JP2010018416A - クライミングクレーンのジブ構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】マストに沿った昇降機能を阻害することなく、地震等の水平力に対するジブの剛性を向上させ、該ジブの構造の安定化を図り得るクライミングクレーンのジブ構造を提供する。
【解決手段】ジブ5の貫通部12に、クレーン荷役作業時には装着され且つ昇降ユニットによる昇降時には取り外される補強部材13を着脱自在に配設する。
【選択図】図1

Description

本発明は、クライミングクレーンのジブ構造に関するものである。
一般に、ビル等の構築物を建設する際にはクライミングクレーンが用いられている。
図3は従来のクライミングクレーンの一例を示す概略図であって、クライミングクレーン1は、上方へマストブロック2aを順次継ぎ足し可能なマスト2の頂部に、該マスト2に沿って昇降可能な昇降ユニット3を介して旋回体4を旋回自在に配置し、該旋回体4上にジブ5を起伏自在に取り付け、前記旋回体4に、後方へ延びるカウンタフレーム6を一体に設け、該カウンタフレーム6上に、吊荷用フック7を吊り下げるワイヤロープ8を巻上げ下げするための巻上装置9と、ジブ5の起伏用のワイヤロープ10を巻上げ下げするための起伏装置11とを設置してなる構成を有している。
一方、図3に示されるようなマスト2を地上から自立させるタイプのクライミングクレーン1の他に、超高層ビル等の構築物建設予定地の内側に所要高さのクライミングクレーンを設置し、該クライミングクレーンにより建築資材を吊上げて複数のフロアを構築し、該構築したフロアの梁にクライミングクレーンのマストを支持せしめ、クライミングクレーンを上昇させて再び上部にフロアを構築する作業を繰り返すことにより、順次上方に工事を行って超高層ビル等の構築物を建設するようにしたタイプのクライミングクレーン(例えば、特許文献1参照)もある。
特開2001−130870号公報
ところで、図3や特許文献1に示されるような従来のクライミングクレーン1においては、該クライミングクレーン1を昇降ユニット3によりマスト2に沿って昇降させる際、該マスト2がジブ5を貫通する必要があるため、該ジブ5の基端部には、図4に示される如く、マスト2が貫通可能な貫通部12を形成してある。
しかしながら、前述の如く、ジブ5の基端部に貫通部12が形成されている構造は、水平力に対して力学的に不利であり、特に近年のように、大きな地震が多発している状況においては、その改善が急務となっている。
本発明は、斯かる実情に鑑み、マストに沿った昇降機能を阻害することなく、地震等の水平力に対するジブの剛性を向上させ、該ジブの構造の安定化を図り得るクライミングクレーンのジブ構造を提供しようとするものである。
本発明は、上方へマストブロックを順次継ぎ足し可能なマストの頂部に、該マストに沿って昇降可能な昇降ユニットを介して旋回体を旋回自在に配置し、該旋回体上にジブを起伏自在に取り付け、該ジブの基端部に、前記マストが貫通可能な貫通部を形成してなるクライミングクレーンのジブ構造であって、
前記ジブの貫通部に、クレーン荷役作業時には装着され且つ前記昇降ユニットによる昇降時には取り外される補強部材を着脱自在に配設したことを特徴とするクライミングクレーンのジブ構造にかかるものである。
上記手段によれば、以下のような作用が得られる。
ジブの基端部に形成されている貫通部は、クレーン荷役作業時には補強部材が装着され剛性が高められているため、地震等の水平力が作用しても問題はなく、又、クライミングクレーンを昇降ユニットによりマストに沿って昇降させる際には、前記貫通部から補強部材が取り外され、マストがジブを貫通可能となるため、クライミングクレーンのマストに沿った昇降機能が阻害される心配も全くない。
前記クライミングクレーンのジブ構造においては、前記ジブを構成する骨格部材の所要箇所にブラケットを取り付け、該ブラケット間に掛け渡すよう前記補強部材を締結部材にて装着することにより、前記ジブの貫通部にトラス構造が形成されるようにすることができる。
本発明のクライミングクレーンのジブ構造によれば、マストに沿った昇降機能を阻害することなく、地震等の水平力に対するジブの剛性を向上させ、該ジブの構造の安定化を図り得るという優れた効果を奏し得る。
以下、本発明の実施の形態を添付図面を参照して説明する。
図1及び図2は本発明を実施する形態の一例であって、図中、図3及び図4と同一の符号を付した部分は同一物を表わしており、基本的な構成は図3及び図4に示す従来のものと同様であるが、本図示例の特徴とするところは、図1及び図2に示す如く、ジブ5の貫通部12に、クレーン荷役作業時には装着され且つ昇降ユニット3による昇降時には取り外される補強部材13を着脱自在に配設した点にある。
本図示例の場合、前記ジブ5を構成する骨格部材5a,5bの所要箇所にブラケット14を溶接等によって取り付け、該ブラケット14間に掛け渡すよう前記補強部材13をボルト・ナット等の締結部材15にて装着することにより、前記ジブ5の貫通部12にトラス構造が形成されるようにしてある。
次に、上記図示例の作用を説明する。
ジブ5の基端部に形成されている貫通部12は、クレーン荷役作業時には、図1に示す如く、ブラケット14間に掛け渡すよう締結部材15にて補強部材13が装着され、トラス構造が形成されて剛性が高められているため、地震等の水平力が作用しても問題はない。
又、クライミングクレーン1を昇降ユニット3によりマスト2に沿って昇降させる際には、前記締結部材15を緩めて、図2に示す如く、前記貫通部12から補強部材13が取り外され、マスト2がジブ5を貫通可能となるため、クライミングクレーン1のマスト2に沿った昇降機能が阻害される心配も全くない。
こうして、マスト2に沿った昇降機能を阻害することなく、地震等の水平力に対するジブ5の剛性を向上させ、該ジブ5の構造の安定化を図り得る。
尚、本発明のクライミングクレーンのジブ構造は、上述の図示例にのみ限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得ることは勿論である。
本発明を実施する形態の一例におけるジブを示す要部平面図であって、クレーン荷役作業時の状態図である。 本発明を実施する形態の一例におけるジブを示す要部平面図であって、昇降時の状態図である。 従来のクライミングクレーンの一例を示す全体概略図である。 従来のクライミングクレーンの一例におけるジブを示す全体平面図である。
符号の説明
1 クライミングクレーン
2 マスト
2a マストブロック
3 昇降ユニット
4 旋回体
5 ジブ
5a 骨格部材
5b 骨格部材
12 貫通部
13 補強部材
14 ブラケット
15 締結部材

Claims (2)

  1. 上方へマストブロックを順次継ぎ足し可能なマストの頂部に、該マストに沿って昇降可能な昇降ユニットを介して旋回体を旋回自在に配置し、該旋回体上にジブを起伏自在に取り付け、該ジブの基端部に、前記マストが貫通可能な貫通部を形成してなるクライミングクレーンのジブ構造であって、
    前記ジブの貫通部に、クレーン荷役作業時には装着され且つ前記昇降ユニットによる昇降時には取り外される補強部材を着脱自在に配設したことを特徴とするクライミングクレーンのジブ構造。
  2. 前記ジブを構成する骨格部材の所要箇所にブラケットを取り付け、該ブラケット間に掛け渡すよう前記補強部材を締結部材にて装着することにより、前記ジブの貫通部にトラス構造が形成されるようにした請求項1記載のクライミングクレーンのジブ構造。
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