JP2010012150A - 遊技機 - Google Patents

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Abstract

【課題】擬似連続変動表示が開始されるまでの時間を短縮できる遊技機を提供する。
【解決手段】サブCPUは、擬似停止表示を行うと決定された場合、擬似停止演出態様テーブルの中から、擬似連続変動表示を開始してから1回目の擬似停止表示までの間に行う演出の態様を決定し、決定された態様の演出を実行する。この演出の開始に伴って擬似連続変動表示が開始される。このように、擬似連続変動表示中に行う演出のうち、擬似連続変動表示の開始から1回目の擬似停止表示までの間に実行する演出の態様のみを決定し、擬似連続停止表示を開始するので、擬似連続変動表示中に行う全ての演出の態様を決定してから擬似連続変動表示を開始する場合と比較して、擬似連続変動表示を開始するまでの時間を短縮できる。
【選択図】図3

Description

本発明は、パチンコ店などの遊技場に設置されるパチンコ機などの遊技機に関するものである。
パチンコ機では、遊技盤面内の始動入賞口に遊技球が入賞すると、乱数を利用した当たり抽選が行われて当たりまたはハズレが決定される。また、パチンコ機は、液晶ディスプレイなどの表示手段を用い、背景画像やキャラクタ画像などの各種演出画像の表示、及び、数字やマークなどの図柄の変動表示を行うことによって遊技を演出している。表示する演出画像の種類や図柄の変動態様などの演出の態様は、当たり抽選の結果に基づいて決定される。
また、パチンコ機の中には、変動表示中の図柄を擬似停止表示(例えば、僅かに揺れるように表示)した後に変動表示を再開させることによって、1回の変動表示であるにも関わらず、あたかも複数回の変動表示が連続して実行されたように見せる擬似連続変動表示と呼ばれる演出を行うパチンコ機もある(下記特許文献1参照)。
一般に、擬似連続変動表示を行うパチンコ機では、擬似停止表示が行われる回数が多いほど、当たりとなる確率が高くされている。また、擬似連続変動表示を行うパチンコ機では、擬似停止表示を重ねる毎に、演出内容がステップアップ(例えば、ストーリーが進行するなど)するように、ステップ毎に演出をグループ化し、各グループの演出をそれぞれ異なる記憶手段(記憶テーブル)に記憶させている。そして、擬似停止表示の回数に応じた記憶テーブルから、実行する演出の種類(態様)を決定している。こうすることで、擬似停止表示の回数が多くなるほど、遊技者に与える興趣が徐々に高まるようにしている。
特開2008−104524号公報
しかしながら、従来のパチンコ機では、始動入賞口に遊技球が入賞して(当選役抽選が実行されて)から擬似連続変動表示を開始するまでの間に、擬似連続変動表示中に実行される複数回の演出の態様を全て決定してから、擬似連続変動表示を開始している。このため、擬似連続変動表示を開始する際の処理負担が大きく、始動入賞口に遊技球が入賞してから擬似連続変動表示が開始されるまでの時間が長くなってしまうといった問題があった。特に、擬似停止表示を行う回数が多くなるほどこの問題は顕著となり、対策が求められていた。
本発明は上記背景を鑑みてなされたものであり、擬似連続変動表示を開始する際の処理負担を軽減し、擬似連続変動表示が開始されるまでの時間を短縮できる遊技機を提供することを目的としている。
上記目的を達成するために、本発明の遊技機は、各種演出画像の表示、及び、図柄の変動表示を行うことによって遊技を演出するとともに、図柄の変動表示を開始してから図柄を停止表示するまでの1回の変動表示中に、変動表示中の図柄を擬似的に停止させる擬似停止表示を行った後、変動表示を再開する擬似連続変動表示を行う遊技機において、当たりまたはハズレを決定する当たり抽選の結果に基づいて、擬似停止表示を行うか否か、及び、擬似停止表示を行う場合に擬似停止表示を行う回数を決定する擬似停止回数決定手段と、擬似連続変動表示の開始または変動表示の再開から、次の擬似停止表示までの間に実行する擬似停止演出の態様を複数種類記憶した擬似停止演出態様記憶手段と、擬似停止演出態様記憶手段に記憶された擬似停止演出の態様の中から、抽選により実行する擬似停止演出の態様を決定する擬似停止演出態様決定手段とを備え、前記擬似停止演出態様決定手段は、擬似停止表示を行うと決定されてから擬似連続変動表示を開始するまでの間に、擬似連続変動表示の開始に伴って実行される擬似停止演出の態様を決定するとともに、擬似連続変動表示が開始されてから変動表示が再開されるまでの間に、この変動表示の再開に伴って実行される擬似停止演出の態様を決定することを特徴としている。
前記擬似停止演出態様記憶手段には、擬似停止演出の態様と、各態様で演出が実行された際に遊技者に与える興趣の相対的な大きさを示す情報とが対応付けされて記憶されるとともに、実行された擬似停止演出の態様を記憶する擬似停止演出履歴記憶手段を備え、前記擬似停止演出態様決定手段は、実行する擬似停止演出の態様を決定する抽選の結果と前記擬似停止演出履歴記憶手段とを参照し、抽選により選択された擬似停止演出の態様が、前回の擬似停止表示までの間に実行された擬似停止演出の態様よりも遊技者に与える興趣が小さくなるものである場合、抽選の結果に関わらず、前回の擬似停止表示までの間に実行した擬似停止演出の態様を、次の擬似停止表示までの間に実行する擬似停止演出の態様として決定するとともに、抽選により選択された擬似停止演出の態様が、前回の擬似停止表示までの間に実行された擬似停止演出の態様と同じまたは前回の擬似停止表示までの間に実行された擬似停止演出の態様よりも遊技者に与える興趣が大きくなるものである場合、抽選により選択された擬似停止演出の態様を、次の擬似停止表示までの間に実行する擬似停止演出の態様として決定するものでもよい。
本発明によれば、始動入賞口に遊技球が入賞して(当選役抽選が実行されて)から擬似連続変動表示を開始するまでの間に、擬似連続変動表示を開始してから1回目の擬似停止表示までの間に実行する擬似停止演出の態様のみを決定し、擬似連続変動表示中に行う残りの擬似停止演出の態様は、擬似連続変動表示が開始された後に順次決定するようにした。このため、擬似連続変動表示を開始する際の処理負担を軽減し、始動入賞口に遊技球が入賞してから擬似連続変動表示が開始されるまでの時間を短縮できる。
また、擬似連続変動表示の開始または変動表示の再開から次の擬似停止表示までの間に実行する全ての擬似停止演出の態様を、グループ分けせずに1つの擬似停止演出態様記憶手段に記憶させ、この中から抽選で実行する擬似停止演出の態様を決定すれば、擬似停止演出の態様を擬似停止表示の回数に応じて複数の記憶手段にグループ分けして記憶させ、擬似停止表示の回数に応じた記憶手段から実行する擬似停止演出の態様を決定する場合と比較して、擬似連続変動表示中に実行する擬似停止演出の態様を決定する際の処理を簡略化できる。
なお、この場合、前回の擬似停止表示までの間に実行された擬似停止演出よりも遊技者に与える興趣が小さい擬似停止演出が次回の擬似停止までの間に実行される擬似停止演出として選択される場合あり、この擬似停止演出をそのまま実行すると、擬似連続変動表示が継続しているにも関わらず、遊技者の興趣が低下してしまうといった問題がある。しかし、前回の擬似停止表示までの間に実行された擬似停止演出よりも遊技者に与える興趣が小さい擬似停止演出が選択された場合、この選択結果に関わらず、前回の擬似停止表示までの間に実行した擬似停止演出の態様を、次の擬似停止表示までの間に実行する擬似停止演出の態様として決定することで、前述した問題を防止できる。さらに、こうすることで、擬似連続変動表示中に実行する擬似停止演出の態様を擬似停止表示の回数に応じて複数の記憶手段にグループ分けして記憶させ、擬似停止表示の回数に応じた記憶手段から実行する擬似停止演出の態様を決定する場合と比較して、擬似停止表示の回数により擬似停止演出の態様が限定されることがないので、擬似連続変動表示中に多彩な擬似停止演出を行うことができる。
図1において、パチンコ機10は遊技盤12を備えている。遊技盤12の前面には、遊技領域14が形成されており、遊技者の発射操作に応答して発射された遊技球は遊技領域14を流下する。遊技領域14には、始動入賞口16、液晶ディスプレイ18が設けられている。遊技球が始動入賞口16に入賞すると、予め決められた個数の遊技球が賞球として払い出されるとともに、当たり又はハズレを決定する当たり抽選が行われる。
パチンコ機10は、当たり抽選の実行後、液晶ディスプレイ18を制御し、数字やマークなどの図柄の変動表示を行ったり、この図柄の変動表示に合わせて背景画像やキャラクタ画像などの各種演出画像を表示することによって遊技を演出する。図柄の変動表示では、例えば、液晶ディスプレイ18の左右及び中央の3つの領域のそれぞれで図柄が上から下へスクロールされる。そして、全ての領域で図柄が停止表示されることで1回の変動表示が終了したときに、同一種類の図柄が揃っていると当たり、それ以外の組み合わせはハズレとなる。
また、パチンコ機10では、変動表示として、通常変動表示と、1回の変動表示中に、図柄を擬似的停止表示(例えば、上下に僅かに揺れるように表示)した後、擬似停止表示された図柄の変動表示を再開し、あたかも複数回の変動表示が連続して実行されたかのように見せる擬似連続変動表示とが行われる。さらに、パチンコ機10では、演出画像として、通常用演出画像と、擬似停止用演出画像と、リーチ用演出画像とが設けられている。そして、パチンコ機10では、通常変動表示中、通常変動表示の実行に加えて通常用演出画像が表示されることによって通常演出が行われる。
また、パチンコ機10では、擬似連続変動表示中、擬似連続変動表示の実行に加えて、変動表示の開始または再開から次の擬似停止表示までの間にそれぞれ擬似停止用演出画像が表示されることによって擬似停止演出が行われる。さらに、パチンコ機10では、最後の擬似停止が行われてから擬似連続変動表示が終了するまでの間にリーチ(残り1つの領域に停止表示される図柄の種類によって当たりとなる状態)となり、リーチ演出が行われる。リーチ演出では、リーチ用演出画像が表示された後、図柄が停止表示され(変動表示が終了され)、当たり抽選の結果が報知される。すなわち、擬似連続変動表示は、擬似停止表示の回数だけ擬似停止演出が行われた後、リーチ演出が行われて終了する。なお、通常変動表示中にリーチ演出を行ってもよい。
通常変動表示または擬似連続変動表示が終了して停止表示された図柄の組み合わせが当たりとなると、通常モードから当たりモードに移行してアタッカ20が開放される。アタッカ20が開放されると大入賞口が露呈され、大入賞口に遊技球が入賞可能となる。アタッカ20は、大入賞口に所定個数(例えば10個)の遊技球が入賞するか又は大入賞口の開放時間が例えば30秒になると閉じられる。当たりモードでは、このようなアタッカ20の開閉が、例えば15回実行される。
図2において、パチンコ機10の動作はメイン制御基板30によって管制される。メイン制御基板30は、メインCPU32、制御プログラムや各種設定情報などが記憶されたメインメモリ34を備えている。メインCPU32はメインメモリ34に格納された情報に基づいて、メイン制御基板30全体の制御を行う。なお、メインメモリ34は、当たり抽選の結果を示すフラグなど遊技に係るデータの一時的な保存にも使用される。
メインCPU32には、始動入賞口センサ36が接続されている。また、メインCPU32には、当たり抽選部38が設けられている。始動入賞口センサ36は始動入賞口16に遊技球が入ったことを検知して、その検知信号をCPU32に入力する。CPU32は、始動入賞口センサ36からの検知信号に応答して当たり抽選部38を作動させる。
当たり抽選部38は、乱数を利用した当たり抽選を行い、当たり又はハズレのいずれかを決定する。当たり抽選で使用される当たり判定テーブルでは、抽選で抽出される全乱数値に当たり、ハズレのいずれかが割り当てられている。そして、当たり抽選では、抽選時に抽出された乱数値が当たり、ハズレのいずれに該当する値であるかによって当たり、ハズレが決定される。
また、パチンコ機10は、サブ制御基板50を備えている。サブ制御基板50には、サブCPU52、サブメモリ54が設けられている。サブCPU52には、当たり抽選の結果を示すコマンド信号がメイン制御基板30から入力される。
サブメモリ52には、図柄、通常用演出画像、擬似停止用演出画像、リーチ用演出画像など、演出に使用する画像データが記憶されている。また、サブメモリ52には、メイン制御基板30から送られるコマンド信号と擬似停止表示を行う回数とが対応付けされた擬似停止回数決定テーブル56、通常演出の態様(表示する画像の種類や画像を表示するタイミングなどを関連付けした情報)を複数種類記憶した通常演出態様テーブル58、擬似停止演出の態様を複数種類記憶した擬似停止演出態様テーブル(擬似停止演出態様記憶手段)60、リーチ演出の態様を複数種類記憶したリーチ演出態様テーブル62が記憶されている。さらに、サブメモリ52には、擬似停止演出が実行されると、実行された擬似停止演出の態様を示す履歴情報(演出履歴)が記憶される履歴情報記憶領域(擬似停止演出履歴記憶手段)64が設けられている。
サブCPU52は、メイン制御基板30から送られたコマンド信号、並びに、サブメモリ52に記憶された情報に基づいて液晶ディスプレイ18を制御して画像の表示制御を行うことで、前述した通常演出、擬似停止演出、リーチ演出を実行する。以下、各演出が実行されるまでの具体的な処理の流れについて説明する。なお、以下の説明では、擬似停止回数決定テーブル56に、擬似停止表示を行う回数として「0」〜「n(nは任意の数)」のいずれかの数値がコマンド信号に対応付けされて記憶されている例で説明を行う。
図3に示すように、サブCPU52は、メイン制御基板30からのコマンド信号を受信すると、受信したコマンド信号と擬似停止回数決定テーブル56とに基づいて、擬似停止表示を行う回数を決定する。前述のように、本例では擬似停止表示を行う回数として「0回」が設定されているので、この決定により擬似停止表示を行うか否か(擬似停止表示を行う回数が0回か否か)、及び、擬似停止表示を行う場合の擬似停止表示の回数が決定される。
なお、メイン制御基板30からのコマンド信号に基づいて、1回の変動表示の時間が決定され、この時間に基づいて、擬似連続変動表示を行うか否か、及び、擬似停止表示を行う回数が決定されるものでもよい。すなわち、通常演出及び擬似停止演出の時間が全て5秒に設定されるとともにリーチ演出の時間が全て10秒に設定されているときに、1回の変動表示の時間が5秒である旨を示すコマンド信号を受信した場合、通常演出(通常変動表示)を行うと決定され(擬似停止表示を行わないと決定され)、1回の変動表示の時間が20秒である旨を示すコマンド信号を受信した場合、2回の擬似停止演出の後リーチ演出を行って擬似連続変動表示が終了すると決定され(擬似停止表示を2回行うと決定され)、1回の変動表示の時間が30秒である旨を示すコマンド信号を受信した場合、4回の擬似停止演出の後にリーチ演出を行って擬似連続変動常時が終了すると決定される(擬似停止表示を4回行うと決定される)ようにしてもよい。さらに、当たり抽選の結果が当たりであるほど擬似停止表示される回数が多くなるように、擬似停止表示の回数(1回の変動表示の時間)を決定し、擬似停止表示の回数が多くなるほど遊技者に与える期待感を大きくすることが好ましい。
擬似停止表示を行うか否かの決定により、擬似停止表示を行わないと決定された場合、すなわち、通常変動表示を行うと決定された場合、サブCPU52は、コマンド信号に基づいて抽選を行い、通常演出態様テーブル58の中から実行する通常演出の態様を決定する。そして、液晶ディスプレイ18を制御して決定された態様の演出を実行する。
一方、擬似停止表示を行うと決定された場合、サブCPU52は、後述する擬似停止演出態様決定処理(図4参照)を行い、擬似停止演出態様テーブル60の中から変動表示(擬似連続変動表示)を開始してから1回目の擬似停止表示までの間に行う演出の態様を決定する。そして、液晶ディスプレイ18を制御して決定された態様の演出を実行する。この演出の開始に伴って変動表示(擬似連続変動表示)が開始される。
また、サブCPU52は、擬似停止表示がされたときに、決定された回数だけ擬似停止表示が行われていない場合(次の擬似停止表示が行われることが決定している状態で擬似停止表示された場合)、擬似停止演出態様決定処理を行い、擬似停止演出態様テーブル60の中から次の擬似停止表示までの間に実行する演出の態様を決定する。そして、液晶ディスプレイ18を制御して決定された態様の演出を実行する。この演出の開始に伴って変動表示(擬似連続変動表示)が再開される。
一方、擬似停止表示がされたときに決定された回数だけ擬似停止表示が行われている場合、サブCPU52は、コマンド信号に基づく抽選を行い、リーチ演出態様テーブル62の中から実行する演出を決定する。そして、液晶ディスプレイ18を制御して決定された態様の演出を実行する。この演出が終了すると、1回の変動表示(擬似連続変動表示)が終了し、停止表示された図柄の組合せによって当たり抽選の結果が報知される。
このように、パチンコ機10は、擬似連続変動表示中に行う演出のうち、擬似連続変動表示の開始から1回目の擬似停止表示までの間に実行する演出の態様のみを決定し、擬似連続停止表示を開始するので、擬似連続変動表示中に行う全ての演出の態様を決定してから擬似連続変動表示を開始する場合と比較して、擬似連続変動表示を開始するまでの時間を短縮できる。すなわち、サブCPU(擬似停止演出態様決定手段)52は、所定回数の擬似停止を行うと決定されてから擬似連続変動表示を開始するまでの間に、初回の擬似停止演出の態様を、擬似停止演出決定テーブル60に記憶された態様の中から抽選決定するとともに、決定された擬似停止演出を実行している間に、次に実行する擬似停止演出を、擬似停止演出決定テーブル60に記憶された態様の中から抽選決定するといった処理を所定回数の擬似停止表示を行うまで繰り替えすことになる。
続いて、図4に示すフローチャートをもとに、擬似停止演出態様決定処理について説明する。なお、以下の説明では、図5に示すように、擬似停止演出態様テーブル60に「1」番〜「N(Nは任意の数)」番の番号が付された「N」種類の擬似停止演出の態様が記憶されており、付された番号が大きくなるほど実行された際に遊技者に与える興趣が大きくなるように各擬似停止用演出画像の態様が決定されている例で説明を行う。
なお、各擬似停止演出の具体的な態様は自由に設定できるが、例えば、以下のような態様が考えられる。
「1」番〜「10」番の態様
主人公が敵キャラクタの所へ向けて出発する場面を示すものであり、番号が大きくなるほど主人公が大きく表示される。
「11」番〜「20」番の態様
出発した主人公を見送る場面を示すものであり、番号が大きくなるほど見送りの人数が多くなる。
「21」番〜「30」番の態様
主人公が敵キャラクタと出会う場面を示すものであり、番号が大きくなるほど、強い敵キャラクタと出会ったり、多くの敵キャラクタと出会うようになっている。
「31」番〜「N」番の態様
主人公が敵キャラクタに攻撃をする場面を示すものであり、番号が大きくなるほど、強力な武器を用いたり、攻撃回数が多くなっている。
図4に示すように、擬似停止演出態様決定処理の開始に伴ってサブCPU52は、変動表示(擬似連続変動表示)の開始前か否かを判定する。そして、変動表示の開始前である場合、すなわち、擬似連続変動表示の開始から1回目の擬似停止表示までの間に実行する演出の態様を決定する段階である場合、サブメモリ52の履歴情報記憶領域64に初期値「1」を記憶させることによって演出履歴を初期化する。
次に、サブCPU52は、乱数を用いた抽選を行って、擬似停止演出態様テーブル60の中から擬似停止演出の態様を1つ選択する。続いて、サブCPU52は、選択された態様の番号が演出履歴として記憶された値以上か否かを判定する。そして、選択された態様の番号が演出履歴として記憶された値以上である場合、サブCPU52は、選択された態様を次の擬似停止表示までの間に実行する擬似停止演出の態様として決定する。また、選択された態様の番号が演出履歴として記憶された値より小さい場合、サブCPU52は、演出履歴として記憶された値に対応する番号の態様を次の擬似停止表示までの間に表示する擬似停止演出の態様として決定する。さらに、サブCPU52は、このようにして擬似停止演出の態様が決定されると、決定された態様の番号をサブメモリ52の履歴情報記憶領域64に記憶することによって演出履歴を更新する。
このように、実行する演出として選択された態様の番号が演出履歴として記憶された値より小さい場合に、演出履歴として記憶された値に対応する番号の態様の擬似停止演出を実行するようにした。このため、演出履歴として記憶された値より大きい番号の態様の擬似停止演出が実行されるようにするために、実行する演出として選択された態様の番号が演出履歴として記憶された値より小さい場合に、出履歴として記憶された値に予め定められた所定の値を加算させる処理を行う場合と比較して、処理負担の軽減が図れるとともに、処理ミスのリスク回避を図ることができる。これにより、前回実行された擬似停止演出よりも番号の小さい態様の演出が行われることによって、遊技者の興趣を盛り下げるといったことを効率よく防止できる。
このように、本発明によれば、全ての擬似停止演出の態様を1つのテーブルに記憶させるとともに、表示されたときに遊技者に与える興趣の度合いが大きくなるほど大きくなるように各擬似停止演出の態様に番号を付し、次回の擬似停止表示までの間、前回以上の番号が付された態様の擬似停止演出を実行するようにした。このため、擬似停止表示が行われる毎に遊技者の興趣を高めることができる。
なお、擬似停止表示が行われる毎に遊技者の興趣を高める方法としては、擬似停止演出の態様を擬似停止表示の回数に応じて複数のテーブルにグループ分けして記憶させ、擬似停止表示の回数に応じたテーブルから実行する擬似停止演出の態様を決定するといった方法(以下、方法Aと称する)もあり、この方法を本発明に適用してもよい。
この場合、例えば、主人公が敵キャラクタの所へ向けて出発する場面を示す擬似停止演出の態様を第1テーブルに記憶させ、出発した主人公を見送る場面を示す擬似停止演出の態様を第2テーブルに記憶させ、第1テーブルに記憶された態様の中から1回目の擬似停止表示までの間に実行する擬似停止演出の態様を決定し、第2テーブルに記憶された態様の中から2回目の擬似停止表示までの間に表示する擬似停止演出の態様を決定すればよい。
ただし、上述した方法Aと、上記実施形態のように全ての擬似停止演出の態様を1つのテーブルに記憶させる方法(以下、方法B)とを比較すると、方法Bでは、例えば、主人公が敵キャラクタの所へ向けて出発する場面を示す態様の擬似停止演出が、1回目の擬似停止表示までの間と2回目の擬似停止表示までの間との両方で実行され、さらに、1回目の擬似停止表示までの間よりも2回目の擬似停止表示までの間の方が主人公が大きく表示されるといった、方法Aでは発生しない態様の演出が行われる場合がある。このため、方法Aよりも方法Bの方が、演出のバリエーションが多彩となるといった有利な効果を得られる。さらに、方法Aよりも方法Bのほうが、簡単な処理で擬似停止表示が行われる毎に遊技者の興趣を高めるといった効果を得ることができる。
なお、本発明は上記実施形態に限定されず細部の構成は適宜変更できる。例えば、上記実施形態では、擬似停止表示が行われたときに、すなわち、擬似停止表示が行われるのを待って、次回の擬似停止表示までの間に実行する擬似停止演出の態様を決定する例で説明をしたが、本発明はこれに限定されるものではない。擬似停止表示を待たずに、変動表示が開始または再開した後から擬似停止表示されるまでの間に、次回の擬似停止表示までの間に実行する演出の態様を決定してもよい。
また、上記実施形態では、前回実行された態様以上の番号が付された態様の擬似停止演出を、次回の擬似停止表示までの間に実行する例で説明をしたが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、前回実行された態様よりも所定値(例えば、「1」)以上の番号が付された態様の擬似停止演出を、次回の擬似停止表示までの間に実行してもよい。
この場合、擬似停止演出態様決定処理において、抽選により選択された擬似停止演出の態様の番号が、演出履歴として記憶された値よりも所定値以上大きい場合、選択された態様の擬似停止演出を、次の擬似停止表示までの間に実行し、選択された態様の番号が演出履歴として記憶された値よりも所定値以上大きくない場合、演出履歴として記憶された値に所定値を加えた番号の態様の擬似停止演出を、次の擬似停止表示までの間に実行すればよい。
なお、この場合、演出履歴として記憶された値に所定値を加えた番号の態様の擬似停止演出が存在しない場合も発生するが、このような場合は、演出履歴として記憶された値に対応する番号の態様の擬似停止演出を次の擬似停止表示までの間に実行すればよい。
さらに、演出履歴として記憶された値に所定値を加えた番号の態様の擬似停止演出が存在しない場合が発生しないように、例えば、擬似停止演出の態様が30番まで存在し、所定値が10であり、3回の擬似停止表示が行われる場合に、1回目の擬似停止表示までの間に実行する擬似停止演出の態様として抽選により選択された態様の番号が10番以上である場合、10番の態様の擬似停止演出を1回目の擬似停止表示までの間に実行し、2回目の擬似停止表示までの間に実行する擬似停止演出の態様として抽選により選択された態様の番号が20番以上である場合、20番の態様の擬似停止演出を2回目の擬似停止表示までの間に実行するようにしてもよい。
パチンコ機の概略を示す正面図である。 パチンコ機の電気的構成の概略を示すブロック図である。 演出が実行されるまでの流れを示すフローチャートである。 実行する擬似停止演出の態様が決定されるまでの流れを示すフローチャートである。 各擬似停止演出の態様に、実行されたときに遊技者に与える興趣に応じた番号が付されていることを示す説明図である。
符号の説明
10 パチンコ機
16 始動入賞口
18 液晶ディスプレイ
30 メイン制御基板
50 サブ制御基板
52 サブCPU(擬似停止回数決定手段、擬似停止演出態様決定手段)
54 サブメモリ
56 擬似停止回数決定テーブル
60 擬似停止演出態様テーブル(擬似停止演出態様記憶手段)
64 履歴情報記憶領域(擬似停止演出履歴記憶手段)

Claims (2)

  1. 各種演出画像の表示、及び、図柄の変動表示を行うことによって遊技を演出するとともに、図柄の変動表示を開始してから図柄を停止表示するまでの1回の変動表示中に、変動表示中の図柄を擬似的に停止させる擬似停止表示を行った後、変動表示を再開する擬似連続変動表示を行う遊技機において、
    当たりまたはハズレを決定する当たり抽選の結果に基づいて、擬似停止表示を行うか否か、及び、擬似停止表示を行う場合に擬似停止表示を行う回数を決定する擬似停止回数決定手段と、
    擬似連続変動表示の開始または変動表示の再開から、次の擬似停止表示までの間に実行する擬似停止演出の態様を複数種類記憶した擬似停止演出態様記憶手段と、
    擬似停止演出態様記憶手段に記憶された擬似停止演出の態様の中から、抽選により実行する擬似停止演出の態様を決定する擬似停止演出態様決定手段とを備え、
    前記擬似停止演出態様決定手段は、擬似停止表示を行うと決定されてから擬似連続変動表示を開始するまでの間に、擬似連続変動表示の開始に伴って実行される擬似停止演出の態様を決定するとともに、擬似連続変動表示が開始されてから変動表示が再開されるまでの間に、この変動表示の再開に伴って実行される擬似停止演出の態様を決定することを特徴とする遊技機。
  2. 前記擬似停止演出態様記憶手段には、擬似停止演出の態様と、各態様で演出が実行された際に遊技者に与える興趣の相対的な大きさを示す情報とが対応付けされて記憶されるとともに、
    実行された擬似停止演出の態様を記憶する擬似停止演出履歴記憶手段を備え、
    前記擬似停止演出態様決定手段は、実行する擬似停止演出の態様を決定する抽選の結果と前記擬似停止演出履歴記憶手段とを参照し、抽選により選択された擬似停止演出の態様が、前回の擬似停止表示までの間に実行された擬似停止演出の態様よりも遊技者に与える興趣が小さくなるものである場合、抽選の結果に関わらず、前回の擬似停止表示までの間に実行した擬似停止演出の態様を、次の擬似停止表示までの間に実行する擬似停止演出の態様として決定するとともに、抽選により選択された擬似停止演出の態様が、前回の擬似停止表示までの間に実行された擬似停止演出の態様と同じまたは前回の擬似停止表示までの間に実行された擬似停止演出の態様よりも遊技者に与える興趣が大きくなるものである場合、抽選により選択された擬似停止演出の態様を、次の擬似停止表示までの間に実行する擬似停止演出の態様として決定することを特徴とする請求項1記載の遊技機。
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