常時駆動用中折りローラ61に接近する方向に付勢されているとともに、従動用中折りローラ62の用紙押圧面60が駆動用中折りローラ61の用紙押圧面60に接触し押し付けられた付勢状態とされている。
そして、図1に示すように両者の用紙押圧面60間にニップ部66が形成され、押し型部材70によって押し上げられた用紙束P1が通されることによって、当該用紙束P1に中折り処理が施される。
次に、ローラ当接部材65について説明する。ローラ当接部材65は、この実施形態では、上記一対の中折りローラ61、62の前後両端夫々に配設された前後一対をなす2つから構成されている。
これらのローラ当接部材65は、夫々、合成樹脂製の楔状のものから構成され、駆動用中折りローラ61と従動用中折りローラ62との夫々に当接するローラ当接面65aを備えている。尚、ローラ当接部材65の材質は、特に限定されず、例えば金属から構成することもでき、適宜変更できる。
これらのローラ当接面65aは、互いに所定の角度(この実施形態では、60°程度)をなし、互いの距離が上端側(一端側)に行くに従い漸次短くなる傾斜面から構成されている。
そして、このように構成されたローラ当接部材65は、夫々、駆動用中折りローラ61と従動用中折りローラ62との間を上下方向に移動し得るように配設されている。又、この状態で、ローラ当接部材65は、夫々、当接部材用付勢手段としての当接部材用コイルバネ64に吊り下げ支持されている。
詳しくは、ローラ当接部材65は、夫々、駆動用中折りローラ61のローラ軸61aと、従動用中折りローラ62のローラ軸62aとの間に、楔を打ち込むようにして、それらのローラ軸61a、62a夫々にローラ当接面65aが対向するように配設されている。
又、ローラ当接部材65の上端は、当接部材用コイルバネ64の下端(他端)に連結されている。この当接部材用コイルバネ64の上端(一端)は、図示しないが筐体11に連結されており、ローラ当接部材65はこの当接部材用コイルバネ64に吊り下げ支持されている。
従って、ローラ当接部材65は、この当接部材用コイルバネ64によって、従動用中折りローラ62の移動方向である左右方向(水平方向)と略直交する方向の上側に常時付勢されている。又、この当接部材用コイルバネ64による付勢力によってローラ当接部材65のローラ当接面65aが、駆動用中折りローラ61のローラ軸61a、従動用中折りローラ62のローラ軸62a夫々に当接した状態になっている。
又、この当接部材用コイルバネ64は、ローラ当接部材65を駆動用中折りローラ61及び従動用中折りローラ62に押し付ける力が、上述のローラ付勢用コイルバネ62dによって駆動用中折りローラ61及び従動用中折りローラ62からローラ当接部材65にかかる力よりも小さいものとされている。
次に、図1に戻って、押し型部材70について説明する。押し型部材70は、中折り処理装置向け搬送路R7の下部に上記一対の中折りローラ61、62に形成されるニップ部66と対向する位置に、そのニップ部66に対して接近・退行する方向に移動可能に配設されている。そして、所定のフレームに取り付けられた昇降機構56の駆動により、そのニップ部66へ向けて移動するように構成されている。
搬出ローラ52は、一対の中折りローラ61、62の下流側(上方側)に設けられており、一対の中折りローラ61、62によって形成された中折り用紙束P2を搬出する。
庇部材53は、搬出ローラ52の下流側に、所定の軸回りに揺動可能に設けられている。又、中折りトレイ54は、庇部材53を介して外部に排出された中折り処理後の中折り用紙束P2を受け得るように構成されている。
次に、この第1実施形態の中折り処理装置50の動作について説明する。まず、図1に示すように中折り処理装置向け搬送路R7を通って中折り処理装置50に導入された用紙Pは、右上から左に向かって先下がりに形成された受け板55上を滑って進行する。そして、進行方向の中央部が中綴じ用ステープラー51の直下に位置した状態で当該用紙Pを、ストッパ551によって停止させ、予め設定された所定枚数の用紙束P1が形成された状態で当該用紙束P1にステープル処理が施される。
その後、ストッパ551が左下方へ移動し、ステープル処理が完了した用紙束P1は、中央のステープル位置が一対の中折りローラ61、62のニップ部66下部に位置するように配置される。
次に、押し型部材70が、中綴じ用ステープラー51によりステープル処理が施されている部分を、昇降機構56の駆動により、受け板55に設けられた開口552から、図3に示すように、一対の中折りローラ61、62のニップ部66へ向けて押圧する。
これにより、用紙束P1は、中央部が押圧されて折り曲げられた状態で駆動用中折りローラ61の駆動でニップ部66に入るとともに、押し型部材70は、元の状態まで下がる。
用紙束P1がニップ部66に入ると、用紙束P1の厚さによって従動用中折りローラ62は、ローラ付勢用コイルバネ62d(図2参照)の付勢力に抗して駆動用中折りローラ61に退行する方向の略左側に移動する(図4参照)。
又、図4に示すように、従動用中折りローラ62が移動して、駆動用中折りローラ61のローラ軸61aと従動用中折りローラ62のローラ軸62aとの間隔が広がると、ローラ当接部材65が当接部材用コイルバネ64による付勢力によって引き上げられる。
これにより、駆動用中折りローラ61のローラ軸61a、従動用中折りローラ62のローラ軸62a夫々にローラ当接部材65のローラ当接面65aが当接した状態を維持する。
そして、図5に示すように駆動用中折りローラ61の用紙押圧面60と従動用中折りローラ62の用紙押圧面60とで用紙束P1を押圧しながら略上側に送る。
用紙束P1が駆動用中折りローラ61の用紙押圧面60と従動用中折りローラ62の用紙押圧面60との間を通過すると、従動用中折りローラ62は、ローラ付勢用コイルバネ62d(図2参照)の付勢力によって駆動用中折りローラ61側に移動して図3に示す元の状態、すなわち、従動用中折りローラ62の用紙押圧面60が駆動用中折りローラ61の用紙押圧面60に接触し押し付けられた付勢状態に復帰しようとする。
その際、ローラ当接部材65のローラ当接面65aが、駆動用中折りローラ61のローラ軸61a、従動用中折りローラ62のローラ軸62a夫々に当接しているため、従動用中折りローラ62の駆動用中折りローラ61側への移動が邪魔される。
又、当接部材用コイルバネ64によってローラ当接部材65を駆動用中折りローラ61及び従動用中折りローラ62に押し付ける力がローラ付勢用コイルバネ62dによって駆動用中折りローラ61及び従動用中折りローラ62からローラ当接部材65にかかる力よりも小さいため、ローラ当接部材65が下方側に押圧される。
これにより、駆動用中折りローラ61のローラ軸61a、従動用中折りローラ62のローラ軸62aとローラ当接部材65のローラ当接面65aとが滑りを起こしてローラ当接部材65が下方に移動する。
従って、従動用中折りローラ62は、図3に示した状態まで移動し、その用紙押圧面60が駆動用中折りローラ61の用紙押圧面60に押し当てられた付勢状態に復帰する。
その際、その従動用中折りローラ62が復帰する復帰速度は、ローラ当接部材65によって低減する。従って、従動用中折りローラ62が復帰するに際して駆動用中折りローラ61の用紙押圧面60に衝突する衝突音を小さくできる。
よって、例えば従動用中折りローラ62の用紙押圧面60と駆動用中折りローラ61の用紙押圧面60との一方又は両方を金属等の弾性を有しない材質のものから構成して用紙束P1に対する押圧力を高めた場合でも、衝突音を抑えることができ、中折りの精度を向上させることができる。
図1に戻って、駆動用中折りローラ61の用紙押圧面60と従動用中折りローラ62の用紙押圧面60とで中折り処理された中折り用紙束P2は、搬出ローラ52および庇部材53を介し中折りトレイ54へ向けて排出される。
尚、上記第1実施形態では、ローラ当接部材65を、駆動用中折りローラ61、従動用中折りローラ62夫々のローラ軸61a、62aに当接させているが、この形態のものに限らず、適宜変更できる。
例えばローラ当接部材65を、駆動用中折りローラ61、従動用中折りローラ62夫々の用紙押圧面60の両端部に当接させるようにして、用紙押圧面間を移動し得るように配設するようにしても良く、適宜変更できる。
次に、第2実施形態の中折り処理装置について説明する。この第2実施形態の中折り処理装置は、図6に示すように、先の第1実施形態のローラ当接部材65に代えて、低減手段としてのカム機構を備えている。
この実施形態のカム機構は、カム部材565と、カム部材565を回転させる駆動手段としてのカム駆動用モータ567と、カム部材565の姿勢を検知するカム姿勢検知手段(図示せず)と、カム部材565の回転を制御するカム制御部570とを備えている。
カム部材565は、所定厚さのほぼリング状に形成されている。又、カム部材565は、その外周に、従動用中折りローラ62に当接する当接部565bと、当接しない非当接部565aとを備えている。
この実施形態では、当接部565bは、従動用中折りローラ62の軸方向の端部に固設されたリング状のカム当接部材566の外周に当接するように構成されている。尚、この実施形態のカム当接部材566は、従動用中折りローラ62の用紙押圧面60よりもやや小さい径のものから構成されている。
又、この実施形態における当接部565bは、図9に示すように先端頂部565cと、その先端頂部565cと非当接部565aとを接続した傾斜面565dとを備えている。
そして、このカム部材565は、駆動用中折りローラ61のローラ軸61aに回転自在に保持されている。
そして、このカム部材565が上記ローラ軸61aに取り付けられた状態で、カム部材565の非当接部565aは、そのローラ軸61aの回転中心となる中心軸Oからの距離がその中心軸Oから駆動用中折りローラ61の用紙押圧面60までの距離よりも小さく、従動用中折りローラ62のカム当接部材566の外周に当接することがないように構成されている。
一方、上記状態で、当接部565bにおける上記中心軸Oから先端頂部565cまでの距離は、その中心軸Oから駆動用中折りローラ61の用紙押圧面60までの距離よりも大きい。又、上記中心軸Oから傾斜面565dまでの距離は、先端頂部565cから非当接部565aにかけて漸次小さくなっている。
又、この実施形態では、図11に示すように当接部565bにおける上記中心軸Oから先端頂部565cまでの距離L1は、従動用中折りローラ62の用紙押圧面60と駆動用中折りローラ61の用紙押圧面60との間に用紙束P1が入って用紙押圧面同士が用紙束P1の厚さ分に相当する所定距離L2だけ離れた状態で、上記中心軸Oから従動用中折りローラ62に設けたカム当接部材566の外周までの距離と同じかやや小さい程度に設定されている。
すなわち、上記距離L1は、用紙押圧面同士が所定距離L2だけ離れた状態で、先端頂部565cが従動用中折りローラ62のカム当接部材566と対向してほぼ当接する程度とされている。
尚、上記距離L1は、この形態のものに限らず、上記所定距離L2だけ離れた状態における上記中心軸Oからカム当接部材566の外周までの距離と同じか又は小さく、且つ、従動用中折りローラ62の用紙押圧面60と駆動用中折りローラ61の用紙押圧面60とが当接した状態における上記中心軸Oからカム当接部材566の外周までの距離よりも大きければ良く、適宜変更できる。
又、この実施形態のカム部材565の回転トルクは、ローラ付勢用コイルバネ62dの付勢力によって従動用中折りローラ62からカム部材565にかかる押圧力よりも大きくなるように設定されている。
尚、このカム部材565の回転トルクは、この形態のものに限らず、適宜変更できる。例えばカム部材565の回転トルクを、上記押圧力よりも小さくし、トルクリミッタによりカム当接部材566の外周を滑るようにしても良い。
又、カム姿勢検知手段は、この実施形態では、赤外線センサからなる第1姿勢検出センサ及び第2姿勢検出センサを備えている。第1姿勢検出センサは、カム部材565の先端頂部565cが従動用中折りローラ62側寄りの下方位置に(図9に示す位置)にくると、それを検出するように構成されている。
第2姿勢検出センサは、カム部材565の先端頂部565cが駆動用中折りローラ61のカム当接部材566と対向して当接する当接位置(図11に示す位置)にくると、それを検出するように構成されている。
カム制御部570は、図7に示すように、用紙束入判定部571と、設定時間経過判定部572と、送信部573とを備えている。
用紙束入判定部571は、駆動用中折りローラ61と従動用中折りローラ62との用紙押圧面60間に、用紙束P1が入ったか否かを判定する。この実施形態では、カム制御部570に備えられた用紙束を検出する検出手段としての検出センサ575(図6に図示)による用紙束P1の検出に基づいて判定する。
詳しくは、カム制御部570は、赤外線センサから構成された検出センサ575を備えている。この検出センサ575は、駆動用中折りローラ61と従動用中折りローラ62との用紙押圧面60間から上方側に所定量だけ出てきた用紙束P1の先端を検出する。
そして、その用紙束P1の先端を検出した場合に、カム制御部570は、駆動用中折りローラ61と従動用中折りローラ62との用紙押圧面60間に用紙束P1が入ったとの判定をする。
又、この用紙束入判定部571によって用紙束P1が用紙押圧面60間に入ったとの判定をした場合に、カム制御部570は、カム部材565の当接部565bの先端頂部565cが駆動用中折りローラ61のカム当接部材566と対向して当接する当接位置(図11に示す位置)にカム部材565を回転させる旨のカム当接位置回転開始信号を生成する。
尚、この用紙束入判定部571の判定は、用紙束P1の先端の検出に基づいて判定するものに限らず、適宜変更できる。例えば従動用中折りローラ62の移動を検出する検出センサを設け、用紙押圧面60間に用紙束P1が入ることに伴い駆動用中折りローラ61と退行する方向への従動用中折りローラ62の移動をその検出センサによって検出し、その検出に基づいて判定するようにしても良い。
設定時間経過判定部572は、上記用紙束入判定部571によって用紙束P1が入ったとの判定をしてから設定時間が経過したか否かを判定する。この設定時間は、この実施形態では、所定の用紙束P1の長さ及び駆動用中折りローラ61の回転数に基づいて、用紙束入判定部571によって従動用中折りローラ62と駆動用中折りローラ61との間に用紙束P1が入ったとの判定をしてからほぼ通過する時間とされている。
又、この設定時間経過判定部572によって設定時間が経過したとの判定をした場合に、カム制御部570は、当接したカム部材565の当接部565bがカム当接部材566と当接しない位置まで回転させて退避させる旨のカム退避開始信号を生成する。
カム制御部570の送信部573は、例えば上記生成したカム当接位置回転開始信号及びカム退避開始信号をカム駆動用モータ567に送信する。
また、カム制御部570は、図示しないが、記録装置であるメモリ、CPU、表示部、入力装置であるボタンキー、通信インターフェース等を備えている。そして、上記CPUは、図7の用紙束入判定部571、設定時間経過判定部572、送信部573として機能する。その他は、第1実施形態と同構成を採っている。
次に、この第2実施形態の動作について説明する。駆動用中折りローラ61と従動用中折りローラ62との用紙押圧面60間に用紙束P1が入る直前におけるカム部材565の当接部565bは、図9に示すように従動用中折りローラ62側寄りの下方位置に配設されている。尚、この状態で、駆動用中折りローラ61は、一定の回転数で図6、図9の時計方向に回転しているが、カム部材565は、回転せずにその状態を維持している。
この状態から、カム制御部570は、駆動用中折りローラ61と従動用中折りローラ62との用紙押圧面60間に用紙束P1が入ったか否かを判定する(図8、ステップS1)。
ステップS1において、未だ用紙束P1が入っていないとの判定をした場合は、カム制御部570は、制御を戻し、用紙束P1が入ってくるのを待つ。一方、用紙束P1が入ったとの判定をした場合は、カム当接位置回転開始信号を生成し、カム駆動用モータ567に送信する。
例えば、図10に示すように、上記用紙押圧面60間から上方側に用紙束P1の先端が所定量だけ出ると、検出センサ575がそれを検出する。そして、その検出により、カム制御部570は、駆動用中折りローラ61と従動用中折りローラ62との用紙押圧面60間に用紙束P1が入ったとの判定をし、カム当接位置回転開始信号を生成する。
受信したカム駆動用モータ567は、カム部材565の先端頂部565cが駆動用中折りローラ61のカム当接部材566と対向して当接する当接位置まで回転させる(図8、ステップS2)。
そして、カム部材565の先端頂部565cが上記当接位置までくると、第2姿勢検出センサがそれを検出し、カム制御部570は、カム駆動用モータ567の作動を一時的に止める。
尚、駆動用中折りローラ61と従動用中折りローラ62との用紙押圧面60間に用紙束P1が入ると、図10に示すように、従動用中折りローラ62は、ローラ付勢用コイルバネ62d(図6参照)の付勢力に抗して駆動用中折りローラ61と退行する方向の左側に、用紙束P1の略厚さ分だけ移動する。従って、従動用中折りローラ62の用紙押圧面60は、駆動用中折りローラ61の用紙押圧面60とは、その用紙束P1の略厚さ分に相当する距離L2だけ離れた状態になる。
その後、カム制御部570は、上記用紙押圧面60間に用紙束P1が入ったとの判定をしてから設定時間が経過したか否かを判定する(図8、ステップS3)。
上記ステップS3において、設定時間が経過していないとの判定をした場合、カム制御部570は、制御を戻し、設定時間が経過するのを待つ。一方、設定時間が経過したとの判定をした場合、カム制御部570は、カム退避開始信号を生成し、カム駆動用モータ567に送信する。
この設定時間が経過した状態では、用紙押圧面60間を用紙束P1が通過し、その通過に伴って、従動用中折りローラ62は、ローラ付勢用コイルバネ62dの付勢力によって、駆動用中折りローラ61と接近する方向の右側に移動しようとする。
その際、カム当接部材566とカム部材565の先端頂部565cとが当接しているため、従動用中折りローラ62は、図9に示す元の接触した付勢状態に復帰するのがカム部材565によって邪魔される。
次に、カム退避開始信号を受信したカム駆動用モータ567は、図12に示すようにカム部材565を時計方向に回転させ、カム部材565における当接部565bの傾斜面565cがカム当接部材566と当接しながら時計方向に回転する。
その際、カム部材565の回転トルクがローラ付勢用コイルバネ62dの付勢力によって従動用中折りローラ62からカム部材565にかかる押圧力よりも大きいため、カム部材565が上記押圧力によって強制的に回るようなことがない。
そして、カム部材565の回転に際して、従動用中折りローラ62が徐々に駆動用中折りローラ61に接近する。更にカム部材565が回転し、その当接部565bの傾斜面565cのカム当接部材566への当接が解除した状態に退避するとともに、従動用中折りローラ62の用紙押圧面60が駆動用中折りローラ61の用紙押圧面60に押し当てられた図9に示す元の接触した付勢状態に復帰する。
従って、従動用中折りローラ62の復帰速度は、カム部材565を設けない場合に比べて遅くなり、従動用中折りローラ62の用紙押圧面60が駆動用中折りローラ61の用紙押圧面60に衝突する際の衝突音が小さいものになる。
そして、カム部材565が1回転し、当接部565bが従動用中折りローラ62側寄りの図9に示す下方位置までくると、第1姿勢検出センサがそれを検出し、その検出に基づいてカム制御部570は、カム駆動用モータ567の作動を止める。これにより、カム部材565の回転は停止し、待機状態になる(図8、ステップS4)。
尚、この第2実施形態では、カム部材565に、カム駆動用モータ567を回転伝達可能に接続し、このカム駆動用モータ567の作動をカム制御部570によって制御することにより、カム部材565を、駆動用中折りローラ61のローラ軸61aの回転と無関係に回転制御するようにしているが、この形態のものに限らず、適宜変更できる。
例えばカム部材565と駆動用中折りローラ61のローラ軸61aとを、クラッチ装置によって、回転伝達可能状態から回転伝達不能状態に切り替え可能に接続するようにし、このクラッチ装置をカム制御部によって制御するようにしても良い。
又、カム駆動用モータを設ける場合は、カム部材565を、駆動用中折りローラ61に代えて、従動用中折りローラ62に保持させるようにしても良い。また、カム部材565を、2つから構成し、従動用中折りローラ62と駆動用中折りローラ61とに夫々、保持されるようにして、各カム部材565の回転に際して当接部同士が当接するようにしても良い。
更に、カム制御部570は、カム制御部570によって、用紙束P1が一対の中折りローラ61、62間に入ってから通過するまでの間の適宜な時期にカム部材565を回転開始させるよう制御しても良く、適宜変更できる。例えば用紙束P1が一対の中折りローラ61、62間を通過する直前に、カム部材565を回転開始させるようにしても良い。
又、上記第2実施形態では、カム部材565の当接部565bを、駆動用中折りローラ61の用紙押圧面60から外周に突出するようにしているが、カム部材565の回転に際して当接部565bがカム当接部材566に当接し、且つ、非当接部565aがカム当接部材566に当接しない形態のものであれば良く、適宜変更できる。
また、上記第2実施形態では、カム部材565をカム当接部材566に当接させるようにしているが、この形態のものに限らず、例えばカム当接部材566を設けずに、従動用中折りローラ62の用紙押圧面60の端部に当てるようにしても良く、適宜変更できる。
又、上記第2実施形態におけるカム制御部570は、カム部材565のみを制御する専用のものでも良いが、後処理装置10に設けた他の制御部を兼用させるようにしても良い。又、検出センサ575についても、駆動用中折りローラ61と従動用中折りローラ62との用紙押圧面60間から出てきた用紙束P1の先端を検出する専用のものでも良いが、後処理装置10に設けた他の検出センサを兼用させるようにしても良い。
又、上記第1実施形態及び第2実施形態では、ローラ当接部材、カム部材を、夫々、一対の中折りローラ61、62の軸方向の両端に配設しているが、例えば軸方向の一端にのみ配設しても良く、適宜変更できる。
また、本発明の中折り処理装置は、複写機等の画像形成装置19から送り込まれてくる用紙Pに対して後処理を施す後処理装置10の一部として用いられる形態のものに限らず、適宜変更できる。
例えば本発明の中折り処理装置を、画像形成装置19と無関係に用い、あるいは、画像形成装置19に本発明の中折り処理装置を単独で付設するようにして使用することもできる。更に、画像形成装置19に付設する場合、画像形成装置19は、例えば複写機、プリンター、ファクシミリ、或いはこれらの複合機等でも良く、適宜変更使用できる。
本発明の中折り処理装置を有する画像形成装置用の後処理装置の概略説明図である。 第1実施形態の中折り処理装置の要部の斜視図である。 一対の中折りローラの間に用紙束を押し型部材によって押し入れる際の説明図である。 一対の中折りローラの間に用紙束が入った状態の説明図である。 用紙束が一対の中折りローラの間を通過する際の説明図である。 第2実施形態の中折り処理装置の要部の斜視図である。 カム制御部のブロック図である。 第2実施形態の動作を説明するためのフローチャートである。 第2実施形態における一対の中折りローラの間に用紙束を押し型部材によって押し入れる際の説明図である。 第2実施形態における一対の中折りローラの間に用紙束が入った状態の説明図である。 用紙束が一対の中折りローラの間を通過する際の説明図である。 用紙束が通過した直後における一対の中折りローラの状態を示す説明図である。
符号の説明
50 中折り処理装置
61 駆動用中折りローラ
62 従動用中折りローラ
62d ローラ付勢用コイルバネ(ローラ付勢手段)
64 当接部材用コイルバネ(当接部材用付勢手段)
65 ローラ当接部材
65a ローラ当接面
565 カム部材
565b 当接部

Claims (3)

  1. 一対の中折りローラにおける一方を他方に対して接近・退行する方向に相対移動可能、且つ、前記一方を他方に対してローラ付勢手段によって接近する方向に付勢して前記一方が他方に接触した付勢状態に配設し、それら一対の中折りローラ間に、用紙を中折り状態にして前記ローラ付勢手段の付勢力に抗して通すことにより、当該用紙を中折り処理する中折り処理装置であって、
    前記用紙の通過に伴って、前記接触した付勢状態から前記他方の中折りローラと離間した一方の中折りローラが用紙の通過後に、前記ローラ付勢手段によって前記接触した付勢状態に復帰する際の復帰速度を低減させる低減手段を備えていることを特徴とする中折り処理装置。
  2. 前記低減手段は、前記一対の中折りローラの間を移動し得るようにしてそれらの中折りローラ端部に配設されるとともに、それらの中折りローラ夫々と当接する楔状のローラ当接部材と、ローラ当接部材を前記中折りローラ夫々に常時当接するように押し付ける当接部材用付勢手段とを備え、
    前記当接部材用付勢手段は、前記ローラ当接部材を中折りローラ夫々に押し付ける力が、前記ローラ付勢手段によって中折りローラからローラ当接部材にかかる力よりも小さくなるように構成されていることを特徴とする請求項1記載の中折り処理装置。
  3. 前記低減手段は、少なくとも一方の中折りローラ端部に回転自在に保持されたカム部材と、カム部材の回転を制御するカム制御部とを備え、
    前記カム部材は、その外周の一部に、前記他方の中折りローラと対向して当接する当接部を備え、
    前記当接部は、前記一方の中折りローラが前記接触した付勢状態に復帰する前に、対向した他方の中折りローラと当接し得るように構成され、
    前記カム制御部は、前記中折りローラ間に用紙が入ってから通過するまでの間に、前記当接部が前記他方の中折りローラと対向するようにカム部材を回転させて他方の中折りローラと当接可能状態にするとともに、前記一方の中折りローラの前記復帰に際して他方の中折りローラと当接したカム部材を回転させるよう制御することを特徴とする請求項1記載の中折り処理装置。
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