JP2010020532A - 情報表示装置及び情報表示方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】非常に大型の表示画面であってもユーザが見やすいように情報を表示する情報表示装置を提供する。
【解決手段】情報を表示する表示画面と、前記表示画面上の位置を指示する入力部を備える。表示画面に表示された情報の表示位置及び前記入力部によって指示された指示位置を検出し、前記表示位置と指示位置との距離を算出する算出された距離に応じて、表示画面に表示された情報の表示形態を制御し、制御された表示形態により情報を表示する。。
【選択図】図1

Description

本発明は、表示画面上に情報を表示する情報表示装置及び情報表示方法に関し、特に表示画面上に表示されている情報をユーザに見やすく表示する情報表示装置及び情報表示方法に関する。
表示装置の画面上に表示する情報の大きさを自動的に制御して、ユーザに見やすくする機能を備えた情報表示装置は公知である。
例えば、特許文献1は、ユーザの頭部や胸部に位置データ情報を送信する送信機を装着し、ディスプレイに受信機を取り付けて、受信機が送信機からの位置データ情報を受信することにより、ユーザとディスプレイの距離を測定し、測定した距離に応じてディスプレイに表示した情報の表示倍率、表示コントラスト、文字の太さ、文字の表示色を制御するものである。
また、特許文献2は、マウスまたはキーボード等の入力デバイスに設けた光発信器から発信された光(赤外線)を、表示デバイスを有する装置本体に設けた光受信器で受信し、その受光量によって、入力デバイスと表示デバイスの距離を測定し、その距離に応じて表示デバイスの表示状態を変更するものである。
また、特許文献3は、表示エリアに画像を表示し、画像データの表示位置を取得する。次に画像の表示比率を取得して、画像データに対して表示比率と表示位置により新たな表示画像を生成し、生成された画像を表示するものである。
特開2003−271284号公報 特開2002−14752号公報 特開2005−260599号公報
特許文献1は、ユーザとディスプレイの距離に応じてディスプレイに表示する情報の表示倍率、表示コントラスト、文字の太さ、文字の表示色を制御するものである。また特許文献2は入力デバイスと表示デバイスの距離を測定し、その距離に応じて表示デバイスの表示状態を変更するものである。また特許文献3は表示比率と表示位置により新たな表示画像を生成し、生成された画像を表示するものである。
従来の表示装置の画面は、長辺が数10cm程度の大きさであり、このような大きさの画面では、ユーザは表示画面に表示された情報を一様に見ることが可能である。従って、特許文献1及び2のように、ユーザまたは入力デバイスと、表示装置の距離に応じて表示画面上の情報の大きさ、コントラストを制御することは有効である。
しかしながら、近年表示装置の大きさは、例えば、長辺が1m〜2mあるいはそれ以上に壁一面のように非常に大型化され、このように大型の表示装置は、例えばテレビ会議、講演会、説明会等で使用される。このような大型の表示装置に情報を入力し、修正し、または画面上に表示されている情報を確認する作業を行う場合、ユーザは情報を入力し、修正し、または画面上に表示されている情報を見るとともに、表示装置に予め表示されているアイコンや文字列のような情報を見る場合がある。一般に、表示画面に予め表示されているアイコンや文字列のような情報は、表示画面の上端部或いは下端部、または左端部のように表示画面の周辺部に表示されていることが多い。そのためユーザが情報を入力し、修正し、または画面上に表示されている情報を見る位置と、表示装置に予め表示されているアイコンや文字列のような情報の表示位置は、大きく離れ、見難いことがある。
本発明は、上記のような課題を解決するものであり、非常に大型の表示画面であってもユーザが見やすいように情報を表示する情報表示装置及び情報表示方法を提供するものである。
本発明の情報表示装置は、上記課題を解決するため、表示画面上に情報を表示する表示部と、前記表示画面上の位置を指示する入力部と、前記入力部によって指示された指示位置を検出する位置検出部と、前記表示画面上における前記情報の表示位置と指示位置との距離を算出する距離算出部と、前記距離算出部によって算出された距離に応じて、前記表示画面に表示された情報の表示形態を制御する表示形態制御部と、前記表示形態制御部によって制御された表示形態により前記情報を表示する表示駆動部とを備える。
ここで、表示画面に表示された情報とは、例えばゴミ箱のマーク、メール機能を表すマーク、格納文書を表すマーク、文書作成中の保存や印刷を表すメニュー、編集機能を表すメニュー、文字の書式を表すメニュー、グラフ作成用ツールを表すマーク、文字装飾用のツールを表すマーク、文字入力を支援するためのツールを表すマークなどのアイコンを指す。またこれらアイコンの外に、情報処理装置を使用中にユーザに対して、操作指示、案内、機能解説、または告知、アラート或いは警告などのガイダンスを表示する文字列を指す。また大画面中に表示される小さい情報表示領域に表示する作成中、または修正中の文書の図、表や文字列を指す。
また、表示形態制御部によって制御される情報の表示形態としては、アイコンまたは情報の表示サイズ、表示コントラスト、表示色などがある。
これにより、非常に大型の表示画面であってもユーザが見やすいように情報を表示する情報表示装置が提供される。
本発明の情報表示装置は、実施形態において、前記表示部は、液晶表示装置であることを特徴とする。従って、本発明によれば、薄型で、高精細画面を表示することができる。
本発明の情報表示装置は、実施形態において、前記表示画面は、少なくとも一辺が1mであることを特徴とする。従って、本発明によれば、大画面の表示装置においても情報が見やすく表示される。
本発明の情報表示装置は、実施形態において、前記表示形態は、情報のサイズ、コントラスト、表示色のいずれか1或るいは複数の組合わせによるものであることを特徴とする。従って、本発明によれば、情報のサイズ、コントラスト、表示色が制御され、情報が見やすくなる。
本発明の情報表示装置は、実施形態において、前記表示画面に表示する情報は、アイコンまたは文字列であることを特徴とする。
これにより、ユーザはアイコンまたは文字列を確実に見ることができる。
本発明の情報表示装置は、実施形態において、前記表示部に表示する情報が文字列である場合は、文字列の先頭位置を表示位置とすることを特徴とする。
これにより、ユーザはアイコンのほぼ全部を確実に見ることができる。また文字列の先頭を確実に見ることができる。
本発明の情報表示装置は、実施形態において、前記入力部は、前記表示画面上に配置されたタッチパネルであり、前記位置検出部は、前記タッチパネルにより、前記指示位置を検出することを特徴とする。
これにより、ユーザにより指示された位置を正確に検出することができる。
本発明の情報表示装置は、実施形態において、更に、ユーザの視力設定部を備え、前記表示形態制御部は、前記視力設定部に設定された視力情報に応じて、前記表示画面に表示された情報の表示形態を制御することを特徴とする。
これにより、視力に障害があるユーザも情報を確実に見ることができる。
本発明は、別の観点によれば、情報表示方法であり、上記課題を解決するため、表示画面上の位置を指示する入力ステップと、前記表示画面上に指示された位置を検出する指示位置検出ステップと、前記指示位置と前記表示画面上に表示する情報表示位置の距離を算出する距離算出ステップと、前記算出された距離に応じて、前記表示画面に表示する情報の表示形態を制御する表示形態制御ステップと、前記制御された表示形態により前記情報を表示する表示ステップとを備える。
これにより、非常に大型の表示画面であってもユーザが見やすいように情報を表示することができる。
本発明によれば、非常に大型の表示画面であってもユーザが見やすいように情報を表示する情報表示装置及び情報表示方法が提供される。
図1は本発明の情報表示装置の構成を示すブロック図である。
情報表示装置10は、表示装置1と、座標入力装置2と、入力装置3、制御装置4とを備える。ここには本発明の情報表示装置を構成するために必要な部分を示したが、文書作成機能、グラフ作成機能等の機能部分を備えてもよい。即ち、本発明の情報表示装置は、一般的なパーソナルコンピュータを利用して、構成することが可能ある。
上記表示装置1は、代表的には液晶表示装置であるが、その他表示装置などであってもよい。本発明の情報表示装置10では、表示装置1としては、例えば少なくとも一辺が1mである。即ち、長辺が1m〜2m、或いはそれ以上壁一面のように非常に大型の表示画面を発明の対象とする。
座標入力装置2は、表示画面上にタッチパネルを配置し、ユーザが指またはペンで接触した位置を検出する。また、キーボードまたはマウスによって表示画面上を移動するカーソル位置を検出するものである。これら座標入力装置2によって入力された位置を検出することにより、ユーザの指示位置を検出する。
タッチパネルによってユーザの指示位置を検出する手段としては、公知のものを使用することが可能である。例えば抵抗膜方式、赤外線方式、表面弾性波方式などを使用することができる。抵抗膜方式は、表示画面上に2枚の抵抗シートを配置し、一方の抵抗シートに電圧をかけ、対向する抵抗シートによって操作位置に応じた電圧を検出することにより、X座標とY座標の原点(例えば、表示画面の左上端)からユーザが接触した位置までの距離を検出し、X座標とY座標を算出するものである。赤外線方式は、表示画面上部に左右に2つの赤外線イメージセンサーを配置し、ユーザが接触した位置を三角測量の法則を利用して座標を認識するものである。表面弾性波方式は、ガラス板に圧電素子を取り付け、ガラス板に振動を与える。ユーザがガラス板に接触すると、振動が接触位置で跳ね返り圧電素子に到達する。圧電素子が振動を与えてから反射して振動が戻ってくる時間を計算することにより操作位置を検出するものである。
この座標入力装置2によって、ユーザが指またはペンで画面に接触することにより、入力位置を指示し、情報を入力することができる。
入力装置3は、キーボード31やマウス32など公知のものであり、ユーザが入力位置を指示し、また情報を入力することができる。
制御装置4は、例えばCPUよりなり、情報表示装置10の主要部を構成し、I/O制御部41、処理部42、HDD43、記憶部44、表示マップ部45などを備える。
上記I/O制御部41は、制御装置4と、表示装置1、座標入力装置2及び入力装置3と情報の交換を行う部分であり、制御装置4から表示情報及び表示位置情報を液晶駆動部12に供給する。また座標入力装置2の座標検出部22から座標情報を取得する。また入力装置3のキーボード31またはマウス32から入力情報を取得する。入力情報には文字情報、記号情報、ファンクション情報、カーソルの位置情報がある。
処理部42は、内部に演算部42a及び作業エリア42bを有する。演算部42aは、液晶表示部11の表示画面上に表示している情報の表示位置と、ユーザが情報を入力装置によって指示している指示位置との距離を算出する。距離の算出は、指示位置の座標と表示位置の座標によって算出する。この場合、座標は、液晶表示装置の1画素を1つの単位としているので、距離は指示位置の座標と表示位置の座標の座標数と1画素の大きさを乗算して演算する。作業エリア42bは、処理部42が情報処理を行う場合に使用されるエリアであり、RAMのような部分である。
HDD43は、ハードディスク駆動部であり、情報記憶部である。ここでは、ハードディスを示したが、半導体ROMであってもよい。HDD43は、アプリケーション記憶部43a、サイズ変換プログラム記憶部43b、視力係数設定プログラム記憶部43c、視力係数記憶部43dなどを備える。
アプリケーション記憶部43aは、本発明の情報表示装置10を駆動するプログラムを記憶する部分であり、オペレーティングシステムや各種アプリケーションプログラムなどを記憶する。オペレーティングシステムや各種アプリケーションプログラムなどは、制御部42によって読み取られ、プログラムに記憶された順序に従って各部分を制御することより、本発明の情報表示装置の機能を実行する。本発明の実施形態はプログラムを読み取り、プログラムに従って動作し、本発明の情報表示装置を実現するが、各機能部分を論理回路ICによって構成することも可能である。
サイズ変換プログラム記憶部43bは、表示画面に表示された情報の表示位置と入力部によって指示された指示位置の距離に応じて、表示画面に表示する情報の表示形態を制御するプログラムを記憶する部分である。情報の表示形態としては、情報のサイズ、情報のコントラスト、情報の表示色を指す。情報が文字である場合は文字フォントのように文字太さであってもよい。サイズ、コントラスト、表示色は、そのいずれか1或るいは複数の組合わせによるものであってもよい。
視力係数設定プログラム記憶部43cは、後述する視力係数記憶部43dに記憶する視力係数表を用いて、ユーザの視力に応じて表示画面に表示する情報の表示形態を制御するプログラムを記憶する部分である。
視力係数記憶部43dは、図2に示すように視力と、距離に応じて情報の表示倍率を設定した表<T1>を記憶する部分である。図2に示した視力と距離に対応する係数表<T1>は一例であり、その他任意に係数を設定することができる。
記憶部44は、アイコン表示情報記憶部44aと、アイコン情報記憶部44bと、文字表示情報記憶部44cと、操作者位置情報記憶部44dと、視力情報記憶部44eを備える。これらの各記憶部は、半導体RAMによって構成される。
アイコン表示情報記憶部44aは、アイコンの表示座標と、アイコンの種類と、アイコンの表示位置と指示位置の距離と、アイコンの表示サイズを各アイコンについて一覧表にして記憶する。アイコンの表示座標は、アイコンの中心位置をX座標と、Y座標によって表す。アイコンの表示位置と指示位置の距離は、アイコンの中心位置座標と座標入力装置2によって入力された指示位置座標をX座標と、Y座標によって表す。アイコンの表示サイズは、アイコンの左上位置と、右下位置をX座標と、Y座標によって表す。またアイコンの表示サイズは、本発明によって表示サイズを変更する前と、変更後の表示サイズを記憶する。
アイコン情報記憶部44bは、各種アイコンの形状をそれぞれ記憶する。
文字表示情報記憶部44cは、文字情報の表示位置と、文字列と、文字情報の表示位置と指示位置の距離と、文字情報の表示サイズを各文字情報について一覧表にして記憶する。文字情報の表示位置は、文字情報の先頭位置をX座標と、Y座標によって表す。また文字情報の表示位置と指示位置の距離は、文字情報の先頭位置座標と入力位置座標をX座標と、Y座標によって表す。また文字情報の表示サイズは、文字情報を表す文字列の左上位置と、右下位置をX座標と、Y座標によって表す。また文字列の表示サイズは、本発明によって表示サイズを変更する前と、変更後の表示サイズを記憶する。
操作者位置情報記憶部44dは、座標入力装置2によって検出されたユーザが指またはペンで接触した位置を記憶する。またキーボード31またはマウス32によってユーザが指示した表示画面上のカーゾル位置を記憶する。ここでは現在の入力位置を記憶するが、所定時間内の移動を記憶するように入力位置の履歴を記憶してもよい。
視力情報記憶部44eは、ユーザの視力を記憶する部分である。少なくとも現在入力操作しているユーザの視力を記憶するが、その外に他のユーザの視力も記憶しておくとよい。このように他のユーザの視力も記憶しておくことにより、次回に他のユーザがこの情報表示装置を使用する場合、自分の視力を選択するだけで、視力情報を入力することができる。
表示マップ45は、液晶表示装置11に表示するための情報を記憶するグラフィックメモリである。
図1に示した情報表示装置は、例えば図3に示すようにして使用する。図3は、表示装置11の表示画面Aを示し、この表示画面Aに対して操作者Bは入力を行っている。この表示装置は、例えば少なくとも一辺が1mである。即ち、長辺が1m〜2m、或いはそれ以上の壁一面のように、人間と同等またはそれ以上の非常に大型の表示画面を有する。今、操作者Bは、会議、講演会、説明会のため表示画面Aの左側に位置し、表示画面Aを見ながら、表示画面上に情報を入力、修正または確認のような作業を行っている。
このように大型の表示画面Aには、アイコンSや文字列Tが表示されている。アイコンSとしては、例えば不要になった情報を消去または削除するゴミ箱のマーク、メール機能を表すマーク、格納文書を表すマーク、文書作成中の保存や印刷を表すメニュー、編集機能を表すメニュー、文字の書式を表すメニュー、グラフ作成用ツールを表すマーク、文字装飾用のツールを表すマーク、文字入力を支援するためのツールを表すマークなどがある。またこれらアイコンの外に、情報処理装置を使用中にユーザに対して、操作指示、案内、機能解説、または告知、アラート或いは警告などのガイダンスを表示する表示領域がある。また作成中、または修正中の文書を大画面中に表示するため小画面領域に分割した情報表示領域がある。ここでは、上記アイコンまたはマークをアイコンSと総称し、ガイダンス表示領域や情報表示領域に表示される文字を、文字列Tと総称する。そして、アイコンSと、文字列Tを総称して、情報と称している。上記アイコンS及び文字列Tは、それぞれ独立して表示画面上に表示され、独立して表示形態を制御することができる。即ち、アイコンS及び文字列Tはそれぞれ独立して、大きさ、コントラスト、色のいずれか1或るいは複数の組合わせを制御することが可能である。
上記のようなアイコンSや文字列Tは、表示画面の上端部あるいは下端部、または左端部のような画面の周辺部に分散して表示される。勿論、図3のアイコンS2、文字列T2のように表示画面の中央部に表示されることもある。
大型の表示装置の場合、ユーザの指示位置Rと、アイコンSまたは文字列Tの表示位置との距離が大きい。そのためユーザが周辺部に表示されているアイコンSまたは文字列Tを見ようとすると、見難いことがある。そのような場合に、本発明の情報表示装置は、指示位置Rと、アイコンSまたは文字列Tの表示位置との距離を算出し、その算出された距離に応じて、アイコンSまたは文字列Tの表示形態を制御する。即ち、アイコンまたは文字列の表示サイズを大きくしたり、表示コントラストを強くしたり、表示色を目立ちやすい色で表示したりする。図3は、ユーザが指示位置Rに情報を入力している場合に、指示位置Rから1mの距離に表示されているアイコンS1、文字列T1と、2mの距離に表示されているアイコンS2、文字列T2と、4mの距離に表示されているアイコンS3、文字列T3を示し、それぞれアイコン、文字列の大きさが異なることを表している。このように、本発明の情報表示装置は、指示位置RからアイコンSまたは文字列Tの距離に応じて、アイコンSまたは文字列Tの大きさが異なるものである。従って、ユーザは大画面の左側に位置していてもアイコンS2、文字列T2やアイコンS3、文字列T3を見ることができるので、アイコンSや文字列Tを見るためにユーザが移動する必要がない。
本発明において、アイコンの表示位置は、アイコンの中心位置を検出する。また情報が文字列ある場合は、文字列先頭位置を検出する。若しくは文字列中、先頭の単語を単位として、その単語の中心位置を検出する。また文字列がタイトル部分または見出し部分と、その説明部分に分かれるような場合は、タイトル部分または見出し部分を検出する。
勿論、ユーザの指示位置Rと、アイコンSまたは文字列Tの表示位置との距離が所定距離以下である場合は、アイコンまたは文字列の表示サイズを小さくし、表示コントラストを弱くし、表示色を目立ちにくい色で表示するとよい。
次に図1に示した情報表示装置10の動作を図4に示すフローチャートにより説明する。
情報表示装置を起動すると、オペレーティングシステムや各種アプリケーションプログラムが読み取られ、情報表示装置は動作準備状態になる。そして、本発明の情報表示モードに切り換えられたとする。
ステップS1で、ユーザの視力情報を入力する。このように視力情報を入力する外に、視力情報記憶部44eに各ユーザの視力情報を予め入力し、記憶させておくことにより、記憶されている視力情報を選択して、入力することも可能である。ステップS2は、入力された視力情報を視力情報記憶部44eに記憶する処理である。ステップS3では、タブレット21に入力があるか否か判断する。タブレット入力がある場合、ステップS4で、座標検出部22から入力座標を取得し、ステップS5で、操作者位置情報記憶部44dに操作者位置情報を記憶する。これが指示位置となる。もし、タブレット入力がない場合(S3のNOの場合)、ステップS6で、操作者位置設定があるか否か判断する。操作者位置設定とは、例えば、キーボード31からの入力があり、キーボード31の操作位置(キーボードカーソル位置)が検出できる場合、またはマウス32からの入力があり、マウスの操作位置(マウスカーソル位置)を検出できる場合である。この外に、表示装置の近傍にカメラを配置し、カメラによってユーザの入力位置を検出できる場合である。このようにして、操作者位置を設定できる場合、ステップS5に進む。しかし、ステップS6で、操作者位置を設定できない場合は、ステップS3に戻り、タブレット入力または操作者位置設定により、操作者位置を取得するまで、ステップS3〜S6を繰返す。
次に、ステップS7では、表示するアイコンがあるか否か判断する。即ち表示画面上に予め表示されているアイコンの有無を判断する。ここで、アイコンは上記説明のように、各種マークなどを含む総称としてのアイコンの意味である。アイコンがある場合、ステップS8で、アイコン表示情報記憶部44aに記憶されている1つ目のアイコンの表示位置座標を読み込む。次に、ステップS9で、操作者位置座標と、アイコン表示位置座標から両者の距離を算出し、ステップS10で、算出された距離をアイコン表示情報記憶部44aの距離の欄に記憶する。次に、ステップS11で、図2に示した視力と、距離に応じて設定した情報の表示倍率を設定した視力係数表から該当の係数を読み込む。そして、ステップS12で、この係数を利用して、アイコンの表示サイズを算出し、ステップS13で、算出した表示サイズをアイコン表示情報記憶部44aの表示サイズの欄に記憶する。次に、ステップS15で、アイコン表示情報記憶部44aに記憶されたアイコン情報を読み込み、ステップS15で、読み込まれたアイコン情報に従いアイコンを表示する。次にステップS16は、全てのアイコンを表示したか否か判断され、全てのアイコンについてステップS8〜S15の処理が実施されていなければ、ステップS8〜S15の処理を繰返す。
なお、アイコンの表示サイズが表示画面をはみ出すような大きさである場合は、表示位置を移動させ、表示画面からはみ出さないようにする。またはみ出さない大きさになるよう縮小する。
全てのアイコンについて、ステップS8〜S15の処理が実施された場合は、ステップS27に進む。ステップS27〜S37は、ステップS7〜S17と同様である。相違点は、ステップS7〜S17はアイコンに対する処理であるのに対して、ステップS27〜S37は、情報である点である。ステップS27〜S36は、ステップS7〜S16に10を加えて表示した。ステップS36が終了した後、ステップS37で、情報表示装置の動作を終了してもよいかどうか判断し、NOの場合、ステップS3に戻る。YESの場合は、このフローチャートを終了する。
以上のようにして、ユーザの指示位置に応じて、情報の表示形態を制御するが、ユーザの指示位置が移動または変更すれば、その移動または変更に応じて、情報の表示形態は制御される。そして、ユーザの指示位置がなくなれば、アイコンまたは文字列は初めの表示形態に戻る。
図4のフローチャートは、アイコンの表示処理を行った後、情報の文字列の表示処理を行ったが、この順は逆であってもよいし、同時に処理を行ってもかまわない。
本発明の情報表示装置の構成を示すブロック図である。 本発明の情報表示装置に記憶される視力と、距離に応じて設定した情報の表示倍率を設定した視力係数表である。 本発明の情報表示装置によってアイコンが表示される状態を説明する図である。 本発明の情報表示装置のフローチャート図である。
符号の説明
1 表示装置
2 座標入力装置
3 入力装置
4 制御装置
11 液晶表示部
21 タブレット
22 座標検出部
31 キーボード
32 マウス
42 処理部
42a 演算部
43 HDD
43b サイズ変換プログラム
43c 視力係数設定プログラム
43d 視力係数記憶部
44 記憶部
44a アイコン表示情報記憶部
44b アイコン情報記憶部
44c 文字表示情報記憶部
44d 操作者位置情報記憶部
44e 視力情報記憶部

Claims (7)

  1. 表示画面上に情報を表示する表示部と、
    前記表示画面上の位置を指示する入力部と、
    前記入力部によって指示された指示位置を検出する位置検出部と、
    前記表示画面上における前記情報の表示位置と指示位置との距離を算出する距離算出部と、
    前記距離算出部によって算出された距離に応じて、前記表示画面に表示する情報の表示形態を制御する表示形態制御部と、
    前記表示形態制御部によって制御された表示形態により前記情報を表示する表示駆動部と
    を備える情報表示装置。
  2. 前記表示形態は、情報のサイズ、コントラスト、表示色のいずれか1或るいは複数の組合わせによるものである請求項1に記載の情報表示装置。
  3. 前記表示画面に表示する情報は、アイコンまたは文字列である請求項1に記載の情報表示装置。
  4. 前記表示部に表示する情報が文字列である場合は、文字列の先頭位置を表示位置とする請求項1に記載の情報表示装置。
  5. 前記入力部は、前記表示画面上に配置されたタッチパネルであり、前記位置検出部は、前記タッチパネルにより、前記指示位置を検出する請求項1に記載の情報表示装置。
  6. 更に、ユーザの視力設定部を備え、前記表示形態制御部は、前記視力設定部に設定された視力情報に応じて、前記表示画面に表示された情報の表示形態を制御する請求項1に記載の情報表示装置。
  7. 表示画面上の位置を指示する入力ステップと、
    前記表示画面上に指示された位置を検出する指示位置検出ステップと、
    前記指示位置と前記表示画面上に表示する情報表示位置の距離を算出する距離算出ステップと、
    前記算出された距離に応じて、前記表示画面に表示する情報の表示形態を制御する表示形態制御ステップと、
    前記制御された表示形態により前記情報を表示する表示ステップと
    を備える情報表示方法。
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