JP2010015128A - 全視野投影装置および全視野映像システム - Google Patents

全視野投影装置および全視野映像システム Download PDF

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Abstract

【課題】簡易な構成でありながら、真の全視野映像を再生し得る全視野投影装置および全視野映像システムを提供する。
【解決手段】全視野投影装置20は、全視野映像に係る映像情報を球体状のスクリーン23に投影し、スクリーン内部に位置する観者に全視野映像を提供するものであり、球体状のスクリーン23と、スクリーン23に全視野映像を投影する、当該スクリーン23の中心を挟んで対向配置された1対のプロジェクタ21A、21Bと、これら1対のプロジェクタ21A、21Bからの光束をスクリーン方向に反射せしめる、スクリーン23の中心近傍に配された投影用両凸ミラー22と、を備えている。なお、1対のプロジェクタ21A、21Bの一方からの投影光束が投影用両凸ミラー22の一方の凸面に、他方からの投影光束が投影用両凸ミラー22の他方の凸面に各々照射されるように構成される。
【選択図】 図1

Description

本発明は、全視野範囲で撮影した風景等の被写体映像を、全視野範囲をカバーするスクリーン上に再現するための全視野投影装置および全視野映像システムに関するものである。
近年、例えば宇宙空間において遊泳する宇宙飛行士や海中に潜ったダイバーの気分を地上に居ながらにして味わうための全視野映像システムの開発が求められている。
さらに、昨今のヒーリング治療の発展に伴い、全視野映像雰囲気内に被験者を位置させるようにしたシステムの改良も求められている。
このような要求に応えうる従来技術としては、所望の映像を360度の全方位をカバーする円筒状スクリーンに投影して、臨場感のあるパノラマ映像を楽しむシステムが考案されている(下記特許文献1、2を参照)。また、例えば、全天空映像をプラネタリウム等の半球状のドーム型スクリーンに投影して上映するシステムも広く使用されている。
特開2003−344962号公報 特開平11−95344号公報
しかしながら、上述したような要求を満足するためには、円筒状スクリーンや半球状のドーム型スクリーンでは不十分であり、球体の内壁面全面をスクリーンとし、その内部から観察することにより達成されると考えられる。
すなわち、前述した特許文献1、2においては、360度の全周囲に亘る映像は投影することができるものの、同時に上方および下方の双方に映像を投影することができないことから、例えば、上述したような、宇宙空間において遊泳する宇宙飛行士や海中に潜ったダイバーの気分を味わうという点において、迫力に欠けたものとなってしまう。
また、ヒーリング治療においても、上方および下方も含めた真の意味での全視野映像雰囲気内に被験者をおくことによって、より治療効果を上げたいという要望があった。
本発明は上記事情に鑑みなされたものであり、簡易な構成でありながら、真の全視野映像を再生し得る全視野投影装置および全視野映像システムを提供することを目的とするものである。
上記目的を達成するため、本発明の全視野投影装置は、
全視野映像が投影される球体状のスクリーンと、
このスクリーンに、当該スクリーンの内部側から該全視野映像を投影する、当該スクリーンの中心を挟んで対向配置された1対の投影手段と、
これら1対の投影手段からの光束を前記スクリーン方向に反射せしめる、前記スクリーンの中心近傍に配された両凸形状の投影用光反射手段と、を備えてなり、
前記1対の投影手段の一方からの投影光束が、前記投影用光反射手段の一方の凸面に、前記1対の投影手段の他方からの投影光束が、前記投影用光反射手段の他方の凸面に、各々照射されるように構成されてなることを特徴とするものである。
また、前記投影用光反射手段は、1対の、凸部が曲面反射ミラーからなる平凸形状のミラー体を、互いに平面側が対向するように配置した両凸ミラーとされてなることが好ましい。
また、前記両凸ミラーにおける対称面と、前記曲面反射ミラー表面の接平面とのなす角度Aの最大値AMAXが下記条件式(1)を満足するように構成されていることが好ましい。
20≦AMAX≦70(度)・・・・(1)
また、本発明の全視野映像システムは、
上記いずれかの全視野投影装置と、
前記全視野映像に係る映像情報を取得するための全視野撮像装置であって、周囲の被写体の映像を撮像する、互いに対向配置された1対の撮像手段、および該周囲の被写体からの光束を該1対の撮像手段各々の方向に反射せしめる、両凸形状の撮像用光反射手段と、を備えた全視野撮像装置と、
を備えてなることを特徴とするものである。
また、前記撮像用光反射手段は、1対の、凸部が曲面反射ミラーからなる平凸形状のミラー体を、互いに平面側が対向するように配置した両凸ミラーとされてなることが好ましい。
また、前記1対の投影手段は、前記投影用光反射手段を構成する前記両凸ミラーの両面の各頂点を結んだ線の延長線上であって、前記投影用光反射手段に対して互いに対称な位置に配設され、
前記1対の撮像手段は、前記撮像用光反射手段を構成する両凸ミラーの両面の各頂点を結んだ線の延長線上であって、前記撮像用光反射手段に対して互いに対称な位置に配設されてなる、ことが好ましい。
また、前記投影用光反射手段と前記撮像用光反射手段とが共用されてなることが好ましい。
なお、上記球体状のスクリーン、とは完全な球体である必要はなく、むしろ、例えば、前記投影手段からスクリーン上の各位置までの距離をそれぞれ等距離にするために必要となる、完全な球体からの変形を許容するものとすることが可能である。
なお、上記「対称」あるいは、上記「延長線上」とは、実質的に、対称あるいは延長線上であるとみなしても差し支えない範囲のものを含む意である。また、上記「対称」との要件は必ずしも満足されずとも、本発明に係る装置やシステムの構築が可能である。
本発明の全視野投影装置および全視野映像システムによれば、1対の投影手段からの光束を球体状のスクリーン方向に反射せしめる、該スクリーンの中心近傍に配された両凸ミラーからなる投影用光反射手段を設け、前記1対の投影手段の一方からの投影光束が、前記投影用光反射手段の一方の凸面に、前記1対の投影手段の他方からの投影光束が、前記投影用光反射手段の他方の凸面に、各々照射され、この投影用光反射手段により反射された光束に係る全視野映像情報が、球体状のスクリーンに投影されるように構成されている。
このように、上記の如く構成された投影用光反射手段を用いて、対向する1対の投影手段からの光束を球体状のスクリーンに投影することにより、上方および下方を含めた全方向に映像を容易に投影することができる。
したがって、例えば、上述したような、宇宙空間において遊泳する宇宙飛行士や海中に潜ったダイバーの気分を味わうという点において、観者に迫力のある臨場感を与えることができる。
また、ヒーリング治療においても、真の意味での全視野映像雰囲気内に被験者をおくことができ、より治療効果を向上させることができる。
さらに、本発明の全視野映像システムによれば、全視野投影装置により投影される全視野映像を予め取得しておくための全視野撮像装置を備えている。すなわち、この全視野撮像装置は、互いに対向配置された、周囲の被写体の映像を撮像する1対の撮像手段が設けられ、該周囲の被写体からの光束を、両凸形状の撮像用光反射手段によって前記1対の撮像手段各々の方向に反射せしめるように構成されている。
このように、上記の如く両凸形状に構成された撮像用光反射手段を用いて、周囲の被写体の映像情報を担持した光束を、対向する1対の撮像手段方向へ各々反射することにより、上方および下方を含めた全視野映像を容易に撮像することができる。
これにより、全視野撮像装置により取得された全視野映像を用いて、全視野投影装置により全視野投影することが可能となる。そして、この場合には、撮像する装置構成と投影する装置構成が対応した態様となっているため、撮像した全視野映像データを、大幅な画像変換処理を行うことなく、投影用に用いることが可能となるので、極めて効率的である。
また、好ましい態様においては、前記両凸ミラーにおける対称面と、前記球面ミラー表面の接平面とのなす角度Aの最大値AMAXが、20度以上70度以下とされており、各半球領域が、少なくともある程度はカバーされるとともに両撮像手段によって撮像した撮像範囲のダブリを減少させることができる。
また、上記全視野撮像装置と上記全視野投影装置とは通常、別体とされているが、その一部、例えば、撮像用光反射手段と投影用光反射手段を共通化することが可能である。すなわち、取得された映像情報を、各撮像手段に対応した位置に配された投影手段から、撮像用光反射手段としても共通して用いられる投影用光反射手段を介して、球体スクリーン上に投影することによって、簡易かつ良好に、上下方向を含めた全方位に亘る全視野映像を球体スクリーン上に映出することが可能となる。
以下、本発明の実施形態について詳細に説明する。
本発明の実施形態に係る全視野映像システムの基本的な構成について説明すると、まずこのシステムは、図1(A)、(B)に示すように、風景等の被写体映像を全視野範囲で撮影する全視野撮像装置10、および撮像された全視野映像の全範囲をスクリーン上に再現するための全視野投影装置20を備えてなる。なお、全視野投影装置20は、本発明の実施形態に係る全視野投影装置として表されており、この全視野投影装置20を単独で使用することも勿論可能である。
上記全視野撮像装置10は、全視野映像に係る映像情報を取得するための全視野撮像装置であり、周囲の被写体の映像を撮像する、互いに対向配置された1対の撮像カメラ(撮像手段)11A、11B(両撮像カメラ11A、11Bの間隔はたとえば1m)と、該周囲の被写体からの光束を該1対の撮像カメラ11A、11Bの方向に反射せしめる、撮像用両凸ミラー(撮像用光反射手段)12と、を備えてなる。
また、この全視野撮像装置10は、映像情報やコントロール信号の送受信指示、および撮像された映像情報のデータ処理やデータ記憶、さらには全視野投影装置20との間で映像情報の撮像操作に係るコントロール信号の送受信指示(両撮像カメラ11A、11B間の同期をとる指示操作を含む)を行なうコントロール部14、このコントロール部14と撮像カメラ11A、11Bまたは撮像カメラ11A、11B同士の間で、映像情報や指示信号の送受信を行なうアンテナ部(信号送受信手段)13A、13B、撮像カメラ11A、11Bにおける撮像処理と対応して、音声取得処理を行うステレオ対応用のマイク部16A、16B、ならびに撮像された映像情報および取得された音声情報を全視野投影装置20に送信する装置間送受信用アンテナ部(装置間信号送受信手段)15を備えている。また、必要に応じて、両撮像カメラ11A、11Bの間に両凸ミラー12を保持させるための管状の透明体よりなるミラー保持用チューブ17を備えていてもよい。
一方、上記全視野投影装置20は、全視野映像に係る映像情報を球体状のスクリーン(例えば、直径2m)23に投影し、スクリーン内部に位置する観者に全視野映像を提供するものであり、全視野映像が投影される球体状のスクリーン23と、このスクリーン23に、当該スクリーン23の内部側から全視野映像を投影する、当該スクリーン23の中心を挟んで対向配置された1対のプロジェクタ(投影手段)21A、21B(両プロジェクタ21A、21Bの間隔はたとえば2m)と、これら1対のプロジェクタ21A、21Bからの光束を前記スクリーン方向に反射せしめる、スクリーン23の中心近傍に配された投影用両凸ミラー(投影用光反射手段)22と、を備えている。
なお、1対のプロジェクタ21A、21Bの一方からの投影光束が、投影用両凸ミラー22の一方の凸面に、他方からの投影光束が、投影用両凸ミラー22の他方の凸面に各々照射されるように構成される。
また、この全視野投影装置20は、映像情報の投影操作に係るコントロール信号の送受信指示(両プロジェクタ21A、21B間の同期をとる指示操作を含む)や送信された映像情報のデータ処理やデータ記憶を行なう主コントロール部24と、全視野撮像装置10(またはその他の装置)から送信された映像情報を受信するアンテナ部(装置間送受信部)25Aと、観者が腰掛けるためのシート部27Aと、このシート部27Aをスクリーン23の底面頂点部分を中心として回転自在に支持する脚部27Bと、このシート部27Aに投影用両凸ミラー22を保持させるための保持手段27Cと、観者が投影操作の指示を手元で行うための手元コントロール部28と、この手元コントロール部28および上記主コントロール部24の間で指示信号の送受信を行なうために、上記アンテナ部25Aと交信を行うアンテナ部25Bと、音声再生処理を行うステレオ音声再生用のスピーカ部26A、26Bと、を備えている。また、この手元コントロール部28からの駆動信号を、スクリーン底面側頂点の外側に配された回転駆動モータに送信するための配線30(大部分が脚部27B内に配設されている)を備えている。なお、駆動信号を、上記アンテナ部25Aを介して無線送信する場合には、配線30を省略することも可能である。
また、両プロジェクタ21A、21Bおよび主コントロール部24は、互いにケーブル29によって接続されており、これにより、両プロジェクタ21A、21Bに映像データを送信し、両プロジェクタ21A、21B間で投影操作の同期をとることが可能となる。
なお、投影用両凸ミラー22の観者側には、観者の目を保護するために、光非反射処理がなされた非反射部22Aが設けられている。
上述した撮像用両凸ミラー12は、図2(A)の断面図に示すように、1対の、凸部が球体の一部を切り取った平凸形状のミラー体を、互いに平面側が対向するように配置されてなる。すなわち、両凸ミラー12の対称面に対する凸面の接平面(接線)が交叉する最大角度α(AMAX)が下記条件式(1)を満足するように構成されている。
20≦α=AMAX≦70(度)・・・・(1)
したがって、撮像カメラ11A、11Bにより撮像される範囲が、全視野の広い範囲に亘り、望ましくは全範囲に亘ってカバーされるとともに、撮像カメラ11A、11Bによって撮像した両撮像範囲のダブリを減少させた状態とすることができる。
図2(A)には、α≒45度の場合の光線軌跡が模式的に描かれていて、周辺景色を天球で表した場合、その天球のうちの一方の片半分からの光束が、両凸ミラー12の片面212Aにより反射され、撮像カメラ11Aに向かい、さらに、その天球のうちの他方の片半分からの光束が、両凸ミラー12の片面212Bにより反射され、撮像カメラ11Bに向かう。これにより、該全天球各部の映像を過不足なく撮影することが可能となる。
一方、上述した投影用両凸ミラー22は、上記撮像用両凸ミラー12と略同様に、図2(B)に示す如く、1対の、凸部が球体の一部を切り取った平凸形状のミラー体を、互いに平面側が対向するように配置されてなる。すなわち、両凸ミラー22の対称面に対する凸面の接平面(接線)が交叉する最大角度β(AMAX)が上記条件式(1)と同じ範囲を満足するように構成されている。
このような角度に設定することにより、投影する天球領域が、少なくともある程度、望ましくは全体に亘りカバーされるとともにプロジェクタ21A、21Bによって投影した両投影領域のダブリを減少させた状態とすることができる。
また、投写型表示装置は、一般に、投影レンズから出射される投影光束が発散するように構成されているので、既存の投写型表示装置を使用する場合には、その投影光束の発散角に応じ、上記各半球領域の、より広い範囲に映像が投影されるように、かつ上記各半球領域に投影した映像のダブリ領域がより減少するように、上記最大角度βは、より望ましくは下記条件式(2)を満足するように構成する。
30≦β=AMAX≦50(度)・・・・(2)
また、同様の観点から、上記最大角度αは、より望ましくは上記条件式(2)と同じ範囲を満足するように構成する。
図2(B)には、β≒45度の場合の光線軌跡が模式的に描かれていて、スクリーン23を全天球で表した場合、一方のプロジェクタ21Aからの光束が、両凸ミラー22の片面222Aにより反射され、その全天球のうちの、一方の片半分に投影され、さらに、他方のプロジェクタ21Bからの光束が、両凸ミラー22の片面222Bにより反射され、その全天球のうちの、他方の片半分に投影される。これにより、スクリーン23上に、全天球映像を過不足なく投影することが可能となる。
なお、投影用両凸ミラー22には、上述したように非反射部22Aが設けられている。
この非反射部22Aはミラー表面の一部に、光反射率が大幅に減少するような処理が施されたものである。該処理が施される位置は、プロジェクタ21A、21Bからの光束を反射させると観者の眼に入射するようなミラー表面位置である。
その処理態様としては、例えば、黒色塗料を塗布したり、黒色アルマイト処理を施す等があるが、その処理により光反射率を低減させることができれば、他の処理を採用することが可能である。
次に、上記全視野映像システムの基本的な動作について説明する。
全視野撮像装置10を用いて全視野撮像を行なう際には、コントロール部14に対して、外部スイッチをON状態に設定すると、コントロール部14は撮像カメラ11Bに対して、また、アンテナ部13A、13Bを介し撮像カメラ11Aに対して、それぞれ同期をとって撮像を開始させる。周囲からの被写体映像光のうち、紙面上方領域の被写体映像光は両凸ミラー12の上凸面で反射され撮像カメラ11Aに撮像される。また、周囲からの被写体映像光のうち、紙面下方領域の被写体映像光は両凸ミラー12の下凸面で反射され撮像カメラ11Bに撮像される。
また、このとき、映像の撮像操作と同期して、2つのマイク16A、16Bにより音声の取得操作が行なわれる。これにより、映像と音声の両者を同期させて取得することができる。取得された映像と音声のデータは、コントロール部14の図示されない記憶部に格納され、所定のタイミングで(リアルタイムで、あるいは外部からの指示操作があったときに、あるいは該記憶部に格納されてから所定時間経過後等に)、装置間送受信用アンテナ部15から、全視野投影装置20に送信される。
なお、全視野投影装置20が遠方に位置するような場合には、地上局や通信衛星を用いるなどして、取得された映像と音声のデータを全視野投影装置20に送信する。
全視野投影装置20においては、全視野撮像装置10から装置間送受信用アンテナ部25Aを介して無線送信されてきた(または別途用意された)映像と音声のデータが手元コントロール部28、または主コントロール部24の図示されない記憶部に格納される。主コントロール部24に対する、外部スイッチ(例えば、手元コントロール部28に配された操作スイッチ)のON操作による投影開始指示操作に応じて、該記憶部に格納されている映像データが、ケーブル29を介して各プロジェクタ21A、21Bに伝送される。プロジェクタ21Aに伝送される映像データは、上述した撮像カメラ11Aにより撮像された映像データであり、一方、プロジェクタ21Bに伝送される映像データは、上述した撮像カメラ11Bにより撮像された映像データである。
これにより、撮像に係る全視野風景を再生することが可能となる。勿論、プロジェクタ21Aに伝送される映像データを、撮像カメラ11Bにより撮像された映像データとするとともに、プロジェクタ21Bに伝送される映像データを、撮像カメラ11Aにより撮像された映像データとすることも可能である。
次に、主コントロール部24からの投影開始指示信号に応じ、プロジェクタ21A、21Bから、互いに同期して映像データを担持した光束が出力され、両凸ミラー22に向けて照射される。
両凸ミラー22で反射された光束のうち、プロジェクタ21Aからの光束は、スクリーン23の紙面上方領域(上半球)に投写され、一方、プロジェクタ21Bからの光束は、スクリーン23の紙面下方領域(下半球)に投写される。これにより、全視野映像がスクリーン23上に投影されることになる。
また、この場合において、主コントロール部24に対する、外部スイッチ(例えば、手元コントロール部28に配された操作スイッチ)のon操作による音声再生開始指示操作に応じて、該記憶部に格納されている音声データが、アンテナ部25A、25Bを介して手元コントロール部28に入力され、この後、各スピーカ部26A、26Bに伝送される。
スピーカ部26Aに伝送される音声データは、上述したマイク部16Aにより取得された音声データであり、一方、スピーカ部26Bに伝送される音声データは、上述したマイク部16Bにより取得された音声データである。これらの音声データの再生操作は、上述したように、映像データの投影操作に同期して行われる。
これにより、投影映像に同期した音声をステレオ再生することができる。勿論、スピーカ部26Aに伝送される音声データを、マイク部16Bにより撮像された映像データの投影と同期させて再生するような、上記と逆の組合せとすることも可能である。
ここで、撮像したデータ情報を、リアルタイムで投影する場合と、撮像と投影の各処理が時間をおいて行なわれる場合の各々について、データ情報の流れを簡単に説明する。
すなわち、上記全視野撮像装置10および上記全視野投影装置20を用い、撮像した情報をリアルタイムで投影する場合には、手元コントロール部28の送受信機能をON状態とした後、手元コントロール部28からの指示信号がアンテナ25B、アンテナ25Aを介して主コントロール部24に無線送信されると、主コントロール部24は、全視野撮像装置10からの無線送信された映像と音声のデータ情報をアンテナ25Aを介して取り込む処理を開始し、取り込んだデータ情報のデータ処理を行いつつ、ケーブル29を通して両プロジェクタ21A、21Bに映像データを送信し、また、アンテナ25Aを介して主コントロール部24に取り込んだ音声のデータ情報はアンテナ25Aからアンテナ25Bに到達し、この後、手元コントロール部28から両スピーカ部26A、26Bに送信される(両プロジェクタ21A、21Bおよび両スピーカ部26A、26Bにデータ情報を送信するタイミングの同期をとる処理を含む)。
なお、リアルタイムにより情報処理を行うのではなく、主コントロール部24にてデータ処理されたデータ情報を一旦記録する場合には、主コントロール部24からアンテナ25A、アンテナ25Bを介して手元コントロール部28内の記録媒体に記録される。勿論、主コントロール部24内の記録媒体に記録しておくことは可能である。
また、このように一旦記録したデータ情報を、所定のタイミングにおいて投影する場合には、手元コントロール部28内の記録媒体に記録されていたデータ情報は、アンテナ25B、アンテナ25Aを介して主コントロール部24に無線送信され、主コントロール部24から、ケーブル29を通して両プロジェクタ21A、21Bに映像のデータ情報が、一方、主コントロール部24または手元コントロール部28から両スピーカ部26A、26Bに音声のデータ情報が送信される(両プロジェクタ21A、21Bや両スピーカ部26A、26Bにデータ情報を送信するタイミングの同期をとる処理もなされる)。
また、図1(B)に示す、全視野投影装置20においては、観者が腰掛けるためのシート部27Aが、脚部27Bにより、スクリーン23の底面頂点部分を中心として回転自在に回転しうるように構成されている。そして、この回転は、手元コントロール部28において、シート部27Aが回転するように支持するスイッチが押下されると、この後、手元コントロール部28からの指示信号が配線30によって送信され、これに応じて、スクリーン23の底面頂点部分の外側に配された、図示されない回転駆動モータに駆動信号が送出され、観者を載せたシート部27Aが、スクリーン23の底面頂点部分を中心として回転することにより得られる。このとき両凸ミラー22は、スクリーンの球心に配されているので、シート部27Aが回転移動しても、それ自体が自転し続けるだけで、その位置は移動せず、プロジェクタ21Aおよびプロジェクタ21Bからの光束を照射され、スクリーン球の内壁面23に映像を投影し続けることになる。これにより、観者は、シート部27Aに座ったそのままの姿勢で、すなわち、首を回して背面側の投影映像を見ることなく、全天球の映像をパノラマ的に観察して楽しむことができる。
また、観者がシートに腰掛けながら、自らの手や足により、スクリーン23の内壁面を押すあるいは引く等して、スクリーン23をシート部27Aに対して相対的に回転させるようにすることも可能である。
また、図1(B)に示す、全視野投影装置20は、個人が一人で楽しむためのものであるが、これに替えて、図3に示すように、全視野投影装置120を用いて多人数で同時に映像を鑑賞することができる。なお、図3中の、全視野投影装置120の各部材において、図1(B)に示す全視野投影装置20と同一の機能を示すものについては、図1(B)で用いられている数字に100を加えた数字を付して示す。なお、ケーブル129による有線通信に替えてアンテナを介した無線通信とすることができる。
また、この全視野投影装置120においては、両凸ミラー122がスクリーン123の上方から、透明な線材122Bによって吊り下げられる構成とされており、また、スピーカ部126A、126Bは、図中、スクリーン120の左右の側部に取り付けられており、スクリーン120の内部に座っている多数の観者に、プロジェクタ121A、121Bからの投影映像に同期して、スピーカ部126A、126Bからのステレオ音声を送出することができる。また、両凸ミラー122には、各シート127に座した観者の眼を保護するための非反射部122Aが、各観者の眼に対応して設けられている。なお、各シート127は、上下左右に移動調整できるようになっており、シートに座った観者の体形に応じて、上記非反射部122Aと対応して各人の目の位置を調整できるようになっている。
また、上記各実施例においては、両凸ミラー122に非反射部122Aを設けて、観者の眼を保護し得るようになっているが、例えば、図4(A)〜(F)に示すように、反射光遮蔽体22B、C、F、Gを両凸ミラー122の表面に立体的に付設したり、非反射帯22Dを両凸ミラーの面上に平面的に形成したり、両凸ミラー122の一部に切断部22Eを設けて反射光を遮蔽する形状としたりすることによって、観者の眼を保護することも可能である。
また、図5に示す全視野投影装置320は、図1(B)の全視野投影装置20の変形態様を示すものである。
すなわち、全視野投影装置320は、全視野投影装置20と基本的な構成は類似しており、対応する部材は、図1(B)の実施例装置の符号に300を加えた符号により表しているが、主として、手元コントロール部328と両プロジェクタ321A、321Bとの間での送受信が無線によって行なわれるタイプであることが相違している。また、全視野撮像装置(またはその他の装置)から送信された映像情報を受信するアンテナ部(装置間送受信部)325Aがスクリーン323内に配されていること、および観者の手元の手元コントロール部328において、映像や音声のデータ情報の送受信指示(両プロジェクタ321A、321B間の同期をとる指示操作を含む)の他、受信した映像情報のデータ処理やデータ記憶を行なうようになっている。
手元コントロール部328に関する操作は、手元コントロール部328の表面に配されたスイッチ部により行なわれ、一方、手元コントロール部328と両プロジェクタ321A、321Bとの間での無線による送受信は、各アンテナ部325B、325C、325Dを通して行なわれる。
上記全視野撮像装置10および上記全視野投影装置320を用い、取得した情報をリアルタイムで投影する場合には、手元コントロール部328の送受信機能がON状態とされると、手元コントロール部328は、全視野撮像装置10から無線送信された映像と音声のデータ情報をアンテナ部325Aを介して取り込む処理を開始し、取り込んだ映像データ情報のデータ処理を行いつつ、アンテナ部325B、325C、325Dを介して両プロジェクタ321A、321Bに無線送信する(両プロジェクタ321A、321Bに送信するタイミングの同期をとる処理を含む)。また、音声データは手元コントロール部328から直接、両スピーカ部326A、326Bに送信される。
なお、リアルタイムにより情報処理を行うのではなく、手元コントロール部328にてデータ処理されたデータ情報を一旦記録する場合には、データ情報は手元コントロール部328内の記録媒体に記録される。
また、このように一旦記録したデータ情報を、時間経過後において投影する場合には、手元コントロール部328内の記録媒体に記録されていたデータ情報のうち映像のデータ情報を、アンテナ部325Bおよび、アンテナ部325C、325Dを介して両プロジェクタ321A、321Bに無線送信する(両プロジェクタ321A、321Bに送信するタイミングの同期をとる処理を含む)とともに、手元コントロール部328から両スピーカ部326A、326Bに直接、音声のデータ情報を送信する(両プロジェクタ321A、321Bや両スピーカ部326A、326Bに送信するタイミングの同期をとる処理もなされる)。
また、本発明の全視野映像システムにおいては、スペースやコストの効率化のため、全視野投影装置と全視野撮像装置の一部を共有することが可能であり、この場合には投影手段と撮像手段とが一体化されるように構成する(例えば、装置筺体を共用したり、撮像レンズと投影レンズを共用したり、色合成プリズムと色分解プリズムを共用する)ことが可能であり、さらに投影手段と撮像手段とが空間的に互いに入れ替え可能とされるように構成することも可能である。これらの場合、撮像用光反射手段と投影用光反射手段とを共用するようにしても良い。これにより装置の簡素化を図ることができる。
なお、上記の場合全視野撮像装置を機能せしめる場合には、スクリーンをたたむ等の操作を行って、外部被写体を撮像可能とするように構成することも有効である。この場合において、全視野撮像装置の駆動に同期して、自動的にスクリーンをたたむ操作がなされるようにしてもよい。
また、本発明の全視野投影装置および全視野映像システムにおいては、下記を始めとする各種の用途に適用可能である。
すなわち、例えば、海中の珊瑚環境内に全視野撮像装置を設置し、この状況での撮像映像を通信回線を使用して地上に配置した全視野投影装置に送信し、この全視野投影装置にてリアルタイムで海中の珊瑚環境全視野映像を再生する。
また、例えば、飛行中のヘリコプターから全視野撮像装置を吊り下げ、この状況での撮像映像を通信回線を使用して地上に配置した全視野投影装置に送信し、この全視野投影装置にてリアルタイムでヘリコプターからの全視野空中映像を再生する。
また、例えば、宇宙衛星の外部に全視野撮像装置を取り付け、この状況での撮像映像を通信回線を使用して地球上に配置した全視野投影装置に送信し、この全視野投影装置にてリアルタイムで宇宙と地球の全視野映像を再生する。
また、例えば、劇場やスポーツ施設内に全視野撮像装置を設置し、この状況での撮像映像を通信回線を使用して他所に配置した全視野投影装置に送信し、この全視野投影装置にてリアルタイムで演劇やスポーツイベントの全視野映像を再生する。
その他、例えば、豪華客船内、遠隔操作可能なラジコン飛行機内、遠隔操作可能なラジコンレーシングカー内、長距離列車内、人間の体内、等に全視野撮像装置を設置することが可能であり、さらに、例えば、ラジコン機等を、全視野投影装置において、その全視野映像を見ながら遠隔操作することが可能である。
なお、上記の各態様において、リアルタイムで再生することは必ずしも必要とされない。
なお、本発明の全視野投影装置および全視野映像システムとしては、上記実施形態のものに限られるものではなく、種々の変更の態様が可能である。
例えば、上記実施形態のものでは、撮像用光反射手段および投影用光反射手段のいずれもが球面の一部からなる両凸ミラーとされているが、各凸部を球面の替わりに、非球面(楕円面や双曲面等)、あるいは円錐面で形成することも可能である。また、両凸ミラーを構成する一対の平凸形状ミラー体を互いにスペースを空けて対向配置することも可能である。
また、上記撮像用光反射手段あるいは上記投影用光反射手段の表面までの、2つの撮像手段(カメラ)からの距離と、2つの投影手段(プロジェクタ)からの距離は、必ずしも等しく設定せずともよい。
また、各投影手段(プロジェクタ)から投影用光反射手段までの距離は互いに等しく設定されずともよく、また各撮像手段(カメラ)から撮像用光反射手段までの距離も互いに等しく設定されずともよい。
さらに、上記実施形態のものにおいては、1対の撮像手段(カメラ)あるいは1対の投影手段(プロジェクタ)が両凸ミラーを挟んで互いに上下方向に配されているが、これらは両凸ミラーを挟んで互いに横方向に配されるようにしてもよいものである。
本発明の実施形態に係る全視野映像システムの、全視野撮像装置の概略図(A)、および全視野投影装置の概略図(B) 本発明の実施形態に係る全視野映像システムの、撮像用光反射手段を説明するための概略図(A)、および投影用光反射手段を説明するための概略図(B) 本発明の他の実施形態に係る全視野投影装置の概略図 本発明の実施形態に係る全視野投影装置の非反射部の変更例を示す概略図 本発明の図1に示す実施形態に係る全視野投影装置の変更態様を説明するための概略図
符号の説明
10 全視野撮像装置
11A、11B 撮像カメラ
12 撮像用両凸ミラー
14 コントロール部
13A、13B、25A、25B、125、325A、325B、325C、325D
アンテナ部
16A、16B マイク部
15 装置間送受信用アンテナ部
17 ミラー保持用チューブ
20、120、320 全視野投影装置
23、123、323 スクリーン
21A、21B、121A、121B、321A、321B プロジェクタ
22、122、322 投影用両凸ミラー
22A、122A、322A 非反射部
24、124 主コントロール部
26A、26B、126A、126B、326A、326B スピーカ部
27A、127、327A シート部
27B、327B 脚部
28、128、328 手元コントロール部
29、129 ケーブル

Claims (7)

  1. 全視野映像が投影される球体状のスクリーンと、
    このスクリーンに、当該スクリーンの内部側から該全視野映像を投影する、当該スクリーンの中心を挟んで対向配置された1対の投影手段と、
    これら1対の投影手段からの光束を前記スクリーン方向に反射せしめる、前記スクリーンの中心近傍に配された両凸形状の投影用光反射手段と、を備えてなり、
    前記1対の投影手段の一方からの投影光束が、前記投影用光反射手段の一方の凸面に、前記1対の投影手段の他方からの投影光束が、前記投影用光反射手段の他方の凸面に、各々照射されるように構成されてなることを特徴とする全視野投影装置。
  2. 前記投影用光反射手段は、1対の、凸部が曲面反射ミラーからなる平凸形状のミラー体を、互いに平面側が対向するように配置した両凸ミラーとされてなることを特徴とする請求項1記載の全視野投影装置。
  3. 前記両凸ミラーにおける対称面と、前記凸部表面の接平面とのなす角度Aの最大値AMAXが下記条件式(1)を満足するように構成されていることを特徴とする請求項2記載の全視野投影装置。
    20≦AMAX≦70(度)・・・・(1)
  4. 請求項1から3のいずれか1項記載の全視野投影装置と、
    前記全視野映像に係る映像情報を取得するための全視野撮像装置であって、周囲の被写体の映像を撮像する、互いに対向配置された1対の撮像手段、および該周囲の被写体からの光束を該1対の撮像手段各々の方向に反射せしめる、両凸形状の撮像用光反射手段と、を備えた全視野撮像装置と、
    を備えてなることを特徴とする全視野映像システム。
  5. 前記撮像用光反射手段は、1対の、凸部が曲面反射ミラーからなる平凸形状のミラー体を、互いに平面側が対向するように配置した両凸ミラーとされてなることを特徴とする請求項4記載の全視野映像システム。
  6. 前記1対の投影手段は、前記投影用光反射手段を構成する前記両凸ミラーの両面の各頂点を結んだ線の延長線上であって、前記投影用光反射手段に対して互いに対称な位置に配設され、
    前記1対の撮像手段は、前記撮像用光反射手段を構成する両凸ミラーの両面の各頂点を結んだ線の延長線上であって、前記撮像用光反射手段に対して互いに対称な位置に配設されてなる、ことを特徴とする請求項5記載の全視野映像システム。
  7. 前記投影用光反射手段と前記撮像用光反射手段とが共用されてなることを特徴とする請求項4から6のうちいずれか1項記載の全視野映像システム。
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