JP2010019682A - 差動トランス構造 - Google Patents

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Takeshi Suganuma
毅 菅沼
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Abstract

【課題】本発明は、プローブとコア及びコアとコア摺動ガイドとを、TAGレーザで溶接することにより、品質を向上させることを目的とする。
【解決手段】本発明による差動トランス構造は、プローブ(1)と棒状コア(2)との第1接続部(3)はYAGレーザ溶接で接続され、前記棒状コア(2)とコア摺動ガイド(4)との第2接続部(5)はYAGレーザ溶接で接続されている構成である。
【選択図】図2

Description

本発明は、差動トランス構造に関し、特に、プローブとコア及びコアとコア摺動ガイドとを、YAGレーザで溶接することにより、品質を向上させるための新規な改良に関する。
従来、用いられていたこの種の差動トランス構造としては、例えば、特許文献1及び2の直線位置検出装置としての差動トランス構造におけるプローブと棒状コアとコア摺動ガイドの接続構造は、図6から図8に示されるように構成されていた。
図6において、プローブ1と棒状コア2とを接続する第1接続部3と、前記棒状コア2とコア摺動ガイド4とを接続する第2接続部5とは、銀ろう6によって接続されている。
また、各接続部3,5は、実際には、このねじ孔7とねじ8との螺合によって接続され、このねじ孔7とねじ8との間の嵌め合い部9は、銀ろう6が充填されるための隙間で構成されている。
特開2000−74607号公報 特開平10−311737号公報
従来の差動トランス構造は、以上のように構成されていたため、次のような課題が存在していた。
すなわち、各接続部は、嵌め合い部分を銀ろう付けにて手ろう付けを行っているが、この時、高温加熱により、プローブ及び棒状コアが黒色に酸化して特性にも影響を与えることがある。
また、銀ろうが接続部の外周に付着するために、この付着部分の銀ろうを削り取らなくてはならず、二次加工に労力を必要としていた。
また、この二次加工時に、ヤスリ及び旋盤等を用いるため、各部分に傷を付けることがあった。
本発明による差動トランス構造は、ケースの内側に設けられ1次コイル及び2次コイルからなる固定コイルに対して、プローブに接続された棒状コアを直線移動させ、前記固定コイルの2次コイルから出力される出力電圧の変化により前記棒状コアの直線位置を検出するようにした差動トランス構造において、前記プローブと棒状コアとの第1接続部はYAGレーザ溶接で接続され、前記棒状コアとコア摺動ガイドとの第2接続部はYAGレーザ溶接で接続されている構成であり、また、前記プローブの端部の第1嵌合突部が前記棒状コアの第1端部の第1嵌合孔内に嵌入され、前記コア摺動ガイドの第2嵌合突部は前記棒状コアの第2端部の第2嵌合孔内に嵌入され、前記第1、第2接続部の外周の1ヶ所又は全周が前記YAGレーザで溶接されている構成であり、また、前記プローブの端部の第1突出ねじが前記棒状コアの第1端部の第1ねじ穴内に螺合され、前記コア摺動ガイドの第2突出ねじが前記棒状コアの第2端部の第2ねじ穴内に螺合され、前記棒状コアの各端部に形成された各穴を介して前記YAGレーザの溶接部が前記各突出ねじの一部を溶接している構成である。
本発明による差動トランス構造は、以上のように構成されているため、次のような効果を得ることができる。
すなわち、ケースの内側に設けられ1次コイル及び2次コイルからなる固定コイルに対して、プローブに接続された棒状コアを直線移動させ、前記固定コイルの2次コイルから出力される出力電圧の変化により前記棒状コアの直線位置を検出するようにした差動トランス構造において、前記プローブと棒状コアとの第1接続部はYAGレーザ溶接で接続され、前記棒状コアとコア摺動ガイドとの第2接続部はYAGレーザ溶接で接続されていることにより、各部分の熱による変色及び二次加工等は不要となる。
前記プローブの端部の第1嵌合突部が前記棒状コアの第1端部の第1嵌合孔内に嵌入され、前記コア摺動ガイドの第2嵌合突部は前記棒状コアの第2端部の第2嵌合孔内に嵌入され、前記第1、第2接続部の外周の1ヶ所又は全周が前記YAGレーザで溶接されていることにより、接続作業が極めて効率化される。
また、前記プローブの端部の第1突出ねじが前記棒状コアの第1端部の第1ねじ穴内に螺合され、前記コア摺動ガイドの第2突出ねじが前記棒状コアの第2端部の第2ねじ穴内に螺合され、前記棒状コアの各端部に形成された各穴を介して前記YAGレーザの溶接部が前記各突出ねじの一部を溶接していることにより、品質の安定化及び向上を得ることができる。
本発明は、プローブとコア及びコアとコア摺動ガイドとを、YAGレーザで溶接することにより、品質を向上させるようにした差動トランス構造を提供することを目的とする。
以下、図面と共に本発明による差動トランス構造の好適な実施の形態について説明する。
尚、従来例と同一又は同等部分については、同一符号を付して説明する。
図1において符号1で示されるものは、筒状のケース10内に設けられ周知の一次コイル及び一対の二次コイルで形成された筒状の固定コイル11内に直線移動自在に配設されたプローブであり、このプローブ1には第1接続部3を介して棒状コア2が接続されている。
前記棒状コア2は、第2接続部5を介してコア摺動ガイド4が接続され、前記固定コイル11に接続されたケーブル12は、前記ケース10の端部10aに固定されて外方へ導出されている。
前記第1接続部3は、プローブ1の端部に形成された第1嵌合突部15が、前記棒状コア2の第1端部2aに形成された第1嵌合孔16に嵌合することにより形成され、前記第2接続部5は、前記コア摺動ガイド4に形成された第2嵌合突部17が、前記棒状コア2の第2端部2bに形成された第2嵌合孔18に嵌合することにより形成されている。
前記各接続部3,5の外周は、1ヶ所又は全周が周知のYAGレーザによって溶接されており、このYAGレーザによる溶接部40の深さは、プローブ1、棒状コア2及びコア摺動ガイド4の外径の大きさに合わせて設定される。
前述の図2のように、各接続部3,5がYAGレーザで溶接されたプローブ1、棒状コア2及びコア摺動ガイド4は、図3で示される外観のように構成されている。
また、前述の図2の各接続部3,5の構成の他に、図4及び図5で示される構成を採用することができる。
すなわち、前記第1接続部3は、前記プローブ1の第1突出ねじ8が棒状コア2の第1端部2aの第1ねじ穴7に螺合することにより形成され、前記第2接続部5は、前記コア摺動ガイド4の第2突出ねじ8Aが前記棒状コア2の第2端部2bの第2ねじ穴7Aに螺合することにより形成されている。
前記各接続部3,5の棒状コア2の各端部2a,2bには、図5で示されるように、前記各ねじ穴7,7Aに連通する穴30,31が形成され、この穴30,31内にYAGレーザのレーザ光が入射して溶接部40が形成されることにより、各突出ねじ8,8aのねじ山の一部が溶解して、つぶれることにより、前記溶接部40が拡大し、各接続部3,5が強固に接続される。
前述の図5の断面図から明らかなように、前記各突出ねじ8,8Aと各ねじ穴7,7Aとの嵌め合い部9は、隙間を有しない適度な嵌合状態で、軸中心の芯出しができるように構成されている。尚、図1の差動トランスとしての直線位置検出の動作は周知であるため、省略するものとする。
本発明による差動トランス構造を示す断面図である。 図1の要部を示す拡大断面図である。 図1の要部を示す平面図である。 図2の他の形態を示す断面図である。 図4の要部を示す拡大断面図である。 従来のプローブを示す平面図である。 図6の要部を示す拡大断面図である。 図7の要部の拡大断面図である。
符号の説明
1 プローブ
2 棒状コア
2a,2b 第1、第2端部
3,5 第1、第2接続部
4 コア摺動ガイド
7,7A 第1、第2ねじ穴
8,8A 第1、第2突出ねじ
9 嵌め合い部
10 ケース
11 固定コイル
15,17 第1、第2嵌合突部
16,18 第1、第2嵌合孔
30,31 穴
40 溶接部

Claims (3)

  1. ケース(10)の内側に設けられ1次コイル及び2次コイルからなる固定コイル(11)に対して、プローブ(1)に接続された棒状コア(2)を直線移動させ、前記固定コイル(11)の2次コイルから出力される出力電圧の変化により前記棒状コア(2)の直線位置を検出するようにした差動トランス構造において、
    前記プローブ(1)と棒状コア(2)との第1接続部(3)はYAGレーザ溶接で接続され、前記棒状コア(2)とコア摺動ガイド(4)との第2接続部(5)はYAGレーザ溶接で接続されていることを特徴とする差動トランス構造。
  2. 前記プローブ(1)の端部の第1嵌合突部(15)が前記棒状コア(2)の第1端部(2a)の第1嵌合孔(16)内に嵌入され、前記コア摺動ガイド(4)の第2嵌合突部(17)は前記棒状コア(2)の第2端部(2b)の第2嵌合孔(18)内に嵌入され、前記第1、第2接続部(3,5)の外周の1ヶ所又は全周が前記YAGレーザで溶接されていることを特徴とする請求項1記載の差動トランス構造。
  3. 前記プローブ(1)の端部の第1突出ねじ(8)が前記棒状コア(2)の第1端部(2a)の第1ねじ穴(7)内に螺合され、前記コア摺動ガイド(4)の第2突出ねじ(8A)が前記棒状コア(2)の第2端部(2b)の第2ねじ穴(7A)内に螺合され、前記棒状コア(2)の各端部(2a,2b)に形成された各穴(30,31)を介して前記YAGレーザの溶接部(40)が前記各突出ねじ(8,8A)の一部を溶接していることを特徴とする請求項1記載の差動トランス構造。
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