JP2010025592A - 燃料性状検出装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】ガソリンに含まれるアロマ成分濃度を精度良く検出可能な燃料性状検出装置を提供する。
【解決手段】燃料性状センサ1内の燃料通路を互いに平行な一個の測定通路22および三個のバイパス通路23から構成し、測定通路22内における紫外光の光路長を従来の燃料性状検出装置の測定通路よりも短くした。これにより、測定通路22内を紫外光が進行する際のアロマ成分による紫外光吸収度合いを小さくして、アロマ成分の濃度が低いときのフォトトランジスタ4の検出信号レベルを従来よりも高め、実際に発現し得るガソリン中のアロマ成分濃度の範囲に対応する受光素子の検出信号幅を拡大することができ、それにより、アロマ成分濃度を高精度で検出することが可能となる。
【選択図】図2

Description

この発明は、光を照射する光源およびこの光源から発せられた光を受光する受光部材を備えて燃料の性状を検出する、いわゆる光学式の燃料性状検出装置に関するものである。
従来から、光源から発せられた光を燃料中に照射し、この透過光を受光部材により受光し、受光部材からの検出信号に基いて燃料性状として、たとえば燃料に含有される特定成分の濃度を検出するものが知られている(特許文献1参照)。
特開平5−133886号公報
原油を原料とする化石燃料において、原油資源の枯渇、原油価格の高騰等に伴い将来的に化石燃料の構成成分比率が不安定化する可能性がある。たとえば、自動車のエンジン用燃料として広く用いられているガソリンは多種類の炭化水素から構成されている。そのうちの芳香族炭化水素(以降、アロマと表す。)、オレフィン等の含有量がばらつく可能性がある。特に、アロマ成分は、ガソリンのオクタン価や揮発性に大きく関与している。そして、ガソリンのオクタン価や揮発性が異なると、エンジン性能を最適化する、つまり排出ガスクリーン化および省燃費を実現できるエンジン制御パラメータの仕様もそれに応じて異なってくる。そこで、燃料性状である燃料中に含まれるアロマ成分濃度を検出し、それに基いてエンジンを制御する必要がある。
従来の光学式燃料性状検出装置では、被検出成分により選択的に吸収される波長光を含む光を発射する光源および光源からの光を受光して受光量に応じた大きさの検出信号を発生する受光手段を用いて燃料性状を検出している。上述のガソリンに含まれるアロマ成分は、紫外光を選択的に吸収する性質を有するので、紫外光を燃料中に透過させてこの透過光を受光し、その受光量に基いてアロマ濃度を検出できるはずである。しかし、アロマ成分による紫外光吸収率が高くアロマ成分の濃度が低い場合でも紫外光吸収量が多いため、アロマ成分濃度を高精度で検出することは困難である。
本発明は、上記の問題点に鑑みなされたもので、その目的は、ガソリンに含まれるアロマ成分濃度を精度良く検出可能な燃料性状検出装置を提供することである。
本発明は上記目的を達成する為、以下の技術的手段を採用する。
本発明の請求項1に記載の燃料性状検出装置は、燃料が流れる配管途中に設置され配管に接続するための接続部を両端に備えたハウジングと、その内部に燃料が流動可能に両接続部に連通し且つ互いに平行にハウジングに形成された複数の燃料通路と、複数の燃料通路のうちの一つである測定通路内へ光を照射可能にハウジングに取付けられた光源と、測定通路を透過した光源から発せられた光を受光可能に前記ハウジングに取付けられ受光量に応じた大きさの検出信号を発生する受光部材と、を備え、光源が発する光は紫外光であり、検出信号に基いて燃料中のアロマ成分濃度を検出することを特徴としている。
従来の燃料性状検出装置は、測定用燃料通路を一つ備えるとともに、光源および受光部材を、燃料通路を挟んで対向するように、言い換えると光源からの光の光路が燃料通路内の燃料流れ方向にほぼ直交するようにして配置している。この場合、燃料タンクからエンジンへ供給される燃料の全量が測定用燃料通路を流れることから燃料中を透過する光路長が長くなり、アロマ成分濃度が低い場合でもアロマ成分により吸収される紫外光量が多くなってしまい、紫外光を用いてアロマ成分濃度を高精度で検出することは困難であった。
本発明の請求項1に記載される燃料性状検出装置では、互いに平行な複数の燃料通路をハウジングに設け、それらのうちの一つを、アロマ成分濃度を検出するための測定通路としている。このような構成とすることにより、測定通路を流れる燃料量は、燃料タンクからエンジンへ供給される燃料量の全量ではなくてその何分の一かになる。これにより、測定通路内において燃料中を透過する光路長が短くなり、紫外光の光路中に存在するアロマ成分量を減少させることができるので、アロマ成分濃度が低い場合においてアロマ成分により吸収される紫外光量を少なくして、アロマ成分濃度が低い場合においてもアロマ成分濃度を高精度で測定することが可能になる。したがって、ガソリンに含まれるアロマ成分濃度を高精度で検出可能な燃料性状検出装置を提供することができる。
この場合、本発明の請求項2に記載の燃料性状検出装置のように、測定通路の断面積は測定通路を除いた燃料通路の断面積よりも小さく設定される構成とすれば、測定通路の断面形状を従来の燃料性状検出装置の測定用燃料通路の断面形状よりも確実に小さくすることができる。したがって、ガソリンに含まれるアロマ成分濃度を高精度で検出可能な燃料性状検出装置を提供することができる。
本発明の請求項3に記載の燃料性状検出装置では、光源が発する光の波長領域の中心波長は200nm〜300nmであることを特徴としている。
アロマ成分は、紫外領域光を選択的に吸収するが、その吸光度のピーク波長は250nm付近である。つまりアロマ成分は、250nm付近の紫外光に対する吸光度が最大である。したがって、発光波長の中心波長がは200nm〜300nmであるような紫外光を用いることで、アロマ成分濃度を高精度で検出することが可能となる。
本発明の請求項4に記載の燃料性状検出装置は、燃料が流れる配管途中に設置され配管に接続するための接続部を両端に備えたハウジングと、その内部に燃料が流動可能に両接続部に連通して前記ハウジングに形成された燃料通路と、燃料通路に臨んでハウジングに配置された導光体と、導光体に備えられ燃料通路内に露出して燃料と密着する平面状の測定面と、導光体内部へ光を照射可能に配置された光源と、導光体内を進行し測定面で反射した光源から発せられた光を受光可能に配置され受光量に応じた大きさの検出信号を発生する受光部材と、を備え、光源が発する光は紫外光であり、検出信号に基いて燃料中のアロマ成分濃度を検出することを特徴としている。
上述の構成によれば、光源から発せられた紫外光は、導光体中を進行し、測定面で反射して受光部材に入射する。つまり、紫外光は、従来の燃料性状検出装置の場合のように燃料中を透過することなく受光部材に入射する。
ここで、導光体内を進行して測定面へ入射した紫外光の反射について考える。導光体内を進行する紫外光が燃料と密着し導光体と燃料との界面となっている測定面に入射すると、測定面への入射角が測定面の全反射角以上の光は測定面で全反射して導光体内を進行して受光部材へ入射する。一方、測定面への入射角が全反射角未満である光は、測定面から燃料中に出射して行き受光部材には入射しない。導光体の全反射角θの大きさは、導光体の屈折率N1と反射面に接している媒質であるガソリンの屈折率N2との比によって決まる。すなわち、全反射角θAの大きさは、次式(1)で表される。
sinθA=N2/N1・・・(1)
さらに、ガソリンの密度と屈折率N2と間には、密度が大きいほど屈折率N2が大きいという関係がある。したがって、この関係と(1)式とから、測定面における全反射角は、ガソリンの密度が高い場合ほど大きくなることがわかる。アロマ成分は比重量が大きいため、アロマ成分濃度が高いほどガソリンの密度は高くなる。このため、測定面における全反射角θAの大きさは、ガソリン中のアロマ成分濃度が高いほど大きくなる。また、全反射角が大きくなるほど光源から発せられた光のうちで測定面から導光体外へ、すなわち燃料中へ進行する光量が増大し、測定面における反射光量は減少する。すなわち、受光部材へ入射する測定面における反射光量は、測定面における全反射角の大きさ、つまりアロマ成分濃度によって変わり、アロマ成分濃度が高いほど少なくなる。これにより、受光部材への入射光量に基いてガソリン中のアロマ成分濃度を測定することが出来る。したがって、ガソリンに含まれるアロマ成分濃度を高精度で検出可能な燃料性状検出装置を提供することができる。
本発明の請求項5に記載の燃料性状検出装置では、光源が発する光の波長領域の中心波長は200nm〜300nmであることを特徴としている。
これにより、光源から発せられる光を、確実にアロマ成分濃度検出に適した紫外光線とすることができる。
本発明の請求項6に記載の燃料性状検出装置では、受光部材はその受光領域における全受光量に応じた大きさの第1検出信号および照度分布に応じた第2検出信号を発生することを特徴としている。
先に本発明の請求項4に記載の燃料性状検出装置の説明で述べたように、光源から発せられた光のうち、測定面への入射角が測定面の全反射角以上の光のみが反射面で全反射して導光体内を進行して受光手段に入射する。光源からは放射状に光が発せられるので、導光体内において測定面からの反射光が通過する領域の範囲および位置は、測定面の全反射角が変動する、つまりガソリンの密度が変動すると、それに応じて変化する。したがって、受光部材により、測定面からの反射光量および測定面からの反射光通過範囲の両方を同時に検出できれば、測定面からの反射光量に基いてガソリン中のアロマ成分濃度を、測定面からの反射光通過範囲に基いてガソリンの密度を、それぞれ検出できることになる。本発明の請求項6に記載の燃料性状検出装置における受光部材は、その受光領域における全受光量に応じた大きさの第1検出信号および照度分布、すなわち測定面からの反射光通過範囲に応じた第2検出信号を発生する。これにより、第1検出信号に基いてガソリン中のアロマ成分濃度を、第2検出信号に基いてガソリンの密度を、それぞれ検出できる。
エンジン制御において、使用される燃料の性状であるガソリン中のアロマ成分濃度の検出は、エンジンの運転状態を最適に維持する、つまり燃費率高めると同時に排出ガス中の有害物質量を最少に維持する上で必要な事項であるが、ガソリンの密度、いわゆる重質度が検出できれば、さらに、精度の良い制御が可能になる。
以上により、本発明の請求項6に記載の燃料性状検出装置によれば、ガソリンに含まれるアロマ成分濃度を高精度で検出可能な燃料性状検出装置を提供することができる。さらに、ガソリンの重質度も同時に検出できるので、高燃費率且つ最小有害排出物量である運転状態をより高精度に実現可能な燃料性状検出装置を提供することができる。
この場合、本発明の請求項7に記載の燃料性状検出装置のように、受光部材としてPSD(Position Sensitive Detector、位置検出素子)を用いれば、より好適である。
PSDは、その検出領域における総受光量を検出できると同時に検出領域の照度分布を高精度で検出可能である。さらに、大きさや特性の種類が豊富である。したがって、コスト上昇を抑制しつつ、検出精度の高い燃料性状検出装置を提供することができる。
以下、本発明に係る燃料性状検出装置の実施の形態について、自動車のエンジンへ供給される燃料であるガソリン中のアロマ成分濃度検出に用いられる燃料性状センサ1に適用した場合を例に、図を参照して説明する。
(第1実施形態)
エンジン100の燃料であるガソリンは、多種の炭化水素から構成されているが、それらの中で特にアロマ成分は、ガソリンのオクタン価や揮発性に大きく関与している。燃料の性質であるオクタン価や揮発性が異なると、エンジンを最適状態(たとえば排出ガスに含まれる有害物質量が最少且つ省燃費状態)で運転するためのエンジン制御パラメータ仕様(たとえば、燃料噴射量、点火時期等)もそれに応じて異なってくる。そこで、エンジンコントローラ104は、燃料性状であるガソリン中に含まれるアロマ成分濃度を検出し、それに基いてエンジン制御パラメータ仕様を決定し、それによりエンジンを制御している。
燃料性状センサ1は、図3に示すように、燃料タンク101内の燃料としてのガソリンをエンジン100へ供給する燃料配管102の途中に取付けられており、燃料性状センサ1の内部をガソリンが通過する。燃料性状センサ1は、エンジン100の燃料噴射制御を司るエンジンコントローラ104に電気的に接続されている。エンジンコントローラ104は、マイクロコンピュータ等から構成されている。
以下に、本発明に係る燃料性状センサ1の構成について説明する。
燃料性状センサ1は、燃料配管102に接続される接続部としての両端面21を有するハウジング2、その内部に燃料が流動可能且つ両端面21に連通し互いに平行にハウジング2に形成された複数の燃料通路のうちの一つである測定通路22、測定通路22内へ光を照射可能にハウジング2に取付けられた光源である紫外線LED3、測定通路22を透過した紫外線LED3から発せられた光を受光可能にハウジング2に取付けられた受光部材としてのフォトトランジスタ4、その内部に燃料が流動可能且つ両端面21に連通するようにハウジング2に形成された複数の燃料通路のうち測定通路22を除いた残りであるバイパス通路23等から構成されている。
ハウジング2は、金属材料あるいは樹脂材料から形成されている。樹脂材料が用いられる場合は、自動車における燃料性状センサ1取付け部位の環境温度および燃料の最高温度に耐えうる耐熱性および耐燃料性を備え且つ遮光性を有するものが用いられている。ハウジング2は、図1に示すように、燃料配管102に接続される接続部としての両端面21に連通し互いに平行にハウジング2に形成された複数の燃料通路である一個の測定通路22および三個のバイパス通路23を備えている。測定通路22およびバイパス通路23は、燃料の流れ方向である図1における左右方向と直交する方向の断面が円形に形成されている。測定通路22の円形断面の直径は、バイパス通路23の円形断面の直径と等しく設定されている。これにより、測定通路22の断面積は、バイパス通路23の断面積、つまり三個のバイパス通路23の合計断面積よりも小さくなっている。燃料性状センサ1における燃料通路としての断面積である、測定通路22の断面積と三個のバイパス通路23の合計断面積との和である総断面積は、燃料配管102の断面積とほぼ等しく設定されている。これにより、燃料配管102中のガソリンの流速と燃料性状センサ1におけるガソリンの流速がほとんど同じになり、燃料性状センサ1における圧力損失を最小限にすることができる。燃料性状センサ1において、測定通路22を流れるガソリン流量は燃料配管102を流れるガソリン流量の1/4になる。したがって、測定通路22の直径は、燃料配管102の直径の1/2となっている。エンジン運転中において、燃料は、測定通路22およびバイパス通路23内を図1中の矢印で示す方向に流れる。なお、本発明の一実施形態による燃料性状センサ1は、測定通路22内における燃料の流れる方向が図1中の矢印と反対向きであっても、燃料の性状を検出可能である。
ハウジング2には、図2に示すように、測定通路22の軸方向と直交し且つ測定通路22の中心を通る同軸上に配置された貫通孔24A、24Bが形成されている。ハウジング2には、図2に示すように、直径が貫通孔24A、24Bよりも大きい孔部25A、25Bが貫通孔24A、24Bと同軸上に形成されている。貫通孔24Aおよび孔部25Aには、図2に示すように、窓部材5が、貫通孔24Bおよび孔部25Bには、図2に示すように、および窓部材6が、それぞれ嵌合固定されている。窓部材5および窓部材6は透光性材質、たとえば樹脂材料あるいはガラス等から形成されている。
窓部材5の背後の孔部25A内には、図2に示すように、紫外線LED3が発光面を窓部材5に密着させて配置されている。紫外線LED3のリード31は、孔部25Aを介してハウジング2の外方へ延出されている。孔部25A内にはポッティング樹脂7が充填され、それにより紫外線LED3が気密的に保持固定されるとともに、紫外線LED3の複数のリード31が互いに絶縁されて保持されている。窓部材6の背後の孔部25B内には、図2に示すように、フォトトランジスタ4が発光面を窓部材6に密着させて配置されている。フォトトランジスタ4のリード41は、孔部25Bを介してハウジング2の外方へ延出されている。孔部25B内にはポッティング樹脂7が充填され、それによりフォトトランジスタ4が気密的に保持固定されるとともに、フォトトランジスタ4の複数のリード41が互いに絶縁されて保持されている。なお、各リード31、41の先端には図示しない電気コネクタ等が装着されている。図示しない電気コネクタはハウジング2に固定されている。紫外線LED3およびフォトトランジスタ4は、図示しない電気コネクタを介して外部の電気配線に接続されている。孔部24Aは孔部25Aと同軸上に形成されているので、紫外線LED3は測定通路22を挟んでフォトトランジスタ4と正対している。したがって、紫外線LED3から発せられた紫外光は、測定通路22内のガソリン中を透過してフォトトランジスタ4へ入射する。
ハウジング2の両端面21の外周には、図1に示すように、フランジ26が形成されている。一方、燃料配管102の端部にもフランジ102aが形成されており、ハウジング2のフランジ26を各燃料配管102のフランジ102aに結合させることにより、燃料性状センサ1が、燃料配管102に固定される。
次に、本発明の第1実施形態による燃料性状センサ1の作動について説明する。
本発明の第1実施形態による燃料性状センサ1の紫外線LED3は、その発光波長の中心波長が250nmであるような紫外線LEDが用いられている。アロマ成分は、紫外領域光を選択的に吸収するが、その吸光度のピーク波長は250nm付近である。つまりアロマ成分は、250nm付近の紫外光に対する吸光度が最大である。したがって、発光波長の中心波長が250nmであるような紫外線LEDを用いることで、アロマ成分濃度を高精度で検出することが可能となる。紫外線LEDは、エンジンコントローラ104により常に一定発光輝度であるように点灯駆動されている。紫外線LED3から発せられた光は、窓部材5に入射し、窓部材5の出射面51から測定通路22中、すなわちガソリン中に出射する。ところで、ガソリン中のアロマ成分に含まれるC−Hの二重結合は紫外光をよく吸収する。したがって、窓部材5の出射面51からガソリン中に出射された紫外光量のうちの一部は、ガソリン中を進行する途中でガソリン中のアロマ成分に吸収され、その残りの紫外光量が窓部材6の受光面61から窓部材6内に入射し次いでフォトトランジスタ4へ入射する。フォトトランジスタ4は、受光した紫外光量に応じた大きさの検出信号を出力する。ガソリン中のアロマ成分濃度が低い場合は、ガソリン中で吸収される紫外光量が少ないので、フォトトランジスタ4へ入射する紫外光量は多くフォトトランジスタ4の検出信号は大きい。一方、ガソリン中のアロマ成分濃度が高い場合は、ガソリン中で吸収される紫外光量が多いので、フォトトランジスタ4へ入射する紫外光量は少なくフォトトランジスタ4の検出信号は小さい。このようにして、フォトトランジスタ4の検出信号に基いてガソリン中のアロマ成分濃度を検出できる。
次に、本発明の第1実施形態による燃料性状センサ1の特徴である、互いに平行な複数の燃料通路を備え、そのうちの一つをアロマ成分濃度検出用の測定通路とし使用する構成の作用効果について説明する。
ガソリン中のアロマ成分は、紫外光吸収率が高くアロマ成分の濃度が低い場合でも紫外光吸収量が多い。従来の燃料性状検出装置においては、燃料通路を一つ備え、それを測定通路としている。この場合、測定通路の直径は、燃料性状検出装置の前後に接続される燃料配管の直径と同等に設定されている。この構成では、測定通路内における紫外光の光路長が長くなり、アロマ成分により紫外光が吸収される機会が大きくなるため、アロマ成分の濃度が低い場合でも紫外光の多くが吸収されてしまう。このため、実際に発現し得るガソリン中のアロマ成分濃度の範囲に対応する受光素子の検出信号幅が小さくなり、アロマ成分濃度を高精度で検出することは困難である。
そこで、本発明の第1実施形態による燃料性状センサ1では、燃料性状センサ1内の燃料通路を互いに平行な四個の燃料通路、すなわち一個の測定通路22および三個のバイパス通路23から構成することにより、測定通路22内における紫外光の光路長を従来の燃料性状検出装置の測定通路よりも短くしている。本発明の第1実施形態による燃料性状センサ1では、測定通路22内における紫外光の光路長を、従来の測定通路における紫外光の光路長の半分に短縮している。これにより、測定通路22内を紫外光が進行する際にアロマ成分により紫外光が吸収される機会を小さくして、アロマ成分の濃度が低い場合におけるフォトトランジスタ4の検出信号レベルを従来よりも高めることができる。一方、アロマ成分濃度が高い場合における紫外光吸収量は従来とあまり変わらず、フォトトランジスタ4の検出信号レベルは従来と同様に低くなる。すなわち、本発明の第1実施形態による燃料性状センサ1によれば、実際に発現し得るガソリン中のアロマ成分濃度の範囲に対応する受光素子の検出信号幅を拡大することができ、それにより、アロマ成分濃度を高精度で検出することが可能となる。
なお以上説明した、本発明の第1実施形態による燃料性状センサ1では、測定通路22の断面形状を円形としているが、円形に限る必要はなく他の形状としてもよい。たとえば、図4に示すように長方形としてもよい。
また、以上説明した本発明の第1実施形態による燃料性状センサ1では、バイパス通路23の断面形状を円形としているが、他の形状、たとえば長方形等であってもよい。さらに、バイパス通路23の個数も3個に限る必要はなく、1個以上幾つでもよい。1個の場合、バイパス通路23の断面積は測定通路22の断面積よりも大きく設定する必要がある。バイパス通路23が複数個設けられる場合、1個のバイパス通路23の断面積が測定通路22の断面積よりも大きくても小さくてもよいが、全部のバイパス通路23の断面積の合計が測定通路22の断面積よりも大きい必要がある。
(第2実施形態)
先に説明した、本発明の第1実施形態による燃料性状センサ1は、紫外線LEDが発する紫外光をガソリン中に透過させ、この透過光をフォトトランジスタ4で受光し、その受光量に基いてガソリン中のアロマ成分濃度を検出する構成としている。これに対して、本発明の第2実施形態による燃料性状センサ1は、導光体を、その一部である測定面をガソリンに密着させてハウジングに取付け、紫外線LEDが発する紫外光を導光体中に照射し紫外光を導光体とガソリンとの界面である測定面で反射させ、この反射光をフォトトランジスタ4で受光し、その受光量に基いてガソリン中のアロマ成分濃度を検出する構成としている。すなわち、本発明の第2実施形態による燃料性状センサ1において、ガソリン中のアロマ成分濃度を測定するための紫外光をガソリン中を透過させるのではなく、導光体とガソリンとの界面で反射させている。以下に、本発明の第2実施形態に係る燃料性状センサ1の構成について説明する。なお、本発明の第1実施形態と異なる構成を中心に説明し、同じ構成については説明を省略あるいは簡略化している。
本発明の第2実施形態に係る燃料性状センサ1は、大きくは、一部がガソリン中に浸漬されるように配置された導光体8、光を導光体8内に入射可能に配置された光源である紫外線LED3、導光体8内を進行する紫外線LED3からの光を入射可能に配置された受光手段であるPSD(Position Sensitive Detector、位置検出素子)9、これらの部品を収容保持するハウジング2等から構成されている。
ハウジング2は、金属材料あるいは樹脂材料から形成されている。樹脂材料が用いられる場合は、自動車における燃料性状センサ1取付け部位の環境温度および燃料の最高温度に耐えうる耐熱性および耐燃料性を備え且つ遮光性を有するものが用いられている。ハウジング2は、図5に示すように、外周に雄ねじが形成された円筒状の取付部29を備えている。燃料性状センサ1は、ハウジング2の取付部29が燃料配管102に設けられているボス部102bの雌ねじに螺合することにより、燃料配管102に固定される。ハウジング2と燃料配管102のボス部102bとの間にはガスケット105が介在され、このガスケット105により燃料配管102の気密が維持されている。ハウジング2は、図5に示すように、収容室28、収容室28とハウジング2の外側空間、つまり燃料配管102内部とを連通する連絡孔27を備えている。
導光体8は、透光性材質であるガラスから略ブロック状に形成されている。導光体8は、図5に示すように、その外周側をホルダ11で覆われ、ホルダ11を介してハウジング2の収容室28内に保持固定されている。ホルダ11は、金属あるいは遮光性の樹脂から形成されている。導光体8は、図5に示すように、紫外線LED3から発せられた紫外光が導光体8内に入射する面である入射面81、ガソリンと密着してガソリンと導光体8との界面を形成している平面状の測定面82、入射面81から導光体8内に進入し測定面で反射した紫外光が導光体8から外へ出射する面である出射面83を備えている。燃料性状センサ1が燃料配管102に固定されると燃料配管102内を流れるガソリンが連絡孔27内に充満するとともに導光体8の測定面82へ導入され、測定面82にガソリンが密着しガソリンと導光体8との界面が形成される。
導光体8には、図5に示すように、紫外線LED3が発光面を入射面81に密着させて装着されている。さらに、導光体8には、図5に示すように、受光部材としてのPSD9が受光面91を出射面83に密着させて装着されている。紫外線LED3およびPSD9は、いずれもホルダ11に保持されている。紫外線LED3およびPSD9は、ホルダ11に固定されている回路基板10に電気的に接続されている。回路基板10には、図示しない種々の電気素子が実装されており、紫外線LED3の点灯駆動制御、PSD9からの検出信号処理および入光位置算出処理等を行う電気回路(図示せず)が形成されている。また、回路基板10は、図示しないコネクタを備え、このコネクタを介して外部の電気回路に接続されている。紫外線LED3としては、その発光波長の中心波長が250nmである紫外光を発射する発光ダイオードが用いられている。PSD9としては、図6に示すように帯状の検出面91を備えた一次元PSDが用いられている。
ここで、PSD9の構造および光検出作動について簡単に説明する。PSD9は、図7に示すように、PIN型フォトダイオードと同様の構造をしており、P層92が検出面を形成している。P層92の両端に一対の出力電極93、94が形成されている。N層95には共通電極36が形成されている。また、P層92とN層95との間には、I層(Intrinsic semiconductor層)97が設けられている。PSD9の検出面91に、図7に示すように、スポット光Sが入射すると、入射位置には光量に比例した電荷が発生し、この電荷は光電流としてP層92に到達し、各出力電極93、94までの距離に逆比例して分割され、出力電極93、94から取り出される。出力電極93からの出力電流、および出力電極94からの出力電流を測定することにより、スポット光Sの入射位置、すなわち、出力電極93あるいは出力電極94から入射位置までの距離を算出できる。また、出力電極93からの出力電流および出力電極94からの出力電流の和である全光電流に基いて、検出面91へ入射する全光量を算出できる。検出面91に入射する光がスポット光Sではなく、検出面91の或る範囲に亘って線状光あるいは面状光として入射する場合は、出力電極93からの出力電流および出力電極94からの出力電流に基いて算出される入射位置は、入射光量の重心位置に相当する。
以上説明した、導光体8、紫外線LED3およびPSD9を一体的に保持固定しているホルダ5、および回路基板10は、図1に示すように、ハウジング2の収容室28内に収容固定されている。ハウジング2には、収容室28を塞ぐためのカバー8が装着されている。カバー8により、導光体8、紫外線LED3、PSD9および回路基板10が気密的に保護されている。
次に、以上説明したように構成された本発明の第2実施形態による燃料性状センサ1の作動、つまり燃料性状検出作動について説明する。
本発明の一実施形態による燃料性状センサ1においては、紫外線LED3から発せられた紫外光は、図5中において矢印で示すように導光体8内を進行し、測定面82で反射してPSD9に入射する。
紫外光が測定面82に入射する場合、紫外光のうち、測定面82に対する入射角θが測定面82の全反射角θA以上である光は、測定面82で全反射してPSD9に入射する。一方、測定面82に対する入射角θが測定面82の全反射角θA未満である光は、測定面82から導光体8の外方へ、すなわちガソリン中へ出射してしまい、PSD9に入射することはない。
導光体8とガソリンとの界面である測定面82における全反射角θAは、導光体8と接触している媒質、すなわちガソリンの屈折率によって定まる。ガソリンの屈折率が変化するとそれにともなって測定面82における全反射角θAも変化する。導光体8の屈折率をN1、ガソリンの屈折率をN2と表すと、全反射角θAの大きさは、次式(1)で表される。
sinθA=N2/N1・・・(1)
さらに、ガソリンの屈折率N2とガソリンの密度との間には、密度が大きいほど屈折率が大きいという関係がある。この関係と(1)式とから、導光体8の測定面82における全反射角θAは、ガソリンの密度が高い場合ほど大きくなることがわかる。
このため、ガソリンの密度が変化すると、測定面82における全反射角θAが変わる。それにともない、測定面82で反射してPSD9に向かう測定光のPSD9の検出面91における入射領域、入射光量が変化する。以下に、この現象について図8に基いて説明する。
測定光は、紫外線LED3を中心として放射状に、詳しくは円錐状に発射されている。図8は、紫外線LED3が発する光の光軸、すなわち輝度が最高である光の光路を含む断面を示している。また、図8中において、放射状の測定光の分布範囲の両端部を成す光路を一点鎖線で示している。ここで、ガソリンの密度が減少して、全反射角が全反射角θA1から全反射角θA2に変化した場合を考える。なお、θA1>θA2である。図8中において、全反射角θA1の光路を光路Vで示し、全反射角θA2の光路を光路Wで示す。測定面82に入射した測定光のうち、測定面82に対する入射角が全反射角度θA以上の光がPSD9に入射する。したがって、PSD9の検出面91上における測定光の入射領域は、図4に示すように、全反射角θA1の場合は入射領域X、全反射角θA2の場合は入射領域Yとなる。ここで、入射領域Xにおける光量重心位置は光量重心位置Xg、入射領域Yにおける光量重心位置は光量重心位置Ygである。燃料性状センサ1においては、PSD9からの検出信号に基いて、上述の光量重心位置Xg、光量重心位置Ygが算出される。これらの、光量重心位置Xg、Ygは、ガソリンの密度と相関関係があるので、PSD9からの出力信号に基いて紫外光の光量重心位置を算出し、この光量重心位置と予め測定されているガソリンの密度との関係を参照することにより、ガソリンの密度を検出することができる。一方、PSD9における総受光量からガソリン中のアロマ成分濃度を算出できる。
以上説明した本発明の第2実施形態による燃料性状センサ1の構成によれば、紫外線LED3から発せられた紫外光をガソリン中を透過させるのではなく、導光体8とガソリンとの界面である測定面82で反射させ、この反射光をPSD9により検出する構成としている。このような構成によっても、本発明の第1実施形態による燃料性状センサ1の場合と同様に、ガソリン中のアロマ成分濃度を高精度で検出できる。さらに、受光部材としてPSD9を用いることにより、PSD9へ入射した光の光量重心位置も検出でき、それに基いてガソリンの密度を検出することができる。
なお、以上説明した、本発明の第2実施形態による燃料性状センサ1では、受光部材としてPSD9を用いているが、PSD9に替えてフォトトランジスタを用いても良い。この場合は、フォトトランジスタからの検出信号の大きさに基いてガソリン中のアロマ成分濃度を高精度で検出することができる。
また、以上説明した本発明の第1、第2実施形態による燃料性状センサ1、およびその変形例では、光源として紫外線LED3を用いているが、紫外線を発する他の種類の光源を用いてもよい。たとえば、紫外線ランプを用いても良い。
本発明の第1実施形態による燃料性状センサ1の断面図であり、図2中のI−I線断面図である。 図1中のII−II線断面図である。 本発明の第1実施形態による燃料性状センサ1が装着されたエンジン100の燃料系統を説明する模式図である。 本発明の第1実施形態による燃料性状センサ1の変形例の断面図である。 本発明の第2実施形態による燃料性状センサ1の断面図である。 図5中のVI矢視図である。 図6中のVII−VII線断面図である。 測定面82における反射光の光路とPSD9への入射状態を説明する模式図である。
符号の説明
1 燃料性状センサ(燃料性状検出装置)
2 ハウジング
21 端面(接続部)
22 測定通路
23 バイパス通路
24A、24B 貫通孔
25A、25B 孔部
26 フランジ
27 導入孔
28 収容室
29 取付部
3 紫外線LED(光源)
31 リード
4 フォトトランジスタ(受光部材)
41 リード
5 窓部材
51 発光面
6 窓部材
61 受光面
7 ポッティング樹脂
8 導光体
81 入射面
82 測定面
83 出射面
9 PSD(受光部材)
91 検出面
92 P層
93、94 出力電極
95 N層
96 共通電極
97 I層
10 回路基板
11 ホルダ
12 カバー
100 エンジン
101 燃料タンク
102 燃料配管
102a フランジ
102b ボス部
104 エンジン制御装置
105 ガスケット
P、W、V 光路
Yg、Xg 光量重心位置
θA、θB 全反射角

Claims (7)

  1. 燃料が流れる配管途中に設置され前記配管に接続するための接続部を両端に備えたハウジングと、
    その内部に前記燃料が流動可能に両前記接続部に連通し且つ互いに平行に前記ハウジングに形成された複数の燃料通路と、
    複数の前記燃料通路のうちの一つである測定通路内へ光を照射可能に前記ハウジングに取付けられた光源と、
    前記測定通路を透過した前記光源から発せられた光を受光可能に前記ハウジングに取付けられ受光量に応じた大きさの検出信号を発生する受光部材と、を備え、
    前記光源が発する光は紫外光であり、
    前記検出信号に基いて前記燃料中のアロマ成分濃度を検出することを特徴とする燃料性状検出装置。
  2. 前記測定通路の断面積は前記測定通路を除いた前記燃料通路の断面積よりも小さく設定されることを特徴とする請求項1に記載の燃料性状検出装置。
  3. 前記光源が発する光の波長領域の中心波長は200nm〜300nmであることを特徴とする請求項1または請求項2のどちらか一つに記載の燃料性状検出装置。
  4. 燃料が流れる配管途中に設置され前記配管に接続するための接続部を両端に備えたハウジングと、
    その内部に前記燃料が流動可能に両前記接続部に連通して前記ハウジングに形成された燃料通路と、
    前記燃料通路に臨んで前記ハウジングに配置された導光体と、
    前記導光体に備えられ前記燃料通路内に露出して前記燃料と密着する平面状の測定面と、
    前記導光体内部へ光を照射可能に配置された光源と、
    前記導光体内を進行し前記測定面で反射した前記光源から発せられた光を受光可能に配置され受光量に応じた大きさの検出信号を発生する受光部材と、を備え、
    前記検出信号に基いて前記燃料中のアロマ成分濃度を検出する燃料性状検出装置であって、
    前記光源が発する光は紫外光であることを特徴とする燃料性状検出装置。
  5. 前記光源が発する光の波長領域の中心波長は200nm〜300nmであることを特徴とする請求項4に記載の燃料性状検出装置。
  6. 前記受光部材はその受光領域における全受光量に応じた大きさの第1検出信号および照度分布に応じた第2検出信号を発生することを特徴とする請求項4または請求項5のどちらか一つに記載の燃料性状検出装置。
  7. 前記受光部材はPSD(Position Sensitive Detector、位置検出素子)であることを特徴とする請求項6に記載の燃料性状検出装置。
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