JP2010027613A - 触覚型ソレノイドシステム - Google Patents

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Abstract

【課題】自動車環境使用に適した改良触覚型ソレノイド又は触覚型ソレノイドシステムを提供する。
【解決手段】支持面及びタッチスクリーン部材は、第1の振動伝達スロット及び少なくとも2つの装着スロットを有するプラスチックフレーム11に装着される。一対の同様のL字型極16、14がこのフレームに並置して装着されて、その間にギャップ22を画成する。一方の極は固定極14を構成し、他方の極は可動極16を構成する。固定極14には巻線45が装着される。フレームは振動伝達スロットを画成し、タッチスクリーン部材はタブによってフレームに取り付けられ、タブは振動伝達スロットにプレスフィットされ、可動極により生成された振動をこの振動伝達スロットを経てタッチスクリーン部材へ伝達できるようにする。フレームにより画成された付加的なスロット及び支持面により画成されたタブが相互に共同してフレームを支持部材の固定位置に装着する。
【選択図】図1

Description

本発明は、モニタ又はディスプレイスクリーン上でバーチャルボタンが押されたときにタッチ/感知フィードバックをユーザに与える触覚型ソレノイド及び触覚型ソレノイドシステムに係り、より詳細には、自動車環境における触覚型ソレノイドシステムに係る。
市場で主として入手できるタッチ感知のための既存の製品は、セルラー電話及び電子/ビデオゲームに使用される小型モータ装置を含む。自動車市場では、現在、何も入手できず又は使用されていない。既存の製品に伴う主たる問題は、自動車市場のために入手でき又は適応されたものがないことである。又、触覚型ソレノイドは知られているが、既知の設計に伴う問題は、振動エネルギー/運動の短いバーストの間に、可聴クリックノイズが聞こえることである。ノイズの多い設備ではこれが問題とならないが、自動車では、このノイズは、ユーザが選択した電子音響と干渉するので、望ましくない。
そこで、改良された触覚型ソレノイド又は触覚型ソレノイドシステム、特に、自動車環境で使用するのに適したものが要望される。
従って、本発明は、その1つの態様において、中央開放エリアを画成するモノリシックプラスチックフレームと、このフレームの中央開放エリアに並置して装着されて間にギャップを画成する一対の同様のL字型極であって、その一方は固定極を構成し、その他方は可動極を構成するような極と、その固定極に装着された巻線とを結合して備え、前記可動極が装着された前記フレームの第1部分は撓みを与え、前記フレームの前記第1部分は、ある部材との接触を確立するために振動伝達スロットを画成し、可動極によって生成された振動を、このスロットを経て前記部材へ伝達できるようにされ、更に、前記固定極が装着された前記フレームの第2部分は、支持部材へ取り付けるための少なくとも1つの結合要素を画成する、触覚型ソレノイドを提供する。
好ましくは、前記極は、前記フレームの部分に装着された要素において前記中央開放エリアに装着される。
好ましくは、前記極の装着は、前記フレームの中央開放エリアへと片持ち梁支持された前記フレームの一体成形ポストにより遂行され、そして前記極は、これを所定位置に保持するために熱固定される。
或いは又、前記極の装着は、前記フレームにより画成された極装着タブ支持体との協働により前記フレーム上の所定位置に極を保持するギザギザ付きピンにより遂行される。
好ましくは、前記結合要素は、スロットである。
好ましくは、互いに直角に開いている2つの結合スロットが設けられる。
好ましくは、巻線は、一体型コネクタを含むボビン上にある。
好ましくは、ノイズ抑制を可能にすると共に、極間の加速度を最大にするように、極間の少なくとも1つのギャップにバンパーが装着される。
好ましくは、前記極の少なくとも1つには、ギャップ付近に切欠部が設けられ、そしてバンパーはこの切欠部に収容される。
好ましくは、バンパーは、スカートバンパーである。
好ましくは、バンパーは、バンパースカートがギャップに挿入される領域に少なくとも1つの切欠部を有する。
本発明は、第2の態様によれば、支持面と、タッチスクリーン部材と、中央開放エリアを画成するプラスチックフレームであって、第1の振動伝達スロット及び少なくとも2つの装着スロットを有しているプラスチックフレームと、このフレームの中央開放エリアに並置して逆に装着されて間にギャップを画成する一対の同様のL字型極であって、その一方は固定極を構成し、その他方は可動極を構成するような極と、その固定極に装着された巻線とを結合して備え、前記可動極が装着された前記フレームの第1部分は撓みを与え、前記フレームの前記第1部分は、前記振動伝達スロットを画成し、前記タッチスクリーン部材は、フレームの前記振動伝達スロットにプレスフィットされたタブを画成して、可動極により生成された振動を、この振動伝達スロットを経てタッチスクリーン部材へ伝達できるようにし、更に、前記固定極が装着された前記フレームの第2部分は、前記支持部材へ取り付けるための前記2つの結合スロットを画成し、更に、そのフレーム結合スロットと相互に共同してフレームを支持部材に固定位置で装着するために支持面により画成された一対の支持結合タブを備えた触覚型ソレノイドシステムを提供する。
好ましくは、前記極の装着は、フレーム上の一体成形ポストによって遂行され、前記極は、熱で位置固定される。
或いは又、前記極の装着は、前記極をフレームに位置保持するギザギザ付きピンにより遂行される。
好ましくは、少なくとも1つのギャップにおいて前記極間に少なくとも1つのクッション弾力性バンパーが挿入される。
好ましくは、巻線は、一体型コネクタを含むボビン上にある。
本発明は、自動車に装着されたモニタ又はディスプレイスクリーン上でバーチャルボタンが押されたときにタッチ/感知フィードバックをユーザに与えるために、特に自動車に使用される触覚型ソレノイド及び触覚型ソレノイドシステムを提供する。ソフトウェア技術と結合されるこのフィードバックは、自動車の製造者がダッシュボード上のプッシュボタンを排除して、コストを節約できるようにする。本発明は、新規な触覚型ソレノイド、及びその触覚型ソレノイドを含むシステム組み合わせを網羅するが、それを駆動するソフトウェア技術を網羅するものではない。本発明の触覚型ソレノイドの主たる効果は、効率的な動作と、ベース支持体及びタッチスクリーンへの素早く且つ費用対効果の高い設置とを可能にする触覚型ソレノイド用のフレームの独特の設計にある。
本発明は、ソレノイドの原理で作用するが、1つが固定子で1つが電機子(プランジャー)である同一の極片に対する装着部と、スクリーン装着部と、フレームを固定構造体に固定するベース装着部とを含む中空四辺形の形状のモノリシックフレームを使用するという点で設計及び構造が独特の新規な触覚型ソレノイドを使用する。極片は、戦略的に配置された極支持パッド又はタブに装着され、これらパッド又はタブは、フレームの一体的部分で、フレームの中央の中空エリアへ若干突出している。このプラスチックフレームは、ソレノイドに対する弾力性回復力として働く。ユニットをパワーオン及びオフすると、2つの極片間のエアギャップが交互に閉じそして開く。この限定運動は、各電力サイクルと共に振動パルスを発生し、即ち異なる周波数で電力を循環させることで異なる振動が発生されて、プラスチックフレームの一体的なスクリーン装着部により独特の仕方でタッチスクリーンへ転送される。これらの振動は、タッチスクリーンを穏やかに押したときに、ユーザによって感じられる。ソレノイドの下部は、ほとんど移動せず、プレスフィットタブを経て独特の仕方で固定構造体、例えば、シートメタルケース及び/又はエンクロージャー、或いはタッチスクリーンを合体する全システムの電子装置を保持する振動されるべき物体、にしっかり装着される。
触覚型ソレノイドは、上述したように支持構造体に装着することができる。ソレノイドの頂部が移動し、そしてソレノイドの一部分が装着されたプラスチックフレームは、ソレノイドの頂部に装着された極をその元の位置へ戻すバネ作用を与える。プラスチックフレームの頂部は、一体的なスクリーン装着部により、タッチスクリーン、又は振動させたい任意の物体に、独特且つ新規な仕方で結合される。動作中に、ソレノイドの極により誘起される振動は、プラスチックフレームにより、タッチスクリーンフレームへ伝達されて、その振動を引き起こす。ソレノイドは、その前部が装着面を向くかその後部が装着面を向くように装着することができる。この触覚型ソレノイドは、タッチスクリーンも装着される媒体電子装置のシートメタルケースのフレームに設置されるように特に設計される。
以上のことから明らかなように、本発明の目的は、触感により感知できる振動エネルギー/運動の短いバーストを発生することである。
本発明の主たる用途は、乗物の物理的セレクタボタンに代わるタッチスクリーンの触感フィードバック操作、警告/安全性を改善するための自動車のシート又はチェアにおける触感操作、及び他の同様の適用を含む。
触覚型ソレノイドは、これがノイズの多い環境で使用される場合に、プランジャー移動のノイズを抑制せずに使用することができる。しかしながら、自動車のような静寂な環境では、ノイズを抑制することが重要である。これは、ソレノイドの一方の極又は両方の極にバンパーを使用することにより遂行される。このバンパーは、簡単な狭い環状の弾力性バンパーであるか、極のより広い表面積を音響減衰材料で保護できるスカート設計のバンパーであるか、又は好ましくは、新規な切欠部を伴うスカート設計のバンパーである。更に、バンパーを位置保持すると共に、使用中にバンパーの移動を防止するために、極にノッチを設けることができる。好ましくは、極のバンパー取り付けノッチは、加速度に悪影響を及ぼさないように磁界の直接経路から離れて配置される。又、スカート付きバンパーは、極間に最適なギャップ(間隔)を維持できるように、隣接する極部分間に薄いスカート材料をもつ設計にすることができる。
以下、添付図面を参照して、本発明の好ましい実施形態を一例として説明する。図示されたコンポーネント及び特徴部の寸法は、一般的に、便宜上及び表現を明確にするために選択されたもので、必ずしも正しいスケールで描かれていない。
簡単な狭い環状の方形断面の弾力性バンパーを使用する本発明の新規な触覚型ソレノイドの前面図である。 ソレノイドのフレームを示す前面正面図である。 図1Aに示すフレームの後面図である。 図1Aに示すフレームの上面図である。 図1Aに示すフレームの左側面図である。 図1に示す新規な触覚型ソレノイドの分解図である。 環状の方形断面の弾力性スカートバンパーを使用する新規な触覚型ソレノイドの前面図である。 図3に示す新規な触覚型ソレノイドの分解図である。 タッチスクリーンと組み合わせて装着された図3及び4に示す新規な触覚型ソレノイドの斜視図である。 図5に示すタッチスクリーンと組み合わせて装着された新規な触覚型ソレノイドを別の角度から見た斜視図である。 図5に示すタッチスクリーンと組み合わせて装着された新規な触覚型ソレノイドの側面図である。 図5に示すタッチスクリーンと組み合わせて装着された新規な触覚型ソレノイドを後方から見た斜視図である。 図5に示すタッチスクリーンと組み合わせて装着された新規な触覚型ソレノイドの上面図である。 図5に示すタッチスクリーンと組み合わせて装着された新規な触覚型ソレノイドの、図9のA−A線に沿った断面図である。 新規なギザギザ付きピンの側面図である。 図11に示す新規なギザギザ付きピンの端面図である。 新規な触覚型ソレノイドのためのノイズ抑制に使用される切欠部を有する改良されたスカートバンパーを見上げる斜視図である。 図13の改良されたスカートバンパーを見下ろす斜視図である。 触覚型ソレノイドに結合されるスクリーンフレームの斜視図である。 新規な触覚型ソレノイドが装着される支持プレートの斜視図である。
新規な触覚型ソレノイド装置は、ソレノイドの原理で機能するが、1つが固定子で1つが電機子(プランジャー)である同一の極片を装着するための新規なフレームを使用するという点で独特なものである。ユニットをパワーオン及びオフすると、2つの極片間のエアギャップが交互に閉じそして開く。この限定運動は、各電力サイクルと共に振動パルスを発生し、即ち異なる周波数で電力を循環させることで異なる振動が発生される。これらの振動は、オペレータが例えばタッチスクリーンを押したときにオペレータにより感じられる。ソレノイドの下部は、ほとんど移動せず、システムの電子装置を保持するシートメタルケースにしっかり装着される。ソレノイドの上部は移動し、動作中に、移動する極をその元の位置に戻すバネ作用を与え、タッチスクリーンフレームを、そのフレームの一体的部分としての新規なスクリーン装着部を経て移動又は駆動する。ソレノイドは、その前部が装着面を向くかその後部が装着面を向くように装着することができる。この触覚型ソレノイドは、関連媒体電子装置のシートメタルケースのフレームに設置されるように特に設計される。
本発明の目的は、装置が、触感で観察できる振動エネルギー/運動の短いバーストを与えることである。潜在的な用途は、乗物の物理的セレクタボタンに代わるタッチスクリーンの触感フィードバック操作、警告/安全性を改善するためのシート又はチェアにおける触感操作を含む。
添付図面を参照すれば、図1及び2は、新規な触覚型ソレノイドの第1の実施形態を示す。このソレノイドは、長手断面が長方形の四辺形プラスチックフレーム10より成り、これは、中空であるか、或いは中央貫通開口又は開放エリア10aを有する。極14及び16並びに他の全てのコンポーネントがフレーム10に固定され、これは、振動の感覚を生成するための戻り撓みを与える。フレーム10は、以下に詳細に述べるように、支持プレートに装着され、固定の配向に保たれ、そしてその上部が撓み、これも、以下に詳細に述べる。
図1Aから1Dを参照して、フレーム10を詳細に説明する。図1Aは、フレーム10を前部正面において示している。「前部」、「後部」、「上部」、「下部」、「左」、「右」、等の使用は、フレーム10を説明する上で、単に参照及び便宜上のものに過ぎず、何ら限定するものではない。フレーム10は、その支持ベース又はプレート及びタッチスクリーンにどのように装着されるかに基づき、その接触構造体に対する向きを仮定することができる。上述したように、フレーム10は、四辺形の形状で、中央貫通開口又は開放エリア10aを伴う。フレーム10は、長手断面が長方形である。
フレーム10は、横断面がバンド状で、厚みより実質的に巾が広い。フレーム10は、対向する上部長脚100及び下部長脚102と、対向する左右の短側脚104及び106とで構成される。フレーム10の裏側で、開放エリア10aへの侵入が最小の状態で、長脚100及び102から突出するのは、フレームの裏側で上方又は下方に片持ち梁支持されたタブ108、110、112及び114である。各タブ108−114の自由端には極支持ボス116があって、フレームの前方を向いている。
フレーム10の開放エリア10aに極14及び16を装着する仕方は2つある。第1の仕方は、図1及び2に示すように、フレームの前方に向けて片持ち梁支持された一体的ポスト12をボス116に成形又は形成することである。第2の仕方で、好ましい仕方は、図3、4、5及び6に示すように、中央貫通穴28をもつボス116を成形又は形成し、そして図11及び12に示すように、特殊なピン50を使用して、極14及び16を装着することである。極14及び16を装着する2つの仕方に関する詳細な説明は、図1及び2、図3ないし6に関して行う。
フレーム10は、その上部長脚100において、一対の離間された横方向に延びるボックス状要素120より成るスーパー構造体と一体的に成形又は形成され、各要素120は、ホール34と、各要素120の外側を上部脚100又はフレーム10に相互接続する一対の強化フランジ122とを有する。各フランジ122は、開口124を画成する。要素120間に延びるのは、一体的に形成されたスクリーン装着部130で、これは、要素120及び上部脚100に固定された一対の対向壁132より成り、それらの間には細長いスロット26が画成されて、フレーム10の中間平面内を開放エリア10aに向かって延びている。スロット26は、2つの離間されたリブ134が一方の壁にあり、そして他方の壁のリブ136がこれらリブ134間に位置されるように形成される。リブ134及び136は、垂直に延び、そして各々スロット26の長手方向中心線に対してスロット26へと突出する。
フレーム10は、その下部脚102において、スーパー構造体138が設けられ、これは、(1)横に延びるボックス状要素140であって、脚102の前部及び後部の横方向外方に延びる要素140、及び図1Aで見て左側に長手方向に延びるテーパー付きスロット144を有する第1の装着部分142と、(2)入口リブ又はディンプル149をもつ横方向に延びるテーパー付きスロット148を有する第2の装着部146、及びコネクタ20を支持するための長手方向外方に(図1Aで見て右に)開いたプラットホーム部分150と、(3)一対のホール154を有し、(1)と(2)との間に延びる強化フランジ又はウェブ152とで構成される。
フレーム10は、モノリシックで、上述した部品及び部分を有する単一の一体化構造体として形成又は成形される。
図1及び図2の分解図には、第1の実施形態が示されている。この実施形態では、フレーム10は、ボス116から開放エリア10aへと直角に延びる4つの支持体(ポスト)12と一体的に成形される。ポスト12は、開放エリア10aに位置され且つ逆に並置されるソレノイドの2つの同一のL字型極又は極片14及び16のための装着部として働く。各極は、ラミネーションのスタックより成り、2つのポスト12に極を装着するための2つのホール15を有する。ポスト12は、ホール15と直径が同様であり、装着取付具は、極14及び16を保持し且つそれらを互いに調整して正しい並置を得、極間の適当なギャップ22を所定の選択された値にセットすることができる。
上部極16は、上部ポスト12に装着され、下部極14は、下部ポスト12に装着される。取付具は、極を調整して保持し、次いで、図1に示す適切な固定並置状態に極を保持するように極が熱固定され、それらの間に作用ギャップ22を画成する。熱固定の間に、ポスト12の溶融プラスチック材料がホール15へ流れ込み、余計なスペースを埋めて、極を希望の位置に固定する。
両極14及び16は、長脚17及び短脚19をもつL字型である。「ピグテール」ワイヤハーネスの必要性を排除するために一体型コネクタ20をもつプラスチック固定子又はボビン18は、固定極である極14に受け入れられ、フレーム10により画成された開放エリア10aの下部スペース部分に嵌合される。コネクタ30は、コネクタ20に装着され、ソレノイドへ電力を接続できるように外方に延びる。
極16は、可動又は移動極で、2つの各ポスト12に装着されたときには、(1)固定極14の長脚17と他方の極16の短極19の並置隣接内面との間、及び(2)極14の短脚19と極16の長脚17の端面との間に、作用ギャップ22を画成する。装着容易なバンパー24が極片14及び16の切欠ノッチ11に組み立てられる。このバンパー24は、狭い環状の簡単な方形断面のバンドバンパーで、極クリックノイズを減衰する適当な弾力性材料で構成される。ノッチ11は、バンパー24の位置を維持すると共に、極間のギャップが最適なギャップから増加又は減少して、磁束経路及び加速度に悪影響するのを防止するという目的を果たす。
2つの極14及び16は、各々、複数の、好ましくは9個の、プレス処理ラミネーションより成り、各ラミネーションは、約0.5mm厚みである。磁気ワイヤがボビン18に巻かれ、そしてテープ45がボビン18のワイヤに巻かれて、それを保護する。
フレーム10は、図1及び2に示すプロフィールにされる。ここに述べるように、フレームの頂部には、頂部開口、テーパー付け、リブ付けされたスロット、又はポケット26が画成又は形成される。ホール34をもつ2つの装着位置120がスロット26の両側に配置される。スロット26及びホール34の目的は、タッチスクリーンフレームをソレノイドに接続して、ソレノイドの動作のためにフレーム10に発生した振動が、接続されたタッチスクリーンフレームに直接伝達されるようにすることであり、これについては、図5ないし10を参照して以下に詳細に述べる。フレーム10の頂部は、一対の位置合わせホール73(図15を参照)が設けられたタッチスクリーンフレームを取り付ける目的で2つの取り付けホール34を有することに注意されたい。このため、プラスチックのパインツリー(pine-tree)プッシュイン固定具38を使用して、簡単且つ素早く接続を行う(図5に示す)。この形式の従順な固定具は、自動車の組み立てに通常に使用されており、スクリューを使用する必要性を排除する。
フレーム10の底部は、互いに直角に開く配向装着スロット144(図5に示す)及び148を画成し、これは、以下に詳細に述べるように、スクリューのような取り付け要素を使用する必要なく、新規な触覚型ソレノイド装置を支持プレート60に確実に組み立て及び固定するという目的を果たす。
以上のことから、フレーム10は、全てのコンポーネントを固定すると共に、振動の感覚を生じさせるための戻り撓みを与える。2つの極14及び16は、必要な磁気回路を完成させる。磁石ワイヤを収容するボビン18は、発生磁束を与え、それが通過する極14に装着される。巻かれた磁気ワイヤは、それが付勢されると、磁界を形成する磁束を発生し、極14、16間のギャップ22を横切って極14に対して極16を引っ張り、第1の振動パルスを生じさせる。ソレノイドが消勢されると、フレームは、その元の状態へバネで戻り、第2の振動パルスを与える。間隙ギャップ22の40から70%を占有するバンパー24は、ノイズ抑制の機能を果たす。バンパー24を使用する新規な触覚型ソレノイドの設計は、例えば、8gsの付与される触覚振動に対してコンパクトなサイズを与える。バンパーの設計は、その形状が極の形状に合致し、極の動きを早期に阻止しないように最小の圧縮作用しかもたないという点で独特である。従って、この装置は、可聴ノイズが低いことを特徴とする。
新規な触覚型ソレノイド装置は、ソレノイドの原理で機能するが、1つが固定子で1つが電機子(プランジャー)としての同一の極片を装着するための新規なモノリシックプラスチックフレームを使用するという点で独特である。ユニットをパワーオン及びオフすると、2つの極片14と16との間のエアギャップ22が交互に閉じそして開く。この限定運動は、各電力サイクルと共に振動パルスを発生し、即ち異なる周波数で電力を循環させることで異なる振動が発生される。これらの振動は、オペレータがソレノイドに装着されたタッチスクリーンを押したときにオペレータにより感じられる。ソレノイドの下部は、固定されるか、又はシステムの電子装置を保持するシートメタルケースにしっかり装着される。これについては以下で詳細に述べる。ソレノイドの上部は移動し、動作中に、移動する極16(プランジャー)をその元の位置又は休止位置に戻すバネ作用を与え、そして信号運動を、装着スロット26を経てタッチスクリーンフレームに与える。ソレノイドは、その前部が装着面を向くかその後部が装着面を向くように装着することができる。本発明のこの触覚型ソレノイドは、媒体電子装置のシートメタルケースのフレームに設置されるように特に設計される。しかしながら、他の装着構成も考えられる。
触覚型ソレノイドシステムは、触感で観察又は感知できる振動エネルギー/運動の短いバーストを与えることができる。潜在的な用途は、乗物の物理的セレクタボタンに代わるタッチスクリーンの触感フィードバック操作、警告/安全性を改善するためのシート又はチェアにおける触感操作、及び他の適用を含む。
本発明の顕著な特徴の1つは、振動伝達ポケット又はスロット26を使用することである。タッチスクリーンをソレノイド装置に固定するスクリューをもつのではなく、タッチスクリーンフレームは、以下に詳細に述べるように、タッチスクリーンフレームから突出してソレノイドフレーム10の頂部のリセプタクルポケット(スロット26)へ直接プレスフィットされるシートメタルタブを使用して振動伝達経路が形成される間に、ソレノイドへトルク(半径方向の力ベクトル)を与えないプッシュイン固定具を使用してソレノイドに取り付けられる。
第1の実施形態では、フレーム10での極保持は、図1及び2を参照して述べたように、熱固定されるプラスチックポスト12の使用による。或いは、ポスト12に代わって、好ましい第2の実施形態(図3から7)では、フレーム10での極保持は、タブ108−114のボス116におけるホール28及びピン50を使用して行われる。ホール28は、ピン50のギザギザ又はスプライン52より直径が大きく、固定具が極14及び16を充分な遊びをもって位置設定できるようにする。ギザギザ又はスプライン52は、ホール15より直径が若干大きく、ホール15に強制的に入れられて極をしっかり保持する。極が所定の選択された並置状態にあって最適なギャップ22を与えるときには、ピン50のヘッド54がタブ108−114のプラスチックへ押し込まれて、歯56を固定し、ひいては、極14及び16を正しい位置に固定する。
この好ましい実施形態では、極の保持は、好ましいギザギザ付きピン50の設計詳細を示す図11及び12に示されたように、半径方向及び軸方向保持のギザギザ付きピン50を使用する。この好ましい実施形態では、4つのポスト12が4つの保持ギザギザ付きピン50と置き換えられるだけである。極14と16との間のエアギャップ22は重要である。第1の実施形態では、これらエアギャップの設定は、熱固定ポスト12により克服される挑戦である。第2の実施形態は、特殊保持ギザギザ付きピン50を使用して優れた結果を生み出す。ピン50のギザギザ52は、ホール15を通る極のIDに対するギザギザの機械的な干渉により半径方向又は向きに極を保持し、そしてピン50のヘッド54は、特殊なとげ56を使用して軸方向の力を加え、プラスチックフレーム10(極支持体)にかみついて、極14及び16を位置固定すると共に、磁気回路を適切に機能させるのに必要な極14と16との間のギャップ22をしっかり維持する。
以上のことから明らかなように、本発明の装置により一体的なバネが得られる。ソレノイドの振動出力は、磁気回路(極)と、触覚型ソレノイドフレーム10の頂部と該フレームの底部との相互作用による一体化スプリングのスプリングバック作用とにより生じる。選択された材料と、スプリング/フレームの形状とが相まって、ソレノイドの適切な機能を確保すると共に、望ましい振動作用が感じられるよう確保する。
図3及び4を更に参照すれば、スカートバンパー25を伴う触覚型ソレノイドが示されている。同じ部分は、同じ参照番号で示されている。直ちに明らかなように、この触覚型ソレノイドの構造は、バンパーと、ポスト12に代わってピン50が使用されたこととを除いて、同じである。図3及び4のアッセンブリに使用されるバンパー25は、図4の分解図に最も明確に示されている。バンパー25は、環状で、方形断面で、適当な弾力性材料で形成され、そして両側が外方に延びるフラットな頂部25aと、これに一体的な垂下するスカート25bとで構成される。バンパー25は、極14及び16に適合するために断面が方形であり、各々のフラットな頂部25aは、極14と16との間の関連ギャップ22の外側にある関連ノッチ11において関連極14又は16の短脚19に位置され、それ故、ノッチ11は、バンパーを相対的固定位置に保持し、バンパーの位置がスライド又はシフトしないようにすると共に、バンパーがソレノイドのアクションを妨げないようにする。各ギャップ22に配置される垂下するスカート25bの少なくとも一部分は、予め選択された厚み、より正確には、薄さであり、従って、重要なギャップ22に不当な影響を及ぼすことなくその機能を果たす。垂下するスカート25bをもつバンパー25は、極において、極片14及び16の切欠ノッチ11へ組み立てられる。切欠ノッチ11は、ここで、ギャップ22の外側に配置される。スカート25bをもつバンパー25は、その形状が極14及び16の形状に合致し、そして極の動きを早期に阻止しないように最小の圧縮作用しかもたないという点で独特である。従って、この装置は、可聴ノイズが低いことを特徴とする。スカート25bは、対向する側部を有し、その一方が関連ギャップ22に挿入される。これらの対向する側部は、他の一対の対向する側部より薄い。これは、スカート25bを極14と16との間のギャップ22に位置させることができる一方、極14と16との間のギャップ22の最適な間隔を得、ひいては、極14と16との間のギャップ22を横切る磁束流を最大にすることができる。バンパー25のフラットな頂部25aは、ここで、極14と16との間の関連ギャップ22の外側でノッチ11に、且つ並置された極14と16との間の磁束路の邪魔にならないように位置されるので、極ノッチ11に嵌合するために厚くされ、従って、スカート25bを極14と16との間にしっかりと位置保持する。スカート25bをもつバンパー25の効果は、上述したように、スカート25bが簡単なバンパー24よりも広い表面積をカバーし、従って、ノイズの減衰を改善することである。
図5から10を参照すれば、触覚型ソレノイドを装着プレート60及びタッチスクリーンフレーム70に装着することについて説明する。図5において、触覚型ソレノイド装置(図3及び4の)は、2つのプッシュアウトタブ62及び64(図16を参照)によって下部シート60に装着されて示されている。タブ62は、フレーム10の長手方向テーパー付けスロット144に受け入れられ、そしてタブ64は、フレーム10の横方向テーパー付けスロット148に受け入れられる。これら装着スロット144及び148は、互いに直角に延び、両スロットは、プレスフィットとしてタブ62及び64と相互作用する。このため、リブ又はディンプル149がタブ64をよりしっかりと押す。シート60は、媒体電子装置のケーシングの一部分である。タッチスクリーンフレーム70は、曲がった縁エリア72を有し、これは、スクリーンフレーム70が自由に移動できるようにこの縁エリア72とシート60との間にある程度の間隙をもって触覚型ソレノイドとシート60との間に嵌合する。タッチスクリーンフレーム70は、上述したように、タッチスクリーンフレームのホール73を通るパインツリー固定具38により触覚型ソレノイドに取り付けられる。タッチスクリーンフレーム70は、フレーム10の頂部に形成された長手方向テーパー付けポケット又はスロット26へプレスフィットされるプッシュアウトタブ74(図15を参照)を有している。リブ134及び136は、しっかりしたプレスフィットを保証する。これは、触覚型ソレノイド及びタッチスクリーンフレーム70を通る断面を含めて、協働作用を詳細に示す図8から10を参照することにより最良に示される。従って、振動経路は、可動極16からフレーム10及びタブ74を経てタッチスクリーンフレーム70へと進む。
本発明の第3の実施形態、及び本発明者により意図された発明を実施する最良の態様は、バンパー25に代わって、図13及び14に示す2つのバンパー80を使用する。バンパー80は、本質的に、バンパー25と同様であり、即ち環状で、方形断面で且つ弾力性があり、第1の対向側部に外方に延びるフラットな頂部82と、垂下する一体的なスカート84とを有し、このスカートは、フラットな頂部82の真下で側部の一部分を除去することにより生成された切欠部86を第2の対向する側部に有し、これは、組立中にギャップを制御できるようにする。1つの第2の対向側部がギャップ22に配置される。又、このスカートは、スカート84の第1の対向する下縁88aに半球状の切欠部88を有し、これは、組立中に、相対する極フラット面の助けとなる。従って、第1の対向側部の切欠部88は、第2の対向側部の側部切欠部86から90°変位される。その他、触覚型ソレノイドのコンポーネントは、最初の2つの実施形態と同じである。
自動車の用途、及びノイズを抑制する必要がある他の用途では、バンパーを伴う本発明の触覚型ソレノイドを使用することが重要である。バンパーがないと、触覚型ソレノイドは、それが付勢されるときに大きなノイズ又はカチリ音と共に機能する。バンパーは、ノイズ減衰器(音響減衰)として働く。本発明により達成される目的は、耳障りなカチリ音ノイズを発することなく望ましい加速度を発生する触覚型ソレノイドの設計である。ここに述べる3つの実施形態のうちで、ここに述べる各バンパーを使用する触覚型ソレノイドの特徴を以下に概説する。バンパーについては、60±10のデュロメータが好ましい。バンパーは、ギャップ22の約50%±10%を占有することができる。
第1の実施形態では、バンパー24は、極のカチリ音ノイズを減衰する簡単な方形断面バンドバンパーである。100グラム荷重がソレノイドの頂部に取り付けられた状態での加速度の範囲は、6gs−8gsであった。バンパー24の位置のために、加速度が減少される。又、減衰及び加速度は、バンパーの厚み及びデュロメータにより影響を受ける。簡単な幾何学形状の他の変更も考えられ、同様の特性を示す。
薄い壁厚みの垂下するスカートと一体的なダンパー25は、極カチリ音ノイズを第1の実施形態のバンパー24より低い程度まで減衰し、そして100グラムの荷重をソレノイドの頂部に取り付けた状態で測定して、約9−16gsの加速度を得ることで一貫している。厚い壁のスカートを使用すると、極カチリ音ノイズを更に減衰するが、加速度を低下させる。従って、この設計では、減衰及び加速度は、バンパーの壁厚及びデュロメータによって著しく影響を受ける。同様の幾何学形状をもつ他の変更も考えられ、同様の特性を示す。
切欠スカート84をもつバンパー80は、極カチリ音ノイズを減衰し、100グラムの荷重をソレノイドの頂部に取り付けた状態で測定して、最小8gsの加速度を得ることで一貫しており、本発明を実施するための最良の態様である。このバンパー80の構成も、事象の間に触覚型フレーム10がねじれたときに極カチリ音を減衰するためのより最適な位置にバンパーを位置させることができる。他の構成と同様に、減衰及び加速度は、バンパーの厚み及びデュロメータによって影響を受ける。同様の幾何学形状をもつ他の変更も考えられ、同様の特性を示す。
接着型バンパーに勝るこれらバンパー形式の利益は、弾力作用に悪影響を及ぼしたり又は弾力作用を失ったりせずに、バンパーを確実に機械的に保持することである。この種の保持方法は、バンパーが、温度、湿度、振動、熱的衝撃及び機械的衝撃のためにその位置から移動、シフト、又はスライドしないよう保証する。
新規な触覚型ソレノイド装置の機能に対する幾つかの重要な特徴は、次の通りである。ソレノイドのベース(フレーム10の下部)は、移動せず、それ故、堅牢でなければならず、システムの電子装置を保持するシートメタルケースに装着することができる。ソレノイドの頂部(極16及びフレーム10の頂部)は、移動し、極16を動作中に元の位置へ戻すためのバネ作用(14000N/m公称±1000N/mのバネ定数)を与え、そしてその移動をタッチスクリーンフレーム70へ伝達する。
典型的な自動車用途の一例として、極間の最適な固定ギャップ22は、(0.4から0.65±0.05mm)であり、「移動極」(又は上部極16)は、0.25から0.35±0.06mm進行しなければならず、早く阻止されてはならず、そしてバンパーは、ギャップ間隙の約40から60%を占有することができる。
ソレノイドは、その前部が装着面を向くかその後部が装着面を向くように装着することができる。有望な装着面(シート60)は、ソレノイドを支持するためには、約0.75から1mm厚みのシートメタルでなければならない。動作中の極の衝撃ノイズを防止するために1又は2個のバンパーを使用することができる。バンパーの厚み及び材料は、最良の結果を得るためにここに述べる教示に基づいて選択することができる。
充分な機能に必要な磁束を発生するためには、適切な巻線(アンペアターン)が必要とされ、乗物の電気的ワイヤは、電子装置のコンポーネント及びソレノイドに電圧及び電流を供給するように接続される。
上述した極設計/材料は、優れた機能を発揮するが、当業者であれば、ここでの教示から変更が明らかであろう。
本発明の説明及び特許請求の範囲において、動詞「備える(comprise)」、「含む(include)」、「収容する(contain)」及び「有する(have)」並びにその変化は、各々、そこに述べたアイテムの存在を特定するために包括的な意味で使用され、付加的なアイテムの存在を除外するものではない。
本発明は、1つ以上の好ましい実施形態を参照して説明したが、当業者であれば、種々の変更がなされ得ることが明らかであろう。それ故、本発明の範囲は、特許請求の範囲によって決定されるものとする。
10:フレーム
10a:開放エリア
12:ポスト
14、16:極
18:ボビン
22:ギャップ
24:バンパー
25:バンパー
25b:スカート
26:スロット又はポケット
28:ホール
30:コネクタ
34:ホール
38:固定具
45:テープ
50:ピン
52:ギザギザ又はスプライン
54:ヘッド
56:歯
60:支持プレート
70:タッチスクリーンフレーム
80:バンパー
84:スカート
100:上部長脚
102:下部長脚
104:左短側脚
106:右短側脚
108、110、112、114:タブ
116:ボス
122:フランジ
124:開口
130:スクリーン装着部
132:壁
134、136:リブ
140:ボックス状要素
142:第1の装着部分
144:長手方向に延びるテーパー付きスロット
146:第2の装着部分
148:横方向に延びるテーパー付きスロット
149:リブ又はディンプル
150:プラットホーム部分
152:強化フランジ又はウェブ
154:ホール

Claims (16)

  1. 中央開放エリアを画成するモノリシックプラスチックフレームと、このフレームの中央開放エリアに並置して装着されて、間にギャップを画成する一対の同様のL字型極であって、その一方は固定極を構成し、その他方は可動極を構成するような極と、前記固定極に装着された巻線と、を結合して備え、前記可動極が装着された前記フレームの第1部分は撓みを与え、前記フレームの前記第1部分は、ある部材との接触を確立するための振動伝達スロットを画成し、前記可動極によって生成された振動を、前記スロットを経て前記部材へ伝達できるようにされ、更に、前記固定極が装着された前記フレームの第2部分は、支持部材へ取り付けるための少なくとも1つの結合要素を画成する、触覚型ソレノイド。
  2. 前記極は、前記フレームの部分に装着された要素において前記中央開放エリアに装着される、請求項1に記載の触覚型ソレノイド。
  3. 前記極の装着は、前記フレームの中央開放エリアへと片持ち梁支持された前記フレームの一体成形ポストによって遂行され、そして前記極は、これを所定位置に保持するために熱固定される、請求項1又は2に記載の触覚型ソレノイド。
  4. 前記極の装着は、前記フレームにより画成された極装着タブ支持体との協働により前記フレーム上の所定位置に極を保持するギザギザ付きピンにより遂行される、請求項1又は2に記載の触覚型ソレノイド。
  5. 前記結合要素は、スロットである、請求項1から4のいずれかに記載の触覚型ソレノイド。
  6. 互いに直角に開いている2つの結合スロットが設けられる、請求項5に記載の触覚型ソレノイド。
  7. 前記巻線は、一体型コネクタを含むボビン上にある、請求項1から6のいずれかに記載の触覚型ソレノイド。
  8. ノイズ抑制を可能にすると共に、極間の加速度を最大にするように、極間の少なくとも1つのギャップに装着されたバンパーを更に備えた、請求項1から7のいずれかに記載の触覚型ソレノイド。
  9. 前記極の少なくとも1つには、前記ギャップ付近に切欠部が設けられ、そして前記バンパーはこの切欠部に収容される、請求項8に記載の触覚型ソレノイド。
  10. 前記バンパーはスカートバンパーである、請求項8又は9に記載の触覚型ソレノイド。
  11. 前記バンパーは、前記バンパースカートがギャップに挿入される領域に少なくとも1つの切欠部を有する、請求項10に記載の触覚型ソレノイド。
  12. 支持面と、タッチスクリーン部材と、中央開放エリアを画成するプラスチックフレームであって、第1の振動伝達スロット及び少なくとも2つの装着スロットを有しているプラスチックフレームと、このフレームの中央開放エリアに並置して逆に装着されて、間にギャップを画成する一対の同様のL字型極であって、その一方は固定極を構成し、その他方は可動極を構成するような極と、その固定極に装着された巻線と、を結合して備え、前記可動極が装着された前記フレームの第1部分は撓みを与え、前記フレームの前記第1部分は、前記振動伝達スロットを画成し、前記タッチスクリーン部材は、前記フレームの前記振動伝達スロットにプレスフィットされたタブを画成して、前記可動極により生成された振動を、この振動伝達スロットを経て前記タッチスクリーン部材へ伝達できるようにし、更に、前記固定極が装着された前記フレームの第2部分は、前記支持部材へ取り付けるための前記2つの結合スロットを画成し、更に、そのフレーム結合スロットと相互に共同して前記フレームを前記支持部材に固定位置で装着するために前記支持面により画成された一対の支持結合タブを備えた、触覚型ソレノイドシステム。
  13. 前記極の装着は、前記フレーム上の一体成形ポストによって遂行され、前記極は、熱で位置固定される、請求項12に記載の触覚型ソレノイドシステム。
  14. 前記極の装着は、前記極を前記フレームに位置保持するギザギザ付きピンによって遂行される、請求項12に記載の触覚型ソレノイドシステム。
  15. 少なくとも1つのギャップにおいて前記極間に少なくとも1つのクッション弾力性バンパーが挿入される、請求項12、13又は14に記載の触覚型ソレノイドシステム。
  16. 前記巻線は、一体型コネクタを含むボビン上にある、請求項12から15のいずれかに記載の触覚型ソレノイドシステム。
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