JP2010036279A - 平行開閉チャック - Google Patents
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Abstract
【課題】フィンガーがスライド部材と爪とからなる平行開閉チャックにおいて、スライド部材に対し爪の取付け再現性が高いチャック構造の提供を課題とする。
【解決手段】2個のフィンガー13a,13bを水平方向で背反往復駆動する平行開閉チャック11であり、フィンガーはスライド部材17a,17bとこれにねじ止めされる爪14a,14bとからなる。スライド部材17a,17bはねじ用貫通孔41とスリット39を有する。スリット39は上端が閉じ下方が開放されている。爪14a,14bはねじ孔43と前記スリット39の間隔にほぼ等しい幅の突部40を側方へ突出させて有する。スライド部材17a,17bのスリット39に下方の開放箇所から爪14a,14bの突部40を係合させてねじ止めすることによりスライド部材17a,17bに爪14a,14bを固定してある。
【選択図】図5
【解決手段】2個のフィンガー13a,13bを水平方向で背反往復駆動する平行開閉チャック11であり、フィンガーはスライド部材17a,17bとこれにねじ止めされる爪14a,14bとからなる。スライド部材17a,17bはねじ用貫通孔41とスリット39を有する。スリット39は上端が閉じ下方が開放されている。爪14a,14bはねじ孔43と前記スリット39の間隔にほぼ等しい幅の突部40を側方へ突出させて有する。スライド部材17a,17bのスリット39に下方の開放箇所から爪14a,14bの突部40を係合させてねじ止めすることによりスライド部材17a,17bに爪14a,14bを固定してある。
【選択図】図5
Description
この発明は、自動組立機等において、ワークの供給や移動のためにワークを把持(外径把持、内径把持)する平行開閉チャックに関する。
図1は、平行開閉チャック1(単動型のノーマルクローズタイプ)における駆動機構の一例を示したものであり、駆動機構は、チャック本体2のシリンダー部分に嵌挿する第1のピストン5と、このピストンを元位置に戻す戻しばね6、戻しばね6の下端を受けるカラーを兼用した第2のピストン7及びこれと一体に形成されている二股の押圧レバー8a,8b、アクションレバー9a,9bなどからなる。
シリンダー室10にエア圧が供給されて第1のピストン5が下方へ移動し、戻しばね6が圧縮されるとともに、そのロッド部分が第2のピストン7と押圧レバー8a,8bを貫通し、その先端でアクションレバー9a,9bの内側を押圧する。このため、フィンガー3a,3bは、左右方向に背反移動して爪4a,4b間が拡開する。
シリンダー室10にエア圧が供給されて第1のピストン5が下方へ移動し、戻しばね6が圧縮されるとともに、そのロッド部分が第2のピストン7と押圧レバー8a,8bを貫通し、その先端でアクションレバー9a,9bの内側を押圧する。このため、フィンガー3a,3bは、左右方向に背反移動して爪4a,4b間が拡開する。
ワークの両側に爪4a,4bを配置しエア圧を抜くと、戻しばね6で第1のピストン5は上方へ移動してもと位置にもどり、同時に押圧レバー8a,8bでアクションレバー9a,9bの外側が押圧され、フィンガー3a,3bが閉じ、爪4a,4bでワークを外側から把持する(外径把持)。
前記において爪4a,4bが拡開するときにワークを内側から把持する内径把持の機構とすることもできる。
前記において爪4a,4bが拡開するときにワークを内側から把持する内径把持の機構とすることもできる。
ところで、このような平行開閉チャックにおいて、フィンガーはチャック本体に対して左右方向にスライドするスライド部材とワークを把持する爪とからなるが、スライド部材に対する爪の取り付け位置はほとんど一定であり、取り付け位置を変換できるものは見出せない。特許文献1は、本願出願人によるものであり、スライド部材と爪を分離し、爪の位置や姿勢を変換して、把持の対象とするワークの種類や大きさに対処したり、あるいは、チャックの機能を外径把持から内径把持に変更できるようにしたりしている。
平行開閉チャックにおいて、フィンガーがスライド部材とこれから分離した爪とからなる場合、スライド部材に対する爪の固定はねじあるいはねじと接着に拠っていた。しかし、1個の爪を複数個のねじで固定するとしても、ねじにはわずかであるが隙間があるため、爪を交換したり位置を変えたりすると、スライド部材に対する爪の位置や姿勢がずれてしまうことがある。その程度は0.2〜0.3mm程度であるが、結果として、爪取付けの再現性が悪い。このため、爪の位置調整に手間を要したり、不十分な調整でワークを破損したりしてしまう危険がある。
以上から、この発明は、フィンガーがスライド部材とこれから分離した爪とからなる平行開閉チャックにおいて、スライド部材に対し爪の取付け再現性が高いチャック構造の提供を課題とする。
以上から、この発明は、フィンガーがスライド部材とこれから分離した爪とからなる平行開閉チャックにおいて、スライド部材に対し爪の取付け再現性が高いチャック構造の提供を課題とする。
チャック本体にピストンを設け、その上下運動によってチャック本体にガイドされた2個のフィンガーを水平方向で背反往復駆動する平行開閉チャックとする。
それぞれのフィンガーはスライド部材とこれにねじ止めされる爪とからなる。
スライド部材はねじ用貫通孔とスリットを有する。スリットは上端が閉じ下方が開放されている。
爪はねじ孔と前記スリットの間隔にほぼ等しい幅の突部を側方へ突出させて有する。
スライド部材のスリットに下方の開放箇所から爪の突部を係合させてねじ止めすることによりスライド部材に爪を固定してある。
突部をスリットに係合させる際に、係合と同時に突部をスリットの上端に当接させることもある。
それぞれのフィンガーはスライド部材とこれにねじ止めされる爪とからなる。
スライド部材はねじ用貫通孔とスリットを有する。スリットは上端が閉じ下方が開放されている。
爪はねじ孔と前記スリットの間隔にほぼ等しい幅の突部を側方へ突出させて有する。
スライド部材のスリットに下方の開放箇所から爪の突部を係合させてねじ止めすることによりスライド部材に爪を固定してある。
突部をスリットに係合させる際に、係合と同時に突部をスリットの上端に当接させることもある。
スリットと突部の係合により、スライド部材に対する爪の左右位置及び上下位置が定まり、この状態をねじで固定することにより、爪の交換を繰り返してもスライド部材に対する爪の取付け再現性が高い。
この場合、スリットの上端に突部が衝突することでスライド部材に対する爪の上下位置を定めるので、スライド部材の下辺に爪の突部を衝突させて位置決めする場合に比べ、スリットの上端までの長さ(深さ)分だけ、爪の上下寸法を小さくできる。この結果、爪がワークを把持したときに爪に作用する偶力が小さくなり、チャック本体とスライド部材との接触箇所におけるかじりの原因が減少する。
爪に設ける突部がスリットの上下方向に長い寸法であると、突部が広い範囲でスリットの壁に接するので、爪がワークを把持したとき、正面視において爪が左右方向に倒れる傾向となるのを防止でき、把持状態が正確で確実なものとなる。
図2以下図6は実施例1である。この平行開閉チャック11は、単動型であり、チャック本体12と、フィンガー13a,13b、ピストン15及び戻しばね16を有し、フィンガー13a,13bはそれぞれスライド部材17a,17bと爪14a,14bとからなっている。従来の単動型(図1)に見られる第2のピストン7はなく、戻しばね16の下端はカラー37(図3,4)で受けている。
チャック本体12は上部をシリンダー室18とし、下部を二股に分割して対向面(内面)が平行な前壁19と後壁20に形成してある(図4)。フィンガー13a,13bのスライド部材17a,17bは矩形をした平板であり(図5)、前記前壁19と後壁20の間に配置される(図3)。それぞれのスライド部材17a,17bは中央上部にほぼ45°に傾斜した長孔である駆動用溝21a,21bとその両側にガイド用の長孔22a,22bと23a,23bを備え、下部両側に左爪取付け部24a,24bと右爪取付け部25a,25bを備えている。前後のスライド部材に17a,17bに設けた駆動用溝21a,21bは、正面から見ると傾斜の向きが対称となっている。
シリンダー室18は上ポート26とサイドポート27を有する。上ポート26は制御弁を通じてポンプにつながり、サイドポート27はこの実施形態では閉じてある。シリンダー室18に収められたピストン15は下部のロッド相当部分28を前壁19と後壁20の間まで延ばしており、下端部に駆動ローラー用ピン29を前後方向に有している。駆動ローラー用ピン29の両端には駆動ローラー30を回転自在に有している。
さらに、前壁19と後壁20との間には左右に間隔をとって、2本の支軸31,32が嵌合固定されており、これらにガイドローラー33a,33bと34a,34bが回転自在に取り付けられると共に、支軸31,32のそれぞれに前後2個のスリーブ35が支軸31,32の軸線方向にスライド可能に嵌合され、前後のスリーブ35間にプリロードばね36が装着されている。
戻しばね16は、ピストン15の下面側と下方のカラー37との間に装填され、カラー37は環形である。
なお、図6において符号38は摺動ガイドプレートであって、スライド部材17a,17bと前後壁19,20の内面との摺動摩擦を減じるために用いられている。
戻しばね16は、ピストン15の下面側と下方のカラー37との間に装填され、カラー37は環形である。
なお、図6において符号38は摺動ガイドプレートであって、スライド部材17a,17bと前後壁19,20の内面との摺動摩擦を減じるために用いられている。
そして、スライド部材17a,17bはさらにスリット39(図5)を有し、爪14a,14bはこのスリット39に係合する突部40を備える。
スリット39は、スライド部材17aにおける左右の爪取付け部24a,25aの、それぞれ2つのねじ用貫通孔41,41の間に配置されている。スリット39は、上端が閉じ下方が開放されており、スライド部材17a,17bの下辺側から上方に立ち上がっている。この実施例では左右のスリット39で長さをそろえてある。スライド部材17bについても同じである。
スリット39は、スライド部材17aにおける左右の爪取付け部24a,25aの、それぞれ2つのねじ用貫通孔41,41の間に配置されている。スリット39は、上端が閉じ下方が開放されており、スライド部材17a,17bの下辺側から上方に立ち上がっている。この実施例では左右のスリット39で長さをそろえてある。スライド部材17bについても同じである。
爪14aにおける突部40は、水平な段部42aから上方へ突出した立上がり部42bの側面に側方へ突出して形成されており、位置としては、立上がり部42bに形成された2つのねじ孔43の間であって、上端がねじ孔43よりも上方となるようにされている。
これらの突部40はスリット39の幅(左右方向寸法)に合わせた幅とスリット39の長さにほぼ等しい長さを備える。
この構成は、他方の爪14bについても同じである。
これらの突部40はスリット39の幅(左右方向寸法)に合わせた幅とスリット39の長さにほぼ等しい長さを備える。
この構成は、他方の爪14bについても同じである。
平行開閉チャックは次のように組み立てられる。
ピストン15のロッド相当部分28に下方から戻しばね16を嵌挿し、ついでカラー37を嵌挿する。これらをチャック本体12に装着する。
2枚のスライド部材17a,17bをチャック本体12の下部、前後の壁19,20間に配置し、その上辺を前記のカラー37に当てて戻しばね16を圧縮しながら押し上げ、スライド部材17a,17bの駆動用溝21a,21bの位置をロッド相当部分28の下部に設けた駆動ローラー用ピン29の取付け孔にあわせる。そして、駆動ローラー用ピン29をロッド相当部分28の下部へ前後方向に挿通し、スライド部材17a,17bの駆動用溝21a,21bとロッド相当部分28に貫通させ、その両端に駆動ローラー30,30を回転可能に取り付けて、駆動用溝21a,21bに配置する。
ピストン15のロッド相当部分28に下方から戻しばね16を嵌挿し、ついでカラー37を嵌挿する。これらをチャック本体12に装着する。
2枚のスライド部材17a,17bをチャック本体12の下部、前後の壁19,20間に配置し、その上辺を前記のカラー37に当てて戻しばね16を圧縮しながら押し上げ、スライド部材17a,17bの駆動用溝21a,21bの位置をロッド相当部分28の下部に設けた駆動ローラー用ピン29の取付け孔にあわせる。そして、駆動ローラー用ピン29をロッド相当部分28の下部へ前後方向に挿通し、スライド部材17a,17bの駆動用溝21a,21bとロッド相当部分28に貫通させ、その両端に駆動ローラー30,30を回転可能に取り付けて、駆動用溝21a,21bに配置する。
ついで、前後のスライド部材17a,17b間に前後のスリーブ35とプリロードばね36を配置して、スライド部材17aのガイド用長孔23a,23bから支軸31,32を前後方向に貫通させ、その両端にガイドローラー33a,33bと34a,34bを回転可能に取り付ける。これにより、前後のスライド部材17a,17bはチャック本体12に支持されると共に、プリロードばね36によって前壁19と後壁20の内面に付勢される。スライド部材17a,17bがチャック本体に支持されると、同時にカラー37もスライド部材17a,17bを介してチャック本体12に支持されることとなる。
スライド部材17aの左取付け部24aに左の爪14aを取り付ける。取付けは立上がり部42bの突部40をスライド部材17aの下方からスリット39に嵌め、爪14aを押し上げるようにし立上がり部42bをスライド部材17aの内面(スライド部材17bと対向する面)に当て付ける。ついで、ねじ用貫通孔41にねじ孔43をあわせて、これにねじ44をねじ込んで固定する。
爪14aは、突部40がスリット39に嵌合することでスライド部材17aに対して左右方向の位置が正確に定められ、突部40がスリット39の上端に当接することによりスライド部材17aに対する上下の位置が正確に定まる。
爪14bをスライド部材17bに取り付けるときも同じである。この実施例において爪4aと爪14bは図2のように正面から見て左右対称に取り付けられる。
爪14bをスライド部材17bに取り付けるときも同じである。この実施例において爪4aと爪14bは図2のように正面から見て左右対称に取り付けられる。
図2の状態はシリンダー室18からエア圧が抜かれたニュートラル状態であり、ピストン15が戻しばね16によって上方に移動しており、このため駆動ローラー30によってスライド部材17a,17bが左右方向に開いた位置にあり、爪14a,14bも開いている。
シリンダー室18にエア圧が供給されてピストン15が下方に移動すると駆動ローラー30が駆動用溝21a,21bの下辺を押し、スライド部材17a,17bが近接する方向に移動して爪14a,14bが閉じ方向に移動する。このときワークを外側から把持(外径把持)する。
シリンダー室18にエア圧が供給されてピストン15が下方に移動すると駆動ローラー30が駆動用溝21a,21bの下辺を押し、スライド部材17a,17bが近接する方向に移動して爪14a,14bが閉じ方向に移動する。このときワークを外側から把持(外径把持)する。
なお、ワークを内側から把持(内径把持)する構造とするには、爪14aをスライド部材17aの爪取付け部25aに、取付け爪14bをスライド部材17bの爪取付け部24bに取り付ける。外径把持の場合と同じスライド部材17a,17bの背反移動により、爪14aと爪14bが近接するのとは逆に、この場合は、爪14aと爪14bが離れる方向に移動してワークを内側から把持する。
図7(イ)(ロ)は実施例2における爪14a,14bの構成を示したものである。爪14aに形成する前記の突部40が断面円形の短いピン45とされている。ピン45の直径はスリット39の間隔寸法にほぼ等しくしてある。(イ)ではピン45が上下に2本とされ、(ロ)では上方の1本だけである。爪14bについても同じ構成である。
図8(イ)(ロ)実施例3における爪14a,14bの構成を示したものである。これらの爪14a,14bでは、立上がり部42bがスライド部材17a,17bの左右寸法に延長されて、爪取付け部24a,25aあるいは爪取付け部24b、25bに対応した左右位置に突部40とねじ孔43が設けられている。すなわち、実施例3はスライド部材17a,17bが備えた左右の爪取付け部24a,25aあるいは爪取付け部24b、25bの双方を利用して1個の爪を固定するもので、爪14a,14bをさらに確実にスライド部材17a,17bへ固定することができる。
図8において(イ)と(ロ)とでは、爪14a,14bが閉じたときの間隔が異なる。
図8において(イ)と(ロ)とでは、爪14a,14bが閉じたときの間隔が異なる。
この作動において、爪14a,14bの突部40はスリット39に嵌合してその長さ方向に長く広い範囲でスリット39の壁と接触しているので、爪14a,14bが左右方向に傾くことが防止される。
また、爪14a,14bのスライド部材17a、17bに対する上下位置は突部40の上端の位置で定まるので、図9のように、爪14a,14bに設けた段部やピンをスライド部材17aの下辺に当接させることにより上下位置を定めている構成(A)に比べて、本願発明の構成(B)は、駆動ローラー30から爪14a,14bとワークとの接触位置までの寸法(オーバーラップ)を小さく(a−b)、チャック本体12とスライド部材17a,17bが接触する箇所のかじり現象を低減することができる。従来例(C)と対比するとオーバーラップの減少(c−b)は、より明確である。
また、爪14a,14bのスライド部材17a、17bに対する上下位置は突部40の上端の位置で定まるので、図9のように、爪14a,14bに設けた段部やピンをスライド部材17aの下辺に当接させることにより上下位置を定めている構成(A)に比べて、本願発明の構成(B)は、駆動ローラー30から爪14a,14bとワークとの接触位置までの寸法(オーバーラップ)を小さく(a−b)、チャック本体12とスライド部材17a,17bが接触する箇所のかじり現象を低減することができる。従来例(C)と対比するとオーバーラップの減少(c−b)は、より明確である。
以上の実施例は、突部40がスリット39の上端に当接する構成であるが、爪14a,14bの上下位置をこれらの段部42aがスライド部材17a,17bの下辺へ当接することで定められる場合には、突部40がスリット39の上端に当接していなくてもよい。この場合においても、爪14a,14bの左右方向位置は突部40とスリット39との係合により正確に定められる。
1 平行開閉チャック
2 チャック本体
3a,3b フィンガー
4a,4b 爪
5 第1のピストン
6 戻しばね
7 第2のピストン
8a,8b 押圧レバー
9a,9b アクションレバー
10 シリンダー室
11 平行開閉チャック
12 チャック本体
13a,13b フィンガー
14a,14b 爪
15 ピストン
16 戻しばね
17a,17b スライド部材
18 シリンダー室
19 前壁
20 後壁
21a,21b 駆動用溝
22a,22b ガイド用の長孔
23a,23b ガイド用の長孔
24a,24b 左爪取付け部
25a,25b 右爪取付け部
26 上ポート
27 サイドポート
28 ロッド相当部分
29 駆動ローラー用ピン
30 駆動ローラー
31 支軸
32 支軸
33a,33b ガイドローラー
34a,34b ガイドローラー
35 スリーブ
36 プリロードばね
37 カラー
38 摺動ガイドプレート
39 スリット
40 突部
41 貫通孔
42a 段部
42b 立上がり部
43 ねじ孔
44 ねじ
45 ピン
46 ピン(従来例)
2 チャック本体
3a,3b フィンガー
4a,4b 爪
5 第1のピストン
6 戻しばね
7 第2のピストン
8a,8b 押圧レバー
9a,9b アクションレバー
10 シリンダー室
11 平行開閉チャック
12 チャック本体
13a,13b フィンガー
14a,14b 爪
15 ピストン
16 戻しばね
17a,17b スライド部材
18 シリンダー室
19 前壁
20 後壁
21a,21b 駆動用溝
22a,22b ガイド用の長孔
23a,23b ガイド用の長孔
24a,24b 左爪取付け部
25a,25b 右爪取付け部
26 上ポート
27 サイドポート
28 ロッド相当部分
29 駆動ローラー用ピン
30 駆動ローラー
31 支軸
32 支軸
33a,33b ガイドローラー
34a,34b ガイドローラー
35 スリーブ
36 プリロードばね
37 カラー
38 摺動ガイドプレート
39 スリット
40 突部
41 貫通孔
42a 段部
42b 立上がり部
43 ねじ孔
44 ねじ
45 ピン
46 ピン(従来例)
Claims (4)
- チャック本体にピストンを設け、その上下運動によってチャック本体にガイドされた2個のフィンガーを水平方向で背反往復駆動する平行開閉チャックであって、それぞれのフィンガーはスライド部材とこれにねじ止めされる爪とからなり、スライド部材はねじ用貫通孔と上端が閉じ下方が開放されたスリットを有し、爪はねじ孔と前記スリットの間隔にほぼ等しい幅の突部を側方へ突出させて有し、スライド部材に対して爪を前記スリットに下方の開放箇所から突部を係合させてねじ止めしてあることを特徴とした平行開閉チャック。
- 突部は、幅寸法よりもスリットの長手方向寸法の方が大きいものであることを特徴とした請求項1に記載の平行開閉チャック。
- 突部は、スリットの間隔寸法にほぼ等しい直径のピンであることを特徴とした請求項1に記載の平行開閉チャック。
- スライド部材はおのおのチャック本体の左右にわたる寸法のものであり、それぞれに前記のスリットと突部を左側と右側に対象に備えていることを特徴とした請求項1〜3のいずれかひとつに記載の平行開閉チャック。
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JP2008199808A JP2010036279A (ja) | 2008-08-01 | 2008-08-01 | 平行開閉チャック |
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- 2008-08-01 JP JP2008199808A patent/JP2010036279A/ja active Pending
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