JP2010028265A - 監視システムおよび監視モニタ装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】個人が特定できないように動的に映像の人物の顔にマスキングすると共に、犯罪が発生した場合には記録された過去映像からマスキングの無い映像を再生可能にする。
【解決手段】監視モニタ装置が、映像データをモニタ画面に表示する映像表示手段と、映像取込手段で取り込んだ映像データが監視カメラからの映像データの場合にはマスキング処理側に出力し、一方、取り込んだ映像データが映像記録装置からの映像データの場合には映像表示手段に直接出力するよう選択する選択スイッチ手段と、選択スイッチ手段から入力される監視カメラの映像データから顔部分の座標を検出し、検出座標に基づいたマスキングデータを生成し、元映像データとマスキングデータを重畳することにより、映像の顔部分にマスキングした映像データを生成する手段を備えた。
【選択図】図1
【解決手段】監視モニタ装置が、映像データをモニタ画面に表示する映像表示手段と、映像取込手段で取り込んだ映像データが監視カメラからの映像データの場合にはマスキング処理側に出力し、一方、取り込んだ映像データが映像記録装置からの映像データの場合には映像表示手段に直接出力するよう選択する選択スイッチ手段と、選択スイッチ手段から入力される監視カメラの映像データから顔部分の座標を検出し、検出座標に基づいたマスキングデータを生成し、元映像データとマスキングデータを重畳することにより、映像の顔部分にマスキングした映像データを生成する手段を備えた。
【選択図】図1
Description
この発明は、監視映像上の被監視者のプライバシーを保護するためのマスキングを行う監視システムおよび監視モニタ装置に関するものである。
近年、各種犯罪の発生に伴い映像による監視システムが普及して来た。また、最近では犯罪の抑止効果も得られるとして民間施設はもとより商店街、公園等の一般人が往来する公共の場所への監視カメラの設置が増加している。ところが、例えばキャッシュディスペンサなどの監視映像においては、カード使用時に個人情報が際限なく露出されるため、第三者に悪用されるおそれがある。また、人の往来の監視映像には不特定の人が写るので個人の行動が第三者に監視されるのは困るというプライバシー侵害の問題が発生している。そのため、監視映像に写る特定エリアにマスキングを行いプライバシーの保護を確保する監視システムが製品化されている。
従来のマスキング機能を持つ従来の監視システムの例について説明する。
図3において、監視カメラ10は被写体2を撮像すると、映像取得部11において、その映像に撮像日時(時刻も含む)やカメラIDを付加した映像データを映像合成部14に出力する。一方、マスキング設定部13では、マスキングエリアの映像を予め設定しており、このマスキングエリアの映像を映像合成部14に与える。映像合成部14では、映像取得部11からの被写体の映像にマスキングエリアの映像を重畳して合成し、映像配信部12に出力する。映像配信部12では、マスキングされた映像データを、ネットワーク20を介して監視モニタ装置30および映像記録装置40へ配信する。映像記録装置40では、送信されてきたマスキングされた映像データをそのまま記録して所定の期間保存する。また、監視モニタ装置30では、監視カメラ10から送信されてきたマスキングされた映像データを映像取込部31で受信し、映像表示部33に与える。映像表示部33では、入力されたマスキング処理された映像をモニタ画面に表示する。この監視システムは、カメラ側にて予め指定した映像エリアが第三者に見られないようにマスキング処理を行って監視センタ側に送信しており、また、マスキングエリアが固定されているので、ATM等の監視業務に適用して個人情報である暗証番号等が監視者を含む第三者から見ることができないようにすることを主目的としたものである。
図3において、監視カメラ10は被写体2を撮像すると、映像取得部11において、その映像に撮像日時(時刻も含む)やカメラIDを付加した映像データを映像合成部14に出力する。一方、マスキング設定部13では、マスキングエリアの映像を予め設定しており、このマスキングエリアの映像を映像合成部14に与える。映像合成部14では、映像取得部11からの被写体の映像にマスキングエリアの映像を重畳して合成し、映像配信部12に出力する。映像配信部12では、マスキングされた映像データを、ネットワーク20を介して監視モニタ装置30および映像記録装置40へ配信する。映像記録装置40では、送信されてきたマスキングされた映像データをそのまま記録して所定の期間保存する。また、監視モニタ装置30では、監視カメラ10から送信されてきたマスキングされた映像データを映像取込部31で受信し、映像表示部33に与える。映像表示部33では、入力されたマスキング処理された映像をモニタ画面に表示する。この監視システムは、カメラ側にて予め指定した映像エリアが第三者に見られないようにマスキング処理を行って監視センタ側に送信しており、また、マスキングエリアが固定されているので、ATM等の監視業務に適用して個人情報である暗証番号等が監視者を含む第三者から見ることができないようにすることを主目的としたものである。
また、映像にマスキングを行う監視システムの他の例として、特許文献1に示される技術がある。このシステムでは、監視カメラ、データセンタ(サーバ)、閲覧端末をネットワークで接続しており、監視カメラの近傍に設置した受信装置で、近距離にいる対象人物が所持する無線ICタグなどの発信源からの信号を受信し、発信源を特定する識別情報を取得する。監視カメラは、受信装置が信号を受信すると所定の範囲の画像を撮影し、取得した識別情報と共にデータセンタへ送信する。データセンタでは、撮影画像に映っている顔などの特定領域を検出し、特定領域の中から、取得した識別情報に対応する対象特定領域を識別して、それ以外の特定領域に対してのみマスキングした画像を生成する。そして、データセンタは、マスクキングされた画像を識別情報に関連付けて画像データ保持部に保存し、閲覧端末から認証を伴う閲覧要求を受けると、保存された認証に対応するマスクキングされた画像を読み出して閲覧端末に送信する。その結果、閲覧要求を行った端末には、要求元に対応する識別情報以外の特定領域(顔)にマスキングされた画像が表示されることになる。この監視システムは、児童や徘徊癖のある認知障害者に発信源を持たせてその位置をその親族などに知らせることを主目的としたものである。
図3に示す従来の監視システムの場合は、ATM等の監視業務に適用して個人情報である暗証番号等が監視者を含む第三者から見ることができないように、カメラ側で固定したエリアをマスキングした映像を監視装置に送っているため、犯罪が発生した場合にマスキングエリアの映像を後から確認することができなかった。また、人のような移動体に対して動的にマスキングすることもできない。
一方、特許文献1に示した監視システムの場合は、データセンタにおいて、児童のような特定な人物の顔を除いて、他の人物の顔にはマスキングを自動的に行っている。そのため、動的にマスキングすることはできるが、特定な人物に対して、無線ICタグなどの発信源を持たない他の人物が危害を加えるよう行為が発生した場合、保存された映像上の加害者の顔にはマスキングが施されているため、後からマスキングを外して確認することができない。
一方、特許文献1に示した監視システムの場合は、データセンタにおいて、児童のような特定な人物の顔を除いて、他の人物の顔にはマスキングを自動的に行っている。そのため、動的にマスキングすることはできるが、特定な人物に対して、無線ICタグなどの発信源を持たない他の人物が危害を加えるよう行為が発生した場合、保存された映像上の加害者の顔にはマスキングが施されているため、後からマスキングを外して確認することができない。
この発明は、上記問題点を解決するためになされたもので、個人が特定できないように動的に映像の人物の顔にマスキングすると共に、犯罪が発生した場合には記録された過去映像からマスキングの無い映像を再生可能にする監視システムおよび監視モニタ装置を得ることを目的とする。
この発明に係る監視システムは、監視カメラと、当該監視カメラで撮像した映像データを順次記録する映像記録装置と、監視カメラからの映像データおよび映像記録装置に記録された過去の映像データを選択的に取り込み表示する監視モニタ装置とをネットワークを介して接続する監視システムにおいて、監視モニタ装置は、監視カメラまたは映像記録装置からの映像データを取り込む映像取込手段と、映像データをモニタ画面に表示する映像表示手段と、映像取込手段で取り込んだ映像データが監視カメラからの映像データである場合には当該映像データをマスキング処理側に出力し、一方、取り込んだ映像データが映像記録装置からの映像データである場合には当該映像データを映像表示手段に直接出力するよう選択する選択スイッチ手段と、選択スイッチ手段を介して入力される監視カメラの映像データから映像に写る顔部分の座標を検出する顔検出手段と、顔部分の検出座標に基づいたマスキングデータを生成するマスキングデータ生成手段と、顔検出手段に入力される元映像データとマスキングデータ生成手段で生成されたマスキングデータを重畳することにより、映像の顔部分にマスキングした映像データを生成して表示手段に与える映像合成手段を備えたものである。
この発明によれば、監視モニタ装置において、選択スイッチ手段により監視カメラと映像記録装置からの映像データの処理を振り分け、監視カメラからのリアルタイムの映像データに対して映像に写る人物の顔部分を動的に検出して個人を特定しないように顔部分にマスキングを施して表示するようにし、一方、映像記録装置の過去の映像データに対してはマスキングを行わず直接表示するようにしている。したがって、通常の監視時には個人のプライバシーを保護しながら監視を行うことが可能とし、犯罪発生した場合にはマスキングの無い過去の映像データから重要な映像を確認し、個人を特定することを可能にする。
実施の形態1.
図1は、この発明の実施の形態1による監視システムの機能構成を示すブロック図である。
図1において、監視カメラ10は被写体2を撮像すると、映像取得部11において、その映像に撮像日時(時刻まで含むものとする)やカメラIDを付加した映像データを出力する。この映像データは、映像編集を受けることなく直接映像配信部12に与えられ、映像配信部12からネットワーク20を介して監視モニタ装置30および映像記録装置40へ配信される。映像記録装置40では、撮像日時とカメラIDに対応付けて送信されてきた映像データを順次記録する。また、監視モニタ装置30では、監視カメラ10から送信されてきた映像データを映像取込部31で受信し、選択スイッチ32によってマスキングするかどうかを決定する。
図1は、この発明の実施の形態1による監視システムの機能構成を示すブロック図である。
図1において、監視カメラ10は被写体2を撮像すると、映像取得部11において、その映像に撮像日時(時刻まで含むものとする)やカメラIDを付加した映像データを出力する。この映像データは、映像編集を受けることなく直接映像配信部12に与えられ、映像配信部12からネットワーク20を介して監視モニタ装置30および映像記録装置40へ配信される。映像記録装置40では、撮像日時とカメラIDに対応付けて送信されてきた映像データを順次記録する。また、監視モニタ装置30では、監視カメラ10から送信されてきた映像データを映像取込部31で受信し、選択スイッチ32によってマスキングするかどうかを決定する。
選択スイッチ32は、監視カメラ10から撮像中の映像データを受信している場合にはマスキング有り側aに接続されるように設定されている。したがって、映像取込部31で取り込んだ映像データは選択スイッチ32を介して顔検出部34に与えられる。顔検出部34では、映像フレーム毎に写っている人物の顔を検出し、顔部分の検出座標をマスキングデータ生成部35へ出力する。マスキングデータ生成部35では、通知された顔部分の検出座標に基づいたマスキングデータを生成する。映像合成部36では、映像取込部31で取り込んだ現映像データとマスキングデータを重畳することにより、映像の顔部分にマスキングし、マスキングされた映像データを映像表示部33に渡す。モニタ画面には所定の顔のエリアにマスキング処理された映像2Aが表示される。したがって、リアルタイムで表示される監視映像の人物の顔にはマスキングが施されているので、プライバシーの保護が確保される。
一方、映像記録装置40に記録されている過去の映像を再生する場合は、監視者が入力認証部38へ入力操作を行う。過去の再生映像を見るときは、犯罪などにかかわる重要な状況を探し出す場合に限られるため、予め指定された者にしか操作許可されないことが望ましい。そのため、入力認証部38への認証情報としては、予め登録されている操作者のID、パスワード、バイオメトリックスなどを組み合わせたものを使用するとよい。認証が成功した場合、再生対象のカメラID(単なるカメラチャネル番号スイッチをオンする形式でもよい)と再生希望の撮像期間を入力する。これらの入力がなされると、再生制御部39は、映像記録装置40に対して、予め決めた複数の数字や文字からなる認証成功情報、カメラIDと撮像期間、監視モニタ装置IDなどからなる映像要求通知を映像取込部31からネットワークを介して送信すると共に、選択スイッチ32をマスキング無し側bに切り替える。
映像記録装置40では、映像要求通知を受け取ると、認証成功情報が所定のものであることを確認すると、保存しているカメラIDと撮像期間に対応するマスキング無しの映像データを読み出して要求のあった監視モニタ装置30へ送信する。監視モニタ装置30では、映像記録装置40から送られた映像データを映像取込部31で取り込み、マスキング無し側bに切り替えられている選択スイッチ32を介してそのまま映像表示部33に与える。結果、モニタ画面にはマスキング無しの映像2Cが表示される。したがって、予め登録されている操作者以外の者しかマスキング無しの過去の映像を見ることができないため、プライバシーの保護は守られる。
以上のように、この実施の形態1によれば、監視カメラで撮像して得られる映像データを監視モニタ装置と映像記録装置に送り、監視モニタ装置は、選択スイッチ手段により監視カメラと映像記録装置からの映像データの処理を振り分け、監視カメラからのリアルタイムの映像データに対して映像に写る人物の顔部分を動的に検出して個人を特定しないように顔部分にマスキングを施して表示するようにし、一方、映像記録装置の過去の映像データに対してはマスキングを行わず直接表示するようにしている。したがって、通常の監視時には個人のプライバシーを保護しながら監視を行うことが可能とし、犯罪発生した場合にはマスキングの無い過去の映像データから重要な映像を確認し、個人を特定することを可能にする。
また、この実施の形態1の上記例によれば、監視モニタ装置において、映像記録装置の過去の映像データを見るときに操作者の認証処理を行い、認証が成功した場合にのみ映像記録装置から取り込んだ過去の映像データからマスキングの無い映像をみることができるようにしたので、過去映像を不用意に閲覧するのを防止できる。さらに、映像記録装置に対して認証成功情報を含む映像要求通知を送り、映像記録装置が認証成功情報を正規なものと確認した場合にのみ過去の映像データを監視モニタ装置に送信するようにしているので、映像記録装置から不用意にデータを読み出すことを防止できる。
なお、上記例において、認証が成功して記録映像を取り寄せて再生する場合において、登録された操作者が入力した認証情報を映像記録装置に送って再生履歴として記録し、映像を利用した者を後日確認できるようにしておいてもよい。そうすれば、履歴が残るため、登録された操作者による不正利用を抑止することができる。
なお、上記例において、認証が成功して記録映像を取り寄せて再生する場合において、登録された操作者が入力した認証情報を映像記録装置に送って再生履歴として記録し、映像を利用した者を後日確認できるようにしておいてもよい。そうすれば、履歴が残るため、登録された操作者による不正利用を抑止することができる。
図2は、この発明の実施の形態2による監視システムの機能構成を示すブロック図である。図において、図1に相当する部分には同一符号を付し、主に実施の形態1と異なる動作について説明する。この実施の形態2では、顔検出部34とマスキングデータ生成部35の間にマスキングエリア設定部37を設けた構成を持つ。
図2において、映像にマスキングを行う場合、顔検出部34でスイッチ32を介して与えられる映像に写る人物の顔を検出するが、その顔の検出座標をマスキングエリア設定部37へ出力する。マスキングエリア設定部37では、例えば目のみマスキング、口のみマスキング等のマスキングエリアを選択設定可能となっている。したがって、マスキングエリア設定部37は、顔検出部34から与えられた顔部分の検出座標の中から選択されたマスキングエリアを設定し、そのエリアサイズに応じた座標を算出してマスキングデータ生成部35に通知する。マスキングデータ生成部35では、通知されたマスキングエリアの座標に基づいたマスキングデータを生成し映像合成部36に与える。映像合成部36では、映像データにマスキングデータを重畳することにより、人物の顔の設定エリアにマスキングを行った映像データを映像表示部33に渡す。したがって、モニタ画面には顔の設定エリアに応じてマスキング処理した映像2Aまたは2Bが表示される。
図2において、映像にマスキングを行う場合、顔検出部34でスイッチ32を介して与えられる映像に写る人物の顔を検出するが、その顔の検出座標をマスキングエリア設定部37へ出力する。マスキングエリア設定部37では、例えば目のみマスキング、口のみマスキング等のマスキングエリアを選択設定可能となっている。したがって、マスキングエリア設定部37は、顔検出部34から与えられた顔部分の検出座標の中から選択されたマスキングエリアを設定し、そのエリアサイズに応じた座標を算出してマスキングデータ生成部35に通知する。マスキングデータ生成部35では、通知されたマスキングエリアの座標に基づいたマスキングデータを生成し映像合成部36に与える。映像合成部36では、映像データにマスキングデータを重畳することにより、人物の顔の設定エリアにマスキングを行った映像データを映像表示部33に渡す。したがって、モニタ画面には顔の設定エリアに応じてマスキング処理した映像2Aまたは2Bが表示される。
以上のように、この実施の形態2によれば、マスキングエリア設定部を設け、顔検出部で得られる顔部分の検出座標の中からマスキングを行うエリアを設定し、当該エリアのサイズに応じた座標を算出し、マスキングデータ生成部が、算出されたマスキングエリアの座標に基づいたマスキングデータを生成するようにしている。したがって、マスキングのサイズを任意に設定可能とし、顔全体をマスキングするか、特定部位(目等)のみマスキングするかを設定できるようにしたので、プライバシーに触れるような個人の特定を回避できる状態で、顔の表情等の程度を読み取れる監視に役立つ情報を得ることができる。
2 被写体、10 監視カメラ、11 映像取得部、12 映像配信部、20 ネットワーク、30 監視モニタ装置、31 映像取込部、32 スイッチ、33 映像表示部、34 顔検出部、35 マスキングデータ生成部、36 映像合成部、37 マスキングエリア設定部、38 入力認証部、39 再生制御部、40 映像記録装置。
Claims (7)
- 監視カメラと、当該監視カメラで撮像した映像データを順次記録する映像記録装置と、前記監視カメラからの映像データおよび前記映像記録装置に記録された過去の映像データを選択的に取り込み表示する監視モニタ装置とをネットワークを介して接続する監視システムにおいて、
前記監視モニタ装置は、
前記監視カメラまたは前記映像記録装置からの映像データを取り込む映像取込手段と、
映像データをモニタ画面に表示する映像表示手段と、
前記映像取込手段で取り込んだ映像データが監視カメラからの映像データである場合には当該映像データをマスキング処理側に出力し、一方、取り込んだ映像データが前記映像記録装置からの映像データである場合には当該映像データを前記映像表示手段に直接出力するよう選択する選択スイッチ手段と、
前記選択スイッチ手段を介して入力される前記監視カメラの映像データから映像に写る顔部分の座標を検出する顔検出手段と、
前記顔部分の検出座標に基づいたマスキングデータを生成するマスキングデータ生成手段と、
前記顔検出手段に入力される元映像データと前記マスキングデータ生成手段で生成されたマスキングデータを重畳することにより、映像の顔部分にマスキングした映像データを生成して前記表示手段に与える映像合成手段を備えたことを特徴とする監視システム。 - 監視モニタ装置は、顔検出手段で得られる顔部分の検出座標の中からマスキングを行うエリアを設定し、当該エリアのサイズに応じた座標を算出するマスキングエリア設定手段を備え、
マスキングデータ生成手段は、前記算出されたマスキングエリアの座標に基づいたマスキングデータを生成することを特徴とする請求項1記載の監視システム。 - 監視モニタ装置は、
映像記録装置の過去の映像データを見るときに操作者が入力する認証情報に基づいて認証処理を行う入力認証手段と、
入力認証手段で認証が成功した場合に前記映像記録装置に対して認証成功情報を含む映像要求通知を送ると共に、前記映像記録装置から取り込んだ映像データを直接映像表示手段に出力するよう選択スイッチ手段を制御する再生制御手段を備えたことを特徴とする請求項1または請求項2記載の監視システム。 - 映像記録装置は、再生制御手段から認証成功情報を受け取り確認した場合にのみ、要求された過去の映像データを読み出して監視モニタ装置に送信することを特徴とする請求項3記載の監視システム。
- 再生制御手段は、入力認証手段で認証が成功した場合に操作者が入力した認証情報を映像記録装置に送り、
映像記録装置は、受け取った前記操作者の認証情報を再生履歴情報として記録することを特徴とする請求項3または請求項4記載の監視システム。 - 監視カメラと当該監視カメラで撮像した映像データを順次記録する映像記録装置とにネットワークを介して接続され、前記監視カメラからの映像データおよび前記映像記録装置に記録された過去の映像データを選択的に取り込み表示する監視モニタ装置において、
前記監視カメラまたは前記映像記録装置からの映像データを取り込む映像取込手段と、
映像データをモニタ画面に表示する映像表示手段と、
前記映像取込手段で取り込んだ映像データが監視カメラからの映像データである場合には当該映像データをマスキング処理側に出力し、一方、取り込んだ映像データが前記映像記録装置からの映像データである場合には当該映像データを前記映像表示手段に直接出力するよう選択する選択スイッチ手段と、
前記選択スイッチ手段を介して入力される前記監視カメラの映像データから映像に写る顔部分の座標を検出する顔検出手段と、
前記顔部分の検出座標に基づいたマスキングデータを生成するマスキングデータ生成手段と、
前記顔検出手段に入力される元映像データと前記マスキングデータを重畳することにより、映像の顔部分にマスキングした映像データを生成して前記表示手段に与える映像合成手段を備えたことを特徴とする監視モニタ装置。 - 顔検出手段で得られる顔部分の検出座標の中からマスキングを行うエリアを設定し、当該エリアのサイズに応じた座標を算出するマスキングエリア設定手段を備え、
マスキングデータ生成手段は、前記算出されたマスキングエリアの座標に基づいたマスキングデータを生成することを特徴とする請求項6記載の監視モニタ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2008184533A JP2010028265A (ja) | 2008-07-16 | 2008-07-16 | 監視システムおよび監視モニタ装置 |
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Family
ID=41733710
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Country Status (1)
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- 2008-07-16 JP JP2008184533A patent/JP2010028265A/ja active Pending
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