JP2010029570A - アイレス縫合針およびその製造方法 - Google Patents

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貫司 松谷
Kazuaki Kato
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Abstract

【課題】 短時間で、かつ安定して穴明けができる、アイレス縫合針の製造方法を提供する。
【解決手段】 アイレス縫合針10の基端面11aから、アイレス縫合針の長さ方向に沿って穴12を明け、該穴に縫合糸20を入れてかしめるアイレス縫合針の製造方法において、前記アイレス縫合針10の基端面11aから、アイレス縫合針の長さ方向に沿って穴12を明ける工程が、アイレス縫合針の基端部11を支持して棒状部材22で基端面11aに穴12を冷間鍛造によって穿設する。
【選択図】 図1

Description

本発明はアイレス縫合針およびその製造方法に関し、特に、端面から軸の長さ方向に沿って明けられる止まり穴の明け方に特徴を有するアイレス縫合針に関する。
図4に従来のアイレス縫合針を示す。アイレス縫合針10の基端部11における基端面11aには縫合針の長手方向に沿って形成された止まり穴である穴12が形成されている。一方、アイレス縫合針10の先端には鋭利な針先14が形成されており、この針先14と連続して複数の切刃15が形成された角錐が形成され、さらに切刃を有することのない胴部13に接続し基端部11へと続いている。
穴12を穿設する方法としては、レーザーを照射することで穿設されるレーザー加工法、真空中で高速に加速されたを物質に衝突させることによりの運動エネルギーを熱エネルギーに変え、針材を瞬時に溶融させて穴明けする電子ビーム加工法、穴径と同じ径の電極と、加工物との間に放電を発生させ、加工物を加工する放電加工法、縫合針の端面に細いドリルで穴を穿設するドリリングなどの方法がある。
アイレス縫合針10としては、図4に示すような切刃15の断面を多角形状に形成した刃付縫合針、及び断面を略円形状に形成して切刃15を無くした丸針(図示せず)等があり、これ等の縫合針を縫合すべき生体組織及び縫合部位に応じて選択して用いている。
縫合糸20としては、太さ、材質(ナイロン、シルク等)、モノフィラメントかマルチフィラメントかといった構造等、多数の異なる種類のものが提供されている。そして縫合すべき生体組織及び縫合部位に応じて適切な種類の縫合糸を選択して用いている。
穴12が穿設されると、縫合糸20の先端が穴12に挿入され、プレス機などで穴12を潰してかしめることによってアイレス縫合針10の基端部11に固定される。アイレス縫合針10は、縫合に必要な長さの糸が最初から固定され、アイド針のように糸を孔に挿通する手間が不要であるという利点を有する。
穴12の加工方法としては、上述したように、種々の方法があるが、特に、レーザー加工法は、レーザー光のエネルギーにより針材の穴となる部分を瞬間的に加熱し昇華させて穴をあけるもので、他の方法に比べて短時間で穴明けができることから、多く利用されている。ただし、レーザー加工の場合は、小さい穴には適しているが、大きい穴ではレーザーの電子機器(特にコンデンサー、トランス)や励起ランプの寿命が短く高コストになってしまうため、実際上、穴径はφ0.40mmぐらいまでが限界であった。
そこで、サイズの大きい穴については、アイレス縫合針10の基端面11aにドリルを配置して穴を穿設する、ドリリングを行っていた。しかし、ドリリングでは、例えば穴径φ0.40mmで針の外径がφ0.63mmの場合など壁厚が薄い場合は、ドリルにより穴が真っ直ぐに穿設されない場合、基端部11の外側が膨れてしまうといった不良が発生する場合があった。特に、穴径が外径の1/2以上のサイズでは、そのような傾向が見られた。
図5は、図4のアイレス縫合針10の基端部11を拡大した断面図である。基端部11の基端面11aには、レーザー光により穴12が穿設されている。穴12は、縫合糸20が挿入できるように縫合糸20の径よりやや太くてほぼ真直ぐな有効穴深さ部分12aがあり、底の部分である奥部12b(有効穴深さ部分12aの底部を起点とした針先側)は、だんだんと径が細くなり最後は行き止まりになっている。有効穴深さ部分12aの長さは、縫合糸20の抜けやすさを調べる引抜試験の規格に準ずるため縫合糸を挿入する最低限の深さ以上となっているが、縫合糸の先端はアイレス縫合針10の穴12に挿入しやすいように斜めに切断され先細状となっているため、有効穴深さ部分12aの先の奥部12bにも入り込むようになっている。したがって、縫合糸20の挿入可能な長さは、有効穴深さ部分12aの長さより若干長いことになる。穴12の径はアイレス縫合針10の径(加工を受けていない基端部11の径)の20〜80%程度で、有効穴深さ部分12aの深さは穴径によって異なるが、穴径の2〜12倍程度の深さ(穴径が小さいほど穴深さが大きい)である。また、レーザー加工上、奥部12bの深さは有効穴深さ部分12aの1/3より大きくなっている。
また、ドリリングにおいては、上記奥部12bの深さは、穴径の1/2より小さくなっている。このようにドリルで形成した穴の場合、奥部12bの深さが浅く、有効穴深さ部分12aと奥部12bとの境目に角が形成されやすい。
しかし、一般のレーザーによる穴明けの場合、穴の径、深さ、形を一定にするのが非常に難しいとともに、大きいサイズの穴では、高コストになってしまう。また、ドリリングによる穴明けの場合においては、穴径/外径が1/2以上の、壁厚の薄い、特に小さいサイズの縫合針(穴径φ0.4mmの場合、外径φ0.8mm以下まで)では基端部11が膨れる不良が発生しやすいという問題があった。さらに、両方の場合において、有効穴深さ部分12aより針先側の奥部12bは先細状とするとともに、最適な長さを形成することが、糸付性および強度を向上させるために理想的であったが、レーザーによる場合は長すぎてしまい、穴明け後にアイレス縫合針を湾曲させる場合に穴部を避けるように曲げる必要があるということと、曲げすぎたときには穴から極端に屈曲した形状になってしまったり、穴つぶれを発生させてしまったりする可能性もあった。またドリリングによる場合は短すぎて角が形成され、穴の奥部12bで破断する可能性があるとともに糸付性が不十分になる、という問題があった。
本発明は、これらの事実に鑑みてなされたもので、最適な穴径・深さおよび形状を有した穴が形成されたアイレス縫合針、およびそのような穴を短時間で明けることができるアイレス縫合針の製造方法を提供することを目的としている。
上記の目的を達成するために本発明のアイレス縫合針の製造方法は、アイレス縫合針の基端面から、アイレス縫合針の長さ方向に沿って穴を明けて形成するアイレス縫合針の製造方法において、アイレス縫合針の少なくとも基端部付近を支持部材により支持し、棒状部材で基端面に穴を穿設することを特徴としている。
前記棒状部材で基端面に穴を穿設する前に、前記アイレス縫合針の基端部を焼なまししておく構成にしてもよい。
上記の目的を達成するために本発明のアイレス縫合針は、アイレス縫合針の基端面から該アイレス縫合針の長さ方向に沿って穴を明けて形成するアイレス縫合針において、該穴が棒状部材で穿設されたものであり、該穴の有効穴深さ部分の底部を基点としてそこより針先側の奥部が、先細状であり、長さが穴径の1/2以上で、有効穴深さの1/3以下であることを特徴とする。
本発明によれば、アイレス縫合針の基端面の穴を、冷間鍛造によって短時間に穿設することができる。また、穴の径や深さを一定に揃え易く壁厚の薄い穴にも対応でき、不良品を減らすことができるとともに、穴奥部の形状をコントロールでき、湾曲の際の屈曲や穴つぶれを防止したり、穴奥部の破断の可能性を減少させたりする、理想的な穴形状を形成することができる。また、ポンチ等の棒状部材で明けられた穴の内壁は、適度な粗さがあり、縫合糸をかしめたとき保持しやすい、という優れた効果を奏する。
以下、本発明の実施の形態を添付図面を参照して説明する。
図1は本発明の縫合針の製造方法において、端面に穴を穿設する方法を説明する図で、(a)は下金型で縫合針の端部を把持した状態を示す平面図、(b)は(a)のA−A断面図、(c)は穴を穿設した状態を示す断面図である。
アイレス縫合針10の素材には、医療用に適しているオーステナイト系のステンレス鋼を使用する。オーステナイト系ステンレス鋼は、錆びないが、その反面熱処理をしても硬化しない。そこで、所望の硬度を得るために、太い線材に何段階かの伸線加工を加えて所定の径まで細くした線材を用いている。伸線加工を繰り返すことで、ファイバー状の結晶組織となり、加工硬化を受けて所望の硬度に達する。このような線材を所定の長さにカットし、プレス成形で所望の形状の胴部13を形成するとともに先端側に鋭利な針先14とこれに続く切刃15を形成する。次に、アイレス縫合針10に湾曲を付与し、基端部11側は端面11aを平面に仕上げる。
湾曲したアイレス縫合針10の基端部11を、図1(a)に示すように支持部材となるプレス機の下金型21、21間で把持する。把持する部分は、少なくともアイレス縫合針10の基端部11付近を把持し、好ましくは基端部11から胴部13を含む長さで、形成する穴16の深さの2倍以上の長さを把持する。図1(b)に示すように、プレス機の上金型には針穴の径のポンチとして棒状部材22が取り付けられている。図1(b)の状態から棒状部材22を矢印に示す方向に降下させる。すると、棒状部材22は基端面11aから基端部11内に押し込まれ、冷間鍛造により図1(c)に示すような穴16を穿設する。穴16の深さは、穴径によって変化させるが、穴径の1.2〜10倍程度の深さとする。穴径の1.2倍未満の深さでは、縫合糸20を挿入してかしめても、かしめ強度が不足して、縫合糸20が抜け易くなるからであり、穴径の10倍を越えると実施困難となり、かえってコストが増すからである。
上金型の棒状部材22の材質は、工具鋼、高速度鋼、超硬合金のいずれでもよい。棒状部材22の長さは、穴16の径の1.2倍以上であるが、1.2倍以上であれば、穴明け加工の際に座屈しない限度で長くしてもよい。棒状部材22は、ほぼ一定の太さの部分22aとその先端に先細状の部分22bとを有する。この棒状部材22の形状に対応し、縫合針10の穴16は、ストレートな有効穴深さ部分16aと、そこより針先側の先細状の奥部16bを有する。
図2は、各加工法により形成された穴の例を示す図で、(a)はレーザー加工による穴、(b)はドリリングによる穴、(c)は棒状部材による穴を示す。
(a)に示すように、レーザー加工による穴12は、ほぼ真っ直ぐな有効穴深さ部分12aに対し、深さL1の奥部12bが形成されている。深さL1はレーザー加工でコントロールすることは非常に難しく、深く形成されている。
(b)に示すドリリングの穴17では、有効穴深さ部分17aの長さは自由にコントロールできるが、溝が形成され厚みが薄くなっているドリル先端の破折を避けるためにドリル先端のテーパー部分は短く形成されているため、奥部17bの深さL2はかなり浅くなってしまう。そのため有効穴深さ部分17aと奥部17bとの境界Aにエッジができ、ここで破断し易くなるという問題がある。
これに対し、本発明の棒状部材22による穴16は、図2(c)に示すように、縫合針10の穴16の奥部16bの長さL3は、ドリリングにより形成される穴17の奥部17bの長さL2より長く、レーザー加工により形成される穴12の奥部12bの長さL1より短く形成することができる(L1>L3>L2)。奥部16bの深さは、好ましくは、穴16の径の1/2以上で、且つ有効穴深さ16aの1/3以下の長さである。穴16の径の1/2未満では図2(b)に示すようなエッジができ易くなり、破断し易くなるからであり、有効穴深さ16aの1/3を越えると、穴明け後の曲げ加工の際に潰れる可能性があるからである。また、有効穴深さ16aの部分と奥部16bとの境界は、曲面でつなぐことがエッジを作らないので望ましい。このような構成とすることで、先細状になっていて糸付性が良く、穴明け後の曲げにも対応できる穴を形成することができる。
図1(b)に示す棒状部材は一例であり、このような形状に限定されるものではなく、種々の形状とすることができる。図3は棒状部材と穴の他の実施例を示すものである。(a)は穴18の入り口内側に面取部18aを形成し、有効穴深さ部分18bを形成する部分を、先端に向けて径が小さくなるゆるやかなテーパー状とし、先細状の奥部18cを形成した例、棒状部材23も面取部18aを形成する面取部23a、有効穴深さ部分18bを形成するテーパー部23b、奥部18cを形成する先端部23cを有する。
(b)は穴19を面取部19a、太径部19b、細径部19c、奥部19dとした例である。棒状部材25は、面取部25a、太径部25b、細径部25c、先端部25dを有する。太径部19bと細径部19cの部分が有効穴深さ部分となる。
(a)の穴18は、テーパー穴なので縫合糸が挿入しやすく糸付性が良いという利点があり、面取部18aがあるので、縫合糸がさらに挿入しやすく傷付きにくいという利点がある。(b)の穴19は、金属ワイヤ等をアイレス縫合針10に結合する際に効果を発揮するものであり、ワイヤ等を結合するための止まり穴としての細径部19cと、該細径部19cの元端面側に形成され、細径部19cの径より大きく深さが浅い太径部19bと、入口側に面取部19aを形成したものである。細径部19cはテーパー状としても良い。この構成では、ワイヤ等を曲げたときに結合部付近に応力が集中しにくく、破折しにくい、という利点がある。
棒状部材の外径については限定するものではないが、従来の穴明け方法では高コストとなったり困難であったりする、針穴径φ0.4mm以上の場合、即ち棒状部材の外径φ0.4mm以上の場合に好ましく適用することができる。また、壁厚が穴径/外径=1/2以上の場合にも好適であり、不良率を下げることができる。
下金型21で把持されたとき、基端部11は、下金型21の上面より下方にして引っ込んだ状態にして、穴を明けたとき棒状部材22で押しのけた素材が全て下金型21の長さ方向に逃げるようにする。このようにすることで、穴を明けた後の基端部11の径は大きくならず、元の大きさを保持することができる。そして、穴の壁が薄い場合でも、壁を破ることなく穴を明けることができる。図示の実施例では、棒状部材22で穴明けした後、基端面11aが上昇して下金型21の上面と面一になるようにしているが、これに限定されるものではない。穴を明ける前、基端面11aは、下金型21の上面から、形成する穴深さの1/2以上、下方にあることが好ましい。基端面11aと下金型21の上面とを面一にしたり、下金型21の上方に突出したりする構成としても良いが、棒状部材22で穴16を明けるとき、基端部11が座屈したり、曲がって棒状部材から基端面11aが逃げることがない程度の長さにする。
また、基端部11がファイバー状の結晶構造になっていると、硬すぎて棒状部材22が穴16を鍛造できない場合がある。その場合は、基端部11の穴16が形成されるところだけを焼きなまして、ファイバー組織を粒状組織へと変化させてから棒状部材22で穴明け加工するとよい。
焼きなましをしても必要な穴深さが確保できない等の場合は、棒状部材22の長さを最初短めにして長さを変化させ、2回以上に分けて穴16を穿設しても良い。その時、棒状部材22を降下させる度に基端部11の穴16が形成されるところを焼きなますとなおよい。
また、鍛造油を棒状部材22及び/又は基端部11の穴16につけて穿設すると、穴16の内面にバリが残らないとともに穴の寸法精度が良くなり、さらに棒状部材22の寿命が延びるという効果がある。
以上のように、本発明は、上述のように鍛造により穴16を穿設するので、穴明けの時間が短縮できる。また、穴16の大きさや深さを一定のものに揃えることができ、不良品を少なくすることができるとともに、穴奥部の形状をコントロールできるため、湾曲の際の屈曲や穴つぶれを防止したり、穴奥部の破断の可能性を減少させたりする、理想的な穴形状を形成することができる。また、棒状部材22で穴16を穿設すると、穴の内壁が適度な粗面となり、カシメたとき、縫合糸20を把持し易くなる。
なお、上記の実施例では、アイレス縫合針10は湾曲を付されてから穴明けされたが、湾曲前の直線状態で穴明けを行い、穴明けの後に湾曲を加えるようにしてもよい。また、湾曲と同時に穴明けをすることも、もちろん可能である。湾曲には、U字型の成形型でプレス成形して湾曲させたり、ローラーを使用して湾曲させたりする方法等がある。成形型による場合は成形型が支持部材となり、ローラーによる場合はローラーが支持部材となり、少なくとも基端部付近を支持して棒状部材等の棒状部材により縫合針の基端面に穴を穿設する。
本発明の縫合針の製造方法において、端面に穴を穿設する方法を説明する図で、(a)は下金型で縫合針の端部を把持した状態を示す平面図、(b)は(a)のA−A断面図、(c)は穴を穿設した状態を示す図である。 各加工法により形成された穴の例を示す図で、(a)はレーザー加工による穴、(b)はドリリングによる穴、(c)は棒状部材による穴を示す。 棒状部材と穴の他の実施例を示すものであり、(a)は穴の入り口内側に面取部を形成し、有効穴深さ部分を形成する部分を、先端に向けて径が小さくなるゆるやかなテーパー状とし、先細状の奥部を形成した例、(b)は穴を面取部、太径部、細径部、奥部とした例である。 従来のアイレス縫合針を示す斜視図である。 図4のアイレス縫合針の基端部を拡大した断面図である。
符号の説明
10 アイレス縫合針
11 基端部
11a 基端面
12 穴
12a、16a、17a、18b 有効深さ部分
12b、16b、17b、18c、19d 奥部
14 針先
15 切刃
16、18、19 穴
20 縫合糸
21 下金型
22、23、25 棒状部材

Claims (3)

  1. アイレス縫合針の基端面から、アイレス縫合針の長さ方向に沿って穴を明けて形成するアイレス縫合針の製造方法において、アイレス縫合針の少なくとも基端部付近を支持部材により支持し、棒状部材で基端面に穴を穿設することを特徴とするアイレス縫合針の製造方法。
  2. 前記棒状部材で基端面に穴を穿設する前に、前記アイレス縫合針の基端部を焼なまししておくことを特徴とする請求項1に記載のアイレス縫合針の製造方法。
  3. アイレス縫合針の基端面から該アイレス縫合針の長さ方向に沿って穴を明けて形成するアイレス縫合針において、該穴が棒状部材で穿設されたものであり、該穴の有効穴深さ部分の底部を基点としてそこより針先側の奥部が、先細状であり、長さが穴径の1/2以上で、有効穴深さの1/3以下であることを特徴とするアイレス縫合針。
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