JP2010015570A - 日本語入力方法および日本語入力端末 - Google Patents

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Abstract

【課題】より少ないタッチ押しで、タッチパネルで素早く日本語を入力すること。
【解決手段】日本語入力モードで(S201)、最初のタッチ点を(S202)中心に、タッチパネルの有効エリアを複数の日本語エリアに分け(S203)、タッチ点が複数の日本語文字エリアのうち入力文字を含む1つへ移動する際に、この一つの日本語文字エリアまたはすべての日本語文字エリアをタッチ点の移動とは反対の方向に移動し(S204)、この1つの日本語文字エリアにおいてタッチ点を移動し、入力文字を選択する(S205)。
【選択図】図2

Description

本発明は日本語入力方法および日本語入力端末に関わる。特に、タッチパネルを備える日本語入力端末における日本語入力方法およびその端末に関わる。
情報技術の発達にともなって情報処理端末の応用が盛んに普及されている。このようなモバイル通信端末、ゲーム機、パーソナル・デジタル・アシスタント(PDA:Personal Digital Assistants)、パームトップパソコン等の情報処理端末では常に日本語の入力が必要である。
携帯式端末は小型で、キーの数が限られているため、1個のキーに複数の文字が設定されており、入力文字が設定されているキーを繰り返して押さないと入力ができず、使い勝手がよくない。特に入力する文字が多い時は、時間がかかり、キーボードが傷つくこともある。
また、タッチパネルを使って入力を行う端末は、普通タッチパネルにソフトキーボートが設置されており、ソフトキーボートを通じてタッチパネルを数回タッチすることで文字を入力する。この操作は不便であり、タッチパネルの寿命に影響を及ぼす恐れもある。従って、タッチパネルが小さくでも素早に日本語入力ができる方法と端末が必要である。
本発明はかかる点に鑑みてなされたものであり、タッチパネルを備える日本語入力端末で、キー操作とタッチパネルのタッチ押しを繰り返すことなく、素早に日本語を入力することができ、タッチパネルの寿命を延ばすことができる方法およびその端末を提供することを目的とする。
本発明の1つの態様は、タッチパネルを備える端末における日本語入力方法であって、最初のタッチ点を中心に、前記タッチパネルの有効エリアを複数の日本語エリアに分けるステップと、前記タッチ点が複数の日本語文字エリアのうち入力文字を含む1つへ移動する際に、前記1つの日本語文字エリアを前記タッチ点の移動とは反対の方向に移動するステップと、前記1つの日本語文字エリアにおいて前記タッチ点を移動し、入力文字を選択するステップと、を具備するようにした。
本発明のもう1つの態様は、上記の態様において、前記複数の日本語文字エリアにおいて、日本語文字は最初のタッチ点を中心に輻射方向に沿って星の形で配列表示されるようにした。
本発明のもう1つの態様は、上記の態様において、前記タッチパネルの有効エリアを複数の日本語エリアに分けるステップは、前記複数の日本語文字エリアを標識する標識を表示するステップと、前記タッチ点が入力文字を含む日本語文字エリアの標識まで移動した際、前記タッチ点が入力文字を含む日本語文字エリアを表示するステップと、を具備するようにした。
本発明のもう1つの態様は、上記の態様において、前記複数の日本語文字エリアそれぞれは、直線で配列された複数の日本語文字からなる矩形である。
本発明のもう1つの態様は、上記の態様において、前記複数の日本語文字エリアのそれぞれは、前記標識を中心に配列された複数の日本語文字からなる円形である。
本発明のもう1つの態様は、上記の態様において、前記タッチ点が前記複数の標識のうちの1つに移動した際、他の標識をタッチパネルから消す。
本発明のもう1つの態様は、上記の態様において、前記タッチ点を含む前記日本語文字エリアを拡大表示する。
本発明のもう1つの態様は、上記の態様において、前記タッチ点が入力文字まで移動した際、前記入力文字を拡大表示する。
本発明のもう1つの態様は、上記の態様において、前記タッチ点を入力文字まで移動した後、前記タッチ点を開放することによって前記入力文字を選択する。
本発明のもう1つの態様は、上記の態様において、前記タッチ点を入力文字まで移動した後、前記タッチパネルを所定の時間だけ押すことによって入力文字を選択する。
本発明のもう1つの態様は、上記の態様において、前記入力文字を選択した際、前記入力文字を強調表示する。
本発明のもう1つの態様は、上記の態様において、前記入力文字を選択した際、前記入力文字の発音を用いて音声ヒントを与える。
本発明のもう1つの態様は、上記の態様において、前記タッチパネルの有効エリアを複数の日本語文字エリアに分けるステップにおいて、前記日本語文字エリアの数は8であり、前記日本語文字エリアのそれぞれは、すべての日本語文字を「あ」、「か」、「さ」、「た」、「な」、「は」、「ま」、「ら」の8組に分けたそれぞれの組からなり、前記「あ」組は、「あ」行、「や」行および「わ」行の文字を含み、前記「か」組は、「か」行および「が」行の文字を含み、前記「さ」組は、「さ」行および「ざ」行の文字を含み、前記「た」組は、「た」行、「だ」行の文字および「っ」文字を含み、前記「な」組は、「な」行の文字および「ん」文字を含み、前記「は」組は、「は」行、「ば」行および「ぱ」行の文字を含み、前記「ま」組は、「ま」行の文字を含み、前記「ら」組は、「ら」行の文字を含む。
本発明のもう1つの態様は、上記の態様において、前記タッチパネルの有効エリアを複数の日本語文字エリアに分けるステップにおいて、前記日本語文字エリアの数は5であり、前記日本語文字エリアのそれぞれは、すべての日本語の文字を「あ」、「い」、「う、「え」、「お」の5組に分けたそれぞれの組からなり、前記「あ」組は、「あ」段、「や」段および「わ」段の文字を含み、前記「い」組は、「い」段の文字を含み、前記「う」組は、「う」段、「ゆ」段の文字および「っ」文字を含み、前記「え」組は、「え」段の文字を含み、前記「お」組は、「お」段および「よ」、「を」、「ん」文字を含む。
本発明のもう1つの態様は、日本語入力端末であって、タッチにより日本語を入力し表示するタッチパネルと、前記タッチパネルがタッチされる場合、最初のタッチ点を中心に前記タッチパネルの有効エリアを複数の日本語文字エリアに分け、前記タッチ点が前記複数の日本語文字エリアのうち入力文字を含む1つへ移動する際、前記1つの日本語文字エリアを前記タッチ点の移動とは反対の方向へ移動し、さらに前記1つの日本語文字エリアにおいて前記タッチ点の移動により入力文字を選択するよう、前記タッチパネルの日本語入力をコントロールするコントローラと、を具備する構成をとる。
本発明のもう1つの態様は、上記の態様において、前記コントローラは、前記複数の日本語文字エリアのうち前記タッチ点を含む1つを前記タッチパネルに拡大表示するようコントロールを行う。
本発明のもう1つの態様は、上記の態様において、前記コントローラは、前記タッチ点が選択した日本語文字を前記タッチパネルに強調表示するようコントロールを行う。
本発明のもう1つの態様は、上記の態様において、前記コントローラは、前記タッチ点が選択した入力文字を、前記入力文字の発音を用いて音声ヒント与える。
本発明のもう1つの態様は、上記の態様において、前記日本語入力端末はモバイル通信端末、ゲーム機、パーソナル・デジタル・アシスタント、パームトップパソコン、GPS(Global Positioning System)ナビゲーション、リモコン、または暗証番号式オートロックに用いられる。
本発明によれば、タッチパネルを備える日本語入力端末において、より少ないキー操作とタッチパネルのタッチ押しで素早く日本語を入力することができ、タッチパネルが小さい端末でも、ユーザは文字をはっきり見て選択することができる。これにより入力の正確さを高め、使い勝手を改善することができ、さらに情報処理端末の寿命を延ばすことができる。
本発明の第1実施形態に係る日本語入力端末の主要な構成を示すブロック図である。 本発明の第1実施形態に係る日本語入力方法を示すフローチャートである。 本発明の第1実施形態に係る日本語文字エリアを例示するための図である。 本発明の第1実施形態に係る日本語文字エリアの拡大表示を例示するための図である。 本発明の第2実施形態に係る日本語入力方法を示すフローチャートである。 本発明の第2実施形態に係る標識を説明するための図である。 本発明の第2実施形態に係る標識を説明するための図である。 本発明の第2実施形態に係る日本語入力方法の具体的な操作例を示す図である。 本発明の第2実施形態に係る日本語文字エリアを例示するための図である。
以下、本発明の実施の形態について、添付図面を参照して詳細に説明する。ただし、実施の形態において、同一機能を有する構成には同一符号を付し、重複する説明は省略する。
(第1実施形態)
図1は、本発明の第1実施形態に係る日本語入力端末の主要な構成を示すブロック図である。
ここで言う日本語入力端末とは日本語入力ができる情報処理端末を指す。例えば、モバイル通信端末、ゲーム機、パーソナル・デジタル・アシスタント、パームトップパソコン、GPSナビゲーション、リモコン、暗証番号式オートロックなどを含む。
図1に示すように、本発明の第1実施形態に係る日本語入力端末はタッチにより日本語入力と表示ができるタッチパネル10、タッチパネルを用いて日本語入力をコントロールするコントローラ20を備える。
ここで、コントローラ20はタッチパネル10および当該端末のその他の構成要素(図示せず)に対し以下のようなコントロールを行う。つまり、日本語入力モードで、タッチパネルがタッチされた場合、この最初のタッチ点を中心にタッチパネルの有効エリアを複数の日本語文字エリアに分け、タッチ点がこの複数の日本語文字入力エリアのうち、入力文字を含む一つへ移動する際、この1つの日本語文字エリアをタッチ点の移動とは反対の方向に移動し、さらにこの1つの日本語文字エリアにおけるタッチ点の移動により入力文字を選択するようコントロールを行う。
図2は、本発明の第1実施形態に係る日本語入力方法を示すフローチャートである。
ステップS201において、コントローラ20は入力信号に基づき、例えば英語入力モード、中国語モードおよび日本語入力モードの中から日本語入力モードを選択する。
日本語入力モードを選択するにはいろいろな方法がある。例えば、タッチパネルの任意のところをタッチすることによって日本語入力モードに入る。または、所定のキーを押すことによって日本語入力モードに入っても良く、または、メニュー操作により日本語入力モードに入っても良い。
ステップS202において、コントローラ20は、ユーザがタッチパネルで最初にタッチした任意の位置をタッチ始点とする。
ステップS203において、コントローラ20は、タッチパネル10をコントロールし、タッチ始点を中心に複数の日本語文字エリアを表示する。
以下、上記複数の日本語文字エリアを説明するため、まず日本語文字を複数の組に分ける分け方を説明する。以下の分け方は例示的であって、これらの方法だけには限らない。
<第1の分け方>
日本語文字を子音によって「あ」、「か」、「さ」、「た」、「な」、「は」、「ま」、「ら」の8組に分ける。
そのうち「あ」組は、「あ」行、「や」行および「わ」行の文字を含む。
「か」組は、「か」行および促音「が」行の文字を含む。
「さ」組は、「さ」行および促音「ざ」行の文字を含む。
「た」組は、「た」行、促音「だ」行の文字および「っ」文字を含む。
「な」組は、「な」行の文字および撥音「ん」文字を含む。
「は」組は、「は」行、促音「ば」行および半促音「ぱ」行の文字を含む。
「ま」組は、「ま」行の文字を含み、「ら」組は、「ら」行の文字を含む。
<第2の分け方>
日本語の文字を母音によって「あ」、「い」、「う、「え」、「お」の5組に分ける。
そのうち「あ」組は、「あ」段の文字および「や」、「わ」文字を含む。
「い」組は、「い」段の文字を含む。
「う」組は、「う」段の文字および「ゆ」、「っ」文字を含む。
「え」組は、「え」段の文字を含む。
「お」組は、「お」段の文字および「よ」、「を」、「ん」文字を含む。
図3は、本発明の第1実施形態に係る日本語文字エリアを例示するための図である。
図3においては、第1の分け方により8組に分けられた日本語文字を直交座標の横軸、縦軸、45度斜軸の8つの輻射方向の星の形に沿って、日本語文字の前後順序に従って表示する。図3において、丸に囲まれた「始」はタッチ始点を示す(以下同様)。
なお、図3においては、促音、半促音などの特殊文字は対応の文字の横に表示し、ユーザの便利を図る。
再び図2に戻って、ステップS204において、タッチ始点が入力文字を含む日本語文字エリアへ移動する際、この日本語文字エリアまたはすべての日本語文字エリアはタッチ点の移動とは反対の方向へ移動する。
例えば、図3に示すように、タッチ点が始点より「な」組へ移動する(すなわち垂直で下へ向かう)際、「な」組の日本語文字エリアまたはすべての日本語文字エリアは「あ」組の方向へ移動する(すなわち垂直で上に向かう)。
この操作によってタッチ点の移動距離を短縮することができるため、ユーザはより短距離で入力文字を便利に選ぶことができ、入力時間を短縮することができる。
ステップS205において、ユーザはタッチ点を移動させることによって入力文字を選ぶ。このステップにおいて、タッチ点が入力文字まで移動した際、タッチ点を開放することによって入力文字を選ぶ。
例えば、「に」を入力する場合、図3に示すように、ユーザはタッチパネル10においてタッチ点を「に」まで移動し、タッチ点を開放することによって文字「に」の入力を行う。
このように、本実施形態によれば、タッチ点を移動するだけで、入力文字を選択するまで開放しないため、キー操作とタッチパネルのタッチ押しを繰り返すことなく素早に日本語を入力することができ、タッチパネルの寿命を延ばすことができる。
また、本実施形態によれば、タッチ点を、入力文字を含む日本語文字エリアへ移動する際、当該日本語文字エリアをもタッチ点の移動とは反対の方向へ移動するため、タッチ点の移動距離を短縮し、入力時間を短縮することができる。
なお、本実施形態では、平仮名を例にとって本発明に係る日本語入力方法を説明したが、本発明はこれに限定されず、片仮名の入力についても同様な方法を適用することができる。
また、本発明は本実施形態に限定されず、例えば、図4に示すように、タッチ点が「な」組まで移動した際、「な」組の日本語文字は拡大表示しても良い。また、拡大表示されるエリアは「な」組に限らず、隣の「は」組と「た」組なども拡大表示しても良い。これにより、タッチパネルが小さい端末においてもユーザはキー操作を繰り返すことなく日本語文字を入力することができる。また、これにより、ユーザははっきりと文字を見ることができ、入力の正確さを高めることができる。
また、本発明は本実施形態に限定されず、選択された入力文字を強調表示(例えば点滅)することによって、入力文字をヒントしても良い。これにより、ユーザは入力文字を確認することができ、入力の正確さをさらに高めることができる。
また、本発明は本実施形態に限定されず、入力文字を選択して入力する前にまたは入力した後に、入力文字の発音を用いて音声により入力文字をヒントしても良い。具体的には、ある文字が注目される際、端末の音声出力装置から対応文字の発音を出力することによってユーザにヒントを与える。これによって、視覚障害のあるユーザでも入力文字を判別することができ、入力の正確さをさらに高めることができる。
また、本実施形態では、各日本語文字エリアにおける日本語文字の配列について図3に示すような場合を例にとって説明したが、本発明はこれに限定されず、各日本語文字エリアにおいて日本語文字他の輻射方向或いは他の形に従って配列しても良い。
また、本実施形態では、図3に示すように、促音、半促音などの特殊文字は対応の文字の横に表示する場合を例にとって説明したが、本発明はこれに限定されず、促音、半促音などの特殊文字を別途の複数の組に分け、それぞれの組に対応する日本語文字エリアを表示しても良い。または、濁音、半濁音などの特殊文字に対応する文字を選んだ後、その文字の外側に表示しても良い。例えば「す」が選ばれた後、その濁音の「ず」を表示する。
また、本実施形態では、タッチ点の開放によって文字を選ぶ場合を例にとって説明したが、本発明はこれに限定されず、タッチ点を所定の時間だけ押すなど他の方法によって文字を選んでも良い。
(第2実施形態)
本発明の第2実施形態に係る日本語入力方法および日本語入力端末は第1実施形態に係る日本語入力方法および日本語入力端末と基本的に同様であり、コントローラ20の動作のみ相違する。具体的には、複数の日本語文字エリアを表示する前にこの複数の日本語文字エリアを標識する標識を表示する点などにおいて第1実施形態と相違する。ここでは、第2実施形態に係る日本語入力端末の構成について図示および説明を省略する。
図5は、本発明の第2実施形態に係る日本語入力方法を示すフローチャートである。図5のステップS401およびS402は図2のステップS201、S202と同様であるため、その詳細説明は省略する。
以下、図6を参照し、図5のS403からS406について説明する。
図6は本発明の第2実施形態に係る標識を説明するための図である。
図6において、日本語文字を本発明の第1実施形態に示した第1の分け方によって8組に分け、それぞれの組の代表文字を、各組に対応する日本語文字エリアの標識とする。例えば、「あ」組の標識は「あ」である。
再び図5に戻って、ステップS403において、コントローラ20は、タッチパネル10をコントロールし、図6に示した複数の標識を、タッチ始点を中心に配列してタッチパネルに表示する。
ステップS404においては、ユーザがタッチパネル10においてタッチ点を、入力文字を含む日本語文字エリアの標識まで移動した際、図6に示すように、コントローラ20はタッチパネル10をコントロールし、この日本語文字エリアをタッチパネルの有効エリアに表示する。
ステップS405において、タッチ点が入力する文字を含む日本文字エリアまで移動した際、コントローラ20はタッチ点の移動とは反対の方向へ日本語文字エリアを移動する。
例えば、図6において、タッチ点が標識「な」から「な」組の日本語文字エリアへ移動する際、「な」組の日本語文字エリアもタッチ点へ向かって移動する。
ステップS406において、入力する文字を選ぶ。例えば、タッチ点を入力する文字に移動し開放する際、コントローラ20はこの文字を入力する。
以下、本実施形態に係る日本語入力方法の具体的な操作例を説明する。
この操作例において、日本語文字を本発明の第1実施形態に示した第2の分け方によって5組に分けられ、「A」、「I」、「U」、「E」、「O」(日本語の発音を表示するローマ字)を、各組に対応する日本語文字エリアの標識とする。
つまり、図7に示すように、標識「A」は「あ」組に対応する日本語文字エリア、標識「I」は「い」組に対応する日本語文字エリア、標識「U」は「う」組に対応する日本語文字エリア、標識「E」は「え」組に対応する日本語文字エリア、標識「O」は「お」組に対応する日本語文字エリアを標識する。なお、この例で、日本語文字エリアは、標識を中心に配列された円形である。
図8は、本実施形態に係る日本語入力方法の具体的な操作例を示す図である。この例では、ユーザが入力する文字を「き」とする。
まず、日本語入力モードに入り、タッチパネル上の任意の位置がタッチ始点としてタッチされると、図8(a)に示すように、このタッチ始点を中心として複数の標識を表示する。
ユーザはタッチパネル10において、タッチ始点からタッチ点を「I」標識へ移動させる。その際、図8(b)に示すように、タッチパネルには「I」組の日本語文字エリアが表示される。
タッチ点が「I」組の日本語文字エリアへ移動する際、「I」組の日本語文字エリアもタッチ点へ向かって移動し、タッチ点が「き」のところまで移動すると、「き」が拡大或いは点滅の形で強調表示される。入力文字が「き」である事を確認し、タッチ点を開放すると、「き」が入力される。
このように、本実施の形態によれば、タッチ始点を中心に日本語文字エリアではなく、それを標識する標識を表示し、タッチ点を、入力文字を含む日本語文字エリアを標識する標識まで移動した際に当該日本語文字エリアを表示するため、タッチパネルが小さい端末においても、ユーザはキー操作を繰り返すことなく文字を識別し入力することができる。
なお、本実施形態では、図6または図7に示すように標識を円形または半円形に沿って配列する場合を例にとって説明したが、本発明はこれに限らず、矩形または他の形などに標識を配列しても良い。
また、本実施形態では、図6または図7に示すように、各日本語文字エリアにおいて複数の日本語文字を直線または円形に沿って配列する場合を例にとって説明したが、本発明はこれに限定されず、図9(a)および図9(b)に示すように、各日本語文字エリアにおいて複数の日本語文字を半円形に沿って配列しても良い。
また、本発明は本実施形態に限定されず、例えばステップS404において、図9(b)に示すように、選んだ標識以外の標識をタッチパネルから消しても良い。同時に、選んだ標識に対応する日本語文字エリアを拡大表示しても良い。
本発明に係る日本語入力方法および日本語入力端末は、日本語入力が必要である情報処理端末の用途に適用することができる。例えば、モバイル通信端末、ゲーム機、パーソナル・デジタル・アシスタント、パームトップパソコン、GPSナビゲーション、リモコン、または暗証番号式オートロックなどの用途に適用することができる。
10 ・・・タッチパネル
20 ・・・コントローラ

Claims (19)

  1. タッチパネルを備える端末における日本語入力方法であって、
    最初のタッチ点を中心に、前記タッチパネルの有効エリアを複数の日本語エリアに分けるステップと、
    前記タッチ点が複数の日本語文字エリアのうち入力文字を含む1つへ移動する際に、前記1つの日本語文字エリアを前記タッチ点の移動とは反対の方向に移動するステップと、
    前記1つの日本語文字エリアにおいて前記タッチ点を移動し、入力文字を選択するステップと、
    を具備する日本語入力方法。
  2. 前記複数の日本語文字エリアにおいて、日本語文字は最初のタッチ点を中心に輻射方向に沿って星の形で配列表示される、
    請求項1記載の日本語入力方法。
  3. 前記タッチパネルの有効エリアを複数の日本語エリアに分けるステップは、
    前記複数の日本語文字エリアを標識する標識を表示するステップと、
    前記タッチ点が入力文字を含む日本語文字エリアの標識まで移動した際、前記タッチ点が入力文字を含む日本語文字エリアを表示するステップと、
    を具備する請求項1記載の日本語入力方法。
  4. 前記複数の日本語文字エリアそれぞれは、直線で配列された複数の日本語文字からなる矩形である、
    請求項3記載の日本語入力方法。
  5. 前記複数の日本語文字エリアのそれぞれは、前記標識を中心に配列された複数の日本語文字からなる円形である、
    請求項3記載の日本語入力方法。
  6. 前記タッチ点が前記複数の標識のうちの1つに移動した際、他の標識をタッチパネルから消す、
    請求項3記載の日本語入力方法。
  7. 前記タッチ点を含む前記日本語文字エリアを拡大表示する、
    請求項1から請求項6のいずれか一項に記載の日本語入力方法。
  8. 前記タッチ点が入力文字まで移動した際、前記入力文字を拡大表示する、
    請求項1から請求項6のいずれか一項に記載の日本語入力方法。
  9. 前記タッチ点を入力文字まで移動した後、前記タッチ点を開放することによって前記入力文字を選択する、
    請求項1から請求項6のいずれか一項に記載の日本語入力方法。
  10. 前記タッチ点を入力文字まで移動した後、前記タッチパネルを所定の時間だけ押すことによって入力文字を選択する、
    請求項1から請求項6のいずれか一項に記載の日本語入力方法。
  11. 前記入力文字を選択した際、前記入力文字を強調表示する、
    請求項1から請求項6のいずれか一項に記載の日本語入力方法。
  12. 前記入力文字を選択した際、前記入力文字の発音を用いて音声ヒントを与える、
    請求項1から請求項6のいずれか一項に記載の日本語入力方法。
  13. 前記タッチパネルの有効エリアを複数の日本語文字エリアに分けるステップにおいて、
    前記日本語文字エリアの数は8であり、前記日本語文字エリアのそれぞれは、すべての日本語文字を「あ」、「か」、「さ」、「た」、「な」、「は」、「ま」、「ら」の8組に分けたそれぞれの組からなり、
    前記「あ」組は、「あ」行、「や」行および「わ」行の文字を含み、
    前記「か」組は、「か」行および「が」行の文字を含み、
    前記「さ」組は、「さ」行および「ざ」行の文字を含み、
    前記「た」組は、「た」行、「だ」行の文字および「っ」文字を含み、
    前記「な」組は、「な」行の文字および「ん」文字を含み、
    前記「は」組は、「は」行、「ば」行および「ぱ」行の文字を含み、
    前記「ま」組は、「ま」行の文字を含み、
    前記「ら」組は、「ら」行の文字を含む、
    請求項1から請求項6のいずれか一項に記載の日本語入力方法。
  14. 前記タッチパネルの有効エリアを複数の日本語文字エリアに分けるステップにおいて、
    前記日本語文字エリアの数は5であり、前記日本語文字エリアのそれぞれは、すべての日本語の文字を「あ」、「い」、「う、「え」、「お」の5組に分けたそれぞれの組からなり、
    前記「あ」組は、「あ」段、「や」段および「わ」段の文字を含み、
    前記「い」組は、「い」段の文字を含み、
    前記「う」組は、「う」段、「ゆ」段の文字および「っ」文字を含み、
    前記「え」組は、「え」段の文字を含み、
    前記「お」組は、「お」段および「よ」、「を」、「ん」文字を含む
    請求項1から請求項6のいずれか一項に記載の日本語入力方法。
  15. タッチにより日本語を入力し表示するタッチパネルと、
    前記タッチパネルがタッチされる場合、最初のタッチ点を中心に前記タッチパネルの有効エリアを複数の日本語文字エリアに分け、前記タッチ点が前記複数の日本語文字エリアのうち入力文字を含む1つへ移動する際、前記1つの日本語文字エリアを前記タッチ点の移動とは反対の方向へ移動し、さらに前記1つの日本語文字エリアにおいて前記タッチ点の移動により入力文字を選択するよう、前記タッチパネルの日本語入力をコントロールするコントローラと、
    を具備する日本語入力端末。
  16. 前記コントローラは、前記複数の日本語文字エリアのうち前記タッチ点を含む1つを前記タッチパネルに拡大表示するようコントロールを行う、
    請求項15記載の日本語入力端末。
  17. 前記コントローラは、前記タッチ点が選択した日本語文字を前記タッチパネルに強調表示するようコントロールを行う、
    請求項15記載の日本語入力端末。
  18. 前記コントローラは、前記タッチ点が選択した入力文字を、前記入力文字の発音を用いて音声ヒント与える、
    請求項15記載の日本語入力端末。
  19. モバイル通信端末、ゲーム機、パーソナル・デジタル・アシスタント、パームトップパソコン、GPS(Global Positioning System)ナビゲーション、リモコン、または暗証番号式オートロックに用いられる、
    請求項15記載の日本語入力端末。
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