JP2010033718A - 電磁継電器 - Google Patents

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Abstract

【課題】カードの溶融を抑制して、カードの駆動エネルギーの増大化を抑制することができる電磁継電器を提供する。
【解決手段】常開接点30aに間隔をあけて可動接点31aを対向配置し、この可動接点31aを可動接点板31に片持ち状に設置する。電磁石部1により作動するアーマチュア16に連動したカード2の押圧部22で、可動接点板31を押圧して可動接点31aを常開接点30aに接触させる。カード2に可動接点板31に形成したガイド孔31cに挿通する挿入部23を突設する。ガイド孔31cを、可動接点板31の可動接点31aを設置した一般面31Gに垂直な方向で、可動接点31aに対して間隔をあけて配置する。
【選択図】図9

Description

本発明は、電磁継電器に関し、特に、可動接点を支持した可動接点板をアーマチュアに連動したカードで押圧するようにした電磁継電器に関する。
従来の電磁継電器(電磁式リレー)は、信号入力により電磁石部が励磁されることにより、常開位置にある可動接点が固定接点に接触するようになっている。具体的には、片持ち状態で設けた可動接点板に可動接点を設けて、可動接点を固定接点に対して間隔をあけて対向配置し、アーマチュアを介して電磁石部により駆動されるカードによって可動接点板を押圧することにより、可動接点を固定接点に押し付けるようになっている。
このとき、可動接点板を押圧するカードの押圧部となる先端部に挿入部(突出部)を設けて、その挿入部を可動接点板に形成したガイド孔(貫通穴)に摺動自在に挿通してある(例えば、特許文献1参照)。このカードは、例えば樹脂で形成されている。
このような従来の電磁継電器は、カードの先端部に設けた挿入部を可動接点板のガイド孔に挿通することにより、カードの押圧位置がずれることなく安定的に可動接点板を押圧することができる。
実開平2−1377386号公報
しかしながら、このような従来の電磁継電器では、ガイド孔が可動接点板において可動接点と同一平面上に配置されているため、可動接点と固定接点とが離間した状態で可動接点が通電されて可動接点からアーク放電が発生した場合、アーク熱やアーク蒸気が可動接点とガイド孔との間の空間を介してガイド孔に到達しやすく、ガイド孔の周面が加熱されやすい。このため、ガイド孔を摺動するカードの挿入部の表面が溶融してカードの摺動抵抗が大きくなり、その摺動抵抗に抗してカードを駆動させるためにカードの駆動エネルギーを大きくする必要があるという問題がある。
そこで、本発明は、カードの溶融を抑制して、カードの駆動エネルギーの増大化を抑制することができる電磁継電器を提供することを目的とする。
本発明の第1の態様は、電磁石部と、前記電磁石部に駆動されて往復動するアーマチュアと、固定接点と、前記固定接点に間隔をあけて対向配置される可動接点と、ガイド孔を有して片持ち状態で設けられ、前記可動接点を設置した可動接点板と、前記ガイド孔に摺動可能に挿通される挿入部を有して往復動可能に設けられ、前記アーマチュアによって駆動されて前記可動接点板を押圧して撓ませ、前記可動接点を前記固定接点に接触させるカードと、を備える電磁継電器において、前記ガイド孔を、前記可動接点板の前記可動接点を設置した設置面に垂直な方向で、当該可動接点に対して間隔をあけて配置したことを特徴とする。
本発明の第2の態様は、前記第1の態様の電磁継電器において、前記ガイド孔を、前記可動接点板の前記固定接点の配置側に設けたことを特徴とする。
本発明の第3の態様は、前記第2の態様の電磁継電器において、前記可動接点板の自由端部側の片側角部を下方かつ前記固定接点の配置側に切り起こすとともに、当該切り起こし部の先端部を前記可動接点板の一般面に沿うようにして可動接点板の自由端部配置方向に折曲し、その折曲した先端部を前記ガイド孔の形成部としたことを特徴とする。
本発明の第4の態様は、前記第2の態様の電磁継電器において、前記可動接点板の自由端部側の片側角部を前記固定接点の配置側に折曲し、当該折曲部の先端部を前記可動接点板の一般面に沿うようにして折曲した方向に対して外方に折曲し、その折曲した先端部を前記ガイド孔の形成部としたことを特徴とする。
本発明の第5の態様は、前記第2の態様の電磁継電器において、前記可動接点板の自由端部側の片側角部を他側角部方向かつ前記固定接点の配置側に切り起こすとともに、当該切り起こし部の先端部を前記可動接点板の一般面に沿うようにして前記片側角部方向に折曲し、その折曲した先端部を前記ガイド孔の形成部としたことを特徴とする。
本発明の第6の態様は、前記第1の態様の電磁継電器において、前記ガイド孔を、前記可動接点板の前記固定接点の配置側とは反対側に設けたことを特徴とする。
本発明の第7の態様は、前記第6の態様の電磁継電器において、前記可動接点板の自由端部側の片側角部を、可動接点板を片持ち支持した基部方向かつ前記固定接点の配置側とは反対側に切り起こすとともに、当該切り起こし部の先端部を前記可動接点板の一般面に沿うようにして可動接点板の自由端部配置方向に折曲し、その折曲した先端部を前記ガイド孔の形成部としたことを特徴とする。
本発明の第8の態様は、前記第6の態様の電磁継電器において、前記可動接点板の自由端部側の片側角部を他側角部方向かつ前記固定接点の配置側とは反対側に切り起こすとともに、当該切り起こし部の先端部を前記可動接点板の一般面に沿うようにして前記片側角部方向に折曲し、その折曲した先端部を前記ガイド孔の形成部としたことを特徴とする。
本発明の第9の態様は、前記第6の態様の電磁継電器において、前記可動接点板の自由端部側の片側角部の自由端辺から延設した延設部を、前記固定接点の配置側とは反対側に折曲するとともに、当該延設部の先端部を前記可動接点板の一般面に沿うようにして可動接点板を片持ち支持した基部方向に折曲し、その折曲した先端部を前記ガイド孔の形成部としたことを特徴とする。
本発明の第10の態様は、前記第6の態様の電磁継電器において、前記可動接点板の自由端部側の片側角部の側辺から延設した延設部を、前記固定接点の配置側とは反対側に折曲するとともに、当該延設部の先端部を前記可動接点板の一般面に沿うようにして他側角部方向に折曲し、その折曲した先端部を前記ガイド孔の形成部としたことを特徴とする。
本発明の第11の態様は、前記第1〜第10の態様のいずれか1つの電磁継電器において、前記挿入部を金属で形成したことを特徴とする。
本発明によれば、可動接点板に形成されてカードの挿入部を挿通するガイド孔を、可動接点板の前記可動接点を設置した設置面に垂直な方向で、当該可動接点に対して間隔をあけて配置したので、ガイド孔を可動接点からより遠くに配置することができ、可動接点によるアーク放電が発生した場合にも、アーク放電のアーク熱やアーク蒸気がガイド孔に到達するのを抑制できる。よって、ガイド孔を摺動するカードの挿入部の表面が溶融することを抑制して、カードの摺動抵抗が大きくなることを抑制できるので、カードの駆動エネルギーの増大化を抑制することができる。
以下、本発明の実施形態について図面を参照しつつ詳細に説明する。
(第1実施形態)
図1〜図11は、本発明の第1実施形態を示し、図1は、電磁継電器を(a)の電磁石部とボディとを分解した状態と、(b)の電磁石部をボディに組み付けた状態と、で示す要部斜視図、図2は、電磁継電器を(a)の正面断面図と、(b)の平面図と、(c)の(a)中II−II線に沿った断面図と、(d)の底面図と、で示す説明図、図3は、電磁継電器の背面断面図、図4は、図2(a)中IV−IV線に沿った断面図、図5は電磁継電器を(a)の常閉接点板の取付部分と、(b)の常開接点板の取付部分と、で示す要部断面図、図6は、電磁継電器の内部を示す分解斜視図、図7は、電磁継電器をカバーを取り外した状態で示す斜視図、図8は、電磁継電器の外観斜視図である。図9は、電磁継電器の接点部を示す背面図、図10は、可動接点板とカードとの位置関係を示す斜視図、図11は、可動接点板の要部斜視図である。
図1〜図8に示すように、第1実施形態の電磁継電器Rは、電磁石部1と、この電磁石部1により作動するアーマチュア16と、後述する接点部3と、アーマチュア16に連動し、そのアーマチュア16の作動で可動接点板31を押圧して撓ませ、可動接点31aを固定接点としての常開接点30aに接触させる合成樹脂製のカード2と、を備えて概ね構成してある。
接点部3は、図9にも示すように、固定接点としての常開接点30aと、この常開接点30aに対向配置され常時は所定間隔をもって開状態となる可動接点31aと、この可動接点31aを挟んで常開接点30aの反対側に配置され、常時は可動接点31aと閉状態となる常閉接点32aと、を備えて構成してある。
常開接点30aは、導電材料から形成された常開接点板30の一端側に固定的に設けてあり、また、可動接点31aは、片持ち状態で設けられてばね力をもって撓み変形可能な可動接点板31に設けてあり、更に、常閉接点32aは、導電材料から形成された常閉接点板32の一端側に設けてある。
上述した電磁石部1、アーマチュア16、接点部3およびカード2などの内部構造部は、それぞれ合成樹脂で形成したボディ4とカバー5で形成した外郭内部に収納される。
ボディ4は、長手方向の一端側に各接点板30〜32が夫々配置される短幅方向の一面側に開口した収納溝49a〜49cを設けてあるとともに、長手方向の他端側に電磁石部1が配置される短幅方向の他面側に開口した収納凹所42を設けてある。カバー5は、ボディ4側の一面開口した略箱状であって、電磁石部1や接点部3などを覆うようにしてボディ4に被着してある。
電磁石部1は、長手方向の一端部に磁極となる鍔部10aを形成した鉄心10と、長手方向の両端に鍔部11a,11bを有し鉄心10を装着するコイルボビン11と、コイルボビン11の鍔部11a,11b間に巻回したコイル12と、からなるコイルブロック13を備えている。
また、電磁石部1は、鍔部10a側のコイルボビン11の鍔部11aと一体に成形したコイル端子13aを支持する支持部材14と、磁性材料から略L字状に形成されて一側辺が鉄心10の鍔部10aと反対側の端部に磁気的に結合し、コイルブロック13の一端面および側面を覆うヨーク15と、を備える。
アーマチュア16は、略平板状であって一端部をヨーク15の他側辺の先端部にヒンジばね17によって枢支し、他端部を鉄心10の鍔部10aと離接するようになっている。
コイル12の端部はコイル端子13aに接続してあり、また、ヒンジばね17はヨーク15の他側辺の先端部に加締め若しくは溶接によって固着してあり、アーマチュア16の他端部を鉄心10の鍔部10aから離れる向きに付勢してある。また、支持部材14には、支持部材14と対向するボディ4の端面に突設する突起4bと噛合する溝14aを形成してあり、コイル端子13aの先端部を支持部材14の下面から突出してある。
ボディ4に設けた収納溝49a〜49cの内、両側の収納溝49a,49cには、常開接点板30を外側にして常開接点30aおよび常閉接点32aを互いに対向させた状態で、常開接点板30および常閉接点板32をそれぞれ圧入してある。常開接点板30および常閉接点板32の他端側には端子片30b,32bを連続一体に設けてあり、端子片30b,32bの先端はボディ4の下面側から突出する。
また、可動接点板31の他端側には端子片31bを結合してあり、端子片31bを中央の収納溝49bに圧入して可動接点板31を収納溝49b内に固定してある。この時、可動接点板31の両面に夫々形成された可動接点31a,31aは、常開接点30aおよび常閉接点32aに夫々対向しており、端子片31bの先端はボディ4の下面側から突出する。
ボディ4に設けた収納凹所42の内側面にはリブ42aを設けてあり、リブ42aによって仕切られた収納凹所42の2つの空間にそれぞれコイル12とヨーク15を納めることにより、電磁石部1をアーマチュア16の接点部3とは反対側に向けて収納凹所42内に配置してある。また、ボディ4の下部周面には、ボディ4および支持部材14の下面にシール剤を塗布して、電磁継電器Rを封止する際にシール剤のはい上がりを防止するための溝4aを形成してある。
カード2は、図2(c)および図5(a)に示すように、一端側にアーマチュア16の先端部の両側縁に形成された凹部16aにそれぞれ係止する係止爪21,21を設けるとともに、他端側には可動接点板31を押圧するための押圧部22を設けてある。そして、図5(b)および図7に示すように、押圧部22の先端には、可動接点板31の先端部に穿設されたガイド孔31c内に摺動自在に挿通する挿入部23を小径の円柱状として突設してある。
また、カード2は、係止爪21をアーマチュア16の凹部16aに係止させるとともに、挿入部23を可動接点板31のガイド孔31cに挿入させることにより、収納凹所42の天井を構成する壁部41と対向させて、アーマチュア16と可動接点板31との間に橋架し、電磁継電器Rの小型化、薄型化が図られている。このとき、カード2は壁部41を支持部として、その壁部41に沿って往復動される。尚、押圧部22の幅寸法はカード2の他の部位の幅寸法よりも狭くなっており、押圧部22は収納凹所42の開口側と反対側に寄せて配置してある。
これにより、カバー5内面に突設した後述のリブ5a,5bとの干渉を避けることができ、しかも押圧部22を収納凹所42の開口側から遠ざけることによって、電磁石部1と接点部3との間のカード2表面に沿った沿面距離を長くすることができる。
更に、コイルボビン11の鍔部11aに対応するカード2の部位には、鍔部11aに突設した係止突起11cを挿入する長孔24を設けてあり、係止突起11cによりカード2の移動方向が規制される。また、カバー5の天井面には、内側に突出する突起5cを突設してあり、カード2の図中上面が突起5cと摺接することによって、カード2をガタ付き無く移動させることができる。
この電磁継電器Rでは、ボディ4の短幅方向における一面側に接点板30〜32を配置するとともに、他面側に電磁石部1を配置してあるので、接点部3と電磁石部1との間の絶縁距離を長くとることができ、絶縁性能が向上する。また、収納凹所42の接点部3側の絶縁壁43と、絶縁壁43と常閉接点板32との間のボディ4の部位とには、収納凹所42の開口側に開放された溝44,45をそれぞれ設けてある。一方、カバー5内面の溝44,45に対応する部位には溝44,45内にそれぞれ入り込むリブ5a,5bを形成してある。これにより、ボディ4にカバー5を被着すると、リブ5a,5bがそれぞれ溝44,45に入り込み、絶縁壁43とリブ5a,5bとで電磁石部1と接点部3との間を2重に絶縁するようになっている。
また、収納凹所42の天井を構成する壁部41に、電磁石部1と接点部3との間の部位に表面の平らな突台50を設けることにより、壁部41が平面に形成されている場合に比べて、電磁石部1と接点部3との間の壁部41表面に沿った沿面距離を突台50の高さ分だけ長くできる。これにより、電磁石部1と接点部3との間の絶縁距離が長くなり絶縁性が向上する。
ところで、突台50は収納凹所42の天井を構成する壁部41から突出しているので、突台50の端面50aがカード2と当接することにより、カード2の移動範囲が規制され、コイルボビン11の鍔部11aに設けた係止突起11cとともにカード2の移動範囲を規制するストッパとしての機能も備えている。
従って、電磁継電器Rでは、コイル12に通電すると電磁石部1が励磁されて、アーマチュア16は鉄心10の鍔部10aに吸引され、ヨーク15の一側辺と対向する端部を中心として図2(a)中時計回りに回転する。アーマチュア16の回転によりカード2は図2(a)中右方向に移動し、押圧部22が可動接点板31を常開接点板30側に押圧して、可動接点31aが常閉接点32aと開離するとともに、常開接点30aと接触する。
一方、コイルへの通電を停止すると、アーマチュア16を吸引する力がなくなり、可動接点板31およびヒンジばね17のばね復帰力によってアーマチュア16が図2(a)中反時計回りに回転する。アーマチュア16の回転によりカード2は図2(a)中左方向に移動し、押圧部22が可動接点板31を常開接点板30側に押圧する力がなくなるので、可動接点板31のばね復帰力によって可動接点板31が常閉接点板32側に移動し、可動接点31aが常開接点30aと開離し、常閉接点32aと接触する。
ここで、第1実施形態では、図9、図10、図11に示すように、ガイド孔31cを、可動接点板31の可動接点31aを設置した設置面としての一般面31Gに垂直な方向(図9における左右方向)で、その可動接点31aに対して間隔をあけて配置してある。かかる構造により、ガイド孔31cは、可動接点31aの真上から外れた位置に位置する。また、図11に示すように、可動接点31aの中心を通って可動接点板31の撓み方向(長手方向)に延びる直上線Lを仮想した場合、その直上線Lに対してガイド孔31cを可動接点板31の幅方向(図中左右方向)に変位した位置に形成してある。
この場合、ガイド孔31cの形成部Pは、図9に示すように、上述した直上線Lに対して可動接点板31の幅方向に変位した位置において、可動接点板31から常開接点30aの配置側(図中左方)に突出量S1をもって一体に突出されることになる。
即ち、ガイド孔31cの形成部Pを可動接点板31の一般面31Gから突出させる具体的な構造としては、図11に示すように、可動接点板31の自由端部となる上端部の片側角部C1を下方かつ常開接点30aの配置側(図中手前側)に切り起こすとともに、その切り起こし部100の先端部100aを、可動接点板31の一般面31Gに沿うようにして可動接点板31の自由端部方向(図中上方)に折曲し、その折曲した先端部100aをガイド孔31cの形成部Pとしてある。具体的には、切り起こし部100の先端部100aを、可動接点板31の一般面31Gと平行になるようにして可動接点板31の自由端部方向(図中上方)に折曲してある。
このとき、図9に示すように、通常時(電磁石部1の非励磁時)は、カード2の押圧部22とガイド孔31cの形成部Pとの間に所定の隙間δが設けられており、電磁石部1の励磁時には、カード2の移動に伴って挿入部23がガイド孔31c内を移動して隙間δを埋めた後、押圧部22がガイド孔31cの形成部Pを押圧することになる。
また、第1実施形態では、挿入部23を金属によって形成してある。
以上の構成により第1実施形態にかかる電磁継電器Rによれば、電磁石部1の励磁によりアーマチュア16が回転してカード2が可動接点板31を押圧する際に、可動接点板31のガイド孔31cに挿通された挿入部23が摺動しつつカード2の押圧部22を移動案内する。
このとき、本実施形態では、可動接点板31のガイド孔31cを、可動接点板31の可動接点31aを設置した一般面31Gに垂直な方向で、その可動接点31aに対して間隔をあけて配置したので、ガイド孔3cを可動接点31aからより遠くに配置することができ、可動接点31aでアーク放電が発生した場合にも、アーク放電のアーク熱やアーク蒸気がガイド孔3cに到達するのを抑制することができる。よって、ガイド孔3cを摺動するカード2の挿入部23の表面が溶融することを抑制して、カード2の摺動抵抗が大きくなることを抑制できるので、カード2の駆動エネルギーの増大化を抑制することができる。
従って、挿入部23が溶融してガイド孔31cに溶着するのを抑制でき、カード2の円滑な作動を確保して電磁継電器Rの長寿命化を達成することができる。
更に、ガイド孔31cの形成部Pを可動接点板31から突出させるにあたって、可動接点板31の自由端部側の片側角部C1を下方かつ常開接点30aの配置側に切り起こすとともに、その切り起こし部100の先端部100aを前記可動接点板の一般面31Gに沿うようにして上方に折曲し、その折曲した先端部100aをガイド孔31cの形成部Pとしてある。これにより、ガイド孔31cの形成部Pが、可動接点板31の切り起こし部100を折曲した先端部100aであるため、その形成部Pをプレス加工により可動接点板31から簡単に形出することができる。
このとき、切り起こし部100は、上述した突出量S1やガイド孔31cの形成部Pの長さaが不足する場合は、図11中2点鎖線に示すように、片側角部C1を可動接点板31の自由端部から突出した延設部E1を予め設けておけばよい。
また、本実施形態では、挿入部23を金属で形成してあり、金属で形成した挿入部23は耐熱性に優れるため、可動接点31aによるアーク放電のアーク熱やアーク蒸気が作用した場合にも挿入部23がガイド孔31cに溶着するのを抑制することができる。
(第2実施形態)
図12は、本発明の第2実施形態にかかる可動接点板の要部斜視図である。第1実施形態と同一構成部分には同一符号を付し、重複する説明は省略する。
第2実施形態の電磁継電器Rは、図12に示すように基本的に第1実施形態と同様にガイド孔31cを、可動接点板31の可動接点31aを設置した一般面31Gに垂直な方向で、その可動接点31aに対して間隔をあけて配置してある。かかる構造により、ガイド孔31cは、可動接点31aの真上から外れた位置に位置する。
特に、第2実施形態の電磁継電器Rが第1実施形態と主に異なる点は、可動接点板31の自由端部側の片側角部C1を常開接点30aの配置側(図中手前側)に折曲し、その折曲部101の先端部101aを可動接点板31の一般面31Gに沿うようにして折曲した方向に対して外方に折曲し、その折曲した先端部101aをガイド孔31cの形成部Pとしたことにある。具体的には、折曲部101の先端部101aを可動接点板31の一般面31Gと平行になるようにして折曲した方向に対して外方に折曲してある。
従って、第2実施形態の電磁継電器Rによれば、第1実施形態と同様に、可動接点31aによるアーク放電のアーク熱やアーク蒸気がガイド孔31cに到達するのを抑制でき、かつ、接点部分の構造を簡素化できる。また、ガイド孔31cの形成部Pを、可動接点板31の片側角部C1を折曲した折曲部101の先端部100aとしたので、その形成部Pをプレス加工により可動接点板31から簡単に形出することができる。このとき、折曲部101は片側角部C1を折曲して形出できるので、可動接点板31に延設部を設ける必要が無く、材料の歩留まりを向上できる。
(第3実施形態)
図13は、本発明の第3実施形態にかかる可動接点板の要部斜視図である。第1実施形態と同一構成部分には同一符号を付し、重複する説明は省略する。
第2実施形態の電磁継電器Rは、図13に示すように基本的に第1実施形態と同様にガイド孔31cを、可動接点板31の可動接点31aを設置した一般面31Gに垂直な方向で、その可動接点31aに対して間隔をあけて配置してある。かかる構造により、ガイド孔31cは、可動接点31aの真上から外れた位置に位置する。
特に、第3実施形態の電磁継電器Rが第1実施形態と主に異なる点は、可動接点板31の自由端部側の片側角部C1を他側角部C2方向かつ常開接点30aの配置側に切り起こすとともに、その切り起こし部102の先端部102aを可動接点板31の一般面31Gに沿うようにして片側角部C1方向に折曲し、その折曲した先端部102aをガイド孔31cの形成部Pとしたことにある。具体的には、切り起こし部102の先端部102aを可動接点板31の一般面31Gと平行になるようにして片側角部C1方向に折曲してある。
従って、第3実施形態の電磁継電器Rによれば、第1実施形態と同様に、可動接点31aによるアーク放電のアーク熱やアーク蒸気がガイド孔31cに到達するのを抑制でき、かつ、接点部分の構造を簡素化できる。また、ガイド孔31cの形成部Pを、可動接点板31の片側角部C1を切り起こした切り起こし部102の先端部102aとしたので、その形成部Pをプレス加工により可動接点板31から簡単に形出することができる。
このとき、切り起こし部102は、突出量S1やガイド孔31cの形成部Pの長さaが不足する場合は、図13中2点鎖線に示すように、片側角部C1を可動接点板31の幅方向の側方に突出した延設部E2を予め設けておけばよい。
(第4実施形態)
図14は、本発明の第4実施形態にかかる可動接点板の要部斜視図である。第1実施形態と同一構成部分には同一符号を付し、重複する説明は省略する。
第4実施形態の電磁継電器Rは、図14に示すように、基本的に第1実施形態と同様にガイド孔31cを、可動接点板31の可動接点31aを設置した一般面31Gに垂直な方向で、その可動接点31aに対して間隔をあけて配置してある。かかる構造により、ガイド孔31cは、可動接点31aの真上から外れた位置に位置する。
特に、第4実施形態が第1実施形態と主に異なる点は、ガイド孔31cの形成部Pを、可動接点板31から常開接点30aの配置側とは反対側(図中向こう側)に設けたことにある。この場合にあっても、ガイド孔31cの形成部Pは、直上線L(図11参照)に対して可動接点板31の幅方向に変位した位置において、可動接点板31から常開接点30aの配置側とは反対側に突出量S2をもって一体に突出した状態となる。
ガイド孔31cの形成部Pを可動接点板31から突出させる具体的な構造としては、可動接点板31の自由端部側の片側角部C1を、可動接点板31を片持ち支持した基部方向(図中下方)かつ常開接点30aの配置側とは反対側に切り起こすとともに、その切り起こし部103の先端部103aを可動接点板31の一般面31Gに沿うようにして可動接点板31の自由端部配置方向(図中上方)に折曲し、その折曲した先端部103aをガイド孔31cの形成部としたことにある。具体的には、切り起こし部103の先端部103aを可動接点板31の一般面31Gと平行になるようにして可動接点板31の自由端部配置方向(図中上方)に折曲してある。
従って、第4実施形態の電磁継電器Rによれば、第1実施形態と同様の作用効果を奏するのであるが、特に、本実施形態では、ガイド孔31cの形成部Pを、可動接点板31から常開接点30aの配置側とは反対側に一体に突出させたので、ガイド孔31cを可動接点31aからより遠くに配置でき、構造を簡素化しつつ、可動接点31aによるアーク放電のアーク熱やアーク蒸気がガイド孔31cに到達するのをより抑制することができる。
また、ガイド孔31cの形成部Pを可動接点板31から突出させるにあたって、可動接点板31の自由端部側の片側角部C1を、可動接点板31を片持ち支持した基部方向(図中下方)かつ常開接点30aの配置側とは反対側(図中向こう側)に切り起こすとともに、その切り起こし部103の先端部103aを可動接点板31の一般面31Gに沿うようにして可動接点板31の自由端部配置方向に折曲し、その折曲した先端部103aをガイド孔31cの形成部としてある。これにより、ガイド孔31cの形成部Pをプレス加工により可動接点板31から簡単に形出することができる。
このとき、切り起こし部103は、突出量S2やガイド孔31cの形成部Pの長さaが不足する場合は、図14中2点鎖線に示すように、片側角部C1を可動接点板31の自由端部から突出した延設部E3を予め設けておけばよい。
(第5実施形態)
図15は、本発明の第5実施形態にかかる可動接点板の要部斜視図である。第4実施形態と同一構成部分には同一符号を付し、重複する説明は省略する。
第5実施形態の電磁継電器Rは、図15に示すように、基本的に第4実施形態と同様に、ガイド孔31cの形成部Pを、可動接点板31から常開接点30aの配置側とは反対側に突出量S2をもって一体に突出させて、ガイド孔31cを、可動接点板31の可動接点31aを設置した一般面31Gに垂直な方向で、その可動接点31aに対して間隔をあけて配置してある。かかる構造により、ガイド孔31cは、可動接点31aの真上から外れた位置に位置する。
ここで、第5実施形態が第4実施形態と主に異なる点は、可動接点板31の自由端部側の片側角部C1を他側角部C2方向かつ常開接点30aの配置側とは反対側に切り起こすとともに、当該切り起こし部104の先端部104aを可動接点板31の一般面31Gに沿うようにして片側角部C1方向に折曲し、その折曲した先端部104aをガイド孔31cの形成部Pとしたことにある。具体的には、切り起こし部104の先端部104aを可動接点板31の一般面31Gと平行になるようにして片側角部C1方向に折曲してある。
従って、第5実施形態の電磁継電器Rによれば、第4実施形態と同様に、ガイド孔31cの形成部Pを、可動接点板31から常開接点30aの配置側とは反対側に一体に突出させたので、ガイド孔31cを可動接点31aからより遠くに配置でき、構造を簡素化しつつ、可動接点31aによるアーク放電のアーク熱やアーク放電がガイド孔31cに到達するのをより抑制することができる。
また、本実施形態では、ガイド孔31cの形成部Pを、可動接点板31の片側角部C1を他側角部C2方向に切り起こした切り起こし部104の先端部104aとしたので、その形成部Pをプレス加工により可動接点板31から簡単に形出することができる。
このとき、切り起こし部104は、突出量S2やガイド孔31cの形成部Pの長さaが不足する場合は、図15中2点鎖線に示すように、片側角部C1を可動接点板31の幅方向の側方に突出した延設部E4を予め設けておけばよい。
(第6実施形態)
図16は本発明の第6実施形態を示し、前記第4実施形態と同一構成部分に同一符号を付して重複する説明を省略して述べるものとし、図16は可動接点板の要部斜視図である。
第6実施形態の電磁継電器Rは、図16に示すように、基本的に第4実施形態と同様に、ガイド孔31cの形成部Pを、可動接点板31から常開接点30aの配置側とは反対側に突出量S2をもって一体に突出させて、ガイド孔31cを、可動接点板31の可動接点31aを設置した一般面31Gに垂直な方向で、その可動接点31aに対して間隔をあけて配置してある。かかる構造により、ガイド孔31cは、可動接点31aの真上から外れた位置に位置する。
ここで、第6実施形態が第4実施形態と主に異なる点は、可動接点板31の自由端部側の片側角部C1の自由端辺31uから延設した延設部105を、常開接点30aの配置側とは反対側(図中向こう側)に折曲するとともに、その延設部105の先端部105aを可動接点板31の一般面31Gに沿うようにして可動接点板31の片持ち支持した基部方向(図中下方)に折曲し、その折曲した先端部105aをガイド孔31cの形成部Pとしたことにある。具体的には、延設部105の先端部105aを可動接点板31の一般面31Gと平行になるようにして可動接点板31の片持ち支持した基部方向(図中下方)に折曲してある。
従って、第6実施形態の電磁継電器Rによれば、第4実施形態と同様に、ガイド孔31cの形成部Pを、可動接点板31から常開接点30aの配置側とは反対側に一体に突出させたので、ガイド孔31cを可動接点31aからより遠くに配置でき、構造を簡素化しつつ、可動接点31aによるアーク放電のアーク熱やアーク蒸気がガイド孔31cに到達するのをより抑制することができる。
また、本実施形態では、ガイド孔31cの形成部Pを、可動接点板31の自由端部側の片側角部C1の自由端辺31uから延設した延設部105を折曲した先端部105aに設けたので、その形成部Pをプレス加工により可動接点板31から簡単に形出することができる。
(第7実施形態)
図17は、本発明の第7実施形態にかかる可動接点板の要部斜視図である。第4実施形態と同一構成部分には同一符号を付し、重複する説明は省略する。
第7実施形態の電磁継電器Rは、基本的に第4実施形態と同様に、ガイド孔31cの形成部Pを、可動接点板31から常開接点30aの配置側とは反対側に突出量S2をもって一体に突出させて、ガイド孔31cを、可動接点板31の可動接点31aを設置した一般面31Gに垂直な方向で、その可動接点31aに対して間隔をあけて配置してある。かかる構造により、ガイド孔31cは、可動接点31aの真上から外れた位置に位置する。
ここで、第7実施形態が第4実施形態と主に異なる点は、可動接点板31の自由端部側(図中上方)の片側角部C1の可動接点板31の幅方向(図中左右方向)側辺31sから延設した延設部106を、常開接点30aの配置側とは反対側(図中向こう側)に折曲するとともに、その延設部106の先端部106aを可動接点板31の一般面31Gに沿うようにして他側角部C2方向に折曲し、その折曲した先端部106aをガイド孔31cの形成部Pとしたことにある。具体的には、延設部106の先端部106aを可動接点板31の一般面31Gと平行になるようにして他側角部C2方向に折曲してある。
従って、第7実施形態の電磁継電器Rによれば、第4実施形態と同様に、ガイド孔31cの形成部Pを、可動接点板31から常開接点30aの配置側とは反対側に一体に突出させたので、ガイド孔31cを可動接点31aからより遠くに配置でき、構造を簡素化しつつ、可動接点31aによるアーク放電のアーク熱やアーク放電がガイド孔31cに到達するのをより抑制することができる。
また、本実施形態では、ガイド孔31cの形成部Pを、可動接点板31の自由端部側の片側角部C1の可動接点板31の幅方向側辺31sから延設した延設部106を折曲した先端部106aに設けたので、その形成部Pをプレス加工により可動接点板31から簡単に形出することができる。
ところで、第1実施形態では挿入部23を金属で形成したが、第2〜第9実施形態にあっても同様に挿入部23を金属で形成することが好ましい。
なお、本発明は、上記各実施形態に限ることなく本発明の要旨を逸脱しない範囲で他の実施形態を各種採用することができる。
本発明の第1実施形態にかかる電磁継電器を(a)の電磁石部とボディとを分解した状態と、(b)の電磁石部をボディに組み付けた状態と、で示す要部斜視図である。 本発明の第1実施形態にかかる電磁継電器を(a)の正面断面図と、(b)の平面図と、(c)の(a)中II−II線に沿った断面図と、(d)の底面図と、で示す説明図である。 本発明の第1実施形態にかかる電磁継電器の背面断面図である。 図2(a)中IV−IV線に沿った断面図である。 本発明の第1実施形態にかかる電磁継電器を(a)の常閉接点板の取付部分と、(b)の常開接点板の取付部分と、で示す要部断面図である。 本発明の第1実施形態にかかる電磁継電器の内部を示す分解斜視図である。 本発明の第1実施形態にかかる電磁継電器をカバーを取り外した状態で示す斜視図である。 本発明の第1実施形態にかかる電磁継電器の外観斜視図である。 本発明の第1実施形態にかかる電磁継電器の接点部を示す背面図である。 本発明の第1実施形態にかかる電磁継電器の可動接点板とカードとの位置関係を示す斜視図である。 本発明の第1実施形態にかかる電磁継電器の可動接点板の要部斜視図である。 本発明の第2実施形態にかかる電磁継電器の可動接点板の要部斜視図である。 本発明の第3実施形態にかかる電磁継電器の可動接点板の要部斜視図である。 本発明の第4実施形態にかかる電磁継電器の可動接点板の要部斜視図である。 本発明の第5実施形態にかかる電磁継電器の可動接点板の要部斜視図である。 本発明の第6実施形態にかかる電磁継電器の可動接点板の要部斜視図である。 本発明の第7実施形態にかかる電磁継電器の可動接点板の要部斜視図である。
符号の説明
1 電磁石部
2 カード
16 アーマチュア
23 挿入部
30a 常開接点(固定接点)
31 可動接点板
31a 可動接点
31c ガイド孔
31G 可動接点板の一般面(設置面)
31u 自由端辺
31s 側辺
100、102、103、104 切り起こし部
100a、102a、103a、104a 切り起こし部の先端部
101 折曲部
101a 折曲部の先端部
105、106 延設部
105a、106a 延設部の先端部
C1 片側角部
C2 他側角部
P ガイド孔の形成部
R 電磁継電器

Claims (11)

  1. 電磁石部と、
    前記電磁石部に駆動されて往復動するアーマチュアと、
    固定接点と、
    前記固定接点に間隔をあけて対向配置される可動接点と、
    ガイド孔を有して片持ち状態で設けられ、前記可動接点を設置した可動接点板と、
    前記ガイド孔に摺動可能に挿通される挿入部を有して往復動可能に設けられ、前記アーマチュアによって駆動されて前記可動接点板を押圧して撓ませ、前記可動接点を前記固定接点に接触させるカードと、
    を備える電磁継電器において、
    前記ガイド孔を、前記可動接点板の前記可動接点を設置した設置面に垂直な方向で、当該可動接点に対して間隔をあけて配置したことを特徴とする電磁継電器。
  2. 請求項1に記載の電磁継電器において、
    前記ガイド孔を、前記可動接点板の前記固定接点の配置側に設けたことを特徴とする電磁継電器。
  3. 請求項2に記載の電磁継電器において、
    前記可動接点板の自由端部側の片側角部を下方かつ前記固定接点の配置側に切り起こすとともに、当該切り起こし部の先端部を前記可動接点板の一般面に沿うようにして可動接点板の自由端部配置方向に折曲し、その折曲した先端部を前記ガイド孔の形成部としたことを特徴とする電磁継電器。
  4. 請求項2に記載の電磁継電器において、
    前記可動接点板の自由端部側の片側角部を前記固定接点の配置側に折曲し、当該折曲部の先端部を前記可動接点板の一般面に沿うようにして折曲した方向に対して外方に折曲し、その折曲した先端部を前記ガイド孔の形成部としたことを特徴とする電磁継電器。
  5. 請求項2に記載の電磁継電器において、
    前記可動接点板の自由端部側の片側角部を他側角部方向かつ前記固定接点の配置側に切り起こすとともに、当該切り起こし部の先端部を前記可動接点板の一般面に沿うようにして前記片側角部方向に折曲し、その折曲した先端部を前記ガイド孔の形成部としたことを特徴とする電磁継電器。
  6. 請求項1に記載の電磁継電器において、
    前記ガイド孔を、前記可動接点板の前記固定接点の配置側とは反対側に設けたことを特徴とする電磁継電器。
  7. 請求項6に記載の電磁継電器において、
    前記可動接点板の自由端部側の片側角部を、可動接点板を片持ち支持した基部方向かつ前記固定接点の配置側とは反対側に切り起こすとともに、当該切り起こし部の先端部を前記可動接点板の一般面に沿うようにして可動接点板の自由端部配置方向に折曲し、その折曲した先端部を前記ガイド孔の形成部としたことを特徴とする電磁継電器。
  8. 請求項6に記載の電磁継電器において、
    前記可動接点板の自由端部側の片側角部を他側角部方向かつ前記固定接点の配置側とは反対側に切り起こすとともに、当該切り起こし部の先端部を前記可動接点板の一般面に沿うようにして前記片側角部方向に折曲し、その折曲した先端部を前記ガイド孔の形成部としたことを特徴とする電磁継電器。
  9. 請求項6に記載の電磁継電器において、
    前記可動接点板の自由端部側の片側角部の自由端辺から延設した延設部を、前記固定接点の配置側とは反対側に折曲するとともに、当該延設部の先端部を前記可動接点板の一般面に沿うようにして可動接点板を片持ち支持した基部方向に折曲し、その折曲した先端部を前記ガイド孔の形成部としたことを特徴とする電磁継電器。
  10. 請求項6に記載の電磁継電器において、
    前記可動接点板の自由端部側の片側角部の側辺から延設した延設部を、前記固定接点の配置側とは反対側に折曲するとともに、当該延設部の先端部を前記可動接点板の一般面に沿うようにして他側角部方向に折曲し、その折曲した先端部を前記ガイド孔の形成部としたことを特徴とする電磁継電器。
  11. 請求項1〜10のいずれか1つに記載の電磁継電器において、前記挿入部を金属で形成したことを特徴とする電磁継電器。
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