JP2010026958A - 生活パターン適応型保健指導支援システム - Google Patents

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Abstract

【課題】ある生活パタンに属する人が特に実施しやすく、減量に成功しやすい生活改善項目を、提供する。
【解決手段】新規減量参加者に生活に関する問診を行い,生活に関する問診とその問診がどの生活パタンと関連するかという関係を表す情報を用いて,新規減量参加者の生活パタンを決定し,生活パタンと生活改善項目,生活改善項目の重要度の関係を表す情報を用いて,重要度順に生活改善項目を提示する。また,生活パタンの生活改善項目の重要度は,同じ生活パタンをもつ人が良く実施している生活改善項目は重要度が高く,特定の生活パタンにだけ現れる生活改善項目は重要度が高くなるように,また減量成功者がより多い生活改善項目が重要度が高くなるように計算する方法を含む。
【選択図】図1

Description

本発明は,保健指導を支援するシステムに関し,特に,生活習慣などに起因するメタボリックシンドローム等を改善するためのシステムに関する。
近年,生活習慣病のひとつとして,内臓脂肪型肥満症(メタボリックシンドローム)が注目されている。健診施設などでは,受診者がメタボリックシンドロームや肥満と診断されると,医師や保健師などが減量を指示する。特に,指導者(医師または保健師)が強い介入指導を必要と判断した受診者には,受診者の体重に合わせた目標体重を設定し,目標体重に向けて改善すべき生活習慣を生活改善項目として提案した減量プログラムを実施する場合がある。
この場合,指導者は受診者(減量の参加者)の目標体重を達するためのカロリー数の計算を行い,目標体重へ減量するために必要な食生活や運動量に関する生活改善項目を立案して提示することになる。そして,減量の参加者は,提示された生活改善項目の実行状況と体重の変化を指導者に報告し,目標体重に向けて減量することになる。
このような減量に関する技術としては,減量の参加者の目標体重や食事状況,運動状況に応じて,摂取エネルギーや消費エネルギーの目標値を提示したり,その目標値を満たすための食事制限や運動方法などのメニューを提示する技術が知られている(例えば,特許文献1)。
特開2004−227522
上記特許文献1の場合では,食習慣や運動習慣の変化から予測体重を目標体重とすることができるが,具体的な生活改善項目の設定には,指導者があらかじめいくつかの生活改善項目と,各生活改善項目の消費カロリーを把握し,個人に合わせてどの生活改善項目を行うか,またその項目の負荷を調整する必要があり,保健師の作業負荷が大きいという問題があった。
そこで,保健師の作業負担を減らすために、所定のカロリーを消費できる(例えば100kcal)生活改善項目を予め多数収集し,減量参加者にこれらの生活改善項目を提示し,参加者は個人の嗜好に合うように,また目標体重を達する必要量分だけ改善項目を選択し,改善項目実施や体重変化を記録する技術も考えられる。
しかし、上記多数の生活改善項目から減量参加者が個人に合うように改善項目を選択するという方法では,生活改善項目の種類が多岐にわたるため参加者個人に合うように選択することは容易ではなかった。特に,個人別に見ると飲み会の多い人,出張が多い人など生活習慣の改善が難しい人もおり,そのような人に対して実施しやすい目標を示す必要があるが上記の従来例ではこのような場合については考慮されていなかった。
そこで,飲み会の多い人,出張が多い人など生活習慣の改善が難しい人に対して,過去の同じような生活習慣を持つ人がどのような生活改善項目を実施し,減量に成功したかという情報を元に,生活習慣に合う目標を提示することが考えられる。
上記を実現するには,まず過去の減量成功者の減量時の生活記録の情報や生活に関する問診情報を元に,過去の参加者を生活パタン(例えば,飲み会が多い,出張が多い,深夜の食事が多いといったパタン)ごとに分類し,またそれぞれの生活パタンに属する人がどのような生活改善項目をよく実施しているか(実施頻度が高いか)という情報を得て,新規参加者にその情報を提供するという方法が考えられる。
ところが,生活パタンごとに,減量参加者がよく実施している生活改善項目の情報を得ると,どの生活パタンにおいても,実施頻度が高い生活改善項目は同じような情報が現れ,生活パタンごとに特徴的な生活改善項目が得られない。この原因としては,どのような人でも実施しやすい生活改善項目が上位に現れるからである。
どのような人でも実施しやすい生活改善項目とは別に,生活習慣に特化した生活改善項目を提示したい場合には,従来方法では提示することができない。
本発明は、ある生活パタンに属する人が特に実施しやすく、減量に成功しやすい生活改善項目を、提供することを目的とするものである。
本発明は,過去に減量プログラムに参加した人の生活スタイルや選択した生活改善項目の情報を元に,新規参加者に,生活スタイルにあう生活改善項目を提示する手段を提供する。また,その際,減量成功者がより多く実施している生活改善項目を提供する。
本発明は,演算処理をするプロセッサと,前記プロセッサに接続されたメモリと,前記プロセッサに接続されたインターフェースとを備え,前記プロセッサは,以下の3つの情報を含む。
過去の減量参加者の減量時の生活記録や生活に関する問診情報を元に,過去の参加者を生活パタン(例えば,飲み会が多い,出張が多い,深夜の食事が多いといったパタン)ごとに分類した参加者分類情報,またそれぞれの生活パタンに属する人がどのような生活改善項目をよく実施しているかといった生活パタンと生活改善項目,生活改善項目の重要度の関係を表す情報,また新規参加者がどのような生活パタンを持つかを知るための生活に関する問診とその問診がどの生活パタンと関連するかという関係を表す情報,過去の減量参加者が減量に成功したかいなかという情報を含む。
前記プロセッサは,以下の二つの方法を含む。
新規減量参加者に生活に関する問診を行い,生活に関する問診とその問診がどの生活パタンと関連するかという関係を表す情報を用いて,新規減量参加者の生活パタンを決定し,生活パタンと生活改善項目,生活改善項目の重要度の関係を表す情報を用いて,重要度順に生活改善項目を提示する方法を含む。
また,生活パタンの生活改善項目の重要度は,同じ生活パタンをもつ人が良く実施している生活改善項目は重要度が高く,特定の生活パタンにだけ現れる生活改善項目は重要度が高くなるように,また減量成功者がより多い生活改善項目が重要度が高くなるように計算する方法を含む。
新規参加者へ生活に関する問診を行い,参加者の生活パタンにあった生活改善項目を重要度の高い順に提示することから,過去の参加者の生活改善項目に関する情報を参考に,個人の生活スタイルに合った生活改善項目を選択することができる。
生活パタンの生活改善項目の重要度の計算方法は,同じ生活パタンをもつ人が良く選んでいる生活改善項目は重要度が高く,かつ特定の生活パタンにだけ現れる生活改善項目は重要度が高くなるようにすることから,その生活スタイルに特有の生活改善項目を提示することができる。
また減量成功者がより実施している生活改善項目を提示することから、新規参加者に、減量成功しやすい生活改善項目を提示することができる。
以下に,本発明の実施の形態について,図面を参照して説明する。
図1は,本発明の実施の形態の保健指導支援システムの構成の一例を示すブロック図である。
本発明の実施の形態の保健指導支援システムは,管理者端末装置100,指導者端末装置200,参加者端末装置300及びサーバ400を備える。ここで、指導者端末は管理者端末と同一でもよい。管理者端末装置100,指導者端末装置200,参加者端末装置300及びサーバ400は,ネットワーク500を介して接続されている。
管理者端末装置100,指導者端末装置200及び参加者端末装置300は,各々,プロセッサ,メモリ,通信インターフェース及びユーザインターフェースを備える計算機である。なお,これらの端末装置は,アプリケーションプログラム(例えば,ウェブブラウザ)が動作するPDAや携帯電話機等の携帯端末装置であってもよい。
サーバ400は,プロセッサ,メモリ,記憶装置及び通信インターフェースを備える計算機である。サーバ400には,参加準備処理手段M2,参加者データ入力・閲覧処理手段M3,及び生活パタン別改善項目生成手段M6を備える。これらの各機能は,メモリに格納されたプログラムによって提供される。
サーバ400の記憶装置には,指導者管理データベースD1,参加者管理データベースD4,減量記録データベースD5,問診結果データベースD7,個人別プログラムデータベースD8,食事カロリーデータベースD9,運動カロリーデータベースD10,健診問診データベースD11,個人別減量目標データベースD12及び問診情報データベースD13,生活パタン別改善項目データベースD14,生活パタン別参加者分類データベースD15,生活パタン-問診データベースD16,生活記録データベースD17が格納される。
まず,本実施の形態で使用するデータベースの一例を説明する。
図2は,本実施の形態の参加者管理データベースD4の構成の一例を示す説明図である。参加者管理データベースD4は,本実施の形態の保健指導支援システムによる保健指導に参加する者の情報が登録されるデータベースである。新規減量参加者の情報や,過去に減量に参加した参加者の情報が登録されている。ここで、データベースへの新規情報の登録は、参加者端末、指導者端末、管理者端末等の入力手段を介するか、外部の記録媒体を介して登録しても良いし、その他外部機関、たとえば検診機関、医療機関等のデータベースから通信手段を介して登録しても良い。
参加者管理データベースD4は,参加者の識別子D401,氏名D402,性別D403,生年月日D404,メールアドレスD405,指導者の識別子D406,パスワードD407,身長D408及び体重D409を含む。
識別子D401には,参加者を識別するための一意の識別子が登録される。参加者の識別子D401は,本実施の形態の保健指導支援システムにおいて,この参加者のデータを識別するために使用される。また,参加者の識別子D401は,パスワードD405と共に,この参加者が,本実施の形態の保健指導支援システムにアクセスするときに用いられる。
氏名D402には参加者の氏名が,性別D403には参加者の性別が,生年月日D404には参加者の生年月日が,メールアドレスD405には参加者のメールアドレスが登録される。
指導者の識別子D406には,この参加者を担当する指導者を識別するための一意なの識別子が登録される。パスワードD407には,参加者が本実施の形態の保健指導支援システムにアクセスするときに照合されるパスワードが登録される。身長D408及び体重D409には,参加者の指導開始時の身長及び体重が登録される。
図3は,本実施の形態の問診情報データベースD13の構成の一例を示す説明図である。問診情報データベースD13は,本実施の形態の保健指導支援システムによる保健指導の開始時に,参加者に問い合わせられる問診内容が登録されるデータベースである。問診の項目には生活スタイルに関する問診が含まれ,これらの問診の結果を元に生活パタンを決定する。
問診情報データベースD13は,問診の識別子D1301,問診カテゴリD1305,食事カテゴリD1302,運動メニューカテゴリD1303,問診内容D1306及び改善内容D1037を含む。
問診の識別子D1301は,問診内容を識別するための一意の識別子である。問診カテゴリD1305は,問診の対象を示し,例えば,”1”であれば食品摂取量を示し,”2”であれば運動量を示し,”3”であれば食行動を示し,”4”であれば運動行動,”5”であれば生活行動を示す。生活行動の問診は,生活パタンに関する項目となっている。図3の例では,飲酒機会が多いかどうかを問う問診や,間食機会が多いかを問う問診となっている。この項目を用いて,個人の生活パタンを特定する。
食事メニューカテゴリD1302及び運動メニューカテゴリD1303は,問診カテゴリD1305の内容を分類するためのコードである。例えば,主食に関する問診であれば”1”が,果物に関する問診であれば”2”が,間食に関する問診であれば”3”が,食事に関係しない問診であれば”9”が食事メニューカテゴリD1302に登録される。この食事メニューカテゴリD1302には,食事カロリーデータベースD9の食事メニューカテゴリD902と共通の識別子が使用される。
また,運動メニューカテゴリD1303には,歩く・走ることに関する問診であれば”1”が,スポーツに関する問診であれば”2”が,運動に関係しない問診であれば”9”が登録される。この運動メニューカテゴリD1303には,運動カロリーデータベースD10の運動カテゴリD1002と共通の識別子が使用される。
なお,問診と生活パタンの関連を示すデータは生活パタン−問診データベースD16に含まれ,問診の結果は問診結果データベースD7に含まれる。
図4は,本実施の形態の問診結果データベースD7の構成の一例を示す説明図である。
問診結果データベースD7は,問診内容に対する参加者の回答が登録されるデータベースである。生活に関する問診の結果も問診結果データベースD7に含まれる。
問診結果データベースD7は,参加者の識別子D701,問診の識別子D702,問診の回答D703,改善実施アンケートD704及び改善実施目標D705を含む。
参加者の識別子D701には,問診に回答した参加者の識別子が登録され,参加者管理データベースD4の識別子D401と共通の識別子が使用される。問診の識別子D702には,参加者が回答した問診の識別子が登録され,問診情報データベースD13の問診の識別子D1301と共通の識別子が使用される。
問診の回答D703は,問診に対する回答内容が登録される。例えば,回答内容が「はい」であれば”1”が,回答内容が「いいえ」であれば”2”が,問診の回答D703に登録される。
改善実施アンケートD704は,問診IDの内容を生活改善項目としてどの程度実施可能であるかの度合いを格納し,例えば,”0”であればアンケートが未実施であることを示し,”1”であれば生活改善項目にはしたくないとの回答を示し,”2”であれば生活改善項目として実施できない場合を示し,”5”であれば実施可能であることを示す。
改善実施目標D705は,この問診内容を減量の目標にするか否かを示すフラグが登録される。例えば,回答内容が「目標にする」であれば”1”が,回答内容が「目標にしない」であれば”2”が,改善実施目標D705に登録される。
図5は,本実施の形態の個人別減量目標データベースD12の構成の一例を示す説明図である。 個人別減量目標データベースD12は,本実施の形態の保健指導支援システムによる保健指導において参加者が設定した減量目標が登録されるデータベースである。個人別減量目標データベースD12は,参加者の識別子D1201,減量目標の登録日D1202,開始日D1203,目標体重D1204及び減量期間D1205を含む。
参加者の識別子D1201には,この減量目標を設定した参加者の識別子が登録され,参加者管理データベースD4の識別子D401と共通の識別子が使用される。減量目標の登録日D1202には,この減量目標が登録された年月日が登録される。
開始日D1203には,この減量目標の開始年月日が登録される。目標体重D1204には,参加者によって設定された目標体重が登録される。減量期間D1205には,設定された目標体重に到達するまでの期間の目標が登録される。
目標体重D1204や減量期間D1205は,一日に減らすべきカロリーの計算に用いられる。図6は,本実施の形態の個人別プログラムデータベースD8の構成の一例を示す説明図である。個人別プログラムデータベースD8は,本実施の形態の保健指導支援システムによる保健指導において参加者が設定した生活改善項目(減量メニュー)が登録されるデータベースである。個人別プログラムデータベースD8は,参加者の識別子D801,プログラムの登録日D802,連番D803,生活改善項目の食事メニューの識別子D804及び生活改善項目の運動メニューの識別子D805,改善項目の増減量D806及び改善項目の増減D807を含む。
参加者の識別子D801には,この行動目標を設定した参加者の識別子が登録され,参加者管理データベースD4の識別子D401と共通の識別子が使用される。プログラムの登録日D802には,この改善項目が登録された年月日が登録される。連番D803には,参加者が選択した減量メニューの参加者毎の連続番号が格納される。参加者が選択した減量メニューは,連番D803によって管理される。例えば,同じ減量メニューが同一参加者によって複数選択された場合は,同じ減量メニューが選択された数の番号が割り当てられる。
改善項目の食事メニューの識別子D804には,参加者によって選択された食事の減量メニューを一意に識別するための識別子が登録され,食事カロリーデータベースD9の識別子D901と共通の識別子が使用される。
改善項目の運動メニューの識別子D805には,参加者によって選択された運動の減量メニューを一意に識別するための識別子が登録され,運動カロリーデータベースD10の識別子D1001と共通の識別子が使用される。
また,減量メニューは食事メニューでは食事量を減らし,運動メニューでは運動量を増やすためのメニューとなっているが,このメニュー毎の増減は変更することができる。例えば,選択される減量メニューの組み合わせによって,高カロリー(100kcalに相当する食事量が少ない)の食事メニューをX枚減らし,低カロリー(100kcalに相当する食事量が多い)の食事メニューをY枚増やす。このとき,X>Yとすることによって,合計でカロリーを減らすような減量プログラムを作成することが可能となっている。このような減量メニューでの組み合わせを表現するために改善項目の増減量D806には,改善項目の増減枚数が登録される。例えば,改善項目が減少であれば増減量D806に減少した枚数分が登録され,改善項目が増加であれば増減量D806に増加した枚数分の値が登録される。
改善項目の増減D807には,改善項目の増減が登録される。例えば,改善項目が減少であれば増減D807に”1”が登録され,改善項目が増加であれば増減D805に”2”が登録される。
図7は,本実施の形態の食事カロリーデータベースD9の構成の一例を示す説明図である。食事カロリーデータベースD9は,参加者に減量メニューとして提示される食事メニューが登録されるデータベースである。前述したように,食事カロリーデータベースD9に格納されている食事メニューは所定のカロリー(例えば,100kcal)毎に食事の種類及び食事量(食事を減らす量)が設定されている。
食事カロリーデータベースD9には,食事メニューの識別子D901,食事メニューカテゴリD902,食事優先順位D904,食事メニュー名D903,食事メニュー単位D905,食事メニュー単位カロリーD906が格納される。
食事メニューの識別子D901には,量を減らすべき食事を一意に識別するための識別子が登録される。食事メニューカテゴリD902には,量を減らすべき食事の種類が登録される。例えば,食事の種類が主食であれば”1”が,食事の種類が果物であれば”2”が,食事の種類が間食であれば”3”が,食事に関係しない場合には”9”が,カテゴリD902に登録される。食事メニュー名D903には,この食事メニューで減らすべき食事及び量が登録される。食事メニュー単位D904には,食事メニュー名D903の内容について,摂取する単位を格納する。例えば,摂取する食事の重量「g」や個数が格納される。食事メニュー単位カロリーD905には,食事メニュー名D903に設定された食事の熱量が格納される。本実施例では,食事メニュー単位カロリーD905に100kcalが設定される。
図8は,本実施の形態の運動カロリーデータベースD10の構成の一例を示す説明図である。運動カロリーデータベースD10は,参加者に減量メニューとして提示される運動メニューが登録されるデータベースである。前述したように,運動カロリーデータベースD10に格納されている運動メニューは所定のカロリー(例えば,100kcal)毎に運動量が設定されている。
運動カロリーデータベースD10は,運動メニューの識別子D1001,運動メニューカテゴリD1002,運動メニュー名D1003,運動メニュー単位D1004を含む。 運動メニューの識別子D1001には,参加者が行うべき運動を一意に識別するための識別子が登録される。運動メニューカテゴリD1002には,参加者が行うべき運動の種類が登録される。例えば,運動が歩く又は走るであれば”1”が,運動がスポーツであれば”2”が,運動に関係しない場合には”9”が,カテゴリD1002に登録される。運動メニュー名D1003には,この運動メニューで行うべき運動の種類が登録される。
図9は,本実施の形態の減量記録データベースD5の構成の一例を示す説明図である。減量記録データベースD5は,参加者に選択された減量メニューの実施状況が登録されるデータベースである。減量記録データベースD5は,参加者の識別子D501,日付D502,体重D503,連番1の実施状況D504,連番2の実施状況D505,連番3の実施状況D506及び連番4の実施状況D507が含まれる。
参加者の識別子D501には,この減量メニューを実施すべき参加者の識別子が登録され,参加者管理データベースD4の識別子D401と共通の識別子が使用される。日付D502には,この減量メニューを実施した又は実施しなかった年月日が登録される。体重D803には,日付D502によって示される日の参加者の体重が登録される。
連番1の実施状況D504,連番2の実施状況D505,連番3の実施状況D506及び連番4の実施状況D507には,各連続番号で示される減量メニューの実施状況が登録される。減量記録データベースD5で用いられる連続番号は,個人別プログラムデータベースD8の連番D803に登録された連続番号と共通する番号が使用される。
減量メニューの実施状況には,この連続番号で示される減量メニューの実施状況が登録される。例えば,この連続番号で示される減量メニューが実施されていれば”1”が,減量メニューが実施されていなければ”2”が,各減量メニューの実施状況に登録される。
図25は,本実施の形態の生活記録データベースD17の構成の一例を示す説明図である。生活記録データベースD17の情報は,参加者の減量期間の生活の記録を格納したデータベースである。生活記録データベースD17は,参加者の識別子D1701,登録日D1702,生活記録D1703が含まれる。参加者の識別子D1701には,参加者管理データベースD4の識別子D401と共通の識別子が使用される。登録日D1702には,生活記録を登録した日が登録される。生活記録D1703には,生活のイベントに関する情報が含まれる。例えば,飲み会のイベントを登録する場合には,“1”が,間食をしたというイベントを登録する場合には,“2”が,出張があったというイベントを登録する場合には,“3”を登録する。これらの情報は,参加者の生活パタンの分類を行うために使用される。
図10は,本実施の形態の健診問診データベースD11の構成の一例を示す説明図である。健診問診データベースD11の情報は,参加者の生活パタンの分類を行うために使用される。健診問診データベースD11は,健診の際に実施された問診結果情報を格納したデータベースである。健診問診データベースD11は,参加者の識別子D1101,問診登録日D1102,職位D1103,職種D1104,出張D1105,残業D1106,婚姻状況D1107,夜食D1108,通勤手段D1109,間食D1110,飲酒D1111が含まれる。
参加者の識別子D1101は,参加者管理データベースD4の識別子D401と共通の識別子が使用される。問診登録日D1102には,この健診問診の結果が登録された年月日が登録される。職位D1103には,参加者の職位に関する情報が登録される。例えば,部長であれば,“1”,課長であれば,“2”を登録する。職種D1104には,参加者の職種に関する情報が登録される。例えば,研究系であれば,“1”,開発系であれば“2”が登録される。出張D1105には,参加者の出張状況が登録される。例えば,出張がほとんどなしであれば,“1”,月4日以下であれば,“2”が登録される。残業D1106には,参加者の残業の状況が登録される。例えば,残業が10h未満であれば“1”,残業が10h以上40h未満であれば“2”が登録される。婚姻状況D1107は,参加者の婚姻の状況が登録される。例えば,既婚であれば“1”,未婚であれば“2”が登録される。夜食D1108は,参加者の夜食の状況が登録される。例えば,夜食をとらないであれば“1”,時々夜食をとるであれば“2”が登録される。通勤手段D1109は,参加者の通勤手段に関する状況が登録される。例えば,徒歩通勤であれば“1”が,自転車通勤であれば“2”が登録される。間食D1110には,参加者の間食に関する情報が登録される。例えば,間食をよく取る場合には“1”が,時々とる場合には”2“が登録される。飲酒D1111には,参加者の飲酒に関する情報が登録される。例えば,毎日飲酒をする場合には,”1“が,週2〜3日飲酒をする場合には,”2“が登録される。
図11は,本実施の形態の生活パタン別参加者分類データベースD14の構成の一例を示す説明図である。生活パタン別参加者分類データベースD14は,過去の参加者を生活パタン別に分類し分類情報を格納したデータベースである。
生活パタン別参加者分類データベースD14には,参加者の識別子D1401,生活パタンの識別子D1402,減量状況D1403が登録される。
参加者の識別子D1401は,過去の参加者の識別子が格納される。生活パタンの識別子は,生活パタンに関する分類情報が格納される。生活パタン−問診データベースD16の生活パタンの識別子D1402と共通の識別子が使用される。減量状況D1403は,過去の参加者が減量に成功したか,失敗したかの情報が登録される。例えば,減量に成功した場合には“1”,失敗した場合には“0”が登録される。
ここで、減量の失敗・成功は、所定期間内に目標体重に達した場合を成功としそれ以外を失敗とすることを想定しているが、所定期間内に過去の体重よりも体重が減少した場合や現状維持であった場合であっても成功と定義することも可能である。
図12は,本実施の形態の生活パタン別改善項目データベースD15の構成の一例を示す説明図である。生活パタン別改善項目データベースD15は,生活パタン別にお勧めの改善項目を格納したデータベースである。生活パタン別改善項目データベースD15には,生活パタンの識別子D1501,改善項目の識別子D1502,食事/運動D1503,重要度D1504が登録される。生活パタンの識別子D1501は生活パタンに関する分類情報が格納される。生活パタン−問診データベースD16の生活パタンの識別子D1402と共通の識別子が使用される。改善項目の識別子D1502は,生活パタンに合う改善項目の識別子が格納される。食事/運動D1503は,改善項目の識別子D1502に登録された改善項目が食事に関する改善項目であるか,運動に関する改善項目であるかを示す。例えば,食事に関する改善項目であれば”1”,運動に関する改善項目であれば“2”が登録される。重要度D1504は,生活パタンごとに改善項目の重要度が格納される。
図13は,本実施の形態の生活パタン−問診データベースD16の構成の一例を示す説明図である。生活パタン−問診データベースD16は,問診と関連深い生活パタンの情報が登録されるデータベースである。生活パタン−問診データベースD16は,問診の識別子D1601,生活パタンの識別子D1602,生活パタン名が格納される。
問診の識別子D1601は,生活パタンに関連ある問診の識別子が登録され,問診情報データベースD13の問診の識別子D1301と共通の識別子が使用される。
生活パタンの識別子D1602は,問診と関連ある生活パタンの識別子が登録され,生活パタン別参加者分類データベースD14の生活パタンの識別子D1402と共通の識別子が使用される。生活パタン名D1603は,生活パタンに関する名称が登録される。
図13の例では,問診と関連深い生活パタンは1対1としているが,1つの問診に対して多数の生活パタンが対応してもよいし,1つの生活パタンに対して,複数の問診があってもよい。
本実施の形態は,指導者(保健師や医師)などにより介入指導が必要として減量を指示された人が,体重にあわせて目標体重(例えば,現体重の5%減)を設定し,目標体重に向けて改善すべき生活習慣を生活改善項目として実施し,減量の記録や生活記録を日々入力するというシステムに関する。
システムは,参加準備の段階で参加者に生活スタイルに関する問診を行い,個人の生活スタイルに合うように,生活改善項目を提案する。この処理は参加準備処理手段M2,詳細は参加者登録処理手段M22に示す。
また,参加者は日々の生活記録や減量記録を入力し,これらの生活記録や減量記録がデータベースへ格納される。この処理は参加者データ入力・閲覧処理手段M3に示す。
また,システム管理者の指示によりシステムは生活スタイルに合うような,生活改善項目を生成する。この処理は,生活パタン別改善項目生成手段M6に示す。
まず,参加準備の段階で参加者に生活スタイルに関する問診を行い,個人の生活スタイルに合うように,生活改善項目を提案する参加準備処理手段M2について説明する。
図14は,本実施の形態の参加準備処理手段M2の機能要素の一例を示すブロック図である。参加準備処理は,本実施の形態の保健指導支援システムによる保健指導を受ける参加者を指導者端末装置200から登録する処理である。
参加準備処理では,まず,サーバ側の管理手段を起動して,各種処理の準備をする(M20)。次に,指導者認証処理を起動し,指導者端末装置200からこの保健指導支援システムへのアクセスを認証する(M21)。
その後,参加者処理登録処理を起動し,サーバ400の参加者管理データベースD4などに参加者の情報,参加者の問診情報を登録する(M22)。参加者登録処理手段M22
の詳細は図を使って後述する。
次に,参加者が日々の生活記録や減量の記録を入力し,それらのデータをデータベースへ格納・登録データを閲覧する参加者データ入力・閲覧処理手段M3について説明する。
図15は,本実施の形態の参加者データ入力・閲覧処理手段M3の機能要素の一例を示すブロック図である。参加者データ入力・閲覧処理手段M3は,参加者などが参加者端末装置300を介してサーバ400の減量記録データベースD5,生活記録データベースD17にアクセスを要求したときに起動する処理である。
サーバ400は,参加者端末装置300(または指導者端末装置200)からサーバ400に対して減量記録データベースD5,生活記録データベースD17に対するアクセス要求を受信すると,サーバ側管理手段M30が参加者認証処理手段M31を起動する。サーバ400の参加者認証処理手段M31は,アクセス要求に含まれる情報と,参加者管理データベースD4に登録されたIDとパスワードD407などの情報に基づいて,参加者端末装置300を利用する参加者の認証を行う。サーバ400は,認証が完了すると認証時のIDとパスワードから参加者の識別子を特定し,当該参加者のデータを減量記録データベースD5から読み出して参加者端末装置300に表示させる(個人別減量記録表示手段M32)。
参加者端末装置300では,減量記録データベースD5に対して日付D502,体重D503,連番D504〜D507にそれぞれ,日付,体重,実施した減量メニュー(識別子)を入力する(データ入力処理手段M33)。サーバ400は,参加者端末装置300から受け付けた入力を減量記録データベースD5に書き込む(データ登録処理手段M34)。
参加者端末装置300では,生活記録データベースD17に対して日付D1702,生活記録D1703を入力する(データ入力処理手段M33)。サーバ400は,参加者端末装置300から受け付けた入力を生活記録データベースD17に書き込む(データ登録処理手段M34)。
参加者は,日々の減量の記録や生活の記録を登録し,またそのデータを閲覧することで減量がうまく進んでいるか,またあまり体重が減らない期間にはどのような生活・イベントがあったか知ることができる。
また,ここで入力されたデータは蓄積され,蓄積されたデータを用いて参加者を生活パタンに分類するために使用される。
次に,システム管理者の指示により生活スタイルに合うような,生活改善項目を生成する生活パタン別改善項目生成手段M6について説明する。
図16は,本実施形態の生活パタン別改善項目生成手段M6の機能要素の一例を示すブロック図である。生活パタン別改善項目生成手段M6では,管理者が管理者端末装置100を介してサーバ400の減量記録データベースD5,健診問診データベースD11又は個人別減量目標データベースD12にアクセス要求したときに起動する。
まずサーバ側の管理手段が管理者認証処理を起動し(M61),管理者の認証を行う。認証成功後,蓄積データ分類付与手段(M62)を起動し,過去の減量参加者のデータへ管理者が生活パタンの分類を付与し,生活パタン別参加者分類データベースD15へ格納する。
次に,参加者が選択した改善項目の情報から生活パタン別改善項目を生成(M63)する。蓄積データ分類付与手段(M62),生活パタン別改善項目を生成(M63)の詳細については,図を用いて後述する。
次に,参加準備の段階で参加者に生活スタイルに関する問診を行い,個人の生活スタイルに合うように,生活改善項目を提案する参加者登録処理の詳細を参加者登録処理手段M22で示す。図17は,本実施の形態の参加者登録処理手段M22による処理の一例を示すフローチャートである。
参加者登録処理では,まず,指導者端末装置200は,参加者の基本情報,測定情報,システム情報の入力を受け付ける。このとき,指導者端末装置200には参加者登録画面が表示され,指導者が必要な項目を入力する(221)。指導者端末装置200に入力された情報は,サーバ400に送信され,参加者管理データベースD4に登録される(222)。
次に,サーバ400は,問診情報データベースD12から問診情報を読み出して参加者端末装置300に送信する。なお,読み出される問診内容は,ステップ222で入力された参加者情報に基づいて選択されてもよい。例えば,参加者の性別,現在の体重等に基づいて問診内容を選択することができる。
参加者端末装置300は,受信した問診情報を表示する(223)。問診の内容には生活スタイルに関する情報なども含まれる。参加者端末装置300は,問診に対する回答の入力を受け付ける。このとき,参加者端末装置300には問診回答入力画面が表示され,参加者が問診に対する回答を入力する(224)。参加者端末装置300に入力された回答は,サーバ400に送信され,問診結果データベースD7に登録される(225)。
次に,サーバ400は,減量プログラムの設定に必要な情報を,参加者端末装置300に送る。このとき,参加者端末装置300には個人別プログラム設定画面(図28参照)が表示され,参加者が減量プログラムの作成に必要な情報(目標体重,減量開始日及び減量実施期間)を入力する。参加者端末装置300に入力された情報は,サーバ400に送信され,個人別減量目標データベースD12に登録される(226)。
サーバ400は,設定された情報から1日あたり減らすべきカロリーの目標を計算して,計算された目標カロリーを参加者端末装置300に送る。参加者端末装置300は,サーバ400から送信された目標カロリーを個人別プログラム設定画面に表示する(227)。さらに,サーバ400は,減量メニューを食事カロリーデータベースD9及び運動カロリーデータベースD10から抽出する。そして,サーバ400は,抽出された食事メニュー及び運動メニューを,参加者端末装置300に送る。参加者端末装置300は,サーバから送信された減量メニュー(食事メニュー及び運動メニュー)を個人別プログラム設定画面に表示する(228)。
また,サーバ400は,問診結果データベースD7及び生活パタン-問診データベースD16に登録された情報を参照して,個人の生活パタンに合った減量メニューを,生活パタン別改善項目データベースD15,食事カロリーデータベースD9及び運動カロリーデータベースD10を参照し,抽出する。そして,サーバ400は,抽出された食事メニュー及び運動メニューを,参加者端末300へ送る。参加者端末装置300は,サーバから送信された減量メニュー(食事メニュー及び運動メニュー)を個人別プログラム設定画面に表示する。(229)
参加者端末装置300は,減量メニューの選択を受け付ける(230)。このとき,参加者は同じメニューを複数選択してもよい。選択された減量メニューは,サーバ400に送信され,個人別プログラムデータベースD8に登録される(231)。
なお,サーバ400で目標カロリーの計算及び提示する減量メニューの抽出をしたが,ステップ226で減量プログラムの作成に必要な情報をステップ226でサーバ400に送らずに,参加者端末装置300がこれらの目標カロリーの計算及び提示する減量メニューの抽出を実行してもよい。この場合は,ステップ230で,個人別減量目標データベースへ情報を登録する。
新規参加者に生活に関する問診を行い,参加者の生活パタンにあった生活改善項目を重要度の高い順に提示することから,過去の参加者の生活改善項目に関する情報を参考に,個人の生活スタイルに合った生活改善項目を選択することができる。
生活パタンの生活改善項目の重要度の計算方法は,同じ生活パタンをもつ人が良く選んでいる生活改善項目は重要度が高く,かつ特定の生活パタンにだけ現れる生活改善項目は重要度が高くなるようにすることから,その生活スタイルに特有の生活改善項目を提示することができる。
図18は,図17のステップ229の生活パタン別お勧め減量メニューの表示で行われる減量メニュー表示処理の一例を示すフローチャートを示す。
サーバ400はまず,参加者に関する問診結果データベースD7の現状問診結果D703で“該当する”と回答した問診項目に関して,関連する生活パタンを生活パタン−問診データベースD16を参照し取得する(2701)。ここで,複数の生活に関する問診に対して“該当する”と回答している場合は,複数の生活パタンに該当することになる。参加者に対して1つの生活パタンを割り当てたい場合には,問診結果データベースD7のD704の改善実施アンケートでの回答を参考にして,より改善実施度合いが高い問診,図4の例では問診結果データベースD7のD704の値の大きい問診に関する生活パタンを割り当てる。
次に,ステップ2701で取得した生活パタンの識別子を元に,生活パタン別改善項目データベースD15のお勧めの改善項目の識別子D1502,食事/運動D1503を重要度順に取得する。この際,参加者が一日に消費すべきカロリー数分のお勧め改善項目を取得するようにしてもよい(2702)。例えば,参加者が一日に300kcal消費しなければいけない場合,お勧め改善項目(1つは100kcalの改善項目とする)を3つ取得する。
ステップ2703では,ステップ2702で取得したお勧めの改善項目の識別子D1502に関する情報を食事/運動D1503が食事を示していれば,食事カロリーデータベースD9から食事メニュー名D903を取得して参加者端末装置300へ送信し,食事/運動D1503が運動を示していれば,運動カロリーデータベースD10から運動メニュー名D1003を取得して参加者端末装置300へ送信し,個人別プログラム設定画面へ表示する。
新規参加者に生活に関する問診を行い,参加者の生活パタンにあった生活改善項目を重要度の高い順に提示することから,過去の参加者の生活改善項目に関する情報を参考に,個人の生活スタイルに合った生活改善項目を選択することができる。
図19は,上記図17に示した減量メニューの選択(ステップ226〜231)のシーケンス図を示す。参加者端末装置300は,サーバ400に対して図20に示した個人別プログラム登録画面を要求する(2801)。サーバ400は,参加者端末装置300を利用する参加者の認証を上述のように行って,参加者の識別子を特定してから認証した参加者に対応する個人別プログラム登録画面を出力する(2802)。
参加者端末装置300では,ディスプレイ等に表示された個人別プログラム登録画面に対して,参加者が目標体重と,減量開始日と,減量実施期間を入力する(2803)。
サーバ400は,参加者端末装置300から目標体重,減量開始日,減量実施期間を受信すると,予め参加者管理データベースD4に登録されている体重などから,目標体重を減量実施期間内に達成するために,一日あたりの目標減量カロリー数を計算し,個人別プログラム登録画面に出力する(2804)。図20の例では,一日あたり311.1kcalを削減する必要がある。次に,サーバ400は食事メニューと運動メニューのそれぞれについて,減量メニューを食事カロリーデータベースD9及び運動カロリーデータベースD10へ問合せ(2805),減量メニューをデータベースからサーバ400へ返す(2806,2807)。また,サーバ400は 生活パタン別お勧め減量メニューを生活パタン別改善項目データベースD15,問診結果データベースD7,食事カロリーデータベースD9及び運動カロリーデータベースD10へ問合せ(2808),個人の生活パタンに合った減量メニューを抽出する(2809)。そして,サーバ400は,抽出された食事メニュー及び運動メニューを,参加者端末300へ送る(2810)。参加者端末装置300は,サーバから送信された減量メニュー(食事メニュー及び運動メニュー)を図20の減量メニュー表示領域STに,生活パタン別お勧め減量メニューを生活パタンお勧め減量メニュー表示領域LFに表示する。
参加者端末装置300を操作する参加者は,個人別プログラム登録画面に出力された一日あたりの目標減量カロリー数以上となるように,100kcalのカードCDを食事メニューまたは運動メニューから選択する(2811)。この選択は,各カードCDの左上に設けたチェックボックスをクリックすることで行われ,サーバ400は選択されたカードCDの熱量の合計値を演算して,図20の「現在のエネルギー差」に出力する。そして,一日あたりの目標減量カロリー数に必要な数のカードCDを選択した後,参加者は参加者端末装置300で図20に示す「決定」ボタンを押す(2812)。サーバ400は,決定ボタンが押されると,参加者端末装置300が選択した減量メニューの識別子(食事メニュー識別子D901または運動メニュー識別子D1001)と,目標体重,減量開始日,減量実施期間を個人別プログラムデータベースD8に登録する(2813,2814)。
図20は,サーバ400が参加者端末装置300に提供する個人別プログラム登録画面の一例を示す説明図である。個人別プログラム設定画面は,参加者端末装置300のディスプレイ等に表示され,参加者がこの画面を用いて減量メニューを設定する。
個人別プログラム設定画面には,開始時体重が表示される。また,個人別プログラム設定画面には,目標体重,減量開始日及び減量実施期間の入力欄が設けられる。また,個人別プログラム設定画面には,減量後の体重及び減らすべき1日当たりのカロリーの表示欄が設けられる。さらに,個人別プログラム設定画面には,減量メニュー(食事メニュー及び運動メニュー)がカード形式で表示(ST)され,個人の生活パタンにあったお勧めの減量メニューもカード形式で表示(LF)される。また,選択された減量メニューの表示欄(DP)が設けられる。
図20に示すように,初期表示時には,参加者登録(図17の221)で入力された開始時体重が表示される。その後,参加者が,目標体重,減量開始日及び減量実施期間を入力すると,減量後の体重及び減らすべき1日当たりのカロリーが計算され,計算結果が表示される。
また,減量メニューがカードCD(図20の食事及び運動欄ST)で表示される。この減量メニューは一つのカードCDが所定のカロリー(例えば,100kcal)に設定されている。この減量メニューは,食事及び運動に分けて表示され,さらに,食事は主食,果物,間食等に分類され,運動は歩く・走る,スポーツ等に分類されて表示される。
個人の生活パタンにあったお勧めの減量メニューもカード形式で表示欄(LF)には,生活に関する問診の結果を参考にし,過去の同じような生活パタンを持つ減量参加者が選択したカードの情報が表示される。参加者は計算された減らすべき1日当たりのカロリーの分のカードが重要度順に表示されるようにしてもよい。過去の参加者の情報を参考にすることにより,飲み会の多い人,出張が多い人など生活習慣の改善が難しい人も実施しやすいカードを選択することができる。
参加者は計算された減らすべき1日当たりのカロリーを参照して,表示された減量メニューを選択する。参加者が減量メニューを選択すると,図20に示すように,選択された減量メニューのリストが所定の表示欄DPに表示され,選択されたカードによって減少するカロリーが計算され,計算されたカロリーが表示される。
減量メニューは一つのカードが所定のカロリーに設定されているので,参加者がどの減量メニューを選択しても,選択された減量メニューの数が同じであれば,所望の減量目標を達成することができる。
なお,初期状態では,減量メニューのリストには,食事メニューでは食事量を減らし,運動メニューでは運動量を増やすように設定されているが,このメニュー毎の増減は変更することができる。例えば,選択される減量メニューの組み合わせによって,高カロリー(100kcalに相当する食事量が少ない)の食事メニューをX枚減らし,低カロリー(100kcalに相当する食事量が多い)の食事メニューをY枚増やす。このとき,X>Yとすることによって,合計でカロリーを減らすような減量プログラムを作成することが可能になり,ユーザの選択肢の幅を広げることができる。
最後に「決定」ボタンが操作されることによって,これらの入力された情報は,サーバ400に送信され,個人別プログラムデータベースD8へ登録される。
次に,過去の参加者を生活記録のデータを用いて生活パタンごとに分類する処理について説明する。
図21は,図16に示した本実施の形態の蓄積データ分類付与手段M62による処理の一例を示すフローチャートである。
サーバ400は,図22に示すような生活記録データ取得画面を表示する。ユーザは必要となる属性にチェックし,ダウンロードボタンを押す(6201)。サーバは健診問診データベースD11,生活記録データベースD17を参照しユーザが求めた情報を抽出する(6202)。ユーザは,参加者を分類し,生活パタンの分類に関する識別子と生活パタンの名称を付与したファイル,生活パタン分類と問診との関連を示したファイルを読み込み,生活パタン別参加者分類データベースD15,生活パタン−問診データベースD16へ格納する(6203)。
参加者ごとに過去に減量に成功したか失敗したかの情報を個人別減量目標データベースD12,減量記録データベースD5を参照し付与する。生活パタン別参加者分類データベースD15へ情報を格納する(6204)。
過去の参加者を生活記録データや健診問診データを用いて,生活パタンごとに分類することで,生活パタン別改善項目生成手段M63にて生活パタン別の改善項目データ生成に用いることができる。なお,分類を付与する処理については,データについて熟知した管理者が行うことが望ましい。
生活パタン別改善項目生成手段M63の処理は後述する。また,過去の参加者に半自動的に分類を付与する方法についても後述する。
図22は,サーバ400が管理者端末装置100や指導者端末装置200に提供する生活記録データ取得画面の一例を示す説明図である。
生活記録データ取得画面は,管理者端末装置100や指導者端末装置200のディスプレイ等に表示され,管理者や指導者がこの画面を用いて過去の参加者の分類を付与する。
生活記録データ取得画面には,過去の参加者が減量プログラムに参加した期間を指定する指定部や,年齢・性別・職種や職歴など参加者の属性を指定する指定部が含まれる。
これらの属性をユーザが指定し該当する参加者について情報をダウンロードし,生活パタンの分類を付与する。
次に,過去の参加者が生活パタンごとに分類されたデータを用いて,生活パタン別のお勧め改善項目を生成する処理について説明する。
図23は,図16に示した本実施の形態の生活パタン別改善項目生成手段M63による処理の一例を示すフローチャートである。
サーバ400は,図24に示すような生活パタン別改善項目生成画面を表示する。ユーザは画面を参照し,どの生活パタンに関するお勧め改善項目を生成するのか生活パタン改善項目生成対象のグループ名(図24GR),食事/運動の改善項目(図24CA)を選択し,生成方法(図24MT)などを選択し,生活パタン別改善項目生成のために作成ボタンを押す(6301)。ステップ6301で指定した生活パタン分類に属する過去の参加者の生活改善項目実施記録データを取得。また、各参加者が減量に成功したかいなかの情報も取得(6302)。生活パタン分類に属する参加者がどの改善項目を何人実施しているか,実施人数を、減量成功者・全減量参加者ごとに計算(6303)。生活パタン別改善項目生成画面で選択した,重要度の計算方法(実施人数順・TF-IDF値)により処理が分かれる(6304)。
実施人数順であれば,ステップ6303で得た生活パタン分類に属する過去の参加者がどの改善項目を何人実施しているかを重要度とする(6305)。 また,減量成功者がより多く実施している改善項目のカードを上位にランキングしたい場合(図24の減量成功者の割合を考慮)には,次式を元に計算する。
〔数1〕
生活パタンlに属する減量成功者で、改善項目cを実施した割合=
生活パタンlに属する減量成功者で、改善項目cを実施した人数/
生活パタンlに属する減量成功者数
〔数2〕
改善項目cの生活パタンlにおける成功者の割合=
生活パタンlに属する減量成功者で、改善項目cを実施した割合/
生活パタンlに属する全減量参加者で、改善項目cを実施した割合

〔数2〕の計算方法によると、成功者がより多く実施した生活改善項目の重要度が高くなり、新規参加者に、減量成功しやすい生活改善項目を提示することができる。
TF-IDF値順であれば,各生活パタンに関連深い改善項目ごとにTF-IDF値を計算する(6306)。
ここで,TF-IDF法について
Figure 2010026958
を用いて説明する。TF-IDF法は,単語と文書の間の関連度の計算に用いられる。ある文書d中に出現する単語tの頻度tf(t,d)と,ある単語tが全文書中でどれくらいの文書に出現するかを表すidf(t)(inverse document frequency)とよばれる尺度との積tf(t,d)*idf(t)を重みとする方法である。ここでNは全文書数,df(t)は単語tが出現する文書数である。この方法は,1つの文書に何度も出現する用語は,文書の特徴量としてふさわしいが,数多くの文書に出現する単語は文書の特徴量としてふさわしくないという観点から関連度を計算する方法である。
このTF-IDF法を改良し,生活パタンと改善項目の関連度の計算に用いる。ある生活パタンlに属する人が実施した改善項目cに関して,何人の人が実施したかを実施頻度としてtf(c,l)とする。また,改善項目実施者が含まれる生活パタン数,つまりある改善項目が全生活パタン中でどれくらいのパタンに出現するかをdf(c)として,tf(c,l)*1/df(c)を計算する。ここでNは全生活パタン数,df(c)は改善項目cが出現する生活パタン数である。
Figure 2010026958
により,同じ生活パタンをもつ人が良く実施している生活改善項目は重要度が高く,かつ特定の生活パタンにだけ現れる生活改善項目は重要度が高くなるようにすることができる。減量がしにくい生活パタンをもつ新規参加者は、実施しやすい生活改善項目の情報を知ることができる。
また,同じ生活パタンをもつ人が良く実施している生活改善項目は重要度が高く,特定の生活パタンにだけ現れる生活改善項目は重要度が高く、過去に減量に成功した人が実施していた改善項目がより重要度を高くなるように重要度を計算したい場合には,改善項目cの生活パタンlにおける成功者の割合〔数2〕をtf(c,l)に用いることもできる。
これにより、減量がしにくい生活パタンをもつ新規参加者は、実施しやすく、また減量に成功しやすい生活改善項目の情報を知ることができる。
この方法を用いて,それぞれの改善項目の重要度を計算し,生活パタン分類の識別子と改善項目の識別子ともに,生活パタン別改善項目データベースD14へ格納する(6307)。
また,ステップ6303で生活パタン分類に属する過去の参加者の何人が改善項目を実施しているかを重要度としているが,これを変形し生活改善項目の実施率を加味させることもできる。
実施率とは,改善項目ごと, 参加者ごとに算出される値で,ある参加者iの改善項目の選択回数(減量実施期間において改善項目を選択していた日数)に対する,改善項目実施回数で計算できる。
式にすると実施率は,次のように表すことができる。
〔数5〕
参加者iの改善項目cの実施率=
参加者iの改善項目cの総実施回数/
参加者iの改善項目cの総選択回数

ある生活パタンlに属する人で改善項目を選択した人について、上記の参加者iの改善項目cの実施率の平均を、ある生活パタンにおける改善項目cの実施率として計算できる。この値を、重要度することもできるし,上記のTF-IDF法におけるtf(c,l)を,実施率として計算することできる。
これにより,参加者がより実施しやすいカードを生活パタンごとに提示することができる。
また,ステップ6303で生活パタン分類に属する過去の参加者がどの改善項目を何人実施しているかを重要度としているが,これを変形し生活改善項目の減量効果を加味させることもできる。
減量効果とは,改善項目ごと,参加者ごとに算出される値で,ある参加者iの改善項目に対する減量効果は,次式で計算できる。
〔数6〕
参加者iの改善項目cの減量効果=
参加者iの体重減少量x参加者iの改善項目cの総実施回数/
参加者iの全改善項目の総実施回数

ある生活パタンlに属する人が選択した改善項目cについて、上記の参加者iの改善項目cの減量効果の平均を、ある生活パタンにおける改善項目cの減量効果として計算できる。この値を、重要度することもできるし,上記のTF-IDF法におけるtf(c,l)を,減量効果として計算することできる。
これにより,減量効果の高い改善項目をより上位に提示することが可能となる。
また、生活改善項目の順位の提示についてはさまざまな重要度付与方法が考えられるが、上記で提案した方法は、特に生活習慣に特化して特徴的な生活改善項目を提示する方法となっている。
新規参加者に生活改善項目を提示する際には、例えば、どのような人でも実施しやすい生活改善項目の提示と合わせて、上記の方法による生活習慣に特化した聖活改善項目を提示するということが考えられる。
図24は,サーバ400が管理者端末装置100や指導者端末装置200に提供する生活パタン別改善項目生成画面の一例を示す説明図である。
生活パタン別改善項目生成画面は,管理者端末装置100や指導者端末装置200のディスプレイ等に表示され,管理者や指導者がこの画面を用いて生活パタン別にお勧めの改善項目を生成する。
生活パタン別改善項目生成画面には,お勧めの改善項目を生成する生活パタンを指定する指定部や,改善項目の分類(食事・運動)を指定する指定部や,お勧めの改善項目の重要度の計算方法を選択する計算方法指定部が含まれる。
お勧めの計算方法指定部には,選択頻度順やTF-IDF値順を指定する指定部,また減量成功の考慮を指定する指定部が含まれる。
この処理の詳細は,生活パタン別改善項目生成手段M63による処理を参照。
生活パタンの生活改善項目の重要度の計算方法は,同じ生活パタンをもつ人が良く選んでいる生活改善項目は重要度が高く,かつ特定の生活パタンにだけ現れる生活改善項目は重要度が高くなるようにすることから,その生活スタイルに特有の生活改善項目を提示することができる。
次に,生活パタン−問診データベースD16で問診と生活パタンとの関係が多対多となった場合において,新規参加者に問診を行い,その問診を元に最も参加者に適する生活パタンを返す方法,また,生活パタン別お勧め減量メニューを返す方法について説明する。
図26は,図17に示した本実施の形態の参加者登録処理手段M22の229生活パタン別お勧め減量メニューを表示による処理の変形例の一例を示すフローチャートである。
参加者に問診を行った結果は問診結果データベースD7に格納されているので,問診結果データベースD7と生活パタン-問診データベースD16を参照し,問診結果データベースD7にて現状問診結果D702が“該当”となっている問診で,生活パタン-問診データベースの問診IDD1601にある問診,問診と関連する生活パタンを取得する(27001)。生活パタンごとに現状問診結果D702が“該当”となっている問診で関連ある問診の数(もしくは,該当する問診の問診結果データベースD7の改善実施アンケートD704の数値)を加算する(27002)。生活パタンごとにステップ27002を行う(27003,27004)。ステップ27002で求めたスコアを生活パタンと関連ある問診数(もしくは,生活パタンと関連ある問診の問診結果データベースD7の改善実施アンケートD704の数値を加算した数)で除する(27005)。ステップ27005で求めた生活パタン別のスコアのうち,最もスコアの高いものを求める(27006)。最もスコアの高い生活パタンが,問診を元に返される最も参加者に適する生活パタンとなっている。生活パタン別改善項目データベースD15を参照し,生活パタンに合致する改善項目を取得する(27007)。生活パタン別改善項目情報から食事/運動に関する生活改善項目情報を得る(27008)。
この方法により,問診と生活パタンが多対多(1対多,多対1の場合も適用可能)なっている場合,新規参加者に最も適する生活パタンを提示することができる。
次に,蓄積データを元に過去の参加者を生活パタンごとに分類する処理において,半自動的に分類を付与する方法について説明する。
図27は,図21に示した本実施の形態の蓄積データ分類付与手段M62の変形例の一例を示すフローチャートである。
図28に示すような生活パタン分類生成画面を表示し,分類対象(開始日・年齢・性別など),クラスタ情報(分類数・各クラスタの属性の平均値・標準偏差など),クラスタ分析に用いる属性(生活記録データ・健診問診データ)などを指定し,作成ボタンを押す(62001)。ステップ62001の情報を元に,生活記録データベースD17,健診問診データベースD11から分類対象となるデータを抽出し,クラスタリングアルゴリズムを用いクラスタを形成する。
ここで,クラスタリングに用いることができるアルゴリズムは,さまざまなものがある。代表的なクラスタリング手法の中から,階層的クラスタリング法,K−平均法を簡単に説明する。
階層的クラスタリングは,N個のデータ点(分類対象の参加者)をすべて別のクラスとみなす状態から出発して,クラス間の距離に従って最も近いもの同士を融合していき,最終的にk個のクラスタを得るという方法である。
融合する二つのクラスを選ぶためのクラス間の距離としては,
Figure 2010026958
に示すようなクラスの平均ベクトル間のユークリッド距離を使用する。
ここで,ciはi番目のクラスタを意味し,分類対象のデータ点は,n個の属性によって表現されるベクトルである。属性とは,生活記録データや健診問診データに含まれる項目を意味し,クラスタリングに使用する属性は,図28に示すような生活パタン分類生成画面で選択された属性を使用する。平均ベクトルμiは,クラスタiに属するデータ点の属性ごとの平均値ベクトルを意味し,n個の属性によって表現されるベクトルである。
ここで,距離の計算方法も,さまざまな方法があるが,データに依存しクラスがもっとも意味ある分類に分かれる方法を選択するとよい。
K−平均法(K-means clustering method)は,クラスの数を既知として,以下のような繰り返し計算によって各クラスの平均ベクトルμ1,μ2,μk,Λを求めるものである。
(1) 平均ベクトルの初期値を適当に選ぶ。最も単純には,学習データの中からランダムに選ぶ。
(2) 現在の平均ベクトルを用いて,N個のデータを,最も距離の近い平均ベクトルのクラスへとクラス分けする。
(3) 全データの分類が終わったら,改めて各クラスの平均ベクトルを計算しなおす。
(4) ステップ(2),(3)をすべての平均ベクトルが変化しなくなるまで繰り返す。
蓄積データの分類においては,階層的クラスタリング,K−平均法のどちらを用いてもかまわない。K−平均法においては,クラスタリングの結果が初期値に大きく依存するという欠点もある。
上記のクラスタリング手法を用いてクラスタを生成した後,それぞれのクラスタ情報を,図29に示すような,生成したクラスタの情報を示す生活パタン分類生成(クラスタ情報)画面にて表示する(62002)。クラスタの情報としては,例えば,クラスタごとに,各属性の平均値や標準偏差を示す。例えば,図29のように3クラスタが得られた場合,各クラスタに属する人の“飲み会回数”,“間食回数”といった属性値の平均や標準偏差を表示する。
ステップ62002で表示されたクラスタ情報を見て,平均値が高い属性をクラスタの特徴とし,クラスタごとにクラスタの特徴を表すような分類名を付与し,決定ボタンを押す(62003)。図29のクラスタ1の例では,間食回数の平均値が高いため,“間食が多い”といった分類名を付与する。
分類名を付与する処理には,クラスタ生成者がクラスタ情報を見て,分類名を付与する場合とシステムが付与する場合が考えられる。
クラスタ生成者がクラスタ情報を見て,分類名を付与する処理については,データについて熟知した管理者が行うことが望ましい。
クラスタ情報を基に,自動的に分類名を付与する場合の処理を次に説明する。自動的に付与する分類名は,あらかじめ複数種類データベースに保持しておく。例えば,“間食が多いグループ”といった分類名や,“出張が多いグループ”といったクラスタを特徴付けるような分類名を保持しておく。また,各分類名と関連深い属性情報との組もデータベースに保持する。例えば,“間食が多いグループ”には,“間食回数”といった属性を関連付けておく。
ステップ62002で計算された各クラスタの各属性の平均値・標準偏差を元にクラスタに分類名を付与する。付与方法は,(1)平均値が最も高い属性と関連付いている分類名を付与する,(2)標準偏差が最も小さい属性と関連づいている分類名を付与するといった,方法で各クラスタに分類名を付与する。
ステップ62003で生成した各クラスタに属する参加者に分類名を付与し,生活パタン別参加者分類D15へ格納(62004)。
この方法により,半自動的に過去の参加者を生活パタンごとに分類することができる。
図28は,サーバ400が管理者端末装置100や指導者端末装置200に提供する生活パタン分類生成画面の一例を示す説明図である。
生活パタン分類生成画面は,管理者端末装置100や指導者端末装置200のディスプレイ等に表示され,管理者や指導者がこの画面を用いて生活パタン分類を生成する。
生活パタン分類生成画面には,分類対象(過去の参加者)を指定する分類対象指定部OBや,クラスタ数や生成されたクラスタに関する情報の表示を指定するクラスタ情報誌底部CLや,過去の参加者のどのような情報を元にクラスタを生成するかを指定する属性指定部DTが含まれる。
過去の参加者の蓄積データの生活パタンを半自動的に分類することができる。分類された結果は図29に示すような生成したクラスタの情報を示す生活パタン分類生成(クラスタ情報)画面に表示される。
図29は,サーバ400が管理者端末装置100や指導者端末装置200に提供する生活パタン分類生成画面(クラスタ情報)の一例を示す説明図である。
生活パタン分類生成(クラスタ情報)画面は,管理者端末装置100や指導者端末装置200のディスプレイ等に表示され,管理者や指導者がこの画面を用いて生活パタン分類名を付与する。
生活パタン分類生成(クラスタ情報)画面は,生成された各クラスタがどのような特徴を持つかを表示しクラスタに分類名を付与するための画面である。そのため,各クラスタの各属性について平均値や標準偏差が表示される。これらの情報を見て管理者が分類名を付与し,クラスタの分類名を決定する。
過去の参加者の蓄積データの生活パタンを半自動的に付与することができる。
サーバ側管理手段M20,M30,M61は同一のものとしてもよい。また,参加者認証処理手段M22,M31は同一のものとしてもよい。
本発明の実施の形態の保健指導支援システムの構成を示すブロック図である。 本発明の実施の形態の参加者管理データベースの構成を示す説明図である。 本発明の実施の形態の問診情報データベースの構成を示す説明図である。 本発明の実施の形態の問診結果データベースの構成を示す説明図である。 本発明の実施の形態の個人別減量目標データベースの構成を示す説明図である。 本発明の実施の形態の個人別プログラムデータベースの構成を示す説明図である。 本発明の実施の形態の食事カロリーデータベースの構成を示す説明図である。 本発明の実施の形態の運動カロリーデータベースの構成を示す説明図である。 本発明の実施の形態の減量記録データベース構成を示す説明図である。 本発明の実施の形態の健診問診データベース構成を示す説明図である。 本発明の実施の形態の生活パタン別参加者分類データベース構成を示す説明図である。 本発明の実施の形態の生活パタン別改善項目データベース構成を示す説明図である。 本発明の実施の形態の生活パタン-問診データベース構成を示す説明図である。 本発明の実施の形態の参加準備処理手段の機能要素を示すブロック図である。 本発明の実施の形態の参加者データ入力・閲覧処理手段の機能要素を示すブロック図である。 本発明の実施の形態の生活パタン別改善項目生成手段の機能要素を示すブロック図である。 本発明の実施の形態の参加者登録処理手段の処理を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態の図25に示した参加者登録処理手段の処理のうち,ステップ229の生活パタン別お勧め減量メニュー処理の詳細な処理を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態の減量メニューの表示処理のタイムチャートである。 本発明の実施の形態の減量メニューの表示の画面例である。 本発明の実施の形態の蓄積データ分類付与手段の処理を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態の蓄積データ分類取得の画面例である。 本発明の実施の形態の生活パタン別改善項目生成手段の処理を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態の生活パタン別改善項目生成の画面例である。 本発明の実施の形態の生活記録データベースの構成を示す説明図である。 本発明の実施の形態の参加者登録処理手段M22の229生活パタン別お勧め減量メニューを表示による処理の変形例を示すフローチャート。 本発明の実施の形態の蓄積データ分類付与手段M62の変形例の一例を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態の生活パタン分類生成画面の一例を示す説明図である。 本発明の実施の形態の生活パタン分類生成画面(クラスタ情報)の一例を示す説明図である。
符号の説明
100 管理者端末装置
200 指導者端末装置
300 参加者端末装置
400 サーバ
M2 参加準備処理手段
M20 サーバ側管理手段
M21 指導者認証処理手段
M22 参加者登録処理手段
M3 参加者データ入力・閲覧処理手段
M30 サーバ側管理手段
M31 参加者認証処理手段
M32 個人別減量記録表示手段
M33 データ入力処理手段
M34 データ登録処理手段
M6 生活パタン別生活改善項目生成手段
M61 サーバ側管理手段
M62 管理者認証処理手段
M63 蓄積データ分類付与手段
M64 生活パタン別改善項目生成手段
D1 指導者管理データベース
D4 参加者管理データベース
D5 減量記録データベース
D7 問診結果データベース
D8 個人別プログラムデータベース
D9 食事カロリーデータベース
D10 運動カロリーデータベース
D11 健診問診データベース
D12 個人別減量目標データベース
D13 問診情報データベース
D14 生活パタン別参加者分類データベース
D15 生活パタン別改善項目データベース
D16 生活パタン-問診データベース
D17 生活記録データベース
ST カード表示エリア
LF 生活パタン別お勧めカード表示エリア
CD カード
DP 選択カード表示エリア
GR グループ名選択エリア
CA 改善項目選択エリア
MT 重要度付与方法選択エリア
OB 分類対象指定エリア
CL クラスタ情報指定エリア
DT 属性指定エリア

Claims (9)

  1. 指導者が使用する指導者端末装置と、参加者が使用する参加者端末装置と、前記指導者端末装置及び前記参加者端末装置に接続されたサーバ装置と、データベースとを備え、
    前記サーバ装置は、前記参加者端末装置または前記指導者端末から入力される問診情報を含む前記参加者の情報を受け付け、前記受け付けた参加者の情報を前記データベースに登録し、前記データベースに登録された参加者の情報に基づいて、前記参加者による実施に適する減量メニューを抽出し、前記抽出された減量メニューの情報を前記参加者端末装置に送信し、
    前記参加者端末装置は、前記抽出された減量メニューを表示し、
    前記サーバ装置は、前記参加者端末装置から入力された前記選択された減量メニューの実施状況、及び、前記参加者の減量の状況を受け付け、前記受け付けられた実施状況及び減量状況を登録し、前記登録された実施状況及び減量状況が所定の条件を満たすか否かを判定し、前記判定の結果を前記指導者端末装置に送信し、
    前記前記指導者端末は、前記判定の結果を表示する保健指導支援システムにおいて、
    前記データベースには,前記問診の内容に各々対応する生活パタンのカテゴリが格納され、当該生活パタンのカテゴリと生活パタンに関連する生活改善項目が対応付けて格納され、当該生活改善項目と,生活パタンカテゴリの中における生活改善項目の重要度が対応付けられて格納され、
    前記サーバ装置は前記送信された問診情報に基づいて,対応する生活パタンのカテゴリを前記データベースより抽出し、当該抽出された生活パタンのカテゴリに対応する生活改善項目を,重要度順に複数抽出し、当該抽出した生活改善項目を生活パタンのカテゴリと
    ともに参加者側端末へ送信し、
    当該送信された生活改善項目と生活パタンのカテゴリ情報を参加者側端末における前記表示手段に表示することを特徴とする保健指導支援システム
  2. 請求項1に記載の保健指導支援システムにおいて、
    前記サーバ装置は、過去の参加者を前記生活パタンごとに分類し、
    前記データベースは、分類ごとに前記過去の参加者の情報を前記過去の参加者の減量期間中の生活情報とともに格納することを特徴とする保健指導支援システム。
  3. 請求項2に記載の保健指導支援システムにおいて、
    前記サーバ装置は、前記過去の参加者を前記減量期間中の生活情報に基づいて分類することを特徴とする保健指導支援システム。
  4. 請求項2に記載の保健指導支援システムにおいて、
    前記データベースは、過去の参加者が行った生活改善項目を格納することを特徴とする保健指導支援システム。
  5. 請求項1に記載の保健指導支援システムにおいて、
    前記データベースは、過去の参加者情報を当該過去の参加者が属する前記生活パタンのカテゴリの情報と、当該過去の参加者が実施した前記生活改善項目とを格納し、
    前記サーバ装置は、当該過去の参加者が実施した当該生活改善項目の夫々の実施回数を算出し、当該過去の参加者の内、改善項目実施者が含まれる前記生活パタンのカテゴリ数を算出し、当該算出された実施回数とカテゴリ数との比を前記生活パタンにおける前記重要度として計算することを特徴とする保健指導支援システム。
  6. 請求項5に記載の保健指導支援システムにおいて、
    前記重要度は、前記生活パタンのカテゴリとの関連性と、前記過去の参加者の減量成功率に基づき算出されることを特徴とする保健指導支援システム。
  7. 請求項4に記載の保健指導支援システムにおいて、
    前記データベースには,前記過去の参加者が減量に成功したか失敗したかを示す情報を格納し、
    前記サーバ装置は、前記ある生活パタンのカテゴリに属する過去の参加者の減量成功の情報に基づき、前記生活改善項目を実施した人の割合を、生活改善項目ごとに算出し、
    当該生活パタンのカテゴリに属する過去の全参加者のうち、前記生活改善項目を実施した人の割合を、生活改善項目ごとに算出し、
    当該生活パタンのカテゴリにおける生活改善項目の成功者と全参加者の比を生活改善項目ごとに算出し、
    改善項目実施者が含まれる生活パタンのカテゴリ数を算出し、当該算出結果に基づき生活パタンにおける生活改善項目の重要度を算出することを特徴とする保健指導支援システム。
  8. 指導者端末装置と、参加者端末装置と、前記指導者端末装置及び前記参加者端末装置に接続されたサーバ装置と、データベースとを備え、
    前記サーバ装置は、前記参加者端末装置または前記指導者端末から入力される問診情報を含む前記参加者の情報を受け付け、前記受け付けた参加者の情報を前記データベースに登録し、前記データベースに登録された参加者の情報に基づいて、前記参加者による実施に適する減量メニューを抽出し、前記抽出された減量メニューの情報を前記参加者端末装置に送信し、 前記参加者端末装置は、前記抽出された減量メニューを表示する保健指導支援システムにおいて、
    前記データベースは,前記問診の内容に各々対応する生活パタンのカテゴリを格納し、当該生活パタンのカテゴリと生活パタンに関連する生活改善項目とを対応付けて格納し、当該生活改善項目と,生活パタンカテゴリの中における生活改善項目の重要度を対応付けられて格納し、
    さらに、過去の参加者情報を当該過去の参加者が属する前記生活パタンのカテゴリの情報と、当該過去の参加者が実施した前記生活改善項目と共に格納し、
    前記サーバ装置は、前記送信された問診情報に基づいて,対応する生活パタンのカテゴリを前記データベースより抽出し、当該生活パタンのカテゴリにおける過去の参加者が実施した当該生活改善項目の夫々の実施回数を算出し、当該過去の参加者の内、改善項目実施者が含まれる前記生活パタンのカテゴリ数を算出し、当該算出された実施回数とカテゴリ数との比を前記生活パタンにおける前記重要度として算出し、当該算出した生活改善項目を生活パタンのカテゴリとともに参加者側端末へ送信し、
    当該送信された生活改善項目と生活パタンのカテゴリ情報を参加者側端末における前記表示手段に表示することを特徴とする保健指導支援システム
  9. 請求項8に記載の保健指導支援システムにおいて、
    前記重要度は、前記生活パタンのカテゴリとの関連性と、前記過去の参加者の減量成功率に基づき算出されることを特徴とする保健指導支援システム。
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