JP2002077899A - 映像データ配信システム - Google Patents

映像データ配信システム

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JP2002077899A
JP2002077899A JP2000254000A JP2000254000A JP2002077899A JP 2002077899 A JP2002077899 A JP 2002077899A JP 2000254000 A JP2000254000 A JP 2000254000A JP 2000254000 A JP2000254000 A JP 2000254000A JP 2002077899 A JP2002077899 A JP 2002077899A
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video
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Susumu Yoshida
進 吉田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 通常、人間が簡単に行くことができない場所
の映像を、常時リアルタイムで配信することが可能とな
る映像データ配信システムを提供する。 【課題手段】 撮影手段11と、前記撮影手段により撮
影された映像データの送信手段12と、前記送信手段か
ら送信された映像データの受信手段31と、前記受信手
段により受信された映像データを加工するための映像デ
ータ加工手段33と、前記受信手段により受信された映
像データ、若しくは、前記映像データ加工手段により加
工された映像データを出力するための映像データ出力手
段34と、前記出力された映像データを表示するための
映像データ表示手段35とを備える映像データ配信シス
テムSとした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、撮影手段の設置さ
れている区域の映像及び音声をリアルタイムで配信する
ことが可能である映像データ配信システムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、海中、高山、砂漠あるいは宇
宙空間といった、人間が通常、簡単には行くことができ
ない場所の映像等が、テレビ、劇場、博物館、水族館等
で提供されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、これらの映像
等は、既に、録画、編集されたものであることが多く、
常時リアルタイムの映像等を配信するものではないこと
がほとんどである。そのため、前記映像等は、現実に記
録されたものではあるが、編集者の意向が反映されたフ
ィクション的な要素を含む映像等となってしまうため、
迫力に欠け、臨場感に乏しい場合があり、また、自然界
の真の姿を表す映像等ではないため、教育的な効果に欠
ける場合もあるという問題点を有していた。
【0004】本発明は、前記の問題点を解決するために
なされたものであり、通常、人間が簡単に行くことがで
きない場所の映像及び音声を、常時リアルタイムで配信
することが可能となる映像データ配信システムを提供す
ることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に、請求項1に記載の映像データ配信システムは、撮影
手段と、前記撮影手段により撮影された映像データの送
信手段と、前記送信手段から送信された映像データの受
信手段と、前記受信手段により受信された映像データを
加工するための映像データ加工手段と、前記受信手段に
より受信された映像データ、若しくは、前記映像データ
加工手段により加工された映像データを出力するための
映像データ出力手段と、前記出力された映像データを表
示するための映像データ表示手段とを備えることを特徴
としている。
【0006】ここで、撮影手段は、設置場所の状況に応
じて、その周囲の状況を最適に撮影可能な手段であるこ
とが必要となり、超広角のCCDカメラ等を用いること
ができる。また、映像データの送信手段は、撮影された
映像データを送信するための手段であり、有線、無線を
問わず、前記映像データを映像データ受信手段にまで送
信可能な手段であればよい。また、映像データ出力手段
は、前記受信手段により受信された映像データをそのま
ま入力して、あるいは、前記映像データ加工手段により
加工された映像データを入力して、映像として出力する
ための手段であり、映写装置、投影装置(プロジェク
タ)等を使用することができる。さらに、映像データ表
示手段は、映像を表示させることにより、視聴者に対し
て映像を提供するための手段であり、板状や曲面形状の
スクリーン、TV画面、ディスプレイ等が含まれる。
【0007】従って、本発明によれば、所望の場所に撮
影手段を設け、映像データの送信手段及び映像データの
受信手段を介して、撮影された映像データを送受信し、
映像データ出力手段により映像データを任意の機器に配
信することが可能となる。そのため、通常、人間が簡単
に行くことができない場所の映像を、常時リアルタイム
で配信することが可能となる。また、必要に応じて、映
像データ加工手段を使用して、前記受信手段により受信
された複数の映像データを加工することにより、より臨
場感にあふれる効果的な映像を配信することができる。
【0008】また、請求項2に記載の本発明は、請求項
1に記載の映像データ配信システムにおいて、前記撮影
手段は、移動体に付設されていることを特徴としてい
る。ここで、移動体は、電車、乗用車、船、飛行機、潜
水艦、ロケット等の移動手段や、哺乳類、両生類、魚介
類、鳥類、昆虫等の生物、あるいは、ロボット等の人造
機械類等、移動可能な物体であれば、任意の対象を含む
ものである。
【0009】従って、本発明によれば、前記撮影手段を
移動体に取り付けることにより、リアルタイムで、移動
体の動きに伴う映像を配信することができる。
【0010】さらに、請求項3に記載の本発明は、請求
項1又は請求項2に記載の映像データ配信システムにお
いて、複数の前記撮影手段を備え、また、必要に応じ
て、複数の前記映像データの送信手段を備えるととも
に、前記映像データ出力手段からの複数の前記映像デー
タの出力を選択するための映像データ選択手段を備える
ことを特徴としている。
【0011】ここで、前記撮影手段は、同一場所に複数
設けるものであってもよく、複数の場所にそれぞれ設け
るものであってもよい。また、映像データの送信手段
は、同一場所に設けられている撮影手段に対して、少な
くとも1機設けられる必要があるため、前記撮影手段が
複数の場所に設けられている場合には、映像データの送
信手段は、複数設けることが一般的である。さらに、映
像データ選択手段は、複数の撮影手段により撮影された
映像データを選択して、映像データ出力手段により出力
させるための手段である。
【0012】従って、本発明によれば、複数の撮影手段
を備えることから、当該複数の撮影手段から送信された
映像データを映像データ選択手段を用いて適切に選択す
ることにより、常時リアルタイムで最適な映像を配信す
ることができる。
【0013】また、請求項4に記載の本発明は、請求項
3に記載の映像データ配信システムにおいて、前記映像
データ加工手段は、入力された前記複数の映像データに
おける所望の映像データの必要部分を抽出して、合成映
像を作成可能であることを特徴としている。
【0014】従って、本発明によれば、複数の撮影手段
から送信された映像データを使用し、そのうちの所望の
映像データの必要部分(各映像データの部分的なデータ
をも含む)を抽出して、合成映像を作成することによ
り、一つの画面で所望の映像を比較して見ることが可能
となる。
【0015】また、請求項5に記載の本発明は、請求項
1乃至請求項4のいずれか1項に記載の映像データ配信
システムにおいて、音声収集手段と、前記音声収集手段
により収集された音声データの送信手段と、前記送信手
段から送信された音声データの受信手段と、前記受信手
段により受信された音声データを加工するための音声デ
ータ加工手段と、前記受信手段により受信された音声デ
ータ、若しくは、前記音声データ加工手段により加工さ
れた音声データを出力するための音声データ出力手段と
を備えることを特徴とする。
【0016】従って、本発明によれば、映像データだけ
ではなく、音声データをも配信可能となることから、視
聴者に対して、より臨場感あふれる映像等を提供するこ
とができる。
【0017】さらに、請求項6に記載の本発明は、請求
項3又は請求項4に記載の映像データ配信システムにお
いて、前記映像データ加工手段は前記映像データから二
眼映像を作成可能である手段として構成され、前記映像
データ表示手段は視聴者の頭部に装着させるための装着
手段に取り付けられており、さらに、前記映像データ選
択手段は前記視聴者が操作可能である手段として構成さ
れているとともに、前記映像データ出力手段は前記映像
データ表示手段に前記二眼映像を映写することにより前
記視聴者に立体映像を提供することを特徴としている。
【0018】従って、本発明によれば、視聴者に立体映
像を提供することができるため、リアルタイムで臨場感
にあふれる映像を提供することができる。また、映像デ
ータ選択手段は視聴者が操作可能な手段として構成され
ていることから、視聴者は、嗜好に応じた映像を選択す
ることができる。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の一形態につ
いて、図面を参照して詳細に説明する。なお、以下の説
明では、海中Uの映像及び音声を水族館等の施設(以
下、「施設」という)に配信し、当該施設において、そ
の映像及び音声を視聴する場合について説明する。
【0020】図1に示すように、本発明の映像データ配
信システムSは、海中Uに設置されている海中装置部1
0と、地上部の施設内に設置されている地上装置部30
とから構成されている。
【0021】[海中装置部]図1及び図2に示すよう
に、海中装置部10は、海中Uに設置されている撮影手
段11及び音声収集手段11’と、当該撮影手段11及
び音声収集手段11’により撮影等された映像データ及
び音声データ(以下、両データを「映像・音声データ」
という)を地上装置部30における地上受信手段31に
送信するための海中送信手段12(送信機)と、地上装
置部30から送信される操作信号を受信するための海中
受信手段13(受信機)と、GPS(Global Positioni
ng System)受信手段17と、各手段の制御手段14を
主要部としており、各手段は防水耐圧のケース15内に
収納されている。
【0022】撮影手段11は海中Uの映像を撮影するた
めの手段であり、音声収集手段11’としての音声マイ
クを有する超広角の小型CCDカメラであり、その向き
を任意に変更して撮影可能となっている。また、夜間で
も撮影可能であるように、照明手段16が付設されてい
る。なお、GPS受信手段17により、撮影手段11の
位置及び深度を計測可能となっている。
【0023】制御手段14は小型コンピュータであり、
海中受信手段13が受信した操作信号に基づき、撮影手
段11及び音声収集手段11’の向きや撮影映像の倍率
などを制御すること、GPS受信手段17により現在位
置を計測すること、映像・音声データ及び位置データ
(深度データも含む)等を地上受信手段31に送信する
ことなど、各手段の総ての動作を制御可能となってい
る。
【0024】また、前記ケース15には、推進装置及び
操向装置を有する移動手段18が付設されており、地上
装置部30からの操作信号を海中受信手段13により受
信し、制御手段14を介して、前記ケース15を任意の
位置に移動させることが可能となっており、所望の位置
の映像及び音声を撮影等することが可能となっている。
ここで、図2に示す符号21は、ケース15を浮遊状態
に保つためのフロート、であり、符号22は、ケース1
5を固定するための収納自在のアンカーである。
【0025】なお、本実施形態では、同一地点の深さ方
向にわたって、各手段をその内部に収納した複数のケー
ス15を設置し、深さ方向に複数の地点を撮影して、そ
の映像・音声データを送信可能となっている。また、図
4に示すように、この海中装置部10を収納した装置
は、世界の種々の地域(日本近海、ハワイ近海、南極近
海、インド洋、南米近海、北極海等)に設置されてお
り、施設に設置された1カ所の地上受信手段31に映像
・音声データ及び位置情報データ等の各種データを送信
可能となっている。なお、図4は、日本を中央部に位置
させた地球Eの一部を図示したものである。
【0026】さらに、本実施形態では、映像・音声デー
タ等の送受信及び電源の供給は、ケーブル23を介して
行っている。しかし、映像・音声データ等の送受信は無
線で行ってもよく、海中装置部10への電源の供給は、
小型電池や太陽電池等により行ってもよい。
【0027】また、図3(a)に示すように、前記ケー
ス15内に収納した海中装置部10’を海底に立設した
支柱25等に固定することも可能であり、さらに、図3
(b)に示すように、海中装置部10’’を海亀等の生
物26や、人工ロボット等に装着させることも可能であ
る。
【0028】[地上装置部]図1に示すように、地上装
置部30は、前記海中送信手段12から送信された映像
・音声データの地上受信手段31(受信機)と、当該地
上受信手段31により受信された複数の映像・音声デー
タを加工するための映像・音声データ加工手段33と、
映像・音声データ出力手段34と、前記映像・音声デー
タ出力手段34により出力された映像データを表示する
ための映像データ表示手段35と、前記海中装置部10
へ操作信号を送信するための地上送信手段32(送信
機)と、映像・音声データ記憶手段36と、映像・音声
データ選択手段37と、各装置の制御手段39と、を主
要部としており、施設内に設置されている。なお、地上
装置部30の映像データ表示手段35のみを施設内に設
けて、それ以外の手段を他の地点に設けることもでき
る。
【0029】映像・音声データ加工手段33は、映像加
工手段33aと音声加工手段33bとから構成されてい
る。そして、映像加工手段33aにおいて、送信されて
きた映像データに対して、明度や彩度を調節して映像の
修正を行うこと、立体映像を作成すること、背景や解説
字幕の付加等を行い所定の映像処理を施すこと等を行
い、また、音声加工手段33bにおいて、送信されてき
た音声データに対して、音質調整や、効果音の付加等の
音声加工を行っている。
【0030】また、前記映像加工手段33aでは、深さ
方向等に複数台設置されている撮影手段11からの映像
データや、複数箇所に設置されている撮影手段11から
の各映像データの中から、所望の映像データ及びその映
像データの必要部分を抽出し、不要な映像データを削除
することにより場所及び位置関係を圧縮して、後記する
一つの映像データ表示手段35に映写することが可能と
なるように、合成映像データの作成を行うこともできる
ようになっている。
【0031】なお、図5は、映像データ表示手段35A
(板状のスクリーンの場合)に表示された映像の一例を
示しており、日本近海とハワイ近海の深さ方向の映像を
合成して一つの映像としたものである。このような映像
を映写することにより、一つの画面で所望の映像を比較
して見ることが可能となる。
【0032】映像・音声データ出力手段34は、前記地
上受信手段31により受信された映像・音声データを直
接入力して、若しくは、必要に応じて、前記映像・音声
データ加工手段33により加工された後の映像・音声デ
ータを入力して、出力するための手段であり、映像出力
手段34aと音声出力手段34bから構成されており、
映像・音声データ選択手段37を介して、複数の撮影手
段11及び音声収集手段11’により撮影等された映像
・音声データを選択して出力可能となっている。なお、
音声出力手段34bは、アンプ及びスピーカ装置や、ヘ
ッドホン装置から構成されている。
【0033】また、映像データ表示手段35は、図6
(a)に示す本実施形態では、観客席51に対して、ド
ーム形状のホール50の天井面及び側面に設けられた半
球面形状である大画面のスクリーン35Bから構成され
ており、当該スクリーン35Bの所定位置には複数の音
声出力手段(スピーカ装置)34b’が付設されてい
る。これにより、観客席51の中央部に配設されている
映像出力手段34a’によって出力されるリアルタイム
の映像が大画面のスクリーン35Bに映写されるととも
に、複数の音声出力手段34b’により出力される迫力
あふれる音声により、あたかも、視聴者Mが海中Uを遊
泳しているような臨場感にあふれる雰囲気を提供するこ
とが可能となっている。
【0034】なお、映像データ表示手段35の他の実施
形態としては、図6(b)に示すように、ヘルメット4
1(頭部装着手段)における前面であって、視聴者M’
が目視可能である位置に付設されている小型のスクリー
ン35Cから構成されている。そして、このヘルメット
41(以下、このヘルメットを「ヘルメット型装置」と
いう)には、小型のヘッドホン型の音声出力手段34
b’’と、前記スクリーン35Cに二眼映像を映写する
映像出力手段(図示せず)と、当該映像出力手段から送
信される複数の映像及びその映像に付随する音声を選択
して、その出力を視聴者M’が自ら切り換えるための切
換スイッチ(映像・音声データ出力選択手段)37’と
が備えられている。この場合には、映像加工手段33a
により、送信されてきた映像データを加工することによ
り、立体映像を作成して、映像データ出力手段34に出
力することが必要となることは言うまでもない。
【0035】このヘルメット型装置41によれば、スク
リーン35Cに投影された映像は左眼用の映像は使用者
の左眼に、右眼用の映像は使用者の右眼にそれぞれ与え
られ、それらの両眼視差により立体感のある映像を得る
ことができ、リアルタイムで臨場感にあふれる映像を得
ることができる。また、映像・音声データ選択手段3
7’により、視聴者M’の好みで、嗜好に応じた映像及
び音声を選択することができる。
【0036】さらに、撮影手段11及び音声収集手段1
1’により撮影等された映像・音声データは、撮影日
時、位置情報データ等のインデックスデータと共に、映
像・音声データ記憶手段36に記憶されており、制御手
段39の中の検索機能を介して、検索及び再生可能とな
っている。従って、回遊等を行う海亀等の生物26に海
中装置部10’’を装着した際(図3(b)参照)に、
その動きに伴う経時的な映像等の変化を表示するといっ
た、付随的な使用も可能となる。
【0037】なお、制御手段39は小型コンピュータで
あり、前記した地上受信手段31が受信した映像・音声
データの加工、出力、記憶や、地上送信手段32を介し
ての海上装置部10の操作等、各手段の総ての動作を制
御可能となっている。
【0038】[作用]本発明の映像データ配信システム
Sの作用について説明する。海中Uに設置されている撮
影手段11及び音声収集手段11’により、常時、海中
Uの様子が撮影等されている。撮影等された映像・音声
データは、GPS受信手段17による位置データ等とと
もに、海中送信手段12により、地上受信手段31に送
信される。地上受信手段31により受信された映像・音
声データは、必要に応じて、映像・音声データ加工手段
33により最適な映像・音声データに加工され、映像・
音声データ出力手段34を介して出力され、映像が映像
データ表示手段35に表示される。
【0039】さらに、地上受信手段31により受信され
た映像・音声データ、及び、映像・音声データ加工手段
33により加工された映像・音声データは、映像・音声
データ記憶手段36に記憶される。
【0040】従って、本発明によれば、所望の場所に撮
影手段11及び音声収集手段11’を設け、海中送信手
段12及び地上受信手段31を介して、撮影等された映
像・音声データを送受信し、映像・音声データ出力手段
34を介して出力されることから、海中Uのリアルタイ
ムの映像及び音声を容易に配信することが可能となる。
そのため、通常、人間が簡単に行くことができない場所
の映像及び音声を、常時リアルタイムで配信することが
可能となり、複数の音声出力手段34bを設けることに
より迫力あるサウンドを楽しむことができる。また、必
要に応じて、映像・音声データ加工手段33を使用し
て、地上受信手段31により受信された複数の映像・音
声データを加工し、最適な映像データ表示手段35を使
用して映写することにより、一人から多人数までの視聴
者M,M’に対応させて、より臨場感にあふれる効果的
な映像及び音声を配信することができる。
【0041】また、撮影手段11及び音声収集手段1
1’は、地上送信手段32からの操作信号を海中受信手
段13で受信し、制御手段14を介して、操作すること
ができるため、所望の映像・音声データを収集すること
ができる。そのため、撮影手段11等の視点で、常時変
化している海中Uの映像及び音声をリアルタイムで配信
することが可能となる。従って、視聴者M,M’は、施
設内にいる状態で、あたかも、自らが海中遊泳等を行っ
ている感覚を体験することが可能となる。
【0042】以上、本発明について、好適な実施形態に
ついての一例を説明したが、本発明は当該実施形態に限
られず、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜設計変更
が可能である。特に、撮影手段による撮影場所は、海中
に限られず、砂漠、高山、火山、孤島、ジャングル等の
他、地表から数万mの地点や、地中、宇宙空間等、様々
な場所に適用可能である。さらに、映像・音声データの
配信場所についても、施設等に限られず、インターネッ
ト等の通信回線を使用して、各家庭などに配信するもの
であってもよい。また、当然のことながら、音声収集手
段を移動体に付設してもよく、複数設けるものであって
もよい。
【0043】
【発明の効果】本発明の映像データ配信システムによれ
ば、通常、人間が簡単に行くことができない場所の映像
及び音声を、臨場感にあふれるリアルタイムで配信する
ことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の映像データ配信システムを示す全体構
成図である。
【図2】ケース内に収納された海中装置部を海中に設置
した場合を示す側面図である。
【図3】(a),(b)ともに、ケース内に収納された
海中装置部を海中に設置した場合の他の実施例を示す側
面図である。
【図4】海中装置部の設置場所の一例を示す説明図であ
る。
【図5】本発明の映像データ表示手段に表示された映像
の一例を示す説明図である。
【図6】(a),(b)ともに、本発明の映像データ表
示手段を示す説明図である。
【符号の説明】
S 映像データ配信システム 10,10’,10’’ 海中装置部 11 撮影手段 11’ 音声収集手段 12 海中送信手段 13 海中受信手段 14 制御手段 30 地上装置部 31 地上受信手段 32 地上送信手段 33 映像・音声データ加工手段 34 映像・音声データ出力手段 35 映像データ表示手段 37 映像・音声データ選択手段 41 ヘルメット型装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5C022 AA07 AB61 AB62 AB65 AC42 AC72 CA02 5C023 AA01 AA18 AA27 AA37 AA38 BA15 CA01 CA04 CA05 5C054 AA04 CA04 CC02 CD03 CE12 CF05 CH08 DA06 EA01 FC12 FD02 FF02 GB11 GD09 HA14 HA17 5C064 BA07 BB05 BC16 BC20 BC23 BD02 BD03 BD08

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 撮影手段と、前記撮影手段により撮影さ
    れた映像データの送信手段と、前記送信手段から送信さ
    れた映像データの受信手段と、前記受信手段により受信
    された映像データを加工するための映像データ加工手段
    と、 前記受信手段により受信された映像データ、若しくは、
    前記映像データ加工手段により加工された映像データを
    出力するための映像データ出力手段と、 前記出力された映像データを表示するための映像データ
    表示手段とを備えることを特徴とする映像データ配信シ
    ステム。
  2. 【請求項2】 前記撮影手段は、移動体に付設されてい
    ることを特徴とする請求項1に記載の映像データ配信シ
    ステム。
  3. 【請求項3】 複数の前記撮影手段を備え、また、必要
    に応じて、複数の前記映像データの送信手段を備えると
    ともに、 前記映像データ出力手段からの複数の前記映像データの
    出力を選択するための映像データ選択手段を備えること
    を特徴とする請求項1又は請求項2に記載の映像データ
    配信システム。
  4. 【請求項4】 前記映像データ加工手段は、入力された
    前記複数の映像データにおける所望の映像データの必要
    部分を抽出して、合成映像を作成可能であることを特徴
    とする請求項3に記載の映像データ配信システム。
  5. 【請求項5】 音声収集手段と、前記音声収集手段によ
    り収集された音声データの送信手段と、前記送信手段か
    ら送信された音声データの受信手段と、前記受信手段に
    より受信された音声データを加工するための音声データ
    加工手段と、 前記受信手段により受信された音声データ、若しくは、
    前記音声データ加工手段により加工された音声データを
    出力するための音声データ出力手段とを備えることを特
    徴とする請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載の
    映像データ配信システム。
  6. 【請求項6】 前記映像データ加工手段は前記映像デー
    タから二眼映像を作成可能である手段として構成され、
    前記映像データ表示手段は視聴者の頭部に装着させるた
    めの装着手段に取り付けられており、さらに、前記映像
    データ選択手段は前記視聴者が操作可能な手段として構
    成されているとともに、 前記映像データ出力手段は前記映像データ表示手段に前
    記二眼映像を映写することにより前記視聴者に立体映像
    を提供することを特徴とする請求項3又は請求項4に記
    載の映像データ配信システム。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010217221A (ja) * 2009-03-13 2010-09-30 Panasonic Corp 撮像装置、及び撮像システム
JP2014143679A (ja) * 2012-12-26 2014-08-07 Nikon Corp デジタルカメラ
JPWO2014196483A1 (ja) * 2013-06-07 2017-02-23 株式会社Dapリアライズ ライブ映像配信システム

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