JPH05133886A - 燃料性状検出装置 - Google Patents
燃料性状検出装置Info
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- JPH05133886A JPH05133886A JP29676391A JP29676391A JPH05133886A JP H05133886 A JPH05133886 A JP H05133886A JP 29676391 A JP29676391 A JP 29676391A JP 29676391 A JP29676391 A JP 29676391A JP H05133886 A JPH05133886 A JP H05133886A
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Classifications
-
- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01N—INVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
- G01N21/00—Investigating or analysing materials by the use of optical means, i.e. using sub-millimetre waves, infrared, visible or ultraviolet light
- G01N21/17—Systems in which incident light is modified in accordance with the properties of the material investigated
- G01N21/41—Refractivity; Phase-affecting properties, e.g. optical path length
- G01N21/4133—Refractometers, e.g. differential
-
- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01N—INVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
- G01N33/00—Investigating or analysing materials by specific methods not covered by groups G01N1/00 - G01N31/00
- G01N33/26—Oils; Viscous liquids; Paints; Inks
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- G01N33/2835—Specific substances contained in the oils or fuels
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 燃料に添加剤が添加されても、正確に燃料重
質度を求めることができる燃料性状検出装置の提供。 【構成】 燃料を満たした内筒部11と、入光側壁11
1側および出光側壁112側に配されるLED2および
ホトダイオード3と、内筒部11を挟んで配される電極
板5、6とを備え、電極板間の容量変化から、燃料がメ
タノール混合燃料であると検知される場合、ホトダイオ
ード3の電気出力- ガソリン重質度換算関係を、ガソリ
ン100%のものからメタノール混合用のものに変更す
る。
質度を求めることができる燃料性状検出装置の提供。 【構成】 燃料を満たした内筒部11と、入光側壁11
1側および出光側壁112側に配されるLED2および
ホトダイオード3と、内筒部11を挟んで配される電極
板5、6とを備え、電極板間の容量変化から、燃料がメ
タノール混合燃料であると検知される場合、ホトダイオ
ード3の電気出力- ガソリン重質度換算関係を、ガソリ
ン100%のものからメタノール混合用のものに変更す
る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、添加剤が添加されるこ
とがある液体燃料の、燃料重質度を求める燃料性状検出
装置に関する。
とがある液体燃料の、燃料重質度を求める燃料性状検出
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、発光素子で発光させた光を、
ガソリンに接触させたプリズムの境界面で反射させ、ガ
ソリン重質度と屈折率とが相関関係にあることを用い、
受光素子の出力変化からガソリン重質度(芳香族等の容
積%)を検出する燃料性状検出装置が知られている。
ガソリンに接触させたプリズムの境界面で反射させ、ガ
ソリン重質度と屈折率とが相関関係にあることを用い、
受光素子の出力変化からガソリン重質度(芳香族等の容
積%)を検出する燃料性状検出装置が知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかるに、従来の燃料
性状検出装置は、ガソリン中に、メタノール、エタノー
ル、MTBEなどの添加剤が入ると燃料の屈折率が変化
し、ガソリン重質度が同一でも受光素子の出力値が変化
し、正しいガソリン重質度が検出できないという欠点が
ある。本発明の目的は、燃料に添加剤が添加されても、
正確に燃料重質度を求めることができる燃料性状検出装
置の提供にある。
性状検出装置は、ガソリン中に、メタノール、エタノー
ル、MTBEなどの添加剤が入ると燃料の屈折率が変化
し、ガソリン重質度が同一でも受光素子の出力値が変化
し、正しいガソリン重質度が検出できないという欠点が
ある。本発明の目的は、燃料に添加剤が添加されても、
正確に燃料重質度を求めることができる燃料性状検出装
置の提供にある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題の解決のため、
本発明は、筒内に透光性の液体燃料が満たされ、入光側
壁および出光側壁の少なくとも一方が弧状である透光筒
と、該透光筒の前記入光側壁に光を照射する発光手段
と、前記透光筒を通過した通過光を受光する光電変換器
と、前記透光筒を挟むように配され、燃料中の添加剤量
により電極板間の静電容量が変化する1対の電極板とを
備え、前記光電変換器の電気出力を、前述した静電容量
変化による添加剤データで補正して燃料重質度を求める
構成を採用した。
本発明は、筒内に透光性の液体燃料が満たされ、入光側
壁および出光側壁の少なくとも一方が弧状である透光筒
と、該透光筒の前記入光側壁に光を照射する発光手段
と、前記透光筒を通過した通過光を受光する光電変換器
と、前記透光筒を挟むように配され、燃料中の添加剤量
により電極板間の静電容量が変化する1対の電極板とを
備え、前記光電変換器の電気出力を、前述した静電容量
変化による添加剤データで補正して燃料重質度を求める
構成を採用した。
【0005】
(作用)液体燃料が満たされた透光筒中を光が通過する
際、弧状の筒壁のレンズ作用により、燃料重質度に比例
して通過光の屈折角が変化する。また、添加剤の量変化
に対しても、通過光の屈折角が変化する。電極板間の静
電容量は、添加剤量に応じて大きく増減するが、燃料重
質度の変化に対しては略一定である。そこで、光電変換
器の電気出力を、静電容量の変化による添加剤データで
補正することにより燃料重質度を求めることができる。 (効果)添加剤の、有無および添加量に関わらず、正確
に燃料重質度を求めることができる。
際、弧状の筒壁のレンズ作用により、燃料重質度に比例
して通過光の屈折角が変化する。また、添加剤の量変化
に対しても、通過光の屈折角が変化する。電極板間の静
電容量は、添加剤量に応じて大きく増減するが、燃料重
質度の変化に対しては略一定である。そこで、光電変換
器の電気出力を、静電容量の変化による添加剤データで
補正することにより燃料重質度を求めることができる。 (効果)添加剤の、有無および添加量に関わらず、正確
に燃料重質度を求めることができる。
【0006】
【実施例】つぎに、本発明の第1実施例を図1〜図3に
基づいて説明する。図に示す如く、燃料性状検出装置A
は、断面略C字状の内筒部11を有するセンサハウジン
グ1と、該センサハウジング1の中空部12内に配され
る、発光手段であるLED2、光電変換器であるホトダ
イオード3、4、電極板5、6とを備え、燃料100で
満たされた燃料フィルター200の下部に螺着されてい
る。
基づいて説明する。図に示す如く、燃料性状検出装置A
は、断面略C字状の内筒部11を有するセンサハウジン
グ1と、該センサハウジング1の中空部12内に配され
る、発光手段であるLED2、光電変換器であるホトダ
イオード3、4、電極板5、6とを備え、燃料100で
満たされた燃料フィルター200の下部に螺着されてい
る。
【0007】図2にも示すように、センサハウジング1
は、透明ガラス(透明プラスチック等可)で形成され、
略矩形断面を呈する外筒部13と、外筒部13の内方に
位置する内筒部11(屈折率1.58)と、内筒部11
と外筒部13とを連結する連結部14からなる。尚、本
実施例では、透光筒である内筒部11の入光側壁111
および出光側壁112は、何方も円弧状に形成されてい
る。
は、透明ガラス(透明プラスチック等可)で形成され、
略矩形断面を呈する外筒部13と、外筒部13の内方に
位置する内筒部11(屈折率1.58)と、内筒部11
と外筒部13とを連結する連結部14からなる。尚、本
実施例では、透光筒である内筒部11の入光側壁111
および出光側壁112は、何方も円弧状に形成されてい
る。
【0008】LED2は、配設板20に配される発光ダ
イオードであり、内筒部11に向けて赤外光(可視光も
可)を発光する。また、LED2は、図2に示すよう
に、スリット21を形成したマスク22により包囲さ
れ、内筒部11に照射される光束を絞っている。
イオードであり、内筒部11に向けて赤外光(可視光も
可)を発光する。また、LED2は、図2に示すよう
に、スリット21を形成したマスク22により包囲さ
れ、内筒部11に照射される光束を絞っている。
【0009】ホトダイオード3は、LED2と内筒部1
1の中心とを結ぶ直線の延長線上に、配設板30を用い
て配される。なお、燃料100が高屈折率(例えば燃料
重質度が高い)を示す程、通過光23が集光して入光量
が増え、電気出力Scの値が大きくなる(図2実線)。
1の中心とを結ぶ直線の延長線上に、配設板30を用い
て配される。なお、燃料100が高屈折率(例えば燃料
重質度が高い)を示す程、通過光23が集光して入光量
が増え、電気出力Scの値が大きくなる(図2実線)。
【0010】ホトダイオード4は、ホトダイオード3の
上方または下方に幅広い形で同じ配設板30を用いて配
される。なお、燃料100が低屈折率の場合(例えば燃
料重質度が低い)、高屈折率の場合(例えば燃料重質度
が高い)、共に、LED2の通過光23を全て受光する
ため、電気出力Soの値は変化しない。このホトダイオ
ード4は、LED2の出力変化などをモニタする役目を
有し、ホトダイオード3、4の電気出力Sc、Soを比
較してセンサ出力としている。
上方または下方に幅広い形で同じ配設板30を用いて配
される。なお、燃料100が低屈折率の場合(例えば燃
料重質度が低い)、高屈折率の場合(例えば燃料重質度
が高い)、共に、LED2の通過光23を全て受光する
ため、電気出力Soの値は変化しない。このホトダイオ
ード4は、LED2の出力変化などをモニタする役目を
有し、ホトダイオード3、4の電気出力Sc、Soを比
較してセンサ出力としている。
【0011】電極板5、6は、金属薄板であり、LED
2からの赤外光の進路を妨げない場所に、内筒部11を
挟むように配設され、図3に示すLC発振回路7のキャ
パシタCsを構成している。このLC発振回路7は、キ
ャパシタCs、他のキャパシタC1 、C2 、およびコイ
ルLにより決まる所定の発振周波数で発振する。尚、本
実施例では、100kHz〜10MHz間の発振周波数
(メタノール量に係わらずこの範囲を逸脱しない)を選
んでいるので、発振周波数の下方変移量から容易にメタ
ノールの添加容積%が把握できる。
2からの赤外光の進路を妨げない場所に、内筒部11を
挟むように配設され、図3に示すLC発振回路7のキャ
パシタCsを構成している。このLC発振回路7は、キ
ャパシタCs、他のキャパシタC1 、C2 、およびコイ
ルLにより決まる所定の発振周波数で発振する。尚、本
実施例では、100kHz〜10MHz間の発振周波数
(メタノール量に係わらずこの範囲を逸脱しない)を選
んでいるので、発振周波数の下方変移量から容易にメタ
ノールの添加容積%が把握できる。
【0012】燃料100は、透光性を有するガソリン
(屈折率1.42前後)であるが、添加剤として、透光
性を有するメタノール(屈折率1.3236)が最大2
0容積%の範囲で適宜、添加される。
(屈折率1.42前後)であるが、添加剤として、透光
性を有するメタノール(屈折率1.3236)が最大2
0容積%の範囲で適宜、添加される。
【0013】つぎに、燃料性状検出装置Aの作動を説明
する。燃料100がガソリン100%の場合、LC発振
回路7は、周波数f=f1 で発振する。燃料100に、
誘電率がガソリン(2〜3)より遙に大きいメタノール
(30〜35)が添加されると、添加割合に比例してキ
ャパシタCsの容量が増加し、LC発振回路7が発振す
る周波数fはf1 より低いf2 になる。ここで、メタノ
ールの添加割合(容積%)は、その変位量(f1 −
f2 )を検出することにより求まる。燃料100が満た
された内筒部11を赤外光が通過する際に、筒壁のレン
ズ作用を受ける。ここで、燃料100の屈折率が大きい
程、通過光23が集光し、ホトダイオード3の電気出力
Scは大きくなり、一方、ホトダイオード4の電気出力
Soはほとんど変化しない。また、燃料100の屈折率
が小さい程、通過光23が散光し、ホトダイオード3の
電気出力Scは小さくなり、ホトダイオード4の電気出
力Soはほとんど変化しない。メタノールの添加割合
は、上述したように、変位量(f1 −f2 )から把握で
きるので、例えば、Sc/Soの値をメタノールの添加
割合に基づいて修正すれば、正確なガソリン重質度が求
まる。
する。燃料100がガソリン100%の場合、LC発振
回路7は、周波数f=f1 で発振する。燃料100に、
誘電率がガソリン(2〜3)より遙に大きいメタノール
(30〜35)が添加されると、添加割合に比例してキ
ャパシタCsの容量が増加し、LC発振回路7が発振す
る周波数fはf1 より低いf2 になる。ここで、メタノ
ールの添加割合(容積%)は、その変位量(f1 −
f2 )を検出することにより求まる。燃料100が満た
された内筒部11を赤外光が通過する際に、筒壁のレン
ズ作用を受ける。ここで、燃料100の屈折率が大きい
程、通過光23が集光し、ホトダイオード3の電気出力
Scは大きくなり、一方、ホトダイオード4の電気出力
Soはほとんど変化しない。また、燃料100の屈折率
が小さい程、通過光23が散光し、ホトダイオード3の
電気出力Scは小さくなり、ホトダイオード4の電気出
力Soはほとんど変化しない。メタノールの添加割合
は、上述したように、変位量(f1 −f2 )から把握で
きるので、例えば、Sc/Soの値をメタノールの添加
割合に基づいて修正すれば、正確なガソリン重質度が求
まる。
【0014】つぎに、本実施例の燃料性状検出装置Aの
利点を述べる。 (ア)LC発振回路7が発振する周波数fの変位量(f
1 −f2)により、メタノールの占める容積%が正確に
求まる。また、メタノールの添加量の多少に関わらず、
正確にガソリン重質度を求めることができる。このた
め、これら情報に基づいて、最適な空燃比などを決定で
き、確実にエンジンを運転できる。 (イ)LED2と内筒部11の中心とを結ぶ直線の延長
線上に配設したホトダイオード3と、その外側に配設し
たホトダイオード4とによるSc/Soで燃料100の
屈折率を求めているので、検出屈折率が燃料100の透
明度、LED2やホトダイオード3、4の経年変化、内
筒部11の汚れ具合などに影響され難い。
利点を述べる。 (ア)LC発振回路7が発振する周波数fの変位量(f
1 −f2)により、メタノールの占める容積%が正確に
求まる。また、メタノールの添加量の多少に関わらず、
正確にガソリン重質度を求めることができる。このた
め、これら情報に基づいて、最適な空燃比などを決定で
き、確実にエンジンを運転できる。 (イ)LED2と内筒部11の中心とを結ぶ直線の延長
線上に配設したホトダイオード3と、その外側に配設し
たホトダイオード4とによるSc/Soで燃料100の
屈折率を求めているので、検出屈折率が燃料100の透
明度、LED2やホトダイオード3、4の経年変化、内
筒部11の汚れ具合などに影響され難い。
【0015】つぎに、本発明の第2実施例を図4、図5
に基づいて説明する。燃料性状検出装置Bにおいて、光
電変換器はホトダイオード3のみである。また、電極板
5、6は、図5に示すRC発振回路8のキャパシタCs
を構成している。本実施例において、燃料100には、
ガソリン100容積%のものか、メタノールを15容積
%添加したもののどちらかを用いる。
に基づいて説明する。燃料性状検出装置Bにおいて、光
電変換器はホトダイオード3のみである。また、電極板
5、6は、図5に示すRC発振回路8のキャパシタCs
を構成している。本実施例において、燃料100には、
ガソリン100容積%のものか、メタノールを15容積
%添加したもののどちらかを用いる。
【0016】ホトダイオード3は、第1実施例と同様
に、LED2と内筒部11の中心とを結ぶ直線の延長線
上に配される。尚、燃料100が高屈折率である程、通
過光23が集光してホトダイオード3への入光量が増
え、電気出力Scの値が大きくなる(図2実線参照)。
に、LED2と内筒部11の中心とを結ぶ直線の延長線
上に配される。尚、燃料100が高屈折率である程、通
過光23が集光してホトダイオード3への入光量が増
え、電気出力Scの値が大きくなる(図2実線参照)。
【0017】RC発振回路8は、キャパシタCsと抵抗
Rとで決まる所定の発振周波数で発振する。本実施例で
は、RC発振回路8を、誘電損失が大きく、高感度が得
られる、数kHz〜数十kHz間の周波数帯で発振させ
ている。
Rとで決まる所定の発振周波数で発振する。本実施例で
は、RC発振回路8を、誘電損失が大きく、高感度が得
られる、数kHz〜数十kHz間の周波数帯で発振させ
ている。
【0018】つぎに、燃料性状検出装置Bの作動を説明
する。燃料100がガソリン100%の場合、RC発振
回路8は、周波数f=faで発振する。燃料100に、
誘電率がガソリンより遙に大きいメタノールが添加され
ると、キャパシタCsの容量が増加し、RC発振回路8
が発振する周波数fはfaより数k〜数十kHz低くな
るので、燃料100がメタノール混合燃料であることが
判る。燃料100が満たされた内筒部11を赤外光が通
過する際に、筒壁のレンズ作用を受ける。ここで、燃料
100の屈折率が大きい程、通過光23が集光し、ホト
ダイオード3の電気出力Scは大きくなり、屈折率が小
さい程、通過光23が散光し、ホトダイオード3の電気
出力Scは小さくなる。燃料100がメタノール混合燃
料であると検知された場合には、電気出力Scと燃料重
質度との関係を、メタノール15容積%のものに変更す
れば、混合燃料であっても正確なガソリン重質度が求ま
る。
する。燃料100がガソリン100%の場合、RC発振
回路8は、周波数f=faで発振する。燃料100に、
誘電率がガソリンより遙に大きいメタノールが添加され
ると、キャパシタCsの容量が増加し、RC発振回路8
が発振する周波数fはfaより数k〜数十kHz低くな
るので、燃料100がメタノール混合燃料であることが
判る。燃料100が満たされた内筒部11を赤外光が通
過する際に、筒壁のレンズ作用を受ける。ここで、燃料
100の屈折率が大きい程、通過光23が集光し、ホト
ダイオード3の電気出力Scは大きくなり、屈折率が小
さい程、通過光23が散光し、ホトダイオード3の電気
出力Scは小さくなる。燃料100がメタノール混合燃
料であると検知された場合には、電気出力Scと燃料重
質度との関係を、メタノール15容積%のものに変更す
れば、混合燃料であっても正確なガソリン重質度が求ま
る。
【0019】つぎに、本実施例の燃料性状検出装置Bの
利点を述べる。 (ウ)燃料100に、ガソリン100容積%のものか、
メタノールを所定容積%添加したもののどちらかを用い
ることが予め判っている場合、どちらが使用されても正
確なガソリン重質度が求まる。このため、これら情報に
基づいて、最適な空燃比などを決定でき、確実にエンジ
ンを運転できる。 (エ)電気出力Scの補正は、メタノール15容積%の
ものとゼロとの二種類であるので、燃料性状検出装置B
がローコストに製造できる。
利点を述べる。 (ウ)燃料100に、ガソリン100容積%のものか、
メタノールを所定容積%添加したもののどちらかを用い
ることが予め判っている場合、どちらが使用されても正
確なガソリン重質度が求まる。このため、これら情報に
基づいて、最適な空燃比などを決定でき、確実にエンジ
ンを運転できる。 (エ)電気出力Scの補正は、メタノール15容積%の
ものとゼロとの二種類であるので、燃料性状検出装置B
がローコストに製造できる。
【図1】本発明の第1実施例に係る燃料性状検出装置の
縦断面図である。
縦断面図である。
【図2】その装置の横断面図である。
【図3】その装置に用いるLC発振回路の電気回路図で
ある。
ある。
【図4】本発明の第2実施例に係る燃料性状検出装置の
横断面図である。
横断面図である。
【図5】その装置に用いるRC発振回路の電気回路図で
ある。
ある。
2 LED(発光手段) 3、4 ホトダイオード(光電変換器) 5、6 電極板 11 内筒部(透光筒) 100 燃料(液体燃料) A、B 燃料性状検出装置
Claims (1)
- 【請求項1】 筒内に透光性の液体燃料が満たされ、入
光側壁および出光側壁の少なくとも一方が弧状である透
光筒と、 該透光筒の前記入光側壁に光を照射する発光手段と、 前記透光筒を通過した通過光を受光する光電変換器と、 前記透光筒を挟むように配され、燃料中の添加剤量によ
り電極板間の静電容量が変化する1対の電極板とを備
え、 前記光電変換器の電気出力を、前述した静電容量変化に
よる添加剤データで補正して燃料重質度を求める燃料性
状検出装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29676391A JPH05133886A (ja) | 1991-11-13 | 1991-11-13 | 燃料性状検出装置 |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP29676391A JPH05133886A (ja) | 1991-11-13 | 1991-11-13 | 燃料性状検出装置 |
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JPH05133886A true JPH05133886A (ja) | 1993-05-28 |
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ID=17837812
Family Applications (1)
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JP29676391A Pending JPH05133886A (ja) | 1991-11-13 | 1991-11-13 | 燃料性状検出装置 |
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JP (1) | JPH05133886A (ja) |
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008107098A (ja) * | 2006-10-23 | 2008-05-08 | Toyota Motor Corp | 燃料性状検出装置 |
WO2008143080A1 (ja) | 2007-05-15 | 2008-11-27 | Nippon Soken, Inc. | 燃料性状検出装置 |
US7605361B2 (en) | 2007-07-09 | 2009-10-20 | Denso Corporation | Fuel property detection device |
JP2010025592A (ja) * | 2008-07-15 | 2010-02-04 | Nippon Soken Inc | 燃料性状検出装置 |
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CN103052878A (zh) * | 2010-08-04 | 2013-04-17 | 丰田自动车株式会社 | 燃料性质检测装置 |
-
1991
- 1991-11-13 JP JP29676391A patent/JPH05133886A/ja active Pending
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