JP2010012851A - 車両用収納装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】簡易な構造で収納容量を可変することができると共に、収納容量に関わらず開閉することができる車両用収納装置を提供すること。
【解決手段】インストルメントパネルに設けられて車室下方に開口したボックス本体10と、ボックス本体を開閉するリッド30とを備えた車両用収納装置であって、ボックス本体とリッドとの間にインナボックス20を配置し、インナボックスは、底板部21と、底板部の車幅方向両端部から立設した一対の側板部22と、側板部の上部をボックス本体に対して回動可能に保持するボックスヒンジ部(回動軸27)と、手前側に回動した際に底板部とボックス本体との間に間隙が空かないように回動量を規制する回動制御手段(スライドピン28)とを有し、リッドは、下部をインナボックスに対して回動可能に保持するリッドヒンジ部(ヒンジ部31)と、上部をインナボックスに係合するリッド係合部(リッドロック34)とを有する。
【選択図】図2

Description

本発明は、車室内に設けられるグローブボックス等として適用され、リッドにより開閉されるボックス本体を備えた車両用収納装置に関するものである。
従来、リッドにより開閉されるボックス本体を備えると共に収納容量の拡大を目的とした車両用収納装置として、容量可変用ヒンジ部によりリッドの手前側を中心にして奥側を上下回動させる車両用収納装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2005−199809号公報
しかしながら、従来の車両用収納装置にあっては、リッドを開閉させるための開閉用ヒンジ部は、容量可変用ヒンジ部を中心に円弧状に上下移動した後に、下限位置を中心にしてリッドの手前側を上下回動する。
すなわち、リッドの開閉動作をするときには、開閉用ヒンジ部は下限位置に位置していなければならず、この車両用収納装置を展開状態(容量拡大状態)にしなければならないという問題があった。また、開閉用ヒンジ部が容量可変用ヒンジ部を中心に円弧状に上下移動するために、構造が複雑になってしまい、製造時の手間やコストが上昇する問題が生じていた。
本発明は、上記問題に着目してなされたもので、簡易な構造で収納容量を可変することができると共に、収納容量に関わらず開閉することができる車両用収納装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明では、インストルメントパネルに設けられて車室下方に開口したボックス本体と、該ボックス本体を開閉するリッドとを備えた車両用収納装置であって、前記ボックス本体と前記リッドとの間にインナボックスを配置し、前記インナボックスは、底板部と、該底板部の車幅方向両端部から立設した一対の側板部と、該側板部の上部を前記ボックス本体に対して回動可能に保持するボックスヒンジ部と、手前側に回動した際に前記底板部と前記ボックス本体との間に間隙が空かないように回動量を規制する回動制御手段とを有し、前記リッドは、下部を前記インナボックスに対して回動可能に保持するリッドヒンジ部と、上部を前記インナボックスに係合するリッド係合部とを有することを特徴としている。
よって、本発明の車両用収納装置にあっては、インナボックスがボックス本体とリッドとの間に配置され、ボックスヒンジ部においてインナボックスの上部がボックス本体に回動可能に保持され、リッドヒンジ部においてリッドの下部がインナボックスに回動可能に保持され、リッド係合部においてリッドの上部がインナボックスに係合される。
したがって、収納容量拡大時、ボックスヒンジ部を中心にしてインナボックスが回動する。このとき、リッドはインナボックスと一体に移動する。これに対し、リッド開放時、リッド係合部による係合が解除されると同時にリッドヒンジ部を中心にしてリッドが回動する。このとき、インナボックスは回動している必要はない。つまり、インナボックスの回動状態に関わらずリッドの開閉動作を行うことができる。
この結果、簡易な構造で収納容量を可変することができると共に、収納容量に関わらず開閉することができる。
以下、本発明の車両用収納装置を実現する最良の形態を、図面に示す実施例1に基づいて説明する。
まず、構成を説明する。
図1は、実施例1の車両用収納装置を備えたインストルメントパネルを示す説明図である。図2は実施例1の車両用収納装置の分解斜視図である。図3(a)は実施例1の車両用収納装置の上面パネルの要部拡大斜視図であり、(b)は上面パネルの要部正面図である。図4は、実施例1の車両用収納装置の要部断面の一部である。
インストルメントパネル2は、車室前部に設けられており、グローブボックス1は、このインストルメントパネル2の助手席側(図1において左側)に配置されている。
グローブボックス1は、ボックス本体10と、このボックス本体10に保持されるインナボックス20と、このインナボックス20に保持されるリッド30とを備えている。
ボックス本体10は、インストルメントパネル2に固定された上面パネル11と、上面パネル11の車幅方向両端から下方に延在された一対の側面パネル12,12と、上面パネル11及び一対の側面パネル12,12の車両前方端部(奥側端部)を閉鎖する奥面パネル13と、内側を区画する一対の目隠しパネル18,18と、上面パネル11と奥面パネル13とがなすコーナ部19aに位置するストライカ用孔19を有し、車室下方に開口している。また、このボックス本体10は、アッパーノブ40を有している。
上面パネル11は、上面11aに、アッパーノブ40の脱落を防止する抑え片15aと、この抑え片15aの両側に位置して車両前後方向に延びる一対のスライドリブ15b、15bと、一対のスライドリブ15b、15bの両側に位置してアッパーノブ40を摺動可能に保持する一対の保持リブ15c、15cとが突設成形され(図3(a)参照)、両側部にボックス本体10の内側に位置する一対の軸保持部16,16が設けられている。
一対の保持リブ15c、15cは、それぞれの先端部15d,15dが互いに近接する方向に屈曲し、この屈曲した先端部15d,15dと一対のスライドリブ15b,15bとの間には、アッパーノブ40が摺動可能な間隙があいている(図3(b)参照)。また、軸保持部16は、インナボックス20の後述する回動軸27を回動可能に保持する。
側面パネル12は、側面視ほぼ三角形状に形成されており、奥面パネル13近傍である下部にはスライド溝(長孔部)17が形成されている。スライド溝17は、軸保持部16を中心とする円弧形状を呈している。
一対の目隠しパネル18,18は、一対の側面パネル12,12のそれぞれに対向する位置に設けられており、それぞれインナボックス20と干渉しないように側面パネル12よりも引っ込んでいる。
ストライカ用孔19は、車幅方向中央部に位置しており、後述するボックスストライカ23が出没可能な大きさとなっている。
アッパーノブ40は、図3(a)に示すように、長板状のノブ本体41と、ノブ本体41の一端部に形成された取っ手部42と、ノブ本体41の先細りになった他端部に形成された爪部43と、ノブ本体41の中央部に形成された矩形状の貫通孔41aと、貫通孔41aの内側に形成されたバネピン44と、取っ手部42と貫通孔41aとの間で下方に突出した隠し板45とを有している。この隠し板45は、上面パネル11の前端部11bに当接する程度に突出している。
バネピン44は、貫通孔41aの奥側面41bから取っ手部42に向かって延在しており、このバネピン44の先端44aと貫通孔41aの手前側面41cとの間に間隔Kが設けられている。この間隔Kには、上面パネル11から突出した抑え片15aが挿入される。さらに、このバネピン44は、スプリング46を貫通している。
スプリング46は、自然長の長さがバネピン44の全長よりも長くなっており、バネピン44によって貫通された状態で、抑え片15aと貫通孔41aの奥側面41bとの間に介装される。
インナボックス20は、ボックス本体10内に格納可能な大きさを有しており、底板部21と、この底板部21の車幅方向両側部から立設した一対の側板部22,22とを有している。
底板部21は、ボックス本体10の奥面パネル13に沿って摺動可能となっており、ボックスストライカ23を有している。このボックスストライカ23は、ボックス本体10のコーナ部19aに対向する奥側端部21aの車幅方向中央部に形成されており、門型形状を呈している。
側板部22は、底板部21から連続した内側板24と、この内側板24よりも車幅方向外側に位置する外側板25と、内側板24と外側板25との車両後方端部(手前側端部)を閉鎖する前側板26とを有している。
内側板24は、目隠しパネル18の内側に挿入され(図4参照)、この目隠しパネル18に沿って摺動する。また、この内側板24には、リッド30の後述するリッドロック34が係合するリッドストライカ24aが形成されている。
外側板25は、目隠しパネル18と側面パネル12との間に挿入され(図4参照)、側面パネル12に沿って摺動する。この外側板25には、スライドピン28が螺合して固定されるネジ孔25aが形成されている。スライドピン28は、スライド溝17の内側に沿って摺動する摺動ピンであり、先端部にネジ溝が形成されている。このスライドピン28は、スライド溝17を貫通した状態でこのネジ溝がネジ孔25aと螺合することにより、外側板25に固定される。
前側板26は、前面側の下部にリッド30の後述するヒンジ部31を回動可能に保持する軸受部26bが形成され、裏面側の上部にボックス本体10の軸保持部16に回動可能に保持される回動軸27が形成されている。また、この前側板26の幅方向端部26aは、外側板25よりも車幅方向外側に突出している。なお、回動軸27及び上記軸保持部16は、インナボックス20の上部をボックス本体10に対して回動可能に保持するボックスヒンジ部となる。
リッド30は、インナボックス20の開口部20aを開閉するものであり、下部に軸受部26bに回動可能に保持される一対のヒンジ部31,31が形成され、上部にリッドストライカ24aに係合する係合機構32が設けられている。なお、ヒンジ部31及び上記軸受部26bは、リッド30の下部をインナボックス20に対して回動可能に保持するリッドヒンジ部となる。
係合機構32は、ロアノブ33と、リッド30から側方に向かって出没する一対のリッドロック34,34と、リッド30内に配置されてリッドロック34を突出方向に付勢する付勢手段(図示せず)と、ロアノブ33と付勢手段との間に配置されたカム機構(図示せず)とを有している。この係合機構32は、ロアノブ33の操作によってカム機構を介して付勢手段を引っ張り、この付勢手段の付勢力に抗してリッドロック34をリッド30内に引き込むようになっている。なお、この係合機構32の構成は周知であるので詳細な説明を省略する。また、リッドロック34及び上記リッドストライカ24aは、リッド30の上部をインナボックス20に係合するリッド係合部となる。
次に、作用を説明する。
実施例1のグローブボックス(車両用収納装置)2における作用を、[リッド開閉作用]、[収納容量可変作用]に分けて説明する。
[リッド開閉作用]
図5は、実施例1の車両用収納装置においてインナボックス格納且つリッド閉状態の斜視図である。図6は、実施例1の車両用収納装置においてインナボックス格納且つリッド開状態の斜視図である。図7は、実施例1の車両用収納装置において、インナボックス展開且つリッド閉状態の斜視図である。
リッド30が閉まっている場合、このリッド30は、リッドヒンジ部であるヒンジ部31及び軸受部26bを中心に上方に向かって回動し、係合機構32のリッドロック34がリッドストライカ24aに係合している。これにより、リッド30はインナボックス20の開口部20aを覆った状態で保持される。
リッド30を開くには、まずロアノブ33を手前側(図5において矢印αで示す方向)に回動する。このロアノブ33の操作によってリッドロック34,34がリッド30内に引き込まれ、各リッドロック34とリッドストライカ24aとの係合が解除される。これにより、リッド30の上部がフリーになり、リッドヒンジ部であるヒンジ部31及び軸受部26bを中心に上部が下方(図6において矢印βで示す方向)に回動し、インナボックス20の開口部20aを開放する(図6参照)。
このように、リッド30は、インナボックス20に対して下部を回動可能に保持するリッドヒンジ部であるヒンジ部31及び軸受部26bを中心に回動可能となっている。そして、リッド係合部であるリッドロック34及びリッドストライカ24aが係合していると、リッド30は閉状態で保持され、この係合が解除されると下方に回動して開状態となる。なお、図7に示すように、インナボックス20が手前側に回動した展開状態であっても、リッド30を閉状態にすることができる。
すなわち、リッド30はインナボックス20に保持及び係合されるので、インナボックス20の回動状態に関わらずリッド30の開閉動作を行うことができる。
[収納容量可変作用]
図8は、アッパーノブの移動を示す要部破断図であり、(a)はインナボックス格納状態を示し、(b)はインナボックス展開途中状態を示し、(c)はインナボックス展開状態を示す。図9は、実施例1の車両用収納装置においてインナボックス展開且つリッド開状態の斜視図である。
インナボックス20が格納されている場合、アッパーノブ40は、隠し板45が上面パネル11の前端部11bに当接すると共に、爪部43がストライカ用孔19に臨んでいる。そして、ストライカ用孔19に臨んだ爪部43には、インナボックス20の底板部21に形成されたボックスストライカ23が係合している(図8(a)参照)。これにより、インナボックス20はボックス本体10内に格納され、奥面パネル13の全面と底板部21の全面とが重複した状態で保持される。なお、このときスライドピン28は、スライド溝17の奥側端部17bに位置している。
インナボックス20を展開して収納容量を増加する場合、まず、アッパーノブ40の取っ手部42を持ってグローブボックス1の手前側(図8(b)において矢印Xで示す方向)に引っ張る。これにより、アッパーノブ40が手前側に向かって摺動する。
そして、このアッパーノブ40の摺動に伴い抑え片15aに当接したスプリング46が収縮する。このとき、ボックスストライカ23は、次第に引き出される爪部43に対して相対的に移動することとなり、次第にこの爪部43を乗り越える(図8(b)参照)。
そして、アッパーノブ40が、爪部43がストライカ用孔19に臨まない位置にまで移動すると、ボックスストライカ23は爪部43を完全に乗り越え、このボックスストライカ23とアッパーノブ40の爪部43との係合が解除され、ボックスストライカ23は爪部43から脱落する(図8(c)参照)。
このため、インナボックス20はボックスヒンジ部である回動軸27及び軸保持部16を中心に、下部が自重で手前側(図9において矢印γで示す方向)に回動する。すなわち、インナボックス20は展開(手前側に回動)し、奥面パネル13と底板部21とがずれる。このとき、ネジ孔25aに固定されたスライドピン28は、スライド溝17の内側に沿って摺動し、スライド溝17の手前側端部17aに位置して摺動が停止する。
ここで、スライドピン28がスライド溝17の手前側端部(下限位置)17aに位置することでインナボックス20の回動量が規制されるので、このインナボックス20は底板部21が奥面パネル13に対して位置ずれしても、底板部21と奥面パネル13との間に間隙が空かない状態で停止する。つまり、インナボックス20の展開時に底板部21の奥側端部21aは奥面パネル13と重複する。すなわち、スライド溝17及びスライドピン28は、インナボックス20が手前側に回動した際に底板部21とボックス本体10との間に間隙が空かないようにインナボックス20の回動量を規制する回動制御手段を構成する。
なお、インナボックス20が回動したときには、ボックス本体10の目隠しパネル18が露出するため、スライド溝17が見えることがない。これにより、グローブボックス1の内側の見栄えの低下を防止すると共に、このスライド溝17に収納物が挟まってしまうことを防止できる。
そして、アッパーノブ40の引張力を開放するとスプリング46が復帰して伸長し、アッパーノブ40がグローブボックス1の奥側に引き込まれる。このとき、隠し板45が上面パネル11の前端部11bに当接する(図8(a)参照)。このように、インナボックス20は、ボックス本体10に対して手前側に回動して展開し、ボックス本体の奥面パネル13とインナボックス20の底板部21とがずれて、収納容量を増加することができる。
さらに、インナボックス20を再び格納して収納容量を減少させる場合、まず、アッパーノブ40を手前側に引き出し、爪部43がストライカ用孔19に臨まない位置にまで移動させる。そして、手前側に回動して展開状態となったインナボックス20をボックス本体10内に押し込む。このとき、スライドピン28はスライド溝17に沿って摺動し、手前側端部17aから奥側端部17bへと移動する。これにより、奥面パネル13の全面と底板部21の全面とが重複すると共に、ボックスストライカ23がストライカ用孔19から突出する。
そして、アッパーノブ40の引張力を開放すると、アッパーノブ40がスプリング46の弾性力によりグローブボックス1の奥側に引き込まれ、爪部43がストライカ用孔19から突出したボックスストライカ23に係合する。これにより、インナボックス20が格納状態でアッパーノブ40に保持され、収納容量を減少することができる。
このように、ボックスヒンジ部である回動軸27及び軸保持部16を中心にインナボックス20の下部が回動することで収納容量を可変することができので、簡易な構造で収納容量を可変することができる。
次に、効果を説明する。
実施例1の車両用収納装置にあっては、下記に列挙する効果を得ることができる。
(1)インストルメントパネルに設けられて車室下方に開口したボックス本体10と、ボックス本体10を開閉するリッド30とを備えた車両用収納装置(グローブボックス)1であって、ボックス本体10とリッド30との間にインナボックス20を配置し、インナボックス20は、底板部21と、底板部21の車幅方向両端部から立設した一対の側板部22と、側板部22の上部をボックス本体10に対して回動可能に保持するボックスヒンジ部(回動軸27及び軸保持部16)と、手前側に回動した際に底板部21とボックス本体10との間に間隙が空かないように回動量を規制する回動制御手段(スライド溝17及びスライドピン28)とを有し、リッド30は、下部をインナボックス20に対して回動可能に保持するリッドヒンジ部(ヒンジ部31及び軸受部26b)と、上部をインナボックス20に係合するリッド係合部(リッドロック34及びリッドストライカ24a)とを有する。このため、簡易な構造で収納容量を可変することができると共に、収納容量に関わらず開閉することができる。
(2) 回動制御手段は、ボックス本体10の側面に形成されると共に、ボックスヒンジ部(回動軸27及び軸保持部16)を中心とする円弧形状の長孔部(スライド溝17)と、長孔部の内側に沿って摺動可能であって、インナボックス20の側板部22に取り付けられた摺動ピン(スライドピン28)とを有している。このため、簡易な構造で確実にインナボックスの回動量を規制することができる。
実施例1の車両用収納装置を備えたインストルメントパネルを示す説明図である。 実施例1の車両用収納装置の分解斜視図である。 (a)は実施例1の車両用収納装置の上面パネルの要部拡大斜視図であり、(b)は上面パネルの要部正面図である。 実施例1の車両用収納装置の要部断面の一部である。 実施例1の車両用収納装置においてインナボックス格納且つリッド閉状態の斜視図である。 実施例1の車両用収納装置においてインナボックス格納且つリッド開状態の斜視図である。 実施例1の車両用収納装置において、インナボックス展開且つリッド閉状態の斜視図である。 アッパーノブの移動を示す要部破断図であり、(a)はインナボックス格納状態を示し、(b)はインナボックス展開途中状態を示し、(c)はインナボックス展開状態を示す。 実施例1の車両用収納装置においてインナボックス展開且つリッド開状態の斜視図である。
符号の説明
1 車両用収納装置(グローブボックス)
10 ボックス本体
16 軸保持部(ボックスヒンジ部)
17 スライド溝(回動制御手段)
20 インナボックス
21 底板部
22 側板部
24a リッドストライカ(リッド係合部)
26b 軸受部(リッドヒンジ部)
27 回動軸(ボックスヒンジ部)
30 リッド
34 リッドロック(リッド係合部)

Claims (2)

  1. インストルメントパネルに設けられて車室下方に開口したボックス本体と、該ボックス本体を開閉するリッドとを備えた車両用収納装置であって、
    前記ボックス本体と前記リッドとの間にインナボックスを配置し、
    前記インナボックスは、底板部と、該底板部の車幅方向両端部から立設した一対の側板部と、該側板部の上部を前記ボックス本体に対して回動可能に保持するボックスヒンジ部と、手前側に回動した際に前記底板部と前記ボックス本体との間に間隙が空かないように回動量を規制する回動制御手段とを有し、
    前記リッドは、下部を前記インナボックスに対して回動可能に保持するリッドヒンジ部と、上部を前記インナボックスに係合するリッド係合部とを有することを特徴とする車両用収納装置。
  2. 請求項1に記載された車両用収納装置において、
    前記回動制御手段は、前記ボックス本体の側面に形成されると共に、前記ボックスヒンジ部を中心とする円弧形状の長孔部と、該長孔部の内側に沿って摺動可能であって、前記インナボックスの側板部に取り付けられた摺動ピンとを有していることを特徴とする車両用収納装置。
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