JP2010013844A - 道路橋伸縮装置、及び道路橋伸縮装置の製造方法 - Google Patents

道路橋伸縮装置、及び道路橋伸縮装置の製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】地覆ジョイント部における弾性シート部材の耐久性を向上させる。
【解決手段】地覆ジョイント部は、一対の対向するL字状の縦板部材23A、23Bと、それらの間に架設されるL字状の地覆弾性シート部材28とを備える。縦板部材23A、23Bは、右端部41A、41Bが立ち上がってL字になる。縦板部材23A、23Bをハの字の配置し、それらの間に地覆弾性シート部材28を加硫成型により、接着・架設する。地覆弾性シート部材28の橋軸方向の中央部に形成された窪み部32D、33Dは、左端部32Lにおいて最も浅く、右端部32Rにおいて最も深くなる。道路橋に設置するとき、ハの字に配置されたL字状の縦板部材23A、23Bを互いに平行にする。このとき、左端部32Lにおける窪み部32Dの深さは深くなる。一方、右端部32Rにおける窪み部32Dの深さはほとんど変化しない。
【選択図】図7

Description

本発明は、道路の本体部に設けられた縦型伸縮装置に連結され、道路橋の地覆部に設けられる道路橋伸縮装置、及び道路橋伸縮装置の製造方法に関する。
橋梁同士の間もしくは橋梁と橋台の間等の継目に使用される縦型伸縮装置は、橋軸方向において所定の遊間を介して対向する一対の縦板部材と、その縦板部材の間に架設された弾性シート部材によって構成されるのが一般的である。このような縦型伸縮装置では、橋梁の伸縮と共に縦板部材が変位させられ、その変位に伴い弾性シート部材が変形して遊間距離の変化が吸収されると共に、弾性シート部材によって遊間から下方に雨水等が漏れることが防止されている。
道路橋には、道路本体の橋幅方向の両端部に地覆部が設けられると共に、縦型伸縮装置は、地覆部に設けられる地覆ジョイント部と、道路橋本体部に設けられる本体ブロック部が連結されて構成されるのが一般的である。ここで、地覆部に設けられた地覆ジョイント部では、地覆部の立ち上がりに応じて、縦板部材の上端面から上方に立ち上げられた立上板部が形成される。弾性シート部材は、そのような立上板部に合わせて、90°上方に屈曲してL字状に形成されると共に、上方に立ち上がった部分が立上板部の間に架設され、弾性シート部材の上に溜められる水が、縦型伸縮装置の両端から漏れることが防止されている。
ところで、上記弾性シート部材は、加硫成型により、標準的な遊間幅(標準遊間距離)に離間された一対の縦板部材に接着される場合と、標準的な遊間幅より広げられた幅(拡張遊間距離)に離間された一対の縦板部材に接着される場合がある。本体ブロック部における弾性シート部材が、拡張遊間距離で成型される場合、弾性シート部材同士の形状を合わせるために、地覆ジョイント部における弾性シート部材も、拡張遊間距離で成型する必要がある。
従来、拡張遊間距離で成型される場合、地覆ジョイント部における弾性シート部材は、立上板部の立ち上がりに合わせて、本体部から単に90°屈曲して立ち上げられたL字形状とされている。しかし、このような形状では、弾性シート部材が圧縮されるとき、弾性シート部材の屈曲部に引張力が作用され、耐久性が低下するという問題がある。
また、弾性シート部材の屈曲部において、弾性シート部材を蛇腹状にして上記引張力を低減させることも考えられる。しかしこのような構成では、弾性シート部材を成型する際の金型形状が複雑になるという問題がある。
そこで、本発明は上記問題点に鑑みて成されたものであり、弾性シート部材が拡張遊間距離で成型された場合であっても、金型形状を複雑にすることなく、耐久性に優れた道路橋伸縮装置の地覆ジョイント部を提供することを目的とする。
本発明に係る方法は、橋軸方向において所定の遊間を介して対向するように、道路橋の継目に設置される一対の縦板部材と、橋軸方向における一端が一方の縦板部材に接着されるとともに、他端が他方の縦板部材に接着されて、一対の縦板部材の間に架設される弾性シート部材とを備える道路橋伸縮装置を製造する方法に関する。この道路橋伸縮装置において、縦板部材それぞれの橋幅方向における一方の端部は、道路橋の地覆部に対応して立ち上がる。一方、弾性シート部材は、縦板部材の立ち上がりに合わせて立ち上がるように屈曲してL字状に成形されている。さらに弾性シート部材は、橋軸方向における少なくとも一部が窪むように形成されており、その窪みの深さを変化させて、一対の縦板部材の離間距離の変化に応じて変形する。
そして、本発明に係る方法は、縦板部材を、一方の端部に向かうに従って互いに近づくようにハの字状に対向させるように配置する第1工程と、窪みが、一方の端部から遠ざかるに従って浅くなるように、ハの字状に配置された一対の縦板部材それぞれに、一端及び他端それぞれを接着して、弾性シート部材を一対の縦板部材の間に架設する第2工程と、ハの字状に配置された一対の縦板部材を、それらの間に上記所定の遊間が形成されるように、互いに平行にして道路橋の継目に設置する第3工程とを備える。
上記第3工程では、一対の縦板部材が、それぞれの橋幅方向における他方の端部が互いに近づけられるようにして、互いに平行にされていることが好ましい。このとき、上記他方の端部の間に架設された窪みの深さは、第3工程において、他方の端部が互いに近づけられることにより、大きくされる。また、上記第3工程において、一対の縦板部材が平行にされることにより、一方の端部から遠ざかるに従って浅くなっていた窪みの深さは、例えば、均一にさせられる。
弾性シート部材は、基底部と、基底部の橋幅方向における端部から立ち上がるようにして形成された立上部とによってL字状に形成され、基底部の端部における窪み部の深さは、立上部における窪みの深さと同一であることが好ましい。また、第2工程では、弾性シート部材の一端及び他端が、加硫成型により、一対の縦板部材それぞれに接着されることが好ましい。
本発明に係る方法は、橋軸方向において対向する一対の本体縦板部材と、橋軸方向における一端が一方の本体縦板部材に接着されるとともに、他端が他方の本体縦板部材に接着されて、一対の縦板部材の間に架設される本体弾性シート部材とを備える本体ブロック部を継目に設置する工程と、一対の縦板部材の橋幅方向における他方の端部それぞれを、本体縦板部材の橋幅方向における一方の端部それぞれに接続するとともに、一対の縦板部材の他方の端部の間に架設される弾性シート部材の接続端部を、本体縦板部材の一方の端部の間に架設される本体弾性シート部材の接続端部に接続する工程とをさらに備えることが好ましい。
例えば、弾性シート部材は、そのシート部材の一端と他端の間に形成される架設部を有すると共に、本体弾性シート部材は、そのシート部材の一端と他端の間に形成される本体架設部を有する。そして、弾性シート部材の接続端部における架設部の断面形状は、本体弾性シート部材の接続端部における本体架設部の断面形状に同一であることが好ましい。
本発明においては、弾性シート部材がハの字の狭い側から立ち上げられてL字に形成されている。したがって、一対の縦板部材が道路橋の継目に設置されるとき、弾性シート部材の屈曲部分に作用される引張力が緩和されるので、弾性シート部材の耐久性を向上させることができる。また、弾性シート部材は、L字形状であるので、容易に成形することができる。
図1は、本発明の一実施形態に係る縦型伸縮装置(道路橋伸縮装置)を上方から見た平面図である。図2は、縦型伸縮装置を横から見た側面図である。縦型伸縮装置10は、道路橋本体部と、その本体部の橋幅方向(道路橋の幅方向)における端部から立ち上がられるように設けられる地覆部とを備える道路橋に適用されるものであって、例えば、2つの橋梁の間の継目に配置される。縦型伸縮装置10は、道路橋の本体部に対応して設けられる本体ブロック部11と、道路橋の地覆部に対応して設けられる地覆ジョイント部12とを備え、これら本体ブロック部11及び地覆ジョイント部12は、橋幅方向に並べられている。
本体ブロック部11は、道路橋の橋軸方向(長手方向)において所定の遊間を介して対向する一対の本体縦板部材13A、13Bを備える。本体縦板部材13A、13Bは、図1に示すように橋幅方向に沿って波面状の曲面を描いている。本体縦板部材13A、13Bの内面は、互いに平行である。また、本体ブロック部11の橋幅方向における端部(例えば、右端部40A、40B)には、橋幅方向に対して直交する連結金具14A、14Bが設けられる。連結金具14A、14Bは、本体縦板部材13A、13Bそれぞれから外側に延出するように設けられる。
本体縦板部材13A、13Bそれぞれの下端面には、本体縦板部材13A、13Bそれぞれの外側に張り出される底板15A、15Bが連設される。また、本体縦板部材13A、13Bには、これらの外面から延出する複数のアンカー部材16A、16Bが設けられる。本体縦板部材13Aは、底板15A及びアンカー部材16Aによって、一方の橋梁に固定される。また、本体縦板部材13Bは、底板15B及びアンカー部材16Bによって、他方の橋梁に固定される。これにより、本体縦板部材13A、13B間の離間距離は、道路橋の伸縮に伴い変化する。
本体縦板部材13A、13Bの間には、シート状のゴム等の弾性材料で形成され、橋幅方向に長い長尺の本体弾性シート部材18が設けられる。本体弾性シート部材18は、橋軸方向における一方の端部が、本体縦板部材13Aの内面に接着されると共に、他方の端部が本体縦板部材13Bの内面に接着されて、本体縦板部材13A、13Bの間に架設されている。
地覆ジョイント部12は、道路の橋軸方向において所定の遊間を介して対向する一対の地覆縦板部材23A、23Bを備える。地覆縦板部材23A、23Bの内面(すなわち、対向面)は、橋軸方向に垂直であり、互いに平行になる。
地覆縦板部材23A、23Bそれぞれの橋幅方向における一方の端部(右端部41A、41B)は、道路橋の地覆部に対応して立ち上げられている。すなわち、地覆縦板部材23A、23Bそれぞれは、本体縦板部材13A、13Bと同じ高さを有する略矩形の基板部30A、30Bと、一方の端部(右端部41A、41B)において、基板部30A、30Bそれぞれの上端面に連設される立上板部31A、31Bとを有し、L字板状に形成される。
地覆縦板部材23A、23Bそれぞれの橋幅方向における他方の端部(左端部42A、42B)には、橋幅方向に対して直交する連結金具24A、24Bが設けられる。連結金具24A、24Bは、地覆縦板部材23A、23Bの左端部42A、42Bそれぞれから外側に延出するように設けられる。連結金具24A、24Bは、本体ブロック部11の連結金具14A、14Bに隣り合うように配置される。連結金具24A、14A及び連結金具24B、14Bにはボルトが通され、そのボルトがナットで締結されることにより、地覆ジョイント部12が本体ブロック部11に連結される。
地覆縦板部材23A、23Bそれぞれには、本体縦板部材13A、13Bと同様に、底板25A、25B、及びアンカー部材26A、26Bが設けられ、地覆縦板部材23A、23Bそれぞれは、これら底板、アンカー部材によって、橋梁に固定される。したがって、地覆縦板部材23A、23B間の離間距離は、本体縦板部材13A、13Bの離間距離とともに、道路橋の伸縮に伴い変化する。
地覆縦板部材23A、23Bの間には、シート状のゴム等の弾性材料で形成される地覆弾性シート部材28が設けられる。地覆弾性シート部材28は、橋軸方向における一方の端部が、地覆縦板部材23Aの内面に接着されると共に、他方の端部が地覆縦板部材23Bの内面に接着されて、これら地覆縦板部材23A、23Bの間に架設される。
地覆弾性シート部材28は、地覆縦板部材23A、23BのL字形状に合わせて屈曲されており、橋幅方向における一方の端部(右端部)が90°上向きに立ち上がってL字形状に形成されている。すなわち、地覆弾性シート部材28は、基板部30A、30Bそれぞれの間に架設される基底部32と、基底部32の右端部32Rから上方に立ち上がり、立上板部31A、31Bの間に架設される立上部33とを備える。
弾性シート部材18、28は、一対の縦板部材の間のシール性を確保し、雨水等が遊間から下方に漏れるのを防ぐ部材であって、縦板部材の離間距離が変化すると、それらの間のシール性を維持したまま撓み変形する。また、立上部33は、雨水等が弾性シート部材28の端部から流れ落ちるのを防止する。
図3、4は、本体ブロック部の部分的な断面図である。なお、図3は、本体縦板部材13A、13Bの離間距離D1が標準距離(標準遊間距離)であるときの様子を、図4は離間距離D1が最も広げられた距離(拡張遊間距離)であるときの様子を示す。なお、本体縦板部材13A、13Bは互いに平行であるため、離間距離D1は、橋幅方向における一端(右端部40A、40B)から他端(不図示)まで同一である。
図3、4に示すように、本体弾性シート部材18の橋軸方向における両端部18A、18Bは、本体縦板部材13A、13Bの内面(対向面)17A、17Bに沿うように配置され、その内面17A、17Bに接着される。本体弾性シート部材18において、両端部18A、18Bの間に挟まれる領域は、内面17A、17Bの間に架設される架設部18Cを構成する。図4に示す状態では、架設部18Cは伸張されて内面17A、17Bに対して略垂直に配置され、本体弾性シート部材18は、両端部18A、18Bと架設部18Cによって、断面略コの字状に形成される。なお、本体縦板部材13A、13Bにおいて、架設部18Cよりも下側の領域は、本体弾性シート部材18と一体的に成形される被覆ゴム19A、19Bで被覆されている。
架設部18Cの橋軸方向における中央部には、下向きに窪む略V字形の窪み部18Dが形成される。窪み部18Dは、本体縦板部材13A、13B間の離間距離D1が、変化したときに、本体弾性シート部材18が撓み変形しやすくするために設けられたものである。本体弾性シート部材18は、窪み部18Dの深さを変化させて、離間距離D1の変化に応じて変形する。すなわち、離間距離D1が狭くなると、図3に示すように、窪み部18Dが下向きに深く変形され、架設部18Cが縮み変形される。一方、図4に示すように、離間距離D1が広くなると、架設部18Cは、窪み部18Dが浅くなり、伸ばされた状態となる。
本実施形態では、本体弾性シート部材18は、加硫成型されることにより、図4に示すように、拡張された状態に成型されて、一対の本体縦板部材13A、13Bの内面に接着される。すなわち、本体弾性シート部材18は、加硫成型工程において、図4に示すように伸張された状態に成型されると共に、拡張遊間距離に離間された本体縦板部材13A、13Bの内面17A、17Bに接着される。本体弾性シート部材18が接着された一対の本体縦板部材13A、13Bは、多くの場合ほぼ標準遊間距離で離間された状態で、橋梁の間の継目に設置される。したがって、本体縦板部材13A、13Bが橋梁間の継目に設置されるとき、本体弾性シート部材18は図3に示すように縮んだ状態となる。
なお、本体弾性シート部材18は、図3に示す状態から、窪み部18Dの深さをさらに深くして、さらに縮んだ状態となることは可能である。したがって、本体弾性シート部材18は、継目に設置された後、離間距離D1の増減に応じて、縮み変形し、或いは伸張されるように変形することが可能である。
図5は、道路橋の継目に設置されているときの、地覆ジョイント部12を図1、2の左側から見た正面図である。なお、図5は、地覆縦板部材23A、23B間の離間距離が標準距離(標準遊間距離)であるときの様子を示す。地覆縦板部材23A、23Bは道路橋の継目に設置されているときには互いに平行であって、離間距離は、左端部42A、42Bから右端部41A、41Bまで同一である(図1参照)。すなわち、道路橋の継目に設置されているとき、左端部42A、42B間の離間距離D2(図7参照)及び右端部41A、41B間の離間距離D3(図7参照)は互いに同一である。
上述したように地覆弾性シート部材28の基底部32は、地覆ジョイント部12の基板部30A、30Bの間に配設される。基底部32は、本体弾性シート部材18と同様に、基板部30A、30Bそれぞれの内面に接着される橋軸方向における両端部32A、32Bと、基板部30A、30Bの内面の間に架設される架設部32Cとを備え、架設部32Cの橋軸方向における中央部には、窪み部32Dが形成される。
基底部32の窪み部32Dの深さは、図2に示すように、基底部32の橋幅方向における一端(左端部32L)から他端(右端部32R)まで同一であり、かつ本体弾性シート部材18における窪み部18Dの深さと同一である。また、左端部32Lにおける架設部32Cの断面形状U1(すなわち、左端部32Lの端面の形状)は、本体弾性シート部材18の架設部18Cの断面形状U2(図3参照)と同一である。一方、架設部32Cの断面形状は左端部32Lから右端部32Rに向かうに従って変化する。具体的には、左端部32Lから右端部32Rに向かうに従って、窪み部32Dの幅は大きくなり、右端部32Rにおける架設部32Cは、全体が窪んだ断面形状U3となる。
なお、以上の説明では、離間距離D1、D2が標準遊間距離で離間されるとき、断面形状U1が断面形状U2に一致することを説明した。しかし、後述するように、離間距離D1、D2が互いに同一である場合、その離間距離の長さにかかわらず、断面形状U1は断面形状U2に常に一致する。
立上板部31A、31Bの間には、上述したように、地覆弾性シート部材28の立上部33が配置される。立上部33は、本体弾性シート部材18と同様に、立上板部31A、31Bの内面に接着される橋軸方向における両端部33A、33Bと、立上板部31A、31Bの内面の間に架設される架設部33Cとを備え、架設部33Cの橋軸方向における中央部には、窪み部33Dが形成されている。立上部33において窪み部33Dは、図1に示すように、地覆ジョイント部12の外側(すなわち、図1における右側)に向けて窪んでいる。架設部33Cの断面形状U4(図1参照)は、下端33Sから上端33Uまで同一であって、基底部32の右端部32Rにおける断面形状U3(図5参照)と同一である。そして、窪み部33Dの深さと窪み部32Dの深さは同一である。したがって、立上部33の下端33Sは、基底部32の右端部32Rに、接続部34(図2参照)においてスムーズに接続される。
なお、本体縦板部材13A、13Bと同様に、基板部30A、30B及び立上板部31A、31Bにおいて、架設部32C、33Cよりも下側或いは右側には、不図示の被覆ゴムが被覆される。
図6〜8は、橋梁間の継目に設置される前の地覆ジョイント部を示す。図9は、橋梁間の継目に設置される前の地覆弾性シート部材を示す。なお、図9においては、地覆弾性シート部材28の架設部32C、33Cの構成のみを示す。
まず、図6〜9を用いて、地覆弾性シート部材28が地覆縦板部材23A、23Bに接着される工程を説明する。本工程では、まず、一対の地覆縦板部材23A、23Bが、図7に示すように、上方から見ると、一方の端部(右端部41A、41B)に向かうに従って互いに近づくようにハの字状に配置される。このとき地覆縦板部材23A、23Bにおいて、右端部41A、41B間の離間距離D3は標準遊間距離であると共に、左端部42A、42Bの離間距離D2は拡張遊間距離である。
次いで、ハの字状に配置された地覆縦板部材23A、23Bの間に、未加硫ゴムシートが配置され、その未加硫ゴムシートが加硫成型される。未加硫ゴムシートは加硫成型されることにより、図9に示すように、上述した基底部32と立上部33とで構成されるL字状の地覆弾性シート部材28に成型される。また加硫成型により、図7、8に示すように、地覆弾性シート部材28の幅方向における両端部(すなわち、端部32A、32B、33A、33B)が、基板部30A、30B及び立上板部31A、31Bの内面に接着される。
加硫成型により得られた基底部32において、右端部32Rから左端部32Lに向かうに従って、窪み部32Dの深さは図6に示すように除々に小さくなると共に、左端部32Lにおける窪み部32Dが最も浅くなる。また、左端部32Lにおける窪み部32Dの深さは、図4に示す窪み部18Dの深さと同一になると共に、架設部32Cの左端部32Lにおける断面形状U1は、図4に示す架設部18Cの断面形状U2と同一になる。このように加硫成型時の断面形状U1、U2が一致させられることにより、左端部42A、42Bの離間距離D2が、離間距離D1に一致するときには、左端部42A、42Bにおける窪み部32Dの断面形状U1は、窪み部18Dの断面形状U2と常に一致することとなる。
一方、加硫成型により得られた立上部33は、右端部32Rから、窪み部の深さを維持してまま上方向に向けて立ち上げられた形状を呈する。したがって、立上部33における架設部33Cの断面形状U4は、右端部32Rにおける架設部32Cの断面形状U3と同一となり、立上部33の窪み部33Dの深さは、基底部32の右端部32Rにおける窪み部32Dの深さと同一になる。
次に、地覆縦板部材23A、23Bが継目に設置される工程について説明する。地覆弾性シート部材28が接着され、かつハの字状に配置された一対の地覆縦板部材23A、23Bは、左端部42A、42Bが互いに近づけられて、図5に示すように互いに平行にされ、橋梁間の継目に設置される。すなわち、左端部42A、42Bにおける離間距離D2は、拡張離間距離から略標準離間距離に変化する一方、右端部41A、42Aにおける離間距離D3は、実質的に標準離間距離に維持されたままであり、離間距離D2、D3は互いに等しくなる。
このように左端部42A、42Bが近づけられると、これらの間に架設された左端部32Lの窪み部32Dの深さは大きくなる。一方、右端部41A、41Bの間に架設された右端部32Rの窪み部32Dや、立上部33の窪み部33Dの深さは実質的に変化しない。そして、右端部41A、41Bから遠ざかるに従って浅くなっていた窪み部32Dの深さは、図2に示すように右端部32Rから左端部32Rまで同一になる。
継目に設置された地覆ジョイント部12の設置と共に、本体ブロック部11も橋梁間の継目に設置され、地覆ジョイント部12及び本体ブロック部11は図1、2に示すように橋幅方向に並べられる。このとき、一対の本体縦板部材13A、13Bの離間距離D1は上述したように、略標準遊間距離とされ、縦板部材23A、23Bの離間距離D2、D3と同一となる。したがって、本体縦板部材13A、13B間の架設部18Cの断面形状U2は、上述したように、左端部42A、42B間の架設部32Cの断面形状U1と同一となる。
橋幅方向に並べられた地覆ジョイント部12及び本体ブロック部11は、上述したように、連結金具14A、14B、24A、24Bを介して連結される。これにより、本体縦板部材13A、13Bの右端部40A、40Bが、縦板部材23A、23Bの左端部42A、42Bに接続されると共に、本体弾性シート部材18の右端部18R(橋幅方向における端部)が、地覆弾性シート部材28の左端部32Lに接続される(図1、2参照)。なお、右端部40A、40B及び左端部42A、42Bの間、並びに右端部18R及び左端部32Lの間には、適宜シール部材が挿入されていても良い。
本実施形態では、地覆縦板部材23A、23Bの右端部41A、41Bは、標準遊間距離で離間された状態で、これらの間に地覆弾性シート部材28が接着・架設され、実質的にその状態のまま橋梁間の継目に設置される。したがって、橋梁間の継目に設置されるとき、右端部41A、41Bの間に接着・架設された、地覆弾性シート部材28の接続部34には、地覆縦板部材23A、23Bが拡張するのに伴って発生する引張力がほとんど作用されない。これにより、本実施形態では、道路橋の伸縮により地覆縦板部材23A、23Bの離間距離が短くなった場合に、接続部34に作用される引張力が緩和されるので、地覆弾性シート部材28の耐久性を向上させることができる。
一方、地覆弾性シート部材28の左端部32Lは、拡張遊間距離で離間された地覆縦板部材23A、23Bの間に、加硫成型により接着・架設される。そのため、地覆弾性シート部材28の左端部32Lの断面形状U1は、本体弾性シート部材18の断面形状U2と一致させることができる。したがって、地覆弾性シート部材28の左端部32Lは、隙間等生じさせることなく、本体弾性シート部材18の右端部18Rに接続される。
また、本実施形態では、地覆弾性シート部材28の形状は単純であるので、加硫成型時の金型構造を複雑にすることなく、地覆弾性シート部材28を成型することができる。
なお、本実施形態では、弾性シート部材18、28が加硫成型により接着・架設されるとき、本体縦板部材13A、13B、及び地覆縦板部材23A、23Bの左端部42A、42Bの離間距離D1、D2は、最も広げられた距離(拡張遊間距離)であった。しかし、このときの離間距離D1、D2は、標準遊間距離より広い距離であれば特に限定されない。
本発明の一実施形態に係る縦型伸縮装置を上方から見た平面図である。 本発明の一実施形態に係る縦型伸縮装置を横から見た側面図である。 本体ブロック部の部分的な断面図であって、本体縦板部材が標準遊間距離に離間されているときの様子を示す。 本体ブロック部の部分的な断面図であって、本体縦板部材が拡張遊間距離に離間されているときの様子を示す。 道路橋に設置されているときの地覆ジョイント部を左側から見た正面図である。 道路橋に設置される前の地覆ジョイント部の側面図である。 道路橋に設置される前の地覆ジョイント部の上面図である。 道路橋に設置される前の地覆ジョイント部を左側から見た正面図である。 地覆ジョイント部に設けられる地覆弾性シート部材の斜視図である。
符号の説明
10 縦型伸縮装置
11 地覆ジョイント部(道路橋伸縮装置)
12 本体ブロック部
13A、13B 本体縦板部材
18 本体弾性シート部材
18C、32C、33C 架設部
18D、32D、33D 窪み部
23A、23B 地覆縦板部材
28 地覆弾性シート部材
30A、30B 基板部
31A、31B 立上板部
32 基底部
33 立上部

Claims (6)

  1. 橋軸方向において所定の遊間を介して対向するように、道路橋の継目に設置される一対の縦板部材と、
    橋軸方向における一端が一方の縦板部材に接着されるとともに、他端が他方の縦板部材に接着されて、前記一対の縦板部材の間に架設される弾性シート部材とを備え、
    前記一対の縦板部材それぞれの橋幅方向における一方の端部は、道路橋の地覆部に対応して立ち上がっており、
    前記弾性シート部材は、前記縦板部材の立ち上がりに合わせて立ち上がるように屈曲してL字状に成形されており、さらに
    前記弾性シート部材は、橋軸方向における少なくとも一部が窪むように形成されており、その窪みの深さを変化させて、前記一対の縦板部材の離間距離の変化に応じて変形する道路橋伸縮装置を製造する方法において、
    前記縦板部材を、前記一方の端部に向かうに従って互いに近づくようにハの字状に対向させるように配置する第1工程と、
    前記窪みが、前記一方の端部から遠ざかるに従って浅くなるように、前記ハの字状に配置された一対の縦板部材それぞれに、前記一端及び他端それぞれを接着して、前記弾性シート部材を一対の縦板部材の間に架設する第2工程と、
    前記ハの字状に配置された前記一対の縦板部材を、それらの間に前記遊間が形成されるように、互いに平行にして前記道路橋の継目に設置する第3工程と
    を備えることを特徴とする方法。
  2. 前記弾性シート部材は、基底部と、前記基底部の橋幅方向における端部から立ち上がるようにして形成された立上部とによってL字状に形成され、前記基底部の端部における窪み部の深さは、前記立上部における窪みの深さと同一であることを特徴とする請求項1に記載の方法。
  3. 前記第3工程において、前記一対の縦板部材が平行にされることにより、前記一方の端部から遠ざかるに従って浅くなっていた前記窪みの深さは、均一にさせられることを特徴とする請求項1に記載の方法。
  4. 橋軸方向において対向する一対の本体縦板部材と、橋軸方向における一端が一方の本体縦板部材に接着されるとともに、他端が他方の本体縦板部材に接着されて、前記一対の縦板部材の間に架設される本体弾性シート部材とを備える本体ブロック部を前記継目に設置する工程と、
    前記一対の縦板部材の橋幅方向における他方の端部それぞれを、前記本体縦板部材の橋幅方向における一方の端部それぞれに接続するとともに、前記一対の縦板部材の他方の端部の間に架設される前記弾性シート部材の接続端部を、前記本体縦板部材の一方の端部の間に架設される前記本体弾性シート部材の接続端部に接続する工程とをさらに備え、
    前記弾性シート部材は、そのシート部材の前記一端と他端の間に形成される架設部を有すると共に、
    前記本体弾性シート部材は、そのシート部材の前記一端と他端の間に形成される本体架設部を有し、
    前記弾性シート部材の接続端部における前記架設部の断面形状は、前記本体弾性シート部材の接続端部における前記本体架設部の断面形状に同一であることを特徴とする請求項1に記載の方法。
  5. 前記第2工程において、前記弾性シート部材の一端及び他端は、加硫成型により、前記一対の縦板部材それぞれに接着されることを特徴とする請求項1に記載の方法。
  6. 橋軸方向において所定の遊間を介して対向するように、道路橋の継目に設置される一対の縦板部材と、
    橋軸方向における一端が一方の縦板部材に接着されるとともに、他端が他方の縦板部材に接着されて、前記一対の縦板部材の間に架設される弾性シート部材とを備え、
    前記一対の縦板部材それぞれの橋幅方向における一方の端部は、道路橋の地覆部に対応して立ち上がられており、
    前記弾性シート部材は、前記縦板部材の立ち上がりに合わせて立ち上がるように屈曲してL字状に成形されており、さらに
    前記弾性シート部材は、橋軸方向における少なくとも一部が窪むように形成されており、その窪みの深さを変化させて、前記一対の縦板部材の離間距離の変化に応じて変形する道路橋伸縮装置において、
    前記一対の縦板部材が、前記一方の端部に向かうに従って互いに近づくようにハの字状に対向させた状態で、前記弾性シート部材の橋軸方向における一端及び他端それぞれが前記一対の縦板部材それぞれに接着されることにより、前記窪みが前記一方の端部から遠ざかるに従って浅くなるように、前記弾性シート部材が一対の縦板部材の間に架設され、
    前記ハの字状に配置された前記一対の縦板部材が、それらの間に前記遊間を形成するように、互いに平行にされて前記道路橋の継目に設置されることを特徴とする道路橋伸縮装置。
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