JP2010026217A - 描画方法および描画装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】パターンの縁部の描画精度が向上された描画方法および描画装置を提供する。
【解決手段】ストライプパターンL1のX方向の長さは、ストライプパターンL2のX方向の長さよりも大きい。この場合、レーザ光の照準位置PTが移動する領域(照準移動領域)RがストライプパターンL1,L2間にあるとき、および照準移動領域RがストライプパターンL1に重なるときには、レーザ光を出射するヘッド部の移動速度が相対的に低く設定される。照準移動領域RがストライプパターンL2に重なるときには、ヘッド部の移動速度が相対的に高く設定される。
【選択図】図10

Description

本発明は、フォトマスクの製造のために、マスクブランクスにパターンを描画する描画方法および描画装置に関する。
従来より、フォトマスクの製造には、レーザ光によりマスクブランクスにパターンの描画を行う描画装置が用いられる(例えば特許文献1参照)。描画装置は、一方向(以下、Y方向と呼ぶ)に移動可能なステージを有する。ステージの上方には、レーザ光を出射するためのヘッド部がY方向に垂直な一方向(以下、X方向と呼ぶ)に移動可能に設けられる。
ステージ上にマスクブランクスが固定される。その状態で、ヘッド部がX方向に移動しつつ所定のタイミングでマスクブランクス上に向けてレーザ光を出射する。これにより、マスクブランクス上のX方向に沿ったストライプ状の領域においてパターンの描画が行われる。
次いで、ステージがY方向に沿って移動することにより、マスクブランクスの位置がY方向にずらされる。その状態で、上記同様にヘッド部がX方向に移動しつつ所定のタイミングでマスクブランクス上に向けてレーザ光が出射される。これにより、上記のストライプ状の領域と隣接する他のストライプ状の領域において、パターンの描画が行われる。
このように、X方向に沿ったストライプ状の領域において描画を行う毎に、マスクブランクスの位置をY方向にずらすことにより、マスクブランクスの全面において描画を行うことができる。
特開2002−244272号公報
実際の描画装置では、X方向におけるパターンの縁部の描画精度が、Y方向におけるパターンの縁部の描画精度に比べて低くなる。ここで、パターンの縁部の描画精度とは、描画すべきパターンの縁部の位置と実際に描画されるパターンの縁部の位置とのずれの小ささをいう。
そこで、例えば、パターンの縁部でレーザ光のエネルギー強度を下げてレーザ光のビーム径が比較的小さく調整されることによりパターンの縁部での描画精度の向上が図られる。しかしながら、ビーム径を安定に変化させることは困難である。そのため、X方向におけるパターンの縁部の描画精度を十分に向上させることができない。
本発明の目的は、パターンの縁部の描画精度が向上された描画方法および描画装置を提供することである。
(1)第1の発明に係る描画方法は、レーザ光によりマスクブランクスにパターンの描画を行うための描画方法であって、描画パターンに対応する描画データを作成するステップと、レーザ光を出射するためのレーザ光出射部を第1の方向およびその逆方向に往復移動させることにより、レーザ光の照準位置をマスクブランクスの一面上で第1の方向およびその逆方向に往復移動させるステップと、レーザ光出射部の往復移動ごとに、マスクブランクスとレーザ光出射部とを相対的に第1の方向と交差する第2の方向に移動させるステップと、レーザ光出射部の第1の方向への移動中に、描画データに基づいて、レーザ光出射部からのレーザ光の出射または非出射を制御するステップと、第1の方向においてレーザ光出射部によるレーザ光の照射領域が描画パターンと一致するように、描画データに基づいて第1の方向におけるレーザ光出射部の移動速度を制御するステップとを備えたものである。
この描画方法においては、レーザ光出射部が第1の方向およびその逆方向に往復移動されることにより、レーザ光の照準位置がマスクブランクスの一面上で第1の方向およびその逆方向に往復移動する。レーザ光出射部の往復移動ごとにマスクブランクスとレーザ光出射部とが相対的に第1の方向と交差する第2の方向に移動される。それにより、レーザ光の照準位置が徐々に第2の方向にずらされる。
レーザ光出射部の第1の方向への移動中に、描画データに基づいて、レーザ光出射部からのレーザ光の出射または非出射が制御される。この場合、レーザ光出射部によるレーザ光の照射領域が第1の方向において描画パターンと一致するように、描画データに基づいて第1の方向におけるレーザ光出射部の移動速度が制御される。
このように、第1の方向におけるレーザ光出射部の移動速度が制御されることにより、レーザ光のエネルギー強度を変化させずにビーム径を一定に維持した状態で、第1の方向における描画パターンの縁部の描画を行うことができる。それにより、第1の方向における描画パターンの縁部の描画精度を十分に向上させることができる。
(2)レーザ光出射部の第1の方向への移動の際に、レーザ光出射部によるレーザ光の照準位置を一定長さずつ第2の方向に繰り返し移動させてもよい。
それにより、レーザ光出射部の第1の方向への移動時に、より広い面積の描画を行うことが可能となる。そのため、描画効率を向上させることができる。この場合、第2の方向におけるレーザ光の照射位置の繰り返し移動が一定周期で行われる場合においても、レーザ光出射部の第1の方向への移動速度が制御されることにより、描画パターンの縁部の描画精度を十分に向上させることができる。
(3)描画データを作成するステップにおいて、第1の方向に沿った複数の第1の線と第2の方向に沿った複数の第2の線とからなるグリッド上に描画パターンを表すとともに、第1の方向における描画パターンの縁部がグリッドのいずれかの第2の線と一致するように複数の第2の線の間隔を調整し、レーザ光出射部の移動速度を制御するステップにおいて、グリッドの複数の第2の線の間隔に基づいて、レーザ光出射部の移動速度を制御してもよい。
この場合、描画データに基づいて、第1の方向におけるレーザ光の照射領域の縁部と描画パターンの縁部とを確実に一致させることが可能となる。それにより、第1の方向における描画パターンの縁部の描画精度をより十分に向上させることができる。
(4)第2の発明に係る描画装置は、レーザ光によりマスクブランクスにパターンの描画を行う描画装置であって、描画パターンに対応する描画データを作成する描画データ作成部と、レーザ光を出射するためのレーザ光出射部と、レーザ光出射部を第1の方向およびその逆方向に往復移動させることにより、レーザ光の照準位置をマスクブランクスの一面上で第1の方向およびその逆方向に往復移動させる第1の移動機構と、レーザ光出射部の往復移動ごとに、マスクブランクスとレーザ光出射部とを相対的に第1の方向と交差する第2の方向に移動させる第2の移動機構と、第1の方向においてレーザ光出射部によるレーザ光の照射領域が描画パターンと一致するように、描画データに基づいて第1の方向におけるレーザ光出射部の移動速度を制御するとともに、レーザ光出射部の第1の方向への移動中に、描画データに基づいて、レーザ光出射部からのレーザ光の出射または非出射を制御する制御手段とを備えたものである。
この描画装置においては、第1の移動機構により、レーザ光出射部が第1の方向およびその逆方向に往復移動される。それにより、レーザ光の照準位置がマスクブランクスの一面上で第1の方向およびその逆方向に往復移動する。また、第2の移動機構により、レーザ光出射部の往復移動ごとにマスクブランクスとレーザ光出射部とが相対的に第1の方向と交差する第2の方向に移動される。それにより、レーザ光の照準位置が徐々に第2の方向にずらされる。
描画データ作成部により作成された描画データに基づいて、レーザ光出射部の第1の方向への移動中に、レーザ光出射部からのレーザ光の出射または非出射が制御される。この場合、レーザ光出射部によるレーザ光の照射領域が第1の方向において描画パターンと一致するように、描画データに基づいて第1の方向におけるレーザ光出射部の移動速度が制御される。
このように、第1の方向におけるレーザ光出射部の移動速度が制御されることにより、レーザ光のエネルギー強度を変化させずにビーム径を一定に維持した状態で、第1の方向における描画パターンの縁部の描画を行うことができる。それにより、第1の方向における描画パターンの縁部の描画精度を十分に向上させることができる。
(5)レーザ光出射部は、第1の方向への移動の際に、レーザ光の照準位置を一定長さずつ第2の方向に繰り返し移動させてもよい。
それにより、レーザ光出射部の第1の方向への移動時に、より広い面積の描画を行うことが可能となる。そのため、描画効率を向上させることができる。この場合、第2の方向におけるレーザ光の照射位置の繰り返し移動が一定周期で行われる場合においても、レーザ光出射部の第1の方向への移動速度が制御されることにより、描画パターンの縁部の描画精度を十分に向上させることができる。
本発明によれば、レーザ光のエネルギー強度を変化させずにビーム径を一定に維持した状態で、第1の方向における描画パターンの縁部の描画を行うことができる。それにより、第1の方向における描画パターンの縁部の描画精度を十分に向上させることができる。
以下、本発明の一実施の形態に係る描画方法および描画装置について図面を参照しながら説明する。
(1)構成
図1は、本実施の形態に係る描画装置の構成を示す模式図である。図1において、水平面内で互いに直交する2方向をX方向およびY方向と定義する。
図1に示すように、描画装置100は、ステージ1、ステージ駆動部1a、キャリッジ2、ヘッド部3、レーザ光発生部4、データ処理部5、オンオフ切替部6およびスウィ−プ制御部7を備える。
ステージ1上にマスクブランクス10が固定される。マスクブランクス10は、例えばガラス基板上にクロム(Cr)等からなる遮光性薄膜が形成された構成を有する。ステージ1は、ステージ駆動部1aによりY方向に沿って移動する。
ステージ1の上方において、X方向に沿うようにキャリッジ2が設けられる。キャリッジ2には、ヘッド部3が取り付けられる。ヘッド部3は、キャリッジ2に沿ってX方向に移動可能に構成される。
レーザ光発生部4は、例えばクリプトンイオンレーザを有し、レーザ光を発生する。そのレーザ光は、図示しない光学系および反射鏡によってオンオフ切替部6を通してヘッド部3に導かれ、ヘッド部3からステージ1上のマスクブランクス10に向けて出射される。オンオフ切替部6により、レーザ光の出射のオンオフが切り替えられる。
スウィ−プ制御部7は、ヘッド部3からのレーザ光の出射方向を一定の周期でX方向と交差する方向に繰り返し変化させる。それにより、マスクブランクス10上でレーザ光が照射されるべき位置が一定の周期でY方向に繰り返し移動する。以下の説明において、マスクブランクス10上でレーザ光が照射されるべき位置をレーザ光の照準位置と呼ぶ。また、レーザ光の出射方向の変化によりレーザ光の照準位置が移動することをレーザ光のスウィ−プと呼ぶ。レーザ光のスウィ−プについては後述する。
データ処理部5は、マスクブランクス10上に描画すべきパターンに対応する描画データを作成し、その描画データに基づいてヘッド部3、オンオフ切替部6およびスウィ−プ制御部7を制御する。
(2)動作
次に、図1に示した描画装置100の動作の概要について説明する。図2〜図4は、描画装置100の動作の概要について説明するための模式的平面図である。ここでは、描画装置100の全体の動作の理解を容易にするために、スウィ−プ制御部7によるレーザ光のスウィ−プについては説明を省略する。
まず、図2(a)に示すように、ヘッド部3がキャリッジ2の一端部にある状態で、ヘッド部3の下方にマスクブランクス10の端部が位置するように、ステージ1の位置が調整される。続いて、図2(b)に示すように、ヘッド部3がキャリッジ2の一端部から他端部に移動しつつ所定のタイミングでマスクブランクス10に向けてレーザ光を出射する。これにより、X方向に沿ったマスクブランクス10上のストライプ領域P1において、パターンの描画が行われる。
続いて、図3(c)に示すように、ヘッド部3がレーザ光の出射を停止した状態でキャリッジ2の一端部に戻るとともに、ステージ1がストライプ領域P1の幅分だけY方向に移動する。
そして、図3(d)に示すように、ヘッド部3が再びキャリッジ2の一端部から他端部に移動しつつ所定のタイミングでマスクブランクス10に向けてレーザ光を出射する。これにより、ストライプ領域P1に隣接するマスクブランクス10上のストライプ領域P2において、パターンの描画が行われる。
このようにして、ストライプ領域毎にパターンの描画が行われる。最終的に、図4(e)に示すように、マスクブランクス10の全面(複数のストライプ領域P1〜Pz)において描画が行われる。ここで、Zは2以上の整数である。
本実施の形態では、データ処理部5により作成される描画データに基づいて、ヘッド部3のX方向への移動速度が変化する。それにより、X方向におけるパターンの描画精度を向上させることができる。ヘッド部3の移動速度の変化については後述する。
(3)レーザ光のスウィ−プ
次に、レーザ光のスウィ−プについて説明する。図5は、レーザ光のスウィ−プについて説明するための図である。図5においては、ストライプ領域Px(1≦x≦z)にパターンが描画される場合について説明する。
上記のように、スウィ−プ制御部7により、ヘッド部3から出射されるレーザ光の照射位置が一定の周期でY方向に繰り返し移動する。すなわち、レーザ光がY方向にスウィ−プする。
本実施の形態では、図5(a)に示すように、レーザ光の照準位置PTがY方向に沿って一定の長さ(以下、スウィ−プ長と呼ぶ)移動する。この場合、レーザ光の照準位置PTが移動する領域(以下、照準移動領域と呼ぶ)Rは、Y方向にスウィ−プ長Dhを有しかつX方向にレーザ光のビーム径Doを有する。スウィ−プ長Dhは、ストライプ領域P1〜Pzの各々のY方向の幅に等しい。
レーザ光の照準位置PTが一定の周期で移動するとともに、ヘッド部3(図1)がX方向に移動することにより、図5(b)に示すように、照準移動領域RがX方向に徐々にずれる。それにより、ストライプ領域Pxの全体にレーザ光の照準位置PTが移動する。
パターンを描画すべき位置(露光位置)とレーザ光の照準位置PTとが重なったときに、オンオフ切替部6(図1)によりレーザ光の出射がオンされる。それにより、所望のパターンの描画を行うことができる。
ここで、ヘッド部3がX方向に移動する状態でレーザ光の照準位置PTをY方向に沿って移動させるためには、レーザ光の出射方向の変化の方向(レーザ光を振る方向)をY方向に対して傾斜した方向に設定する必要がある。レーザ光を振る方向がY方向に対してなす角度(以下、アジマス角と呼ぶ)は、ヘッド部3の移動速度に応じてスウィ−プ制御部7により適宜調整される。
図6は、ヘッド部3の移動速度とアジマス角との関係について説明するための模式図である。
図6(a)に示すように、例えばヘッド部3が等しい速度S1でX方向に移動する場合、レーザ光を振る方向DLとY方向とのなす角度(アジマス角)θが速度S1に応じた一定の値に設定される。それにより、レーザ光の照準位置PT(図5(a))をY方向に移動させることができる。
なお、レーザ光を振る角度および速度は一定であり、レーザ光を振る角度のうち一部範囲においてのみレーザ光の出射がオンされる。この場合、アジマス角θに応じてレーザ光の出射のオンオフのタイミングを調整することにより、スウィ−プ長Dh(図5(a))を一定に維持することができる。具体的には、マスクブランクス10上に一定のスウィ−プ長Dh分レーザ光を照射する場合、アジマス角θが比較的大きければレーザ光の出射がオンされる期間が比較的長くなり、アジマス角θが比較的小さければレーザ光の出射がオンされる期間が比較的短くなる。
ここで、本実施の形態では、上記のように、描画データに基づいてヘッド部3の移動速度が変化する。
図6(b)に示すように、例えばヘッド部3の移動速度が速度S1,S2,S3に変化する。速度S2は速度S1よりも高く、速度S3は速度S1よりも低い。この場合、ヘッド部3が速度S2で移動するときのアジマス角θ2が、ヘッド部3が速度S1で移動するときのアジマス角θ1よりも大きく設定される。また、ヘッド部3が速度S3で移動するときのアジマス角θ3が、ヘッド部3が速度S1で移動するときのアジマス角θ1よりも小さく設定される。
また、マスクブランクス10上にスウィ−プ長Dh分レーザ光を照射する場合、ヘッド部3が速度S2で移動するときにレーザ光の出射がオンされる期間は、ヘッド部3が速度S1で移動するときにレーザ光の出射がオンされる期間よりも長く設定される。また、ヘッド部3が速度S3で移動するときにレーザ光の出射がオンされる期間は、ヘッド部3が速度S1で移動するときにレーザ光の出射がオンされる期間よりも短く設定される。
このように、ヘッド部3の移動速度に応じてアジマス角およびレーザ光の出射のオンオフのタイミングが調整される。それにより、レーザ光の照準位置PTがY方向に沿って一定のスウィ−プ長ずつ繰り返し移動する。すなわち、Y方向へのレーザ光のスウィ−プ速度は一定となる。
(4)描画データ
次に、描画データの詳細について説明する。描画装置100においては、データ処理部5により作成された描画データに基づいてヘッド部3、オンオフ切替部6およびスウィ−プ制御部7が制御され、マスクブランクス10上におけるパターンの描画が行われる。
図7および図8は、描画データの作成方法について説明するための模式図である。図7(a)には、描画すべきパターンの一例が示される。図7(b)〜図8(d)には、描画データの作成工程が示される。
図7(a)の例では、Y方向に沿って延びる複数(本例では2つ)のストライプパターンL1および複数(本例では2つ)のストライプパターンL2が交互に配置される。ストライプパターンL1のX方向の長さは、ストライプパターンL2のX方向の長さよりも大きい。隣り合うストライプパターンL1,L2間の距離はストライプパターンL1のX方向の長さに等しい。図7(a)のストライプパターンL1,L2を描画する場合、次のようにして描画データが作成される。
まず、図7(b)に示すように、描画データの描画範囲T1上にストライプパターンL1,L2が表される。描画範囲T1には、X方向に沿った複数の第1の線SXおよびY方向に沿った複数の第2の線SYからなるグリッドが設定される。第1および第2の線SX,SYにより形成される複数の矩形領域(以下、基本領域と呼ぶ)が、レーザ光の出射のオンオフを設定するための基本単位となる。なお、描画範囲T1は、マスクブランクス1上の描画対象となる領域に対応する。
初期状態として、全ての第1の線SXの間隔および全ての第2の線SYの間隔が等しく設定される。本例では、初期状態において、第1の線SXの間隔および第2の線SYの間隔が、ストライプパターンL1,L2のX方向の長さ、および隣り合うストライプパターンL1,L2間の距離より小さく設定される。
なお、以下の説明では、X方向におけるストライプパターンL1,L2の長さをストライプパターンL1,L2の幅と呼ぶ。
図8(c)に示すように、各ストライプパターンL1,L2の縁部がいずれかの第2の線SYと一致するように第2の線SYの間隔が調整される。本例では、ストライプパターンL1と重なる領域R1において第2の線SYの間隔が縮められ、ストライプパターンL1と重なる領域R2において第2の線SYの間隔が伸ばされる。また、隣り合うストライプパターンL1,L2間の領域R3において第2の線SYの間隔が縮められる。
ここで、第2の線SYの間隔の調整方法の一例を説明する。図7(a)の例において、ストライプパターンL1の幅をCDW1とし、ストライプパターンL2の幅をCDW2とし、隣り合うストライプパターンL1,L2間の距離をCDGとする。また、初期状態における第2の線SYの間隔をdとする。
そして、次式(1)が成立するように自然数nを求め、次式(2)が成立するように自然数nを求め、次式(3)が成立するように自然数nを求める。
Figure 2010026217
さらに、CDW1=nとなるdを求め、CDW2=nとなるdを求め、CDG=nとなるdを求める。これにより、ストライプパターンL1と重なる領域R1における第2の線SYの間隔(d)、およびストライプパターンL2と重なる領域R2における第2の線SYの間隔(d)を決定することができる。また、隣り合うストライプパターンL1,L2間の領域R3における第2の線SYの間隔(d)を決定することができる。
続いて、図8(d)に示すように、ストライプパターンL1,L2と重なる基本領域がレーザ光の出射対応領域RLとして設定される。このようにして、描画データID1が完成する。出射対応領域RLに対応するマスクブランクス10上の領域に向けてレーザ光が出射される。
(5)ヘッド部の移動速度の調整
本実施の形態では、描画データID1の第2の線SYの間隔に応じてヘッド部3のX方向における移動速度が調整される。
具体的には、第2の線SYの間隔が大きい領域に対応するマスクブランクス10の部分にレーザ光の照準が向けられているときには、ヘッド部3の移動速度が相対的に速く設定される。第2の線SYの間隔が小さい領域に対応するマスクブランクス10上の部分にレーザ光の照準が向けられているときには、ヘッド部3の移動速度が相対的に遅く設定される。
この場合、ヘッド部3の移動速度が一定である場合に比べて、X方向におけるストライプパターンL1,L2の縁部を高精度に描画することが可能となる。
図9および図10は、ヘッド部3の移動速度とストライプパターンL1,L2の描画精度との関係について説明するための模式図である。図9には、ヘッド部3の移動速度が一定である場合の照準移動領域Rの移動状況が示される。図10には、ヘッド部3の移動速度が調整される場合の照準移動領域Rの移動状況が示される。
なお、図9および図10では、ストライプ領域Px(図7(a)参照)において、ストライプパターンL1,L2の一部が描画される場合について説明する。また、理解を容易にするため、照準移動領域Rの移動経路がY方向に徐々にずれるように示される。
図9に示すように、ヘッド部3の移動速度が一定である場合、照準移動領域Rが一定の間隔T1で移動する。照準位置PT(図5(a))がストライプパターンL1,L2と重なるときに、ヘッド部3からレーザ光が出射される。
この場合、ストライプパターンL1,L2の縁部の位置と照準移動領域Rの縁部の位置とがずれる場合がある。その場合には、例えばレーザ光のエネルギー強度を下げてビーム径を小さくした状態で、ストライプパターンL1,L2の縁部の描画を行う必要がある。
しかしながら、レーザ光のエネルギー強度を変化させてビーム径を所望の値に安定に調整することは困難である。したがって、ストライプパターンL1,L2の縁部の描画精度にばらつきが生じやすくなる。
それに対して、本実施の形態では、描画データにおいて、各ストライプパターンL1,L2の縁部がいずれかの第2の線SYと一致するように第2の線SYの間隔が調整されるとともに、その第2の線SYの間隔に応じてヘッド部3のX方向における移動速度が調整される。
具体的には、図10に示すように、照準移動領域RがストライプパターンL1,L2間にあるとき、および照準移動領域RがストライプパターンL1に重なるときには、ヘッド部3の移動速度が相対的に低く設定される。照準移動領域RがストライプパターンL2に重なるときには、ヘッド部3の移動速度が相対的に高く設定される。
これにより、ストライプパターンL1,L2間の領域およびストライプパターンL1上の領域においては、照準移動領域Rの移動の間隔T2が、図9の距離T1よりも小さくなる。一方、ストライプパターンL2上の領域においては、照準移動領域Rの移動の間隔T3が、図9の距離T1よりも大きくなる。これにより、ストライプパターンL1,L2の縁部の位置と照準移動領域Rの縁部の位置とを正確に一致させることができる。
このようにして、ヘッド部3の移動速度を調整することにより、ストライプパターンL1,L2の縁部の位置と照準移動領域Rの縁部の位置とを正確に一致させることが可能となる。したがって、レーザ光のエネルギー強度を一定に維持してストライプパターンL1,L2の縁部の描画を行うことができる。その結果、ストライプパターンL1,L2の縁部の描画精度を向上させることができる。
(6)他の実施の形態
上記実施の形態では、ヘッド部3を継続的にX方向に移動させてストライプ領域P1〜Pzにおける描画を行うが、これに限らず、ヘッド部3のX方向の移動を一定周期で停止させてレーザ光のスウィ−プを行い、レーザ光のスウィ−プの周期と同期するようにヘッド部3を断続的に移動させてストライプ領域P1〜Pzにおける描画を行ってもよい。
この場合、描画データの第2の線SYの間隔に応じてヘッド部3の1回の移動速度(すなわち、移動距離)を調整することにより、上記同様に、X方向における照準移動領域Rの移動の間隔を調整することができる。それにより、ストライプパターンL1,L2の縁部の位置と照準移動領域Rの縁部の位置とを正確に一致させることができる。
なお、この場合には、ヘッド部3が停止した状態で、レーザ光の照準位置PTがY方向に沿って移動するようにレーザ光を振るので、上記のアジマス角は0°に設定される。
また、上記実施の形態では、ヘッド部3がY方向に固定されてX方向に移動可能に設けられ、ステージ1がX方向に固定されてY方向に移動可能に設けられるが、ヘッド部3とマスクブランクスとの相対的な移動方向を維持できるのであれば、これに限らない。例えば、ヘッド部3がX方向に固定されてY方向に移動可能に設けられ、ステージ1がY方向に固定されてX方向に移動可能に設けられてもよい。さらに、ヘッド部3およびステージ1の一方がX方向およびY方向の両方に移動可能に設けられてもよい。
また、上記実施の形態では、ヘッド部3から1本のレーザ光を出射する場合について示したが、レーザ光発生部4により発生されたレーザ光を複数に分離し、その複数のレーザ光をヘッド部3から同時に出射してもよい。この場合、複数のレーザ光のマスクブランクス10上における照準位置がX方向に沿った直線上に並ぶように調整される。
なお、この場合に、描画データの第2の線SYの間隔に応じて複数のレーザ光の間隔を変化させてもよい。具体的には、第2の線SYの間隔が大きい領域に対応するマスクブランクス10の部分にレーザ光の照準が向けられているときには、複数のレーザ光の間隔が大きく設定され、第2の線SYの間隔が小さい領域に対応するマスクブランクス10上の部分にレーザ光の照準が向けられているときには、複数のレーザ光の間隔が小さく設定される。それにより、各パターンの縁部の位置と照準移動領域Rの縁部の位置とを正確に一致させることができる。したがって、各パターンの縁部の描画精度を向上させることができる。
(7) 請求項の各構成要素と実施の形態の各部との対応関係
以下、請求項の各構成要素と実施の形態の各部との対応の例について説明するが、本発明は下記の例に限定されない。
上記実施の形態においては、X方向が第1の方向の例であり、Y方向が第2の方向の例であり、ヘッド部3がレーザ光出射部の例であり、キャリッジ2およびヘッド部3が第1の移動機構の例であり、ステージ駆動部1aが第2の移動機構の例であり、データ処理部5が制御手段の例である。
請求項の各構成要素として、請求項に記載されている構成または機能を有する他の種々の要素を用いることもできる。
本発明は、種々のマスクブランクスへのパターンの描画に有効に利用することができる。
本実施の形態に係る描画装置の構成を示す模式図である。 描画装置の動作の概要について説明するための模式的平面図である。 描画装置の動作の概要について説明するための模式的平面図である。 描画装置の動作の概要について説明するための模式的平面図である。 レーザ光のスウィ−プについて説明するための図である ヘッド部の移動速度とアジマス角との関係について説明するための模式図である。 描画データの作成方法について説明するための模式図である。 描画データの作成方法について説明するための模式図である。 ヘッド部の移動速度とストライプパターンの描画精度との関係について説明するための模式図である。 ヘッド部の移動速度とストライプパターンの描画精度との関係について説明するための模式図である。
符号の説明
1 ステージ
1a ステージ駆動部
2 キャリッジ
3 ヘッド部
4 レーザ光発生部
5 データ処理部
6 オンオフ切替部
7 スウィ−プ制御部
10 マスクブランクス
100 描画装置
L1,L2 ストライプパターン
R 照準移動領域
SX 第1の線
SY 第2の線

Claims (5)

  1. レーザ光によりマスクブランクスにパターンの描画を行うための描画方法であって、
    描画パターンに対応する描画データを作成するステップと、
    レーザ光を出射するためのレーザ光出射部を第1の方向およびその逆方向に往復移動させることにより、レーザ光の照準位置を前記マスクブランクスの一面上で前記第1の方向およびその逆方向に往復移動させるステップと、
    前記レーザ光出射部の往復移動ごとに、前記マスクブランクスと前記レーザ光出射部とを相対的に前記第1の方向と交差する第2の方向に移動させるステップと、
    前記レーザ光出射部の前記第1の方向への移動中に、前記描画データに基づいて、前記レーザ光出射部からのレーザ光の出射または非出射を制御するステップと、
    前記第1の方向において前記レーザ光出射部によるレーザ光の照射領域が前記描画パターンと一致するように、前記描画データに基づいて前記第1の方向における前記レーザ光出射部の移動速度を制御するステップとを備えたことを特徴とする描画方法。
  2. 前記レーザ光出射部の前記第1の方向への移動の際に、前記レーザ光出射部によるレーザ光の照準位置を一定長さずつ前記第2の方向に繰り返し移動させることを特徴とする請求項1記載の描画方法。
  3. 前記描画データを作成するステップにおいて、前記第1の方向に沿った複数の第1の線と前記第2の方向に沿った複数の第2の線とからなるグリッド上に前記描画パターンを表すとともに、前記第1の方向における前記描画パターンの縁部が前記グリッドのいずれかの第2の線と一致するように前記複数の第2の線の間隔を調整し、
    前記レーザ光出射部の移動速度を制御するステップにおいて、前記グリッドの前記複数の第2の線の間隔に基づいて、前記レーザ光出射部の移動速度を制御することを特徴とする請求項1または2記載の描画方法。
  4. レーザ光によりマスクブランクスにパターンの描画を行う描画装置であって、
    描画パターンに対応する描画データを作成する描画データ作成部と、
    レーザ光を出射するためのレーザ光出射部と、
    前記レーザ光出射部を第1の方向およびその逆方向に往復移動させることにより、レーザ光の照準位置を前記マスクブランクスの一面上で前記第1の方向およびその逆方向に往復移動させる第1の移動機構と、
    前記レーザ光出射部の往復移動ごとに、前記マスクブランクスと前記レーザ光出射部とを相対的に前記第1の方向と交差する第2の方向に移動させる第2の移動機構と、
    前記第1の方向において前記レーザ光出射部によるレーザ光の照射領域が前記描画パターンと一致するように、前記描画データに基づいて前記第1の方向における前記レーザ光出射部の移動速度を制御するとともに、前記レーザ光出射部の前記第1の方向への移動中に、前記描画データに基づいて、前記レーザ光出射部からのレーザ光の出射または非出射を制御する制御手段とを備えたことを特徴とする描画装置。
  5. 前記レーザ光出射部は、前記第1の方向への移動の際に、レーザ光の照準位置を一定長さずつ前記第2の方向に繰り返し移動させることを特徴とする請求項4記載の描画装置。
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