JP2021186215A - パフォーマンスイベント実施方法及び該パフォーマンスイベント実施方法において用いられる中継装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 プレーヤーが、イベントの会場から遠隔した場所に所在する遠隔観覧者の反応をリアルタイムで知覚でき、また、遠隔観覧者も他の遠隔観覧者の反応をリアルタイムで知覚することができるパフォーマンスイベント実施方法を提供する【解決手段】 遠隔観覧者の各々は、遠隔観覧者用端末装置を保有し、前記イベント会場に、遠隔観覧者の各々に対応付けられた複数の分身装置を設置した上で、前記分身装置は、ライブ映像信号とライブ音声信号を生成し、前記遠隔観覧者用端末装置は、前記ライブ映像信号に基づいてライブ映像を表示し、前記ライブ音声信号に基づいてライブ音声を放音する一方、前記遠隔観覧者用端末装置は、該遠隔観覧者用端末装置を保有する遠隔観覧者の操作及び/又は動作を感知した結果に基づく信号を生成し、前記分身装置は、前記遠隔観覧者操作・動作信号に基づいて、運動、振動、発光、放音及び画像表示のうちの少なくとも一つを実現するように構成する。【選択図】図1

Description

本発明は、「イベント会場においてプレーヤーが行うパフォーマンス」を多数の観覧者が観覧するパフォーマンスイベント実施方法に関する。
新型コロナウイルス感染症(COVID−19)の感染拡大を防止するため、スポーツイベントやコンサートといった、「イベント会場においてプレーヤー(選手や演奏者)が行うパフォーマンス(試合や演奏)」を多数の観覧者が観覧するパフォーマンスイベントは中止や延期になっている。
この状況を少しでも打開するために、パフォーマンスイベントでは、いわゆる無観客試合や無観客演奏を実施し、その状況をテレビやインターネットで中継放送するということが行われている。
しかし、無観客試合や無観客演奏のように、パフォーマンスイベントの観覧者がイベント会場(スポーツイベントの場合には「スタジアム」や「アリーナ」、コンサートの場合には「コンサートホール」)に赴かず、イベント会場から遠隔した場所で観覧している形態では、プレーヤーは、イベントの会場から遠隔した場所に所在する観覧者(以下「遠隔観覧者」と略記する)の反応(スポーツイベントの場合には「拍手」「歓声」「声援」「やじ」「ブーイング」など、コンサートの場合には「拍手」「歓声」など)をリアルタイムで知覚することができず、また、遠隔観覧者も他の遠隔観覧者の反応をリアルタイムで知覚することができないため、当該パフォーマンスイベントは今一つ盛り上がらないという問題があった。
また、通常のパフォーマンスイベントでは、イベントの主催者は、観覧者からイベント会場(スポーツイベントの場合には「スタジアム」や「アリーナ」、コンサートの場合には「コンサートホール」)への入場料を得ることができるが、無観客試合や無観客演奏の場合には、遠隔観覧者からは入場料を得ることができないため、イベント実施によって利益を得ることはおろか、必要な費用も賄えないという問題があった。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであり、プレーヤーが遠隔観覧者の反応をリアルタイムで知覚でき、また、遠隔観覧者も他の遠隔観覧者の反応をリアルタイムで知覚することができるパフォーマンスイベント実施方法を提供することを目的とする。
また、本発明は、イベントの主催者が、遠隔観覧者からイベントの観覧に対する対価を確実に得ることができるパフォーマンスイベント実施方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、パフォーマンスイベント実施方法に係る本発明の第1の様態は、
「イベント会場においてプレーヤーが行うパフォーマンス」を多数の観覧者が観覧するパフォーマンスイベント実施方法であって、
観覧者の大多数は前記イベントの会場から遠隔された場所に所在しており、
前記イベントの会場から遠隔した場所に所在する観覧者(以下「遠隔観覧者」と略記する)の各々は、遠隔観覧者用端末装置を保有し、
前記イベント会場に、遠隔観覧者の各々に対応付けられた複数の分身装置を設置した上で、
前記分身装置は、自身が備える撮像手段が撮影した結果に基づいてライブ映像信号を生成し、自身が備える集音手段が集音した結果に基づいてライブ音声信号を生成し、前記遠隔観覧者用端末装置は、自身を保有する遠隔観覧者に対応付けられた分身装置が生成する前記ライブ映像信号に基づいて、自身が備える表示手段においてライブ映像を表示し、自身を保有する遠隔観覧者に対応付けられた分身装置が生成する前記ライブ音声信号に基づいて、自身が備える放音手段においてライブ音声を放音する一方、
前記遠隔観覧者用端末装置は、該遠隔観覧者用端末装置を保有する遠隔観覧者の操作及び/又は動作(発声を含む)を感知した結果に基づく信号(以下「遠隔観覧者操作・動作信号」と略記する)を生成し、前記分身装置は、自身が対応付けられた遠隔観覧者が保有する遠隔観覧者用端末装置が生成した前記遠隔観覧者操作・動作信号に基づいて、運動、振動、発光、放音及び画像表示のうちの少なくとも一つを実現する、
ように構成した。
また、上記目的を達成するために、パフォーマンスイベント実施方法に係る本発明の第2の様態は、
「イベント会場においてプレーヤーが行うパフォーマンス」を多数の観覧者が観覧するパフォーマンスイベント実施方法であって、
観覧者の大多数は前記イベントの会場から遠隔された場所に所在しており、
前記イベントの会場から遠隔した場所に所在する観覧者(以下「遠隔観覧者」と略記する)の各々は、遠隔観覧者用端末装置を保有し、
前記イベント会場に、遠隔観覧者の各々に対応付けられた複数の分身装置を設置した上で、
前記分身装置は、自身が備える撮像手段が撮影した結果に基づいてライブ映像信号を生成し、自身が備える集音手段が集音した結果に基づいてライブ音声信号を生成し、前記遠隔観覧者用端末装置は、自身を保有する遠隔観覧者に対応付けられた分身装置が生成する前記ライブ映像信号に基づいて、自身が備える表示手段においてライブ映像を表示し、自身を保有する遠隔観覧者に対応付けられた分身装置が生成する前記ライブ音声信号に基づいて、自身が備える放音手段においてライブ音声を放音する一方、
前記遠隔観覧者用端末装置は、該遠隔観覧者用端末装置を保有する遠隔観覧者の外観を撮影した結果に基づく画像信号(以下「遠隔観覧者外観像信号」と略記する)を生成し、前記分身装置は、自身が対応付けられた遠隔観覧者が保有する遠隔観覧者用端末装置が生成する前記遠隔観覧者外観像信号に基づいて、前記遠隔観覧者の外観像を表示する、
ように構成した。
また、上記目的を達成するために、パフォーマンスイベント実施方法において使用される中継装置係る本発明の第3の様態は、
第1又は第2の様態のパフォーマンスイベント実施方法において使用される中継装置であって、
前記分身装置から前記ライブ映像信号及びライブ音声信号を受信し、該前記ライブ映像信号及びライブ音声信号に対して必要な処理を行った上で、公衆ネットワークを経由して、信号の発信元の分身装置に対応付けられた遠隔観覧者用端末装置に送信し、
前記遠隔観覧者用端末装置から、公衆ネットワークを経由して、遠隔観覧者操作・動作信号及び/又は遠隔観覧者外観像信号を受信し、該遠隔観覧者操作・動作信号及び/又は遠隔観覧者外観像信号に対して必要な処理を行った上で、信号の発信元の遠隔観覧者用端末装置に対応付けられた分身装置に送信する、
ように構成した。
本発明の第1の様態のパフォーマンスイベント実施方法及び該パフォーマンスイベント実施方法において用いられる中継装置によれば、遠隔観覧者は、自身が保有する遠隔観覧者用端末装置の表示手段に表示されるライブ映像や、放音手段から放音されるライブ音声を楽しみながら、拍手をしたり、歓声を上げたり、声援を送ったりすることができる。また、「やじ」やブーイングを行うこともできる。そして、該遠隔観覧者が保有する遠隔観覧者用端末装置は、これらの動作(発声を含む)を感知し、感知した結果に基づく信号を生成する。また、遠隔観覧者は、ライブ映像やライブ音声を楽しみながら、自身が保有する遠隔観覧者用端末装置のボタンやレバーを操作することで、自身の共感・反感や興奮などの感情を表現することができる。そして、該遠隔観覧者用端末装置は、これらの操作を感知し、感知した結果に基づく信号を生成する。一方、イベント会場に設置された複数の分身装置の各々は、自身に対応付けられた該遠隔観覧者用端末装置が生成した遠隔観覧者操作・動作信号に基づいて、運動、振動、発光、放音及び画像表示のうちの少なくとも一つを実現する。この結果、プレーヤーは、イベント会場に設置された複数の分身装置の運動、振動、発光、放音及び画像表示を観察することで、遠隔観覧者の反応を知覚することができる。また、遠隔観覧者は、イベント会場に設置された複数の分身装置の運動、振動、発光、放音及び画像表示のライブ映像とライブ音声を、自身が保有する遠隔観覧者用端末装置の表示手段と放音手段を通じて見たり、聞いたりすることで、他の遠隔観覧者の反応を知覚することができる。
また、本発明の第2の様態のパフォーマンスイベント実施方法及び該パフォーマンスイベント実施方法において用いられる中継装置によれば、遠隔観覧者は、自身が保有する遠隔観覧者用端末装置の表示手段に表示されるライブ映像や、放音手段から放音されるライブ音声を楽しみながら、笑いや怒りといった表情を表出したり、身体を動かしたりすることができる。そして、該遠隔観覧者が保有する遠隔観覧者用端末装置は、これらの表情や動作を含む外観像を撮影し、撮影した結果に基づく遠隔観覧者外観像信号を生成する。一方、イベント会場に設置された複数の分身装置の各々は、自身に対応付けられた該遠隔観覧者用端末装置が生成した遠隔観覧者外観像信号に基づいて、前記遠隔観覧者の外観像を表示する。この結果、プレーヤーは、イベント会場に設置された複数の分身装置に表示された遠隔観覧者の外観像を観察することで、遠隔観覧者の反応を知覚することができる。また、遠隔観覧者は、イベント会場に設置された複数の分身装置に表示された遠隔観覧者の外観像を、自身が保有する遠隔観覧者用端末装置の表示手段を通じて見たることで、他の遠隔観覧者の反応を知覚することができる。
また、本発明のパフォーマンスイベント実施方法及び該パフォーマンスイベント実施方法において用いられる中継装置によれば、前記イベント会場に設置した複数の分身装置に対して対応付けられた遠隔観覧者が保有する遠隔観覧者用端末装置だけに、ライブ映像信号とライブ映像信号を送信することができる。したがって、前記分身装置に対する対応付けを、あらかじめ観覧料金を支払ったり、観覧料金の支払いを約束したりした遠隔観覧者が保有する遠隔観覧者用端末装置だけに限定することにより、遠隔観覧者からパフォーマンスイベントの観覧に対する対価を確実に得ることができる。
本発明の実施例1に係るパフォーマンスイベント実施方法を実現するためのシステムの構成と機能、及び、該パフォーマンスイベント実施方法において用いられる中継装置の機能を説明するためのブロック図である。 本発明の実施例1に係るパフォーマンスイベント実施方法において使用される遠隔観覧者用端末装置の構成及び機能を説明する外観図である。 本発明の実施例1に係るパフォーマンスイベント実施方法において使用される分身装置の構成及び機能を説明する外観図である。 本発明の実施例1に係るパフォーマンスイベント実施方法において使用される分身装置の運動を説明する外観図である。
以下、図面を参照して本発明の実施形態について説明する。ただし、本発明はかかる実
施形態に限定されず、その技術思想の範囲内で種々の変更が可能である。
図1は、本発明の実施例1に係るパフォーマンスイベント実施方法を実現するためのシステムの構成と機能、及び、該パフォーマンスイベント実施方法において用いられる中継装置の機能を説明するためのブロック図であり、特に、「屋外のイベント会場において開催されている3人組女性アイドルグループのコンサート」を、該イベント会場から遠隔した場所にいる遠隔観覧者A〜Xが観覧している状況を説明するためのブロック図である。
また、図2は、本発明の実施例1に係るパフォーマンスイベント実施方法において使用される遠隔観覧者用端末装置の構成及び機能を説明する外観図である。また、図3は、本発明の実施例1に係るパフォーマンスイベント実施方法において使用される分身装置の構成及び機能を説明する外観図である。また、
本実施例のパフォーマンスイベント実施方法を実現するためのシステムは、分身装置A_1A〜分身装置X_1Xと、中継装置2と、遠隔観覧者A〜Xの各々が使用する遠隔観覧者A用端末装置_4A〜遠隔観覧者X用端末装置_4Xから構成されており、中継装置2と遠隔観覧者A用端末装置_4A〜遠隔観覧者X用端末装置_4Xとは、インターネットに接続している。
分身装置A_1A〜分身装置X_1Xの各々は、ドローン11と、撮像手段12と、タブレット13から構成されており、撮像手段12と、タブレット13とはドローン11に固定されている。
ドローン11はマルチコプター式の無人航空機であって、各々の回転翼の回転数を制御することによって、観光地などの特定エリアの上空に浮遊した上で、直進運動、旋回運動及び回転運動を行うことができる。
また、撮像手段12は、360度の視野角(立体角)をカバーする全天球カメラを2個備えており、プレーヤー(本実施例では「3人組女性アイドルグループ」)のパフォーマンス(本実施例でや「歌やダンス」)やその他のイベント会場の様子を撮影する。さらに、撮像手段1は、該2個の全天球カメラが撮像した結果に基づく全天球3Dライブ映像信号を生成し、該全天球3Dライブ映像信号を中継装置2に無線送信する。
また、タブレット13は、画像を表示するディスプレイパネルと、音声を放音するスピーカーと、プレーヤー(本実施例では「3人組女性アイドルグループ」)が発する音声(本実施例では「歌声」)を含むイベント会場の音声を集音するマイクロフォンを備えている。また、タブレット13は、該マイクロフォンが撮像した結果に基づくライブ音声信号を生成し、該ライブ音声信号を中継装置2に無線送信する。
中継装置2は、パフォーマンスイベントの開催前に、遠隔観覧者からの観覧の申し込みを受け付け、該申し込みに基づいて、遠隔観覧者と分身装置との対応付けを行う。本実施例では、遠隔観覧者A〜Xの各々に対して、分身装置A_1A〜分身装置X_1Xが過不足なく一対一に対応しているが、「観覧を申し込んだ遠隔観覧者の数」が「イベント会場に設置された分身装置の数」を下回ったり、複数の遠隔観覧者が1台の分身装置を共用したりすることがあってもよい。
中継装置2は、分身装置A_1Aの撮像手段12から受信した全天球3Dライブ映像信号と、分身装置A_1Aのタブレット13から受信したライブ音声信号とに必要な処理を行った上で、インターネット3を経由して、遠隔観覧者A用端末装置_4Aに送信する。また、分身装置B_1B〜分身装置X_1Xから受信した信号についても、同様に、遠隔観覧者B用端末装置_4B〜遠隔観覧者X用端末装置_4Xに送信する。
一方、遠隔観覧者A用端末装置_4A〜遠隔観覧者X用端末装置_4Xの各々は、HMD(Head Mounted Display)41と、ヘッドフォン42と、コントローラ43、Webカメラ44と、と、信号処理・通信ユニット45とから構成されており、HMD(Head Mounted Display)41、ヘッドフォン42、コントローラ43、Webカメラ44及びは、信号処理・通信ユニット45との間で信号の送受信を行う。
一方、HMD41は、それを装着した遠隔観覧者の頭部や眼球の動きを検出するセンサを備えており、該センサは、各々のセンサの検出結果に基づく信号を信号処理・通信ユニット45に送信する。信号処理・通信ユニット45は、左右の投射部から投射される映像の表示範囲を設定し、該表示範囲設定結果に基づき、インターネット3を経由して中継装置2から受信した全天球3Dライブ映像信号から3Dライブ映像信号を生成し、該3Dライブ映像信号を、HMD41に送信する。HMD41は、信号処理・通信ユニット45から受信した3Dライブ映像信号に基づいて、左右の投射部から映像を投射する。その結果、遠隔観覧者A〜Xの各々は、自身の頭部や眼球の動きに対応した視野範囲の「パフォーマンスイベントのライブ映像」を見ることができる。
信号処理・通信ユニット45は、インターネット3を経由して中継装置2から受信したライブ音声信号に必要な処理を行った上で、ヘッドフォン42に送信する。ヘッドフォン42は、信号処理・通信ユニット45から受信したライブ音声信号に基づいて音声を放音する。その結果、遠隔観覧者A〜Xの各々は「パフォーマンスイベントのライブ音声」を聞くことができる。
遠隔観覧者A〜Xの各々は、前記ライブ映像を見ながら、また、前記ライブ音声を聞きながら、コントローラ43を操作する。コントローラ43は、プロポ型ジョイスティックコントローラであって、操縦者のレバー操作やダイヤル操作に基づいて飛行制御信号を生成し、該飛行制御信号を信号処理・通信ユニット45に送信する。
信号処理・通信ユニット45は、コントローラ43から受信した飛行制御信号に必要な処理を行った上で、インターネット3を経由して、中継装置2に送信する。
中継装置2は、インターネット3を経由して信号処理・通信ユニット45から受信した飛行制御信号に必要な処理を行った上で、該飛行制御信号の送信元である信号処理・通信ユニット45が含まれる遠隔観覧者用端末装置(遠隔観覧者A用端末装置_4A〜遠隔観覧者X用端末装置_4Xのいずれか)を保有する遠隔観覧者が対応付けられた分身装置(分身装置A_1A〜分身装置X_1Xのいずれか)のドローン11に送信する。
ドローン11の回転翼の回転数は、受信した飛行制御信号に基づいて制御され、結果として、ドローン11は、自身を含む分身装置(分身装置A_1A〜分身装置X_1Xのいずれか)が対応付けられた遠隔操縦者の意図する通りに飛行する。
一方、Webカメラ44は、遠隔観覧者の外観像を撮影し、該撮像した結果に基づく映像信号を生成し、該映像信号を信号処理・通信ユニット45に送信する。また、Webカメラ44は、マイクロフォンを備えており、該マイクロフォンは、遠隔観覧者が発した声や拍手などの音声を集音し、該集音した結果に基づく音声信号を生成し、該映像信号を信号処理・通信ユニット45に送信する。
信号処理・通信ユニット45は、コントローラ43から受信した映像信号と音声信号に必要な処理を行った上で、インターネット3を経由して、中継装置2に送信する。
中継装置2は、インターネット3を経由して信号処理・通信ユニット45から受信した映像信号と音声信号に必要な処理を行った上で、該映像信号と音声信号の送信元である信号処理・通信ユニット45が含まれる遠隔観覧者用端末装置(遠隔観覧者A用端末装置_4A〜遠隔観覧者X用端末装置_4Xのいずれか)を保有する遠隔観覧者が対応付けられた分身装置(分身装置A_1A〜分身装置X_1Xのいずれか)のタブレット13に送信する。
タブレット13は、受信した映像信号に基づいて、自身が備えているディスプレイパネルに、自身を含む分身装置(分身装置A_1A〜分身装置X_1Xのいずれか)が対応付けられた遠隔操縦者の外観像を表示するとともに、受信した音声信号に基づいて、自身が備えているディスプレイパネルに、自身を含む分身装置(分身装置A_1A〜分身装置X_1Xのいずれか)が対応付けられた遠隔操縦者が発した声や拍手などの音声を放音する。
一方、信号処理・通信ユニット45は、HMD41のセンサから受信した「遠隔観覧者の頭部や眼球の動き」に基づく信号、及び/又は、Webカメラ44から受信した映像信号及び/又は音声信号基づき、信号処理・通信ユニット45が含まれる遠隔観覧者用端末装置(遠隔観覧者A用端末装置_4A〜遠隔観覧者X用端末装置_4Xのいずれか)を保有する遠隔観覧者の心理状態(興奮度、喜怒哀楽の種類など)を判定し、その判定結果に基づいて、興奮度信号と喜怒哀楽信号を生成し、該興奮度信号と喜怒哀楽信号を、インターネット3を経由して、中継装置2に送信する。
中継装置2は、インターネット3を経由して信号処理・通信ユニット45から受信した興奮度信号と喜怒哀楽信号に必要な処理を行った上で、該興奮度信号と喜怒哀楽信号の送信元である信号処理・通信ユニット45が含まれる遠隔観覧者用端末装置(遠隔観覧者A用端末装置_4A〜遠隔観覧者X用端末装置_4Xのいずれか)を保有する遠隔観覧者が対応付けられた分身装置(分身装置A_1A〜分身装置X_1Xのいずれか)のタブレット13に送信する。
タブレット13は、受信した興奮度信号と喜怒哀楽信号に基づいて、ディスプレイパネルの輝度と表示される映像の色調を変化させる。すなわち、受信した興奮度信号の強度が高い場合には、ディスプレイパネルの輝度を高くし、受信した興奮度信号の強度が低い場合には、ディスプレイパネルの輝度を低くする。また、喜びや楽しみなどの正の感情に対応する喜怒哀楽信号を受信した場合には、ディスプレイパネルに表示される映像を暖色系の色調にし、怒りや悲しみなどの正の感情に対応する喜怒哀楽信号を受信した場合には、寒色系の色調にする。
また、中継装置2は、インターネット3を経由して信号処理・通信ユニット45から受信した興奮度信号に必要な処理を行った上で、該興奮度信号の送信元である信号処理・通信ユニット45が含まれる遠隔観覧者用端末装置(遠隔観覧者A用端末装置_4A〜遠隔観覧者X用端末装置_4Xのいずれか)を保有する遠隔観覧者が対応付けられた分身装置(分身装置A_1A〜分身装置X_1Xのいずれか)のドローン11に送信する。
ドローン11は、受信した興奮度信号に基づいて、図4に示すような「軸回転振動」「上下振動」「左右振動」のいずれかの運動、又は、それらを組み合わせた運動を行う。その際、受信した興奮度信号の強度が高い場合には、振動の振幅を大きくし、受信した興奮度信号の強度が低い場合には、振動の振幅を小さくするか、振動(運動)を停止する。
本発明は、スポーツやコンサートなどのパフォーマンスイベントに係るサービスを提供する産業においても利用することができる。また、中継装置として用いられるサーバ等を製造する産業においても利用することができる。
1A‥‥‥分身装置A
1B‥‥‥分身装置B
1C‥‥‥分身装置C
1D‥‥‥分身装置D
1E‥‥‥分身装置E
1X‥‥‥分身装置X
11‥‥‥ドローン
12‥‥‥撮像手段
13‥‥‥タブレット
2‥‥‥中継装置
3‥‥‥インターネット
4A‥‥‥遠隔観覧者A用端末装置
4B‥‥‥遠隔観覧者B用端末装置
4C‥‥‥遠隔観覧者C用端末装置
4D‥‥‥遠隔観覧者D用端末装置
4E‥‥‥遠隔観覧者E用端末装置
4X‥‥‥遠隔観覧者X用端末装置
41‥‥‥HMD
42‥‥‥ヘッドフォン
43‥‥‥コントローラ
44‥‥‥Webカメラ
45‥‥‥信号処理・通信ユニット

Claims (3)

  1. 「イベント会場においてプレーヤーが行うパフォーマンス」を多数の観覧者が観覧するパフォーマンスイベント実施方法であって、
    観覧者の大多数は前記イベントの会場から遠隔された場所に所在しており、
    前記イベントの会場から遠隔した場所に所在する観覧者(以下「遠隔観覧者」と略記する)の各々は、遠隔観覧者用端末装置を保有し、
    前記イベント会場に、遠隔観覧者の各々に対応付けられた複数の分身装置を設置した上で、
    前記分身装置は、自身が備える撮像手段が撮影した結果に基づいてライブ映像信号を生成し、自身が備える集音手段が集音した結果に基づいてライブ音声信号を生成し、前記遠隔観覧者用端末装置は、自身を保有する遠隔観覧者に対応付けられた分身装置が生成する前記ライブ映像信号に基づいて、自身が備える表示手段においてライブ映像を表示し、自身を保有する遠隔観覧者に対応付けられた分身装置が生成する前記ライブ音声信号に基づいて、自身が備える放音手段においてライブ音声を放音する一方、
    前記遠隔観覧者用端末装置は、該遠隔観覧者用端末装置を保有する遠隔観覧者の操作及び/又は動作(発声を含む)を感知した結果に基づく信号(以下「遠隔観覧者操作・動作信号」と略記する)を生成し、前記分身装置は、自身が対応付けられた遠隔観覧者が保有する遠隔観覧者用端末装置が生成した前記遠隔観覧者操作・動作信号に基づいて、運動、振動、発光、放音及び画像表示のうちの少なくとも一つを実現する、
    ことを特徴とするパフォーマンスイベント実施方法。
  2. 「イベント会場においてプレーヤーが行うパフォーマンス」を多数の観覧者が観覧するパフォーマンスイベント実施方法であって、
    観覧者の大多数は前記イベントの会場から遠隔された場所に所在しており、
    前記イベントの会場から遠隔した場所に所在する観覧者(以下「遠隔観覧者」と略記する)の各々は、遠隔観覧者用端末装置を保有し、
    前記イベント会場に、遠隔観覧者の各々に対応付けられた複数の分身装置を設置した上で、
    前記分身装置は、自身が備える撮像手段が撮影した結果に基づいてライブ映像信号を生成し、自身が備える集音手段が集音した結果に基づいてライブ音声信号を生成し、前記遠隔観覧者用端末装置は、自身を保有する遠隔観覧者に対応付けられた分身装置が生成する前記ライブ映像信号に基づいて、自身が備える表示手段においてライブ映像を表示し、自身を保有する遠隔観覧者に対応付けられた分身装置が生成する前記ライブ音声信号に基づいて、自身が備える放音手段においてライブ音声を放音する一方、
    前記遠隔観覧者用端末装置は、該遠隔観覧者用端末装置を保有する遠隔観覧者の外観を撮影した結果に基づく画像信号(以下「遠隔観覧者外観像信号」と略記する)を生成し、前記分身装置は、自身が対応付けられた遠隔観覧者が保有する遠隔観覧者用端末装置が生成する前記遠隔観覧者外観像信号に基づいて、前記遠隔観覧者の外観像を表示する、
    ことを特徴とするパフォーマンスイベント実施方法。
  3. 請求項1又は2に記載のパフォーマンスイベント実施方法において使用される中継装置であって、
    前記遠隔観覧者用端末装置と前記分身装置との対応付けを行い、
    前記分身装置から前記ライブ映像信号及びライブ音声信号を受信し、該前記ライブ映像信号及びライブ音声信号に対して必要な処理を行った上で、公衆ネットワークを経由して、信号の発信元の分身装置に対応付けられた遠隔観覧者用端末装置に送信し、
    前記遠隔観覧者用端末装置から、公衆ネットワークを経由して、遠隔観覧者操作・動作信号及び/又は遠隔観覧者外観像信号を受信し、該遠隔観覧者操作・動作信号及び/又は遠隔観覧者外観像信号に対して必要な処理を行った上で、信号の発信元の遠隔観覧者用端末装置に対応付けられた分身装置に送信する、
    ことを特徴とする中継装置。
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