JP2010030127A - 樹脂部材どうしの接合体及び樹脂部材どうしの接合方法 - Google Patents

樹脂部材どうしの接合体及び樹脂部材どうしの接合方法 Download PDF

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政孝 西山
Kazunori Komori
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Abstract

【課題】互いに異なる種類の樹脂部材どうしをレーザを利用して簡単かつ強固に接合可能な樹脂部材どうしの接合体及び樹脂部材どうしの接合方法を得る。
【解決手段】第一の樹脂部材10と、該第一の樹脂部材とは異なる樹脂材料からなる第二の樹脂部材LSと、を接合した接合体において、上記第一の樹脂部材の第二の樹脂部材との接合部には、該第二の樹脂部材側に突出する複数の係合突部14が形成してあり、上記第二の樹脂部材の第一の樹脂部材との接合部には、対応する上記係合突部がそれぞれ密着状態で係合する複数の係合凹部LS2が形成してある。
【選択図】図1

Description

本発明は、例えば樹脂製レンズと樹脂製レンズ枠のような樹脂部材どうしの接合体、及び樹脂部材を接合するための方法に関する。
近年、携帯電話等のモバイル機器にはカメラが搭載されることが多い。このようなカメラにおいて、モバイル機器内に設けた樹脂製のレンズ鏡枠に樹脂製のレンズを固定する場合、まずレンズとレンズ鏡枠の間にUV接着剤を塗布し、その後このUV接着剤に紫外線を照射してUV接着剤を硬化させることによりレンズとレンズ鏡枠を固定する。
モバイル機器のカメラは小型で画素ピッチが小さいため、レンズとレンズ鏡枠の間に要求される位置精度は極めて高い。
しかし上述のようにUV接着剤を用いる場合、UV接着剤が硬化する際にUV接着剤が収縮してしまうため、接着剤が収縮するとレンズとレンズ支持枠の位置及びレンズ支持枠とレンズ鏡枠の位置がずれてしまう。これらの位置がずれてしまうと、レンズのレンズ鏡枠に対する位置精度が低下し、得られる画像の品質が低下してしまう。
さらに、UV接着剤を利用する場合は、レンズ鏡枠にUV接着剤塗布用の溝を形成しなければならないとう問題も存在していた。
そこで、レンズとレンズ鏡枠をレーザ溶着する技術が提案されている(例えば、特許文献1)。
特開2006-11234号公報
しかし、レーザ溶着はレンズを構成する樹脂とレンズ鏡枠を構成する樹脂の間に相溶性がなけれならないので、レンズとレンズ鏡枠が互いに異なる樹脂材料からなる場合には適用できない。そのため、レンズとレンズ鏡枠を構成する樹脂材料が限定されてしまうので、結果的にレンズ及びレンズ鏡枠の設計の自由度が低下してしまう。
本発明は、互いに異なる種類の樹脂部材どうしをレーザを利用して簡単かつ強固に接合可能な樹脂部材どうしの接合体及び樹脂部材どうしの接合方法を得ることを目的とする。
本発明の樹脂部材どうしの接合体は、第一の樹脂部材と、該第一の樹脂部材とは異なる樹脂材料からなる第二の樹脂部材と、を接合した接合体において、上記第一の樹脂部材の第二の樹脂部材との接合部には、該第二の樹脂部材側に突出する複数の係合突部が形成してあり、上記第二の樹脂部材の第一の樹脂部材との接合部には、対応する上記係合突部がそれぞれ密着状態で係合する複数の係合凹部が形成してあることを特徴としている。
上記第一の樹脂部材を円筒形状とし、上記第二の樹脂部材を、上記第一の樹脂部材の内周面に嵌合する、その外径が第二の樹脂部材の内径と同一である正面視円形の部材としてもよい。
この場合、例えば、上記第一の樹脂部材をレンズ鏡枠とし、上記第二の樹脂部材をレンズとすることが可能である。
上記レンズ鏡枠の内周面全体に渡って上記係合突部が形成し、上記レンズの外周面全体に渡って上記係合凹部が形成してもよい。
また、上記レンズ鏡枠の内周面における特定の領域を、上記係合突部が形成された突部形成領域とし、他の部分を円筒面の一部をなす部分円筒面領域とし、上記レンズの外周面における上記突部形成領域と対応する部分を上記係合凹部を形成する凹部形成領域とし、他の部分を上記円筒面と同一曲率の円筒面の一部をなす部分円筒面領域としてもよい。
本発明の樹脂部材どうしの接合方法は、第一の樹脂部材と、該第一の樹脂部材とは異なる樹脂材料からなる第二の樹脂部材との接合方法において、上記第一の樹脂部材の第二の樹脂部材との接合部に、上記第一の樹脂部材は吸収するが第二の樹脂部材は吸収しないレーザ光を、上記第二の樹脂部材の内部は透過させずに上記第一の樹脂部材の長手方向に沿って照射するステップ、上記第二の樹脂部材の第一の樹脂部材との接合部に、上記第一の樹脂部材から第二の樹脂部材側に突出しながら溶融した複数の溶融突部の熱によって溶融させられた複数の溶融凹部を形成するステップ、及び上記溶融突部及び溶融凹部を硬化させ、対応する溶融突部と溶融凹部どうしを結合させるステップを有することを特徴としている。
上記第一の樹脂部材を円筒形状とし、上記第二の樹脂部材を、上記第一の樹脂部材の内周面に嵌合する、その外径が第二の樹脂部材の内径と同一である正面視円形の部材とすることが可能である。
この場合、例えば、上記第一の樹脂部材をレンズ鏡枠とし、上記第二の樹脂部材をレンズとすることが可能である。
上記レーザ光を照射するステップを、上記レンズ鏡枠の内周面全体に渡って上記レーザ光を照射するステップとしてもよい。
また、上記レーザ光を照射するステップを、上記レンズ鏡枠の内周面における特定の領域である突部形成領域にのみレーザ光を照射し、他の領域である円筒面の一部をなす部分円筒面領域にはレーザ光を照射しないステップとしてもよい。
請求項1及び6記載の発明によれば、レーザ光を吸収する部材である第一の樹脂部材に形成したレーザ光を照射することにより形成可能な係合突部が、第二の樹脂部材の第一の樹脂部材との接合部に凹設された係合凹部に密着状態で機械的に係合する。そのため、第一の樹脂部材と第二の樹脂部材が異なる樹脂材料であっても、第一の樹脂部材と第二の樹脂部材どうしを簡単かつ強固に接合できる。
請求項2及び7のようにすれば、第一の樹脂部材と第二の樹脂部材がそれぞれ円筒形状と円形形状なので、第一の樹脂部材と第二の樹脂部材が平板状の場合に比べて、第一の樹脂部材と第二の樹脂部材をより強固に接合することが可能である。
請求項3及び8のようにすれば、レンズとレンズ鏡枠をレーザを利用して簡単かつ強固に接合できるようになる。さらに、レンズとレンズ鏡枠を異なる樹脂部材によって成形することができるので、レンズとレンズ鏡枠をレーザを利用して結合する場合のレンズ及びレンズ鏡枠の設計の自由度が向上する。
請求項4及び9のようにすれば、レンズとレンズ鏡枠の接合力をより大きくすることが可能である。
請求項5及び10のようにすれば、レンズとレンズ鏡枠の必要な部分どうしのみに係合突部と係合凹部を形成するので、より簡単にレンズとレンズ鏡枠を接合することができる。
以下、図1から図4を利用して、本発明の第1の実施形態を説明する。以下の説明では図1の左側を「前方」とし右側を「後方」としている。
本実施形態は、本発明をレンズLSとレンズ鏡枠10の接合に適用した実施形態である。
アクリルまたはアペルからなるレンズLSは、自身の光軸O(図1参照)を中心とする回転対称形状であり、レンズLSの外周面LS1は光軸Oを中心とする環状面である。
ポリカーボネイトからなり全体が黒みがかっているレンズ鏡枠(第一の樹脂部材)10は、特定の中心軸(図1では光軸Oと一致している)を中心とする円筒状部材であり、レンズ(第二の樹脂部材)LSの外径と略同じ内径の外周部11と、外周部11の後端部に連続する後壁部12と、を一体的に備え、後壁部12の中心部には正面視円形の開口部13が穿設してある。
図1に示すように、レンズLSはその外周部の後面が後壁部12の前面に当接する状態でレンズ鏡枠10の内部に嵌合されている。
レンズ鏡枠10を支持する部材である回転支持装置20は、特定の中心軸(図1では光軸Oと一致している)を中心とする筒状部材であり、その内径が外周部11の外径と略同一の円筒状支持部材25と、円筒状支持部材25の直後に位置し、その出力軸28の前端面が円筒状支持部材25の後面の中心部に固定してあるモータ27とから構成されている。
レンズ鏡枠10及び回転支持装置20の前方には、その後面が射出面31を構成するレーザ光源30が配設してある。
さらに、図1に示すように、モータ27及びレーザ光源30は制御装置Cと電気的に接続しており、制御装置Cには操作スイッチOSが電気的に接続している。
次に、回転支持装置20及びレーザ光源30を利用したレーザ光LRによるレンズLSとレンズ鏡枠10の接合要領について説明する。
まず、図1に示すように、レンズLSを支持したレンズ鏡枠10を円筒状支持部材25の内部に嵌合し、レンズ鏡枠10と円筒状支持部材25の相対移動を規制する。
次いで操作スイッチOSを操作すると、制御装置Cからモータ27及びレーザ光源30に作動信号が送られ、モータ27とレーザ光源30が作動を開始する。モータ27は一定の速度で回転するので、円筒状支持部材25、レンズ鏡枠10及びレンズLSが出力軸28(光軸O)回りに一定速度で正面視時計方向(または反時計方向)に一回転する。レーザ光源30は、その射出面31からレーザ光LRを発射し、このレーザ光LRをレンズLSの前面の下端部と外周部11の内周面の間に照射する。このレーザ光LRは、無色透明なレンズLSには吸収されないが、黒色のポリカーボネイト製であるレンズ鏡枠10には吸収される。さらに、図4に示すように、レーザ光源30は一定強さのレーザ光LRを断続的に照射するので、図2及び図3に示すように外周部11の内周面に周方向に一定間隔で、レーザ光LRを吸収し溶融した部分と、レーザ光LRが照射されない部分とが交互に形成される。レーザ光LRが照射された部分は、レーザ光LRを吸収することにより溶融し、径方向内側(レンズLS側)に向かって膨張する。レンズ鏡枠10の各膨張部が外周面LS1の対向する部分に接触すると、外周面LS1の各膨張部(溶融突部)と接触する部分が各膨張部の熱によって溶かされ、各膨張部と対応する部分に凹部が形成される。レンズ鏡枠10とレンズLSは互いに相溶性のない材料によって成形されているので、各膨張部と各凹部が時間の経過とともに冷却されて固化すると、各膨張部と各凹部はそれぞれ係合突部14と係合凹部LS2になり、対応する係合突部14と係合凹部LS2が互いに密着状態で機械的に係合する。
レンズ鏡枠10及び円筒状支持部材25が一回転すると、制御装置Cからモータ27及びレーザ光源30への作動信号の供給が自動的に止まるので、レンズ鏡枠10及び円筒状支持部材25の回転およびレーザ光源30からのレーザ光LRの照射が停止する。
以上説明したように、本実施形態ではレンズ鏡枠10の係合突部14とレンズLSの係合凹部LS2を機械的に係合させることによりレンズ鏡枠10とレンズLSを接合しているので、レンズLSがレンズ鏡枠10の内部に強固に固定することができる。
しかも、レンズ鏡枠10とレンズLSを構成する樹脂材料は同種にする必要がない。そのため、従来のレーザー溶着技術を採用する場合に比べてレンズ鏡枠10とレンズLSの設計の自由度が向上する。
さらに、レンズ鏡枠10とレンズLSの接合作業は自動的に行われるのでレンズ鏡枠10とレンズLSを簡単に接合することができる。しかも接合時間は短時間である。
また、図示するようにレーザ光LRはレンズLSの内部を透過せず、レンズLSの外周側から接合部に照射されるので、レーザ光LRがレンズLSの内部で屈折反射して他の部材に影響を与えることはない。
次に、図5及び図6を利用して本発明の第2の実施形態について説明する。なお、第1の実施形態と同じ部材には同じ符号を付すに止めて、その詳細な説明は省略する。
本実施形態の第1の実施形態と異なる特徴点は2つである。
一点目は、図5に示すように、レンズ鏡枠10の外周部11及びレンズLSの外周面LS1の全周に互いに密着状態である係合する係合突部15と係合凹部LS3を形成するのではなく、外周部11とレンズLSの外周面LS1の特定の3箇所を係合突部15と係合凹部LS3を形成する突部形成領域A1と凹部形成領域B1とし、その他の領域を係合突部15と係合凹部LS3を形成しない部分円筒面領域A2と部分円筒面領域B2とした点である。このように突部形成領域A1と部分円筒面領域A2を形成することは、制御装置Cによってレーザ光源30によるレーザ光LRの照射タイミングを調整することにより実現できる。
二点目は、突部形成領域A1において断続的に行われるレーザ光源30によるレーザ光LRの照射を一定の強さで行うのではなく、一回ごとの照射中においても微小時間ごとにレーザ光LRの強さや波長を変えた(変調させた)点である。このように変調させながらレーザ光LRを照射すると、図6に示すように各係合突部15の先端部(内周側端部)がその基端部(外周側端部)に比べて広幅となり、対応する係合凹部LS3の先端部(外周側端部)が底部(内周側端部)に比べて広幅となる。このような形状とすることにより、各係合突部15が対応する係合凹部LS3から抜け出すおそれがより小さくなるので、レンズ鏡枠10とレンズLSの接合強度をさらに向上させることが可能になる。
最後に、図7を利用して本発明の第3の実施形態について説明する。なお、第1の実施形態と同じ部材には同じ符号を付すに止めて、その詳細な説明は省略する。
本実施形態の第1の実施形態と異なる特徴点は2つである。
一点目は、レーザ光LRの照射時にレンズ鏡枠10及びレンズLSを回転させる代わりにレーザ光源60を回転させた点にある。
具体的に説明すると、レンズ鏡枠10は円筒状支持部材25と同形状でかつ移動(回転を含む)が不能な固定支持筒部材40に支持(固定)してある。
レンズ鏡枠10及びレンズLSの直前にはモータ50が配設してあり、その回転軸51の後端面にはレンズ鏡枠10の径方向に伸びる長尺部材である回転支持部材55の前面中心部が固着してある。回転支持部材55の両端部は中央部に対して傾斜する傾斜支持部56となっており、一方の傾斜支持部56の後面には保持部材57が固定してある。さらに、保持部材57の前面には保持凹部58が凹設してあり、この保持凹部58にレーザ光源60が嵌合支持されている。図示するように、レーザ光源60の軸線は光軸Oに対して傾斜しており、その後面に形成した射出面61はレンズLSの外周面LS1と後壁部12の前面の接合部を向いている。
操作スイッチOSを操作すると、制御装置Cからモータ50及びレーザ光源60に作動信号が送られ、モータ50によって回転支持部材55及びレーザ光源60が回転軸51回りに一定速度で回転し、さらにレーザ光源60の射出面61からレンズLSの外周面LS1と後壁部12の前面の接合部に向けてレーザ光LRが断続的に照射される。
このようにレーザ光LRの照射時にレンズ鏡枠10及びレンズLSを回転させる代わりにレーザ光源60を回転させても、第1の実施形態と同様にレンズ鏡枠10とレンズLSを接合可能である。
特徴の二点目は、図7の矢線Dに示したように、レーザ光LRを利用したレンズ鏡枠10とレンズLSの接合作業を行う前に、レンズLSのレンズ鏡枠10に対するディセンタ方向の位置調整を行う点である。
このようにレンズLSのディセンタ調整を行ってからレンズ鏡枠10とレンズLSを固定すれば、レンズLSは所望値により近いレンズ性能を発揮できるようになる。
以上説明した各実施形態では、レンズ鏡枠10がレーザ光LRを吸収する材料であり、レンズLSがレーザ光LRを吸収しない材料であるが、レンズLSがレーザ光LRを吸収する材料とし、レンズ鏡枠10がレーザ光LRを吸収しない材料としてもよい。
また、本発明は樹脂材料同士の接合全般に利用できるものであり、接合対象はレンズ鏡枠10とレンズLSには限定されない。
本発明の第1の実施形態のレンズ、レンズ鏡枠、及びレーザ照射装置の一部を断面視して示す全体図である。 図1のII−II線に沿う断面図である。 図2のIII部の拡大図である。 レーザ強度を示すグラフである。 本発明の第2の実施形態の図2と同様の断面図である。 図5のVI部の拡大図である。 本発明の第3の実施形態の図1と同様の全体図である。
符号の説明
10 レンズ鏡枠(第一の樹脂部材)
11 外周部
12 後壁部
13 開口部
14 15 係合突部
20 回転支持装置
25 円筒状支持部材
27 モータ
28 出力軸
30 レーザ光源
31 射出面
40 固定支持筒部材
50 モータ
51 回転軸
55 回転支持部材
56 傾斜支持部
57 保持部材
58 保持凹部
60 レーザ光源
61 射出面
A1 突部形成領域
A2 部分円筒面領域
C 制御装置
LS レンズ(第二の樹脂部材)
LS1 外周面
LS2 LS3 係合凹部
LR レーザ光
OS 操作スイッチ

Claims (10)

  1. 第一の樹脂部材と、該第一の樹脂部材とは異なる樹脂材料からなる第二の樹脂部材と、を接合した接合体において、
    上記第一の樹脂部材の第二の樹脂部材との接合部には、該第二の樹脂部材側に突出する複数の係合突部が形成してあり、
    上記第二の樹脂部材の第一の樹脂部材との接合部には、対応する上記係合突部がそれぞれ密着状態で係合する複数の係合凹部が形成してあることを特徴とする樹脂部材どうしの接合体。
  2. 請求項1記載の樹脂部材どうしの接合体において、
    上記第一の樹脂部材が円筒形状であり、
    上記第二の樹脂部材が、上記第一の樹脂部材の内周面に嵌合する、その外径が第二の樹脂部材の内径と同一である正面視円形の部材である樹脂部材どうしの接合体。
  3. 請求項2記載の樹脂部材どうしの接合体において、
    上記第一の樹脂部材がレンズ鏡枠であり、
    上記第二の樹脂部材がレンズである樹脂部材どうしの接合体。
  4. 請求項3記載の樹脂部材どうしの接合体において、
    上記レンズ鏡枠の内周面全体に渡って上記係合突部が形成してあり、
    上記レンズの外周面全体に渡って上記係合凹部が形成してある樹脂部材どうしの接合体。
  5. 請求項3記載の樹脂部材どうしの接合体において、
    上記レンズ鏡枠の内周面における特定の領域が、上記係合突部が形成された突部形成領域であり、他の部分は円筒面の一部をなす部分円筒面領域であり、
    上記レンズの外周面における上記突部形成領域と対応する部分が上記係合凹部を形成する凹部形成領域であり、他の部分は上記円筒面と同一曲率の円筒面の一部をなす部分円筒面領域である樹脂部材どうしの接合体。
  6. 第一の樹脂部材と、該第一の樹脂部材とは異なる樹脂材料からなる第二の樹脂部材との接合方法において、
    上記第一の樹脂部材の第二の樹脂部材との接合部に、上記第一の樹脂部材は吸収するが第二の樹脂部材は吸収しないレーザ光を、上記第二の樹脂部材の内部は透過させずに上記第一の樹脂部材の長手方向に沿って照射するステップ、
    上記第二の樹脂部材の第一の樹脂部材との接合部に、上記第一の樹脂部材から第二の樹脂部材側に突出しながら溶融した複数の溶融突部の熱によって溶融させられた複数の溶融凹部を形成するステップ、及び
    上記溶融突部及び溶融凹部を硬化させ、対応する溶融突部と溶融凹部どうしを結合させるステップ
    を有することを特徴とする樹脂部材どうしの接合方法。
  7. 請求項6記載の樹脂部材どうしの接合方法において、
    上記第一の樹脂部材が円筒形状であり、
    上記第二の樹脂部材が、上記第一の樹脂部材の内周面に嵌合する、その外径が第二の樹脂部材の内径と同一である正面視円形の部材である樹脂部材どうしの接合方法。
  8. 請求項7記載の樹脂部材どうしの接合方法において、
    上記第一の樹脂部材がレンズ鏡枠であり、
    上記第二の樹脂部材がレンズである樹脂部材どうしの接合方法。
  9. 請求項8記載の樹脂部材どうしの接合方法において、
    上記レーザ光を照射するステップが、
    上記レンズ鏡枠の内周面全体に渡って上記レーザ光を照射するステップである樹脂部材どうしの接合方法。
  10. 請求項8記載の樹脂部材どうしの接合方法において、
    上記レーザ光を照射するステップが、
    上記レンズ鏡枠の内周面における特定の領域である突部形成領域にのみレーザ光を照射し、他の領域である円筒面の一部をなす部分円筒面領域にはレーザ光を照射しないステップである樹脂部材どうしの接合方法。
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