JP2010024909A - エンジンの排気装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】シール性能を確保しつつ流路切換弁の引き抜き荷重を低減し得る装置を提供する。
【解決手段】流路制御弁(4)は、ハウジング(21)と、ハウジング(21)に形成される弁開口部(51)を開閉する弁体(24)と、弁体(24)をハウジング(21)側に回転可能に支持する回転軸(23)とを有し、弁体(24)に設けられた弁本体部(26)の周縁(26A)が弁開口部(51)上流端の弁シート部(52)に当接・離脱することによって弁開口部(51)が開閉され、弁シート部(52)と弁本体部(26)の周縁(26A)とは、いずれか一方が円錐状のテーパー面を形成し、他方が球面状のテーパー面を形成し、かつ弁開口部(51)の軸心と弁シート部(52)とのなす角度である当たり面角度が最適値に設定されている。
【選択図】図9

Description

この発明は、触媒で排気浄化を行うエンジン(内燃機関)の排気装置、特に、メイン触媒が活性化していない冷間始動直後に、別の触媒を備えたバイパス流路側に排気を案内するようにした形式の排気装置の改良に関する。
各気筒にそれぞれ接続された気筒毎の上流側メイン通路と、複数の気筒の上流側メイン通路が合流してなる下流側メイン通路と、この下流側メイン通路に介装されたメイン触媒と、前記上流側メイン通路から分岐するとともにバイパス触媒が介装されたバイパス通路と、各気筒から排出された排気が前記バイパス通路へ流れるように、前記上流側メイン通路を開閉するとともに、閉時に各上流側メイン通路相互の連通を遮断する流路切換弁と、を備え、前記流路切換弁は、ハウジングに並んで形成される複数の弁開口部をそれぞれ開閉する複数の弁体が共通の弁支持体に取り付けられ、この弁支持体は、ハウジング側に回転可能に支持される回転軸と一体的に回転する軸部に、前記弁体がそれぞれ固定される複数のアーム部が一体的に形成され、前記弁体は、弁本体部と、この弁本体部から起立する弁軸部と、を有し、前記弁本体部の周縁が前記弁開口部上流端の弁シート部に当接・離脱することによって前記弁開口部が開閉され、前記アーム部に、前記弁軸部が遊嵌する貫通孔が形成され、この貫通孔を貫通して弁本体部の反対側へ突出する弁軸部の先端部に、前記貫通孔よりも外径の大きい保持リングが固定され、前記弁体が前記上流側メイン通路の上流側に開くように構成されているものがある(特許文献1参照)。
特開2008−8284号公報
ところで、前記弁シート部と前記弁本体部の周縁とのうちいずれ一方が円錐状のテーパー面を形成し、他方が球面状のテーパー面を形成すると、弁本体部が弁シート部に対して多少傾いた姿勢で当接した状態となっても弁本体部の周縁は弁シート部に対し全周にわたって着座することになり、これによって良好なシール性能を得ることができる。
しかしながら、弁開口部の軸心と弁シート部とのなす角度である当たり面角度によっては、弁本体部の周縁と弁シート部との当接面の面圧である当たり面圧が不足したり、弁本体部の周縁と弁シート部との当接面の摩擦係数が大きくなったりして、シール性能が十分に確保できなくなったり、流路切換弁の引き抜き荷重が大きくなったりしてしまう。
そこで本発明は、シール性能を確保しつつ流路切換弁の引き抜き荷重を低減し得る装置を提供することを目的とする。
本発明は以下のような解決手段によって前記課題を解決する。なお、理解を容易にするために本発明の実施形態に対応する符号を付するが、これに限定されるものでない。
本発明は、各気筒にそれぞれ接続された気筒毎の上流側メイン通路(2)と、複数の気筒の上流側メイン通路(2)が合流してなる下流側メイン通路(3)と、この下流側メイン通路(3)に介装されたメイン触媒(8)と、前記上流側メイン通路(2)から分岐するとともにバイパス触媒(18)が介装されたバイパス通路(11、14)と、各気筒から排出された排気が前記バイパス通路(11、14)へ流れるように、前記上流側メイン通路(2)を開閉するとともに、閉時に各上流側メイン通路(2)相互の連通を遮断する流路切換弁(4)とを備え、前記流路切換弁(4)は、ハウジング(21)と、ハウジング(21)に形成される弁開口部(51)を開閉する弁体(24)と、当該弁体(24)をハウジング(21)側に回転可能に支持する回転軸(23)とを有し、前記弁体(24)に設けられた弁本体部(26)の周縁(26A)が前記弁開口部(51)上流端の弁シート部(52)に当接・離脱することによって前記弁開口部(51)が開閉され、前記弁体(24)が前記上流側メイン通路(2)の上流側に開くように構成されているエンジンの排気装置において、前記弁シート部(52)と前記弁本体部(26)の周縁(26A)とは、いずれか一方が円錐状のテーパー面を形成し、他方が球面状のテーパー面を形成し、かつ前記弁開口部(51)の軸心と前記弁シート部(52)とのなす角度である当たり面角度が最適値に設定されている。
本発明によれば、流路切換弁(4)は、ハウジング(21)と、ハウジング(21)に形成される弁開口部(51)を開閉する弁体(24)と、当該弁体(24)をハウジング(21)側に回転可能に支持する回転軸(23)とを有し、前記弁体(24)に設けられた弁本体部(26)の周縁(26A)が前記弁開口部(51)上流端の弁シート部(52)に当接・離脱することによって前記弁開口部(51)が開閉され、前記弁シート部(52)と前記弁本体部(26)の周縁(26A)とは、いずれか一方が円錐状のテーパー面を形成し、他方が球面状のテーパー面を形成し、かつ前記弁開口部(51)の軸心と前記弁シート部(52)とのなす角度である当たり面角度が最適値に設定されているので、良好なシール性能を確保しつつ、流路切換弁4を開くための引き抜き荷重を低減できる。
以下、この発明を直列4気筒エンジンの排気装置として適用した第1実施形態を図面に基づいて説明する。
図1は排気装置の配管レイアウトを模式的に示した説明図であり、始めに、この図1に基づいて、排気装置全体の構成を説明する。直列に配置された1番気筒(♯1気筒)、2番気筒(♯2気筒)、3番気筒(♯3気筒)、4番気筒(♯4気筒)からなる各気筒1には、気筒毎に上流側メイン通路2が接続されている。4つの気筒に個々に接続された4本の上流側メイン通路2は、下流側で1本の下流側メイン通路3として合流しており、その合流部、換言すれば、上流側メイン通路2と下流側メイン通路3との境界となる部位には、4本の上流側メイン通路2を一斉に開閉する流路切換弁4が設けられている。この切換弁4は、冷間時に閉じられるものであって、閉時には、上流側メイン通路2と下流側メイン通路3との間の上下の連通を遮断するとともに、4本の上流側メイン通路2の間を互いに非連通状態とする構成となっている。
流路切換弁4から下流に延びる下流側メイン通路3の途中には、メイン触媒8が介装されている。このメイン触媒8は、車両の床下に配置される容量の大きなものであって、その触媒としては、三元触媒とHCトラップ触媒とを含んでいる。以上の上流側メイン通路2と下流側メイン通路3とメイン触媒8とによって、通常の運転時に排気が通流するメイン流路が構成される。
一方、バイパス流路として、上流側メイン通路2の各々から、上流側バイパス通路11が分岐している。この上流側バイパス通路11は、上流側メイン通路2よりも通路断面積が十分に小さなものであって、その上流端となる分岐点12は、上流側メイン通路2のできるだけ上流側の位置に設定されている。そして、4本の上流側バイパス通路11は、下流側の合流点13で1本の下流側バイパス通路14として合流している。
なお、各通路を模式的に示した図1では、各上流側バイパス通路11が比較的長く描かれているが、実際には、可能な限り短くなっている。換言すれば、最短距離でもって下流側バイパス通路14として合流している。
この下流側バイパス通路14の下流端は、下流側メイン通路3のメイン触媒8より上流側の合流点17において、下流側メイン通路3に合流している。そして、上記下流側バイパス通路14の途中には、三元触媒を用いたバイパス触媒18が介装されている。このバイパス触媒18は、バイパス流路の中で、可能な限り上流側に配置されている。上記バイパス触媒18は、メイン触媒8に比べて容量が小さな小型のものであり、望ましくは、低温活性に優れた触媒が用いられる。
下流側バイパス通路14の下流側メイン通路3への合流点17より上流の下流側メイン通路3に排気還流通路15の一端が接続されている。この排気還流通路の15の他端は、図示せぬ排気還流制御弁を介してエンジンの吸気系へと延びている。
上記のように構成されたエンジンの排気装置においては、冷間始動後のエンジン温度ないしは排気温度が低い段階では、適宜なモータ(アクチュエータ)を介して流路切換弁4が閉じられ、メイン流路が遮断される。そのため、各気筒1から吐出された排気は、その全量が、分岐点12から上流側バイパス通路11および下流側バイパス通路14を通してバイパス触媒18へと流れる。バイパス触媒18は、排気系の上流側つまり気筒1に近い位置にあり、かつ小型のものであるので、速やかに活性化し、早期に排気浄化が開始される。また、このとき、流路切換弁4が閉じることで、各気筒1の上流側メイン通路2が互いに非連通状態となる。そのため、ある気筒から吐出された排気が他の気筒の上流側メイン通路2へと回り込む現象が防止され、この回り込みに伴う排気温度の低下が確実に回避される。
一方、メイン触媒8の暖機が進行して活性化状態になったら、流路切換弁4が開放される。これにより、各気筒1から吐出された排気は、主に、上流側メイン通路2から下流側メイン通路3を通り、メイン触媒8を通過する。このときバイパス流路側は特に遮断されていないが、バイパス流路側の方がメイン流路側よりも通路断面積が小さく、かつバイパス触媒18が介在しているので、両者の通気抵抗の差により、排気流の大部分はメイン流路側を通り、バイパス流路側には殆ど流れない。従って、バイパス触媒18の熱劣化は十分に抑制される。またバイパス流路側が完全に遮断されないことから、排気流量が大となる高回転速度高負荷時には、排気流の一部がバイパス流路側を流れることで、背圧による充填効率低下を回避することができる。
次に、上記流路切換弁4の構成を説明する。ただし、流路切換弁4の基本的な構成そのものは公知であるので(特開2008−8284号公報参照)、流路切換弁4の基本的な構成を図2〜図4に基づいて先に概説する。ここで、図2は流路切換弁4の一部断面平面図、図3は全閉状態にあるときのハウジング21の一部縦断面図、図4はハウジング21と弁支持体25とカバー40とを示す斜視図である。
4気筒分の流路切換弁4が一つのバルブユニットとして一体化されており、流れと直交する面に沿った略矩形状をなすハウジング21に、4個の円柱状の弁開口部51が、2列に並んで、つまり正方形の頂点となる位置に、それぞれ開口形成されている。すなわち、図3にも示したように、ハウジング21にはハウジング上面21Aに対して直交する4つの円柱状の弁開口部51が形成され、弁開口部51の上流端に後述する弁本体部26が着座するテーパー状の弁シート部52が形成されている。弁開口部51は下流側メイン通路2の一部である。
ハウジング21の両側部には、一対の回転軸23が互いに平行に配置されている。そして、隣接する一対の弁開口部51をそれぞれ開閉する一対の円盤状の弁体24が、共通の弁支持体25を介して回転軸23に取り付けられている。
弁支持体25は、回転軸23の外周に設けられる軸部25Aと、この軸部25Aの軸方向両端の外周より径方向外方へ突出し、一対の弁体24がそれぞれ組み付けられる一対のアーム部25Bと、により構成されている。特に弁支持体25の軸部25Aと回転軸23とが一体的に形成されており、つまり、回転軸23を含めて弁支持体25の軸部25Aとアーム部25Bとが一体的に成形されている。アーム部25Bは、略長方形の板状をなし、基端部が軸部25Aに一体的に接続しているとともに、図3に示すように、先端部に断面円形の貫通孔(取付孔)27を有している。
上記の弁体24は、円盤状をなす弁本体部26と、この弁本体部26の中央部から垂直に起立する弁軸部28と、を有し、円盤状の弁本体部26は周縁26Aと、平面である下面26Bと、同じく平面である上面26Cとから構成されている。そして、弁本体部26の周縁26Aが弁開口部上流端の弁シート部52に当接・離脱することによって弁開口部51が開閉される。
弁軸部28は貫通孔27を隙間を介して緩く嵌合、すなわち遊嵌する構成となっている。そして、この貫通孔27を貫通して弁本体部26の反対側(図3の上側)へ突出する弁軸部28の先端部に、上記貫通孔27よりも外径の大きい、いわゆるワッシャとしての円盤状の保持リング29が固定されている。この保持リング29によって弁体24が弁支持体25に対して抜け止めされている。従って、弁体24は、アーム部25Bに対して完全には固定されておらず、弁本体部26の周縁26Aが弁開口部51上流端の弁シート部52に良好に密接し得るように、アーム部25Bに対し僅かな揺動(いわゆる首振り)が可能となっている。
なお、圧力差によるシール性確保の点から、弁体24が弁開口部51を上流側から開閉するように、つまり図3、図7に示したようにメイン上流側通路2の上流側(気筒1の燃焼室側)に開くように構成している。この場合、上述した上流側メイン通路2となる各気筒の排気管の端部(図示せず)が、揺動する弁体24を収容するように断面略U字形に構成され、各弁開口部51を囲むハウジング21の隔壁部30に沿ってそれぞれ溶接される。従って、ハウジング21より上流側では各気筒の上流側メイン通路2は完全に分離独立している。
各回転軸23は、カバー40とハウジング21の間に挟持され、3箇所の軸受部31,32,33でもって、ハウジング21側へ回転可能に支持されている。各カバー40は、回転軸23を挟み込んだ状態で、複数の固定ボルト41(図4参照)によって軸受部31,32,33の位置でハウジング21に締結・固定される。カバー40には固定ボルト41が挿通する複数のボルト貫通孔42が形成され、ハウジング21には固定ボルト41が螺合する雌ネジが形成されたボルト孔43が形成されている。
回転軸23のハウジング21から突出した一端にはリンクプレート34が取り付けられていて、このリンクプレート34を介して回転軸23が回転方向に駆動される。ここで、2本の回転軸23のリンクプレート34は、適宜なリンク機構等の図示しない連動機構を介して互いに連動しており、図示せぬ1つのモータ(アクチュエータ)でもって同時に対称的に開閉動作する。つまり、4つの弁体24が一斉に開閉する。
両側の軸受部31,33でハウジング21とカバー40とにより回転可能に挟持される回転軸23の2箇所のジャーナル部23Aには、円筒状をなすシール用のブッシュ44,45が予め取り付けられている。また、弁支持体25の軸部25Aには、隣り合う2つのアーム部25Bの間の軸受部32に、ハウジング21及びカバー40側との隙間を埋めるように、略環状のスペーサ46が取り付けられている。図5に示すように、スペーサ46は、弁支持体25の2つのアーム部25Bを接続するように、軸部25Aの外周部から張り出した連結片部25Cに嵌合する開口部46Aが形成された略C字状をなしている。
回転軸23に対する各弁体24の取付角度、より具体的には、弁支持体25の軸部25Aに対する2つのアーム部25Bの角度は、例えば図6及び図8に示すように互いに異なっている。すなわち、回転軸23の回転方向について、被駆動点となるリンクプレート34に遠い弁体24B(図8参照)の方がリンクプレート34に近い弁体24A(図8参照)よりも弁開口部51に相対的に近づくように、両アーム部25Bの間に僅かな角度差θを設けてある。従って、回転軸23が閉方向に駆動されたときに、被駆動点から遠い弁体24Bが先に着座し、その後、回転軸23のねじれ変形に伴って、被駆動点に近い弁体24Aが着座する。そのため、遠い側の弁体24Bのシール面圧が高められ、近い側の弁体24Aと略等しいシール面圧が得られる。なお、図8は開弁状態での2つの弁体24A、24Bの様子を示している。
このように良好なシール性能を確保するためには、両弁体24A,24Bの取付角度、つまりは2つのアーム部25Bの角度(角度差θ)に高い寸法精度が要求される。しかしながら、仮に2つのアーム部が別体とされ、それぞれが別々に回転軸に組み付けられる構成となっていると、製造・組付時の誤差・寸法交差によって、アーム部の角度に高い精度を確保することが困難で、良好なシール性能を確保することが難しい。
これに対して本実施形態では、弁支持体25を、ハウジング21側に回転可能に支持される回転軸23と一体的に回転する軸部25Aに、複数の弁体24がそれぞれ組み付けられる複数のアーム部25Bが一体的に形成されたものとしている。このため、部品点数の削減による構造の簡素化・小型化や組立作業の簡素化が図られることに加え、上述したように複数のアーム部をそれぞれ別々に回転軸に取り付ける場合に比して、製造・組付時の誤差や交差による複数の弁体の組付ばらつきを低減でき、弁体24の組付寸法精度を著しく向上することができ、ひいてはシール性能及びその信頼性を著しく向上することができる。
また、ハウジング21とともに回転軸23を回転可能に挟持するカバー40が回転軸23を挟んでハウジング21に複数の固定ボルト41によって固定される構造となっており、例えば溶接等により接合・固定する場合に比して、組立作業が簡素化される。
さらに、ハウジング21とカバー40との軸受部31,33で回転可能に挟持される回転軸23のジャーナル部23Aにブッシュ44,45が予め取り付けられているため、組立作業が簡素化されるとともに、これらのブッシュ44,45によって外部へのガス漏れを確実に防止することができ、シール性能を更に向上することができる。
加えて、弁支持体25の軸部25Aには、隣り合う2つのアーム部25Bの間であって、軸受部32によって回転可能に支持される部分に、ハウジング21及びカバー40側との隙間を埋めるようにスペーサ46が取り付けられている。従って、弁支持体25を一体化した形状としつつ、スペーサ46によりこの部分に生じる隙間を最小限に抑制することができ、昇温性の向上とシール信頼性の向上とを図ることができる。
さらに本実施形態では、回転軸23と弁支持体25の軸部25Aとが一体的に形成されているために、より一層の部品点数削減化や寸法精度の向上等を図ることができる。
これで、流路切換弁4の基本的構成の概説を終了する。
さて、上述したように圧力差によるシール性能の確保の点から、弁体24の弁本体部26が上流側メイン通路2の上流側(図7参照)へ開くように構成され、また、組付性及び着座性の観点から弁軸部28がアーム部25Bの貫通孔27を隙間を介して緩く嵌合つまり遊嵌し、弁体24がアーム部25Bに対して僅かな揺動動作いわゆる首振り動作が可能となっている。
図9は改めて弁体24を弁シート部52に着座させた状態を示している。ここで、弁シート部52を弁開口部51の軸心Lを中心軸とする円錐面の一部であるテーパー面(円錐状のテーパー面)で構成し、かつこの弁シート部52に当接する弁本体部26の周縁26Aを弁軸部28の軸心上に中心を有する球面の一部であるテーパー面(球面状のテーパー面)から構成することで、弁本体部26が破線で示したように弁シート部52に対して多少傾いた姿勢で当接した状態となっても弁本体部26の周縁26Aは弁シート部52に対し全周にわたって着座することになり(これは調心機能といわれる)、これによって良好なシール性能を得ることができる。もちろん、調心機能を生じせしめるために、弁シート部52を球面の一部であるテーパー面(球面状のテーパー面)とし、弁本体部26の周縁26Aを弁軸部28の軸心を中心軸とする円錐面の一部であるテーパー面(円錐状のテーパー面)とすることも可能である。
この場合に、弁開口部51の軸心Lと弁シート部52とのなす角度を「当たり面角度」θとしたとき、この当たり面角度θが大き過ぎると、弁本体部26の周縁26Aと弁シート部52との当接面(接触面)の面圧(この面圧を以下「当たり面圧」という。)が小さくなり、シール性能を十分には確保できなくなる。この逆に、当たり面角度θが小さ過ぎると、弁本体部26の周縁26Aと弁シート部52との当接面(接触面)の摩擦係数(摩擦力)が大きくなり、流路切換弁4着座状態から開弁するための荷重(この荷重を以下「引き抜き荷重」という。)が大きくなり、モータ負荷(モータ駆動力)が増加してしまう。
これを図10を参照して説明すると、排気による力は排気圧力と弁体24の受圧面積との積により定まり、この力が流路切換弁4の閉方向に働く。この排気による力をF(一定)として、図10(A)は当たり角度が小さい所定値θ1である場合の、これに対して図10(B)は当たり角度が大きい所定値θ2(θ2>θ1)である場合の各当たり面圧と各摩擦係数の違いをモデルで示したものである。弁本体部26の周縁26Aと弁シート部52との当接面の上下方向幅Aを同じにすると、当たり角度が小さい所定値θ1の場合に排気の力Fを受ける投影面積Bは、当たり角度が大きい所定値θ2の場合に排気の力Fを受ける投影面積Cより小さくなるために、当たり角度が小さい所定値θ1の場合の当たり面圧が、当たり角度が大きい所定値θ2の場合の当たり面圧より大きくなることがわかる。また、当たり角度が小さい所定値θ1の場合のほうが当たり角度が大きい所定値θ2の場合より摩擦係数μ(摩擦力)が大きく、従ってモータ駆動力を大きくしなければならないこともわかる。このように、当たり面角度θが大き過ぎると、当たり面圧が小さくなるため、シール性能を十分には確保できなくなり、この逆に、当たり面角度θが小さ過ぎると、流路切換弁4を開くための引き抜き荷重が大きくなり、モータ負荷が増加してしまうのである。
そこで本発明では、シール性能を確保しつつ流路切換弁4を開くための引き抜き荷重を低減するように当たり面角度を最適値に設定する。これについて説明すると、図11は当たり面角度θを変更したときに平均当たり面圧、引き抜き荷重がどのように変化するのかを実験またはシミュレーションして得られたデータをまとめたものである。
当たり面角度の設定方法について説明すると、当たり面圧は主に排気圧力に依存して定まる。ここで、流路切換弁4を全閉保持する期間は、エンジンの冷間始動よりメイン触媒8が暖機完了するまでの期間であるので、当たり面圧に影響する排気圧力としては、このエンジン冷間始動よりメイン触媒8が暖機完了するまでの運転条件(たとえばアイドル状態等)での排気圧力を考えておけばよい。また、メイン触媒8が活性化したので、流路切換弁4を開いている状態でも排気温度が低下してメイン触媒8が活性化していない状態となったときには、流路切換弁4を閉じることが考えられるので、こうした排気温度が低下する運転条件(例えばアイドル状態)での排気圧力を考えておけばよい。このようにして流路切換弁4が閉じている運転条件での排気圧力が定まると、この定めた排気圧力に弁体24の受圧面積を乗算することによって排気圧力により流路切換弁4に閉方向に作用する力が求まる。この求めた排気圧力による閉方向の力(一定値)に基づけば、当たり面角度を変化させたときの平均当たり面圧の特性を実験やシミュレーションにより求めることができる。
このようにして求めたのが図11上段の実線の特性であり、当たり面角度が大きくなるほど平均当たり面圧が小さくなる特性が得られている。この場合に、シール性能を確保するための最小当たり面圧は適合により定まり、一点鎖線で示した位置にあるとする。これより、平均当たり面圧はシール性を確保するための最小平均当たり面圧以上の領域(OK領域)になければならないので、当たり面角度は45度(第2の値)以下でなければならないことがわかる。ただし、エンジンの仕様が相違すれば、第2の値は変わり得る。
一方、流路切換弁4を全閉状態から開くための引き抜き荷重は主にモータ駆動力と弁体24の重量とに依存して定まり、モータ駆動力が一定の条件では、図11下段の実線で示したように引き抜き荷重は当たり面角度が小さくなるほど大きくなる特性となる。この場合に、流路切換弁4を全閉状態から開くための引き抜き荷重の上限は適合により定まり、図11下段において一点鎖線で示した位置にあるとする。これより、引き抜き荷重は流路切換弁4を開くための引き抜き荷重上限以下の領域(OK領域)にあればよいので、当たり面角度は40度(第1の値)以上であればよい。
この結果、当たり面角度の設定範囲は第1の値(40度)から、この値より大きな第2の値(45度)までの所定の幅を有するものとなり、当たり面角度をこの範囲に設定すれば、シール性能を確保するための最小平均面圧以上の当たり面圧の設定を行い得るとともに、流路切換弁4を全閉状態から開くための引き抜き荷重上限以下の引き抜き荷重の設定を行い得ることになった。
なお、図11下段において引き抜き荷重の実線の特性と流路切換弁4を開くための引き抜き荷重上限との交点をDとすると、Dは当たり面角度で45度(第2の値)より小さくなる位置、ここでは40度(第1の値)となるようにモータ駆動力を定めている。第2の値(45度)と第1の値(40度)の差の5度は当たり面角度の余裕代である。余裕代は5度より広くも狭くもできるが、上記定めた排気圧力に対して実際の排気圧力にはバラツキがあるし、またモータ駆動力や弁体24の重量にも製作バラツキがある。これらバラツキがあっても、シール性能を確保するための最小平均面圧以上の当たり面圧の設定を行い得るとともに、流路切換弁4を全閉状態から開くための引き抜き荷重上限以下の引き抜き荷重の設定を行い得るように、余裕代を5度としたものである。
ハウジング(21)と、ハウジング(21)に形成される弁開口部(51)を開閉する弁体(24)と、当該弁体(24)をハウジング(21)側に回転可能に支持する回転軸(23)とを有し、前記弁体(24)に設けられた弁本体部(26)の周縁(26A)が前記弁開口部(51)上流端の弁シート部(52)に当接・離脱することによって前記弁開口部(51)が開閉され、前記弁体(24)が前記上流側メイン通路(2)の上流側に開くように構成されているエンジンの排気装置において、前記弁シート部(52)と前記弁本体部(26)の周縁(26A)とは、いずれか一方が円錐状のテーパー面を形成し、他方が球面状のテーパー面を形成し、かつ前記弁開口部(51)の軸心と前記弁シート部(52)とのなす角である当たり面角度が最適値に設定されている。
このように、本実施形態(請求項1に記載の発明)によれば、各気筒にそれぞれ接続された気筒毎の上流側メイン通路2と、複数の気筒の上流側メイン通路2が合流してなる下流側メイン通路3と、この下流側メイン通路3に介装されたメイン触媒8と、上流側メイン通路2から分岐するとともにバイパス触媒18が介装されたバイパス通路11、14と、各気筒から排出された排気がバイパス通路11、14へ流れるように、上流側メイン通路2を開閉するとともに、閉時に各上流側メイン通路2相互の連通を遮断する流路切換弁4とを備え、流路切換弁4は、ハウジング21と、ハウジング21に形成される弁開口部51を開閉する弁体24と、当該弁体24をハウジング21側に回転可能に支持する回転軸23とを有し、前記弁体24に設けられた弁本体部26の周縁26Aが弁開口部51上流端の弁シート部52に当接・離脱することによって弁開口部51が開閉され、弁体24が上流側メイン通路2の上流側に開くように構成されているエンジンの排気装置において、弁シート部52と弁本体部26の周縁26Aとは、いずれか一方が円錐状のテーパー面を形成し、他方が球面状のテーパー面を形成し、かつ弁開口部51の軸心と弁シート部52とのなす角度である当たり面角度が最適値に設定されているので、良好なシール性能を確保しつつ、流路切換弁4を開くための引き抜き荷重を低減できる。
本実施形態(請求項2に記載の発明)によれば、平均当たり面圧がシール性能を確保するための最小平均当たり面圧以上となり、かつ流路切換弁4を開くための引き抜き荷重が流路切換弁4を開くための引き抜き荷重の上限以下となるように当たり面角度が設定されているので、シール性能を確保するための最小平均面圧以上の当たり面圧の設定を行い得るとともに、流路切換弁4を開くための引き抜き荷重上限以下の引き抜き荷重の設定を行い得る。
本実施形態(請求項3に記載の発明)によれば、当たり面角度の設定範囲は第1の値(40度)から、この値より大きな第2の値(45度)までの所定の幅を有するので、実際の排気圧力にバラツキがあり、回転軸23をリンクプレート34を介して回転方向に駆動するモータ(アクチュエータ)の駆動力や弁体24の重量に製作バラツキがあっても、シール性能を確保するための最小平均面圧以上の当たり面圧の設定を行い得るとともに、流路切換弁4を開くための引き抜き荷重上限以下の引き抜き荷重の設定を行い得る。
図12は第2実施形態の全閉状態にあるときのハウジング21の一部縦断面図、図13は図12のA−A線でみた矢視図である。第1実施形態は円盤状の弁本体部26の下面26Bが平面のままであるのに対して、第2実施形態は、弁本体部26の下面中央部の肉抜きをするものである。ここで、弁本体部26の下面中央部の肉抜きをするとは、弁本体部26の下面26Bの中央部に皿状の凹部61を形成することである。
第2実施形態によれば、弁本体部26の下面中央部の肉抜きをするので、弁本体部26の下面の表面積が第1実施形態の弁本体部よりも増加する。流路切換弁4が全閉状態にあるとき弁体24の上流側は高温雰囲気になるものの、流路切換弁4の下流側である弁開口部51は低温雰囲気にあるので、弁本体部26の下面の表面積が第1実施形態の弁本体部の下面の表面積よりも増加すると、低温雰囲気との接触面が増え、弁体24の冷却効果が促進される。これにより、弁体24の熱変形を抑制することができ、シール性能をさらに確保できる。また、弁本体部26の下面中央部の肉抜きをするので、弁体24の重量が低減し、これにより、流路切換弁4を開くための引き抜き荷重を低減できる。
以上のように本発明を具体的な実施形態に基づいて説明してきたが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲で、種々の変形・変更を含むものである。例えば、上記実施形態のような4気筒エンジン、あるいは2つの弁体24が1本の回転軸23を共用する構成に限定されず、3つ以上の弁体が回転軸を共用するような構成にも本発明を適用可能である。また、上記の弁軸部28では、保持リング29が圧入・固定される部分がアーム部25Bの貫通孔27を遊嵌する部分よりも小径化されているが、このような具体的な形状は任意のものである。エンジンはガソリンエンジン、ディーゼルエンジンのいずれでもかまわない。
排気装置の配管レイアウトの模式図。 第1実施形態の流路切換弁の一部断面平面図。 流路切換弁が全閉状態にあるときのハウジングの一部縦断面図。 ハウジングと弁支持体とカバーとを示す斜視図。 弁支持体の軸部に組み付けられるスペーサを示す説明図。 2つのアーム部に角度差を設けた場合の説明図。 流路切換弁の開弁駆動時のハウジングの一部縦断面図。 流路切換弁の開弁状態での2つの弁体の様子を示す説明図。 調心機能を説明するためのハウジングの一部縦断面図。 当たり面角度が相違するときの当たり面圧と摩擦係数の違いを示すモデル図。 当たり面角度の設定範囲を説明するための特性図。 第2実施形態の流路切換弁が全閉状態にあるときのハウジングの一部縦断面図。 図12のA−A線でみた矢視図。
符号の説明
2…上流側メイン通路
3…下流側メイン通路
4…流路切換弁
8…メイン触媒
11、14…バイパス通路
18…バイパス触媒
21…ハウジング
23…回転軸
24…弁体
25…弁支持体
25A…軸部
25B…アーム部
26…弁本体部
26A…周縁
28…弁軸部
51…弁開口部
52 弁シート部

Claims (6)

  1. 各気筒にそれぞれ接続された気筒毎の上流側メイン通路と、
    複数の気筒の上流側メイン通路が合流してなる下流側メイン通路と、
    この下流側メイン通路に介装されたメイン触媒と、
    前記上流側メイン通路から分岐するとともにバイパス触媒が介装されたバイパス通路と、
    各気筒から排出された排気が前記バイパス通路へ流れるように、前記上流側メイン通路を開閉するとともに、閉時に各上流側メイン通路相互の連通を遮断する流路切換弁と
    を備え、
    前記流路切換弁は、ハウジングと、当該ハウジングに形成される弁開口部を開閉する弁体と、当該弁体をハウジング側に回転可能に支持する回転軸と
    を有し、
    前記弁体に設けられた弁本体部の周縁が前記弁開口部上流端の弁シート部に当接・離脱することによって前記弁開口部が開閉され、
    前記弁体が前記上流側メイン通路の上流側に開くように構成されているエンジンの排気装置において、
    前記弁シート部と前記弁本体部の周縁とは、いずれか一方が円錐状のテーパー面を形成し、他方が球面状のテーパー面を形成し、
    かつ前記弁開口部の軸心と前記弁シート部とのなす角度である当たり面角度が最適値に設定されていることを特徴とするエンジンの排気装置。
  2. 平均当たり面圧がシール性能を確保するための最小平均当たり面圧以上となり、かつ前記流路切換弁を開くための引き抜き荷重が前記流路切換弁を開くための引き抜き荷重の上限以下となるように前記当たり面角度が設定されていることを特徴とする請求項1に記載のエンジンの排気装置。
  3. 前記当たり面角度の設定範囲は第1の値から、この値より大きな第2の値までの所定の幅を有することを特徴とする請求項2に記載のエンジンの排気装置。
  4. 前記第1の値は40度、前記第2の値は45度であることを特徴とする請求項3に記載のエンジンの排気装置。
  5. 前記回転軸をリンクプレートを介して回転方向に駆動するモータを備え、
    前記流路切換弁を開くための引き抜き荷重上限に対する当たり面角度よりも前記第1の値が小さくなるように前記モータの駆動力を定めることを特徴とする請求項2に記載のエンジンの排気装置。
  6. 前記弁本体部は円盤状であり、弁本体部の下流側面の中央部の肉抜きをすることを特徴とする請求項1に記載のエンジンの排気装置。
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