JP2010020679A - 警報器 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】異常発生を検出する検出手段と、検出手段を収容する筐体と、押圧されることにより警報器に対する指示を行うための指示手段と、引かれることにより指示手段を押圧するように指示手段に連結され、筐体から垂下する引き紐とを有し、引き紐が貫通する貫通穴を備えたつまみ部を有し、貫通穴はつまみ部の長手方向全体を貫通するように形成され、縮径部と、拡径部と、縮径部と拡径部との間に形成された肩部とを有し、肩部は引き紐に形成され、拡径部内に収納される結び目に対する係止部となる。貫通穴からつまみ部の側方最外部に至るスリットは貫通穴の長手方向全体に亘って設けられ、スリットの横断面は貫通穴に向かって先細のテーパ状に形成される。
【選択図】図1
Description
このような引き紐は、通常、引き紐が貫通する貫通穴を備えたつまみ部を有し、引き紐の端部に形成された結び目が引き紐の貫通穴からの抜け止めとなるように構成されている。
このような警報器によれば、引き紐を下方に引っ張ることにより、点検スイッチの押圧動作が行われ、それにより指示手段から警報器に対する指示が行われて、警報器の点検を行うことが可能である。
筐体から垂下する引き紐の長さを調整する場合、引き紐の下端部を切断する等適正な長さとし、つまみ部の貫通穴に通し、そのうえで引き紐の新たな下端部に、再度結び目を形成し、結び目が引き紐の貫通穴からの抜け止めとなることを通じて、つまみ部を掴んで引き紐を下方に引くことにより、点検スイッチが押圧されて、警報器の点検を行えるようにする必要がある。
監視領域における異常発生を検出して警報を行う警報器であって、
前記異常発生を検出する検出手段と、
前記検出手段を収容する筐体と、
前記筐体に設けられ、押圧されることにより前記警報器に対する指示を行うための指示手段と、
引かれることにより前記指示手段を押圧するように前記指示手段に連結され、前記筐体から垂下する引き紐とを有し、
前記引き紐は、該引き紐が貫通する貫通穴を備えたつまみ部を有し、前記貫通穴は、前記つまみ部の長手方向全体を貫通するように形成され、縮径部と、前記引き紐の垂下状態に於ける前記つまみ部の該縮径部下方に位置する拡径部と、該縮径部と該拡径部との間に形成された肩部とを有し、該肩部は、前記引き紐に形成され、該拡径部内に収納される結び目に対する係止部となる、警報器において、
前記貫通穴から前記つまみ部の側方最外部に至るスリットが、前記貫通穴の長手方向全体に亘って設けられ、
該スリットの横断面は、前記貫通穴に向かって先細のテーパ状に形成されている、
構成としている。
このようにして、長さ調整のされた引き紐のつまみ部を引くことにより、引き紐の端部に再度形成された結び目に対して、貫通穴の縮径部と拡径部との間に形成された肩部が係止部として作用し、結び目が引き紐の貫通穴からの長手方向への抜け止めとなることから、つまみ部を下方に引くことにより引き紐が引かれ、この引き動作により指示手段の押圧動作が行われ、この押圧動作により警報器に対する指示、たとえば警報器の点検を行うことができる。
さらに、前記貫通穴の内周面には、前記引き紐のつまみ部の長手方向の抜け落ちを防止するため、たとえばねじ山状に長手方向と略垂直の稜線を成す複数の凸部が付設されているのでもよい。
監視領域における異常発生を検出して警報を行う警報器であって、
前記異常発生を検出する検出手段と、
前記検出手段を収容する筐体と、
前記筐体に設けられ、押圧されることにより前記警報器に対する指示を行うための指示手段と、
引かれることにより前記指示手段を押圧するように前記指示手段に連結され、前記筐体から垂下する引き紐とを有し、
前記引き紐は、該引き紐が貫通する貫通穴を備えたつまみ部を有し、前記貫通穴は、前記つまみ部の長手方向全体を貫通するように形成され、縮径部と、前記引き紐の垂下状態に於ける前記つまみ部の該縮径部下方に位置する拡径部と、該縮径部と該拡径部との間に形成された肩部とを有し、該肩部は、前記引き紐に形成され、該拡径部内に収納される結び目に対する係止部となる、警報器において、
前記縮径部は、前記つまみ部の上端開口が最大径となるように長手方向上方に向かって末広のテーパ状に形成される、構成としている。
このようにして、引き紐の端部に再度形成された結び目に対して、貫通穴の縮径部と拡径部との間に形成された肩部が係止部として作用し、結び目が引き紐の貫通穴からの長手方向への抜け止めとなることから、つまみ部を下方に引くことにより引き紐が引かれ、この引き動作により指示手段の押圧動作が行われ、この押圧動作により警報器に対する指示、たとえば警報器の点検を行うことができる。
監視領域における異常発生を検出して警報を行う警報器であって、
前記異常発生を検出する検出手段と、
前記検出手段を収容する筐体と、
前記筐体に設けられ、押圧されることにより前記警報器に対する指示を行うための指示手段と、
引かれることにより前記指示手段を押圧するように前記指示手段に連結され、前記筐体から垂下する引き紐とを有し、
前記引き紐は、該引き紐が貫通する貫通穴を備えたつまみ部を有し、前記貫通穴は、前記つまみ部の長手方向全体を貫通するように形成され、縮径部と、前記引き紐の垂下状態に於ける前記つまみ部の該縮径部下方に位置する拡径部と、該縮径部と該拡径部との間に形成された肩部とを有し、該肩部は、前記引き紐に形成され、該拡径部内に収納される結び目に対する係止部となる、警報器において、
前記縮径部の内周面には、複数の突起体が周方向に所定角度間隔を隔てて設けられ、
複数の突起体それぞれは、長手方向に延び、かつ前記引き紐の垂下状態に於ける前記つまみ部の長手方向下方に進むにつれて前記貫通穴の内方に突出する突出量が増大するように形成される、構成としている。
このようにして、引き紐の端部に再度形成された結び目に対して、貫通穴の縮径部と拡径部との間に形成された肩部が係止部として作用し、結び目が引き紐の貫通穴からの長手方向への抜け止めとなることから、つまみ部を下方に引くことにより引き紐が引かれ、この引き動作により指示手段の押圧動作が行われ、この押圧動作により警報器に対する指示、たとえば警報器の点検を行うことができる。
監視領域における異常発生を検出して警報を行う警報器であって、
前記異常発生を検出する検出手段と、
前記検出手段を収容する筐体と、
前記筐体に設けられ、押圧されることにより前記警報器に対する指示を行うための指示手段と、
引かれることにより前記指示手段を押圧するように前記指示手段に連結され、前記筐体から垂下する引き紐とを有し、
前記引き紐は、該引き紐が貫通する貫通穴を備えたつまみ部を有し、前記貫通穴は、前記つまみ部の長手方向全体を貫通するように形成され、縮径部と、前記引き紐の垂下状態に於ける前記つまみ部の該縮径部下方に位置する拡径部と、該縮径部と該拡径部との間に形成された肩部とを有し、該肩部は、前記引き紐に形成され、該拡径部内に収納される結び目に対する係止部となる、警報器において、
前記縮径部の横断面は、鍵穴状に形成され、前記つまみ部の上端には、結び目を前記貫通穴内に挿入するための大開口と、この大開口に臨み、引き紐の径と略等しい幅を有する小開口とが設けられる、構成としている。
このようにして、引き紐の端部に再度形成された結び目に対して、貫通穴の縮径部と拡径部との間に形成された肩部が係止部として作用し、結び目が引き紐の貫通穴からの長手方向への抜け止めとなることから、つまみ部を下方に引くことにより引き紐が引かれ、この引き動作により指示手段の押圧動作が行われ、この押圧動作により警報器に対する指示、たとえば警報器の点検を行うことができる。
まず、各実施の形態に共通の基本的概念について説明する。各実施の形態は、監視領域における異常発生を検出して警報を行う警報器に関するものである。ここで、具体的な監視領域は任意であり、例えば、一般住宅の台所や寝室等の各部屋や、オフィスの各部屋において、天井や壁面等に配置することができる。また、異常検出対象は任意であり、例えば、煙を検出して火災警報を発すること、ガスを検出してガス漏れ警報を発すること、又は、一酸化炭素(CO)を検出して不完全燃焼警報を発することができる。以下の実施例では、火災、ガス漏れ、及び、不完全燃焼を検出する複合タイプのガス火災警報器に本発明を適用した場合について説明する。
〔II〕各実施の形態の具体的内容
以下、本発明に係る各実施の形態の具体的内容について説明する。
まず、実施の形態1について説明する。図1は実施の形態1に係る警報器の取り付け状態における側面図、図2は図1の警報器の平面図であり、図2(a)は警報器の正面図、図1(b)は警報器の背面図であり、図3は図1の警報器の分解斜視図である。警報器の設置対象は任意であるが、本実施の形態1においては、警報器1は、図1に示すように天井Cに取り付けベース2を介して取り付けられているものとする。なお、以下の説明においては、天井Cに近接する方向を上方、上方と反対方向を下方、警報器1において天井Cに対向する面を上面、上面と反対面を下面と称する。この警報器1は、図1〜3に示すように、筐体10の内部に、煙検出部20、第1基板30、中ケース40、第2基板50を、重合状に収容して構成されている。
次に、警報器1の電気的構成について説明する。図4は、警報器1の電気的構成を概念的に示すブロック図である。警報器1は、上述したように、第1基板30と第2基板50とを備え、第1基板30には、煙検出部20、及び、表示部110が実装されており、第2基板50には、ガスセンサ51、及び、点検スイッチ54が実装されている。さらに、第2基板50には、スピーカ56、記憶部57、表示出力部58、及び、制御部59が実装されている。なお、これら第1基板30と第2基板50とに対する実装構成は任意に変更できる。
Access Memory)の如き書き換え可能な記憶手段を用いて構成される。また、表示出力部58は、制御部59からの指示に応じて、表示部110の出力制御を行う。
Processing Unit)として構成することができる。本実施例において、この制御部59は、検出処理部59a、警報処理部59b、及び、点検処理部59cを備えて構成されている。
また、警報処理部59bは、検出処理部59aからの警報信号に基づき、スピーカ56や表示部110によって火災発生等の警報を行わせる処理部である。
次に、点検スイッチ54の操作構造について説明する。図5は掛止部18の近傍の拡大斜視図、図6は図2のA−A矢視断面図であり、図6(a)は点検スイッチ54の非押圧状態、図6(b)は点検スイッチ54の押圧状態を示す図である。上述のように第2基板50には、点検スイッチ54が設けられている。この点検スイッチ54は、第2基板50の下面側に設けられ、下方に向けて突出するように配置されている。この点検スイッチ54が、表ケース11から第2基板50に向かう第1の向き(図6(b)内の矢印Bで示す向き)に押圧されることで、当該押圧状態が制御部59によって検知される。
ここで、点検スイッチ54の近傍には、連係部材60が設けられている。連係部材60は、外部からの操作によって点検スイッチ54を動作させるためのものである。具体的には、連係部材60は、第1連係部61、第2連係部62、及び、回動軸63を備えている。
また、図6に示すように、連係部材60には、操作ヒモ70が当接されている。この操作ヒモ70は、連係部材60を介して点検スイッチ54を動作させるためのもので、特許請求の範囲における引き紐に対応する。操作ヒモ70は、当該操作ヒモ70の全体が筐体10の外側に露出するように、筐体10に着脱可能に配置されている。また、当該操作ヒモ70の一部が第2連係部62に当接するように配置されている。操作ヒモ70の材質や形状は任意であるが、例えば、ナイロンを用いて構成し、警報器1から点検者の近傍位置に至るに十分な長さに形成することができる。予め準備される引き紐の長さは、たとえば50cmないし100cmであり、警報器の設置レベルに応じて、後に説明するように、引き紐の長さを調整する必要が生じる場合がある。
具体的には、操作ヒモ70の一端部には、当該操作ヒモ70よりも外径の大きい固定端71(例えば、結び目等)が形成されており、裏ケース12の設置面に設けられている固定部17によってこの固定端71が固定されている。この固定部17から、第1の向き及び回動軸63の各々と略直交する第2の向き(図6内の矢印D)に沿って操作ヒモ70が配設されていると共に、当該操作ヒモ70の中間部が、裏ケース12の設置面に設けられている掛止部18によって、第1の向きと略直交する方向に移動可能に掛止められている。
図7および図8に示すように、つまみ部152は、外形が、円錐台状であり、人が片手でつまむことが可能な程度の大きさである限り、円柱形等他の形状でもよい。つまみ部152は、上蓋部154と、上蓋部154の周縁から下方に延びる胴部156とを有する。上蓋部154には、その中心部に、上蓋部154を貫通する上部貫通穴158が設けられ、一方胴部156には、上部貫通穴158と同心状に中空部160が設けられ、中空部160はつまみ部152の下方に臨んで開口している。なお、つまみ部152は、たとえば一体成形の樹脂製でよい。上部貫通穴158の径は、操作ヒモ70を通すことが可能な程度の大きさであり、上部貫通穴158が、特許請求の範囲のおける縮径部に対応する。中空部160の径は、操作ヒモ70の下端部に形成する結び目を収納可能な程度の大きさであり、中空部160が特許請求の範囲のおける拡径部に対応する。結び目は、通常の仕方で形成されるものであり、たとえば操作ヒモ70を一重結び、あるいは二重結びすることにより、操作ヒモ70の径より拡径した部分を操作ヒモ70に形成するものである。
つまみ部152には、貫通穴150からつまみ部152の側方最外部に至るスリット164が、貫通穴150の長手方向全体に亘って設けられている。スリット164の横断面は、貫通穴150に向かって先細のテーパ状に形成されており、胴部156の周壁166に設けられた長手方向全体に亘って延びる開口168の幅が最も広く、上蓋部154において、上部貫通穴158に臨む部分の幅Wが最も狭いようにしている。開口168の幅は、操作ヒモ70をつまみ部152の側方からスリット164を介して貫通穴150内に装着する際、スリット164をガイドとして利用して、貫通穴158内に容易に装着することが可能となる観点から定めればよい。たとえば、操作ヒモ70の径の数倍、特に好ましくは、2倍ないし3倍であるのがよい。一方、幅Wは、つまみ部152の側方からスリット164を介して一旦貫通穴150内に装着した操作ヒモ70が、スリット164を介して貫通穴150から抜けるのを防止する観点から定めればよい。たとえば、操作ヒモ70の径と略同じか、若干小さいのがよい。
固定部17は、裏ケース12の設置面において、筐体10の外面に向けて開放する略U字状の溝17aを有する突起として設けられている。具体的には、固定部17の溝17a方向が第2の向きと略一致し、且つ、当該固定部17の溝17aの位置と第2連係部62の先端部に設けられている凹溝62aの位置とが回動軸63に沿った方向について略一致するように配置されている。操作ヒモ70を固定部17に固定する場合には、固定部17の溝17aによって操作ヒモ70を狭持させた状態で、当該操作ヒモ70の固定端71を固定部17の端面に当接させることにより、当該固定部17の溝17aの溝方向に沿った操作ヒモ70の動作を固定することができる。
掛止部18は、裏ケース12の設置面上における連係部材60の第2連係部62と固定部17との間において、回動軸63と略平行な突起体として延設されている。掛止部18は、操作ヒモ70と第2連係部62との当接点を頂点として、操作ヒモ70の固定端71側と第2連係部62とで挟まれる角度αが鋭角となるように、当該操作ヒモ70を第1の向きと略直交する方向に移動可能に掛止めている。また、掛止部18の一方の端部と裏ケース12の設置面との間には間隙が設けられており、当該掛止部18に対して操作ヒモ70を係脱自在としている。
次に、筐体10に対する操作ヒモ70の着脱について説明する。上述のように、操作ヒモ70は、固定部17に固定されると共に、掛止部18に掛止められ、さらに、第2連係部62に当接するように、筐体10に取り付けられる。具体的には、操作ヒモ70を筐体10に取り付ける場合、まず操作ヒモ70の固定端71を裏ケース12の設置面に配置されている固定部17に当接させて固定する。続いて、掛止部18と裏ケース12の設置面との間隙を通して操作ヒモ70を掛止部18によって掛止め、さらに、第2連係部62の先端部の凹溝62aに当該操作ヒモ70を当接させる。特に、溝17a及び凹溝62aが筐体10の外面に向けて開放するように形成されているので、筐体10を何ら分解することなく、あるいは、筐体10の内部に操作ヒモ70を潜らせる必要もなく、極めて容易に操作ヒモ70を当該筐体10に対して取り付けることが可能である。
次に、上述の操作構造を用いた点検スイッチ54に対する操作について説明する。点検スイッチ54を操作する方法としては、操作ヒモ70を引っ張る方法、及び第1連係部61を押圧する方法、の二通りの方法がある。
最初に、警報器の設置レベルに応じて、操作ヒモ70の下端が操作しやすいレベルとなるように、筐体から垂下する操作ヒモ70の下方端部を切断する。
次いで、操作ヒモ70の長さ調整を行った後、操作ヒモ70をつまみ部152の貫通穴150に通す。この場合、横断面が貫通穴150に向かって先細のテーパ状に形成されており、つまみ部152の側方最外部に向かう側が広いスリット164を操作ヒモ70のガイドとして利用することにより、操作ヒモ70をつまみ部152の側方から貫通穴150内に容易に装着することが可能である。
操作ヒモ70の下端部には、再度結び目を形成する必要があるが、操作ヒモ70を貫通穴150の長手方向に沿って貫通穴150内に通すことなしに、操作ヒモ70をつまみ部152の側方から貫通穴150内に装着することが可能であることから、結び目は操作ヒモ70を貫通穴150内に装着した後に形成してもよいし、あるいは操作ヒモ70の切断後操作ヒモ70を貫通穴150内に装着する前に形成してもよい。
このようにして、長さ調整のされた操作ヒモ70のつまみ部152を引くことにより、操作ヒモ70の端部に再度形成された結び目に対して、貫通穴150の縮径部と拡径部との間に形成された肩部162が係止部として作用し、結び目が操作ヒモ70の貫通穴150からの長手方向への抜け止めとなることから、つまみ部152を下方に引くことにより操作ヒモ70が引かれ、この引き動作により指示手段の押圧動作が行われ、この押圧動作により警報器に対する指示、たとえば警報器の点検を行うことができる。
〔実施の形態2〕
本発明の実施の形態2を図面を参照しながら、以下に説明する。以下の実施形態においては、警報器1それ自体の構造は、実施の形態1と同様であるから、その説明は省略し、特徴部である操作ヒモ70のつまみ部152について、図面を参照しながら詳細に説明する。また、以下の実施形態においては、つまみ部152の特徴部以外の部分について、実施の形態1と同様な要素については、実施の形態1と同じ参照番号を付することにより、その説明は省略する。
〔実施の形態3〕
〔実施の形態4〕
以上、本発明の実施形態を詳細に説明したが、当業者であれば、本発明の範囲を逸脱しない範囲において、種々の修正あるいは変更が可能である。たとえば、本発明の実施形態においては、1つの点検スイッチの操作を、操作面に設けた操作ボタンと、警報器から垂下する操作ヒモとの、いずれを用いても行うことができるものとして説明したが、それに限定されることなく、警報器から垂下する操作ヒモによってのみ点検スイッチの操作が行
えるものでもよい。
1
警報器
2 取り付けベース
10 筐体
11 表ケース
12 裏ケース
13 煙流入口
14 ガス流入口
15 スピーカ孔
16、53 電源端子
17 固定部
17a、18a 溝
18 掛止部
19 保持壁
20 煙検出部
30 第1基板
40 中ケース
50 第2基板
51 ガスセンサ
52 接続端子
54 点検スイッチ
56 スピーカ
57 記憶部
58 表示出力部
59 制御部
59a 検出処理部
59b 警報処理部
59c 点検処理部
60 連係部材
61 第1連係部
61a 当接片
62 第2連係部
62a 凹溝
63 回動軸
70 操作ヒモ
71 固定端
80 保持体
150 貫通穴
152 つまみ部
154 上蓋部
156 胴部
158 上部貫通穴
160 中空部
162 肩部
164 スリット
166 周壁
168 開口
170 上端開口
172 突起体
174 大開口
176 小開口
Claims (7)
- 監視領域における異常発生を検出して警報を行う警報器であって、
前記異常発生を検出する検出手段と、
前記検出手段を収容する筐体と、
前記筐体に設けられ、押圧されることにより前記警報器に対する指示を行うための指示手段と、
引かれることにより前記指示手段を押圧するように前記指示手段に連結され、前記筐体から垂下する引き紐とを有し、
前記引き紐は、該引き紐が貫通する貫通穴を備えたつまみ部を有し、前記貫通穴は、前記つまみ部の長手方向全体を貫通するように形成され、縮径部と、前記引き紐の垂下状態に於ける前記つまみ部の該縮径部下方に位置する拡径部と、該縮径部と該拡径部との間に形成された肩部とを有し、該肩部は、前記引き紐に形成され、該拡径部内に収納される結び目に対する係止部となる、警報器において、
前記貫通穴から前記つまみ部の側方最外部に至るスリットが、前記貫通穴の長手方向全体に亘って設けられ、
該スリットの横断面は、前記貫通穴に向かって先細のテーパ状に形成されている、
ことを特徴とする警報器。 - 前記スリットは、長手方向に屈曲または湾曲して形成される、請求項1に記載の警報器。
- 監視領域における異常発生を検出して警報を行う警報器であって、
前記異常発生を検出する検出手段と、
前記検出手段を収容する筐体と、
前記筐体に設けられ、押圧されることにより前記警報器に対する指示を行うための指示手段と、
引かれることにより前記指示手段を押圧するように前記指示手段に連結され、前記筐体から垂下する引き紐とを有し、
前記引き紐は、該引き紐が貫通する貫通穴を備えたつまみ部を有し、前記貫通穴は、前記つまみ部の長手方向全体を貫通するように形成され、縮径部と、前記引き紐の垂下状態に於ける前記つまみ部の該縮径部下方に位置する拡径部と、該縮径部と該拡径部との間に形成された肩部とを有し、該肩部は、前記引き紐に形成され、該拡径部内に収納される結び目に対する係止部となる、警報器において、
前記縮径部は、前記引き紐の垂下状態に於ける前記つまみ部の上端開口が最大径となるように、前記引き紐垂下状態に於ける前記つまみ部の長手方向上方に向かって末広のテーパ状に形成される、ことを特徴とする警報器。 - 監視領域における異常発生を検出して警報を行う警報器であって、
前記異常発生を検出する検出手段と、
前記検出手段を収容する筐体と、
前記筐体に設けられ、押圧されることにより前記警報器に対する指示を行うための指示手段と、
引かれることにより前記指示手段を押圧するように前記指示手段に連結され、前記筐体から垂下する引き紐とを有し、
前記引き紐は、該引き紐が貫通する貫通穴を備えたつまみ部を有し、前記貫通穴は、前記つまみ部の長手方向全体を貫通するように形成され、縮径部と、前記引き紐の垂下状態に於ける前記つまみ部の該縮径部下方に位置する拡径部と、該縮径部と該拡径部との間に形成された肩部とを有し、該肩部は、前記引き紐に形成され、該拡径部内に収納される結び目に対する係止部となる、警報器において、
前記縮径部の内周面には、複数の突起体が周方向に所定角度間隔を隔てて設けられ、
複数の突起体それぞれは、前記つまみ部の長手方向に延び、かつ前記引き紐の垂下状態に於ける長手方向下方に進むにつれて前記貫通穴の内方に突出する突出量が増大するように形成される、ことを特徴とする警報器。 - 前記複数の突起体は、互いに前記貫通穴の周方向に90度の角度間隔を隔てて、4体設けられる、請求項4に記載の警報器。
- 前記貫通穴の内周面には、前記引き紐のつまみ部の長手方向の抜け落ちを防止するための長手方向と略垂直の稜線を成す凸部が付設されている、請求項1に記載の警報器。
- 監視領域における異常発生を検出して警報を行う警報器であって、
前記異常発生を検出する検出手段と、
前記検出手段を収容する筐体と、
前記筐体に設けられ、押圧されることにより前記警報器に対する指示を行うための指示手段と、
引かれることにより前記指示手段を押圧するように前記指示手段に連結され、前記筐体から垂下する引き紐とを有し、
前記引き紐は、該引き紐が貫通する貫通穴を備えたつまみ部を有し、前記貫通穴は、前記つまみ部の長手方向全体を貫通するように形成され、縮径部と、前記引き紐の垂下状態に於ける前記つまみ部の該縮径部下方に位置する拡径部と、該縮径部と該拡径部との間に形成された肩部とを有し、該肩部は、前記引き紐に形成され、該拡径部内に収納される結び目に対する係止部となる、警報器において、
前記縮径部の横断面は、鍵穴状に形成され、前記つまみ部の上端には、結び目を前記貫通穴内に挿入するための大開口と、この大開口に臨み、引き紐の径と略等しい幅を有する小開口とが設けられる、ことを特徴とする警報器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008182609A JP2010020679A (ja) | 2008-07-14 | 2008-07-14 | 警報器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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CN104567964A (zh) * | 2015-01-14 | 2015-04-29 | 深圳市欧瑞博电子有限公司 | 一种室内环境检测报警装置及其与用户的交互方法 |
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