JP2010031413A - ビーミングマシンの斜めコム - Google Patents

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Abstract

【課題】巻替え元となる荒巻ビームの数が変わっても、同一の斜めコムで仕上ビームに巻かれた経糸の間隔を一定にする。また、仕上ビームの長さに差があっても、仕上ビームに経糸が重なり合って巻かれることがないようにする。
【解決手段】斜めコム1と仕上ビーム2とは、平面視で両者の平行な関係を保持した状態で両者の間の距離を調整可能にする。また、ブレード相互の等間隔性を保持して斜めコム1の長さ(仕上ビームの幅方向の長さ)を伸縮可能にする。すなわち、斜めコムを所定長さの単位に分割し、前後移動枠13には、水平面内で揺動する多数のリンクを連続X字状に連結したパンタグラフ機構4を設け、分割した斜めコムの各単位1aをこのパンタグラフ機構4のリンク45、46に立設する。
【選択図】図1

Description

この発明は、経糸の整経機に関するもので、特にワーパーで荒巻用のビーム(以下、「荒巻ビーム」と言う。)に巻いた経糸を複数本の荒巻ビームから一本の仕上ビームに巻替えるビーミングマシンに用いる斜めコムの構造に関するものである。
製織に用いる経糸は、織機に搭載されるビームに数百本から1万本を越える本数を、隣接する糸が重なり合わないように引き揃えて巻回される。経糸の本数が比較的少ない場合は、経糸の数に相当する数のクリールから一本ずつ引出した経糸をワーパー(整経機)のコム(筬)の糸目に一本ずつ通すことによって引き揃えて織機に装填するビームに巻取る。経糸の本数が多いときは、ワーパで経糸を巻いたビーム(荒巻ビーム)を複数本用意し、ビーミングマシン(巻替機)で当該複数本の荒巻ビームから引出した経糸を斜めコム(斜めストレートコム)と呼ばれる筬で引き揃えて一本のビーム(仕上ビーム)に巻取る。
この巻替えにおいては、たとえば8000本の経糸を巻いた仕上ビームを作るときは、1000本の糸を巻いた8個の荒巻ビームから引出した糸を一本の仕上ビームに巻替え、12000本の経糸を巻いた仕上ビームを作るには、1000本の糸を巻いた12個の荒巻ビームから引出した糸を一本の仕上ビームに巻替えるというように、仕上ビームに巻く経糸の本数によって巻替え元となる荒巻ビームの個数が変化する。
斜めコムは、傾斜させて平行に配置した多数の(荒巻ビームに巻回された糸の数に相当する数の)ブレードを備えており、隣接するブレード相互の間にスリット状の糸目が形成されている。一個の糸目には、各荒巻ビームから引出された糸が一本ずつ挿通される。すなわち、斜めコムの一目に挿通される糸の数は、巻替え元となる荒巻ビームの数に等しい。
巻替え元となる荒巻ビームの数は、通常7〜12個であるが、図示を簡単にするために、5個の場合を例にして斜めコムと経糸の関係を図6及び図7に示す。5個の荒巻ビームから引出された5本の経糸Yは、図7に示すように、高さ方向の間隔を一定間隔にするガイドバーを通って仕上ビーム2に巻取られるようになっており、このガイドバーと仕上ビーム2との間に斜めコム1が配置される。
図6は、斜めコムの一部を正面(仕上ビーム側から)見た図で、それぞれの糸目6に各荒巻ビームから引出された経糸Yが一本ずつ挿入されている。各荒巻ビームの経糸Yが高さ方向に等しい間隔で仕上ビーム2に導かれている関係上、斜めコムの糸目6を通過するときの上下に隣接する経糸Y相互の間隔は一定である。図で各経糸の左側に記した数字は、経糸の番号を示している。
図6に示すように、斜めコム1のブレード5が一定の傾斜角φで傾斜している関係上、そのブレードの縁に沿って案内される高さ方向の間隔が一定の経糸Yは、ビーム幅方向の間隔も一定の間隔に引き揃えられて、仕上ビーム2に巻回される。このときブレード5の傾斜角φは、隣接する糸目の下端の経糸と上端の経糸とのビーム幅方向の間隔P1が同一糸目内の隣接する経糸間のビーム幅方向の間隔P1と同じになるように設定されている。
この5本の経糸を案内するように設計された斜めコムを用いて4個の荒巻ビームから引出された経糸を案内しようとすると、図8に示すように、隣接する糸目に挿通した下端の経糸と上端の経糸とのビーム幅方向の間隔2×P1は、同一糸目に挿入された隣接する経糸のビーム幅方向の間隔P1より広くなって(2倍になる)しまい、仕上ビーム2に巻かれた経糸の間隔も不揃いになってしまう。この間隔を一定にするためには、図9に示すように、ブレードの傾斜角φを4本の経糸用とした新たな斜めコムを用意しなければならない。すなわち、仕上ビーム2に複数の荒巻ビームから引出した経糸を一定間隔で巻替えるためには、巻替え元となる荒巻ビームの数に応じて、その数に対応するように設計された斜めビームに交換しなければならないのである。すなわち、一つの糸目に挿通する経糸の数毎にブレード5の傾斜角φを変えた複数の斜めコムが必要となり、かつ斜めコムを交換する毎に、新たに設置された斜めコムの糸目への経糸の挿通作業が必要になるのである。
一方、仕上ビーム2の長さに寸法差があると、同一の斜めコムを用いて同じ本数の経糸を両方の仕上ビームに巻替えることができないという問題がある。通常、ビームの長さの差はそれほど大きくないので、従来はこの問題を解決する方法として図12〜14に示すように、斜めコム1を仕上ビームの軸線に対して平面視で斜めになるように設置して、仕上ビームの長さの差に対応させていた。すなわち、斜めコムの長さをLとして仕上ビームの長さの差をδとすると、δ=L(1−cosθ)で計算される角度θだけ斜めコムを平面視で斜めに設置すれば、ビーム長さの差δに対応させることができる。これを可能にするために、ビーミングマシンの斜めコムを設置する筬台は、経糸の走行方向に100mmほどの幅で設けてあり、斜めコムを平面視で斜めに設置できるように配慮されている。
前述したように、ビーミングマシンで経糸を巻替えるときに、仕上ビームに巻かれた経糸の間隔を一定にしようとすると、巻替え元となる荒巻ビームの数毎に幾種類もの斜めコムを準備しなければならないという問題がある。斜めコムのブレードの数は、たとえば1000本という非常に多い数であり、これを一般的には、7ないし12個という荒巻ビームの数毎に準備するのは、経済的負担が大きく、また斜めコムを交換したときの糸通し作業が大変であるという問題がある。
一方、斜めコムを平面視で斜めに設置して、仕上ビームのビーム幅の差を吸収する従来手段では、平面視で斜めに設置した斜めコムの仕上ビームに近い方の端部(図12〜14のA)を通過する経糸の間隔と、遠い方の端部(図12〜14のB)を通過する経糸の間隔とにばらつきが生じ、特に仕上ビームから遠い方の斜めコムを通過する経糸が重なり合って巻かれてしまう問題があることがこの出願の発明者らによって見出された。
すなわち、図12〜14に示すように、複数個の荒巻ビームから引出された経糸Yが側面視で扇状になって仕上ビーム2に巻かれる関係上、仕上ビーム2から遠いB部分の糸目を通過する経糸の上下方向の間隔が広くなってしまうことになる。そうすると、隣接する糸目の下端の経糸と上端の経糸とのビーム幅方向の間隔が狭くなり、角度θが大きいと、この間隔がマイナスの値になって仕上ビームに巻かれた糸の順序が図13のB部分のように逆になるということが起る。このようなことが起ると、製織時に経糸の開口が円滑に行われなくなり、織布に縦筋が発生したり、経糸切れが起る原因となる。
この発明は、上述した従来装置における2つの問題点を解決した構造のビーミングマシン用の斜めコムを提供することを課題としている。
この発明では、斜めコム1と仕上ビーム2との間隔を調整可能にすると共に、ブレード5相互の等間隔性を保持して斜めコム1の長さ(仕上ビームの幅方向の長さ)を伸縮可能にすることにより、上記課題を解決している。
斜めコム1と仕上ビーム2とは、平面視で両者の平行な関係を保持した状態で両者の間の距離を調整可能にする。具体的構造としては、たとえばビーミングマシンのコム固定台に固定する基板11に経糸走行方向の直線ガイド12を固定して斜めコム1を搭載した前後移動枠13をこの直線ガイド12に沿って移動可能に設ける。前後移動枠13の位置を調整する送り機構としては、セルフロック作用が発揮される送りねじ16を用いるのが簡単かつ実用的である。送りねじ16は、直線ガイド12と平行に設けられ、その一端に傘歯車対18、19を設けて基板11の長手方向の端部(ビーム幅方向の端部)に設けたハンドル21で送りねじ16を回動させる。
ブレード5の等間隔性を保持して斜めコム1の長さを伸縮自在にするには、斜めコムを所定長さの単位に分割し、前後移動枠13には、水平面内で揺動する多数のリンクを連続X字状に連結したパンタグラフ機構4を設け、分割した斜めコムの各単位1aをこのパンタグラフ機構4のリンク45、46に立設する。すなわち、分割した斜めコムの各単位1aは、屏風のように平面視でジグザグとなって、全体長さが調整される。
パンタグラフ機構4を伸縮させる構造としては、一般的に用いられているように、パンタグラフ機構4の下に長手方向の両側部分に右ねじ31と左ねじ32とを切ったねじ棒33をビーム幅方向に軸支し、パンタグラフ機構4の両端部分におけるクロス点をそれぞれのねじに螺合する構造が採用可能である。ねじ棒33を回動させるハンドル36を前述した送りねじ16を回動するハンドル21と同じ側に設けることにより、作業者は前後移動枠13の長手方向一方の端部において、斜めコム1の長さの調節と仕上ビーム2からの距離の調節とを行うことができる。
この出願の請求項1の発明に係るビーミングマシンは、巻替え元となる複数の荒巻用ビームから引出した経糸Yを、各経糸間隔の等しい上下方向の扇状にして、当該扇状にした部分に配置した斜めコム1のブレード5で引き揃えて、仕上ビーム2に巻き取るビーミングマシンにおいて、ブレード5の傾斜角φを一定にした斜めコム1の一目に挿通される経糸Yの本数に応じて、仕上ビーム2との間隔を近接離隔させる方向に当該斜めコム1を平行移動させることにより、仕上ビーム2に巻回される経糸の間隔を等間隔にすることを特徴とするビーミングマシンである。
この出願の請求項2の発明に係るビーミングマシンの斜めコムは、複数本の荒巻用ビームから一本の仕上ビームに経糸を巻替えるビーミングマシンのコム固定台に固定されて巻替えられる経糸を引き揃える斜めコムにおいて、前記コム固定台に固定される基板11に経糸Yの走行方向に位置調整自在な前後移動枠13を備え、当該前後移動枠13に前記経糸を案内する多数のブレード5が立設されているビーミングマシンの斜めコムである。
また、この出願の請求項3の発明に係るビーミングマシンの斜めコムは、複数本の荒巻用ビームから一本の仕上ビーム2に経糸Yを巻替えるビーミングマシンに用いる斜めコムにおいて、巻替え時の経糸Yの走行方向に設けた直線ガイド12に沿って位置調整可能に設けた前後移動枠13と、この前後移動枠に搭載された多数の水平面内で揺動するリンクを連続X字状に連結して仕上ビーム2の幅方向に伸縮するパンタグラフ機構4とを備え、前記経糸を案内する多数のブレード5が所定の数を単位として前記パンタグラフ機構のリンク45、46に立設されており、当該パンタグラフ機構の伸縮により斜めコムの長さを仕上ビームの長さに合わせて調節可能にすると共に、前記基枠のガイド12に沿う移動により、斜めコムの一目に挿入される経糸の数に応じて隣接する経糸相互のビーム幅方向の間隔が一定になるように調整可能にしたビーミングマシンの斜めコムである。
図10、11に示すように、荒巻ビームから解除された複数の経糸Yは、側面視で扇状に広げられた状態で仕上ビーム2に導かれている。扇状に広げられた経糸Y相互の間隔は等しい。従って、斜めコム1を通常位置から仕上ビーム2から離れた筬移動位置に移動させることによって隣接する経糸Y相互の間隔は広くなり、ブレード5の傾斜角φを変更しなくても、隣接する経糸相互のビーム幅方向の間隔を広くすることができる。
従って、例えば5本の経糸を案内するために設計された斜めコムを、図11の通常位置から筬移動の位置へと、仕上ビーム2から離れる方向に所定量移動させることにより、図10に示すように、各糸目6に4本の経糸Yを挿通したときに、隣接する糸目の下端の経糸と上端の経糸とのビーム幅方向の間隔P2が同一の糸目に挿通した隣接する2本の経糸のビーム幅方向の間隔P2とを一致させることができる。同様に6本の経糸を案内するときは、5本の経糸を案内するために設計された斜めコムを通常位置より仕上ビーム2に近い方の側に移動してやればよい。
経糸を案内するコムを長手方向(ビーム幅方向)に複数の単位1aに分割して、各単位を水平面内で揺動する多数のリンクを備えたパンタグラフ機構4のリンク45、46に立設することにより、斜めコムの長さを調整可能とする構造は、ワーパーのコムに従来用いられていた構造であり、その作用も同一である。
この発明では、ビーミングマシンのコム固定台が従来型の斜めコムを図12に示すように斜めに固定できるように、経糸の走行方向にある程度の幅を持つ台として設けられていることに着目して、斜めコム1を仕上ビーム2との平行関係を保ったままこの台の幅方向に、仕上ビーム2に対して接近離隔する方向に移動可能に設け、従来斜めコムの全体を仕上ビーム2に対して平面視で斜めにして仕上ビーム2の長さの差に対応させていたものを、斜めコムを平面視でジグザグ状にすることによって、その長さを調整可能にする構造を併用することにより、ビーミングマシンのコム固定台の形状寸法を変えることなく、上記課題を解決している。
図1及び図2は、この発明の斜めコムを示す平面図及び正面図である。図1においては、ブレード群は省略され、図2では斜めコム1のブレード群全体が想像線で示されている。図3、4、5は、パンタグラフ機構とそのリンクに立設されたブレードの位置を示す部分平面図、側面図及び部分正面図である。
ビーミングマシンのコム固定台に固定される基板11には、経糸Yの走行方向、すなわち仕上ビーム2の軸直角方向に複数本の直線ガイド12が固定されている。斜めコム1を搭載する仕上ビーム2の軸方向に細長い前後移動枠13は、この複数本の直線ガイド12のスライダ17に固定されて、経糸Yの走行方向に移動自在である。基板11の長手中央には、両端の軸受14、15で送りねじ16が直線ガイド12と平行に装架されている。この送りねじ16には、前後移動枠13の下面に固定した図示されていないナット部材が螺合されている。送りねじ16の一端を延長した軸端に傘歯車18が固定され、この傘歯車に噛合する傘歯車19を固定した駆動軸20が、仕上ビーム2の軸と平行に延びており、その先端にハンドル21が固定されている。駆動軸20は、基板11に軸受22、23で回転自在に支持されている。
前後移動枠13には、長手両側部分に右ねじ31と左ねじ32を設けたねじ棒33が、その長手中心を軸方向移動不能かつ回動可能にして仕上ビームの軸線と平行に支持されている。ねじ棒33の両端は、軸受34、35で軸支され、その一方から延びる軸の端部にハンドル36が固定されている。
パンタグラフ機構4は、多数の(例えば片側50個)の水平面内で揺動するリンクを連続したX字が形成されるように枢支連結した構造で、その長手中央から等しい距離にあるクロス点のピン41、42の下端に固定したナット部材43、44がねじ棒の右ねじ31及び左ねじ32にそれぞれ螺合している。
上記構造において、ハンドル36を右又は左に回動することにより、パンタグラフ機構4は、その長手方向、すなわち仕上ビーム2の軸方向に伸縮する。
斜めコム1は、その長手方向に分割されて、分割された各単位1aがパンタグラフ機構4の平面視でジグザグの位置関係となるリンク45、46に立設されている(図3〜図5参照)。ハンドル36を回動してパンタグラフ機構4を伸縮すると、斜め筬の各単位を立設したリンク45、46は、等しい角度で斜めになるので、全体を斜めにした図12の場合と同様に、ブレード相互の等間隔性を保持した状態で、その全長が伸縮する。すなわち、ハンドル36を調整して斜めコム1の長さを仕上ビーム2の長さに合せることができる。
一方、ハンドル21を回動することにより、送りねじ16が回動し、前後移動枠13及びこれに搭載された斜めコム1が仕上ビーム2に接近する方向又は遠ざかる方向に移動する。この移動により、前記作用の項で述べたように、斜めコムの一目に挿通される経糸の数に応じて、当該経糸のビーム幅方向の間隔が一定となる位置に斜めコム1を移動させることができる。図1に示すように、基板11のハンドル21、36を設けた側の縁にスケール37を固定し、このスケールに斜めコムの一目に挿通される経糸の数に応じて前後移動枠13の端部を合せる位置にマーク38を設けておくことにより、斜めコム1の位置設定を簡単に、かつ間違いなく行うことが可能である。
この発明の斜めコムの一実施例を示す平面図 図1の斜めコムの正面図 パンタグラフ機構及び斜めコムの一部を示す部分平面図 同側面図 同正面図 経糸5本の場合を例にして斜めコムのブレードと経糸の関係を示した部分正面図 同側面図 図6の斜めコムに4本の経糸を挿通したときの図6と同様の図 経糸4本の場合に必要なブレードの傾斜角を示した図 この発明の斜めコムに経糸4本を挿通したときのブレードと経糸の関係を示した部分正面図 同側面図 斜めコムを仕上ビームの長さの差に対応させる従来手段を示した平面図 図12の従来手段の問題点を示した正面図 図12の従来手段の模式的な側面図
符号の説明
1 斜めコム
2 仕上ビーム
4 パンタグラフ機構
5 ブレード
11 基板
12 直線ガイド
13 前後移動枠
45,46 リンク
Y 経糸
φ ブレードの傾斜角

Claims (3)

  1. 巻替え元となる複数の荒巻用ビームから引出した経糸(Y)を、各経糸間隔の等しい上下方向の扇状にして、当該扇状にした部分に配置した斜めコム(1)のブレード(5)で引き揃えて、仕上ビーム(2)に巻き取るビーミングマシンにおいて、ブレード(5)の傾斜角(φ)を一定にした斜めコム(1)の一目に挿通される経糸(Y)の本数に応じて、仕上ビーム(2)との間隔を近接離隔させる方向に当該斜めコム(1)を平行移動させることにより、仕上ビーム(2)に巻回される経糸の間隔を等間隔にすることを特徴とする、ビーミングマシン。
  2. 複数本の荒巻用ビームから一本の仕上ビームに経糸を巻替えるビーミングマシンのコム固定台に固定されて巻替えられる経糸を引き揃える斜めコムにおいて、前記コム固定台に固定される基板(11)に経糸(Y)の走行方向に位置調整自在な前後移動枠(13)を備え、当該前後移動枠(13)に前記経糸を案内する多数のブレード(5)が立設されている、ビーミングマシンの斜めコム。
  3. 複数本の荒巻用ビームから一本の仕上ビーム(2)に経糸(Y)を巻替えるビーミングマシンに用いる斜めコムにおいて、巻替え時の経糸(Y)の走行方向に設けた直線ガイド(12)に沿って位置調整可能に設けた前後移動枠(13)と、この前後移動枠に搭載された多数の水平面内で揺動するリンクを連続X字状に連結して仕上ビーム(2)の幅方向に伸縮するパンタグラフ機構(4)とを備え、前記経糸を案内する多数のブレード(5)が所定の数を単位として前記パンタグラフ機構のリンク(45,46)に立設されており、当該パンタグラフ機構の伸縮により斜めコムの長さを仕上ビームの長さに合わせて調節可能にすると共に、前記基枠のガイド(12)に沿う移動により、斜めコムの一目に挿入される経糸の数に応じて隣接する経糸相互のビーム幅方向の間隔が一定になるように調整可能にした、ビーミングマシンの斜めコム。
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