JP2010034762A - チューナブル受信装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】チューナICを構成する各ブロックを簡素化して、チューナIC及び受信装置の小型化を図ること。
【解決手段】チューナブルアンテナ1は、可変容量手段(バラクタダイオード)15により共振周波数を可変とする。チューナIC2は、チューナブルアンテナ1で受信した信号を電圧制御発信器(VCO)4の信号を用いて周波数変換し所望の選局を行う。ここで、VCO4を制御するVCO制御信号101を用いてチューナブルアンテナ1のバラクタダイオード15の容量値を変化させ、チューナブルアンテナ1の共振周波数をVCO4の発振周波数に追従させる。
【選択図】図1
【解決手段】チューナブルアンテナ1は、可変容量手段(バラクタダイオード)15により共振周波数を可変とする。チューナIC2は、チューナブルアンテナ1で受信した信号を電圧制御発信器(VCO)4の信号を用いて周波数変換し所望の選局を行う。ここで、VCO4を制御するVCO制御信号101を用いてチューナブルアンテナ1のバラクタダイオード15の容量値を変化させ、チューナブルアンテナ1の共振周波数をVCO4の発振周波数に追従させる。
【選択図】図1
Description
本発明は、小型の携帯端末などで地上波デジタルテレビ放送などの放送波を受信するのに好適なチューナブル受信装置に関するものである。
携帯電話やPDAといった小型の携帯端末では多数のアンテナを備えることができないので、地上デジタルテレビ放送など広い周波数範囲の電波を効率よく受信するために、広帯域に対応できるアンテナが必要となる。そのための技術として、特許文献1には、伝送線路と可変容量手段から構成され、その可変容量手段により共振周波数を制御することで狭帯域で且つ広帯域にわたり受信感度が高いアンテナ(以下、チューナブルアンテナと呼ぶ)が開示されている。
またこのチューナブルアンテナを使用したものとして、特許文献2には、受信感度信号を処理して可変容量手段を制御し、受信感度が最適となるよう可変容量手段が自動制御される周波数自動補正機能付きチューナブル受信装置が開示されている。
近年、ワンセグ受信可能な携帯電話に代表されるように、小型の携帯端末にて地上デジタル放送などを受信できるようになっている。その際受信用チューナICには、小型の端末機器に内蔵させるためにさらなる小型化が要請されている。しかしながら、チューナICを構成する各ブロックをそのままの構成で小型化するのではおのずと限界があり、何らかの構成の簡素化を図らねばならない。
前記した特許文献2の受信装置では、アンテナを制御をするための制御部とチューナを制御するための制御部とは個別に設けてあり、小型化のために改善の余地が残る。
さらに携帯端末では、2本以上のアンテナを用いて効率的な受信を行うダイバーシティ受信が採用される場合がある。その際、各々のアンテナには異なる特性が求められる。通常は、同じ特性の複数のアンテナを所定距離をおいて配置することで、各々のアンテナに空間的な特性の違いを持たせている。しかし、小型機器においては複数のアンテナを距離を隔てて配置することは困難であるため、ダイバーシティ受信を効果的に実現するのは難しいという問題があった。
本発明の目的は、チューナICを構成する各ブロックを簡素化して、チューナIC及び受信装置の小型化を図ることにある。
本発明のチューナブル受信装置は、放送波を受信する際、可変容量手段により共振周波数を可変とするチューナブルアンテナと、チューナブルアンテナで受信した信号を電圧制御発信器(VCO)の信号を用いて周波数変換し所望の選局を行うチューナ部と、チューナ部で選局された信号の復調を行う復調部とを備え、電圧制御発信器の発振周波数を制御するためのVCO制御信号を用いてチューナブルアンテナの可変容量手段の容量値を変化させ、チューナブルアンテナの共振周波数を電圧制御発信器の発振周波数に追従するように制御する。
ここに前記可変容量手段としてバラクタダイオードまたはMOSアレイを用いるとともに、前記VCO制御信号から可変容量手段を制御する制御信号に変換する変換器を備える。
また前記チューナブルアンテナを複数個備え、受信状況に応じてチューナブルアンテナを選択またはチューナブルアンテナからの信号を合成して使用するものであって、前記変換器は、前記VCO制御信号をもとに各チューナブルアンテナに対し異なる制御信号を供給する。
本発明によれば、チューナブルアンテナとVCOの制御系統を共通化し、チューナICひいては受信装置を小型化する効果がある。
以下、本発明の実施形態を図面を用いて説明する。
図1は、本発明によるチューナブル受信装置の一実施例(実施例1)を示す構成図である。
本実施例のチューナブル受信装置は、携帯端末に搭載して例えば地上デジタル放送を受信可能とするもので、チューナブルアンテナ1と選局を行うチューナIC2と選局された信号の復調を行う復調IC3を備える。チューナブルアンテナ1は制御信号により共振周波数(同調周波数)を可変とするもので、チューナIC2は局部発振器を用いて直接ベースバンド信号に変換するダイレクトコンバージョン方式を用いている。
本実施例のチューナブル受信装置は、携帯端末に搭載して例えば地上デジタル放送を受信可能とするもので、チューナブルアンテナ1と選局を行うチューナIC2と選局された信号の復調を行う復調IC3を備える。チューナブルアンテナ1は制御信号により共振周波数(同調周波数)を可変とするもので、チューナIC2は局部発振器を用いて直接ベースバンド信号に変換するダイレクトコンバージョン方式を用いている。
チューナブルアンテナ1により受信された信号は、帯域外信号抑制用フィルタ17を通じチューナIC2へと送られる。チューナIC2は、受信信号を増幅するLNA(Low Noise Amplifier)21、周波数変換のための一対のミキサ22a,22b、一対の増幅器23a,23b、不要信号除去のための一対のローパスフィルタ(LPF)24a,24bを有する。また、局部発振器である電圧制御発振器(VCO)4と、VCO4からの出力信号の位相をπ/2シフトさせる位相シフト器25、VCO4の発振周波数を安定させるPLL26を有する。VCO4は、制御部27から送られるVCO制御信号101に基づき出力する発振周波数を変化させる。
さらに、制御部27からのVCO制御信号101(デジタルデータ)をアナログ信号(アナログ電圧)に変換するDA変換器28を有し、変換したアナログ信号をチューナブルアンテナ1の制御信号102として送る。その際、後述するように変換条件を非線形に設定するために、DA変換器28の前に8to3エンコーダ29を挿入しても良い。このように、チューナブルアンテナ1の制御信号をチューナIC2のVCO制御信号101と共用し、単一の制御部27で制御する構成としている。
復調IC3は、チューナIC2から出力された信号をAD変換する一対のAD変換器31a,31b、復調を行う復調器32を有し、復調後の信号は図示しない映像・音声デコーダなどへ送り、映像・音声信号を出力する。また復調IC3にはチャンネル情報出力部33を有し、ユーザからの操作入力に従い受信すべきチャンネル情報100をチューナIC2の制御部27へ送る。なお、チューナIC2と復調IC3は、ICではなく個別部品によって構成しても良い。
図2は、チューナブルアンテナ1の構成の一例を示す図である。チューナブルアンテナ1は、受信信号を得るための信号端子11、アンテナ素子12、ローディングコイル13、キャパシタ14、アンテナの共振周波数を可変とするための可変容量手段である可変容量ダイオード(バラクタダイオード)15、チューナIC2からの制御信号102を印加するための制御端子16を有する。例えば、制御端子16に約1〜2.4Vの電圧を印加することでバラクタダイオード15の容量値を変化させ、その共振周波数を地上デジタル放送の帯域内(470〜770MHz)で遷移させることができる。なお、可変容量手段であるバラクタダイオード15については、図3の符号42に示すMOSアレイで置き換えることもできる。ただし、MOSアレイの場合ではアンテナ制御信号にデジタル信号を用いる。
図3は、電圧制御発振器(VCO)4の構成の一例を示す図である。VCO4はその発振回路として、VCO制御信号入力端子41、MOSアレイ42、インダクタ43、トランジスタ44、電流源45、信号出力端子50を有する。また、PLL26からの制御電圧印加端子46、バラクタダイオード47、キャパシタ48、抵抗49を有する。
MOSアレイ42には、入力端子41を介して制御部27からのVCO制御信号(デジタルデータ)101を印加する。制御信号に従ってMOSアレイ42のトータルの静電容量が変化し、インダクタ43との共振周波数(すなわち発振周波数)を段階的に変えることができる。また、出力信号の発振周波数の変動分をPLL26にて検出してその制御信号を入力端子46に印加し、バラクタダイオード47の容量を調整することで発振周波数を安定化させる。
本実施例のチューナブル受信装置の動作について詳細に説明する。
復調IC3のチャンネル情報出力部33はチューナIC2の制御部27へ受信チャンネル選局情報100を送る。制御部27はVCO4へ、受信チャンネルに対応した周波数で発振を行うための制御信号101として、例えば8bitのデジタルデータ(バイナリデータ)を送る。ダイレクトコンバージョン方式では、VCO4の発振周波数が受信周波数とほぼ同一になるようにデジタルデータを設定する。このデジタルデータは、図3に示すVCO4内のMOSアレイ42の各bitに対応する入力端子41に印加され、VCO4は入力されたデジタルデータに対応した周波数で発振する。
復調IC3のチャンネル情報出力部33はチューナIC2の制御部27へ受信チャンネル選局情報100を送る。制御部27はVCO4へ、受信チャンネルに対応した周波数で発振を行うための制御信号101として、例えば8bitのデジタルデータ(バイナリデータ)を送る。ダイレクトコンバージョン方式では、VCO4の発振周波数が受信周波数とほぼ同一になるようにデジタルデータを設定する。このデジタルデータは、図3に示すVCO4内のMOSアレイ42の各bitに対応する入力端子41に印加され、VCO4は入力されたデジタルデータに対応した周波数で発振する。
このデジタルデータ101は受信チャンネルの周波数に対応した値であり、言い換えれば、チューナブルアンテナ1にて受信すべき周波数帯を示す情報でもある。このことから、例えばデジタルデータ8bit中の上位3bitを切り出して刻みの粗い周波数情報とし、これをDA変換器28で変換すると、アンテナにて受信すべき周波数帯に対応した電圧を生成することができる。本実施例では、この変換した電圧をアンテナ制御信号102として使用する。
図4は、DA変換器28にて変換したアンテナ制御電圧の一例を示す図である。横軸に3bitのデジタルデータ(バイナリデータ)を、縦軸に変換後のアンテナ制御電圧Vaを示す。図に示すように、アンテナ制御電圧Vaは、選局チャンネルに対応するビット数、つまり受信周波数の値が大きくなるほど増加していく。
図5は、アンテナ制御電圧に対するチューナブルアンテナ1の受信特性の一例を示す図である。制御端子16に印加するアンテナ制御電圧Vaをパラメータに、チューナブルアンテナ1の電圧定在波比(VSWR)の変化を示したものである。VSWR値はアンテナの受信効率を示し、値が小さいほど受信効率は良くなる。図より、アンテナ制御電圧Vaが増加すると、VSWRの最小点周波数(すなわち同調周波数)fantは周波数軸上でf1、f2、・・・と高い周波数側へ遷移する。これより、低い周波数の電波を受信するときは制御電圧Vaを低く、高い周波数の電波を受信するときは制御電圧Vaを高く設定すれば良い。
本実施例では上記の関係を利用し、VCO制御用デジタルデータ101を制御電圧Vaに変換し、チューナブルアンテナ1の受信効率を選局チャンネルに合わせて最適に制御するものである。その際制御電圧Vaの値は、チューナブルアンテナ1の回路定数に合わせて設定しなければならないが、デジタルデータを単純にDA変換して制御電圧Vaを生成しただけではチューナブルアンテナ1の特性に合致しない場合がある。そのような場合には、例えば8to3エンコーダ29を用いて非線形に変換し、チューナブルアンテナ1の特性に合致した制御電圧Vaを生成して供給するのが良い。
図6は、VCO制御用デジタルデータ101に対する、VCO発振周波数fvcoとチューナブルアンテナの同調周波数fantの関係の一例を示す図である。VCO発振周波数fvcoは、VCO制御用デジタルデータ(8bit)の値に従い増加する。一方チューナブルアンテナには、VCO制御用デジタルデータを8to3エンコーダ29にて非線形変換した3bitの信号を供給する。その結果、チューナブルアンテナの同調周波数(VSWRが最小になる周波数)fantを、対応するVCO発振周波数fvcoに追従して変化させることができる。
以上のように本実施例のチューナブル受信装置によれば、チューナブルアンテナの制御とVCOの制御を同一の制御部にて生成した共通の制御データで行うことにより、チューナICひいては受信装置を小型化する効果がある。
図7は、本発明によるチューナブル受信装置の他の実施例(実施例2)を示す構成図である。本実施例では、前記実施例1におけるチューナブルアンテナを複数個備え、ダイバーシティ受信を行う場合である。以下、その構成を説明するが、実施例1と共通する部分については説明を省略する。
チューナブル受信装置は、複数個(ここでは2個)のチューナブルアンテナ1a,1bと、使用するチューナブルアンテナを選択するためのスイッチ18を有し、選択したアンテナからの受信信号をチューナIC2と復調IC3へ送る。チューナIC2では、制御部27からのVCO制御信号101をアナログ電圧に変換する2つのDA変換器28a,28bを有し、変換したアナログ電圧102a,102bをそれぞれチューナブルアンテナ1a,1bへ供給する。復調IC3では、2個のチューナブルアンテナ1a,1bを選択するためのアンテナ選択部34を有する。アンテナ選択部34は、例えば復調部32から取得した受信信号のエラーレートの情報をもとに受信品質の良いアンテナを判定し、アンテナ選択信号103をスイッチ18に送る。
本実施例のチューナブル受信装置の動作について説明する。実施例1と同様に、制御部27は受信チャンネルに対応したVCO制御信号(8bitデジタルデータ)101をVCO4とDA変換器28a,28bに送る。ここでDA変換器28a,28bは、入力されたデジタルデータを異なるアナログ電圧102a,102bに変換してチューナブルアンテナ1a,1bに供給する。その結果、2つのチューナブルアンテナ1a,1bの受信特性(同調周波数)に差異を作り出し、ダイバーシティ受信を行うことができる。なお、実施例1に記載したように、DA変換器28a,28bの前に、非線形変換を行う2つの8to3エンコーダを挿入しても良い。
以上のように本実施例によれば、実施例1の効果に加え、特性が等しい2個のチューナブルアンテナに対し異なる制御電圧を供給することで受信特性をずらし、受信品質の良い信号を選択することでダイバーシティ受信を行うことができる。その際、2個のチューナブルアンテナを近接して配置することが許されるので、携帯端末のような小型機器においてダイバーシティ受信を効果的に実現することができる。
なお、チューナブルアンテナ1を2個以上の複数個設置しても良い。また、アンテナ選択部34をチューナIC2内に設け、受信信号強度を基にアンテナの選択を行っても良い。さらに、ダイバーシティ受信の方法は、複数のアンテナからの信号を合成する方法でも良い。
図8と図9は、本発明によるチューナブル受信装置の他の実施例(実施例3)を示す構成図である。本実施例では、前記実施例1の構成におけるチューナブルアンテナの可変容量手段を、チューナICに移動し内蔵させたものである。
図8は、チューナIC2内にアンテナの可変容量手段であるバラクタダイオード15cを内蔵した構成である。このバラクタダイオード15cは、図2のチューナブルアンテナ1のバラクタダイオード15を移設させたものであり、チューナIC2内においてアンテナ1cの同調周波数の制御を行う。アンテナ制御信号102は、実施例1と同様に、制御部27からのVCO制御信号(デジタルデータ)101の上位3bitをDA変換したアナログ電圧102、あるいは8to3エンコーダを使って非線形変換した3bitをDA変換したものを用いる。
また図9は、チューナIC2内にアンテナの可変容量手段としてMOSアレイ19を内蔵した構成である。このMOSアレイ19も同様に、チューナIC2内においてアンテナ1dの同調周波数の制御を行う。MOSアレイ19は入力されるデジタルデータに応じて容量が変化するため、チューナIC内ではDA変換器が不要になる。なお、MOSアレイ19への入力データは、制御部27からのVCO制御信号(デジタルデータ)101をそのまま用いてもよいし、あるいはこれを8to8エンコーダで非線形変換した8bitの値を用いても良い。
本実施例の構成によれば、アンテナ回路基板にバラクタダイオードやMOSアレイのチップ部品を設置する場合に比べ、これらをチューナICに内蔵することでアンテナ基板の配線構造が簡素化する。よって実施例1の効果に加え、受信装置全体の小型化を図ることができる。
図10は、本発明によるチューナブル受信装置の他の実施例(実施例4)であり、これを構成するチューナIC2の外観図を示す。本実施例では、前記実施例3の構成において、チューナブルアンテナとチューナICとを一体に形成した構造である。
チューナIC2は、ICの表面上にはアンテナ素子61を形成し、IC底面にはチューナICからの端子62を形成し、両者を貫通ビア63を通じて接続する。すなわち、アンテナ制御信号およびアンテナ入力信号は、貫通ビア63を通じてIC端子62とアンテナ素子61の間で伝送される。この構成により、チューナブルアンテナを一体化したチューナICを実現することができる。なお、アンテナ素子61から貫通ビアを通じて接続される先は、ICパッケージ内にあるICチップ本体のアンテナ制御信号パターンでもよい。
アンテナのサイズは受信周波数が高いほど小型化できるので有利となるが、その一例を説明する。例えば、2.4GHz帯の信号を受信する場合、アンテナ素子の長さは約12mmとなる。このアンテナ素子をIC基板上に「コ」の字型に形成すれば1辺が4mm程度のサイズとなり、IC基板上に形成可能な大きさとなる。
本実施例によれば、チューナブルアンテナをチューナIC上に一体化して形成することにより、外部アンテナやアンテナへの基板パターンを不要とし、チューナICひいては受信装置の大幅な小型化を図ることができる。
1…チューナブルアンテナ
2…チューナIC
3…復調IC
4…電圧制御発振器(VCO)
12…アンテナ素子
15…バラクタダイオード
19…MOSアレイ
22…ミキサ
23…増幅器
25…位相シフト器
26…PLL
27…制御部
28…DA変換器
29…8to3エンコーダ
32…復調器
33…チャンネル情報出力部
34…アンテナ選択部
42…MOSアレイ
61…アンテナ素子
100…チャンネル選局情報
101…VCO制御信号
102…アンテナ制御信号。
2…チューナIC
3…復調IC
4…電圧制御発振器(VCO)
12…アンテナ素子
15…バラクタダイオード
19…MOSアレイ
22…ミキサ
23…増幅器
25…位相シフト器
26…PLL
27…制御部
28…DA変換器
29…8to3エンコーダ
32…復調器
33…チャンネル情報出力部
34…アンテナ選択部
42…MOSアレイ
61…アンテナ素子
100…チャンネル選局情報
101…VCO制御信号
102…アンテナ制御信号。
Claims (5)
- 放送波を受信する際、可変容量手段により共振周波数を可変とするチューナブルアンテナと、
該チューナブルアンテナで受信した信号を電圧制御発信器(VCO)の信号を用いて周波数変換し所望の選局を行うチューナ部と、
該チューナ部で選局された信号の復調を行う復調部とを備え、
上記電圧制御発信器の発振周波数を制御するためのVCO制御信号を用いて上記チューナブルアンテナの上記可変容量手段の容量値を変化させ、該チューナブルアンテナの共振周波数を上記電圧制御発信器の発振周波数に追従するように制御することを特徴とするチューナブル受信装置。 - 請求項1に記載のチューナブル受信装置において、
前記可変容量手段としてバラクタダイオードまたはMOSアレイを用いるとともに、
前記VCO制御信号から前記可変容量手段を制御する制御信号に変換する変換器を備えることを特徴とするチューナブル受信装置。 - 請求項2に記載のチューナブル受信装置において、
前記チューナブルアンテナを複数個備え、受信状況に応じて該チューナブルアンテナを選択または該チューナブルアンテナからの信号を合成して使用するものであって、
前記変換器は、前記VCO制御信号をもとに各チューナブルアンテナに対し異なる制御信号を供給することを特徴とするチューナブル受信装置。 - 請求項2または3に記載のチューナブル受信装置において、
前記チューナ部及び前記復調部をICにて構成し、
前記バラクタダイオードまたは前記MOSアレイを上記チューナ部のICに内蔵することを特徴とするチューナブル受信装置。 - 請求項4に記載のチューナブル受信装置において、
前記チューナブルアンテナのアンテナ素子を前記チューナ部のIC上に一体化して形成することを特徴とするチューナブル受信装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2008193441A JP2010034762A (ja) | 2008-07-28 | 2008-07-28 | チューナブル受信装置 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2008193441A JP2010034762A (ja) | 2008-07-28 | 2008-07-28 | チューナブル受信装置 |
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Publication Number | Publication Date |
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JP2008193441A Pending JP2010034762A (ja) | 2008-07-28 | 2008-07-28 | チューナブル受信装置 |
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