JP2010011959A - 穴かがり縫いミシン - Google Patents

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Abstract

【課題】被縫製物の搬送装置を設けることなく、ユーザによる被縫製物の送り作業の負担を軽減する。
【解決手段】被縫製物に等間隔で複数の穴かがり縫い目を形成する穴かがり縫いミシンにおいて、穴かがり縫い目の縫製時に、その直近に縫い終えた穴かがり縫い目が位置すべき場所をユーザに教示する教示手段40を備え、教示手段は、ベッド部2に載置された被縫製物に向けて光を照射する光源43と、光源から発光される光を被縫製物に形成された穴かがり縫い目の鳩目穴に通すことにより、その光を直接受光又はその光のベッド部からの反射光を受光して穴かがり縫い目の存在を検出する検出手段44と、被縫製物が正しい位置にあることをユーザに報知する報知手段45と、検出手段が光源からの光を検出した場合に報知手段を動作させる制御手段と、を備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、複数の穴かがり縫い目を所定間隔毎に順次形成する穴かがり縫いミシンに関する。
メス等によって被縫製物にボタン穴を形成すると共に、ボタン穴の周囲にかがり縫いを施す穴かがり縫いミシンが知られている。穴かがり縫いには、ボタン穴の一端に円形状の鳩目穴が形成される鳩目穴かがり縫いと呼ばれるものがあり、おもにスーツのジャケット等に形成される。
通常、被縫製物には、鳩目穴かがり縫いが等間隔で複数並んで形成される。そのため、被縫製物における鳩目穴かがり縫いを形成する位置に予めノッチを形成したり、マークを付し、縫製を行う際に、ユーザがノッチやマークに基づいて被縫製物を手動で針落ち位置まで移動させて位置決めし、順次縫製する。
また、ユーザの作業負担を軽減するため、予め設定された距離だけ被縫製物を搬送する搬送装置を被縫製物の送り台に設け、鳩目穴かがり縫いの間隔を設定することで、ユーザの手動によらなくても搬送装置により被縫製物を搬送するものが知られている(例えば、特許文献1参照。)。搬送装置は、駆動源としてエアシリンダ等が用いられ、設定された距離をおいて設置されたストッパまでロッドを移動させることで被縫製物を搬送している。
特許第3503672号公報
しかし、送り台に搬送装置を設けると、作業スペースが搬送装置の設置スペースに割かれるため、作業スペースが狭くなり、作業性が低下する。また、多種多様な被縫製物を頻繁に交換して縫うような場合には、搬送装置の着脱作業が煩わしい。
また、搬送装置を送り台に設けると、送り台全体の重量が増加し、送り台を駆動させるモータを大型化する必要があった。その結果、ミシンの大型化による大幅なコストアップを招いてしまう。
また、鳩目穴かがり縫いの間隔をあけてストッパを設置する必要があり、その作業が煩わしい。また、ストッパの設置を忘れてしまうこともある。さらには、ロッドを何度もストッパに突き当てることにより、ストッパを固定するねじ等が弛み、ストッパの位置がずれることもある。その結果、誤った位置に鳩目穴かがり縫いを施してしまう。
また、正確にノッチやマークを付ける作業は煩わしく、被縫製物にダメージを与えることになる。
そこで、本発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、被縫製物の搬送装置を設けることなく、ユーザによる被縫製物の送り作業の負担を軽減することができる穴かがり縫いミシンを提供することを目的とする。
さらに、ノッチやマークを付ける作業を省略することができる穴かがり縫いミシンを提供することを目的とする。
請求項1に記載の発明は、被縫製物に等間隔で複数の穴かがり縫い目を形成する穴かがり縫いミシンにおいて、
穴かがり縫い目の縫製時に、その直近に縫い終えた穴かがり縫い目が位置すべき場所をユーザに教示する教示手段を備えることを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の穴かがり縫いミシンにおいて、
前記教示手段は、穴かがり縫い目の縫製時に、その直近に縫い終えた穴かがり縫い目が位置すべき場所に光を照射する光源を備えることを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、請求項1に記載の穴かがり縫いミシンにおいて、
前記教示手段は、
送り台に載置された被縫製物に向けて光を照射する光源と、
前記光源から発光される光を前記被縫製物に形成された穴かがり縫い目の鳩目穴に通すことにより、その光を直接受光又はその光の送り台からの反射光を受光して穴かがり縫い目の存在を検出する検出手段と、
前記被縫製物が正しい位置にあることをユーザに報知する報知手段と、
前記検出手段が前記光源からの光を検出した場合に前記報知手段を動作させる制御手段と、
を備えることを特徴とする。
請求項4に記載の発明は、請求項3に記載の穴かがり縫いミシンにおいて、
前記報知手段は、ユーザの視覚と聴覚の少なくとも一方を通じて被縫製物が正しい位置にあることを報知することを特徴とする。
請求項1に記載の発明によれば、教示手段は、直近に縫い終えた穴かがり縫い目が位置すべき場所をユーザに教示することで、ユーザは縫い終えた穴かがり縫い目がその位置になるように被縫製物を移動させるとよい。そして、教示された位置に直近に縫い終えた穴かがり縫い目を合わせることにより、これから縫製しようとする位置が針落ち位置にくることになる。すなわち、針の下でこれから縫うべき位置を合わせるのではなく、針の下から外れた位置で直近に縫い終えた位置を合わせることで間接的にこれから縫うべき位置を合わせることができる。
よって、被縫製物の搬送装置を設けることなく、ユーザによる被縫製物の送り作業の負担を軽減することができる。
さらに、ノッチやマークを付ける作業を省略することができるので、作業を省力化することができるとともに、被縫製物にダメージを与えることがない。
請求項2に記載の発明によれば、光源が縫い終えた穴かがり縫い目が位置すべき場所を照射する。これにより、ユーザは、被縫製物の送りの際に直近に縫い終えた穴かがり縫い目を光源により照射された位置に合わせるだけでよいので、必要な距離だけ正確に送ることができる。
また、ユーザは光源による照射を視覚で捉えることができるので、容易に送りと位置合わせを行うことができる。
請求項3に記載の発明によれば、被縫製物が正しい位置にセットされている場合には、光源から発せられた光は被縫製物により遮られることがなく、鳩目穴かがり縫い目に形成された鳩目穴を通過する。鳩目穴を通過した光は、検出手段によって直接受光されるか、又は送り台に当たって反射した反射光を受光する。そして、検出手段が光源からの光を検出すると、制御手段は、報知手段を動作させ、報知手段により被縫製物が正しい位置にあることをユーザに報知する。
これにより、被縫製物が正しい位置にあるときだけユーザは報知手段によりその旨を報知されるので、被縫製物の搬送装置を設けることなく、ユーザによる被縫製物の送り作業の負担を軽減することができる。
請求項4に記載の発明によれば、報知手段は、ユーザの視覚と聴覚の少なくとも一方を通じて被縫製物が正しい位置にあることを報知するため、ユーザは、被縫製物の位置合わせの確認を容易に行うことができる。
以下、図面を参照して、本発明に係る穴かがり縫いミシンの最良の実施形態について詳細に説明する。
図1〜図4に示すように、穴かがり縫いミシン1(以下、ミシン1という。)は、略矩形の箱体であるベッド部2と、このベッド部2上に立設された縦胴部3と、縦胴部3から前方に延出するアーム部4とから構成されるミシンフレームを有し、ミシンテーブル(図示略)上にボトムカバー5を介して載置されている。アーム部4の前部には、端部に縫い針6を備えた針棒7が、上下動可能でかつ左右方向(図1のX方向)に針振り運動可能に設けられている。なお、穴かがり縫いミシンは、ユーザがアーム部4の前部に対向するように位置し、被縫製物である布を図1のX方向に沿って右から左に向けて送るミシンである。
(送り台)
ベッド部2の上面には、布が載置される送り台10が配設されている。送り台10は全体として矩形状の箱体に形成されている。送り台10は、X送りパルスモータ111及びY送りパルスモータ112(図4参照)により駆動し、X(左右)方向及びY(前後)方向に移動可能になっている。送り台10の上面には、送り台10上の布を押さえつける布押さえ20が設けられている。布押さえ20は、ユーザから見て縫い針6よりも左側の布を押さえる左押さえ21と、ユーザから見て縫い針6よりも右側の布を押さえる右押さえ22と、を備えている。左押さえ21は、先端が上下方向に揺動する左押さえ腕23の先端に設けられている。右押さえ22は、先端が上下方向に揺動する右押さえ腕24の先端に設けられている。
送り台10の上面における左押さえ21及び右押さえ22の後方には、X方向に沿って布を右から左に移動させる際の案内板となるガイド25,25がそれぞれ設けられている。ガイド25は、送り台10の上面に立設されたX方向に延びる壁状の板材である。ガイド25は、ユーザが布をガイド25に突き当たるまでアーム部4の後部まで押し込んだ際に、布の縁がガイド25に沿って配置されるように送り台10に設けられている。従って、布の縁が直線状に形成されている場合には、ガイド25に沿ってセットしたときの布の縁はX方向に平行となる。すなわち、ガイド25は、送り台10上の布が回転することを防止する。
送り台10の下方で、縫い針6の針落ち位置とガイド25との間には、送り台10に載置された布に鳩目ボタン穴を形成する布切り装置(図示略)が設けられている。布切り装置には、アーム部4にメス受け台が昇降可能に設けられており、送り台10にはこのメス受け台に対向するように布切りメス(図示略)が設けられている。送り台10上に布を載置した状態で、メス受け台を布切りモータ113(図4参照)によって下降させ、布切りメスに合致させることで鳩目ボタン穴を形成する。なお、布切り装置によってボタン穴を形成する際に、布を載置する送り台10は原点位置に位置するようになっている。
布切り装置は、ミシン1の前後方向(Y方向)に沿って延びるボタン穴を布に形成するように配置されている。ここで、布に形成される鳩目ボタン穴は、鳩目部分がミシンの後部側、直線部分がミシン1の前部側で形成される。そして、形成された鳩目ボタン穴の直線部分側の端部が針落ち位置近傍に位置するように、布切りメス、ガイド25がそれぞれ設けられている。
なお、布としては鳩目ボタン穴が形成される用途のものであればどのようなものでもよいが、本実施形態においては、等間隔に並んで複数の鳩目ボタン穴が形成されるスーツのジャケットを例に挙げて説明する。
(教示手段)
図1、図2に示すように、ミシン1のアーム部4には、穴かがり縫い目の縫製時に、その直近に縫い終えた穴かがり縫い目が位置すべき場所をユーザに教示する教示手段としての教示装置40が設けられている。
教示装置40は、ユーザから見てアーム部4の左側面に設けられている。すなわち、ユーザが布を右から左に送ることから、布送り方向の下流側の側面に設けられている。
教示装置40は、その表面が水平方向に沿うようにアーム部4に設置された板状の支持ブラケット41と、この支持ブラケット41に設けられたセンサブラケット42と、送り台10上の布に向けて光を照射する光源43と、光源43からの光を受光して鳩目穴かがり縫い目の存在を検出する検出手段としてのセンサ44と、布が正しい位置にあることをユーザに報知する報知手段としてのライト45と、ライト45の点灯及び消灯制御を行う制御手段としての制御装置46と、を備えている。
図2に示すように、支持ブラケット41には、左右方向(X方向)に沿って延びる長孔41aが形成されている。センサブラケット42は、この長孔41aを介して左右方向に取付位置が調節自在となるように固定されている。センサブラケット42は、ボルトB及びナットにより支持ブラケット41に固定されている。
センサブラケット42には、光源43及びセンサ44が取り付けられている。光源43とセンサ44は、一体に形成されており、光源43から照射された光は、布に当たらなかった場合には、送り台10の反射板(図示略)に反射されてセンサ44で受光されるように構成されている。
支持ブラケット41には、点灯(点滅でも可)によりユーザに視覚で報知することができるライト45が設けられている。
ここで、センサブラケット42は、支持ブラケット41に対して左右方向(X方向)に移動調節可能であるから、針落ち位置Pから光源43による布の照射位置までの距離を変えることができる。すなわち、図5に示すように、隣接する鳩目ボタン穴間の距離をLとすると、針落ち位置Pから光源43の照射位置までのX方向に沿った距離がLとなる。これにより、図6に示すように、穴かがり縫いが終わった鳩目ボタン穴の鳩目部分を光源43の照射位置まで移動させることで、次に縫製すべき箇所が針落ち位置Pにくることになる。
このように、布の鳩目ボタン穴の間隔に応じて光源43及びセンサ44の固定位置を変えることにより、鳩目ボタン穴の間隔が変化しても柔軟に対応することができる。光源43及びセンサ44は、送り台10に載置された布の鳩目ボタン穴の鳩目部分と光源43及びセンサ44とを結ぶ直線がX方向と平行になる位置に配置されている。
図4に示すように、制御装置46は、ミシン1の各種処理、駆動制御を行うCPU101と、CPU101の作業エリアとなるRAM102と、縫製データやプログラムが記憶されたROM103と、を備えている。
制御装置46には、送り台10をX方向に駆動させるX送りパルスモータ111、送り台10をY方向に駆動させるY送りパルスモータ112、布切りメスを駆動させる布切りモータ113、光源43、センサ44、ライト45が接続されている。
ROM103には、CPU101により実行されることで、センサ44が光源43からの光を検出した場合にライト45を点灯させる機能を実現する制御プログラムが記憶されている。すなわち、制御装置46は、制御手段として機能する。
<縫製手順について>
次に、教示装置40を用いた縫製手順について説明する。
縫製を開始する前に、布に形成する鳩目ボタン穴の間隔に合わせて光源43及びセンサ44の位置を決定する。すなわち、図5に示すように、隣接する鳩目ボタン穴の間隔がLであれば、図6に示すように、針落ち位置Pからセンサ44までのX方向の間隔がLとなるように光源43及びセンサ44を固定する。
そして、最初の鳩目ボタン穴の縫製においては、ユーザの目で布をガイド25に突き当てて布をセットする。布をセットした後、穴かがり縫い及び布切りメスによる直線状の切れ目、鳩目穴を形成する。なお、布切りメスによる直線状の切れ目、鳩目穴を形成する順序は、穴かがり縫いの前後いずれであってもかまわない。
縫製終了後、ユーザは、布をX方向に沿って左方向に送る。このとき、布の端部をガイド25に沿わせて送る。ユーザは、光源43から発光される光が直近に形成された穴かがり縫い目の鳩目穴を通る位置を目安として布を送る。
ここで、布の送りが正しく行われた場合、光源43からの光は鳩目穴を通り、送り台10の反射板によって反射され、反射光は、センサ44に受光される。一方、布の送りが不適切な場合や、布がXY平面上で回転している場合には、光源43からの光は鳩目穴を通ることができないため、布に当たることになる。布に当たった光は乱反射するため、センサ44によって受光することができない。
制御装置46は、センサ44からの検出信号を受信できるようになっており、制御装置46は、送り台10の反射板からの反射光を受光したセンサ44の検出信号を受信した場合のみライト45に通電し、ライト45を点灯させる。
ライト45の点灯により、ユーザは、布を送りつつライト45を見るだけで布の送りが正しく行われているかどうかを判断することができる。
<作用・効果>
上記のミシン1によれば、教示装置40は、直近に縫い終えた鳩目穴かがり縫い目が位置すべき場所をユーザに教示することで、ユーザは縫い終えた鳩目穴かがり縫い目がその位置になるように布を移動させるとよい。そして、教示された位置に直近に縫い終えた鳩目穴かがり縫い目を合わせることにより、これから縫製しようとする位置が針落ち位置にくることになる。すなわち、縫い針6の下でこれから縫うべき位置を合わせるのではなく、縫い針6の下から外れた位置で直近に縫い終えた位置を合わせることで間接的にこれから縫うべき位置を合わせることができる。
よって、布の搬送装置を設けることなく、ユーザによる布の送り作業の負担を軽減することができる。
また、布が正しい位置にセットされている場合には、光源43から発せられた光は布により遮られることがなく、鳩目穴かがり縫い目に形成された鳩目穴を通過する。鳩目穴を通過した光は、送り台10の反射板で反射され、センサ44は反射光を受光する。そして、センサ44が光源43からの光を検出すると、制御装置46は、ライト45に通電し、ライト45の点灯により布が正しい位置にあることをユーザに報知する。
これにより、布が正しい位置にあるときだけユーザはライト45によりその旨を報知されるので、布の搬送装置を設けることなく、ユーザによる布の送り作業の負担を軽減することができる。
また、報知手段としてライト45を用いることにより、ユーザの視覚を通じて布が正しい位置にあることを報知するため、ユーザは、布の位置合わせの確認を容易に行うことができる。
(その他)
なお、本発明は上記実施形態に限られるものではない。例えば、上記実施形態においては、直近に縫い終えた穴かがり縫い目の鳩目部分をセンサ44で検出するようにしていたが、かかる鳩目部分が位置すべき場所を光源で照射し、ユーザがその照射位置に鳩目部分を合わせるように布を送ってもよい。
これにより、ユーザは、布の送りの際に直近に縫い終えた鳩目穴かがり縫い目を光源により照射された位置に合わせるだけでよいので、必要な距離だけ正確に送ることができる。また、ユーザは光源43による照射を視覚で捉えることができるので、容易に送りと位置合わせを行うことができる。
また、布が正しい位置にセットされていることは、ライト45の点灯によりユーザに報知されているが、ユーザの聴覚に訴えるべく、ブザー等の音の出るものに代えてもよいし、ライト45と併用してもよい。
また、光源43とセンサ44を一体に構成し、送り台10上の反射板による反射光を利用した検出方法を採用したが、センサブラケット42と送り台10の一方に投光部、他方に受光センサを設けて鳩目穴かがり縫い目の鳩目部分を検出するようにしてもよい。
穴かがり縫いミシンの正面図。 穴かがり縫いミシンの前部の平面図。 穴かがり縫いミシンの布押さえ近傍の斜視図。 制御装置まわりの構成を示すブロック図。 鳩目穴かがり縫いの対象となる例としてのスーツのジャケットを示す図。 鳩目穴かがり縫いの間隔に対応するセンサと針落ち位置との関係を説明する図。
符号の説明
1 穴かがり縫いミシン
10 送り台
40 教示装置(教示手段)
43 光源
44 センサ(検出手段)
45 ライト(報知手段)
46 制御装置(制御手段)

Claims (4)

  1. 被縫製物に等間隔で複数の穴かがり縫い目を形成する穴かがり縫いミシンにおいて、
    穴かがり縫い目の縫製時に、その直近に縫い終えた穴かがり縫い目が位置すべき場所をユーザに教示する教示手段を備えることを特徴とする穴かがり縫いミシン。
  2. 前記教示手段は、穴かがり縫い目の縫製時に、その直近に縫い終えた穴かがり縫い目が位置すべき場所に光を照射する光源を備えることを特徴とする請求項1に記載の穴かがり縫いミシン。
  3. 前記教示手段は、
    送り台に載置された被縫製物に向けて光を照射する光源と、
    前記光源から発光される光を前記被縫製物に形成された穴かがり縫い目の鳩目穴に通すことにより、その光を直接受光又はその光の送り台からの反射光を受光して穴かがり縫い目の存在を検出する検出手段と、
    前記被縫製物が正しい位置にあることをユーザに報知する報知手段と、
    前記検出手段が前記光源からの光を検出した場合に前記報知手段を動作させる制御手段と、
    を備えることを特徴とする請求項1に記載の穴かがり縫いミシン。
  4. 前記報知手段は、ユーザの視覚と聴覚の少なくとも一方を通じて被縫製物が正しい位置にあることを報知することを特徴とする請求項3に記載の穴かがり縫いミシン。
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