JP2010014983A - 樹脂レンズおよび樹脂レンズの成形方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】ピックアップレンズとして用いられる樹脂レンズ1である。光学的機能を有する光学的機能部2と、その周囲に鍔状に形成されるフランジ部3とを有する。光ディスクに近接する第2面11側のフランジ面31に、光学的機能部2の傾きを測定可能とする反射光を生ずる鏡面部41と、成形時に使用される金型に係る情報を示すマーク37とが設けられている。フランジ面31の内周部33より外の外周部34にマーク37が形成されている。第2面11側の光学的機能面21と鏡面部41を有する内周部33とが金型の入子71により成形される。また、フランジ面31のマーク37を有する外周部34は、金型の入子71より外側のホルダの形成面で形成される。
【選択図】図3
Description
また、一種類の樹脂レンズを大量に生産する場合には、一種類の樹脂レンズを成形するのに複数の射出成形金型を用いる場合もあり、同じ樹脂レンズでも成形の際に用いられた射出成形金型が異なる場合がある。
したがって、樹脂レンズは、光ピックアップ装置に取り付けた状態で、光ディスクをむく側が露出された状態となる。
また、フランジ部には、鏡面部が設けられている。この鏡面部は、フランジ部を形成する金型の形成面に鏡面加工を施すことにより、当該鏡面加工が施された部分で成形された部分に形成される。
この鏡面部は、フランジ部の内周側に円環状に形成され、他の部分より光の反射率を高めたものとなっている。
鏡面部にマークを形成することで、マークが見易い状態となる。また、上述のように光ピックアップの取付け枠の先端に設けられて光ディスクに近接することになる樹脂レンズの光ディスク側を向く面においては、光学的機能部やフランジ部の鏡面部が光ディスク等に接触しないように、フランジ部の最も光ディスク側となるトップ面が、光学的機能部や鏡面部より前側に突出した状態となっている。
そして、基本的には、光学的機能部とフランジ部とからなる樹脂レンズにおいて、少なくとも光学的機能部となる樹脂レンズの中央側の面は入子の形成面で形成され、樹脂レンズの光学的機能部より外周側となるフランジ部は、金型の入子が挿入された部分の周囲(ホルダ)の形成面で形成される。
したがって、前記マークは、前記切断部からの間隔や、切断部とレンズの中心とを結ぶ線分とマークとレンズの中心とを結ぶ線分とがなす角度の違いによって区別可能に形成される場合がある。たとえば、円環状のフランジ部の互いに60度離れた二箇所に突起があるようなマーク(二つの突起それぞれとレンズの中心とを結ぶ2本の線分のなす角度が60度となるマーク)であっても、一方の突起の切断部からの前記角度が30度、60度、90度という違いがあれば、同じ二つの突起のマークでも複数種類に使いわけることが可能となる。
言い換えれば、切断部と1個のマークがなす前記角度に複数種類のものを設ければ、1個のマークでも複数種類の意味を持たせることができる。
この場合に、入子側にはマークを形成する部分がないので、入子を回転させてもマークの位置が変わることがなく、特に上述のゲートの切断部分に対するマークの前記角度が代わることがない。しかし、光学的機能部を形成する入子とフランジ部の鏡面を形成する入子の外側の金型部分とが別体とされ、かつ、入子がその外側の部分に対して回転させられる可能性があることから、たとえば、光学的機能部の光軸の方向と、鏡面部で光が反射される方向とがなす角度が入子の回転により微妙にずれる可能性がある。これにより、鏡面部の光の反射を用いた樹脂レンズの角度合わせの精度が低下する可能性がある。
この場合に、光学的機能部と鏡面部とが一つの入子の形成面で一体に形成されることになり、入子を回転させても、光学的機能部の光軸方向と、鏡面部の光の反射方向とにずれが生じることがなく、樹脂レンズの取付に際し、その取付精度が低下するのを防止することができる。
前記フランジ部に前記鏡面部が形成され、前記フランジ部の前記鏡面部が形成された面の当該鏡面部の形成範囲外となる位置に前記マークが形成されていることを特徴とする。
これにより、鏡面部がたとえば回転可能な入子部分で形成されていても、マークを回転しない金型部分に設けることが可能となり、成形される樹脂レンズに対して入子の回転角度の違いでマークの角度が異なるようなことを防止可能となる。
また、樹脂レンズにおいて、光学的機能部が回転自在な入子により形成されるような場合に、鏡面部の形成範囲内にマークを形成するものとした場合に、マークが回転しないように鏡面部を入子の範囲外となる金型部分で形成すると、光学的機能部を形成する入子となる金型部分と、鏡面部を形成する金型部分とが相対的に回転移動することで、入子によって形成される光学的機能部の傾きと鏡面部の傾きとの間の関係に変化が生じ、鏡面部からの発射光による光学的機能部の傾きの測定に誤差が生じることになり、傾きの測定精度が低下するが、鏡面部とマークとをそれぞれ別の金型部分で形成することが可能となることにより、鏡面部を光学的機能部と同じ入子で形成し、マークを入子と異なる金型部分で形成することが可能となり、これにより、入子の回転により樹脂レンズ上のマークが回転するのを防止し、かつ、入子の回転により鏡面部と光学的機能部との傾きにずれが生じるのを防止することができる。
光ディスク用のピックアップレンズとして用いられ、
前記フランジ部の前記光ディスクに臨む面の内周側となる内周部に前記鏡面部が形成され、
前記フランジ部の前記内周部より外周側に前記マークが形成されていることを特徴とする。
そして、ピックアップレンズは、光学的機能部とその周囲に設けられたフランジ部とを有し、フランジ部の光ディスク側を向く面に、上述の鏡面部とマークが形成されている。
そして、鏡面部は、フランジ部の光学的機能部側、すなわち、光学的機能部に隣接して連続的に繋がる内周部に設けられている。
前記光ディスク側の面の前記光学的機能部と当該光学的機能部の周囲となるフランジ部の内周部とが一つの第1金型により形成され、
前記フランジ部の内周部より外周側の前記マークが形成される部分が、前記第1金型の周囲に配置され、当該第1金型に対して別体となっている第2金型により形成されていることを特徴とする。
なお、光学的機能部および鏡面部を形成する金型においては、樹脂レンズの光学的機能部および鏡面部が表面粗さが小さくなっていることが要求されるので、金型の形成面も表面粗さが小さくなっている必要がある。すなわち、光学的機能部を形成する金型部分も、鏡面部を形成する金型部分も十分に表面粗さを小さくできる精密加工機で形成される必要があるが、本発明では、光学的機能部と鏡面部とが同じ第1金型の形成面で形成されるので、第1金型の鏡面部を形成する部分と、光学的機能部を形成する部分との両方を精密加工が可能な非球面加工機で加工することができる。そして、非球面加工機では、一度加工プログラム用データを設定することにより、光学的機能部と鏡面部との両方を形成するための第1金型の形成面を一気に加工することができる。
光軸に直交し、かつ、肉厚内にある所定の基準面からの前記光軸方向に沿った距離を高さとした場合に、
第1金型により形成された前記フランジ部の内周部と、前記第2金型により形成された前記フランジ部の内周部より外周側の部分との境界の高さ位置より高い位置に、前記フランジ部のトップ面が設けられていることを特徴とする。
また、ピックアップレンズにおいて、鏡面部およびマークが形成される面が光ディスク側を向いて、光ディスクに近接することになり、フランジ部のトップ面より、バリが突出してしまうと、光ディスクにバリが接触する可能性がある。
したがって、本発明においては、フランジ部のトップ面が樹脂レンズで最も光ディスクに近づく構成とし、バリが形成される可能性があるフランジ部の内周部の外縁部分(前記境界部分)の高さ位置が少なくとも形成されるバリの長さ分以上にフランジ部のトップ面に対して低くなっている構成となる。
前記トップ面より低い位置に前記マークが形成されるマーク形成面が設けられ、
前記マークが前記マーク形成面から高さ方向に突出して設けられるとともに前記マークの高さが前記トップ面より低くなっていることを特徴とする。
前記フランジ部の前記光学的機能部の光軸に直交する平面にマークを形成したことを特徴とする。
前記フランジ部の鏡面部を前記光学的機能部の光軸に直交する平面に対して設定した角度だけ傾けたことを特徴とする。
前記フランジ部の鏡面部を前記フランジ部の周方向に沿って円環条に形成するとともに、半径方向中心に向かうにつれて凹むように傾けて形成したことを特徴とする。
前記樹脂レンズの前記光ディスクに臨む面側の成形に際し、
前記光学的機能部と当該光学的機能部の周囲となるフランジ部の前記鏡面部が形成される内周部とが一つの第1金型により形成され、
前記フランジ部の内周部より外周側の前記マークが形成される部分が、前記第1金型の周囲に配置されるとともに当該第1金型に対して別体となっている第2金型により形成されることを特徴とする。
まず、本実施の形態の樹脂レンズとなる成形品について説明する。図1〜図2(a),(b),(c)は、この例の樹脂レンズを含む成形品を示し、図3(a)、(b)はこの例の樹脂レンズと射出成形金型の入子との関係を示すものであり、図4(a),(b),(c)は、この例の樹脂レンズにおけるマークを説明するためのものであり、図5(a),(b),(c)は、この例の鏡面部を説明するためのものである。なお、図4においては、図3に示される樹脂レンズとマークが異なるものとなっている。
そして、成形品10は、射出成形金型において、樹脂レンズ1が成形されるキャビティに樹脂(例えば、熱可塑性樹脂)を導くために、樹脂が射出されるスプルー、スプルーから複数のキャビティに向かって分岐し、樹脂を各キャビティに分散して導くためのランナ、ランナとキャビティとの間のゲートに対応して成形されている。したがって、成形品10は、スプルーで形成されるスプルー部1a、ランナで形成されるランナ部1b、ゲートで形成されるゲート部1c、キャビティで形成されると共に成形される樹脂レンズ1とからなっている。
言い換えれば、可動金型に残り易い形状とされており、その一つとして、ランナ部1bにランナロック1dが形成され、ランナ部1bがランナロック1dを形成する部分を有する可動金型側に残り易い形状となっている。なお、可動金型と固定金型との境界部分は、図1に示される成形品において、ランナ部1bの軸方向に沿った中心線の部分となっている。
そして、図2から図4に示すように、この樹脂レンズ1は、たとえば、ブルーレイディスクの光ピックアップ装置のピックアップレンズ(対物レンズ)として使用されるものである。
ここで、樹脂レンズ1の形状の説明において、光軸に直交し、かつ、肉厚内にある所定の基準面を、この例では固定金型と可動金型とのパーティングラインに沿った平面とし、当該基準面からの前記光軸方向に沿った距離を高さと表現する。なお、基準面から離れるほど高く、近づくほど低くなる。また、後述の第1面12側でも第2面11側でも基準面からの距離を高さでそれぞれ表すものとする。
また、樹脂レンズ1は、情報の読取や書込みが行われる光ディスク側を向く第2面11と、光源からの光が入射する第1面12とを有し、それぞれが光学的機能部2の表面となる光学的機能面21,22と、フランジ部3の表面となるフランジ面31,32とを有する。
すなわち、第2面11は、その中央部が光学的機能面21となり、その外周部がフランジ面31となっており、第1面12は、その中央部が光学的機能面22となり、その外周部がフランジ面32となっている。
そして、光ピックアップ装置に当該樹脂レンズ1が取り付けられるが、樹脂レンズ1の取り付け位置は、光ピックアップ装置において、光ディスクに最も近接する位置であり、取り付け枠に樹脂レンズ1がそのフランジ部3を固定された状態となる。なお、この際には、樹脂レンズ1の第1面12側となるフランジ部3の第1面12側のフランジ面32が前記取り付け枠の先端面に当接されて、たとえば、接着固定される。そして、光学機能部2は取り付け枠の内部空間に対応し、光が通過可能となっている。
なお、フランジ面31は、光ディスク側を向くことから、光ピックアップ装置の取り付け枠に樹脂レンズ1を取り付けた状態でもマーク37を認識可能に露出するとともに、取り付け枠に樹脂レンズ1を設置して固定する際に、鏡面部41に光を照射するとともに、所定のセンサで鏡面部41から反射光を認識させることで、取り付け枠上の樹脂レンズ1の傾きを測定可能となっている。
また、鏡面部41は、この例において、光学的機能部2の光軸に対して直交する平面とされている。
また、フランジ部3の内周部33と、外周部34との間には段差が形成され、上述のように内周部33より外周部34の方が高くなっている。この段差は、外周部34側が高く突出することで、外周部34より内周側の鏡面部41や光学的機能面21を保護するためである。
そこで、この例では、内周部33と外周部34との境界部分に段差を形成し、当該境界部分より外側において、外周部34が形成されるバリの推定される長さよりも高く突出した状態となっている。これにより、バリがフランジ部3の最も高い位置となるトップ面35より低い位置に配置され、樹脂レンズ1を光ディスクに近接させた際に、バリが光ディスクに接触することがないようになっている。なお、例えば、バリの突出の光軸方向に沿った突出長さを0.03mm程度とすることが可能なので、前記段差、すなわち、鏡面部41とトップ面35との間の距離を0.04mm程度とすることが可能である。なお、この数値に限定されるものではなく、バリよりもトップ面35が高く配置される構成となっていればよい。
すなわち、フランジ部3の外周部34は、高く突出したトップ面35と、当該トップ面35より僅かに低くされたマーク形成面36がフランジ部3の外周部34の円周方向に並んで配置された状態となっている。なお、マーク形成面36は、例えば、マーク37が比較的狭い範囲内にまとまって設けられていれば、図2や図3に示すように一つだけ形成されるが、マーク37が樹脂レンズ1のフランジ面31に分散して形成されている場合には、図4に示すように、マーク形成面36が複数設けられることになる。
この場合に、トップ面35が複数のマーク形成面36により複数に分断された状態となる。
そして、マーク形成面36には、高さ方向に突出する円形ドーム状の突起であるマーク37が形成されている。マーク37は例えば複数形成され、かつ、複数形成されたマーク37の角度位置で、樹脂レンズ1が形成された金型と、当該金型に複数設けられて樹脂レンズ1を形成するキャビティのひとつを示すものとなっている。
なお、図4(c)に示すように、マーク37のマーク形成面36からの突出高さは、マーク形成面36からトップ面35までの前記光軸方向に沿った長さ(高さの差)より短くなっており、マーク37の先端は、トップ面35より僅かに低くなっている。
そして、入子71,72は、その周囲のホルダ(入子71,72を挿入可能な孔を有する金型部分)に対して回転自在となっており、入子を回転して調整することにより、光学特性を向上可能となっている。すなわち、一対の入子71,72同士を回転調整することで、成形される樹脂レンズの光学特性が変化するので、その中でも最も好ましい状態にすることが可能となっている。
それに対して、フランジ面31の外周部34に形成されるトップ面35、マーク形成面36およびマーク形成面36上のマーク37は、回転可能な入子71に対して固定された状態のホルダ(第2金型)の形成面によって形成されるようになっている。
また、この例では、マーク37は、鏡面部41ではなく、鏡面部41が形成される内周部33より外側の外周部34のマーク形成面36に形成されることになるので、マーク37は、入子の外側のホルダで形成されることになる。
なお、非球面加工機は、球面も加工可能であり、樹脂レンズが球面レンズであったとしても、その金型を加工することが可能である。
また、鏡面部41は、図5(b)に示すように、基本的に樹脂レンズ1の光軸に直交する平面として加工するが、入子71の鏡面部41を形成する部分は、非球面加工機ならば光軸に直交する平面に加工することも、平面の角度を光軸に直交する角度から変更することも、平面以外に円錐台形状とする加工や、凹面鏡状の加工なども行うことが可能であり、図5(c)に示すように、円環帯状の鏡面部41aにおいて、中心に向かうにつれて、凹むようにすり鉢状の形状(略円錐状や略凹面鏡状)に加工するものとしてもよい。
また、平面状とする場合も、光軸に対して直交する平面ではなく、所定の角度を持たせた平面とすることも可能であり、樹脂レンズ1の取り付け角度を測定する際に光の照射角度や光センサの配置等を作業性が向上するように変更するようなことも可能である。
11 第2面
12 第1面
2 光学的機能部
21 光学的機能面
22 光学的機能面
3 フランジ部
31 フランジ面
32 フランジ面
33 内周部
34 外周部
35 トップ面
36 マーク形成面
37 マーク
41 鏡面部
71 入子(第1金型)
Claims (10)
- 光学的機能を有する光学的機能部と、当該光学的機能部の周囲に形成されたフランジ部と、光学的機能部の傾きを測定可能とする反射光を生ずる鏡面部と、成形時に使用される金型に係る情報を示すマークとが設けられた樹脂レンズであって、
前記フランジ部に前記鏡面部が形成され、前記フランジ部の前記鏡面部が形成された面の当該鏡面部の形成範囲外となる位置に前記マークが形成されていることを特徴とする樹脂レンズ。 - 光ディスク用のピックアップレンズとして用いられ、
前記フランジ部の前記光ディスクに臨む面の内周側となる内周部に前記鏡面部が形成され、
前記フランジ部の前記内周部より外周側に前記マークが形成されていることを特徴とする請求項1に記載の樹脂レンズ。 - 前記光ディスク側の面の前記光学的機能部と当該光学的機能部の周囲となるフランジ部の内周部とが一つの第1金型により形成され、
前記フランジ部の内周部より外周側の前記マークが形成される部分が、前記第1金型の周囲に配置され、当該第1金型に対して別体となっている第2金型により形成されていることを特徴とする請求項2に記載の樹脂レンズ。 - 前記光学的機能部と前記鏡面部を備える内周部とを形成する形成面を非球面加工機により加工された第1金型を用いて当該光学的機能部および内周部が形成されていることを特徴とする請求項3に記載の樹脂レンズ。
- 光軸に直交し、かつ、肉厚内にある所定の基準面からの前記光軸方向に沿った距離を高さとした場合に、
第1金型により形成された前記フランジ部の内周部と、前記第2金型により形成された前記フランジ部の内周部より外周側の部分との境界の高さ位置より高い位置に、前記フランジ部のトップ面が設けられていることを特徴とする請求項3または4に記載の樹脂レンズ。 - 前記トップ面より低い位置に前記マークが形成されるマーク形成面が設けられ、
前記マークが前記マーク形成面から高さ方向に突出して設けられるとともに前記マークの高さが前記トップ面より低くなっていることを特徴とする請求項2から請求項5のいずれか1項に記載の樹脂レンズ。 - 前記フランジ部の前記光学的機能部の光軸に直交する平面にマークを形成したことを特徴とする請求項2から請求項6のいずれか1項に記載の樹脂レンズ。
- 前記フランジ部の鏡面部を前記光学的機能部の光軸に直交する平面に対して設定した角度だけ傾けたことを特徴とする請求項2から請求項6のいずれか1項に記載の樹脂レンズ。
- 前記フランジ部の鏡面部を前記フランジ部の周方向に沿って円環条に形成するとともに、半径方向中心に向かうにつれて凹むように傾けて形成したことを特徴とする請求項2から請求項6のいずれか1項に記載の樹脂レンズ。
- 光ディスク用のピックアップレンズとして用いられ、光学的機能を有する光学的機能部と、当該光学的機能部の周囲に形成されたフランジ部と、光学的機能部の傾きを測定可能とする反射光を生ずる鏡面部と、成形時に使用される金型に係る情報を示すマークとが設けられた樹脂レンズの成形方法であって、
前記樹脂レンズの前記光ディスクに臨む面側の成形に際し、
前記光学的機能部と当該光学的機能部の周囲となるフランジ部の前記鏡面部が形成される内周部とが一つの第1金型により形成され、
前記フランジ部の内周部より外周側の前記マークが形成される部分が、前記第1金型の周囲に配置されるとともに当該第1金型に対して別体となっている第2金型により形成されることを特徴とする樹脂レンズの成形方法。
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