JP6153040B2 - 遊技機 - Google Patents

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Description

本発明は、遊技者にとって有利な特別遊技の有無を示唆する予告を表示可能な表示手段を有する遊技機に関する。
従来、遊技機においては、例えば、ステップアップ予告を実行することにより、遊技者の大当たりに対する期待感を高めていた。ステップアップ予告は、特別遊技に対する信頼度の低いキャラクタを模した予告から信頼度の高いキャラクタを模した予告へと、複数段階に亘って段階的に表示することで遊技者の期待感を高めている。
このような遊技機に関する発明として、特許文献1記載の発明が知られている。当該特許文献1記載の遊技機は、ステップアップ予告演出として、表示領域に信頼度の低いウィンドウ画面を確定表示すると共に、同じ表示領域の一部に表示されている現在確定表示されているウィンドウ画面よりも信頼度の高いことを示すウィンドウ画面の一部を少なくとも一つ表示し、現在表示されているウィンドウ画面から一部表示されているウィンドウ画面に切り替え表示することで、段階的に信頼度の高い予告を表示している。
又、特許文献1記載の遊技機においては、ウィンドウ画面の枠としてのウィンドウ枠の色を複数有しており、各ウィンドウ枠の色に対して、夫々異なる信頼度を対応付けている。そして、当該遊技機は、ステップアップ予告演出として、ウィンドウ画面を段階的に変化する毎に、信頼度が段階的に高くなるようにウィンドウ枠の色を変化させている。
特開2012−139473号公報
しかしながら、例えば、特許文献1記載の遊技機のように、ステップアップ予告演出等は、近年では多くの遊技機で採用されている為、遊技者の期待感を高めるという効果が低下してしまっている虞があった。
本発明は、上記問題点を解決するためになされたものであり、遊技者にとって有利な特別遊技の有無を示唆する予告を表示可能な表示手段を有する遊技機に関し、特別遊技に対する遊技者の期待感を、より高め得る予告を実行可能な遊技機を提供することを目的とする。
本発明の一側面に係る請求項1記載の遊技機は、所定条件を満たす場合に、遊技者にとって有利な特別遊技を実行するか否かを判断する判断手段と、前記判断手段の判断結果を前記遊技者に示唆する為の予告を表示領域に表示する予告表示手段と、を有する遊技機であって、前記予告は、互いに異なる表示態様となる複数種類の小予告の組み合わせによって構成され、前記複数種類の小予告は、時間経過に伴って変化可能であるとともに変化によって異なる信頼度を示し、前記予告表示手段は、特定の予告条件を満たす場合に、前記表示領域において複数の予告を表示した後に、表示された複数の予告の少なくとも一部を合成表示して前記判断手段の判断結果を示唆する新たな合成予告を表示し、前記表示領域に表示された複数の予告の合成表示を行う場合において、各予告を構成する複数種類の小予告の各々が有する信頼度に基づいて、前記表示領域で実行された各予告を構成する合成時点の各複数種類の小予告の中から、種類毎に一つずつ選択して合成表示し、前記合成予告を表示することを特徴とする。
当該遊技機は、表示領域に予告を表示することで、遊技者にとって有利な特別遊技の有無を示唆して、当該特別遊技に対する遊技者の期待感を向上させ得る。また、表示領域では、複数の予告を行った後、表示領域に表示された複数の予告の信頼度に基づいて、表示された複数の予告の少なくとも一部を合成した合成予告を、実行表示するので、特別遊技に対する遊技者の期待感を、より高め得る。
更に、表示領域に表示された複数の予告と、その後に実行される合成予告との間に、所定関係の信頼度という関連性を遊技者に示唆することができ、特別遊技に対する遊技者の期待感を、より高めることができる。
本発明によれば、特定の予告条件を満たす場合に、前記判断手段による判断結果を示唆する信頼度が互いに異なる複数の予告から、一の予告が決定され、決定された予告が複数表示された後に、前記表示領域に表示された複数の予告の信頼度に基づいて、表示された複数の予告の少なくとも一部を合成表示して、前記判断手段の判断結果を示唆する合成予告が設定されて、特別遊技の有無が示唆されるので、特別遊技に対する遊技者の期待感を、より高め得る。
本実施形態に係る遊技機の正面図である。 遊技機の制御系を示すブロック図である。 主制御基板におけるメイン処理のフローチャートである。 割込み処理のフローチャートである。 始動入賞口スイッチ検出処理のフローチャートである。 普通動作処理のフローチャートである。 特別動作処理のフローチャートである。 特別図柄待機処理のフローチャートである。 特別図柄大当たり判定処理のフローチャートである。 特別図柄選択処理のフローチャートである。 変動パターン選択処理のフローチャートである。 特別図柄乱数シフト処理のフローチャートである。 変動中処理のフローチャートである。 特別図柄確定処理のフローチャートである。 特別電動役物処理のフローチャートである。 確変・非確変設定処理のフローチャートである。 保留球数処理のフローチャートである。 電源断監視処理のフローチャートである。 サブ制御基板におけるメイン処理のフローチャートである。 受信割込み処理のフローチャートである。 10msタイマ割込み処理のフローチャートである。 メインコマンド解析処理のフローチャートである。 予告抽選処理のフローチャートである。 特定ステップアップ予告処理のフローチャートである。 ウィンドウ予告の構成を示す説明図である。 ウィンドウ予告を構成する映像予告、枠予告の種類を示す説明図である。 ステップアップ予告実行処理(1)のフローチャートである。 ステップアップ予告実行処理(2)のフローチャートである。 ステップアップ予告実行処理(3)のフローチャートである。 ステップアップ予告実行処理(4)のフローチャートである。 ステップアップ予告実行処理(5)のフローチャートである。 ステップアップ予告実行処理(6)のフローチャートである。 第1疑似変動期間、第2疑似変動期間におけるステップアップ予告の表示内容を示す説明図(1)である。 第1疑似変動期間、第2疑似変動期間におけるステップアップ予告の表示内容を示す説明図(2)である。 第1疑似変動期間、第2疑似変動期間におけるステップアップ予告の表示内容を示す説明図(3)である。 第1疑似変動期間、第2疑似変動期間におけるステップアップ予告の表示内容を示す説明図(4)である。 第1疑似変動期間、第2疑似変動期間におけるステップアップ予告の表示内容を示す説明図(5)である。 第1疑似変動期間、第2疑似変動期間におけるステップアップ予告の表示内容を示す説明図(6)である。 第1疑似変動期間、第2疑似変動期間におけるステップアップ予告の表示内容を示す説明図(7)である。 第1疑似変動期間、第2疑似変動期間におけるステップアップ予告の表示内容を示す説明図(8)である。 第1疑似変動期間、第2疑似変動期間におけるステップアップ予告の表示内容を示す説明図(9)である。 2msタイマ割込み処理のフローチャートである。
以下、本発明を、パチンコ遊技機である遊技機1に適用した実施形態について、図面を参照しつつ詳細に説明する。
図1に示すように、遊技機1は、遊技媒体として遊技球を用いるパチンコ遊技機であって、遊技盤2と、外枠Woと、前枠Wfと、ガラス枠を有している。外枠Woは、遊技機1の外枠を構成し、前枠Wfは、外枠Woの前面に取り付けられている。そして、ガラス枠は、前記前枠Wfに開閉可能にヒンジで取り付けられている。
遊技盤2の縁には、外側誘導レール3及び内側誘導レール4が略円形に配置されている。そして、前記遊技盤2上には、遊技領域Rが、前記外側誘導レール3及び内側誘導レール4によって区画されている。当該遊技領域Rには、複数の誘導釘が遊技盤2表面に設けられており、遊技球を誘導する。
又、遊技機1は、発射装置30と、上側球受け皿32と、下側球受け皿33と、スピーカ35と、装飾ランプ等からなるランプ装置と、遊技者によって操作可能な遊技ボタンスイッチと、を当該遊技機1の前面に有している。発射装置30は、操作レバー31を用いた遊技者の発射操作に応じて、遊技球を前記遊技領域Rへ向けて弾発発射するための装置である。上側球受け皿32は、発射装置30へ供給する遊技球と、払い出された遊技球とを受けるための受け皿である。下側球受け皿33は、上側球受け皿32の満杯時に遊技球を受けるための受け皿である。スピーカ35は、遊技機1における遊技の進行状況に応じて、効果音等を発する。
前記遊技領域Rの中心線上には、上部から下部に向かって順に、図柄表示装置10と、第1始動入賞口20と、大入賞口25と、アウト口27が配設されている。そして、第1始動入賞口20の右上には、第2始動入賞口21と、図柄変動開始用ゲート23が配設されており、第1始動入賞口20の左上には、風車22が配設されている。前記第1始動入賞口20と、第2始動入賞口21と、大入賞口25は、遊技盤2に形成された遊技領域R内を流下する遊技球が入賞(入球)可能な複数の入賞装置に相当し、各入賞口に遊技球が入賞(入球)して入賞(入球)が検出された場合、一の入賞球の検出に対して所定個数の賞品球(遊技球)が遊技者に払い出される。尚、一の入賞球の検出に対する賞品球(遊技球)の払出個数は、前記入賞口(入賞装置)毎に設定されている。
前記図柄表示装置10は、図柄等が表示可能なものであって、液晶表示器(TFT−LCDモジュール)で構成されている。当該図柄表示装置10は、当該図柄表示装置の外枠として配設された表示枠体の内側に、表示領域15を有しており、当該表示領域15内には、特別図柄表示部11と、普通図柄表示部が配置される。又、図柄表示装置10は、表示領域15内に、特別図柄保留球数及び普通図柄保留球数を表示する。特別図柄保留球数は、特別図柄表示部11における特別図柄の変動表示中に、前記第1始動入賞口20、第2始動入賞口21に対する遊技球の入賞回数を意味し、特別図柄に対する当否判定の保留を意味する。普通図柄保留球数は、図柄表示装置10における普通図柄の変動表示中に、前記図柄変動開始用ゲート23を遊技球が通過した回数を意味する。
そして、図柄表示装置10の特別図柄表示部11は、当否判定の結果を表示する為の特別図柄を変動表示可能な表示手段であり、左特別図柄と、中特別図柄と、右特別図柄とを、それぞれ変動表示し、所定時間変動表示した後、当否判定の結果に基づき左特別図柄、中特別図柄、右特別図柄を停止表示する。特別図柄表示部11は、特別図柄に加え、背景画像(キャラクタ、背景、文字等を含む)を表示可能に構成されており、当該背景画像が特別図柄の変動開始等の所定条件に起因して変動表示可能となっていてもよい。又、本実施形態では、遊技機1は、入賞順を記憶し入賞順に変動を開始するように構成されている。
又、特別図柄は、上述したように左特別図柄、中特別図柄、右特別図柄を含んでおり、それぞれ『1、2、3、4、5、6、7、8、9』の9通りの数字図柄によって構成されている。当該特別図柄は、大当たり後も低確率状態での遊技となる普通図柄(0、2、4、6、8)と、大当たり後、高確率遊技となる確変図柄(1、3、5、7、9)で構成されている。本実施形態においては、遊技の当否判定結果が大当たり(当たり)の場合には、前記特別図柄表示部11に大当たりの特別図柄組合せ(例えば、『1、1、1』(いわゆる‘1’のゾロ目)や『2、2、2』(いわゆる‘2’のゾロ目)等、同一数字の組合せ)で特別図柄が停止表示され、遊技者に有利な特典を付与する大当たり遊技(特別遊技)に移行する。遊技者に有利な特典は、本実施例では、遊技者による遊技球の獲得し易さ増大に設定されている。
図柄表示装置10における普通図柄表示部は、記号或いは絵(キャラクター)等の小当たり判定用普通図柄を変動表示及び停止表示する。当該普通図柄表示部に変動及び停止表示される普通図柄は、『○』と『×』の2種類からなり、小当たり(普通図柄当たり)の場合には、小当たり普通図柄『○』で停止表示される。一方、小当たり外れ(普通図柄外れ)の場合には、小当たり外れ普通図柄『×』で停止表示される。
又、前記遊技盤2の背面には、第1始動入賞口検出スイッチが入賞球用通路に設けられており、前記第1始動入賞口20への遊技球の入賞を検出する。前記第1始動入賞口20への遊技球の入賞検出は、乱数値の取得の起因および前記特別図柄の変動表示開始の起因とされ、更には、遊技者にとって有利となる大当たり状態となるか否かを判定する当否判定手段の判定を行うための判定条件の成立に設定されている。
又、前記特別図柄表示部11で特別図柄の変動表示中に、前記第1始動入賞口20に遊技球が入賞しても、直ちに新たな特別図柄の変動表示を開始することができない為、遊技機1は、前記第1始動入賞口20への入賞回数を特別図柄保留球数として記憶し、前記特別図柄表示部11における特別図柄の変動表示を一旦保留すると共に、前記特別図柄保留球数の記憶値を図柄表示装置10に表示する。そして、当該遊技機1は、前記特別図柄表示部11における前記特別図柄の変動開始によって、或いは変動終了による当否判定結果の表示によって、前記特別図柄保留球数の記憶値を減算すると共に、図柄表示装置10における特別図柄保留球数の表示個数を減らす。尚、前記第1始動入賞口20への入賞回数記憶値の上限値は、当該変動中の記憶を除いて4に設定されている。
尚、特別図柄保留球数が設定上限数まで記憶されている時には、前記第1始動入賞口検出スイッチがそれ以上遊技球の入賞を検出しても、特別図柄保留球数としては記憶されない無効球とされる。当該無効球については、遊技機1は、特別図柄の変動及び当否判定を行うことなく、入賞に対する賞品球(賞品遊技球)を所定数払い出す。
第2始動入賞口21は、大当たり状態時、或いは高確率状態時や時短状態時(変動時間が短縮し、開閉部材が高確率状態と同様に通常よりも開放し易い状態)に遊技領域Rの右側に向かって発射された遊技球を入賞可能に構成されており、2つの開閉部材を有している。第2始動入賞口21の開閉部材は、遊技機1背面に配設された第2始動入賞口用ソレノイドによって、略垂直で遊技球の入賞困難な閉状態(通常状態)と、略V字形(逆ハの字形)で遊技球の入賞可能な開状態との間を変化可能に制御されている。又、第2始動入賞口21は、開閉部材が閉状態の時は入賞出来ない或いは入賞が困難な状態となっているため、開状態にならないと入賞し難い構成になっている。第2始動入賞口21の開状態への移行は、前記普通図柄表示部で普通図柄が変動した後、小当たりを示す特定の普通図柄(本実施形態では『○』)で確定停止表示された時に行われる。
前記図柄変動開始用ゲート23は、前記遊技盤2背面に設けられた普通図柄変動開始スイッチによって、図柄変動開始用ゲート23を通過する遊技球が検出された場合に、前記普通図柄表示部における普通図柄の変動を開始させる。又、当該遊技機1は、前記普通図柄の変動表示中に、前記図柄変動開始用ゲート23を遊技球が通過することによって発生する普通図柄の変動を、最高4回まで普通図柄保留球数として記憶すると共に、図柄表示装置10における普通図柄保留球数値を表示する。そして、遊技機1は、普通図柄の変動開始によって、普通図柄保留球数を減らし、図柄表示装置10における普通図柄保留球数の表示個数を減らす。
前記大入賞口25は、前記遊技盤2の背面に設けられた大入賞口開放用ソレノイドによって開閉する開閉板26を備えている。大入賞口25は、通常、開閉板26によって閉塞された状態とされ、当否判定結果が大当たりの場合に実行される大当たり遊技(特別遊技)時に、所定ラウンド開放される。大入賞口25内には、入賞球数カウントスイッチが配設されており、大入賞口25に入賞した入賞球を検出する。尚、第1始動入賞口検出スイッチ、第2始動入賞口検出スイッチ、入賞球数カウントスイッチは、入賞装置に入賞した遊技球を検出する入賞検出手段に相当する。
発射装置30は、操作レバー31の操作により駆動する発射モータを、遊技機1裏側に有し、当該発射モータの駆動により遊技球を弾発発射する。前記発射装置30により発射された遊技球は、前記遊技盤2表面に立設された内側誘導レール4と外側誘導レール3間で構成される発射球誘導路を介して、遊技領域Rに誘導される。前記遊技領域Rに誘導された遊技球は、転動しつつ下方へ落下し、前記各装置及び各入賞口に入賞するか、或いは何処にも入賞しなければ前記アウト口27から遊技盤2裏側へ排出される。
前記遊技機1の裏側には、複数の制御基板や装置等が配設されている。制御基板の主なものとしては、主制御基板40と、サブ制御基板50と、表示制御基板55と、音声制御基板60と、払出制御基板65と、発射制御基板70と、電源基板等を有している。又、装置としては、貸球払出装置66と、賞球払出装置67と、外部端子と、球無し検出スイッチと、球貯留タンクと、球誘導樋とを有している。又、各制御基板は、単独で又は複数まとめてケースに収納された状態で遊技機1の裏側に配置されている。
次に、遊技機1における制御系について、図2を参照しつつ詳細に説明する。上述したように、当該遊技機1の裏側には、遊技系統の制御を行う主制御基板40と、サブ制御基板50と、及び当該主制御基板40の制御下で図柄表示装置10における特別図柄の可変表示を行う表示制御基板55と、音声制御を行う音声制御基板60と、払出制御基板65と、発射制御基板70と、ランプやLED等の発行体の制御を行うランプ制御基板等が配設されている。
主制御基板40は、遊技情報に従って遊技を制御すると共に、遊技情報を記憶する記憶手段を備えた遊技制御装置に相当し、CPU41、RAM、ROMおよび複数のカウンタを有するマイクロコンピュータを少なくとも備えている。当該主制御基板40は、サブ制御基板50、払出制御基板65と接続され、又、中継回路を介して第1始動入賞口20や大入賞口25等と接続されている。前記主制御基板40のCPU41は、後述する各種制御プログラムを実行して、遊技に関する制御を行う。
CPU41は、制御部、演算部、各種カウンタ、各種レジスタ、各種フラグ等を備え、演算制御を行う他、大当たりや小当たり(第1始動入賞口20の拡開開放を行う普通図柄当たり)に係る乱数等も生成し、又、各制御基板に対して制御コマンドを出力可能に構成されている。
そして、主制御基板40のRAMは、第1始動入賞口検出スイッチで検出された特別図柄保留球数及び普通図柄変動開始スイッチで検出された普通図柄用保留球数の記憶領域や、CPU41で生成される各種乱数値用の記憶領域、各種データを一時的に記憶する記憶領域やフラグ、CPU41の作業領域を備えている。主制御基板40のROMは、遊技上の制御プログラム(例えば、図3〜図18参照)や制御データと共に、大当たりや小当たりの数値等を記憶している。尚、主制御基板40は、電源基板から電源供給を受けて作動する。
サブ制御基板50は、サブCPU51、ROM、RAM、複数のカウンタを有するマイクロコンピュータと、前記主制御基板40とを結ぶ入出力回路と、表示制御基板55、音声制御基板60やランプ制御基板とを結ぶ入出力回路を備えている。前記サブ制御基板50において、サブCPU51は、前記主制御基板40から出力された制御信号、サブ制御基板50に係る制御プログラムに従って遊技の制御を行う。前記主制御基板40からの制御信号には、前記特別図柄表示部11に対する変動データや前記ランプ装置に対する制御信号等が含まれる為、サブCPU51は、その制御信号の内容に合わせて遊技の制御を行う。
前記サブ制御基板50のROMは、当該サブ制御基板50に係る制御プログラム(例えば、図19〜図24、図27〜図32、図42参照)やデータ定数、前記特別図柄表示部11での演出のデータ等を記憶している。又、サブ制御基板50のRAMは、各種データの記憶領域とサブCPU51による作業領域を有している。前記ランプ制御基板は、装飾ランプ等のランプ装置と接続されており、前記サブ制御基板50を介して、ランプ制御基板に送信された制御信号によって、ランプ装置の作動を制御する。前記サブ制御基板50は、電源基板から電源供給を受けて作動する。
表示制御基板55は、CPU、ROM、RAMを備えたマイクロコンピュータと、当該マイクロコンピュータとサブ制御基板50を結ぶ入力回路と、前記マイクロコンピュータと図柄表示装置10を結ぶ出力回路等で構成され、前記サブ制御基板50から出力される制御信号に基づいて、前記図柄表示装置10における表示の制御を行う。前記表示制御基板55のROMは、表示制御用のプログラムを記憶している。前記表示制御基板55は、前記サブ制御基板50からの制御信号に基づいて、ROMから所定の表示制御データを読み出し、RAMの記憶領域で制御用データを生成してVDP(図示せず)に出力する。VDPは、CPUからの指令に基づいてROMから必要なデータを読み出し、表示画像のマップデータを作成し、VRAMに格納する。VRAMに格納記憶された画像データは、出力回路に備えるD/A変換回路にてRGB信号に変換されて特別図柄表示部11に出力される。
音声制御基板60は、配線等の電気的接続手段により、主制御基板40と接続されており、主制御基板40から出力された制御信号に基づいてスピーカ35から発する音声を制御する。即ち、音声制御基板60は、前記サブ制御基板50から出力される制御信号により音声信号を合成し、アンプに出力する。アンプは、音声信号を増幅してスピーカ35に出力する。
払出制御基板65は、CPU、ROM、RAMを備えたマイクロコンピュータを有し、配線等による電気的接続手段によって、主制御基板40と、貸球払出装置66と、賞球払出装置67と接続されている。払出制御基板65は、前記主制御基板40から出力される制御信号を受信して、貸球払出装置66による遊技球の貸出、賞球払出装置67による賞球の払出に係る制御を実行する。前記払出制御基板65は、電源基板から供給される電源によって作動する。前記払出制御基板65のROMは、制御用のプログラムを記憶している。前記払出制御基板65のRAMは、種々の入賞口への入賞検出に基づいて、前記賞球払出装置67により払い出される賞品球(遊技球)の払出個数を、一の入賞球の検出に対する払出個数毎に記憶可能となっている。発射制御基板70は、前記発射装置30における発射モータの制御を行う。
電源基板は、遊技機1外部より供給された主電源から遊技機1に適する所定電圧の遊技機用電源を生成して、主制御基板40やサブ制御基板50、払出制御基板65等に供給する。前記主電源は、遊技店側で所定の電圧(例えば、直流(AC)24V)に変換されて供給される。
続いて、遊技機1において、主制御基板40で実行される制御処理について、図面を参照しつつ詳細に説明する。上述したように、遊技機1における制御処理の一部は、主制御基板40のCPU41によって、各種制御プログラム(図3〜図18参照)を実行することによって実現される。
先ず、遊技機1における主制御基板40のメイン処理について、図3を参照しつつ説明する。遊技機1に対する電源投入時には、主制御基板40のCPU41は、初期設定等を含むメインプログラムを実行する。
図3に示すように、メイン処理では、CPU41は、先ず、初期設定処理を実行する(S1)。初期設定処理(S1)においては、CPU41は、スタックの設定、割り込み時間の設定、CPUの設定、SIO、PIO、CTCの設定等を実行する。尚、電源投入時のみに必要な処理は、最初の1巡目のみに実行され、その後は実行されないが、周知であるので詳細は省略する。
初期設定処理(S1)に続いて、CPU41は、割込み禁止処理(S2)、普通図柄・特別図柄主要乱数更新処理(S3)、割込み許可処理(S4)を実行し、その後、再び割込み禁止処理(S2)に処理を戻す。割込み許可処理(S4)の後、割込み禁止処理へ処理を戻すループ処理の過程で、CPU41は、割込み処理を実行する(S5)。
前記割込み禁止処理(S2)では、CPU41は、4msecごとに割込み処理(S5)が入ってきても、割込み許可となるまで、割込み処理の実行を禁止する。次の普通図柄・特別図柄主要乱数更新処理(S3)では、CPU41は、普通図柄・特別図柄主要乱数更新処理(S3)毎に、種々の乱数に対して1加算し、乱数の設定上限値に至ると次に最小値に戻して、再び加算を行う。更新された乱数は、前記主制御基板40のRAMに記憶される。割込み許可処理(S4)では、CPU41は、4msec毎に入ってくる割込み処理(S5)の実行を許可する。
次に、メイン処理で実行される割込み処理(S5)の処理内容について、図面を参照しつつ詳細に説明する。図4に示すように、割込み処理(S5)においては、CPU41は、出力処理(S11)、入力処理(S12)、普通図柄・特別図柄主要乱数更新処理(S13)、始動入賞口スイッチ検出処理(S14)、普通動作処理(S15)、特別動作処理(S16)、保留球数処理(S17)、電源断監視処理(S18)、その他の処理(S19)を順に実行する。
出力処理(S11)では、CPU41は、各処理で設定された出力用のコマンド(制御信号)を、各制御基板に送信する。続く入力処理(S12)では、CPU41は、遊技機1に取り付けられている各種センサが検知した場合の信号入力を実行する。普通図柄・特別図柄主要乱数更新処理(S13)では、CPU41は、前記メイン処理におけるループ処理内で行われている普通図柄・特別図柄主要乱数更新処理(S3)と同様の処理を実行する。
始動入賞口スイッチ検出処理(S14)においては、CPU41は、第1始動入賞口20への入賞、図柄変動開始用ゲート23への入賞等を検出し、各種乱数値の取得を行う。ここで、始動入賞口スイッチ検出処理(S14)の処理内容について、図5を参照しつつ詳細に説明する。図5は、始動入賞口スイッチ検出処理の処理内容を示すフローチャートである。
図5に示すように、始動入賞口スイッチ検出処理(S14)では、CPU41は、前記第1始動入賞口20、第2始動入賞口21への入賞を検出したか否かを判断する(S21)。第1始動入賞口20、第2始動入賞口21への入賞を検出した場合(S21:YES)、CPU41は、S22に処理を移行し、第1始動入賞口20、第2始動入賞口21への入賞を検出しなかった場合(S21:NO)、CPU41は、S25に処理を移行する。
S22に移行すると、CPU41は、特別図柄保留球数が4以上であるか否かを判断する。4以上である場合(S22:YES)、CPU41は、始動入賞口スイッチ検出処理(S14)を終了する。一方、特別図柄保留球数が4未満である場合(S22:NO)、CPU41は、特別図柄保留球数に「1」加算し(S23)、大当たり乱数値、大当たり図柄乱数値、リーチ乱数値等を取得して、主制御基板40のRAMの対応する領域に記憶する(S24)。その後、CPU41は、始動入賞口スイッチ検出処理(S14)を終了する。
ここで、S24等で取得される大当たり乱数値、大当たり図柄乱数値、リーチ乱数値等の各種乱数値について説明する。大当たり乱数値は、特別図柄の大当たりを抽選する乱数値であり、0〜629の数値範囲をとる。大当たり乱数値は、遊技機1の電源投入時、0からスタートし、特別図柄主要乱数更新処理毎に1加算される。大当たり図柄乱数値は、大当たり図柄の選択に使用する乱数値であり、0〜9の数値範囲をとる。又、大当たり図柄乱数値が奇数値を示す場合、遊技機1における遊技は確変になる。リーチ乱数値は、当否判定の結果がはずれの場合に、リーチをするか否かの判定に使用する乱数値であり、0〜126の数値範囲をとる。尚、大当たりの場合は、必ずリーチを行うので、このリーチ乱数値が使用されることはない。演出乱数用カウンタは、第1〜第6変動パターンテーブル内で変動パターンを選択する際に用いられるものであり、0〜198の数値範囲の演出乱数を備える。この演出乱数は、電源投入時、0から始まり、普通図柄・特別図柄主要乱数更新処理毎に1ずつ加算され、数値が198に至ると、次に0にされて再び加算を繰り返すようになっている。
第1始動入賞口20、第2始動入賞口21への入賞を検出しなかった場合(S21:NO)に移行するS25においては、CPU41は、前記図柄変動開始用ゲート23への遊技球の通過を検出したか否かを判断する。図柄変動開始用ゲート23への遊技球の通過を検出した場合(S25:YES)、CPU41は、S26に処理を移行する。一方、図柄変動開始用ゲート23への遊技球の通過を検出していない場合(S25:NO)、CPU41は、始動入賞口スイッチ検出処理(S14)を終了する。
S26においては、CPU41は、普通図柄保留球数が4以上であるか否かを判断する。普通図柄保留球数が4以上である場合(S26:YES)、CPU41は、そのまま始動入賞口スイッチ検出処理(S14)を終了する。一方、4未満である場合(S26:NO)、CPU41は、普通図柄保留球数に1を加算し(S27)、その後、小当たり乱数値を取得して、取得した小当たり乱数値を主制御基板40のRAMにおける対応する領域に記憶する(S28)。小当たり乱数値を記憶した後、CPU41は、始動入賞口スイッチ検出処理(S14)を終了する。
上述したように、割込み処理において、始動入賞口スイッチ検出処理(S14)を終了すると、CPU41は、普通動作処理を実行する(図4参照)。ここで、普通動作処理(S15)の処理内容について、図6を参照しつつ詳細に説明する。
図6に示すように、普通動作処理(S15)に移行すると、CPU41は、先ず、第2始動入賞口21の開閉部材が開放中か否かを確認する(S31)。第2始動入賞口21の開閉部材が開放中である場合(S31:YES)、CPU41は、S39に処理を移行する。一方、前記第2始動入賞口21の開閉部材が閉鎖中である場合(S31:NO)、CPU41は、S32に処理を移行する。
S32では、CPU41は、普通図柄保留球数が0か否かを確認する。普通図柄保留球数が0である場合(S32:YES)、CPU41は、普通動作処理(S15)を終了する。一方、普通図柄保留球数が0でない場合(S32:NO)、CPU41は、主制御基板40のRAMに記憶されている小当たり乱数値をロードし(S33)、現在確変中(高確率状態)であるか否かを確認する(S34)。
確変中ではない低確率状態である場合(S34:NO)、CPU41は、取得した小当たり乱数値に基づいて、低確率状態での大当たりであるか否かを判断する(S35)。低確率状態での大当たりである場合(S35:YES)、CPU41は、開閉部材解放処理(S36)を実行し、第2始動入賞口21を開放時間1秒、開放回数1回で開放する。その後、CPU41は、普通動作処理(S15)を終了する。低確率状態での大当たりでない場合(S35:NO)、CPU41は、そのまま普通動作処理(S15)を終了する。
確変中(高確率状態)である場合(S34:YES)、CPU41は、取得した小当たり乱数値に基づいて、高確率状態での大当たりであるか否かを判断する(S37)。高確率状態での大当たりである場合(S37:YES)、CPU41は、開閉部材解放処理(S38)を実行し、第2始動入賞口21を開放時間2秒、開放回数3回で開放する。その後、CPU41は、普通動作処理(S15)を終了する。高確率状態での大当たりでない場合(S37:NO)、CPU41は、そのまま普通動作処理(S15)を終了する。
S31において、第2始動入賞口21が開放中であると判断された場合(S31:YES)、CPU41は、第2始動入賞口21の開放処理時間が経過(終了)したか否かを判断する(S39)。開放処理時間が経過している場合(S39:YES)、CPU41は、開閉部材閉鎖処理(S40)を実行し、第2始動入賞口21の開閉部材を閉状態にする。その後、CPU41は、普通動作処理(S15)を終了する。一方、開放処理時間が経過していない場合(S39:NO)、CPU41は、そのまま普通動作処理(S15)を終了する。
上述したように、割込み処理において、普通動作処理(S15)を終了すると、CPU41は、特別動作処理を実行する(図4参照)。ここで、特別動作処理(S16)の処理内容について、図7を参照しつつ詳細に説明する。
図7に示すように、特別動作処理(S16)に移行すると、CPU41は、特別動作ステータスが1〜4の何れであるかを判断する(S41、S43、S45)。前記特別動作ステータスが1の場合(S41:YES)、CPU41は、特別図柄待機処理(S42)を実行する。前記特別動作ステータスが2の場合(S43:YES)、CPU41は、変動中処理(S44)を実行する。前記特別動作ステータスが3の場合(S45:YES)、CPU41は、特別図柄確定処理(S46)を実行する。特別動作ステータスが4の場合(S45:NO)、CPU41は、特別電動役物処理(S47)を実行する。特別図柄待機処理(S42)、変動中処理(S44)、特別図柄確定処理(S46)、特別電動役物処理(S47)の何れかを実行した後、CPU41は、特別動作処理(S16)を終了し、割込み処理における保留球数処理(S17)に処理を移行する。
特別動作ステータスが1の場合に行われる特別図柄待機処理(S42)の処理内容について、図8を参照しつつ詳細に説明する。特別図柄待機処理(S42)に移行すると、CPU41は、図8に示すように、特別図柄保留球数が0か否かを判断する(S51)。特別図柄保留球数が0でない場合(S51:NO)、CPU41は、特別図柄大当たり判定処理(S52)を実行する。特別図柄保留球数が0である場合(S51:YES)、CPU41は、S59に処理を移行する。
特別図柄大当たり判定処理(S52)の処理内容(本発明の当否判定手段に相当)について、図9を参照しつつ詳細に説明する。図9に示すように、特別図柄大当たり判定処理(S52)に移行すると、CPU41は、先ず、主制御基板40のRAMから、取得している大当たり乱数値をロードし(S71)、現在確変中(高確率状態)であるか否かを確認する(S72)。
確変中ではない低確率状態である場合(S72:NO)、CPU41は、ロードした大当たり乱数値に基づいて、低確率状態での大当たりであるか否かを判断する(S73)。具体的には、CPU41は、ロードした大当たり乱数値が3、397(奇数)の何れかであった場合に、低確率状態での大当たりであると判断する。低確率状態での大当たりである場合(S73:YES)、CPU41は、大当たりフラグをONにセットし(S75)、主制御基板40のRAMに形成された送信バッファに、「確変大当たり」又は「通常大当たり」の何れかを示す当たりコマンドを格納し(S76)、その後、特別図柄大当たり判定処理(S52)を終了する。一方、低確率状態での大当たりでない場合(S73:NO)、CPU41は、「特別図柄外れ」のコマンドを、主制御基板40のRAMに形成された送信バッファにセットし(S77)、特別図柄大当たり判定処理(S52)を終了する。
確変中(高確率状態)である場合(S72:YES)、CPU41は、ロードした大当たり乱数値に基づいて、高確率状態での大当たりであるか否かを判断する(S74)。具体的には、CPU41は、ロードした大当たり乱数値が3、397、33、53、59、113、173、227、281、337、449、503(奇数)の何れかであった場合に、高確率状態での大当たりであると判断する。高確率状態での大当たりである場合(S74:YES)、CPU41は、大当たりフラグをONにセットし(S75)、主制御基板40の送信バッファに、「確変大当たり」又は「通常大当たり」の何れかを示す当たりコマンドを格納する(S76)。その後、CPU41は、特別図柄大当たり判定処理(S52)を終了する。一方、高確率状態での大当たりでない場合(S74:NO)、CPU41は、「特別図柄外れ」のコマンドを、主制御基板40のRAMに形成された送信バッファにセットし(S78)、特別図柄大当たり判定処理(S52)を終了する。尚、特別図柄表示部11における特別図柄の組み合わせが大当たりとなる抽選確率は、低確率時は1/315であり、最高確率時は6/315の2種類である。
特別図柄待機処理(S42)において、特別図柄大当たり判定処理(S52)を終了すると、CPU41は、特別図柄選択処理(S53)を実行し、前記特別図柄表示部11で停止表示する特別図柄を決定する。ここで、特別図柄選択処理(S53)の処理内容について、図10を参照しつつ詳細に説明する。
図10に示すように、特別図柄選択処理(S53)に移行すると、CPU41は、主制御基板40のRAMに形成された大当たりフラグがONであるか否かを判断する(S81)。大当たりフラグがONである場合(S81:YES)、CPU41は、S82に処理を移行する。大当たりフラグがONでない場合(S81:NO)、CPU41は、S83に処理を移行する。
S82においては、CPU41は、第1始動入賞口20、第2始動入賞口21への入賞時に取得した大当たり図柄乱数値を、主制御基板40の送信バッファに格納する。この時、CPU41は、左特別図柄、中特別図柄、右特別図柄が大当たり図柄乱数値と同じ特別図柄(ゾロ目)になるように格納する。その後、CPU41は、その他の処理(S93)を実行し、特別図柄選択処理(S53)を終了する。
S83に移行すると、CPU41は、主制御基板40のRAMから、左特別図柄を示す特別図柄データ(1)と、中特別図柄を示す特別図柄データ(2)と、右特別図柄を示す特別図柄データ(3)を取得し、S84に処理を移行する。
S84では、CPU41は、特別図柄データ(1)、特別図柄データ(2)、特別図柄データ(3)として取得した3つの乱数値が一致しているか否かを判断する。3つの乱数値が一致している場合(S84:YES)、CPU41は、S85に処理を移行する。3つの乱数値が一致していない場合(S84:NO)、CPU41は、S88に処理を移行する。
S85においては、CPU41は、第1始動入賞口20、第2始動入賞口21への入賞時取得したリーチ乱数値が予め設定されたリーチ成立乱数値と一致しているか否かを判断する。リーチ乱数値がリーチ成立乱数値と一致している場合(S85:YES)、CPU41は、特別図柄データ(1)に係る乱数値に1加算したものを中特別図柄として、主制御基板40の送信バッファに格納する(S86)。その後、CPU41は、その他の処理(S93)を実行し、特別図柄選択処理(S53)を終了する。この時、左特別図柄、右特別図柄は同じ特別図柄であり、中特別図柄のみ異なる図柄となる為、所謂「リーチ外れ」の組み合わせを示す。
一方、リーチ乱数値がリーチ成立乱数値と一致していない場合(S85:NO)、CPU41は、特別図柄データ(1)に係る乱数値に1加算したものを右特別図柄として、主制御基板40の送信バッファに格納する(S87)。その後、CPU41は、その他の処理(S93)を実行し、特別図柄選択処理(S53)を終了する。この場合、左特別図柄、中特別図柄、右特別図柄が強制的に全て異なる特別図柄となる為、所謂「リーチなし外れ」の組み合わせを示す。
S88においては、CPU41は、左特別図柄に係る特別図柄データ(1)と、右特別図柄に係る特別図柄データ(3)が一致しているか否かを判断する。特別図柄データ(1)と特別図柄データ(3)が一致している場合(S88:YES)、CPU41は、S89に処理を移行する。特別図柄データ(1)と特別図柄データ(3)が一致していない場合(S88:NO)、CPU41は、S91に処理を移行する。
S89に移行すると、CPU41は、第1始動入賞口20、第2始動入賞口21への入賞時取得したリーチ乱数値が予め設定されたリーチ成立乱数値と一致しているか否かを判断する。リーチ乱数値がリーチ成立乱数値と一致している場合(S89:YES)、CPU41は、S83で取得した特別図柄データ(1)〜(3)を、主制御基板40の送信バッファにそのまま格納する(S90)。その後、CPU41は、その他の処理(S93)を実行し、特別図柄選択処理(S53)を終了する。この場合、送信バッファには、所謂「リーチ外れ」の組み合わせを示すデータが格納される。
一方、リーチ乱数値がリーチ成立乱数値と一致していない場合(S89:NO)、CPU41は、S87に処理を移行し、所謂「リーチなし外れ」の組み合わせを示す特別図柄データを、主制御基板40の送信バッファに格納する(S87)。その後、CPU41は、その他の処理(S93)を実行し、特別図柄選択処理(S53)を終了する。
S91においては、CPU41は、第1始動入賞口20、第2始動入賞口21への入賞時取得したリーチ乱数値が予め設定されたリーチ成立乱数値と一致しているか否かを判断する。リーチ乱数値がリーチ成立乱数値と一致している場合(S91:YES)、CPU41は、右特別図柄に係る特別図柄データ(3)を、左特別図柄に係る特別図柄データ(1)と同値とし、中特別図柄に係る特別図柄データ(2)を、特別図柄データ(1)に1加算した値として、主制御基板40の送信バッファに格納する(S92)。その後、CPU41は、その他の処理(S93)を実行し、特別図柄選択処理(S53)を終了する。
一方、リーチ乱数値がリーチ成立乱数値と一致していない場合(S91:NO)、CPU41は、S90に処理を移行し、所謂「リーチ外れ」の組み合わせを示す特別図柄データを、主制御基板40の送信バッファに格納する。その後、CPU41は、その他の処理(S93)を実行し、特別図柄選択処理(S53)を終了する。
特別図柄待機処理(S42)において、特別図柄選択処理(S53)を終了すると、CPU41は、変動パターン選択処理(S54)を実行し、前記特別図柄表示部11における特別図柄の変動パターンを設定する。ここで、変動パターン選択処理(S54)の処理内容について、図11を参照しつつ詳細に説明する。
図11に示すように、変動パターン選択処理(S54)に移行すると、CPU41は、主制御基板40のRAMを参照して、通常状態であるか否かを判断する(S101)。通常状態である場合(S101:YES)、CPU41は、S102に処理を移行する。通常状態でなく確変中である場合(S101:NO)、CPU41は、S107に処理を移行する。
S102に移行すると、CPU41は、主制御基板40のRAMを参照して、大当たりフラグがONであるか否かを判断する。大当たりフラグがONである場合(S102:YES)、CPU41は、通常状態中の当たりに係る複数の変動パターンにより構成されたテーブル(第1変動パターンテーブル)から、変動パターンカウンタ値に基づいて、変動パターンを選択する(S103)。その後、CPU41は、S112に処理を移行する。一方、大当たりフラグがONでない場合(S102:NO)、CPU41は、S104に処理を移行する。
S104では、CPU41は、主制御基板40のRAMを参照して、リーチ乱数とリーチ成立乱数値が一致しているか否かを判断する。リーチ乱数とリーチ成立乱数値が一致している場合(S104:YES)、CPU41は、通常状態中のリーチハズレに係る複数の変動パターンにより構成されたテーブル(第2変動パターンテーブル)から、変動パターンカウンタ値に基づいて、変動パターンを選択する(S105)。その後、CPU41は、S112に処理を移行する。一方、リーチ乱数とリーチ成立乱数値が一致していない場合(S104:NO)、CPU41は、通常状態中のハズレに係る複数の変動パターンにより構成されたテーブル(第3変動パターンテーブル)から、変動パターンカウンタ値に基づいて、変動パターンを選択する(S106)。その後、CPU41は、S112に処理を移行する。
S107に移行すると、CPU41は、主制御基板40のRAMを参照して、大当たりフラグがONであるか否かを判断する。大当たりフラグがONである場合(S107:YES)、CPU41は、確変中の当たりに係る複数の変動パターンにより構成されたテーブル(第4変動パターンテーブル)から、変動パターンカウンタ値に基づいて、変動パターンを選択する(S108)。その後、CPU41は、S112に処理を移行する。一方、大当たりフラグがONでない場合(S107:NO)、CPU41は、S109に処理を移行する。
S109では、CPU41は、主制御基板40のRAMを参照して、リーチ乱数とリーチ成立乱数値が一致しているか否かを判断する。リーチ乱数とリーチ成立乱数値が一致している場合(S109:YES)、CPU41は、確変中のリーチハズレに係る複数の変動パターンにより構成されたテーブル(第5変動パターンテーブル)から、変動パターンカウンタ値に基づいて、変動パターンを選択する(S110)。その後、CPU41は、S112に処理を移行する。一方、リーチ乱数とリーチ成立乱数値が一致していない場合(S109:NO)、CPU41は、確変中のハズレに係る複数の変動パターンにより構成されたテーブル(第6変動パターンテーブル)から、変動パターンカウンタ値に基づいて、変動パターンを選択する(S111)。その後、CPU41は、S112に処理を移行する。
S112においては、CPU41は、選択した変動パターンに応じたコマンドを、主制御基板40の送信バッファにセットし、続いて、その他の処理(S113)を実行する。その後、CPU41は、変動パターン選択処理(S54)を終了し、特別図柄乱数シフト処理(S55)に処理を移行する。
特別図柄乱数シフト処理(S55)では、主制御基板40のRAMにおける特別図柄保留球数のデータ記憶領域において、ロード順位一位のアドレスの記憶領域に記憶されていた特別図柄変動保留のデータが、先の処理でロードされて空席となることに起因して、CPU41は、ロード順位が二位以降のアドレスに記憶されている特別図柄変動保留のデータについて、ロード順位を一つずつ繰り上げるアドレスのシフトを実行する。
ここで、特別図柄乱数シフト処理(S55)の処理内容について、図12を参照しつつ詳細に説明する。特別図柄乱数シフト処理(S55)に移行すると、CPU41は、先ず、当否判定の判定結果に基づく特別図柄の変動表示が実行されたことにより、前記主制御基板40のRAMに記憶されていた特別図柄保留球数から1減算する(S121)。その後、S122に移行すると、CPU41は、各保留に対応するデータを、各保留から1減算した保留のRAMアドレスにシフトする。続いて、CPU41は、最上位(ロード順位が最後、本実施形態では4個目)の保留に対応するRAMアドレスに0をセットする(S123)。その後、CPU41は、特別図柄乱数シフト処理(S55)を終了し、S56に処理を移行する。
S56に移行すると、CPU41は、特別図柄変動開始処理(S56)を実行し、特別図柄の変動開始に必要な処理を行う。次いで、CPU41は、特別動作ステータスを2に設定して(S57)、待機中を解除する(S58)。その後、CPU41は、特別図柄待機処理(S42)を終了する。
特別図柄待機処理(S42)において、特別図柄保留球数が0と判断された場合(S51:YES)、CPU41は、特別図柄表示部11が特別図柄の変動中ではない待機画面(待ち受け画面)中であるか否を判断する(S59)。待機画面(待ち受け画面)中である場合(S59:YES)、CPU41は、特別図柄待機処理(S42)を終了する。一方、待機画面(待ち受け画面)中ではない場合(S59:NO)、CPU41は、待機画面設定処理(S60)を実行し、特別図柄表示部11を待機画面(待ち受け画面)にすると共に、待機中をセットする。待機画面設定処理(S60)は、この設定処理(S60)がなされてから所定時間の間、前記第1始動入賞口20に遊技球が入賞しない場合に、待ち受け画面をセットするコマンドを出力する処理である。その後、CPU41は、この特別図柄待機処理(S42)を終了する。
次に、特別動作ステータスが2の場合に行われる変動中処理(S44)の処理内容について、図13を参照しつつ詳細に説明する。変動中処理(S44)に移行すると、CPU41は、先ず、特別図柄の変動時間(変動態様の変動時間)が終了したか否か(即ち、動作タイマの値が0であるか否か)を判断する(S131)。変動時間が終了している場合(S131:YES)、CPU41は、変動停止コマンドをセットし(S132)、特別動作ステータスを3にセットする(S133)。その後、CPU41は、その他の処理(S134)を実行し、変動中処理(S44)を終了する。一方、変動時間中である場合(S131:NO)、CPU41は、そのまま変動中処理(S44)を終了する。
続いて、特別動作ステータスが3の場合に行われる特別図柄確定処理(S46)の処理内容について、図14を参照しつつ詳細に説明する。特別図柄確定処理(S46)に移行すると、CPU41は、先ず、主制御基板40のRAMを参照して、大当たりフラグがONか否か(即ち、大当たりか否か)を判断する(S141)。大当たりフラグがONである場合(S141:YES)、CPU41は、大当りフラグをOFFし(S142)、特別動作ステータスを4にセットする(S143)。その後、CPU41は、特別図柄確定処理(S46)を終了する。一方、大当たりフラグがONでない場合(S141:NO)、CPU41は、特別動作ステータスを1にセットし(S144)、その後、特別図柄確定処理(S46)を終了する。
特別動作ステータスが4の場合に行われる特別電動役物処理(S47)の処理内容について、図15を参照しつつ詳細に説明する。特別電動役物処理(S47)に移行すると、CPU41は、先ず、確変フラグをOFFにし(S151)、前記特別図柄表示部11で大当たりオープニングが実施されたか否かを確認する(S152)。大当たりオープニングが実施されていない場合(S152:NO)、CPU41は、大当たりオープニングを実施し(S153)、その後、S154に処理を移行する。一方、大当たりオープニングが実施済である場合(S152:YES)、CPU41は、そのままS154に処理を移行する。
S154においては、CPU41は、現在、大入賞口25が開放中か否かを判断する。大入賞口25が閉鎖中である場合(S154:NO)、CPU41は、大入賞口25の開放時間か否かを判断する(S155)。一方、大入賞口25が開放中である場合(S154:YES)、CPU41は、S157に処理を移行する。
大入賞口25の開放時間中である場合(S155:YES)、CPU41は、大入賞口開放処理(S156)を実行し、大入賞口25の開閉板26を動作させることで、大入賞口25を開放する。その後、CPU41は、特別電動役物処理(S47)を終了する。一方、大入賞口25の開放時間となっていない場合(S155:NO)、CPU41は、そのまま、特別電動役物処理(S47)を終了する。
大入賞口25が開放中であると判断された場合(S155:YES)に移行するS157においては、CPU41は、大入賞口25に10個遊技球が入賞したか否か(S158)、若しくは、ラウンド終了時間(例えば、30秒)経過したか否か(S158)の何れかであるか否かを判断する。10個の入賞でもなく、ラウンド終了時間も経過していない場合(S157:NO、S158:NO)、CPU41は、そのまま特別電動役物処理(S47)を終了する。一方、大入賞口25に遊技球が10個入賞した、若しくはラウンド終了時間経過の何れかである場合(S157:YES又はS158:YES)、CPU41は、大入賞口閉鎖処理(S159)を実行し、大入賞口25の閉鎖を指示するコマンドを出力バッファにセットする。その後、CPU41は、ラウンドカウンタの値から1減算する(S160)。
続くS161においては、CPU41は、主制御基板40のRAMを参照し、ラウンドカウンタが0か否かを判断する。ラウンドカウンタが0である場合(S161:YES)、CPU41は、大当たり終了処理(S162)を実行し、確変・非確変設定処理(S163)に処理を移行する。一方、ラウンドカウンタが0でない場合(S161:NO)、CPU41は、そのまま特別電動役物処理(S47)を終了する。
確変・非確変設定処理(S163)に移行すると、CPU41は、図16に示すように、先ず、停止図柄が確変図柄であるか否かを判断する(S171)。停止図柄が確変図柄である場合(S171:YES)、CPU41は、確変フラグをONにセットし(S172)、S174に処理を移行する。停止図柄が確変図柄でない場合(S171:NO)、CPU41は、確変フラグをOFFにセットし(S173)、S174に処理を移行する。S174では、CPU41は、特別動作ステータスを1にセットし、その後、特別電動役物処理(S47)を終了する。
図4に示すように、特別動作処理(S16)を終了すると、CPU41は、保留球数処理(S17)を実行する。保留球数処理(S17)においては、図17に示すように、CPU41は、先ず、現在の保留球数をロードし(S181)、保留球数を出力バッファにセットする(S182)。保留球数を、主制御基板40の送信バッファにセットした後、CPU41は、保留球数処理(S17)を終了し、電源断監視処理(S18)に処理を移行する。
電源断監視処理(S18)では、CPU41は、図18に示すように、先ず、電源断信号が入力されたか否か(例えば、電源断状態が12ms継続したか否か)を判断する(S191)。電源断信号が入力された場合(S191:YES)、CPU41は、現在の遊技状態等を示すデータを、主制御基板40のRAMに格納し(S192)、電源断フラグをONにセットする(S193)。その後、CPU41は、処理の進行を無限ループさせることで、遊技機1を待機状態にする。一方、電源断信号が入力されていない場合(S191:NO)、CPU41は、そのまま電源断監視処理(S18)を終了する。
電源断監視処理(S18)を終了すると、CPU41は、その他の処理(S19)を実行する。その他の処理(S19)では、CPU41は、遊技制御に必要なその他の処理を実行する。
次に、サブ制御基板50のサブCPU51によって実行されるサブ制御基板50のメイン処理プログラムについて、図面を参照しつつ説明する。本実施形態に係る遊技機1における制御処理の他の一部は、サブ制御基板50のサブCPU51によって、各種制御プログラム(図19〜図24、図27〜図32、図42参照)を実行することによって実現される。
先ず、遊技機1におけるサブ制御基板50のメイン処理について、図19を参照しつつ説明する。サブ制御基板50におけるメイン処理においては、サブ制御基板50のサブCPU51は、先ず、初期化処理を実行する(S201)。当該初期化処理(S201)では、サブCPU51は、スタックの設定、定数設定、SIO、PIO、CTC(割り込み時間用コントローラ)等の設定や各種フラグ及びカウンタ値のリセット等を行う。その後、サブCPU51は、S202に処理を移行する。
S202においては、サブCPU51は、電源断信号がONであり、且つ、サブ制御基板50のRAMの記憶内容が正常であるか判断する。電源断信号は、電源基板に電源を投入すると、電源基板からサブ制御基板50に送信される。電源断信号がONであり、RAMの記憶内容が正常である場合(S202:YES)、サブCPU51は、そのまま、S204に処理を移行する。一方、RAMの記憶内容が正常でない場合(S202:NO)、サブCPU51は、サブ制御基板50のRAMを初期化し、各種フラグ及びカウンタ値をリセットする(S203)。その後、サブCPU51は、S204に処理を移行する。尚、S201〜S203に係る処理は、電源投入後の最初の1巡目のみに実行され、その後は実行されない
S201〜S203の処理を終了すると、サブCPU51は、割込み禁止処理(S204)、乱数シード更新処理(S205)、コマンド送信処理(S206)、割込み許可処理(S207)を実行し、その後、再び、割込み禁止処理(S204)に処理を戻す。割込み許可処理(S207)の後、割込み禁止処理(S204)へ処理を戻す過程で、サブCPU51は、所定の条件の下で、受信割込み処理(S208)、10msタイマ割り込み処理(S209)、2msタイマ割り込み処理(S210)を実行する。
割込み禁止処理(S204)では、サブCPU51は、割込み許可となるまで、受信割込み処理(S208)、10msタイマ割り込み処理(S209)、2msタイマ割り込み処理(S210)の実行を禁止する。その後、サブCPU51は、S205に処理を移行する。
S205に移行すると、サブCPU51は、乱数シード更新処理を実行する。乱数シード更新処理(S205)では、サブCPU51は、サブ制御基板50に設けられている各種カウンタや、予告内容を決定する為の予告乱数値を含む各種乱数値を更新する。乱数値は、設定最大値に至ると、最小値に戻り、再び更新処理(加算処理)の対象となる。
S206においては、サブCPU51は、コマンド送信処理を実行する。コマンド送信処理(S206)では、サブCPU51は、表示制御基板55、音声制御基板60、ランプ制御回路に対して、各種コマンドを送信する。その後、サブCPU51は、割込み許可処理(S207)を行い、その後、S204〜S207の処理を無限ループで繰り返す。
S204〜S207の処理を無限ループで繰り返す際に、主制御基板40からストローブ信号(STB信号)を受信すると、サブCPU51は、10msタイマ割込み処理(S70)、2msタイマ割込み処理(S71)に優先して、受信割込み処理(S208)を実行する。又、サブCPU51は、10msec周期の割込みパルスがサブ制御基板50に入力される度に、10msタイマ割込み処理(S209)を実行する。尚、サブCPU51は、2msタイマ割込み処理(S210)間の残余時間に割り込んで、10msタイマ割り込み処理(S209)を実行する。更に、サブCPU51は、2msec周期の割込みパルスがサブ制御基板50に入力される度に、2msタイマ割込み処理(S210)を実行する。尚、サブCPU51は、10msタイマ割込み処理(S209)より優先して、2msタイマ割り込み処理(S210)を実行する。
続いて、受信割込み処理(S208)の処理内容について、図20を参照しつつ詳細に説明する。図20に示すように、受信割込み処理(S208)に移行すると、先ず、サブCPU51は、ストローブ信号(STB信号)がONであるか否かを判断する(S211)。STB信号がONである場合(S211:YES)、サブCPU51は、主制御基板40からサブ制御基板50に対して送信された制御信号(変動態様や特別図柄当否判定に関するデータ、コマンド等)を取り込み、サブ制御基板50のRAMに格納する(S212)。その後、サブCPU51は、受信割込み処理(S208)を終了する。一方、STB信号がONでない場合(S211:NO)、サブCPU51は、そのまま受信割込み処理(S208)を終了する。
次に、10msタイマ割込み処理(S209)について、図21を参照しつつ詳細に説明する。図21に示すように、10msタイマ割込み処理(S209)に移行すると、サブCPU51は、サブ制御基板50に10msec周期の割り込みパルスが入力される度に、メインコマンド解析処理(S221)、ランプデータの作成やランプ演出の時間管理等を行うランプ処理(S222)、その他の受信コマンドに対応するその他の処理(S223)を実行する。その他の処理(S223)を終了すると、サブCPU51は、10msタイマ割込み処理(S209)を終了する。
メインコマンド解析処理(S221)では、サブCPU51は、当該遊技機1において、変動期間内に行われる予告演出の内容を設定する処理等を行う。続いて、当該メインコマンド解析処理(S221)の処理内容について、図22を参照しつつ詳細に説明する。
図22に示すように、メインコマンド解析処理(S221)に移行すると、サブCPU51は、受信コマンドが特別図柄の変動パターンに係るものであるか否かを判断する(S231)。受信コマンドが変動パターンである場合(S231:YES)、サブCPU51は、S232に処理を移行する。一方、変動パターンではない場合(S231:NO)、サブCPU51は、そのままメインコマンド解析処理(S221)を終了する。
S232においては、サブCPU51は、予告抽選処理を実行する。予告抽選処理(S232)では、サブCPU51は、予告乱数値、最終予告結果乱数値、予告経由乱数値を取得することで、特別図柄の変動期間中に行われる予告演出の内容を抽選によって決定する。続くS233に移行すると、サブCPU51は、変動パターン設定処理を実行し、表示制御基板55により行われる特別図柄の変動表示用のコマンドのセット等を行う。その後、サブCPU51は、メインコマンド解析処理(S221)を終了する。
ここで、S232で実行される予告抽選処理の処理内容について、図23〜図41を参照しつつ詳細に説明する。図23に示すように、予告抽選処理(S232)に移行すると、サブCPU51は、先ず、取得した予告乱数値に基づいて、特定ステップアップ予告であるか否かを判断する(S241)。ここで、ステップアップ予告とは、変動期間内において、時間の経過に伴い大当たりに対する信頼度が変動する予告演出を意味し、特定ステップアップ予告とは、ステップアップ予告の内、特定種類のものを意味する。特定ステップアップ予告である場合(S241:YES)、サブCPU51は、特定ステップアップ予告処理(S242)に処理を移行する。特定ステップアップ予告処理(S242)を終了すると、サブCPU51は、予告抽選処理(S232)を終了する。一方、特定ステップアップ予告ではなく、他の種類の予告演出である場合(S241:NO)、サブCPU51は、その他の予告処理(S243)に処理を移行し、予告乱数値に対応する予告演出に係る処理を実行する。その後、サブCPU51は、予告抽選処理(S232)を終了する。
S242において実行される特定ステップアップ予告処理の処理内容について、図24等を参照しつつ詳細に説明する。特定ステップアップ予告処理(S242)では、サブCPU51は、変動期間内における予告演出として、ウィンドウ予告80を用いたステップアップ予告を実行する。本実施形態においては、「ウィンドウ予告80を用いたステップアップ予告」が本発明における予告に相当する。
ここで、特定ステップアップ予告処理(S242)において、特定ステップアップ予告として、図柄表示装置10の表示領域15等に表示されるウィンドウ予告80の内容について、図25、図26を参照しつつ詳細に説明する。ウィンドウ予告80は、本発明における「予告」の一例に相当し、図柄表示装置10の表示領域15に形成されたウィンドウにおいて、所定の映像を表示することで、遊技者の大当たりに対する期待感及び、遊技機1の興趣を高めている。図25に示すように、ウィンドウ予告80は、図柄表示装置10の表示領域15上のウィンドウ内に表示される映像予告85と、当該ウィンドウの外枠を為す枠予告86によって構成されている。即ち、この映像予告85及び枠予告86は、夫々、本発明における「複数種類の小予告」の一例に相当する。
映像予告85は、ウィンドウ予告80として表示される映像内容であり、第1ステップ予告85Aと、第2ステップ予告85Bと、第3ステップ予告85Cの3種類によって構成されている。図26に示すように、第1ステップ予告85Aは、3種類の映像予告85の内、大当たりに対する信頼度が最も低い映像内容を意味し、第2ステップ予告85Bは、3種類の映像予告85の内、大当たり(特別遊技の実行)に対する信頼度が第1ステップ予告よりも高い映像内容を意味する。第3ステップ予告85Cは、3種類の映像予告85の内で、大当たりに対する信頼度が最も高い映像内容を意味する。従って、映像予告85は、互いに特別遊技に対する信頼度が異なる第1ステップ予告85A〜第3ステップ予告85Cの3種類を含んで構成されているので、本発明における複数種類の小予告の一に相当する。
枠予告86は、ウィンドウ予告80の外枠として表示され、当該外枠の表示色や模様等によって、大当たりに対する異なる信頼度を示している。本実施形態に係る枠予告86は、第1枠予告86Aと、第2枠予告86Bと、第3枠予告86Cの3種類によって構成されている。図26に示すように、第1枠予告86Aは、3種類の枠予告86の内、大当たりに対する信頼度が最も低く設定されており、特定の色若しくは模様を付して表示される。そして、第2枠予告86Bは、3種類の枠予告86の内、大当たりに対する信頼度が第1枠予告86Aよりも高く設定されており、第1枠予告86Aとは、異なる表示色若しくは模様を付して表示される。第3枠予告86Cは、3種類の枠予告86の内、大当たりに対する信頼度が最も高く設定されており、第1枠予告86A、第2枠予告86Bとは、異なる表示色、若しくは模様を付して表示される。従って、枠予告86は、互いに特別遊技に対する信頼度が異なる第1枠予告86A〜第3枠予告86Cの3種類を含んで構成されているので、本発明における複数種類の小予告の一に相当する。
このように、本実施形態に係る遊技機1は、特定ステップアップ予告処理(S242)において、ウィンドウ予告80を構成する映像予告85及び枠予告86の種類を、時間の経過に伴って変更することによって、遊技者の大当たりに対する期待感及び、遊技機1の興趣を高めている。
そして、ウィンドウ予告80は、第1ウィンドウ予告81と、第2ウィンドウ予告82と、合成ウィンドウ予告83とを含んでいる。第1ウィンドウ予告81は、特定ステップアップ予告処理(S242)において、図柄表示装置10の表示領域15の一部に形成される第1部分表示領域16に表示されるウィンドウ予告80である。そして、第2ウィンドウ予告82は、特定ステップアップ予告処理(S242)において、図柄表示装置10の表示領域15の内、第1部分表示領域16と異なる部分に形成される第2部分表示領域17に表示されるウィンドウ予告80である。尚、合成ウィンドウ予告83は、後に詳細に説明するが、第1ウィンドウ予告81の構成と、第2ウィンドウ予告82の構成に基づいて合成され、後述する合成表示領域18に表示されるウィンドウ予告80である。
又、特定ステップアップ予告処理(S242)においては、特定ステップアップ予告として、疑似変動表示部90が、図柄表示装置10の表示領域15における左上部に形成される(例えば、図33〜図41参照)。疑似変動表示部90は、一の変動期間内を構成する第1疑似変動期間と第2疑似変動期間の夫々において、特別図柄表示部11と同様に、特別図柄を変動・停止表示する。
再び、図24を参照しつつ、特定ステップアップ予告処理(S242)の処理内容について詳細に説明する。特定ステップアップ予告処理(S242)に移行すると、サブCPU51は、取得した予告乱数値に基づいて、今回の変動期間に係る予告演出が特定疑似変動パターンであるか否かを判断する(S251)。特定疑似変動パターンである場合(S251:YES)、サブCPU51は、S252に処理を移行する。一方、特定疑似変動パターンではない場合(S251:NO)、サブCPU51は、特定ステップアップ予告処理(S242)を終了する。
S252においては、サブCPU51は、取得した大当たり乱数値に基づいて、大当たりであるか否かを判断する。大当たりである場合(S252:YES)、サブCPU51は、図柄表示装置10の表示領域15に、第1部分表示領域16、第2部分表示領域17を設定し(S253)、その後、S254に処理を移行する。具体的には、サブCPU51は、表示領域15の左半分に第1部分表示領域16を設定し、表示領域15の右半分に第2部分表示領域17を設定する。大当たりではない場合(S252:NO)、サブCPU51は、S253と同様に、図柄表示装置10の表示領域15に対して、第1部分表示領域16、第2部分表示領域17を設定し(S259)、その後、S260に処理を移行する。
今回の変動期間に係る大当たり乱数値の判断結果が大当たりである場合(S252:YES)、サブCPU51は、取得した最終予告結果乱数に基づいて(S254、S256)、ステップアップ予告実行処理(1)、ステップアップ予告実行処理(2)、ステップアップ予告実行処理(3)の何れかに移行する。具体的には、取得した最終予告結果乱数が0〜29の範囲内である場合(S254:YES)、サブCPU51は、S255に処理を移行し、ステップアップ予告実行処理(1)を実行する。取得した最終予告結果乱数が30〜39の範囲内である場合(S254:NO、S256:YES)、サブCPU51は、S257に処理を移行し、ステップアップ予告実行処理(2)を実行する。そして、取得した最終予告結果乱数が40〜49の範囲内である場合(S256:NO)、サブCPU51は、S258に処理を移行し、ステップアップ予告実行処理(3)を実行する。ステップアップ予告実行処理(1)〜ステップアップ予告実行処理(3)の何れかを終了すると、サブCPU51は、特定ステップアップ予告処理(S242)を終了する。
今回の変動期間に係る大当たり乱数値の判断結果が大当たりでない場合(S252:NO)、サブCPU51は、取得した最終予告結果乱数に基づいて(S260、S262)、ステップアップ予告実行処理(4)、ステップアップ予告実行処理(5)、ステップアップ予告実行処理(6)の何れかに移行する。具体的には、取得した最終予告結果乱数が0〜9の範囲内である場合(S260:YES)、サブCPU51は、S261に処理を移行し、ステップアップ予告実行処理(4)を実行する。取得した最終予告結果乱数が10〜25の範囲内である場合(S260:NO、S262:YES)、サブCPU51は、S263に処理を移行し、ステップアップ予告実行処理(5)を実行する。そして、取得した最終予告結果乱数が26〜49の範囲内である場合(S262:NO)、サブCPU51は、S264に処理を移行し、ステップアップ予告実行処理(6)を実行する。ステップアップ予告実行処理(4)〜ステップアップ予告実行処理(6)の何れかを終了すると、サブCPU51は、特定ステップアップ予告処理(S242)を終了する。
次に、S255において実行されるステップアップ予告実行処理(1)の処理内容について、図27を参照しつつ詳細に説明する。ステップアップ予告実行処理(1)に移行すると、サブCPU51は、今回の変動期間に対する最終予告結果乱数に基づいて、ステップアップ予告実行処理(1)における最終予告結果を設定する(S271)。具体的には、サブCPU51は、図柄表示装置10の表示領域15において、ステップアップ予告の最終的な結果として表示される合成ウィンドウ予告83(本発明における合成予告の一例)の構成として、映像予告85の種類を「第3ステップ予告85C」と、枠予告86の種類を「第3枠予告86C」に設定し(S271)、その後、S272に処理を移行する。
その後、サブCPU51は、取得した予告経由乱数に基づいて(S272、S275)、3種類のステップアップ経由パターンの内、一のパターンに係るステップアップ予告を実行する。具体的には、取得した予告経由乱数が0〜9の範囲内である場合(S272:YES)、サブCPU51は、S273に処理を移行する。取得した予告経由乱数が10〜19の範囲内である場合(S272:NO、S275:YES)、サブCPU51は、S276に処理を移行する。そして、取得した予告経由乱数が20〜39の範囲内である場合(S275:NO)、サブCPU51は、S278に処理を移行する。
ここで、S273に移行すると、サブCPU51は、一の変動期間の前半部分を構成する第1疑似変動期間のステップアップ予告に係る処理を実行する。具体的には、サブCPU51は、先ず、図柄表示装置10の第1部分表示領域16に、第1枠予告86Aの内部に第1ステップ予告85Aを配置した第1ウィンドウ予告81を表示すると共に、第2部分表示領域17には、第1枠予告86A内に第1ステップ予告85Aを配置した第2ウィンドウ予告82を表示する(図33参照)。この時、サブCPU51は、疑似変動表示部90において、第1疑似変動期間に係る特別図柄の変動表示を開始する。
その後、サブCPU51は、第1部分表示領域16と第2部分表示領域17を合成して、図柄表示装置10の表示領域15に合成表示領域18を設定する。尚、本実施形態においては、合成表示領域18は、表示領域15全体と同様なサイズの表示領域として構成される。同時に、サブCPU51は、第1部分表示領域16に表示されている第1ウィンドウ予告81と第2部分表示領域17に表示されている第2ウィンドウ予告82を合成した合成ウィンドウ予告83を、合成表示領域18上に表示する。具体的には、合成表示領域18の設定と同時に、サブCPU51は、第1ウィンドウ予告81、第2ウィンドウ予告82を構成する夫々の映像予告85、枠予告86の信頼度に基づいて、合成表示領域18に表示される合成ウィンドウ予告83を構成する映像予告85、枠予告86の種類を決定し、合成ウィンドウ予告83を表示する。
この場合、図33に示すように、サブCPU51は、第1枠予告86A内に第1ステップ予告85Aを配置した合成ウィンドウ予告83を表示する。合成表示領域18に合成ウィンドウ予告83を表示すると同時に、サブCPU51は、疑似変動表示部90における特別図柄の仮停止し、第1疑似変動期間を終了する。この合成表示領域18及び合成ウィンドウ予告83の演出表示によって、当該遊技機1は、第1ウィンドウ予告81、第2ウィンドウ予告82と、合成ウィンドウ予告83との関連性を印象付けることができ、特別遊技に対する遊技者の期待感を高めることができる。
続くS274においては、サブCPU51は、一の変動期間の後半部分を構成する第2疑似変動期間のステップアップ予告に係る処理を実行する。具体的には、サブCPU51は、先ず、疑似変動表示部90における特別図柄の変動表示を開始し、同時に第2疑似変動期間を開始する。
そして、サブCPU51は、合成表示領域18における合成ウィンドウ予告83の構成を、第2疑似変動期間における時間の経過に伴って、「第1枠予告86A内に第1ステップ予告85Aを配置した構成」から、「第2枠予告86B内に第2ステップ予告85Bを配置した構成」を介して、最終予告結果乱数に基づく「第3枠予告86C内に第3ステップ予告85Cを配置した構成」に変更して表示する。当該遊技機1は、ウィンドウ予告80(即ち、合成ウィンドウ予告83)を構成する映像予告85、枠予告86の種類を、時間の経過に伴って随時変更することにより、予告によって示唆される特別遊技に対する信頼度を変動させている(図33参照)。これにより、当該遊技機1は、特別遊技に対する遊技者の期待感を、時間の経過に伴って変更することができるので、この特別遊技に対する期待感を、より高めることができる。
合成ウィンドウ予告83をステップアップ表示した後、サブCPU51は、疑似変動表示部90における特別図柄の変動表示を、リーチ状態で停止表示する。その後、サブCPU51は、第2疑似変動期間を終了して、図柄表示装置10の表示領域15に、疑似変動表示部90のリーチ状態に連動した態様で、特別図柄表示部11をリーチ表示する。サブCPU51は、特別図柄表示部11の表示を、リーチ状態から、大当たり乱数に基づく当たり図柄で停止表示する。その後、サブCPU51は、ステップアップ予告実行処理(1)を終了すると同時に、特定ステップアップ予告処理(S242)を終了する。
次に、取得した予告経由乱数が10〜19の範囲内である場合について説明する。この場合、S276に移行すると、サブCPU51は、第1疑似変動期間のステップアップ予告に係る処理として、先ず、疑似変動表示部90において、第1疑似変動期間に係る特別図柄の変動表示を開始する。そして、サブCPU51は、図柄表示装置10の第1部分表示領域16に、第1枠予告86Aの内部に第1ステップ予告85Aを配置した第1ウィンドウ予告81を表示すると共に、第2部分表示領域17には、第1枠予告86A内に第1ステップ予告85Aを配置した第2ウィンドウ予告82を表示する(図34参照)。
その後、サブCPU51は、第1疑似変動期間における時間の経過に伴って、第1部分表示領域16に表示されている第1ウィンドウ予告81の構成を、「第1枠予告86A内に第1ステップ予告85Aを配置した構成」から、「第1枠予告86A内に第2ステップ予告85Bを配置した構成」に変更して表示する。この時、サブCPU51は、第2部分表示領域17に表示されている第2ウィンドウ予告82の構成を、「第1枠予告86A内に第1ステップ予告85Aを配置した構成」としたままで表示する。当該遊技機1は、ウィンドウ予告80(即ち、第1ウィンドウ予告81)を構成する映像予告85、枠予告86の種類を、時間の経過に伴って随時変更することにより、予告によって示唆される特別遊技に対する信頼度を変動させている(図34参照)。これにより、当該遊技機1は、特別遊技に対する遊技者の期待感を、時間の経過に伴って変更することができるので、この特別遊技に対する期待感を、より高めることができる。
続いて、サブCPU51は、第1部分表示領域16に表示されている第1ウィンドウ予告81と、第2部分表示領域17に表示されている第2ウィンドウ予告82を合わせて、合成表示領域18上に合成ウィンドウ予告83を表示する。具体的には、サブCPU51は、第1部分表示領域16と第2部分表示領域17を合成して、図柄表示装置10の表示領域15に相当する合成表示領域18を設定する。この時、サブCPU51は、第1ウィンドウ予告81、第2ウィンドウ予告82を構成する夫々の映像予告85、枠予告86の内、最も高い信頼度を示す映像予告85、枠予告86の組み合わせを、合成表示領域18上に表示される合成ウィンドウ予告83の構成として決定し、合成ウィンドウ予告83を表示する。
この場合、図34に示すように、サブCPU51は、「第1枠予告86A内に第2ステップ予告85Bを配置した構成」の合成ウィンドウ予告83を表示する。合成表示領域18に合成ウィンドウ予告83を表示すると同時に、サブCPU51は、疑似変動表示部90における特別図柄の仮停止し、第1疑似変動期間を終了する。この合成表示領域18及び合成ウィンドウ予告83の演出表示によって、当該遊技機1は、第1ウィンドウ予告81、第2ウィンドウ予告82と、合成ウィンドウ予告83との関連性を印象付けることができ、特別遊技に対する遊技者の期待感を高めることができる。
続くS277においては、サブCPU51は、第2疑似変動期間のステップアップ予告に係る処理として、先ず、疑似変動表示部90における特別図柄の変動表示を開始し、同時に第2疑似変動期間を開始する。そして、サブCPU51は、合成表示領域18における合成ウィンドウ予告83の構成を、第2疑似変動期間における時間の経過に伴って随時変更する。具体的には、サブCPU51は、合成ウィンドウ予告83の構成を「第1枠予告86A内に第2ステップ予告85Bを配置した構成」から、「第2枠予告86B内に第2ステップ予告85Bを配置した構成」を介して、最終予告結果乱数に基づく「第3枠予告86C内に第3ステップ予告85Cを配置した構成」に変更して表示する。このように、合成ウィンドウ予告83を構成する映像予告85、枠予告86の種類を、時間の経過に伴って随時変更することにより、当該遊技機1は、予告によって示唆される特別遊技に対する信頼度を変動させている(図34参照)。これにより、当該遊技機1は、特別遊技に対する遊技者の期待感を、時間の経過に伴って変更することができるので、この特別遊技に対する期待感を、より高めることができる。
次に、サブCPU51は、疑似変動表示部90における特別図柄の変動表示を、リーチ状態で停止表示する。その後、サブCPU51は、第2疑似変動期間を終了して、図柄表示装置10の表示領域15に、疑似変動表示部90のリーチ状態に連動した態様で、特別図柄表示部11をリーチ表示する。サブCPU51は、特別図柄表示部11の表示を、リーチ状態から、大当たり乱数に基づく当たり図柄で停止表示する。その後、サブCPU51は、ステップアップ予告実行処理(1)を終了すると同時に、特定ステップアップ予告処理(S242)を終了する。
続いて、取得した予告経由乱数が20〜39の範囲内である場合について説明する。この場合、S278に移行すると、サブCPU51は、第1疑似変動期間のステップアップ予告に係る処理として、先ず、疑似変動表示部90において、第1疑似変動期間に係る特別図柄の変動表示を開始する。そして、サブCPU51は、図柄表示装置10の第1部分表示領域16に、第1枠予告86Aの内部に第1ステップ予告85Aを配置した第1ウィンドウ予告81を表示すると共に、第2部分表示領域17には、第1枠予告86A内に第1ステップ予告85Aを配置した第2ウィンドウ予告82を表示する(図35参照)。
その後、サブCPU51は、第1疑似変動期間における時間の経過に伴って、第1部分表示領域16に表示されている第1ウィンドウ予告81の構成を、「第1枠予告86A内に第1ステップ予告85Aを配置した構成」から、「第1枠予告86A内に第2ステップ予告85Bを配置した構成」に変更して表示する。この第1ウィンドウ予告81のステップアップ表示と同時に、サブCPU51は、第1疑似変動期間における時間の経過に伴って、第2部分表示領域17に表示されている第2ウィンドウ予告82の構成を、「第1枠予告86A内に第1ステップ予告85Aを配置した構成」から、「第2枠予告86B内に第1ステップ予告85Aを配置した構成」を介して、「第3枠予告86C内に第1ステップ予告85Aを配置した構成」に変更して表示する。当該遊技機1は、ウィンドウ予告80(即ち、第1ウィンドウ予告81、第2ウィンドウ予告82)を構成する映像予告85、枠予告86の種類を、時間の経過に伴って随時変更することにより、予告によって示唆される特別遊技に対する信頼度を変動させている(図35参照)。これにより、当該遊技機1は、特別遊技に対する遊技者の期待感を、時間の経過に伴って変更することができるので、この特別遊技に対する期待感を、より高めることができる。
続いて、サブCPU51は、第1部分表示領域16に表示されている第1ウィンドウ予告81と、第2部分表示領域17に表示されている第2ウィンドウ予告82を合わせて、合成表示領域18上に合成ウィンドウ予告83を表示する。具体的には、サブCPU51は、第1部分表示領域16と第2部分表示領域17を合成して、合成表示領域18を図柄表示装置10の表示領域15に設定する。この時、サブCPU51は、第1ウィンドウ予告81、第2ウィンドウ予告82を構成する夫々の映像予告85、枠予告86の内、最も高い信頼度を示す映像予告85、枠予告86の組み合わせを、合成表示領域18上に表示される合成ウィンドウ予告83の構成として決定し、合成ウィンドウ予告83を表示する。
この場合、図35に示すように、サブCPU51は、「第3枠予告86C内に第2ステップ予告85Bを配置した構成」の合成ウィンドウ予告83を、合成表示領域18上に表示する。合成表示領域18上に合成ウィンドウ予告83を表示すると同時に、サブCPU51は、疑似変動表示部90における特別図柄の仮停止し、第1疑似変動期間を終了する。この合成表示領域18及び合成ウィンドウ予告83の演出表示によって、当該遊技機1は、第1ウィンドウ予告81、第2ウィンドウ予告82と、合成ウィンドウ予告83との関連性を印象付けることができ、特別遊技に対する遊技者の期待感を高めることができる。
続くS279においては、サブCPU51は、第2疑似変動期間のステップアップ予告に係る処理として、先ず、疑似変動表示部90における特別図柄の変動表示を開始し、同時に第2疑似変動期間を開始する。そして、サブCPU51は、合成表示領域18の合成ウィンドウ予告83の構成を、第2疑似変動期間における時間の経過に伴って随時変更する。具体的には、サブCPU51は、合成ウィンドウ予告83の構成を、「第3枠予告86C内に第2ステップ予告85Bを配置した構成」から、最終予告結果乱数に基づく「第3枠予告86C内に第3ステップ予告85Cを配置した構成」に変更して表示する。当該遊技機1は、合成ウィンドウ予告83を構成する映像予告85、枠予告86の種類を、時間の経過に伴って随時変更することにより、予告によって示唆される特別遊技に対する信頼度を変動させているので、特別遊技に対する遊技者の期待感を、時間の経過に伴って変更することができ、この特別遊技に対する期待感を、より高めることができる。
続いて、サブCPU51は、疑似変動表示部90における特別図柄の変動表示を、リーチ状態で停止表示する。その後、サブCPU51は、第2疑似変動期間を終了して、図柄表示装置10の表示領域15に、疑似変動表示部90のリーチ状態に連動した態様で、特別図柄表示部11をリーチ表示する。サブCPU51は、特別図柄表示部11の表示を、リーチ状態から、大当たり乱数に基づく当たり図柄で停止表示する。その後、サブCPU51は、ステップアップ予告実行処理(1)を終了すると同時に、特定ステップアップ予告処理(S242)を終了する。
次に、S257において実行されるステップアップ予告実行処理(2)の処理内容について、図28を参照しつつ詳細に説明する。ステップアップ予告実行処理(2)に移行すると、サブCPU51は、今回の変動期間に対する最終予告結果乱数に基づいて、ステップアップ予告実行処理(2)における最終予告結果を設定する(S281)。具体的には、サブCPU51は、図柄表示装置10の合成表示領域18において、ステップアップ予告の最終的な結果として表示される合成ウィンドウ予告83の構成として、映像予告85の種類を「第3ステップ予告85C」、枠予告86の種類を「第2枠予告86B」に設定して(S281)、その後、S282に処理を移行する。
その後、サブCPU51は、取得した予告経由乱数に基づいて(S282、S285)、3種類のステップアップ経由パターンの内、一のパターンに係るステップアップ予告を実行する。具体的には、取得した予告経由乱数が0〜9の範囲内である場合(S282:YES)、サブCPU51は、S283に処理を移行する。取得した予告経由乱数が10〜19の範囲内である場合(S282:NO、S285:YES)、サブCPU51は、S286に処理を移行する。そして、取得した予告経由乱数が20〜39の範囲内である場合(S285:NO)、サブCPU51は、S288に処理を移行する。
ここで、S283に移行すると、サブCPU51は、第1疑似変動期間のステップアップ予告に係る処理を実行する。具体的には、サブCPU51は、先ず、図柄表示装置10の第1部分表示領域16に、第1枠予告86Aの内部に第1ステップ予告85Aを配置した第1ウィンドウ予告81を表示すると共に、第2部分表示領域17には、第1枠予告86A内に第1ステップ予告85Aを配置した第2ウィンドウ予告82を表示する(図36参照)。この時、サブCPU51は、疑似変動表示部90において、第1疑似変動期間に係る特別図柄の変動表示を開始する。
その後、サブCPU51は、第1部分表示領域16に表示されている第1ウィンドウ予告81と、第2部分表示領域17に表示されている第2ウィンドウ予告82を合わせて、合成ウィンドウ予告83を合成表示領域18上に表示する。具体的には、サブCPU51は、第1部分表示領域16と第2部分表示領域17を合成して、図柄表示装置10の表示領域15に相当する合成表示領域18を設定する。この時、サブCPU51は、第1ウィンドウ予告81、第2ウィンドウ予告82を構成する夫々の映像予告85、枠予告86の信頼度に基づいて、合成表示領域18に表示される合成ウィンドウ予告83を構成する映像予告85、枠予告86の種類を決定し、合成ウィンドウ予告83を表示する。
この場合、図36に示すように、サブCPU51は、第1ウィンドウ予告81、第2ウィンドウ予告82を構成する夫々の映像予告85、枠予告86の信頼度に基づいて、第1枠予告86A内に第1ステップ予告85Aを配置した合成ウィンドウ予告83を表示する。合成表示領域18に合成ウィンドウ予告83を表示すると同時に、サブCPU51は、疑似変動表示部90における特別図柄の仮停止し、第1疑似変動期間を終了する。この合成表示領域18及び合成ウィンドウ予告83の演出表示によって、当該遊技機1は、第1ウィンドウ予告81、第2ウィンドウ予告82と、合成ウィンドウ予告83との関連性を印象付けることができ、特別遊技に対する遊技者の期待感を高めることができる。
続くS284においては、サブCPU51は、第2疑似変動期間のステップアップ予告に係る処理として、疑似変動表示部90における特別図柄の変動表示を開始し、同時に第2疑似変動期間を開始する。そして、サブCPU51は、合成表示領域18の合成ウィンドウ予告83の構成を、第2疑似変動期間における時間の経過に伴って随時変更する。具体的には、サブCPU51は、合成ウィンドウ予告83の構成を、「第1枠予告86A内に第1ステップ予告85Aを配置した構成」から、「第2枠予告86B内に第2ステップ予告85Bを配置した構成」を介して、最終予告結果乱数に基づく「第2枠予告86B内に第3ステップ予告85Cを配置した構成」に変更して、合成表示領域18上に表示する。当該遊技機1は、ウィンドウ予告80(即ち、合成ウィンドウ予告83)を構成する映像予告85、枠予告86の種類を、時間の経過に伴って随時変更することにより、予告によって示唆される特別遊技に対する信頼度を変動させている(図36参照)。これにより、当該遊技機1は、特別遊技に対する遊技者の期待感を、時間の経過に伴って変更することができるので、この特別遊技に対する期待感を、より高めることができる。
合成ウィンドウ予告83をステップアップ表示した後、サブCPU51は、疑似変動表示部90における特別図柄の変動表示を、リーチ状態で停止表示する。その後、サブCPU51は、第2疑似変動期間を終了して、図柄表示装置10の表示領域15に、疑似変動表示部90のリーチ状態に連動した態様で、特別図柄表示部11をリーチ表示する。サブCPU51は、特別図柄表示部11の表示を、リーチ状態から、大当たり乱数に基づく当たり図柄で停止表示する。その後、サブCPU51は、ステップアップ予告実行処理(2)を終了すると同時に、特定ステップアップ予告処理(S242)を終了する。
次に、取得した予告経由乱数が10〜19の範囲内である場合について説明する。この場合、S286に移行すると、サブCPU51は、第1疑似変動期間のステップアップ予告に係る処理として、先ず、疑似変動表示部90において、第1疑似変動期間に係る特別図柄の変動表示を開始する。そして、サブCPU51は、図柄表示装置10の第1部分表示領域16に、第1枠予告86Aの内部に第1ステップ予告85Aを配置した第1ウィンドウ予告81を表示すると共に、第2部分表示領域17には、第1枠予告86A内に第1ステップ予告85Aを配置した第2ウィンドウ予告82を表示する(図37参照)。
その後、サブCPU51は、第1疑似変動期間における時間の経過に伴って、第1部分表示領域16に表示されている第1ウィンドウ予告81の構成を、「第1枠予告86A内に第1ステップ予告85Aを配置した構成」から、「第1枠予告86A内に第2ステップ予告85Bを配置した構成」に変更して表示する。この時、サブCPU51は、第2部分表示領域17に表示されている第2ウィンドウ予告82の構成を、「第1枠予告86A内に第1ステップ予告85Aを配置した構成」としたままで表示する。当該遊技機1は、ウィンドウ予告80(即ち、第1ウィンドウ予告81)を構成する映像予告85、枠予告86の種類を、時間の経過に伴って随時変更することにより、予告によって示唆される特別遊技に対する信頼度を変動させている(図37参照)。これにより、当該遊技機1は、特別遊技に対する遊技者の期待感を、時間の経過に伴って変更することができるので、この特別遊技に対する期待感を、より高めることができる。
続いて、サブCPU51は、第1部分表示領域16に表示されている第1ウィンドウ予告81と、第2部分表示領域17に表示されている第2ウィンドウ予告82を合わせて、合成表示領域18上に合成ウィンドウ予告83を表示する。具体的には、サブCPU51は、第1部分表示領域16と第2部分表示領域17を合成して、図柄表示装置10の表示領域15に相当する合成表示領域18を設定する。この時、サブCPU51は、第1ウィンドウ予告81、第2ウィンドウ予告82を構成する夫々の映像予告85、枠予告86の内、最も高い信頼度を示す映像予告85、枠予告86の組み合わせを、合成表示領域18に表示される合成ウィンドウ予告83の構成として決定し、合成ウィンドウ予告83を表示する。
この場合、図37に示すように、サブCPU51は、第1ウィンドウ予告81、第2ウィンドウ予告82を構成する夫々の映像予告85、枠予告86の内、最も高い信頼度を示す映像予告85、枠予告86の組み合わせである「第1枠予告86A内に第2ステップ予告85Bを配置した構成」の合成ウィンドウ予告83を表示する。合成表示領域18に合成ウィンドウ予告83を表示すると同時に、サブCPU51は、疑似変動表示部90における特別図柄の仮停止し、第1疑似変動期間を終了する。この合成表示領域18及び合成ウィンドウ予告83の演出表示によって、当該遊技機1は、第1ウィンドウ予告81、第2ウィンドウ予告82と、合成ウィンドウ予告83との関連性を印象付けることができ、特別遊技に対する遊技者の期待感を高めることができる。
続くS287においては、サブCPU51は、第2疑似変動期間のステップアップ予告に係る処理として、先ず、疑似変動表示部90における特別図柄の変動表示を開始し、同時に第2疑似変動期間を開始する。そして、サブCPU51は、合成表示領域18の合成ウィンドウ予告83の構成を、第2疑似変動期間における時間の経過に伴って随時変更する。具体的には、図37に示すように、サブCPU51は、合成ウィンドウ予告83の構成を、「第1枠予告86A内に第2ステップ予告85Bを配置した構成」から、「第2枠予告86B内に第2ステップ予告85Bを配置した構成」を介して、最終予告結果乱数に基づく「第2枠予告86B内に第3ステップ予告85Cを配置した構成」に変更して表示する。このように、合成ウィンドウ予告83を構成する映像予告85、枠予告86の種類を、時間の経過に伴って随時変更することにより、当該遊技機1は、予告によって示唆される特別遊技に対する信頼度を変動させている(図37参照)。これにより、当該遊技機1は、特別遊技に対する遊技者の期待感を、時間の経過に伴って変更することができるので、この特別遊技に対する期待感を、より高めることができる。
合成ウィンドウ予告83をステップアップ表示した後、サブCPU51は、疑似変動表示部90における特別図柄の変動表示を、リーチ状態で停止表示する。その後、サブCPU51は、第2疑似変動期間を終了して、図柄表示装置10の表示領域15に、疑似変動表示部90のリーチ状態に連動した態様で、特別図柄表示部11をリーチ表示する。サブCPU51は、特別図柄表示部11の表示を、リーチ状態から、大当たり乱数に基づく当たり図柄で停止表示する。その後、サブCPU51は、ステップアップ予告実行処理(2)を終了すると同時に、特定ステップアップ予告処理(S242)を終了する。
続いて、取得した予告経由乱数が20〜39の範囲内である場合について説明する。この場合、S288に移行すると、サブCPU51は、第1疑似変動期間のステップアップ予告に係る処理として、先ず、疑似変動表示部90において、第1疑似変動期間に係る特別図柄の変動表示を開始する。そして、サブCPU51は、図柄表示装置10の第1部分表示領域16に、第1枠予告86Aの内部に第1ステップ予告85Aを配置した第1ウィンドウ予告81を表示すると共に、第2部分表示領域17には、第1枠予告86A内に第1ステップ予告85Aを配置した第2ウィンドウ予告82を表示する(図38参照)。
その後、サブCPU51は、第1疑似変動期間における時間の経過に伴って、第1部分表示領域16に表示されている第1ウィンドウ予告81の構成を、「第1枠予告86A内に第1ステップ予告85Aを配置した構成」から、「第1枠予告86A内に第2ステップ予告85Bを配置した構成」を介して、「第1枠予告86A内に第3ステップ予告85Cを配置した構成」に変更して表示する。この第1ウィンドウ予告81のステップアップ表示と同時に、サブCPU51は、第1疑似変動期間における時間の経過に伴って、第2部分表示領域17に表示されている第2ウィンドウ予告82の構成を、「第1枠予告86A内に第1ステップ予告85Aを配置した構成」から、「第1枠予告86A内に第2ステップ予告85Bを配置した構成」に変更して表示する。当該遊技機1は、ウィンドウ予告80(即ち、第1ウィンドウ予告81、第2ウィンドウ予告82)を構成する映像予告85、枠予告86の種類を、時間の経過に伴って随時変更することにより、予告によって示唆される特別遊技に対する信頼度を変動させている(図38参照)。これにより、当該遊技機1は、特別遊技に対する遊技者の期待感を、時間の経過に伴って変更することができるので、この特別遊技に対する期待感を、より高めることができる。
続いて、サブCPU51は、第1部分表示領域16に表示されている第1ウィンドウ予告81と、第2部分表示領域17に表示されている第2ウィンドウ予告82を合成して、合成表示領域18上に合成ウィンドウ予告83を表示する。具体的には、サブCPU51は、第1部分表示領域16と第2部分表示領域17を合成して、図柄表示装置10の表示領域15に相当する合成表示領域18を設定する。この時、サブCPU51は、第1ウィンドウ予告81、第2ウィンドウ予告82を構成する夫々の映像予告85、枠予告86の内、最も高い信頼度を示す映像予告85、枠予告86の組み合わせを、合成表示領域18上に表示される合成ウィンドウ予告83の構成として決定し、合成ウィンドウ予告83を表示する。
この場合、図38に示すように、サブCPU51は、第1ウィンドウ予告81、第2ウィンドウ予告82を構成する夫々の映像予告85、枠予告86の内、最も高い信頼度を示す映像予告85、枠予告86の組み合わせである「第1枠予告86A内に第3ステップ予告85Cを配置した構成」の合成ウィンドウ予告83を、合成表示領域18上に表示する。合成表示領域18に合成ウィンドウ予告83を表示すると同時に、サブCPU51は、疑似変動表示部90における特別図柄の仮停止し、第1疑似変動期間を終了する。この合成表示領域18及び合成ウィンドウ予告83の演出表示によって、当該遊技機1は、第1ウィンドウ予告81、第2ウィンドウ予告82と、合成ウィンドウ予告83との関連性を印象付けることができ、特別遊技に対する遊技者の期待感を高めることができる。
続くS289においては、サブCPU51は、第2疑似変動期間のステップアップ予告に係る処理として、先ず、疑似変動表示部90における特別図柄の変動表示を開始し、同時に第2疑似変動期間を開始する。そして、サブCPU51は、合成表示領域18の合成ウィンドウ予告83の構成を、第2疑似変動期間における時間の経過に伴って随時変更する。具体的には、図38に示すように、サブCPU51は、合成ウィンドウ予告83の構成を、「第1枠予告86A内に第3ステップ予告85Cを配置した構成」から、最終予告結果乱数に基づく「第2枠予告86B内に第3ステップ予告85Cを配置した構成」に変更して表示する。当該遊技機1は、合成ウィンドウ予告83を構成する映像予告85、枠予告86の種類を、時間の経過に伴って随時変更することにより、予告によって示唆される特別遊技に対する信頼度を変動させているので、特別遊技に対する遊技者の期待感を、時間の経過に伴って変更でき、この特別遊技に対する期待感を、より高めることができる。
合成ウィンドウ予告83をステップアップ表示した後、サブCPU51は、疑似変動表示部90における特別図柄の変動表示を、リーチ状態で停止表示する。その後、サブCPU51は、第2疑似変動期間を終了して、図柄表示装置10の表示領域15に、疑似変動表示部90のリーチ状態に連動した態様で、特別図柄表示部11をリーチ表示する。サブCPU51は、特別図柄表示部11の表示を、リーチ状態から、大当たり乱数に基づく当たり図柄で停止表示する。その後、サブCPU51は、ステップアップ予告実行処理(2)を終了すると同時に、特定ステップアップ予告処理(S242)を終了する。
次に、S258において実行されるステップアップ予告実行処理(3)の処理内容について、図29を参照しつつ詳細に説明する。ステップアップ予告実行処理(3)に移行すると、サブCPU51は、今回の変動期間に対する最終予告結果乱数に基づいて、ステップアップ予告実行処理(3)における最終予告結果を設定する(S291)。具体的には、サブCPU51は、図柄表示装置10の合成表示領域18において、ステップアップ予告の最終的な結果として表示される合成ウィンドウ予告83の構成として、映像予告85の種類を「第2ステップ予告85B」とし、枠予告86の種類を「第3枠予告86C」に設定し(S291)、その後、S292に処理を移行する。
その後、サブCPU51は、取得した予告経由乱数に基づいて(S292、S295)、3種類のステップアップ経由パターンの内、一のパターンに係るステップアップ予告を実行する。具体的には、取得した予告経由乱数が0〜9の範囲内である場合(S292:YES)、サブCPU51は、S293に処理を移行する。取得した予告経由乱数が10〜19の範囲内である場合(S292:NO、S295:YES)、サブCPU51は、S296に処理を移行する。そして、取得した予告経由乱数が20〜39の範囲内である場合(S295:NO)、サブCPU51は、S298に処理を移行する。
ここで、S293に移行すると、サブCPU51は、第1疑似変動期間のステップアップ予告に係る処理を実行する。具体的には、サブCPU51は、先ず、図柄表示装置10の第1部分表示領域16に、第1枠予告86Aの内部に第1ステップ予告85Aを配置した第1ウィンドウ予告81を表示すると共に、第2部分表示領域17には、第1枠予告86A内に第1ステップ予告85Aを配置した第2ウィンドウ予告82を表示する(図39参照)。この時、サブCPU51は、疑似変動表示部90において、第1疑似変動期間に係る特別図柄の変動表示を開始する。
その後、サブCPU51は、第1部分表示領域16に表示されている第1ウィンドウ予告81と、第2部分表示領域17に表示されている第2ウィンドウ予告82を合成して、合成表示領域18上に合成ウィンドウ予告83を表示する。具体的には、サブCPU51は、第1部分表示領域16と第2部分表示領域17を合成して、図柄表示装置10の表示領域15に相当する合成表示領域18を設定する。この時、サブCPU51は、第1ウィンドウ予告81、第2ウィンドウ予告82を構成する夫々の映像予告85、枠予告86の信頼度に基づいて、合成表示領域18に表示される合成ウィンドウ予告83を構成する映像予告85、枠予告86の種類を決定し、合成ウィンドウ予告83を表示する。
この場合、図39に示すように、サブCPU51は、第1ウィンドウ予告81、第2ウィンドウ予告82を構成する夫々の映像予告85、枠予告86の信頼度に基づいて、第1枠予告86A内に第1ステップ予告85Aを配置した合成ウィンドウ予告83を表示する。合成表示領域18に合成ウィンドウ予告83を表示すると同時に、サブCPU51は、疑似変動表示部90における特別図柄の仮停止し、第1疑似変動期間を終了する。この合成表示領域18及び合成ウィンドウ予告83の演出表示によって、当該遊技機1は、第1ウィンドウ予告81、第2ウィンドウ予告82と、合成ウィンドウ予告83との関連性を印象付けることができ、特別遊技に対する遊技者の期待感を高めることができる。
続くS294においては、サブCPU51は、第2疑似変動期間のステップアップ予告に係る処理として、疑似変動表示部90における特別図柄の変動表示を開始し、同時に第2疑似変動期間を開始する。そして、サブCPU51は、合成表示領域18上に表示されている合成ウィンドウ予告83の構成を、第2疑似変動期間における時間の経過に伴って随時変更する。具体的には、サブCPU51は、合成ウィンドウ予告83の構成を、「第1枠予告86A内に第1ステップ予告85Aを配置した構成」から、「第2枠予告86B内に第2ステップ予告85Bを配置した構成」を介して、最終予告結果乱数に基づく「第3枠予告86C内に第2ステップ予告85Bを配置した構成」に変更して表示する。当該遊技機1は、ウィンドウ予告80(即ち、合成ウィンドウ予告83)を構成する映像予告85、枠予告86の種類を、時間の経過に伴って随時変更することにより、予告によって示唆される特別遊技に対する信頼度を変動させている(図39参照)。これにより、当該遊技機1は、特別遊技に対する遊技者の期待感を、時間の経過に伴って変更することができるので、この特別遊技に対する期待感を、より高めることができる。
合成ウィンドウ予告83をステップアップ表示した後、サブCPU51は、疑似変動表示部90における特別図柄の変動表示を、リーチ状態で停止表示する。その後、サブCPU51は、第2疑似変動期間を終了して、図柄表示装置10の表示領域15に、疑似変動表示部90のリーチ状態に連動した態様で、特別図柄表示部11をリーチ表示する。サブCPU51は、特別図柄表示部11の表示を、リーチ状態から、大当たり乱数に基づく当たり図柄で停止表示する。その後、サブCPU51は、ステップアップ予告実行処理(3)を終了すると同時に、特定ステップアップ予告処理(S242)を終了する。
次に、取得した予告経由乱数が10〜19の範囲内である場合について説明する。この場合、S296に移行すると、サブCPU51は、第1疑似変動期間のステップアップ予告に係る処理として、先ず、疑似変動表示部90において、第1疑似変動期間に係る特別図柄の変動表示を開始する。そして、サブCPU51は、図柄表示装置10の第1部分表示領域16に、第1枠予告86Aの内部に第1ステップ予告85Aを配置した第1ウィンドウ予告81を表示すると共に、第2部分表示領域17には、第1枠予告86A内に第1ステップ予告85Aを配置した第2ウィンドウ予告82を表示する(図40参照)。
続いて、サブCPU51は、第1疑似変動期間における時間の経過に伴って、第1部分表示領域16に表示されている第1ウィンドウ予告81の構成を、「第1枠予告86A内に第1ステップ予告85Aを配置した構成」から、「第1枠予告86A内に第2ステップ予告85Bを配置した構成」に変更して表示する。この時、サブCPU51は、第2部分表示領域17に表示されている第2ウィンドウ予告82の構成を、「第1枠予告86A内に第1ステップ予告85Aを配置した構成」としたままで表示する。当該遊技機1は、ウィンドウ予告80(即ち、第1ウィンドウ予告81)を構成する映像予告85、枠予告86の種類を、時間の経過に伴って随時変更することにより、予告によって示唆される特別遊技に対する信頼度を変動させている(図40参照)。これにより、当該遊技機1は、特別遊技に対する遊技者の期待感を、時間の経過に伴って変更することができるので、この特別遊技に対する期待感を、より高めることができる。
その後、サブCPU51は、第1部分表示領域16に表示されている第1ウィンドウ予告81と、第2部分表示領域17に表示されている第2ウィンドウ予告82を合成して、合成表示領域18上に合成ウィンドウ予告83を表示する。具体的には、サブCPU51は、第1部分表示領域16と第2部分表示領域17を合成して、図柄表示装置10の表示領域15に相当する合成表示領域18を設定する。この時、サブCPU51は、第1ウィンドウ予告81、第2ウィンドウ予告82を構成する夫々の映像予告85、枠予告86の内、最も高い信頼度を示す映像予告85、枠予告86の組み合わせを、合成表示領域18上に表示される合成ウィンドウ予告83の構成として決定し、合成ウィンドウ予告83を表示する。
この場合、図40に示すように、サブCPU51は、第1ウィンドウ予告81、第2ウィンドウ予告82を構成する夫々の映像予告85、枠予告86の内、最も高い信頼度を示す映像予告85、枠予告86の組み合わせである「第1枠予告86A内に第2ステップ予告85Bを配置した構成」の合成ウィンドウ予告83を表示する。合成表示領域18に合成ウィンドウ予告83を表示すると同時に、サブCPU51は、疑似変動表示部90における特別図柄の仮停止し、第1疑似変動期間を終了する。合成表示領域18及び合成ウィンドウ予告83の演出表示によって、当該遊技機1は、第1ウィンドウ予告81、第2ウィンドウ予告82と、合成ウィンドウ予告83との関連性を印象付けることができ、特別遊技に対する遊技者の期待感を高めることができる。
続くS297においては、サブCPU51は、第2疑似変動期間のステップアップ予告に係る処理として、先ず、疑似変動表示部90における特別図柄の変動表示を開始し、同時に第2疑似変動期間を開始する。そして、サブCPU51は、合成表示領域18の合成ウィンドウ予告83の構成を、第2疑似変動期間における時間の経過に伴って随時変更する。具体的には、図40に示すように、サブCPU51は、合成ウィンドウ予告83の構成を、「第1枠予告86A内に第2ステップ予告85Bを配置した構成」から、「第2枠予告86B内に第2ステップ予告85Bを配置した構成」を介して、最終予告結果乱数に基づく「第3枠予告86C内に第2ステップ予告85Bを配置した構成」に変更して表示する。このように、合成ウィンドウ予告83を構成する映像予告85、枠予告86の種類を、時間の経過に伴って随時変更することにより、当該遊技機1は、予告によって示唆される特別遊技に対する信頼度を変動させている(図40参照)。これにより、当該遊技機1は、特別遊技に対する遊技者の期待感を、時間の経過に伴って変更することができるので、この特別遊技に対する期待感を、より高めることができる。
合成ウィンドウ予告83をステップアップ表示した後、サブCPU51は、疑似変動表示部90における特別図柄の変動表示を、リーチ状態で停止表示する。その後、サブCPU51は、第2疑似変動期間を終了して、図柄表示装置10の表示領域15に、疑似変動表示部90のリーチ状態に連動した態様で、特別図柄表示部11をリーチ表示する。サブCPU51は、特別図柄表示部11の表示を、リーチ状態から、大当たり乱数に基づく当たり図柄で停止表示する。その後、サブCPU51は、ステップアップ予告実行処理(3)を終了すると同時に、特定ステップアップ予告処理(S242)を終了する。
続いて、取得した予告経由乱数が20〜39の範囲内である場合について説明する。この場合、S298に移行すると、サブCPU51は、第1疑似変動期間のステップアップ予告に係る処理として、先ず、疑似変動表示部90において、第1疑似変動期間に係る特別図柄の変動表示を開始する。そして、サブCPU51は、図柄表示装置10の第1部分表示領域16に、第1枠予告86Aの内部に第1ステップ予告85Aを配置した第1ウィンドウ予告81を表示すると共に、第2部分表示領域17には、第1枠予告86A内に第1ステップ予告85Aを配置した第2ウィンドウ予告82を表示する(図41参照)。
その後、サブCPU51は、第1疑似変動期間における時間の経過に伴って、第1部分表示領域16に表示されている第1ウィンドウ予告81の構成を、「第1枠予告86A内に第1ステップ予告85Aを配置した構成」から、「第1枠予告86A内に第2ステップ予告85Bを配置した構成」に変更して表示する。この第1ウィンドウ予告81のステップアップ表示と同時に、サブCPU51は、第1疑似変動期間における時間の経過に伴って、第2部分表示領域17に表示されている第2ウィンドウ予告82の構成を、「第1枠予告86A内に第1ステップ予告85Aを配置した構成」から、「第2枠予告86B内に第1ステップ予告85Aを配置した構成」を介して、「第3枠予告86C内に第1ステップ予告85Aを配置した構成」に変更して表示する。当該遊技機1は、ウィンドウ予告80(即ち、第1ウィンドウ予告81、第2ウィンドウ予告82)を構成する映像予告85、枠予告86の種類を、時間の経過に伴って随時変更することにより、予告によって示唆される特別遊技に対する信頼度を変動させている(図41参照)。これにより、当該遊技機1は、特別遊技に対する遊技者の期待感を、時間の経過に伴って変更することができるので、この特別遊技に対する期待感を、より高めることができる。
続いて、サブCPU51は、第1部分表示領域16に表示されている第1ウィンドウ予告81と、第2部分表示領域17に表示されている第2ウィンドウ予告82を合わせて、合成表示領域18上に合成ウィンドウ予告83を表示する。具体的には、サブCPU51は、第1部分表示領域16と第2部分表示領域17を合成して、図柄表示装置10の表示領域15に相当する合成表示領域18を設定する。この時、サブCPU51は、第1ウィンドウ予告81、第2ウィンドウ予告82を構成する夫々の映像予告85、枠予告86の内、最も高い信頼度を示す映像予告85、枠予告86の組み合わせを、合成表示領域18上に表示される合成ウィンドウ予告83の構成として決定し、合成ウィンドウ予告83を表示する。
この場合、図41に示すように、サブCPU51は、第1ウィンドウ予告81、第2ウィンドウ予告82を構成する夫々の映像予告85、枠予告86の内、最も高い信頼度を示す映像予告85、枠予告86の組み合わせである「第3枠予告86C内に第2ステップ予告85Bを配置した構成」の合成ウィンドウ予告83を表示する。合成表示領域18上に合成ウィンドウ予告83を表示すると同時に、サブCPU51は、疑似変動表示部90における特別図柄の仮停止し、第1疑似変動期間を終了する。この合成表示領域18及び合成ウィンドウ予告83の演出表示によって、当該遊技機1は、第1ウィンドウ予告81、第2ウィンドウ予告82と、合成ウィンドウ予告83との関連性を印象付けることができ、特別遊技に対する遊技者の期待感を高めることができる。
続くS299においては、サブCPU51は、第2疑似変動期間のステップアップ予告に係る処理として、先ず、疑似変動表示部90における特別図柄の変動表示を開始し、同時に第2疑似変動期間を開始する。そして、図41に示すように、サブCPU51は、第1疑似変動期間で表示された「第3枠予告86C内に第2ステップ予告85Bを配置した構成」の合成ウィンドウ予告83を、合成表示領域18上に、そのまま継続して表示する。当該遊技機1は、合成ウィンドウ予告83を構成する映像予告85、枠予告86の種類を、時間の経過に伴って随時変更することにより、予告によって示唆される特別遊技に対する信頼度を変動させているので、特別遊技に対する遊技者の期待感を、時間の経過に伴って変更でき、この特別遊技に対する期待感を、より高めることができる。
合成ウィンドウ予告83を表示した後、サブCPU51は、疑似変動表示部90における特別図柄の変動表示を、リーチ状態で停止表示する。その後、サブCPU51は、第2疑似変動期間を終了して、図柄表示装置10の表示領域15に、疑似変動表示部90のリーチ状態に連動した態様で、特別図柄表示部11をリーチ表示する。サブCPU51は、特別図柄表示部11の表示を、リーチ状態から、大当たり乱数に基づく当たり図柄で停止表示する。その後、サブCPU51は、ステップアップ予告実行処理(3)を終了すると同時に、特定ステップアップ予告処理(S242)を終了する。
次に、S261において実行されるステップアップ予告実行処理(4)の処理内容について、図30を参照しつつ詳細に説明する。ステップアップ予告実行処理(4)に移行すると、サブCPU51は、今回の変動期間に対する最終予告結果乱数に基づいて、ステップアップ予告実行処理(4)における最終予告結果を設定する(S301)。具体的には、サブCPU51は、図柄表示装置10の合成表示領域18において、ステップアップ予告の最終的な結果として表示される合成ウィンドウ予告83の構成として、映像予告85の種類を「第3ステップ予告85C」とし、枠予告86の種類を「第3枠予告86C」に設定し(S301)、その後、S302に処理を移行する。
その後、サブCPU51は、取得した予告経由乱数に基づいて(S302、S305)、3種類のステップアップ経由パターンの内、一のパターンに係るステップアップ予告を実行する。具体的には、取得した予告経由乱数が0〜9の範囲内である場合(S302:YES)、サブCPU51は、S303に処理を移行する。取得した予告経由乱数が10〜19の範囲内である場合(S302:NO、S305:YES)、サブCPU51は、S306に処理を移行する。そして、取得した予告経由乱数が20〜39の範囲内である場合(S305:NO)、サブCPU51は、S308に処理を移行する。
ここで、S303に移行すると、サブCPU51は、第1疑似変動期間のステップアップ予告に係る処理を実行する。具体的には、サブCPU51は、先ず、図柄表示装置10の第1部分表示領域16に、第1枠予告86Aの内部に第1ステップ予告85Aを配置した第1ウィンドウ予告81を表示すると共に、第2部分表示領域17には、第1枠予告86A内に第1ステップ予告85Aを配置した第2ウィンドウ予告82を表示する(図33参照)。この時、サブCPU51は、疑似変動表示部90において、第1疑似変動期間に係る特別図柄の変動表示を開始する。
その後、サブCPU51は、第1部分表示領域16に表示されている第1ウィンドウ予告81と、第2部分表示領域17に表示されている第2ウィンドウ予告82を合わせて、合成表示領域18上に合成ウィンドウ予告83を表示する。具体的には、サブCPU51は、第1部分表示領域16と第2部分表示領域17を合成して、図柄表示装置10の表示領域15に相当する合成表示領域18を設定する。この時、サブCPU51は、第1ウィンドウ予告81、第2ウィンドウ予告82を構成する夫々の映像予告85、枠予告86の信頼度に基づいて、合成表示領域18に表示される合成ウィンドウ予告83を構成する映像予告85、枠予告86の種類を決定し、合成ウィンドウ予告83を表示する。
この場合、図33に示すように、サブCPU51は、第1ウィンドウ予告81、第2ウィンドウ予告82を構成する夫々の映像予告85、枠予告86の信頼度に基づいて、第1枠予告86A内に第1ステップ予告85Aを配置した合成ウィンドウ予告83を表示する。合成表示領域18に合成ウィンドウ予告83を表示すると同時に、サブCPU51は、疑似変動表示部90における特別図柄の仮停止し、第1疑似変動期間を終了する。この合成表示領域18及び合成ウィンドウ予告83の演出表示によって、当該遊技機1は、第1ウィンドウ予告81、第2ウィンドウ予告82と、合成ウィンドウ予告83との関連性を印象付けることができ、特別遊技に対する遊技者の期待感を高めることができる。
続くS304においては、サブCPU51は、第2疑似変動期間のステップアップ予告に係る処理として、先ず、疑似変動表示部90における特別図柄の変動表示を開始し、同時に第2疑似変動期間を開始する。そして、サブCPU51は、合成表示領域18に表示されている合成ウィンドウ予告83の構成を、第2疑似変動期間における時間の経過に伴って随時変更する。具体的には、サブCPU51は、合成ウィンドウ予告83の構成を、「第1枠予告86A内に第1ステップ予告85Aを配置した構成」から、「第2枠予告86B内に第2ステップ予告85Bを配置した構成」を介して、最終予告結果乱数に基づく「第3枠予告86C内に第3ステップ予告85Cを配置した構成」に変更して表示する。当該遊技機1は、ウィンドウ予告80(即ち、合成ウィンドウ予告83)を構成する映像予告85、枠予告86の種類を、時間の経過に伴って随時変更することにより、予告によって示唆される特別遊技に対する信頼度を変動させている(図33参照)。これにより、当該遊技機1は、特別遊技に対する遊技者の期待感を、時間の経過に伴って変更することができるので、この特別遊技に対する期待感を、より高めることができる。
合成ウィンドウ予告83をステップアップ表示した後、サブCPU51は、疑似変動表示部90における特別図柄の変動表示を、リーチ状態で停止表示する。その後、サブCPU51は、第2疑似変動期間を終了して、図柄表示装置10の表示領域15に、疑似変動表示部90のリーチ状態に連動した態様で、特別図柄表示部11をリーチ表示する。サブCPU51は、特別図柄表示部11の表示を、リーチ状態から、大当たり乱数に基づく当たり図柄で停止表示する。その後、サブCPU51は、ステップアップ予告実行処理(4)を終了すると同時に、特定ステップアップ予告処理(S242)を終了する。
次に、取得した予告経由乱数が10〜19の範囲内である場合について説明する。この場合、S306に移行すると、サブCPU51は、第1疑似変動期間のステップアップ予告に係る処理として、先ず、疑似変動表示部90において、第1疑似変動期間に係る特別図柄の変動表示を開始する。そして、サブCPU51は、図柄表示装置10の第1部分表示領域16に、第1枠予告86Aの内部に第1ステップ予告85Aを配置した第1ウィンドウ予告81を表示すると共に、第2部分表示領域17には、第1枠予告86A内に第1ステップ予告85Aを配置した第2ウィンドウ予告82を表示する(図34参照)。
その後、サブCPU51は、第1疑似変動期間における時間の経過に伴って、第1部分表示領域16に表示されている第1ウィンドウ予告81の構成を、「第1枠予告86A内に第1ステップ予告85Aを配置した構成」から、「第1枠予告86A内に第2ステップ予告85Bを配置した構成」に変更して表示する。この時、サブCPU51は、第2部分表示領域17に表示されている第2ウィンドウ予告82の構成を、「第1枠予告86A内に第1ステップ予告85Aを配置した構成」としたままで表示する。当該遊技機1は、ウィンドウ予告80(即ち、第1ウィンドウ予告81)を構成する映像予告85、枠予告86の種類を、時間の経過に伴って随時変更することにより、予告によって示唆される特別遊技に対する信頼度を変動させている(図34参照)。これにより、当該遊技機1は、特別遊技に対する遊技者の期待感を、時間の経過に伴って変更することができるので、この特別遊技に対する期待感を、より高めることができる。
続いて、サブCPU51は、第1部分表示領域16に表示されている第1ウィンドウ予告81と、第2部分表示領域17に表示されている第2ウィンドウ予告82を合わせて、合成表示領域18上に合成ウィンドウ予告83を表示する。具体的には、サブCPU51は、第1部分表示領域16と第2部分表示領域17を合成して、図柄表示装置10の表示領域15に相当する合成表示領域18を設定する。この時、サブCPU51は、第1ウィンドウ予告81、第2ウィンドウ予告82を構成する夫々の映像予告85、枠予告86の内、最も高い信頼度を示す映像予告85、枠予告86の組み合わせを、合成表示領域18上に表示される合成ウィンドウ予告83の構成として決定し、合成ウィンドウ予告83を表示する。
この場合、図34に示すように、サブCPU51は、第1ウィンドウ予告81、第2ウィンドウ予告82を構成する夫々の映像予告85、枠予告86の内、最も高い信頼度を示す映像予告85、枠予告86の組み合わせである「第1枠予告86A内に第2ステップ予告85Bを配置した構成」の合成ウィンドウ予告83を表示する。合成表示領域18に合成ウィンドウ予告83を表示すると同時に、サブCPU51は、疑似変動表示部90における特別図柄の仮停止し、第1疑似変動期間を終了する。この合成表示領域18及び合成ウィンドウ予告83の演出表示によって、当該遊技機1は、第1ウィンドウ予告81、第2ウィンドウ予告82と、合成ウィンドウ予告83との関連性を印象付けることができ、特別遊技に対する遊技者の期待感を高めることができる。
続くS307においては、サブCPU51は、第2疑似変動期間のステップアップ予告に係る処理として、先ず、疑似変動表示部90における特別図柄の変動表示を開始し、同時に第2疑似変動期間を開始する。そして、サブCPU51は、合成表示領域18に表示されている合成ウィンドウ予告83の構成を、第2疑似変動期間における時間の経過に伴って随時変更する。具体的には、サブCPU51は、合成ウィンドウ予告83の構成を、「第1枠予告86A内に第2ステップ予告85Bを配置した構成」から、「第2枠予告86B内に第2ステップ予告85Bを配置した構成」を介して、最終予告結果乱数に基づく「第3枠予告86C内に第3ステップ予告85Cを配置した構成」に変更して表示する。このように、合成ウィンドウ予告83を構成する映像予告85、枠予告86の種類を、時間の経過に伴って随時変更することにより、当該遊技機1は、予告によって示唆される特別遊技に対する信頼度を変動させている(図34参照)。これにより、当該遊技機1は、特別遊技に対する遊技者の期待感を、時間の経過に伴って変更することができるので、この特別遊技に対する期待感を、より高めることができる。
合成ウィンドウ予告83をステップアップ表示した後、サブCPU51は、疑似変動表示部90における特別図柄の変動表示を、リーチ状態で停止表示する。その後、サブCPU51は、第2疑似変動期間を終了して、図柄表示装置10の表示領域15に、疑似変動表示部90のリーチ状態に連動した態様で、特別図柄表示部11をリーチ表示する。サブCPU51は、特別図柄表示部11の表示を、リーチ状態から、大当たり乱数に基づくハズレ図柄で停止表示する。その後、サブCPU51は、ステップアップ予告実行処理(4)を終了すると同時に、特定ステップアップ予告処理(S242)を終了する。
続いて、取得した予告経由乱数が20〜39の範囲内である場合について説明する。この場合、S308に移行すると、サブCPU51は、第1疑似変動期間のステップアップ予告に係る処理として、先ず、疑似変動表示部90において、第1疑似変動期間に係る特別図柄の変動表示を開始する。そして、サブCPU51は、図柄表示装置10の第1部分表示領域16に、第1枠予告86Aの内部に第1ステップ予告85Aを配置した第1ウィンドウ予告81を表示すると共に、第2部分表示領域17には、第1枠予告86A内に第1ステップ予告85Aを配置した第2ウィンドウ予告82を表示する(図35参照)。
その後、サブCPU51は、第1疑似変動期間における時間の経過に伴って、第1部分表示領域16に表示されている第1ウィンドウ予告81の構成を、「第1枠予告86A内に第1ステップ予告85Aを配置した構成」から、「第1枠予告86A内に第2ステップ予告85Bを配置した構成」に変更して表示する。この第1ウィンドウ予告81のステップアップ表示と同時に、サブCPU51は、第1疑似変動期間における時間の経過に伴って、第2部分表示領域17に表示されている第2ウィンドウ予告82の構成を、「第1枠予告86A内に第1ステップ予告85Aを配置した構成」から、「第2枠予告86B内に第1ステップ予告85Aを配置した構成」を介して、「第3枠予告86C内に第1ステップ予告85Aを配置した構成」に変更して表示する。当該遊技機1は、ウィンドウ予告80(即ち、第1ウィンドウ予告81、第2ウィンドウ予告82)を構成する映像予告85、枠予告86の種類を、時間の経過に伴って随時変更することにより、予告によって示唆される特別遊技に対する信頼度を変動させている(図35参照)。これにより、当該遊技機1は、特別遊技に対する遊技者の期待感を、時間の経過に伴って変更することができるので、この特別遊技に対する期待感を、より高めることができる。
続いて、サブCPU51は、第1部分表示領域16に表示されている第1ウィンドウ予告81と、第2部分表示領域17に表示されている第2ウィンドウ予告82を合わせて、合成表示領域18上に合成ウィンドウ予告83を表示する。具体的には、サブCPU51は、第1部分表示領域16と第2部分表示領域17を合成して、図柄表示装置10の表示領域15に相当する合成表示領域18を設定する。この時、サブCPU51は、第1ウィンドウ予告81、第2ウィンドウ予告82を構成する夫々の映像予告85、枠予告86の内、最も高い信頼度を示す映像予告85、枠予告86の組み合わせを、合成表示領域18に表示される合成ウィンドウ予告83の構成として決定し、合成ウィンドウ予告83を表示する。
この場合、図35に示すように、サブCPU51は、第1ウィンドウ予告81、第2ウィンドウ予告82を構成する夫々の映像予告85、枠予告86の内、最も高い信頼度を示す映像予告85、枠予告86の組み合わせとして「第3枠予告86C内に第2ステップ予告85Bを配置した構成」の合成ウィンドウ予告83を表示する。合成表示領域18に合成ウィンドウ予告83を表示すると同時に、サブCPU51は、疑似変動表示部90における特別図柄の仮停止し、第1疑似変動期間を終了する。この合成表示領域18及び合成ウィンドウ予告83の演出表示によって、当該遊技機1は、第1ウィンドウ予告81、第2ウィンドウ予告82と、合成ウィンドウ予告83との関連性を印象付けることができ、特別遊技に対する遊技者の期待感を高めることができる。
続くS309においては、サブCPU51は、第2疑似変動期間のステップアップ予告に係る処理として、先ず、疑似変動表示部90における特別図柄の変動表示を開始し、同時に第2疑似変動期間を開始する。そして、サブCPU51は、合成表示領域18上の合成ウィンドウ予告83の構成を、第2疑似変動期間における時間の経過に伴って随時変更する。具体的には、サブCPU51は、合成ウィンドウ予告83の構成を、「第3枠予告86C内に第2ステップ予告85Bを配置した構成」から、最終予告結果乱数に基づく「第3枠予告86C内に第3ステップ予告85Cを配置した構成」に変更して表示する。当該遊技機1は、合成ウィンドウ予告83を構成する映像予告85、枠予告86の種類を、時間の経過に伴って随時変更することにより、予告によって示唆される特別遊技に対する信頼度を変動させているので、特別遊技に対する遊技者の期待感を、時間の経過に伴って変更することができ、この特別遊技に対する期待感を、より高めることができる。
合成ウィンドウ予告83をステップアップ表示した後、サブCPU51は、疑似変動表示部90における特別図柄の変動表示を、リーチ状態で停止表示する。その後、サブCPU51は、第2疑似変動期間を終了して、図柄表示装置10の表示領域15に、疑似変動表示部90のリーチ状態に連動した態様で、特別図柄表示部11をリーチ表示する。サブCPU51は、特別図柄表示部11の表示を、リーチ状態から、大当たり乱数に基づくハズレ図柄で停止表示する。その後、サブCPU51は、ステップアップ予告実行処理(4)を終了すると同時に、特定ステップアップ予告処理(S242)を終了する。
次に、S263において実行されるステップアップ予告実行処理(5)の処理内容について、図31を参照しつつ詳細に説明する。ステップアップ予告実行処理(5)に移行すると、サブCPU51は、今回の変動期間に対する最終予告結果乱数に基づいて、ステップアップ予告実行処理(5)における最終予告結果を設定する(S311)。具体的には、サブCPU51は、図柄表示装置10の合成表示領域18において、ステップアップ予告の最終的な結果として表示される合成ウィンドウ予告83の構成として、映像予告85の種類を「第3ステップ予告85C」とし、枠予告86の種類を「第2枠予告86B」に設定し(S311)、その後、S312に処理を移行する。
その後、サブCPU51は、取得した予告経由乱数に基づいて(S312、S315)、3種類のステップアップ経由パターンの内、一のパターンに係るステップアップ予告を実行する。具体的には、取得した予告経由乱数が0〜9の範囲内である場合(S312:YES)、サブCPU51は、S313に処理を移行する。取得した予告経由乱数が10〜19の範囲内である場合(S312:NO、S315:YES)、サブCPU51は、S316に処理を移行する。そして、取得した予告経由乱数が20〜39の範囲内である場合(S315:NO)、サブCPU51は、S318に処理を移行する。
ここで、S313に移行すると、サブCPU51は、第1疑似変動期間のステップアップ予告に係る処理を実行する。具体的には、サブCPU51は、先ず、図柄表示装置10の第1部分表示領域16に、第1枠予告86Aの内部に第1ステップ予告85Aを配置した第1ウィンドウ予告81を表示すると共に、第2部分表示領域17には、第1枠予告86A内に第1ステップ予告85Aを配置した第2ウィンドウ予告82を表示する(図36参照)。この時、サブCPU51は、疑似変動表示部90において、第1疑似変動期間に係る特別図柄の変動表示を開始する。
その後、サブCPU51は、第1部分表示領域16に表示されている第1ウィンドウ予告81と、第2部分表示領域17に表示されている第2ウィンドウ予告82を合わせて、合成表示領域18上に合成ウィンドウ予告83を表示する。具体的には、サブCPU51は、第1部分表示領域16と第2部分表示領域17を合成して、図柄表示装置10の表示領域15に相当する合成表示領域18を設定する。この時、サブCPU51は、第1ウィンドウ予告81、第2ウィンドウ予告82を構成する夫々の映像予告85、枠予告86の信頼度に基づいて、合成表示領域18に表示される合成ウィンドウ予告83を構成する映像予告85、枠予告86の種類を決定し、合成ウィンドウ予告83を表示する。
この場合、図36に示すように、サブCPU51は、第1ウィンドウ予告81、第2ウィンドウ予告82を構成する夫々の映像予告85、枠予告86の信頼度に基づいて、第1枠予告86A内に第1ステップ予告85Aを配置した合成ウィンドウ予告83を表示する。合成表示領域18に合成ウィンドウ予告83を表示すると同時に、サブCPU51は、疑似変動表示部90における特別図柄の仮停止し、第1疑似変動期間を終了する。この合成表示領域18及び合成ウィンドウ予告83の演出表示によって、当該遊技機1は、第1ウィンドウ予告81、第2ウィンドウ予告82と、合成ウィンドウ予告83との関連性を印象付けることができ、特別遊技に対する遊技者の期待感を高めることができる。
続くS314においては、サブCPU51は、第2疑似変動期間のステップアップ予告に係る処理として、疑似変動表示部90における特別図柄の変動表示を開始し、同時に第2疑似変動期間を開始する。そして、サブCPU51は、合成表示領域18に表示されている合成ウィンドウ予告83の構成を、第2疑似変動期間における時間の経過に伴って随時変更する。具体的には、サブCPU51は、合成ウィンドウ予告83の構成を、「第1枠予告86A内に第1ステップ予告85Aを配置した構成」から、「第2枠予告86B内に第2ステップ予告85Bを配置した構成」を介して、最終予告結果乱数に基づく「第2枠予告86B内に第3ステップ予告85Cを配置した構成」に変更して表示する。当該遊技機1は、ウィンドウ予告80(即ち、合成ウィンドウ予告83)を構成する映像予告85、枠予告86の種類を、時間の経過に伴って随時変更することにより、予告によって示唆される特別遊技に対する信頼度を変動させている(図36参照)。これにより、当該遊技機1は、特別遊技に対する遊技者の期待感を、時間の経過に伴って変更することができるので、この特別遊技に対する期待感を、より高めることができる。
合成ウィンドウ予告83をステップアップ表示した後、サブCPU51は、疑似変動表示部90における特別図柄の変動表示を、リーチ状態で停止表示する。その後、サブCPU51は、第2疑似変動期間を終了して、図柄表示装置10の表示領域15に、疑似変動表示部90のリーチ状態に連動した態様で、特別図柄表示部11をリーチ表示する。サブCPU51は、特別図柄表示部11の表示を、リーチ状態から、大当たり乱数に基づくハズレ図柄で停止表示する。その後、サブCPU51は、ステップアップ予告実行処理(5)を終了すると同時に、特定ステップアップ予告処理(S242)を終了する。
次に、取得した予告経由乱数が10〜19の範囲内である場合について説明する。この場合、S316に移行すると、サブCPU51は、第1疑似変動期間のステップアップ予告に係る処理として、先ず、疑似変動表示部90において、第1疑似変動期間に係る特別図柄の変動表示を開始する。そして、サブCPU51は、図柄表示装置10の第1部分表示領域16に、第1枠予告86Aの内部に第1ステップ予告85Aを配置した第1ウィンドウ予告81を表示すると共に、第2部分表示領域17には、第1枠予告86A内に第1ステップ予告85Aを配置した第2ウィンドウ予告82を表示する(図37参照)。
その後、サブCPU51は、第1疑似変動期間における時間の経過に伴って、第1部分表示領域16に表示されている第1ウィンドウ予告81の構成を、「第1枠予告86A内に第1ステップ予告85Aを配置した構成」から、「第1枠予告86A内に第2ステップ予告85Bを配置した構成」に変更して表示する。この時、サブCPU51は、第2部分表示領域17に表示されている第2ウィンドウ予告82の構成を、「第1枠予告86A内に第1ステップ予告85Aを配置した構成」としたままで表示する。当該遊技機1は、ウィンドウ予告80(即ち、第1ウィンドウ予告81)を構成する映像予告85、枠予告86の種類を、時間の経過に伴って随時変更することにより、予告によって示唆される特別遊技に対する信頼度を変動させている(図37参照)。これにより、当該遊技機1は、特別遊技に対する遊技者の期待感を、時間の経過に伴って変更することができるので、この特別遊技に対する期待感を、より高めることができる。
その後、サブCPU51は、第1部分表示領域16に表示されている第1ウィンドウ予告81と、第2部分表示領域17に表示されている第2ウィンドウ予告82を合わせて、合成表示領域18上に合成ウィンドウ予告83を表示する。具体的には、サブCPU51は、第1部分表示領域16と第2部分表示領域17を合成して、図柄表示装置10の表示領域15に相当する合成表示領域18を設定する。この時、サブCPU51は、第1ウィンドウ予告81、第2ウィンドウ予告82を構成する夫々の映像予告85、枠予告86の内、最も高い信頼度を示す映像予告85、枠予告86の組み合わせを、合成表示領域18に表示される合成ウィンドウ予告83の構成として決定し、合成ウィンドウ予告83を表示する。
この場合、図37に示すように、サブCPU51は、第1ウィンドウ予告81、第2ウィンドウ予告82を構成する夫々の映像予告85、枠予告86の内、最も高い信頼度を示す映像予告85、枠予告86の組み合わせである「第1枠予告86A内に第2ステップ予告85Bを配置した構成」の合成ウィンドウ予告83を表示する。合成表示領域18に合成ウィンドウ予告83を表示すると同時に、サブCPU51は、疑似変動表示部90における特別図柄の仮停止し、第1疑似変動期間を終了する。この合成表示領域18及び合成ウィンドウ予告83の演出表示によって、当該遊技機1は、第1ウィンドウ予告81、第2ウィンドウ予告82と、合成ウィンドウ予告83との関連性を印象付けることができ、特別遊技に対する遊技者の期待感を高めることができる。
続くS317においては、サブCPU51は、第2疑似変動期間のステップアップ予告に係る処理として、先ず、疑似変動表示部90における特別図柄の変動表示を開始し、同時に第2疑似変動期間を開始する。そして、サブCPU51は、合成表示領域18の合成ウィンドウ予告83の構成を、第2疑似変動期間における時間の経過に伴って随時変更する。具体的には、図37に示すように、サブCPU51は、合成ウィンドウ予告83の構成を、「第1枠予告86A内に第2ステップ予告85Bを配置した構成」から、「第2枠予告86B内に第2ステップ予告85Bを配置した構成」を介して、最終予告結果乱数に基づく「第2枠予告86B内に第3ステップ予告85Cを配置した構成」に変更して表示する。このように、合成ウィンドウ予告83を構成する映像予告85、枠予告86の種類を、時間の経過に伴って随時変更することにより、当該遊技機1は、予告によって示唆される特別遊技に対する信頼度を変動させている(図37参照)。これにより、当該遊技機1は、特別遊技に対する遊技者の期待感を、時間の経過に伴って変更することができるので、この特別遊技に対する期待感を、より高めることができる。
合成ウィンドウ予告83をステップアップ表示した後、サブCPU51は、疑似変動表示部90における特別図柄の変動表示を、リーチ状態で停止表示する。その後、サブCPU51は、第2疑似変動期間を終了して、図柄表示装置10の表示領域15に、疑似変動表示部90のリーチ状態に連動した態様で、特別図柄表示部11をリーチ表示する。サブCPU51は、特別図柄表示部11の表示を、リーチ状態から、大当たり乱数に基づくハズレ図柄で停止表示する。その後、サブCPU51は、ステップアップ予告実行処理(5)を終了すると同時に、特定ステップアップ予告処理(S242)を終了する。
続いて、取得した予告経由乱数が20〜39の範囲内である場合について説明する。この場合、S318に移行すると、サブCPU51は、第1疑似変動期間のステップアップ予告に係る処理として、先ず、疑似変動表示部90において、第1疑似変動期間に係る特別図柄の変動表示を開始する。そして、サブCPU51は、図柄表示装置10の第1部分表示領域16に、第1枠予告86Aの内部に第1ステップ予告85Aを配置した第1ウィンドウ予告81を表示すると共に、第2部分表示領域17には、第1枠予告86A内に第1ステップ予告85Aを配置した第2ウィンドウ予告82を表示する(図38参照)。
その後、サブCPU51は、第1疑似変動期間における時間の経過に伴って、第1部分表示領域16に表示されている第1ウィンドウ予告81の構成を、「第1枠予告86A内に第1ステップ予告85Aを配置した構成」から、「第1枠予告86A内に第2ステップ予告85Bを配置した構成」を介して、「第1枠予告86A内に第3ステップ予告85Cを配置した構成」に変更して表示する。この第1ウィンドウ予告81のステップアップ表示と同時に、サブCPU51は、第1疑似変動期間における時間の経過に伴って、第2部分表示領域17に表示されている第2ウィンドウ予告82の構成を、「第1枠予告86A内に第1ステップ予告85Aを配置した構成」から、「第1枠予告86A内に第2ステップ予告85Bを配置した構成」に変更して表示する。当該遊技機1は、ウィンドウ予告80(即ち、第1ウィンドウ予告81、第2ウィンドウ予告82)を構成する映像予告85、枠予告86の種類を、時間の経過に伴って随時変更することにより、予告によって示唆される特別遊技に対する信頼度を変動させている(図38参照)。これにより、当該遊技機1は、特別遊技に対する遊技者の期待感を、時間の経過に伴って変更することができるので、この特別遊技に対する期待感を、より高めることができる。
続いて、サブCPU51は、第1部分表示領域16に表示されている第1ウィンドウ予告81と、第2部分表示領域17に表示されている第2ウィンドウ予告82を合わせて、合成表示領域18上に合成ウィンドウ予告83を表示する。具体的には、サブCPU51は、第1部分表示領域16と第2部分表示領域17を合成して、図柄表示装置10の表示領域15に相当する合成表示領域18を設定する。この時、サブCPU51は、第1ウィンドウ予告81、第2ウィンドウ予告82を構成する夫々の映像予告85、枠予告86の内、最も高い信頼度を示す映像予告85、枠予告86の組み合わせを、合成表示領域18に表示される合成ウィンドウ予告83の構成として決定し、合成ウィンドウ予告83を表示する。
この場合、図38に示すように、サブCPU51は、第1ウィンドウ予告81、第2ウィンドウ予告82を構成する夫々の映像予告85、枠予告86の内、最も高い信頼度を示す映像予告85、枠予告86の組み合わせである「第1枠予告86A内に第3ステップ予告85Cを配置した構成」の合成ウィンドウ予告83を表示する。合成表示領域18に合成ウィンドウ予告83を表示すると同時に、サブCPU51は、疑似変動表示部90における特別図柄の仮停止し、第1疑似変動期間を終了する。この合成表示領域18及び合成ウィンドウ予告83の演出表示によって、当該遊技機1は、第1ウィンドウ予告81、第2ウィンドウ予告82と、合成ウィンドウ予告83との関連性を印象付けることができ、特別遊技に対する遊技者の期待感を高めることができる。
続くS319においては、サブCPU51は、第2疑似変動期間のステップアップ予告に係る処理として、先ず、疑似変動表示部90における特別図柄の変動表示を開始し、同時に第2疑似変動期間を開始する。そして、サブCPU51は、合成表示領域18における合成ウィンドウ予告83の構成を、第2疑似変動期間における時間の経過に伴って随時変更する。具体的には、図38に示すように、サブCPU51は、合成ウィンドウ予告83の構成を、「第1枠予告86A内に第3ステップ予告85Cを配置した構成」から、最終予告結果乱数に基づく「第2枠予告86B内に第3ステップ予告85Cを配置した構成」に変更して表示する。当該遊技機1は、合成ウィンドウ予告83を構成する映像予告85、枠予告86の種類を、時間の経過に伴って随時変更することにより、予告によって示唆される特別遊技に対する信頼度を変動させているので、特別遊技に対する遊技者の期待感を、時間の経過に伴って変更でき、この特別遊技に対する期待感を、より高めることができる。
合成ウィンドウ予告83をステップアップ表示した後、サブCPU51は、疑似変動表示部90における特別図柄の変動表示を、リーチ状態で停止表示する。その後、サブCPU51は、第2疑似変動期間を終了して、図柄表示装置10の表示領域15に、疑似変動表示部90のリーチ状態に連動した態様で、特別図柄表示部11をリーチ表示する。サブCPU51は、特別図柄表示部11の表示を、リーチ状態から、大当たり乱数に基づくハズレ図柄で停止表示する。その後、サブCPU51は、ステップアップ予告実行処理(5)を終了すると同時に、特定ステップアップ予告処理(S242)を終了する。
次に、S264において実行されるステップアップ予告実行処理(6)の処理内容について、図32を参照しつつ詳細に説明する。ステップアップ予告実行処理(6)に移行すると、サブCPU51は、今回の変動期間に対する最終予告結果乱数に基づいて、ステップアップ予告実行処理(6)における最終予告結果を設定する(S321)。具体的には、サブCPU51は、図柄表示装置10の合成表示領域18において、ステップアップ予告の最終的な結果として表示される合成ウィンドウ予告83の構成として、映像予告85の種類を「第2ステップ予告85B」とし、枠予告86の種類を「第3枠予告86C」に設定し(S321)、その後、S322に処理を移行する。
その後、サブCPU51は、取得した予告経由乱数に基づいて(S322、S325)、3種類のステップアップ経由パターンの内、一のパターンに係るステップアップ予告を実行する。具体的には、取得した予告経由乱数が0〜9の範囲内である場合(S322:YES)、サブCPU51は、S323に処理を移行する。取得した予告経由乱数が10〜19の範囲内である場合(S322:NO、S325:YES)、サブCPU51は、S326に処理を移行する。そして、取得した予告経由乱数が20〜39の範囲内である場合(S325:NO)、サブCPU51は、S328に処理を移行する。
ここで、S323に移行すると、サブCPU51は、第1疑似変動期間のステップアップ予告に係る処理を実行する。具体的には、サブCPU51は、先ず、図柄表示装置10の第1部分表示領域16に、第1枠予告86Aの内部に第1ステップ予告85Aを配置した第1ウィンドウ予告81を表示すると共に、第2部分表示領域17には、第1枠予告86A内に第1ステップ予告85Aを配置した第2ウィンドウ予告82を表示する(図39参照)。この時、サブCPU51は、疑似変動表示部90において、第1疑似変動期間に係る特別図柄の変動表示を開始する。
その後、サブCPU51は、第1部分表示領域16に表示されている第1ウィンドウ予告81と、第2部分表示領域17に表示されている第2ウィンドウ予告82を合わせて、合成表示領域18上に合成ウィンドウ予告83を表示する。具体的には、サブCPU51は、第1部分表示領域16と第2部分表示領域17を合成して、図柄表示装置10の表示領域15に相当する合成表示領域18を設定する。この時、サブCPU51は、第1ウィンドウ予告81、第2ウィンドウ予告82を構成する夫々の映像予告85、枠予告86の信頼度に基づいて、合成表示領域18に表示される合成ウィンドウ予告83を構成する映像予告85、枠予告86の種類を決定し、合成ウィンドウ予告83を表示する。
この場合、図39に示すように、サブCPU51は、第1ウィンドウ予告81、第2ウィンドウ予告82を構成する夫々の映像予告85、枠予告86の信頼度に基づいて、第1枠予告86A内に第1ステップ予告85Aを配置した合成ウィンドウ予告83を表示する。合成表示領域18に合成ウィンドウ予告83を表示すると同時に、サブCPU51は、疑似変動表示部90における特別図柄の仮停止し、第1疑似変動期間を終了する。この合成表示領域18及び合成ウィンドウ予告83の演出表示によって、当該遊技機1は、第1ウィンドウ予告81、第2ウィンドウ予告82と、合成ウィンドウ予告83との関連性を印象付けることができ、特別遊技に対する遊技者の期待感を高めることができる。
続くS324においては、サブCPU51は、第2疑似変動期間のステップアップ予告に係る処理として、疑似変動表示部90における特別図柄の変動表示を開始し、同時に第2疑似変動期間を開始する。そして、サブCPU51は、合成表示領域18上の合成ウィンドウ予告83の構成を、第2疑似変動期間における時間の経過に伴って随時変更する。具体的には、サブCPU51は、合成ウィンドウ予告83の構成を、「第1枠予告86A内に第1ステップ予告85Aを配置した構成」から、「第2枠予告86B内に第2ステップ予告85Bを配置した構成」を介して、最終予告結果乱数に基づく「第3枠予告86C内に第2ステップ予告85Bを配置した構成」に変更して表示する。当該遊技機1は、ウィンドウ予告80(即ち、合成ウィンドウ予告83)を構成する映像予告85、枠予告86の種類を、時間の経過に伴って随時変更することにより、予告によって示唆される特別遊技に対する信頼度を変動させている(図39参照)。これにより、当該遊技機1は、特別遊技に対する遊技者の期待感を、時間の経過に伴って変更することができるので、この特別遊技に対する期待感を、より高めることができる。
合成ウィンドウ予告83をステップアップ表示した後、サブCPU51は、疑似変動表示部90における特別図柄の変動表示を、リーチ状態で停止表示する。その後、サブCPU51は、第2疑似変動期間を終了して、図柄表示装置10の表示領域15に、疑似変動表示部90のリーチ状態に連動した態様で、特別図柄表示部11をリーチ表示する。サブCPU51は、特別図柄表示部11の表示を、リーチ状態から、大当たり乱数に基づくハズレ図柄で停止表示する。その後、サブCPU51は、ステップアップ予告実行処理(6)を終了すると同時に、特定ステップアップ予告処理(S242)を終了する。
次に、取得した予告経由乱数が10〜19の範囲内である場合について説明する。この場合、S326に移行すると、サブCPU51は、第1疑似変動期間のステップアップ予告に係る処理として、先ず、疑似変動表示部90において、第1疑似変動期間に係る特別図柄の変動表示を開始する。そして、サブCPU51は、図柄表示装置10の第1部分表示領域16に、第1枠予告86Aの内部に第1ステップ予告85Aを配置した第1ウィンドウ予告81を表示すると共に、第2部分表示領域17には、第1枠予告86A内に第1ステップ予告85Aを配置した第2ウィンドウ予告82を表示する(図40参照)。
続いて、サブCPU51は、第1疑似変動期間における時間の経過に伴って、第1部分表示領域16に表示されている第1ウィンドウ予告81の構成を、「第1枠予告86A内に第1ステップ予告85Aを配置した構成」から、「第1枠予告86A内に第2ステップ予告85Bを配置した構成」に変更して表示する。この時、サブCPU51は、第2部分表示領域17に表示されている第2ウィンドウ予告82の構成を、「第1枠予告86A内に第1ステップ予告85Aを配置した構成」としたままで表示する。当該遊技機1は、ウィンドウ予告80(即ち、第1ウィンドウ予告81)を構成する映像予告85、枠予告86の種類を、時間の経過に伴って随時変更することにより、予告によって示唆される特別遊技に対する信頼度を変動させている(図40参照)。これにより、当該遊技機1は、特別遊技に対する遊技者の期待感を、時間の経過に伴って変更することができるので、この特別遊技に対する期待感を、より高めることができる。
その後、サブCPU51は、第1部分表示領域16に表示されている第1ウィンドウ予告81と、第2部分表示領域17に表示されている第2ウィンドウ予告82を合わせて、合成表示領域18上に合成ウィンドウ予告83を表示する。具体的には、サブCPU51は、第1部分表示領域16と第2部分表示領域17を合成して、図柄表示装置10の表示領域15に相当する合成表示領域18を設定する。この時、サブCPU51は、第1ウィンドウ予告81、第2ウィンドウ予告82を構成する夫々の映像予告85、枠予告86の内、最も高い信頼度を示す映像予告85、枠予告86の組み合わせを、合成表示領域18に表示される合成ウィンドウ予告83の構成として決定し、合成ウィンドウ予告83を表示する。
この場合、図40に示すように、サブCPU51は、第1ウィンドウ予告81、第2ウィンドウ予告82を構成する夫々の映像予告85、枠予告86の内、最も高い信頼度を示す映像予告85、枠予告86の組み合わせである「第1枠予告86A内に第2ステップ予告85Bを配置した構成」の合成ウィンドウ予告83を表示する。合成表示領域18に合成ウィンドウ予告83を表示すると同時に、サブCPU51は、疑似変動表示部90における特別図柄の仮停止し、第1疑似変動期間を終了する。合成表示領域18及び合成ウィンドウ予告83の演出表示によって、当該遊技機1は、第1ウィンドウ予告81、第2ウィンドウ予告82と、合成ウィンドウ予告83との関連性を印象付けることができ、特別遊技に対する遊技者の期待感を高めることができる。
続くS327においては、サブCPU51は、第2疑似変動期間のステップアップ予告に係る処理として、先ず、疑似変動表示部90における特別図柄の変動表示を開始し、同時に第2疑似変動期間を開始する。そして、サブCPU51は、合成表示領域18上の合成ウィンドウ予告83の構成を、第2疑似変動期間における時間の経過に伴って随時変更する。具体的には、図40に示すように、サブCPU51は、合成ウィンドウ予告83の構成を、「第1枠予告86A内に第2ステップ予告85Bを配置した構成」から、「第2枠予告86B内に第2ステップ予告85Bを配置した構成」を介して、最終予告結果乱数に基づく「第3枠予告86C内に第2ステップ予告85Bを配置した構成」に変更して表示する。このように、合成ウィンドウ予告83を構成する映像予告85、枠予告86の種類を、時間の経過に伴って随時変更することにより、当該遊技機1は、予告によって示唆される特別遊技に対する信頼度を変動させている(図40参照)。これにより、当該遊技機1は、特別遊技に対する遊技者の期待感を、時間の経過に伴って変更することができるので、この特別遊技に対する期待感を、より高めることができる。
合成ウィンドウ予告83をステップアップ表示した後、サブCPU51は、疑似変動表示部90における特別図柄の変動表示を、リーチ状態で停止表示する。その後、サブCPU51は、第2疑似変動期間を終了して、図柄表示装置10の表示領域15に、疑似変動表示部90のリーチ状態に連動した態様で、特別図柄表示部11をリーチ表示する。サブCPU51は、特別図柄表示部11の表示を、リーチ状態から、大当たり乱数に基づくハズレ図柄で停止表示する。その後、サブCPU51は、ステップアップ予告実行処理(6)を終了すると同時に、特定ステップアップ予告処理(S242)を終了する。
続いて、取得した予告経由乱数が20〜39の範囲内である場合について説明する。この場合、S328に移行すると、サブCPU51は、第1疑似変動期間のステップアップ予告に係る処理として、先ず、疑似変動表示部90において、第1疑似変動期間に係る特別図柄の変動表示を開始する。そして、サブCPU51は、図柄表示装置10の第1部分表示領域16に、第1枠予告86Aの内部に第1ステップ予告85Aを配置した第1ウィンドウ予告81を表示すると共に、第2部分表示領域17には、第1枠予告86A内に第1ステップ予告85Aを配置した第2ウィンドウ予告82を表示する(図41参照)。
その後、サブCPU51は、時間の経過に伴って、第1部分表示領域16に表示されている第1ウィンドウ予告81の構成を、「第1枠予告86A内に第1ステップ予告85Aを配置した構成」から、「第1枠予告86A内に第2ステップ予告85Bを配置した構成」に変更して表示する。この第1ウィンドウ予告81のステップアップ表示と同時に、サブCPU51は、時間の経過に伴って、第2部分表示領域17に表示されている第2ウィンドウ予告82の構成を、「第1枠予告86A内に第1ステップ予告85Aを配置した構成」から、「第2枠予告86B内に第1ステップ予告85Aを配置した構成」を介して、「第3枠予告86C内に第1ステップ予告85Aを配置した構成」に変更して表示する。当該遊技機1は、ウィンドウ予告80(即ち、第1ウィンドウ予告81、第2ウィンドウ予告82)を構成する映像予告85、枠予告86の種類を、時間の経過に伴って随時変更することにより、予告によって示唆される特別遊技に対する信頼度を変動させている(図41参照)。これにより、当該遊技機1は、特別遊技に対する遊技者の期待感を、時間の経過に伴って変更することができるので、この特別遊技に対する期待感を、より高めることができる。
続いて、サブCPU51は、第1部分表示領域16に表示されている第1ウィンドウ予告81と、第2部分表示領域17に表示されている第2ウィンドウ予告82を合わせて、合成表示領域18上に合成ウィンドウ予告83を表示する。具体的には、サブCPU51は、第1部分表示領域16と第2部分表示領域17を合成して、図柄表示装置10の表示領域15に相当する合成表示領域18を設定する。この時、サブCPU51は、第1ウィンドウ予告81、第2ウィンドウ予告82を構成する夫々の映像予告85、枠予告86の内、最も高い信頼度を示す映像予告85、枠予告86の組み合わせを、合成表示領域18に表示される合成ウィンドウ予告83の構成として決定し、合成ウィンドウ予告83を表示する。
この場合、図41に示すように、サブCPU51は、第1ウィンドウ予告81、第2ウィンドウ予告82を構成する夫々の映像予告85、枠予告86の内、最も高い信頼度を示す映像予告85、枠予告86の組み合わせである「第3枠予告86C内に第2ステップ予告85Bを配置した構成」の合成ウィンドウ予告83を表示する。合成表示領域18に合成ウィンドウ予告83を表示すると同時に、サブCPU51は、疑似変動表示部90における特別図柄の仮停止し、第1疑似変動期間を終了する。この合成表示領域18及び合成ウィンドウ予告83の演出表示によって、当該遊技機1は、第1ウィンドウ予告81、第2ウィンドウ予告82と、合成ウィンドウ予告83との関連性を印象付けることができ、特別遊技に対する遊技者の期待感を高めることができる。
続くS329においては、サブCPU51は、第2疑似変動期間のステップアップ予告に係る処理として、先ず、疑似変動表示部90における特別図柄の変動表示を開始し、同時に第2疑似変動期間を開始する。そして、図41に示すように、サブCPU51は、第1疑似変動期間で表示された「第3枠予告86C内に第2ステップ予告85Bを配置した構成」の合成ウィンドウ予告83を、合成表示領域18上に、そのまま継続して表示する。当該遊技機1は、合成ウィンドウ予告83を構成する映像予告85、枠予告86の種類を、時間の経過に伴って随時変更することにより、予告によって示唆される特別遊技に対する信頼度を変動させているので、特別遊技に対する遊技者の期待感を、時間の経過に伴って変更でき、この特別遊技に対する期待感を、より高めることができる。
合成ウィンドウ予告83を表示した後、サブCPU51は、疑似変動表示部90における特別図柄の変動表示を、リーチ状態で停止表示する。その後、サブCPU51は、第2疑似変動期間を終了して、図柄表示装置10の表示領域15に、疑似変動表示部90のリーチ状態に連動した態様で、特別図柄表示部11をリーチ表示する。サブCPU51は、特別図柄表示部11の表示を、リーチ状態から、大当たり乱数に基づくハズレ図柄で停止表示する。その後、サブCPU51は、ステップアップ予告実行処理(6)を終了すると同時に、特定ステップアップ予告処理(S242)を終了する。
続いて、2msタイマ割込み処理(S210)について、図42を参照しつつ詳細に説明する。図42に示すように、2msタイマ割込み処理(S210)に移行すると、サブCPU51は、先ず、入力処理を実行する(S331)。入力処理(S331)では、サブCPU51は、操作ボタン等の入力データを作成し、サブ制御基板50のRAMに入力する。その後、サブCPU51は、S332に処理を移行する。
S332においては、サブCPU51は、ランプデータ出力処理を実行する。ランプデータ出力処理(S332)では、サブCPU51は、10msタイマ割込み処理(S209)のランプ処理(S222)で作成したランプデータの出力を行う。その後、サブCPU51は、S333に処理を移行する。
S333に移行すると、サブCPU51は、駆動出力処理を実行し、可動演出ユニット(図示せず)を構成する駆動モータの駆動パターン等を示す駆動データの作成、及び当該駆動データの出力を行う。その後、サブCPU51は、駆動出力処理(S333)を終了すると共に、2msタイマ割込み処理(S210)を終了する。
以上説明したように、本実施形態に係る遊技機1によれば、図柄表示装置10の表示領域15を用いた予告演出を行うことにより、大当たり(即ち、特別遊技の付与)を示唆して、遊技者の期待感を向上させ得る。特定ステップアップ処理(S242)に移行すると、当該遊技機1は、図柄表示装置10の表示領域15に、第1部分表示領域16と第2部分表示領域17を設定し、第1部分表示領域16における第1ウィンドウ予告81を用いた予告演出と、第2部分表示領域17における第2ウィンドウ予告82を用いた予告演出を実行する。その後、当該遊技機1は、第1部分表示領域16における第1ウィンドウ予告81の構成と、第2部分表示領域17における第2ウィンドウ予告82の構成から最も高い信頼度となる構成の合成ウィンドウ予告83及び合成表示領域18を設定して表示する(図33〜図41参照)。この合成表示領域18及び合成ウィンドウ予告83を用いた予告演出を実行することによって、当該遊技機1は、第1ウィンドウ予告81、第2ウィンドウ予告82と、合成ウィンドウ予告83との関連性を印象付けることができ、特別遊技に対する遊技者の期待感を高めることができる。
更に、当該遊技機1は、ウィンドウ予告80(即ち、第1ウィンドウ予告81、第2ウィンドウ予告82、合成ウィンドウ予告83)を構成する映像予告85、枠予告86の種類を、時間の経過に伴って随時変更することにより、予告によって示唆される特別遊技に対する信頼度を変動させている。これにより、当該遊技機1は、特別遊技に対する遊技者の期待感を、時間の経過に伴って変更することができるので、この特別遊技に対する期待感を、より高めることができる。
当該遊技機1は、ウィンドウ予告80(即ち、第1ウィンドウ予告81、第2ウィンドウ予告82、合成ウィンドウ予告83)を構成する映像予告85、枠予告86の種類を、時間の経過に伴って、段階的に信頼度の高い種類に変更するので、信頼度が段階的に上昇するステップアップ予告によって、特別遊技に対する期待を、より向上させることができる。
以上、実施形態に基づき本発明を説明したが、本発明は上述した実施形態に何ら限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲内で種々の改良変更が可能である。例えば、本実施形態においては、本発明に係る予告及び合成予告として、ウィンドウ予告80を例示し、更に、本発明に係る複数種類の小予告として、映像予告85と枠予告86を例示していたが、この態様に限定されるものではない。例えば、各部分表示領域で実行される予告は、何れも同一の構成である第1ウィンドウ予告81、第2ウィンドウ予告82である必要はなく、異なる信頼度を示すことができれば、異なる表示態様を採用することができる。又、複数種類の小予告についても、映像予告85や枠予告86に限定されるものではなく、例えば、予告を構成する小予告が2つ以上で構成されても良いし、途中で新たな小予告が追加されたり、減少したり等の数的変化を行う等、種々の態様を採用し得る。
尚、本願発明における信頼度の互いに異なる複数の予告は、予告全ての信頼度が異なるものも含まれるし、複数のうち少なくとも一部の予告の信頼度が異なるものも含まれる。即ち、複数の予告には、信頼度が互いに異なる予告が2つ以上含まれていれば、他の予告が同じ信頼度であっても良い。
又、上述した実施形態においては、図柄表示装置10の表示領域15に、第1部分表示領域16と、第2部分表示領域17を形成する構成であったが、この態様に限定されるものではない。例えば、本発明は、図柄表示装置10の表示領域に、複数の部分表示領域を形成するものであれば、より多くの部分表示領域を表示領域15に形成する態様を採用し得る。即ち、部分表示領域が2つ以上のものであればよい。
そして、上述した実施形態においては、一のウィンドウ予告80を構成する映像予告85の種類を、第1ステップ予告85A〜第3ステップ予告85Cの3種類とし、枠予告86の種類を、第1枠予告86A〜第3枠予告86Cの3種類としていたが、この態様に限定するものではない。本発明は、ウィンドウ予告80を構成する映像予告85と枠予告86の種類を、更に多種類にすることも可能である。更に、映像予告85の種類数と枠予告86の種類数は、同数である必要はなく、映像予告85の種類数が多くても良いし、枠予告86の種類数が多くても良い。
上述した実施形態においては、映像予告85に含まれる第1ステップ予告85A〜第3ステップ予告85Cの信頼度を全て異なるものとしていたが、この態様に限定されるものではなく、一部の映像予告85に係る信頼度が同一であっても良い。同様に、上述した実施形態では、枠予告86に含まれる第1枠予告86A〜第3枠予告86Cの信頼度は全て異なっているが、一部の枠予告86に係る信頼度が同一であっても良い。
又、上述した実施形態においては、第1部分表示領域16における第1ウィンドウ予告81、第2部分表示領域17における第2ウィンドウ予告82は、何れも「第1枠予告86A内に、第1ステップ予告85Aを配置した状態」で予告演出を開始しているが、この態様に限定されるものではない。例えば、「第2枠予告86B内に、第1ステップ予告85Aを配置した状態」から開始することも可能であるし、「第1枠予告86A内に、第3ステップ予告85Cを配置した状態」から開始しても良い。
更に、上述した実施形態におけるウィンドウ予告80を用いた予告演出は、当該ウィンドウ予告80を構成する映像予告85、枠予告86の種類を、随時変更することによって、当該ウィンドウ予告80が示す信頼度を一段階ずつ段階的に上昇させていたが、この態様に限定されるものではない。時間経過に伴って、信頼度を変化させるものであればよく、ウィンドウ予告80が示す信頼度を下げる段階が含まれていても良い。又、ウィンドウ予告80を用いた予告演出として、一度に行われる信頼度の変化は、一段階ずつに限らず、複数段階をもって変化する構成であってもよい。
又、第1ウィンドウ予告81を用いた予告演出、第2ウィンドウ予告82を用いた予告演出の内、一方のみで信頼度の変化を行い、他方では、信頼度の変化を行わない態様を採用することも可能である。
上述した実施形態においては、第1ウィンドウ予告81の予告演出、及び第2ウィンドウ予告82を用いた予告演出を行った後、第1ウィンドウ予告81、第2ウィンドウ予告82の構成に基づく合成ウィンドウ予告83を、本発明における合成予告として表示し、当該合成ウィンドウ予告83を構成する映像予告85、枠予告86の種類を変更して、信頼度を変化させていたが、この態様に限定されるものではない。本発明は、予告演出の最終段階として、第1ウィンドウ予告81、第2ウィンドウ予告82を構成する映像予告85、枠予告86の種類に基づいて、合成予告としての合成ウィンドウ予告83を表示することもできる。
上述した実施形態においては、2つのウィンドウ予告80(即ち、第1ウィンドウ予告81、第2ウィンドウ予告82)を構成する映像予告85、枠予告86に基づいて、一の合成ウィンドウ予告83の構成を決定して表示していたが、より多数のウィンドウ予告80に基づいて、一のウィンドウ予告80(即ち、合成ウィンドウ予告83)の構成を決定して表示しても良い。この時、上述した実施形態のように、多数のウィンドウ予告80の全てに関して、その構成を参照して一度に一の合成ウィンドウ予告83として表示することも可能である。
そして、多数のウィンドウ予告80を用いた場合においては、多数のウィンドウ予告80に含まれる2つのウィンドウ予告80の構成に基づいて、一の合成ウィンドウ予告83を合成して表示した後、多数のウィンドウ予告80に含まれる他のウィンドウ予告80と、合成した合成ウィンドウ予告83の構成に基づいて、新たな合成ウィンドウ予告83の構成を決定表示する処理を繰り返すことにより、最終的に、多数のウィンドウ予告80の全てに基づく一の合成ウィンドウ予告83を表示する構成としても良い。
更に、多数のウィンドウ予告80を用いた場合、多数のウィンドウ予告80の内から、その構成を参照すべきウィンドウ予告80を、適宜選択して、選択されたものを用いて最終的な合成ウィンドウ予告83の構成を決定して表示しても良い。この場合、選択されなかったウィンドウ予告80の構成は、最終的な合成ウィンドウ予告83の構成に影響を与えるものではない。
上述した実施形態においては、疑似変動表示部90における特別図柄の疑似変動を予告演出として使用し、第1疑似変動期間内において、第1ウィンドウ予告81、第2ウィンドウ予告82に基づく合成ウィンドウ予告83を、合成予告として合成表示し、第2疑似変動期間内で、合成表示したウィンドウ予告80の信頼度の変更表示を行っていたが、この態様に限定されるものではない。
例えば、2つのウィンドウ予告80の信頼度の変化及び一の合成ウィンドウ予告83への合成を、複数の疑似変動期間の進行に伴い、複数回にわたって行う場合、疑似変動期間への移行時に、合成した合成ウィンドウ予告83とは別に、新たなウィンドウ予告80を表示するように構成してもよい。
更に、上述した実施形態では、第1疑似変動期間、第2疑似変動期間の経過に連動させて、ウィンドウ予告80を用いた予告演出を行っていたが、この態様に限定されるものではない。例えば、連続する疑似変動期間ではなく、連続予告として、上記ウィンドウ予告80を用いた予告演出を行っても良いし、疑似連続予告及び連続予告を用いずに、ウィンドウ予告80を用いた予告演出を行っても良い。
そして、上述した実施形態においては、第1部分表示領域16内において、第1ウィンドウ予告81を用いた予告演出を実行し、第2部分表示領域17内において、第2ウィンドウ予告82を用いた予告演出を実行していたが、この態様に限定されるものではない。例えば、本発明における部分表示領域である第1部分表示領域16、第2部分表示領域17とは別に、共通領域を形成し、各部分表示領域で行われる予告の一部分が前記共通領域に表示される構成としても良い。この時、予告の大部分は、対応する部分表示領域内に表示されることはいうまでもない。
又、各部分表示領域で行われる予告は、その大部分が対応する部分表示領域内に表示されていれば良く、或る部分表示領域で行われる予告が、他の部分表示領域で行われる予告と重なるように表示される構成としても良い。この時、或る部分表示領域で行われる予告が他の部分表示領域で行われる予告に対して重なる範囲は、他の部分表示領域で行われる予告の内容が把握可能な程度である。以上、多様な別実施例を挙げたが、これらの少なくとも一部が複合していても良い。
(付記)
また、本発明に係る遊技機を具体化した実施例について上記に説明したが、遊技機は以下の構成を有することも可能であり、その場合には以下の効果を奏する。
例えば、第1の構成は以下のとおりである。
所定条件を満たす場合に、遊技者にとって有利な特別遊技を実行するか否かを判断する判断手段と、前記判断手段の判断結果を前記遊技者に示唆する為の予告を決定する予告決定手段と、前記予告決定手段によって決定された予告を表示する表示領域を備えた表示手段と、を有する遊技機であって、前記予告決定手段は、特定の予告条件を満たす場合に、前記判断手段による判断結果を示唆する信頼度が互いに異なる複数の予告から、一の予告を前記表示手段の表示領域に表示するように決定する予告手段と、前記表示手段の表示領域において、前記予告手段によって決定された予告を複数表示した後に、前記表示領域に表示された複数の予告の信頼度に基づいて、表示された複数の予告の少なくとも一部を合成表示して、前記判断手段の判断結果を示唆する合成予告を設定する合成予告設定手段と、を有し、前記複数の予告は、夫々互いに異なる表示態様となる複数種類の小予告によって構成され、前記複数種類の小予告は、種類毎に、互いに信頼度が異なる少なくとも2つを含む複数の小予告を含んでおり、前記合成予告設定手段は、前記表示領域に表示された複数の予告において、各予告を構成する複数種類の小予告の各々が有する信頼度に基づいて、所定関係の信頼度で、前記表示領域で実行された各予告を構成する各複数種類の小予告の中から、種類毎に一つずつ選択して合成表示し、前記判断手段の判断結果を示唆する合成予告を設定することを特徴とする。
上記構成を有する遊技機によれば、特定の予告条件を満たす場合に、前記判断手段による判断結果を示唆する信頼度が互いに異なる複数の予告から、一の予告が決定され、決定された予告が複数表示された後に、前記表示領域に表示された複数の予告の信頼度に基づいて、表示された複数の予告の少なくとも一部を合成表示して、前記判断手段の判断結果を示唆する合成予告が設定され、特別遊技の有無が示唆される。この結果、当該遊技機によれば、表示手段の表示領域では、複数の予告を行った後、表示領域に表示された複数の予告の信頼度に基づいて、表示された複数の予告の少なくとも一部を合成した合成予告を、実行表示するので、特別遊技に対する遊技者の期待感を、より高め得る。
更に、当該遊技機において、前記複数の予告は、夫々互いに異なる表示態様となる複数種類の小予告によって構成されており、前記複数種類の小予告は、種類毎に、互いに信頼度が異なる少なくとも2つを含む複数の小予告を含んでいる。そして、当該遊技機によれば、前記表示領域に表示された複数の予告において、各予告を構成する複数種類の小予告の各々が有する信頼度に基づいて、所定関係の信頼度で、前記表示領域で実行された各予告を構成する各複数種類の小予告の中から、種類毎に一つずつ選択して合成表示する為、表示領域に表示された複数の予告と、その後に実行される合成予告との間に、所定関係の信頼度という関連性を遊技者に示唆することができ、特別遊技に対する遊技者の期待感を、より高めることができる。
また、第2の構成は以下のとおりである。
前記合成予告の信頼度は、前記表示領域に表示された複数の予告において、各予告を構成する前記各複数種類の小予告の中から、種類毎に一つずつ選択された小予告の信頼度に基づいて設定されていることを特徴とする。
上記構成を有する遊技機によれば、合成予告の信頼度は、前記表示領域に表示された複数の予告において、各予告を構成する前記複数種類の小予告の中から、種類毎に一つずつ選択された小予告の信頼度に基づいて設定されるので、前記表示領域に表示された複数の予告と、その後に実行される合成予告との間に、所定関係の信頼度という関連性を、より明確に遊技者に示唆することができ、特別遊技に対する遊技者の期待感を、より高めることができる。
1 遊技機
2 遊技盤
10 図柄表示装置
11 特別図柄表示部
15 表示領域
16 第1部分表示領域
17 第2部分表示領域
18 合成表示領域
40 主制御基板
41 CPU
50 サブ制御基板
51 サブCPU
67 賞球払出装置
80 ウィンドウ予告
81 第1ウィンドウ予告
82 第2ウィンドウ予告
83 合成ウィンドウ予告
85 映像予告
86 枠予告
R 遊技領域

Claims (2)

  1. 所定条件を満たす場合に、遊技者にとって有利な特別遊技を実行するか否かを判断する判断手段と、
    前記判断手段の判断結果を前記遊技者に示唆する為の予告を表示領域に表示する予告表示手段と、を有する遊技機であって、
    記予告は、互いに異なる表示態様となる複数種類の小予告の組み合わせによって構成され、
    前記複数種類の小予告は、時間経過に伴って変化可能であるとともに変化によって異なる信頼度を示し、
    前記予告表示手段は、
    特定の予告条件を満たす場合に、前記表示領域において複数の予告を表示した後に、表示された複数の予告の少なくとも一部を合成表示して前記判断手段の判断結果を示唆する新たな合成予告を表示し、
    前記表示領域に表示された複数の予告の合成表示を行う場合において、各予告を構成する複数種類の小予告の各々が有する信頼度に基づいて、前記表示領域で実行された各予告を構成する合成時点の各複数種類の小予告の中から、種類毎に一つずつ選択して合成表示し、前記合成予告を表示することを特徴とする遊技機。
  2. 前記合成予告の信頼度は、
    前記表示領域に表示された複数の予告において、各予告を構成する前記各複数種類の小予告の中から、種類毎に一つずつ選択された小予告の信頼度に基づいて設定されていることを特徴とする請求項1記載の遊技機。
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