JP5238540B2 - パチンコ機 - Google Patents

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Description

本発明は、パチンコ店などの遊技場で用いられるパチンコ機に関するものである。
パチンコ機では、始動入賞口に遊技球が入賞すると、当たり抽選が行われて当たりまたはハズレが決定される。また、パチンコ機では、液晶ディスプレイなどの表示手段を用い、背景画像やキャラクタ画像などの各種演出画像の表示、及び、数字やマークなどの図柄の変動表示を行うことによって遊技を演出している。表示する演出画像の種類や図柄の変動態様などの演出の態様は、当たり抽選の結果に基づいて決定される。
また、パチンコ機の中には、1回の変動表示中に、複数回の擬似変動を行う(変動表示中の図柄を擬似停止表示(例えば僅かに揺れるように表示)した後に変動表示を再開させる)ことによって、1回の変動表示であるにも関わらず、あたかも複数回の変動表示が連続して実行されたように見せる擬似連続変動表示と呼ばれる演出を行うパチンコ機もある(下記特許文献1〜4参照)。
一般に、擬似連続変動表示を行うパチンコ機では、擬似変動の回数が多いほど、当たりへの期待度が高くなる。また、擬似連続変動表示を行うパチンコ機では、擬似変動を重ねる毎に、演出内容がステップアップ(例えば、ストーリーが進行するなど)するように、ステップ毎に演出をグループ化し、各グループの演出をそれぞれ異なる記憶手段(記憶テーブル)に記憶させている。そして、擬似変動の回数に応じた記憶テーブルから、実行する演出の種類(態様)を決定している。
特開2006−204809号公報 特開2008−194069号公報 特開2008−228793号公報 特開2008−229120号公報
しかしながら、従来のパチンコ機では、ステップ毎に異なるテーブルを設けているため、各ステップで行う演出の態様を決定するためデータ量が大きくなってしまうといった問題があった。このため、1つのテーブルから複数の演出を選択して各ステップで実行するといったことも考えられる。しかし、この場合、演出内容がステップダウンしてしまう(前のステップよりも当たりの期待度が低い演出が行われてしまう)場合があり問題であった。
本願発明は上記背景を鑑みてなされたものであり、データ量を抑え、かつ、演出内容がステップダウンすることのないパチンコ機を提供することを目的としている。
上記目的を達成するために、本発明のパチンコ機は、1回の変動表示中に複数回の擬似変動を連続して行う擬似連続変動表示機能を備えたパチンコ機において、擬似変動中に行う演出の種類に対応して値が異なり、対応する演出が実行されたときの当たりの期待度が高いほど値が大きく設定されたフラグ値を記憶した第1記憶手段と、最終回の擬似変動中に行う演出のフラグ値を決定した後、初回から最終回の1回前までの各回の擬似変動中に行う演出のフラグ値を仮決定するフラグ値決定手段と、比較対象の一方のフラグ値の大きさに対応する縦軸と比較対象の他方のフラグ値の大きさに対応する横軸との交差位置に、許可情報と値情報とのいずれか一方が記憶された2次元のマップ情報からなる比較テーブルを記憶した第2記憶手段と、前記比較テーブルを用いて最終回のフラグ値と仮決定されたフラグ値とを比較し、前記交差位置に許可情報が記憶されている場合は仮決定されたフラグ値を、前記交差位置に値情報が記憶されている場合はこの値を補正フラグ値として抽出する第1補正処理手段と、初回のフラグ値として仮決定されたフラグ値に基づいて前記第1補正処理手段が抽出した補正フラグ値を初回のフラグ値として決定するとともに、2回目以降のフラグ値として仮決定されたフラグ値に基づいて前記第1補正処理手段が抽出した補正フラグ値と決定済みの前回のフラグ値とを比較して、補正フラグ値が前回のフラグ値を下回る場合、前回のフラグ値を今回のフラグ値として決定し、補正フラグ値が前回のフラグ値を上回る場合、補正フラグ値を今回のフラグ値として決定する第2補正処理手段と、前記フラグ値決定手段、前記第1補正処理手段、前記第2補正処理手段による処理を経て決定されたフラグ値に対応する演出を実行する演出制御手段とを備えたことを特徴としている。
前記フラグ値決定手段は、予め設定されたフラグ値以上のフラグ値を、最終回のフラグ値として決定することが好ましい。
また、本発明のパチンコ機は、1回の変動表示中に複数回の擬似変動を連続して行う擬似連続変動表示機能を備えたパチンコ機において、擬似変動中に行う演出の種類に対応して値が異なり、対応する演出が実行されたときの当たりの期待度が高いほど値が大きく設定されたフラグ値を記憶した第1記憶手段と、最終回の擬似変動中に行う演出のフラグ値を決定した後、初回から最終回の1回前までの各回の擬似変動中に行う演出のフラグ値を仮決定するフラグ値決定手段と、比較対象の一方のフラグ値の大きさに対応する縦軸と比較対象の他方のフラグ値の大きさに対応する横軸との交差位置に、許可情報と値情報とのいずれか一方が記憶された2次元のマップ情報からなる比較テーブルを記憶した第2記憶手段と、前記比較テーブルを用いて最終回のフラグ値と仮決定されたフラグ値とを比較し、前記交差位置に許可情報が記憶されている場合は仮決定されたフラグ値を、前記交差位置に値情報が記憶されている場合はこの値を補正フラグ値として抽出する第1補正処理手段と、初回のフラグ値として仮決定されたフラグ値に基づいて前記第1補正処理手段が抽出した補正フラグ値を初回のフラグ値として決定するとともに、前記比較テーブルを用い、2回目以降のフラグ値として仮決定されたフラグ値に基づいて前記第1補正処理手段が抽出した補正フラグ値と、決定済みの前回のフラグ値とを比較し、前記交差位置に許可情報が記憶されている場合は仮決定されたフラグ値を、前記交差位置に値情報が記憶されている場合は前回のフラグ値を今回のフラグ値として決定する第2補正処理手段と、前記フラグ値決定手段、前記第1補正処理手段、前記第2補正処理手段による処理を経て決定されたフラグ値に対応する演出を実行する演出制御手段とを備えたことを特徴としている。
本発明によれば、擬似変動中に行われる演出に、実行されたときの期待度が高いほど値が大きくなるようフラグ値を付し、前回のフラグ値よりも今回のフラグ値が高くなるように演出を決定するので、擬似変動の回数(ステップ)毎に異なるテーブルを設ける必要がなくデータ量を抑えることができる。また、演出内容がステップダウンしてしまうこともない。
また、本発明によれば、各回の擬似変動中に行う演出のフラグ値を決定する過程で、2次元のマップ情報からなる比較テーブルを用いたので、ステップアップのバリエーションを増やし、より遊技者の興趣を盛り上げることができる。
すなわち、前回のフラグ値(前回の擬似変動中の演出のフラグ値)が「5」であり、これ以上のフラグ値となるように今回のフラグ値を決定するといった処理を、1次元の比較テーブルを用いて行う場合、前回のフラグ値と今回のフラグ値として仮決定されたフラグ値とを比較して、前回のフラグ値が仮決定されたフラグ値よりも大きいか小さいかの2通りの処理しかできない。具体的には、今回のフラグ値として仮決定されたフラグ値が「5」以上のときは、今回のフラグ値を仮決定されたフラグ値とし、今回のフラグ値として仮決定されたフラグ値が「5」未満のときは、今回のフラグ値を「5」とするといった処理となる。つまり、仮決定されたフラグ値が「1」〜「4」のいずれであっても結果は変わらない。
これに対し2次元の比較テーブルを用いて上述した処理を行う場合、前回のフラグ値に対応する縦軸と今回のフラグ値として仮決定されたフラグ値に対応する横軸との交差位置に基づいて今回のフラグ値を決定できる。具体的には、前回のフラグ値が「5」、仮決定されたフラグ値が「1」である場合は、今回のフラグ値を「8」と決定し、前回のフラグ値が「5」、仮決定されたフラグ値が「2」である場合は、今回のフラグ値を「6」と決定するといった処理が可能となる。さらに、前回のフラグ値よりも仮決定されたフラグ値が小さい場合に限定されず、例えば、前回のフラグ値が「5」、仮決定されたフラグ値が「6」である場合に、今回のフラグ値を「8」と決定し、前回のフラグ値が「5」、仮決定されたフラグ値が「7」である場合に、今回のフラグ値を「6」とするといった処理も可能となる。
また、2次元の比較テーブルを用いることによって、ステップアップに一貫した流れを与えることができる。すなわち、擬似変動中に登場するキャラクタとして、キャラクタA、B、Cの3種類のキャラクタ設け、キャラクタAからキャラクタCへ向かうほど登場した場合の当たりの期待度を高く設定するとともに、各キャラクタの服の色が、白よりも青、青よりも赤となるほど当たりの期待度を高く設定した場合、キャラクタの種類と服の色とを組み合わせた9通りの演出(9つのフラグ値)が存在することになる。そして、このような場合に1次元の比較テーブルを用いてフラグ値の大小だけでステップアップを行うと、キャラクタAで服が赤の演出の次にキャラクタCで服が白の演出が行われる場合がある。このように、当たりの期待度を示す2つの要素のうち、一方がステップアップしていても他方がステップダウンしていると遊技者を混乱させてしまうといった問題がある。
これに対して、2次元の比較テーブルを用いれば、当たりの期待度を示す2つの要素の両方をステップアップさせる、すなわち、前回の演出よりも当たりの期待度が高いキャラクタを、前回の演出よりも当たりの期待度の高い服で登場させるなどの処理が可能となる。また、2次元の比較テーブルを用いれば、例えば、キャラクタAで服の色が白の演出の次に行う演出としてキャラクタCで服の色が赤の演出が仮決定された場合、この仮決定された演出をキャラクタAで服の色が赤の演出に差し替えるといったように、キャラクタを統一し、服の色を変化させることでステップアップを行うといった処理も可能となる。もちろん、服の色を統一し、キャラクタを変化させることでステップアップを行うことも可能である。
また、最終回のフラグ値を先に決定する場合、最終回のフラグ値の値が小さいと、狭い範囲内で演出内容をステップアップさせることとなり、興趣の低下を招いてしまうといった問題があるが、所定のフラグ値よりも大きなフラグ値の中から最終回のフラグ値を所定すれば、このような問題を防止できる。
パチンコ機の概略を示す正面図である。 パチンコ機の電気的構成の概略を示すブロック図である。 演出が実行されるまでの流れを示すフローチャートである。 補正テーブルの構成を示す説明図である。 補正テーブルの構成を示す説明図である。 補正テーブルの構成を示す説明図である。 第1補正処理の流れを示すフローチャートである。 第2補正処理の流れを示すフローチャートである。 第2補正処理の流れを示すフローチャートである。
図1において、パチンコ機10は、遊技盤12を備えている。遊技盤12には略円形の遊技領域14が形成されており、遊技者の発射操作に応答して発射された遊技球はこの遊技領域14を流下する。遊技領域14には、始動入賞口16、液晶ディスプレイ18が設けられている。始動入賞口16に遊技球が入賞すると当たり又はハズレを決定する当たり抽選が行われるとともに、液晶ディスプレイ18において図柄の変動表示が開始される。
パチンコ機10では、変動表示として、通常変動表示と、1回の変動表示中に複数回の擬似変動を連続して行う擬似連続変動表示とが行われ、通常変動表示または擬似連続変動表示後に停止表示される図柄の組み合わせによって当たり抽選の結果が報知される。そして、当たり抽選で当たりとなると、通常モードから当たりモードに移行する。当たりモードでは、アタッカが開放されて大入賞口20へ遊技球を入賞させることが可能となる。
図2に示すように、パチンコ機10の内部にはメイン制御基板30が設けられており、パチンコ機10の動作はメイン制御基板30によって管制される。メイン制御基板30は、メインCPU32、メインメモリ34を備えている。メインメモリ34には、制御プログラムや各種設定情報などが記憶されており、メインCPU32はメインメモリ34に格納された情報に基づいて、パチンコ機10の各部を統括的に駆動制御する。
メインCPU32には、始動入賞口センサ36が接続されている。また、メインCPU32には、当たり抽選部38が設けられている。始動入賞口センサ36は、始動入賞口16に遊技球が入ったことを検知して、その検知信号をメインCPU32に入力する。メインCPU32は、始動入賞口センサ36からの検知信号に応答して当たり抽選部38を作動させる。
当たり抽選部38は、乱数を利用した当たり抽選を行い、当たり又はハズレのいずれかを決定する。当たり抽選で使用される当たり判定テーブルでは、抽選で抽出される全乱数値に当たり、ハズレのいずれかが割り当てられている。そして、当たり抽選では、抽選時に抽出された乱数値が当たり、ハズレのいずれに該当する値であるかによって当たり、ハズレが決定される。
また、パチンコ機10は、サブ制御基板50を備えている。サブ制御基板50には、サブCPU(演出制御部)52、サブメモリ(第1記憶手段、第2記憶手段)54が設けられている。サブCPU52には、当たり抽選の結果を示すコマンド信号がメイン制御基板30から入力される。サブCPU52は、このコマンド信号に基づいて実行する演出の態様(表示する演出画像)を決定して液晶ディスプレイ18に表示させることにより遊技を演出する。
サブメモリ54には、後述する補正テーブルが記憶されている他、通常変動表示中に表示する通常用演出画像と、擬似連続変動表示において各擬似変動中に表示する擬似連用演出画像が記憶されている。各擬似連用演出画像には、互いに異なるフラグ値が付されており、このフラグ値によって擬似連用演出画像の種類を判別できるようになっている。フラグ値は、対応する擬似連用演出画像が表示(対応する擬似変動が実行)された際の当たりの期待度が高いほどその値が大きくされている。
サブCPU52には、演出態様決定部(フラグ値決定手段、第1補正処理手段、第2補正処理手段)56が設けられている。サブCPU52は、メイン制御基板30からコマンド信号が入力されると演出態様決定部56を作動させて、実行する演出の態様を決定する。
図3に示すように、演出態様決定部56は、メイン制御基板30から送られたコマンド信号に基づいて、通常変動表示と擬似連続変動表示とのいずれを行うかを決定する。通常変動表示を行うと決定された場合、演出態様決定部56は、コマンド信号に基づいて、サブメモリ54に記憶された通常用演出画像の中から表示する通常用演出画像を決定する。サブCPU52は、液晶ディスプレイ18を駆動して、この通常用演出画像を表示させる。
他方、擬似連続変動表示を行うと決定された場合、演出態様決定部56は、コマンド信号に基づいて、擬似変動の回数(ステップ数)を決定する。次に、演出態様決定部56は、サブメモリ54に記憶されたフラグ値の中から1つのフラグ値を抽選により抽出する。そして、このフラグ値に対応する擬似連用演出画像を、最終回の擬似変動中に表示する擬似連用演出画像として決定(本決定)する。
続いて、演出態様決定部56は、サブメモリ54に記憶されたフラグ値の中から1つのフラグ値を抽選により抽出し、このフラグ値に対応する擬似連用演出画像を、初回の擬似変動中に表示する擬似連用演出画像として仮決定する。さらに、演出態様決定部56は、同様の手順で、2回目から最終回の1回前までの擬似変動中に表示する擬似連用演出画像を順に仮決定する。
次に、演出態様決定部56は、初回の擬似変動中に表示する擬似連用演出画像として仮決定された擬似連用演出画像のフラグ値(以下、初回のフラグ値)に対して後述する第1補正処理を行って初回の擬似変動中に表示する擬似連用演出画像を本決定する。続いて、演出態様決定部56は、2回目から最終回の1回前までの擬似変動中に表示する擬似連用演出画像として仮決定された擬似連用演出画像のフラグ値に対して前述の第1補正処理、及び、後述する第2補正処理を行って、2回目から最終回の1回前までの擬似変動中に表示する擬似連用演出画像を順に本決定する。
以下、第1補正処理と第2補正処理の具体的な処理内容、並びに、初回から最終回の1回前までの擬似変動中に表示する擬似連用演出画像が本決定されるまでの具体的な手順について説明する。第1補正処理では、サブメモリ54に記憶された補正テーブル(比較テーブル)が用いられる。
図4、図5、図6に示すように補正テーブルは、フラグ値に対応する縦軸と横軸との交差位置に、「○(許可情報)」、もしくは、補正フラグ値を示す「数値(値情報)」が記憶されたものである。補正テーブルは、遊技状態や擬似連続変動表示の最終回の擬似変動からリーチ演出に発展するか否かなどに応じて複数種類設けられている。なお、実際には図示した3種類の補正テーブル以外にも多数の補正テーブルが設けられているが、説明を簡略化するために他の補正テーブルについては図示を省略している。
図7に示すように、第1補正処理では、最終回の擬似変動中に表示する擬似連用演出画像のフラグ値(以下、最終回のフラグ値)として決定されたフラグ値を横軸、仮決定されたフラグ値を縦軸とし、縦軸と横軸の交差位置に「○」が記憶されていた場合、仮決定されたフラグ値を補正フラグ値として抽出する。他方、縦軸と横軸の交差位置に「数値」が記憶されていた場合、この「数値」を補正フラグ値として抽出する。
例えば、遊技状態が「A(図4の状態)」、最終回のフラグ値が「13(キャラクタC、赤服)」であるときに、仮決定されたフラグ値が「8(キャラクタC、青服)」である場合、補正テーブルには最終回のフラグ値と仮決定されたフラグ値との交差位置に「○」が記憶されているので、抽出される補正フラグ値は「8」となる。また、遊技状態と最終回のフラグ値とが前述した場合と同じで、仮決定されたフラグ値が「22(キャラクタG、特別服)」である場合は、交差位置に「13」が記憶されているので、補正フラグ値は「13」となる。同様に、仮決定されたフラグ値が「5(キャラクタE、白服)」である場合、補正フラグ値は「3(キャラクタC、白服)」となる。
そして、このようにして得られた補正フラグ値が、初回のフラグ値として仮決定されたフラグ値に基づいて抽出されたものである場合、この補正フラグ値が初回のフラグ値として本決定される(図3参照)。一方、このようにして得られた補正フラグ値が、2回目から最終回の1回前までのいずれかのフラグ値として仮決定されたフラグ値に基づいて抽出されたものである場合、抽出された補正フラグ値に対して第2補正処理が行われる。
図8に示すように、第2補正処理では、補正フラグ値と、前回のフラグ値として本決定済みのフラグ値とを比較する。そして、補正フラグ値が前回のフラグ値よりも大きい場合は、補正フラグ値を今回のフラグ値として本決定する。他方、補正フラグ値よりも前回のフラグ値よりも小さい場合、前回のフラグ値を今回のフラグ値として本決定する。
例えば、2回目のフラグ値を本決定する場合であり、遊技状態が「A」、前回(初回)のフラグ値として本決定済みのフラグ値が「8」、今回(2回目)のフラグ値として仮決定されたフラグ値に基づいて抽出された補正フラグ値が「4」である場合、今回(2回目)のフラグ値は「8」となる。また、他の条件が同じで、今回(2回目)のフラグ値として仮決定されたフラグ値に基づいて抽出された補正フラグ値が「10」である場合、今回(2回目)のフラグ値は「10」となる。
サブCPU52は、このようにして本決定された初回から最終回のフラグ値に対応する擬似連用演出画像を、初回分から連続的に液晶ディスプレイ18に表示する(擬似連続変動表示を行う)(図3参照)。
なお、本発明は上記実施形態に限定されるものではないので、例えば、比較テーブルの具体的な内容や、擬似連用演出画像の種類(擬似変動中に行う演出の態様)など細部の構成は適宜変更できる。
例えば、上記実施形態では、最終回のフラグ値を本決定した後に、初回から最終回の1回前までのフラグ値を初回のフラグ値から順に本決定する例で説明をしたが、本発明はこれに限定されるものではない。最終回から初回へ向けて擬似変動のステップが高い方から順に(擬似変動の回数が多い方から順に)フラグ値を本決定してもよい。同様に、初回から最終回へ向けて擬似変動のステップが低い方から順にフラグ値を本決定してもよい。
なお、最終回のフラグ値を初めに本決定する場合、最終回のフラグ値の値が小さいと、狭い範囲内で演出内容をステップアップさせることとなり、興趣の低下を招いてしまうといった問題がある。このため、最終回のフラグ値は、予め設定された所定のフラグ値以上のフラグ値の中から抽選により本決定することが好ましい。こうすることで、広い範囲内で演出内容をステップアップさせることが可能となる。同様に、初回のフラグ値を初めに本決定する場合は、所定フラグ値以下のフラグ値の中から初回のフラグ値を本決定することが好ましい。
なお、上記実施形態では、第2補正処理において、補正フラグ値と前回のフラグ値との大小を比較して、今回のフラグ値を決定する例で説明をしたが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、図9に示すように、第1補正処理で用いた補正テーブルと同じ補正テーブルを用い、補正フラグ値を横軸、前回のフラグ値を縦軸とし、横軸と縦軸の交差位置に記憶された情報を読み取るり、交差位置に許可情報が記憶されていた場合は補正フラグ値を今回のフラグ値として本決定し、交差位置に値情報が記憶されていた場合は前回のフラグ値を今回のフラグ値として本決定してもよい。
この場合、例えば、2回目のフラグ値を本決定する場合であり、遊技状態が「A(図6参照)」、前回のフラグ値として本決定済みのフラグ値が「8」、今回(2回目)のフラグ値として仮決定されたフラグ値に基づいて抽出された補正フラグ値が「4」である場合、前回のフラグ値(横軸)と補正フラグ値(縦軸)との交差位置には数値情報が記憶されているので、今回(2回目)のフラグ値は「8」となる。また、他の条件が同じで、前回(初回)のフラグ値が「4」である場合、今回(2回目)のフラグ値は「4」となる。
また、上記実施形態では、第1補正処理により補正フラグ値を抽出し、この補正値に基づいて第2補正処理を行う例で説明をしたが、例えば、初回から最終回へ向けて擬似変動のステップが低い方から順にフラグ値を本決定する場合や、最終回から初回へ向けて擬似変動のステップが高い方から順にフラグ値を本決定する場合、第1補正処理のみを行ってフラグ値を本決定してもよい。
以下、第1補正処理のみを行ってフラグ値を本決定する具体的な手順を、初回から最終回へ向けて擬似変動のステップが低い方から順にフラグ値を本決定する場合について説明を行う。この場合、初めに、初回のフラグ値を抽選により本決定した後、2回目から最終回へ向けて擬似変動のステップが低い方から順に、抽選によりフラグ値を仮決定する。
次に、上述したような2次元のマップ情報からなる比較テーブルを用いて、この比較テーブルから、初回のフラグ値と2回目のフラグ値として仮決定されたフラグ値との交差位置に記憶された情報を読み出し、読み出した情報に対応するフラグ値を2回目のフラグ値として本決定する。そして、以下同様に、比較テーブルから、前回のフラグ値として本決定済みのフラグ値と今回のフラグ値として仮決定されたフラグ値との交差位置に記憶された情報を読み出し、読み出した情報に対応するフラグ値を今回のフラグ値として本決定すればよい。
10 パチンコ機
16 始動入賞口
18 液晶ディスプレイ
30 メイン制御基板
50 サブ制御基板
52 サブCPU(演出制御手段)
54 サブメモリ(第1記憶手段、第2記憶手段)
56 演出態様決定部(フラグ値決定手段、第1補正処理手段、第2補正処理手段)

Claims (3)

  1. 1回の変動表示中に複数回の擬似変動を連続して行う擬似連続変動表示機能を備えたパチンコ機において、
    擬似変動中に行う演出の種類に対応して値が異なり、対応する演出が実行されたときの当たりの期待度が高いほど値が大きく設定されたフラグ値を記憶した第1記憶手段と、
    最終回の擬似変動中に行う演出のフラグ値を決定した後、初回から最終回の1回前までの各回の擬似変動中に行う演出のフラグ値を仮決定するフラグ値決定手段と、
    比較対象の一方のフラグ値の大きさに対応する縦軸と比較対象の他方のフラグ値の大きさに対応する横軸との交差位置に、許可情報と値情報とのいずれか一方が記憶された2次元のマップ情報からなる比較テーブルを記憶した第2記憶手段と、
    前記比較テーブルを用いて最終回のフラグ値と仮決定されたフラグ値とを比較し、前記交差位置に許可情報が記憶されている場合は仮決定されたフラグ値を、前記交差位置に値情報が記憶されている場合はこの値を補正フラグ値として抽出する第1補正処理手段と、
    初回のフラグ値として仮決定されたフラグ値に基づいて前記第1補正処理手段が抽出した補正フラグ値を初回のフラグ値として決定するとともに、2回目以降のフラグ値として仮決定されたフラグ値に基づいて前記第1補正処理手段が抽出した補正フラグ値と決定済みの前回のフラグ値とを比較して、補正フラグ値が前回のフラグ値を下回る場合、前回のフラグ値を今回のフラグ値として決定し、補正フラグ値が前回のフラグ値を上回る場合、補正フラグ値を今回のフラグ値として決定する第2補正処理手段と、
    前記フラグ値決定手段、前記第1補正処理手段、前記第2補正処理手段による処理を経て決定されたフラグ値に対応する演出を実行する演出制御手段とを備えたことを特徴とするパチンコ機。
  2. 前記フラグ値決定手段は、予め設定されたフラグ値以上のフラグ値を、最終回のフラグ値として決定することを特徴とする請求項1記載のパチンコ機。
  3. 1回の変動表示中に複数回の擬似変動を連続して行う擬似連続変動表示機能を備えたパチンコ機において、
    擬似変動中に行う演出の種類に対応して値が異なり、対応する演出が実行されたときの当たりの期待度が高いほど値が大きく設定されたフラグ値を記憶した第1記憶手段と、
    最終回の擬似変動中に行う演出のフラグ値を決定した後、初回から最終回の1回前までの各回の擬似変動中に行う演出のフラグ値を仮決定するフラグ値決定手段と、
    比較対象の一方のフラグ値の大きさに対応する縦軸と比較対象の他方のフラグ値の大きさに対応する横軸との交差位置に、許可情報と値情報とのいずれか一方が記憶された2次元のマップ情報からなる比較テーブルを記憶した第2記憶手段と、
    前記比較テーブルを用いて最終回のフラグ値と仮決定されたフラグ値とを比較し、前記交差位置に許可情報が記憶されている場合は仮決定されたフラグ値を、前記交差位置に値情報が記憶されている場合はこの値を補正フラグ値として抽出する第1補正処理手段と、
    初回のフラグ値として仮決定されたフラグ値に基づいて前記第1補正処理手段が抽出した補正フラグ値を初回のフラグ値として決定するとともに、前記比較テーブルを用い、2回目以降のフラグ値として仮決定されたフラグ値に基づいて前記第1補正処理手段が抽出した補正フラグ値と、決定済みの前回のフラグ値とを比較し、前記交差位置に許可情報が記憶されている場合は仮決定されたフラグ値を、前記交差位置に値情報が記憶されている場合は前回のフラグ値を今回のフラグ値として決定する第2補正処理手段と、
    前記フラグ値決定手段、前記第1補正処理手段、前記第2補正処理手段による処理を経て決定されたフラグ値に対応する演出を実行する演出制御手段とを備えたことを特徴とするパチンコ機。
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