JP2010021836A - 折返しダイポールアンテナ及びダイポールアンテナ - Google Patents

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Abstract

【課題】インピーダンス変換回路を必要とせずにインピーダンスを下げることができ、かつ、広帯域特性を実現できる折返しダイポールアンテナを簡易な構成で提供する。
【解決手段】 折返しダイポールアンテナ1には、中央に空隙部114が設けられた長さDa=250mmの一直線状のダイポールアンテナ導線111と、ダイポールアンテナ導線111と平行に設けた折返し導線112と、折返し導線112の両端とダイポールアンテナ導線111の両端とを各々接続する接続導線113と、を有するアンテナ部11が設けられている。ダイポールアンテナ導線111と直交する方向に沿って互いに平行に並べて配置された一対の給電線12が、ダイポールアンテナ導線111の空隙部114側に設けられる。そして、この給電線12の長さをアンテナ部11の共振波長をλとして、0.226λ〜0.248λに設ける。
【選択図】図1

Description

本発明は、折返しダイポールアンテナ及びダイポールアンテナに関するものである。
上述したダイポールアンテナとして、例えば図13に示すようなものが提案されている。同図に示すように、ダイポールアンテナ2は、全長Daが使用波長の1/2のダイポールアンテナ導線21が設けられている。ダイポールアンテナ導線21の中央には空隙部が設けられている。ダイポールアンテナ導線21の空隙部22側に設けられた一対の端部に給電部3が接続されている。
また、上述した折返しダイポールアンテナとして、例えば図14に示すようなものが提案されている(例えば特許文献1)。同図に示すように、折返しダイポールアンテナ1は、全長Daが使用波長の1/2のダイポールアンテナ導線111と、このダイポールアンテナ導線111に平行に設けた1本の折返し導線112と、を設けて、それぞれ両端を接続した構造である。
ところで、上述した折返しダイポールアンテナ1、ダイポールアンテナ2のインピーダンスに比べて給電路のインピーダンスが低いと、折返しダイポールアンテナ1、ダイポールアンテナ2のインピーダンスを下げる必要がある。そこで、従来では、インピーダンス変換回路を設けて、折返しダイポールアンテナ1、ダイポールアンテナ2のインピーダンスを下げていた。しかしながら、インピーダンス変換回路を設ける分だけコスト高になる、という問題があった。
特に、上記折返しダイポールアンテナ1のインピーダンスは、折返し導線112がない図13に示すダイポールアンテナ2の4倍となる。即ち、約73Ωのダイポールアンテナ2に上記折返し導線12を設けた折り返しダイポールアンテナ1は、インピーダンスが約293Ωとなる。このような折返しダイポールアンテナ1は、インピーダンスが300Ωの給電路であればそのまま給電できるが、通常の同軸ケーブル(インピーダンスが50Ω又は75Ω)で給電する場合には、インピーダンスを下げる必要がある。
また、上述した従来の折返しダイポールアンテナ1は、VSWR<2の比帯域が15%程度しかなく、ダイポールアンテナ2は、VSWR<3の比帯域は12%程度しかない。よって、広帯域通信や多くの周波数帯との共用アンテナには向かない。一方、比帯域が25%を超える広帯域アンテナは、多くのエレメントが組み合わされたものや立体構造であるなど、複雑な形状になってしまう問題があった。
特開平5−95216号公報
そこで、本発明は、上記のような問題点に着目し、インピーダンス変換回路を必要とせずにインピーダンスを下げることができ、かつ、広帯域特性を実現できる折返しダイポールアンテナ、ダイポールアンテナを簡易な構成で提供することを課題とする。
上記課題を解決するためになされた請求項1記載の発明は、中央に空隙部が設けられた一直線状のダイポールアンテナ導線と、前記ダイポールアンテナ導線と平行に設けた折返し導線と、前記折返し導線の両端と前記ダイポールアンテナ導線の両端とを各々接続する接続導線と、を有するアンテナ部が設けられた折返しダイポールアンテナにおいて、前記ダイポールアンテナ導線の前記空隙部側に設けられた一対の端部に一端がそれぞれ接続された互いに平行に並べて配置された一対の給電線が設けられ、そして、前記給電線の長さが、前記アンテナ部の共振波長をλとして、0.226λ〜0.248λに設けられたことを特徴とする折返しダイポールアンテナに存する。
請求項2記載の発明は、中央に空隙部が設けられた一線状のダイポールアンテナ導線が設けられたダイポールアンテナにおいて、前記ダイポールアンテナ導線の前記空隙部側に設けられた一対の端部に一端がそれぞれ接続された互いに平行に並べて配置された一対の給電線が設けられ、そして、前記給電線の長さが、前記ダイポールアンテナ導線の共振波長をλとして、0.220λ〜0.244λに設けられたことを特徴とするダイポールアンテナに存する。
以上説明したように請求項1記載の発明によれば、ダイポールアンテナ導線に接続される一対の給電線を設けて、その給電線の長さをアンテナ部の共振波長をλとして、0.226λ〜0.248λに設けることにより、低インピーダンス化を図れ、かつ、VSWR<2の比帯域を25%以上とすることができ、広帯域にすることができる。また、これにより、インピーダンス変換回路を必要とせずに低インピーダンス化することができ、かつ、簡易な構成で広帯域特性を実現できる折返しダイポールアンテナを得ることができる。
請求項2記載の発明によれば、ダイポールアンテナ導線に接続される一対の給電線を設けて、その給電線の長さをダイポールアンテナ導線の共振波長をλとして、0.220λ〜0.244λに設けることにより、低インピーダンス化を図れ、かつ、VSWR<3の比帯域を25%以上とすることができ、広帯域にすることができる。これにより、インピーダンス変換回路を必要とせずに低インピーダンス化することができ、かつ、簡易な構成で広帯域特性を実現できるダイポールアンテナを得ることができる。
第1実施形態
以下、本発明の第1実施形態を図面に基づいて説明する。図1は、第1実施形態における本発明の折返しダイポールアンテナ1を示す平面図である。同図に示すように、折返しダイポールアンテナ1は、アンテナ部11と、一対の給電線12と、から構成されている。
上述したアンテナ部11は、1本の導線を矩形状に設けると共にその両端を距離Df=2.2mmだけ離して設けている。アンテナ部11は、矩形の底辺に相当するダイポールアンテナ導線111と、矩形の上辺に相当する折り返し導線112と、矩形の左右辺に相当する接続導線113と、から構成されている。上記ダイポールアンテナ導線111は、中央に距離Df=2.2mmの空隙部114が設けられた全長Daが250mmの一直線状の導線である。折返し導線112は、上記ダイポールアンテナ導線111から距離La=10mmだけ離間してダイポールアンテナ導線111に平行に設けられた全長Daが250mmの一直線状の導線である。
一対の給電線12は、ダイポールアンテナ導線111の空隙部114側に設けられた一対の端部に一端がそれぞれ接続され、他端が給電部3にそれぞれ接続されている。一対の給電線12は、線径φ=1mmとしており、ダイポールアンテナ導線111と直交する方向に沿って距離Df=2.2mmだけ離間した状態で互いに平行に配置されている。一対の給電線12の長さLfは、アンテナ部11の共振周波数の波長をλとして、0.226λ〜0.248λになるように設けられている。なお、Da=250mm、La=10mmの図14に示す従来の折返しダイポールアンテナ(=従来品A)の共振周波数は、図2に示すように、550MHzである。
このように、給電線12の長さLfを0.226λ(123mm)〜0.248λ(135mm)に設けることにより、給電線12がない図14に示す従来の折返しダイポールアンテナ1に比べて低インピーダンス化を図れ、かつ、広い範囲でVSWRを小さくすることができる。これにより、インピーダンス変換回路を必要とせずに低インピーダンス化することができ、かつ、簡易な構成で広帯域特性を実現できる折返しダイポールアンテナ1を得ることができた。
次に、本発明者らは、図1に示す構成の折返しダイポールアンテナ1の長さLfをそれぞれ50mm、100mm、150mmとした比較品A〜Cと、図1に示す構成の折返しダイポールアンテナ1の長さLf=125mmとした本発明品Aと、図13に示す構成の折返しダイポールアンテナ1である従来品Aと、について、インピーダンス特性をシミュレーションして上記効果を確認した。結果を図3に示す。なお、上述した比較品A〜C、本発明品A及び従来品Aはそれぞれ、Da=250mm、Df=2.2mm、La=10mmに設けられている。
図3に示すインピーダンス特性(スミスチャート)において、中央の基準特性インピーダンスは171Ωに設定している。同図に示すように、従来品Aのインピーダンス(Z=R±jX)は、周波数を400MHzから700MHzまで上昇させていったとき293Ω付近において実部軸と交わる円状の軌跡をたどる。故に従来品Aはインピーダンスが300Ωの給電路であればインピーダンス変換をしなくてもそのまま給電できる。
また、同図に示すように、図1に示す折返しダイポールアンテナ1のインピーダンス軌跡は、給電線12の長さLfに比例して、給電線12の特性インピーダンス(約171Ω)を中心にスミスチャート上で時計回りに回転する。このとき比較品A〜C、本発明品Aの折返しダイポールアンテナ1のインピーダンス軌跡は、小さな共振の円を描いたままである。そして、長さLf=125mmの本発明品Aは、50Ωを中心としたインピーダンス軌跡となり、低インピーダンス化できることが分かった。また、本発明品Aは、比較品A〜Cに比べて、インピーダンスのリアクタンス成分が最も小さくなり、広帯域化できることが分かった。
次に、本発明者らは、本発明品Aと従来品Aとについて、周波数対VSWR特性をシミュレーションして上記効果を確認した。結果を図2に示す。同図に示すように、従来品AはVSWR<2の比帯域が15%程度しかなかったのに対して本発明品は30%程度となり、確かに広帯域化できることがわかった。
さらに、本発明者は、図1に示す構成の折返しダイポールアンテナ1の長さLfを120mm、136mmとした比較品D、Eと、図1に示す構成の折返しダイポールアンテナ1の長さLfを124mm、128mm、132mmとした本発明品B〜Dと、について、インピーダンス特性及びVSWR特性をシミュレーションして上記効果を確認した。結果を図4及び図5に各々示す。
図4に示すように、比較品D、E、本発明品B〜Dは、50Ωを中心としたインピーダンス軌跡となり、[0018]と同様にして、従来品Aに比べて低インピーダンス化されている。しかし、図5から明らかなように、長さLfが短くなると高い周波数の特性が劣化して、長さ120mmの比較品DではVSRW<2となる比帯域が15%程度しか得られないことが分かった。また、長さLfが長くなると低い周波数特性が劣化して、長さ136mmの比較品EではVSRW<2となる比帯域が17%程度しか得られない。これに対して、本発明品B〜Dは、VSRW<2となる比帯域を25%以上にすることができた。
さらに、本発明者は、図1に示す構成の折返しダイポールアンテナ1の長さLfを0.220λ〜0.26λの範囲で変えた複数の折返しダイポールアンテナ1について、VSRW特性をシミュレーションして上記効果を確認した。結果を図6に示す、同図に示すように、長さLfが0.226λより小さく、0.248λより大きい範囲では、VSWR<2となる比帯域が15%以下であるのに対して、長さLfを0.226λ〜0.248λの範囲では、VSRW<2となる比帯域を25%以上にすることができた。
なお、上述した第1実施形態では、距離Df=2.2mmに設けていたが、本発明はこれに限ったものではない。本発明者らは、Da=250mm、La=10mm、長さLf=125mm、線径φ=1mmの図1に示す構成の折返しダイポールアンテナ1の距離Dfを例えば1.5mm、2mm、3mm、5mmと変化させた場合のインピーダンス特性及びVSRW特性をシミュレーションした。結果を図7及び図8に示す。図7に示すように、距離Dfを3mm、5mmと大きくすると給電線12の特性インピーダンスが大きくなるため、折返しダイポールアンテナ1のインピーダンスも75Ω、120Ωと高くなる。
一方、距離Dfを例えば1.5mmと小さくすると給電線12の特性インピーダンスが小さくなるため、折返しダイポールアンテナ1のインピーダンスも25Ωと低くなる。また、図8に示すように、距離Dfを変えてもVSWR特性はほとんど変化がなく、VSRW<2となる比帯域が25%以上の広帯域を保つことができる。よって、広帯域を保ったまま距離Dfを調整して折返しダイポールアンテナ1のインピーダンスを調整することができるため、距離Dfと線径φについては、隣接される回路の特性インピーダンスと整合が取れるような任意の値に設定してもよい。
第2実施形態
次に、本発明の第2実施形態を図面に基づいて説明する。図9は、第2実施形態における本発明のアンテナとしてのダイポールアンテナ2を示す平面図である。なお、同図において、上述した第1実施形態と同等の部分については同一符号を付してその詳細な説明を省略する。同図に示すように、ダイポールアンテナ2は、ダイポールアンテナ導線21と、一対の給電線22と、から構成されている。
上述したダイポールアンテナ導線21は、第1実施形態とは異なり折り返し構造を有していない。上記ダイポールアンテナ導線21は、中央に距離Dfの空隙部23が設けられた全長Daが250mmの一直線状の導線である。
一対の給電線22は、線径φ=1mmで、互いに距離Df=1.1mmだけ離間した状態で平行に配置されている。一対の給電線22の長さLfは、ダイポールアンテナ導線21のみの共振周波数の波長をλとして、0.220λ〜0.244λになるように設けられている。なお、Da=250mmのダイポールアンテナ導線21のみの共振周波数は、図10に示すように、580MHzである。
このように、給電線22の長さLfを0.220λ(114mm)〜0.244λ(126mm)に設けることにより、給電線22がない図13に示す従来のダイポールアンテナ2に比べて低インピーダンス化を図れ、かつ、広い範囲でVSWRを小さくすることができる。これにより、インピーダンス変換回路を必要とせずに低インピーダンス化することができ、かつ、簡易な構成で広帯域特性を実現できるダイポールアンテナ2を得ることができた。
次に、本発明者らは、図13に示す構成のダイポールアンテナ2である従来品Bと、図9に示す構成のダイポールアンテナ2の長さLfを118mmとした本発明品Eと、について、インピーダンス特性をシミュレーションして上記効果を確認した。結果を図11に示す。なお、上述した従来品B、本発明品Eはそれぞれ、Da=250mm、Df=1.1mm、φ=1mmに設けられている。
図11に示すインピーダンス特性(スミスチャート)において、中央の基準特性インピーダンスは53Ωに設定している。同図に示すように、従来品Bのインピーダンス(Z=R±jX)は、周波数を400MHzから800MHzまで上昇させていったとき73Ω付近において実部軸と交わる円状の軌跡をたどる。故に従来品Bはインピーダンスが75Ωの給電路であればインピーダンス変換をしなくてもそのまま給電できる。
また、同図に示すように、本発明品Eのインピーダンス軌跡は、給電線22の特性インピーダンス(53Ω)を中心にスミスチャート上で時計回りに約180度回転している。このとき、本発明品Eのインピーダンス軌跡は、小さな共振の円を描いたままであり、15Ωを中心としたインピーダンス軌跡となり、低インピーダンス化できることがわかった。また、本発明品Eは、インピーダンスのリアクタンス成分も小さく、広帯域化できることが分かった。
次に、本発明者らは、図9に示すダイポールアンテナ1の長さLfを110mm、130mmとした比較品F、Gと、図9に示す構成のダイポールアンテナ2の長さLfを118mm、114mm、122mm、126mmとした本発明品E〜Hと、についてVSRW特性をシミュレーションして上記効果を確認した。結果を図10に示す。
図10から明らかなように、長さLfが短くなると高い周波数の特性が劣化して、長さ110mmの比較品FではVSWR<3となる比帯域が15%程度しか得られないことが分かった。また、長さLfが長くなると低い周波数特性が劣化して、長さLf=130mmの比較品GではVSWR<3となる比帯域が17%程度しか得られない。これに対して、本発明品E〜Hは、VSRW<2となる比帯域を25%以上にすることができた。また、従来品Bは1共振特性であるが、配電線22を設けることにより2共振特性(デュアル特性)となることが分かった。
さらに、本発明者は、図8に示す構成のダイポールアンテナ2の長さLfを0.205λ〜0.26λの範囲で変えた複数のダイポールアンテナ2について、VSRW特性をシミュレーションして上記効果を確認した。結果を図12に示す、同図に示すように、長さLfが0.220λより小さく、0.244λより大きい範囲では、VSWR<3となる比帯域が20%以下であるのに対して、長さLfを0.220λ〜0.244λの範囲では、VSRW<3となる比帯域を25%以上にすることができた。
上述したダイポールアンテナは、ある特性インピーダンスと特定の長さを持つ配電線12によって、インピーダンス変換及びアンテナを広帯域化させるものであり、上記以外の実施形態でも同様の効果を実現できる。例として、給電線の配置方向はアンテナ面に対して垂直方向でもよくアンテナ設置状況に合わせて引き回したものも良く、ツイスト線、メアンダ構造、プリント基板、同軸ケーブルで実現したものでもよい。
また、前述した実施形態は本発明の代表的な形態を示したに過ぎず、本発明は、実施形態に限定されるものではない。即ち、本発明の骨子を逸脱しない範囲で種々変形して実施することができる。
本発明の折返しダイポールアンテナを示す平面図である。 図1に示す構成の折返しダイポールアンテナの長さLf=125mmとした本発明品Aと、図14に示す構成の折り返しダイポールアンテナである従来品Aと、のVSWR特性をシミュレーションした結果を示すグラフである。 図1に示す構成の折返しダイポールアンテナの長さLfをそれぞれ50mm、100mm、150mmとした比較品A〜Cと、図1に示す構成の折返しダイポールアンテナの長さLf=125mmとした本発明品Aと、図14に示す構成の折り返しダイポールアンテナである従来品Aと、について、インピーダンス特性をシミュレーションした結果を示すスミスチャートである。 図1に示す構成の折返しダイポールアンテナの長さLfを120mm、136mmとした比較品D、Eと、図1に示す構成の折返しダイポールアンテナ1の長さLfを124mm、128mm、132mmとした本発明品B〜Dと、について、インピーダンス特性をシミュレーションした結果を示すスミスチャートである。 図1に示す構成の折返しダイポールアンテナの長さLfを120mm、136mmとした比較品D、Eと、図1に示す構成の折返しダイポールアンテナ1の長さLfを124mm、128mm、132mmとした本発明品B〜Dと、について、VSWR特性をシミュレーションした結果を示すグラフである。 図1に示す構成の折返しダイポールアンテナの長さLfを0.220λ〜0.26λの範囲で変えた複数の折返しダイポールアンテナについて、VSRW特性をシミュレーションした結果を示すグラフである。 図1に示す構成の折返しダイポールアンテナの距離Dfを1.5mm、2mm、3mm、5mmと変化させた本発明品と、図14に示す構成の折返しダイポールアンテナである従来品Aと、のインピーダンス特性をシミュレーションした結果を示すスミスチャートである。 図1に示す構成の折返しダイポールアンテナの距離Dfを1.5mm、2mm、3mm、5mmと変化させた本発明品と、図14に示す構成の折返しダイポールアンテナである従来品Aと、について、VSWR特性をシミュレーションした結果を示すグラフである。 本発明のダイポールアンテナを示す平面図である。 図13に示す構成のダイポールアンテナである従来品Bと、図9に示す構成のダイポールアンテナの長さLfを110mm、130mmとした比較品F、Gと、図9に示す構成のダイポールアンテナの長さLfを114mm、118mm、122mm、126mmとした本発明品E〜Hと、について、VSWR特性をシミュレーションした結果を示すグラフである。 図13に示す構成のダイポールアンテナである従来品Bと、図9に示す構成のダイポールアンテナの長さLfを118mmとした本発明品Eと、についてインピーダンス特性をシミュレーションした結果を示すグラフである。 図9に示す構成のダイポールアンテナの長さLfを0.205λ〜0.26λの範囲で変えた複数のダイポールアンテナについて、VSWR特性をシミュレーションした結果を示すグラフである。 従来のダイポールアンテナの一例を示す平面図である。 従来の折返しダイポールアンテナの一例を示す平面図である。
符号の説明
1 折返しダイポールアンテナ
2 ダイポールアンテナ
11 アンテナ部
12 給電線
21 ダイポールアンテナ導線
22 給電線
111 ダイポールアンテナ導線
112 折返し導線
113 接続導線

Claims (2)

  1. 中央に空隙部が設けられた一直線状のダイポールアンテナ導線と、前記ダイポールアンテナ導線と平行に設けた折返し導線と、前記折返し導線の両端と前記ダイポールアンテナ導線の両端とを各々接続する接続導線と、を有するアンテナ部が設けられた折返しダイポールアンテナにおいて、
    前記ダイポールアンテナ導線の前記空隙部側に設けられた一対の端部に一端がそれぞれ接続された互いに平行に並べて配置された一対の給電線が設けられ、そして、
    前記給電線の長さが、前記アンテナ部の共振波長をλとして、0.226λ〜0.248λに設けられた
    ことを特徴とする折返しダイポールアンテナ。
  2. 中央に空隙部が設けられた一線状のダイポールアンテナ導線が設けられたダイポールアンテナにおいて、
    前記ダイポールアンテナ導線の前記空隙部側に設けられた一対の端部に一端がそれぞれ接続された互いに平行に並べて配置された一対の給電線が設けられ、そして、
    前記給電線の長さが、前記ダイポールアンテナ導線の共振波長をλとして、0.220λ〜0.244λに設けられた
    ことを特徴とするダイポールアンテナ。
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