JP2010018036A - 表示装置及びプログラム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】第1、2接続端子14、15に装着された外部記憶装置30に記憶されているファイルのファイル名を表示部13に表示させ、表示されたファイル名の中からユーザにより指示されたファイルのダイレクト印刷が開始される。ダイレクト印刷が開始されると、ファイル表示が禁止される。これにより、複数の外部記憶装置30に同一ユーザのファイルが記憶されている場合の使い勝手を向上させることができる。
【選択図】図2
Description
しかし、機器本体に装着されている全ての外部記憶装置内のファイル名を表示すると、外部記憶装置に記憶されているファイルの内容が第三者に知られてしまうおそれが高く、ファイルの安全性を保持することが難しい。
示させる一方で、印刷手段による印刷開始後は、表示手段によるファイル名の表示を禁止するので、例えば印刷中にユーザが表示装置の前を離れても第3者にファイルを見られることがなく、複数の外部記憶装置のユーザが同一である場合の使い勝手を向上させることができる。
1.図面の説明
図1は本実施形態に係る多機能装置10の概要を示すブロック図であり、図2、図3は本実施形態に係る多機能装置10にてダイレクト印刷を行う際の制御を示すフローチャートであり、図4は外部記憶装置30に記憶されているファイルの一例を示す図表であり、図5は表示部13の表示例を示す図である。
多機能装置10は、図1に示すように、記録用紙等の記録媒体に画像を形成する記録部11、ユーザにより操作される操作パネル12、各種の情報を表示する表示部13、外部記憶装置30が着脱可能に装着される第1接続端子14及び第2接続端子15、NIC(Network Interface Card)16等のネットワーク接続用のインターフェース、スキャナ部17、ファクシミリ回路18、記憶部19並びに記録部11等を制御する制御部20を有して構成されている。
ース)を装着部として採用しているが、本実施形態は、これに限定されるものではなく、他の規格の接続端子でもよい。
10にて実行可能な特定形式のデータをいい、本実施形態に係る多機能装置10は、印刷ファイルに加えて、BMP(Bit Map)形式やJPEG(Joint Photographic Experts Group)形式等の画像ファイルもダイレクト印刷することができる。そこで、以下の説明に
おいては、BMP形式やJPEG形式等の画像ファイルも含めて、ダイレクト印刷が可能なファイルを印刷ファイルと呼ぶ。
図2は、ダイレクト印刷が実行されていない状態で、ユーザによりダイレクト印刷が選択されたときに実行される制御を示すフローチャートであり、図3は、既にダイレクト印刷が実行されている状態で、ユーザにより新たなダイレクト印刷指令がされたときに実行
される制御を示すフローチャートである。
したがって、実際に記録部11が作動している状態は勿論のこと、ダイレクト印刷指令がされた(ダイレクト印刷のファンクションキーが選択された)後、実際に記録部11が作動する前の状態も「既にダイレクト印刷が実行されている状態」に含まれる。
ダイレクト印刷が実行されていない状態で、操作パネル12又は表示部13を介してユーザによりダイレクト印刷が選択されると、図2に示す制御が起動され、制御部20のCPUによって本制御が実行される。
そして、例えば第1接続端子14に外部記憶装置30が装着されたと判定された場合には(S1:YES)、第1接続端子14に装着された外部記憶装置30(以下、第1外部記憶装置31と記す。)内に記憶されているファイルの情報の抽出が開始されるとともに、その抽出内容を示すリストの作成が開始される(S5)。
一方、第2接続端子15に外部記憶装置30が装着されたと判定された場合には(S20:YES)、第2接続端子15に装着された外部記憶装置30(以下、第2外部記憶装置32と記す。)内に記憶されているファイルの情報の抽出が開始されるとともに、その抽出内容を示すリストの作成が開始される(S25)。
そして、第1、2接続端子14、15に外部記憶装置30が新たに装着されない状態が継続し(S20:NO)、その継続時間が所定時間を超えたときに(S15:YES)、S5及びS25にて作成されたリスト、つまり所定時間が経過したと判定されるまでに第1、2接続端子14、15に装着された全ての外部記憶装置30に記憶されているファイルのリスト(図5参照)が表示部13に表示される(S30)。
そして、ダイレクト印刷が終了したか否かが判定され(S45)、ダイレクト印刷が終了したと判定された場合には(S45:YES)、本制御が終了する。
3.2.既にダイレクト印刷が実行されている場合(図3参照)
既にダイレクト印刷が実行されている状態で、ユーザにより新たなダイレクト印刷指令がされると、図3に示す制御が起動され、制御部20のCPUによって本制御が実行される。
そして、例えば第1接続端子14に外部記憶装置30が装着されたと判定された場合には(S50:YES)、第1接続端子14に装着された外部記憶装置30、つまり第1外部記憶装置31内に記憶されているファイルの情報の抽出が開始されるとともに、その抽出内容を示すリストの作成が開始される(S55)。
一方、第2接続端子15に外部記憶装置30が装着されたと判定された場合には(S70:YES)、第2接続端子15に装着された外部記憶装置30、つまり第2外部記憶装置32内に記憶されているファイルの情報の抽出が開始されるとともに、その抽出内容を示すリストの作成が開始される(S75)。
するまで待機(禁止)状態となる。
そして、ダイレクト印刷が終了したか否かが判定され(S100)、ダイレクト印刷が終了したと判定された場合には(S100:YES)、本制御が終了する。
4.本実施形態に係る多機能装置の特徴
本実施形態では、第1、2接続端子14、15のいずれか一方に外部記憶装置30が装着された時から他の外部記憶装置30が他方の接続端子に装着された時までの時間が所定時間以下の場合に、同一ユーザにより外部記憶装置30が装着されたものとみなして、所定時間が経過するまでに第1、2接続端子14、15に装着された外部記憶装置30に記憶されているファイルのファイル名を表示させるので、複数の外部記憶装置30のユーザが同一である場合の使い勝手を向上させることができる。
くすることができるので、同一ユーザが3つ以上の外部記憶装置30を装着する必要があるときに更に使い勝手を向上させることができる。
本実施形態では、第1、2接続端子14、15が特許請求の範囲に記載された装着部に相当し、S30及びS85が特許請求の範囲に記載された表示手段に相当し、S40及びS95が特許請求の範囲に記載された印刷手段に相当し、S43及びS97が特許請求の範囲に記載された禁止手段に相当し、S85が許可手段に相当する。
上述の実施形態では、所定時間の経過後に、所定時間が経過するまでに装着された全ての外部記憶装置30に記憶されているファイルのファイル名を表示させたが、本実施形態は、外部記憶装置30が装着される毎に、その外部記憶装置30に記憶されているファイルのファイル名を表示させるものである。
図6に示す制御が起動されると、先ず、第1接続端子14及び第2接続端子15のいずれかに外部記憶装置30が装着されたか否かが判定される(S110)。
一方、第2接続端子15に外部記憶装置30が装着されたと判定された場合には(S135:YES)、第2外部記憶装置32内に記憶されているファイルの情報の抽出が開始されるとともに、その抽出内容を示すリストが作成された後(S140)、そのリスト(図7(b)参照)が表示部13に追加表示される(S145)。
(第3実施形態)
上述の実施形態では、第1、2接続端子14、15に外部記憶装置30が新たに装着されない状態が継続し、その継続時間が所定時間を超えたときに、所定時間が経過したものと判定したが、本実施形態は、最初に計時用のタイマーが初期化された時からの累積経過時間が所定時間を超えたときに、所定時間が経過したものと判定するものである。
そして、本実施形態では、図8に示すように、計時用のタイマーが初期化されて計時が開始された後(S10)、第2接続端子15に外部記憶装置30が装着された(S20:YES)としてもS10が実行されることなく、所定時間が経過したか否かが判定される(S15)。
(第4実施形態)
上述の実施形態では、第1、2接続端子14、15のいずれかに外部記憶装置30が装着された時からの経過時間に基づいて、同一ユーザにより他の外部記憶装置30が装着されたか否か、つまり同一ユーザによる外部記憶装置30の装着作業が完了したか否かを判定したが、本実施形態は、ユーザから外部記憶装置30の装着作業が完了した指示が受け付けられたか否かを判定することにより、同一ユーザによる外部記憶装置30の装着作業が完了したか否かを判定するものである。
ダイレクト印刷が実行されていない状態で、操作パネル12又は表示部13を介してユーザによりダイレクト印刷が選択されると、図9に示す制御が起動され、制御部20のCPUによって本制御が実行される。
そして、例えば第1接続端子14に外部記憶装置30が装着されたと判定された場合には(S170:YES)、第1外部記憶装置31内に記憶されているファイルの情報の抽出が開始されるとともに、その抽出内容を示すリストの作成が開始される(S175)。
次に、ダイレクト印刷が終了したか否かが判定され(S215)、ダイレクト印刷が終了したと判定された場合には(S215:YES)、S195にて設定された禁止状態が解除された後(S220)、本制御が終了する。
1.2.既にダイレクト印刷が実行されている場合(図10参照)
既にダイレクト印刷が実行されている状態で、ユーザにより新たなダイレクト印刷指令がされると、図10に示す制御が起動され、制御部20のCPUによって本制御が実行される。
そして、例えば第1接続端子14に外部記憶装置30が装着されたと判定された場合には(S230:YES)、第1外部記憶装置31内に記憶されているファイルの情報の抽出が開始されるとともに、その抽出内容を示すリストの作成が開始される(S235)。
そして、ダイレクト印刷が終了したか否かが判定され(S280)、ダイレクト印刷が終了したと判定された場合には(S280:YES)、S255にて設定された禁止状態が解除された後(S285)、本制御が終了する。
2.本実施形態に係る多機能装置の特徴
本実施形態では、ユーザから指示により装着作業が完了したと判定されたときに、その判定がされるまでに第1、2接続端子14、15に装着された外部記憶装置30に記憶されているファイルのファイル名を表示させるので、複数の外部記憶装置30のユーザが同一である場合の使い勝手を向上させることができる。
上述の実施形態では、同一のユーザに装着されたものと見なされた複数の外部記憶装置30に記憶されていたファイルのファイル名を全て表示したが、本実施形態は、全てのファイル名を表示させる場合と、いずれかの外部記憶装置30に記憶されているファイルのファイル名のみを表示させる場合とを、ユーザからの指示に従って切り替える機能を設けたものである。
上述の実施形態では、本発明を多機能装置に適用したが、本発明の適用はこれに限定されるものではなく、表示装置やプリンタ機能のみ有する画像形成装置にも適用できる。
を説明したが、本発明の適用はこれに限定されるものではなく、3つ以上の接続端子(装着部)を有する多機能装置にも適用できる。
また、上述の実施形態では、ダイレクト印刷が開始されたタイミングで、そのダイレクト印刷に使用されているファイルのリスト表示が禁止されるようにしたが、ダイレクト印刷開始後、所定時間経過後に表示が禁止されてもよい。
14、15…接続端子、17…スキャナ部、18…ファクシミリ回路、
20…制御部、30…外部記憶装置。
Claims (4)
- 外部記憶装置が装着される装着部と、
前記装着部に装着された外部記憶装置に記憶されているファイルを印刷する印刷手段と、
前記装着部に装着された外部記憶装置に記憶されているファイルのファイル名を表示させる表示手段と、
前記印刷手段により印刷が開始された後に、前記表示手段によるファイル名の表示を禁止させる禁止手段と
を備えることを特徴とする表示装置。 - 前記印刷手段による印刷終了後に、前記印刷開始後に新たに前記装着部に装着された外部記憶装置に記憶されているファイルのファイル名の表示を許可する許可手段を備えることを特徴とする請求項1に記載の表示装置。
- 前記装着部が複数設けられていることを特徴とする請求項1又は2に記載の表示装置。
- 外部記憶装置が装着される装着部、情報を表示する表示部、及び印刷を実行する印刷部を備える表示装置に組み込まれるコンピュータに用いられるプログラムであって、
前記コンピュータを、
前記装着部に装着された外部記憶装置に記憶されているファイルのファイル名を前記表示部に表示させる表示手段、及び
前記印刷部により印刷が開始された後に、前記表示手段によるファイル名の表示を禁止させる禁止手段
として機能させることを特徴とするプログラム。
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