JP2010009923A - 電池モジュール、ジョイント端子、及び電池の接続構造 - Google Patents

電池モジュール、ジョイント端子、及び電池の接続構造 Download PDF

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Abstract

【課題】本発明は、複数の電池の端子同士を接続する際の作業効率を向上させた電池モジュール、ジョイント端子、及び電池の接続構造を提供する。
【解決手段】電池モジュール10であって、一対のピン端子16を有する電池11が、長手方向と交差する方向に複数並んで配される電池群12と、電池群12を構成する電池11の両端部を、ピン端子16が貫通する状態で一括して挟む一対のフレーム13と、フレーム13を貫通するピン端子16のうち隣り合うピン端子16間を接続するジョイント端子14と、を備え、ジョイント端子14は、フレーム13を貫通するピン端子16のうち一のピン端子16に嵌合する一対の第1対向壁32と、一のピン端子16の隣に位置する他のピン端子16に嵌合する一対の第2対向壁36と、を有する。
【選択図】図4

Description

本発明は、電池モジュール、ジョイント端子、及び電池の接続構造に関する。
従来より、電池モジュールとして特許文献1に記載のものが知られている。この電池モジュールは、並べて配された複数の電池の両端部をフレームに形成された穴内に嵌着することで一体化されている。各電池は円筒形状をなしており、電池の両端部にはそれぞれ、端子が形成されている。
各電池は、フレームに取り付けられた状態で、隣り合う位置に配された端子同士が逆極性となる姿勢で配されている。
フレーム内には、フレームに形成された穴内に電池の端部を嵌着した状態で隣り合う位置に配された電池の端子同士を連結するバスバーが、穴から露出してインサート成形されている。
電池の端子には、ボルトが螺合される螺子穴が形成されている。また、バスバーには、ボルトが挿通される接続孔が形成されている。端子に形成された螺子穴と、バスバーに形成された接続孔とは、フレームの穴内に電池の端部を嵌着した状態で整合するようになっている。バスバーの接続孔内にボルトを挿通し、バスバーを介して端子の螺子穴にボルトを螺合することにより、隣り合う端子同士が電気的に接続される。
特開平9−237617号公報
しかしながら上記の構成によれば、複数の電池に形成された各端子にそれぞれボルトを螺合しなけらばならないので、非常に手間がかかる。
本発明は上記のような事情に基づいて完成されたものであって、複数の電池の端子同士を接続する際の作業効率を向上させた電池モジュール、ジョイント端子、及び電池の接続構造を提供することを目的とする。
本発明は、電池モジュールであって、柱状をなす本体の両端部から前記本体の長手方向に突出して形成された一対のピン端子を有する電池が、前記本体の長手方向と交差する方向に複数並んで配される電池群と、前記電池群を構成する前記電池の両端部を、前記ピン端子が貫通する状態で一括して挟む一対のフレームと、前記フレームを貫通する前記ピン端子のうち隣り合うピン端子間を接続するジョイント端子と、を備え、前記ジョイント端子は、前記フレームを貫通する前記ピン端子のうち一のピン端子に嵌合する一対の第1対向壁と、前記一のピン端子の隣に位置する他のピン端子に嵌合する一対の第2対向壁と、を有する。
本発明によれば、電池群を構成する電池の両端部を一対のフレームで一括して挟むことにより、各電池は位置決めされる。各電池が位置決めされた状態において、フレームを貫通するピン端子のうち一のピン端子に第1対向壁を嵌合し、且つ、この一のピン端子の隣に位置する他のピン端子に第2対向壁を嵌合することにより、2つのピン端子間をジョイント端子により接続できる。これにより、電池のピン端子同士の接続作業の効率を向上させることができる。
本発明の実施態様としては以下の態様が好ましい。
前記ピン端子の先端には球面が形成されており、前記第1対向壁及び前記第2対向壁は、前記ピン端子の球面に嵌合してもよい。
上記の構成によれば、第1対向壁及び第2対向壁は、ピン端子の球面に嵌合した状態において、ピン端子の球面と接触しながら、ピン端子の球面上を回転できる。これにより、ピン端子同士の間に位置ずれが生じても、第1対向壁又は第2対向壁が、ピン端子の球面上を接触しながら回転することにより、ピン端子の間の位置ずれを吸収することができる。
前記第1対向壁には、前記第1対向壁が前記一のピン端子の球面に嵌合したときに前記一のピン端子の球面の少なくとも一部が嵌入する第1孔部が形成されていてもよい。
また、前記第2対向壁には、前記第2対向壁が前記他のピン端子の球面に嵌合したときに前記他のピン端子の球面の少なくとも一部が嵌入する第2孔部が形成されていてもよい。
また、前記第1対向壁には、前記第1対向壁が前記一のピン端子の球面に嵌合したときに前記一のピン端子の球面の少なくとも一部が嵌入する第1孔部が形成されており、且つ、前記第2対向壁には、前記第2対向壁が前記他のピン端子の球面に嵌合したときに前記他のピン端子の球面の少なくとも一部が嵌入する第2孔部が形成されていてもよい。
上記の構成によれば、第1対向壁を一の端子の球面に嵌合させると、一のピン端子の球面の少なくとも一部は第1孔部内に嵌入する。これにより、第1対向壁と一のピン端子とが嵌合状態から離脱しにくくなるので、第1対向壁と一のピン端子との間の接続信頼性を向上させることができる。
また、第2対向壁を他のピン端子の球面に嵌合させると、他のピン端子の球面の少なくとも一部は第2孔部内に嵌入する。これにより、第2対向壁と他のピン端子とが嵌合状態から離脱しにくくなるので、第2対向壁と他のピン端子との間の接続信頼性を向上させることができる。
前記第1孔部及び前記第2孔部の双方又は一方の孔縁は、前記電池の並び方向について細長い略長円形状をなしていてもよい。
上記の構成によれば、複数の電池間において、電池の並び方向について位置ずれが生じても、長円形状をなす第1孔部及び第2孔部の双方又は一方が電池の並び方向に摺動することにより、位置ずれが吸収される。
なお、「長円形」とは、二つの等しい長さの平行線と、この平行線の両端部にそれぞれ連なる二つの半円形と、からなる図形とする。
前記フレームには、前記フレームを貫通する前記ピン端子と、前記ピン端子に接続された前記ジョイント端子と、を覆うカバーが装着されていてもよい。
上記の構成によれば、ピン端子及びジョイント端子に異物が衝突することを抑制できる。
また、本発明は、ジョイント端子であって、対向して配される一対の金属板と、前記各金属板の対応する位置に形成されたボルト挿通孔と、前記ボルト挿通孔に挿通されるボルトと、前記ボルトに対して前記金属板を介して螺合されるナットと、前記ボルトと前記金属板との間、又は前記ナットと前記金属板との間に配設されて、前記金属板同士を互いに接近させる方向に付勢するバネと、を備え、前記一対の金属板は、並んで配される複数の電池のうち一の電池に設けられて球面を有する第1端子の球面に嵌合する一対の第1対向壁と、前記一の電池に隣接して配された他の電池に設けられて球面を有する第2端子の球面に嵌合する一対の第2対向壁と、を有する。
また、本発明は、電池の接続構造であって、並んで配される複数の電池のうち一の電池に設けられて球面を有する第1端子と、前記一の電池に隣接して配された他の電池に設けられて球面を有する第2端子と、前記第1端子及び前記第2端子を電気的に接続するジョイント端子と、を備える。
本発明によれば、第1端子の球面に第1対向壁を嵌合し、第2端子の球面に第2対向壁を嵌合することにより、第1端子及び第2端子間をジョイント端子により接続できる。この結果、隣接して配された電池の端子同士の接続作業の効率を向上させることができる。
また、ボルト又はナットを締めたり緩めたりすることにより、バネの弾発力を調節することができる。これにより、第1対向壁と第1端子の球面との接圧及び、第2対向壁と第2端子の球面との接圧を容易に調節することができる。
本発明の実施態様としては以下の態様が好ましい。
前記一対の金属板の間には、前記第1端子の球面及び前記第2端子の球面の外径よりも小さな厚さ寸法を有するスペーサが配設されていてもよい。
上記の構成によれば、金属板同士の間隔は、スペーサにより離間した状態に保持されている。これにより、第1端子の球面及び第2端子の球面に対して第1対向壁及び第2対向壁を嵌合させる際に、スペーサを配設しない場合に比べて、バネの弾発力に抗して第1対向壁及び第2対向壁を離間させる距離が小さくてすむ。これにより、第1端子の球面及び第2端子の球面に対して第1対向壁及び第2対向壁を容易に嵌合させることができる。
前記第1対向壁には、前記第1対向壁が第1端子の球面に嵌合したときに前記第1端子の球面の少なくとも一部が嵌入する第1孔部が形成されていてもよい。
また、前記第2対向壁には、前記第2対向壁が前記第2端子の球面に嵌合したときに前記第2端子の球面の少なくとも一部が嵌入する第2孔部が形成てもよい。
また、前記第1対向壁には、前記第1対向壁が前記第1端子の球面に嵌合したときに前記第1端子の球面の少なくとも一部が嵌入する第1孔部が形成されており、且つ、前記第2対向壁には、前記第2対向壁が前記第1端子の球面に嵌合したときに前記第1端子の球面の少なくとも一部が嵌入する第2孔部が形成されていてもよい。
上記の構成によれば、第1対向壁を第1端子の球面に嵌合させると、第1端子の球面の少なくとも一部は第1孔部内に嵌入する。これにより、第1対向壁と第1端子とが嵌合状態から離脱しにくくなるので、第1対向壁と第1端子との間の接続信頼性を向上させることができる。
また、第2対向壁を第2端子の球面に嵌合させると、第2端子の球面の少なくとも一部は第2孔部内に嵌入する。これにより、第2対向壁と第2端子とが嵌合状態から離脱しにくくなるので、第2対向壁と第2端子との間の接続信頼性を向上させることができる。
前記第1孔部及び前記第2孔部の双方又は一方の孔縁は、前記電池の並び方向について細長い略長円形状をなしていてもよい。
上記の構成によれば、複数の電池間において、電池の並び方向について位置ずれが生じても、長円形状をなす第1孔部及び第2孔部の双方又は一方が電池の並び方向に摺動することにより、位置ずれが吸収される。
前記第1対向壁には、前記第1端子の球面との嵌合方向前側の端縁から前記第1孔部に延びる第1案内溝が形成されていてもよい。
また、前記第2対向壁には、前記第2端子の球面との嵌合方向前側の端縁から前記第2孔部に延びる第2案内溝が形成されていてもよい。
また、前記第1対向壁には、前記第1端子の球面との嵌合方向前側の端縁から前記第1孔部に延びる第1案内溝が形成されており、且つ前記第2対向壁には、前記第2端子の球面との嵌合方向前側の端縁から前記第2孔部に延びる第2案内溝が形成されていてもよい。
上記の構成によれば、第1端子の球面は、第1案内溝により、第1孔部へ確実に案内される。このため、第1接続部と第1端子の球面との嵌合時に、第1接続部と第1端子との相対的な位置関係を厳密に考慮しなくてもよいので、作業効率を向上させることができる。
また、第2端子の球面は、第2案内溝により、第2孔部へ確実に案内される。このため、第2接続部と第2端子の球面との嵌合時に、第2接続部と第2端子との相対的な位置関係を厳密に考慮しなくてもよいので、作業効率を向上させることができる。
前記一対の第1対向壁のうち、前記第1端子の球面との嵌合方向前側の端縁には、前記嵌合方向前側に向かうに従って離間する第1誘い込み部が形成されていてもよい。
また、前記一対の第2対向壁のうち、前記第2端子の球面との嵌合方向前側の端縁には、前記嵌合方向前側に向かうに従って離間する第2誘い込み部が形成されていてもよい。
また、前記一対の第1対向壁のうち、前記第1端子の球面との嵌合方向前側の端縁には、前記嵌合方向前側に向かうに従って離間する第1誘い込み部が形成されており、且つ、前記一対の第2対向壁のうち、前記第2端子の球面との嵌合方向前側の端縁には、前記嵌合方向前側に向かうに従って離間する第2誘い込み部が形成されていてもよい。
上記の構成によれば、第1端子の球面は、第1誘い込み部によって、第1対向壁の間に案内される。これにより、第1端子の球面に第1対向壁を容易に嵌合させることができる。
また、第2端子の球面は、第2誘い込み部によって、第2対向壁の間に案内される。これにより、第2端子の球面に第2対向壁を容易に嵌合させることができる。
本発明によれば、複数の電池の電極同士を効率よく連結することができる。
<実施形態1>
本発明を、電気自動車(図示せず)やハイブリッド車(図示せず)に搭載される電池モジュール10に適用した実施形態1を図1ないし図11を参照しつつ説明する。図1に示すように、本実施形態に係る電池モジュール10は、複数の電池11からなる電池群12と、電池11の両端部を挟む一対のフレーム13と、隣り合う電池11同士を接続するジョイント端子14と、を備える。
(電池11)
図1に示すように電池11は、円柱状をなす本体15を有する。本体15の内部には、図示しない発電要素が収容されている。電池11は、本体15の長手方向(図1において右手前側から左奥側へ向かう方向)と交差する方向(図1において左手前側から右奥側へ向かう方向)に複数並んで配されて、電池群12を構成する。
図2に示すように、電池11は、本体15の両端部から本体15の長手方向(図2において右手前側から左奥側に向かう方向)に突出して形成された、正極及び負極からなる一対のピン端子16と、を有する。なお、電池11の本体15から図2における左奥側の方向に突出して形成されたピン端子16は、電池11の本体15に隠れて見えないが、図2における右手前側に形成されたピン端子16と同形状に形成されている。詳細には図示しないが、ピン端子16は、発電要素と電気的に接続されている。
ピン端子16は、金属製であって、銅、銅合金、アルミニウム、アルミニウム合金等、必要に応じて任意の金属により形成される。ピン端子16の先端には、球面を有する球面部17が形成されている。ピン端子16は、切削加工、鋳造、又は鍛造等、公知の手法により形成される。
(フレーム13)
図4に示すように、フレーム13は、合成樹脂製の板状をなしている。フレーム13は、複数の電池11の端部をそれぞれ収容する複数の凹部18と、各凹部18の底壁を貫通する貫通孔19と、を有する。電池11の端部が凹部18内に収容された状態で、貫通孔19には、電池11のピン端子16が、フレーム13の厚さ方向に貫通するようになっている。
図1に示すように、フレーム13は、複数の電池11の両端部を、一括して挟むようになっている。各フレーム13からは、電池11のピン端子16が突出した状態で並んで配されている。複数の電池11は、隣り合うピン端子16の極性が逆になる姿勢で配されている。
(カバー20)
図2に示すように、各フレーム13には、貫通したピン端子16を覆う、合成樹脂製のカバー20が取り付けられる。図4に示すように、カバー20は浅い皿状をなす。カバー20とフレーム13とは、カバー20に設けられたロック部(図示せず)と、フレーム13に設けられたロック受け部(図示せず)とが係合することで一体に組み付けられる。
図3に示すように、カバー20の底壁の内面には、内方に突出する複数のリブ21が形成されている。このリブ21は、カバー20がフレーム13に取り付けられた状態において、隣り合うジョイント端子14の間を仕切るようになっている。
また、図4に示すように、カバー20の底壁の内面には、ジョイント端子14の位置合わせをするための位置合わせ突起22が、内方に突出して形成されている。
(ジョイント端子14)
図4に示すように、フレーム13を貫通するピン端子16のうち隣り合うピン端子16間は、ジョイント端子14によって接続される。図4のうち左側に位置するピン端子16は第1端子23とされ、右側に位置するピン端子16は第2端子24とされる。第1端子23の極性と、第2端子24の極性とは逆になっている。ジョイント端子14は、ピン端子16と同様に、上述したカバー20により覆われている。
図3に示すように、隣り合って位置する極性の異なるピン端子16間をジョイント端子14により順次接続することにより、複数の電池11全体は直列に接続される。
図5に示すように、ジョイント端子14は、対向して配される一対の金属板25をボルト26で接続してなる。金属板25は、図7における左右方向に細長い略矩形状をなしている。図6に示すように、金属板25には、図6における左右方向の中央付近に、図6における上下方向に貫通するボルト挿通孔27が形成されている。この貫通孔19には、ボルト26が挿通されている。
図5に示すように、ボルト26の頭部には、六角形状をなす孔が穿設されており、六角レンチを挿入可能になっている。
図6に示すように、一対の金属板25の間には、スペーサ28が配設されている。スペーサ28は、合成樹脂製であって、円板状をなしている。スペーサ28には、図6における上下方向に貫通するボルト挿通孔29が形成されている。このボルト挿通孔29にはボルト26が挿通されている。図8に示すように、スペーサ28の厚さ寸法W1は、球面部17の外形寸法D1よりも小さく設定されている。なお、詳細には図示しないが、スペーサ28の厚さ寸法W1は、上述したカバー20の位置合わせ突起22の幅寸法よりも大きく設定されている。
ボルト26には、図6における下端部に、ナット30が螺合されている。ナット30と、一対の金属板25のうち図6における下側に位置する金属板25と、の間には、バネ31が配設されている。バネ31はコイル状をなしている。このバネ31により、一対に金属板25は、互いに接近する方向(図6における上下方向)に付勢されるようになっている。
(第1対向壁32)
一対の金属板25のうち図4における左側に位置する第1端子23の球面部17に嵌合する領域は、一対の第1対向壁32とされる。一対の第1対向壁32にはそれぞれ、対応する位置に第1対向壁32を貫通する第1孔部33が形成されている。第1孔部33の孔縁は、図4における紙面を貫通する方向から見て円形状をなしている。
図9に示すように、第1孔部33の図9における上下方向の高さ寸法H1は、第1端子23の球面部17の図9における高さ寸法H2よりも小さく設定されている。これにより、第1端子23に第1対向壁32が嵌合した状態においては、第1孔部33の孔縁に、第1端子23の球面部17に形成された球面の一部が嵌入するようになっている(図10参照)。この状態において、第1孔部33の孔縁は、第1球面部17の球面上を摺接可能になっている。
図7に示すように、一対の第1対向壁32は、第1端子23の球面部17に対して図7における上方(矢線Aで示す方向)から嵌合される。一対の第1対向壁32の対応する位置にはそれぞれ、第1端子23の球面部17との嵌合方向前側(図7における下側)の端縁(下端縁)から、第1孔部33に延びる第1案内溝34が、形成されている。第1案内溝34は、第1対向壁32を貫通して形成されている。
図8に示すように、第1対向壁32のうち、第1端子23の球面との嵌合方向前側(図8における下側)の端縁には、第1端子23の球面部17との嵌合方向前側(図8における下側)に向かうに従って離間する第1誘い込み部35が形成されている。図8に示すように、第1誘い込み部35の下端縁の図8における左右方向の幅寸法W2は、第1端子23の球面部17の外径寸法D1と同じか、やや大きく設定されている。
(第2対向壁36)
一対の金属板25のうち図4における右側に位置する第2端子24の球面部17に嵌合する領域は、一対の第2対向壁36とされる。一対の第2対向壁36にはそれぞれ、対応する位置に第2対向壁36を貫通する第2孔部37が形成されている。第2孔部37の孔縁は、図4における紙面を貫通する方向から見て円形状をなしている。
図9に示すように、第2孔部37の図9における上下方向の高さ寸法H3は、第2端子24の球面部17の図9における高さ寸法H4よりも小さく設定されている。これにより、第2端子24に第2対向壁36が嵌合した状態においては、第2孔部37の孔縁に、第2端子24の球面部17に形成された球面の一部が嵌入するようになっている。この状態において、第2孔部37の孔縁は、第2球面部17の球面上を摺接可能になっている。
図7に示すように、一対の第2対向壁36は、第2端子24の球面部17に対して図7における上方(矢線Bで示す方向)から嵌合される。一対の第2対向壁36の対応する位置にはそれぞれ、第2端子24の球面部17との嵌合方向前側(図7における下側)の端縁(下端縁)から、第2孔部37に延びる第2案内溝38が、形成されている。第2案内溝38は、第2対向壁36を貫通して形成されている。
図5に示すように、第2対向壁36のうち、第2端子24の球面との嵌合方向前側(図5における下側)の端縁には、第2端子24の球面部17との嵌合方向前側(図5における下側)に向かうに従って離間する第2誘い込み部39が形成されている。第2誘い込み部39の下端縁の幅寸法は、第2端子24の球面部17の外径寸法と同じか、やや大きく設定されている。
続いて、本実施形態に係る電池モジュール10の組み立て工程の一例について説明する。まず。複数の電池11を、本体15の長手方向と交差する方向に並べる。続いて、電池11の両端部を、一対のフレーム13の凹部18内に収容する。これにより、複数の電池11の両端部を、一対のフレーム13により一括して挟む。
この状態では、図2に示すように、フレーム13から電池11のピン端子16が突出するようになっている。
一方、金属板材を所定の形状にプレス成形することにより、複数の金属板25を形成する。一の金属板25のボルト挿通孔27にボルト26を挿通する。さらにこのボルト26を、スペーサ28のボルト挿通孔29に挿通する。その後、ボルト26を、他の金属板25のボルト挿通孔27に挿通する。その後、このボルト26に、バネ31を外嵌する。そして、ボルト26の端末にナット30を螺合する。これによりジョイント端子が完成する。
その後、図11に示すように、カバー20の開口を上方に向けて載置する。続いて、カバー20の位置合わせ突起22の上に、ジョイント端子14のスペーサ28を配する。位置合わせ突起22の厚さ寸法は、スペーサ28の厚さ寸法よりも小さく設定されているので、ジョイント端子14は位置合わせ突起22に対して隙間を隔てて載置される。
全てのジョイント端子14を位置合わせ突起22の上に載置した後、図11に示すように、フレーム13によって挟み付けられた複数の電池11を、上方からカバー20に組み付ける。
フレーム13によって挟み付けられた複数の電池11を、図11における下方に移動させると、第1対向壁32の第1誘い込み部35が、第1端子23の球面部17と、図11における上方から当接する。これにより、第1端子23の球面部17は第1誘い込み部35によって、第1対向壁32の間に案内される。これにより、第1端子23の球面部17に第1対向壁32を容易に嵌合させることができる。
同様に、第2対向壁36の第2誘い込み部39が、第2端子24の球面部17と、図11における上方から当接する。これにより、第2端子24の球面部17は第2誘い込み部39によって、第2対向壁36の間に案内される。これにより、第2端子24の球面部17に第2対向壁36を容易に嵌合させることができる。
さらに第1対向壁32及び第2対向壁36を図11における下方に移動させると、第1対向壁32の第1案内溝34が、図11における上方から第1端子23の球面部17に当接する。すると、第1端子23の球面部17は、第1案内溝34に案内されて第1孔部33に確実に案内される。
同様に、第2対向壁36の第2案内溝38が、図11における上方から第2端子24の球面部17に当接する。すると、第2端子24の球面部17は、第2案内溝38に案内されて第2孔部37に確実に案内される。
このとき、一対の第1対向壁32は、第1端子23の球面部17に押圧されることで、バネ31の付勢力に抗して、互いに拡開方向に変位すると共に、一対の第2対向壁36は、第2端子24負極の球面部17に押圧されることで、バネ31の付勢力に抗して互いに拡開方向に変位する。
さらに第1対向壁32及び第2対向壁36を移動させると、第1対向壁32及び第2対向壁36は復帰変形し、第1対向壁32は第1端子23の球面部17に嵌合し、第2対向壁36は第2端子24の球面部17に嵌合する。
このとき、図10に示すように、第1端子23の球面部17は、第1対向壁32に形成された第1孔部33内に嵌入している。これにより、第1対向壁32と、第1端子23の球面部17とが嵌合状態から離脱しようとすると、まず、第1端子23の球面部17は、第1対向壁32の第1孔部33の孔縁を乗り越えなければならない。このため、第1対向壁32と第1端子23の球面部17とは嵌合状態から離脱しにくくなるので、第1接続部と第1端子23との間の接続信頼性を向上させることができる。
同様に、第2端子24の球面部17は、第2対向壁36に形成された第2孔部37内に嵌入している。これにより、第2対向壁36と、第2端子24の球面部17とが嵌合状態から離脱しようとすると、まず、第2端子24の球面部17は、第2対向壁36の第2孔部37の孔縁を乗り越えなければならない。このため、第2対向壁36と第2端子24の球面部17とは嵌合状態から離脱しにくくなるので、第2接続部と第2端子24との間の接続信頼性を向上させることができる。
上記のようにして、電池11のピン端子16とジョイント端子14の嵌合が完了する。するとカバー20のロック部とフレーム13のロック受け部とが係合し、カバー20とフレーム13とが一体に組み付けられる。
上記と同様にして、カバー20を、フレーム13に挟み付けられた複数の電池11の他の端部に組み付けることにより、電池モジュール10が完成する。
続いて、本実施形態の作用、効果について説明する。本実施形態によれば、電池群12を構成する電池11の両端部を一対のフレーム13で一括して挟むことにより、各電池11は位置決めされる。各電池11が位置決めされた状態において、フレーム13を貫通するピン端子16のうち一のピン端子16に第1対向壁32を嵌合し、且つ、この一のピン端子16の隣に位置する他のピン端子16に第2対向壁36を嵌合することにより、2つのピン端子16間をジョイント端子14により接続できる。これにより、電池11のピン端子16同士の接続作業の効率を向上させることができる。
また、本実施形態によれば、第1対向壁32及び第2対向壁36は、ピン端子16の球面に嵌合した状態において、ピン端子16の球面と接触しながら、ピン端子16の球面上を回転できる。これにより、ピン端子16同士の間に位置ずれが生じても、第1対向壁32又は第2対向壁36が、ピン端子16の球面上を接触しながら回転することにより、ピン端子16の間の位置ずれを吸収することができる。
また、本実施形態によれば、第1対向壁32を第1端子23の球面に嵌合させると、第1端子23の球面の少なくとも一部は第1孔部33内に嵌入する。これにより、第1対向壁32と第2端子24とが嵌合状態から離脱しにくくなるので、第1対向壁32と第2端子24との間の接続信頼性を向上させることができる。
また、第2対向壁36を第2端子24の球面に嵌合させると、第2端子24の球面の少なくとも一部は第2孔部37内に嵌入する。これにより、第2対向壁36と第2端子24とが嵌合状態から離脱しにくくなるので、第2対向壁36と第2との間の接続信頼性を向上させることができる。
また、本実施形態によれば、フレーム13には、フレーム13を貫通するピン端子16と、ピン端子16に接続された前記ジョイント端子14と、を覆うカバー20が装着されている。これにより、ピン端子16及びジョイント端子14に異物が衝突することを抑制できる。
また、本実施形態によれば、ボルト26又はナット30を締めたり緩めたりすることにより、バネ31の弾発力を調節することができる。これにより、第1対向壁32と第1端子23の球面との接圧及び、第2対向壁36と第2端子24の球面との接圧を容易に調節することができる。
また、本実施形態によれば、一対の金属板25の間には、第1端子23の球面及び第2端子24の球面の外径よりも小さな厚さ寸法を有するスペーサ28が配設されている。これにより、金属板25同士の間隔は、スペーサ28により離間した状態に保持されている。この結果、第1端子23の球面及び第2端子24の球面に対して第1対向壁32及び第2対向壁36を嵌合させる際に、スペーサ28を配設しない場合に比べて、バネ31の弾発力に抗して第1対向壁32及び第2対向壁36を離間させる距離が小さくてすむ。これにより、第1端子23の球面及び第2端子24の球面に対して第1対向壁32及び第2対向壁36を容易に嵌合させることができる。
また、本実施形態によれば、第1端子23の球面は、第1案内溝34により、第1孔部33へ確実に案内される。このため、第1接続部と第1端子23の球面との嵌合時に、第1接続部と第1端子23との相対的な位置関係を厳密に考慮しなくてもよいので、作業効率を向上させることができる。
また、第2端子24の球面は、第2案内溝38により、第2孔部37へ確実に案内される。このため、第2接続部と第2端子24の球面との嵌合時に、第2接続部と第2端子24との相対的な位置関係を厳密に考慮しなくてもよいので、作業効率を向上させることができる。
また、本実施形態によれば、第1端子23の球面は、第1誘い込み部35によって、第1対向壁32の間に案内される。これにより、第1端子23の球面に第1対向壁32を容易に嵌合させることができる。
また、第2端子24の球面は、第2誘い込み部39によって、第2対向壁36の間に案内される。これにより、第2端子24の球面に第2対向壁36を容易に嵌合させることができる。
また、本実施形態によれば、フレーム13にカバー20が組み付けられた状態では、各ジョイント端子14同士は、カバー20に形成されたリブ21によって仕切られている。これにより、沿面距離を大きくすることができるので、ジョイント端子14同士がショートする事を抑制できる。
<実施形態2>
次に、本発明の実施形態2を図12及び図13を参照しつつ説明する。本実施形態では、図12示すように、図12における右側に位置する第2対向壁36に形成された第2孔部37の孔縁は、図12において紙面を貫通する方向から見て、隣り合う電池11の並び方向(図12における左右方向)に細長い略長円形状をなしている。本実施形態においては、第2孔部37の孔縁のうち、図12における上下に位置する二つの線分は平行で且つ長さが等しくなっている。この二つの線分の左右両端部には、二つの半円形(半円弧)が連なっている。
図14に示すように、第2孔部37の図14における上下方向の高さ寸法H5は、第2端子24の球面部17の図14における高さ寸法H6よりも小さく設定されている。
上記以外の構成については、実施形態1と略同様なので、同一部材については同一符号を付し、重複する説明を省略する。
本実施形態によれば、複数の電池11間において、電池11の並び方向(図13における左右方向)について位置ずれが生じても、長円形状をなす第2孔部37が電池11の並び方向(図13において矢線Cで示す方向)に摺動することにより、位置ずれが吸収される。
<他の実施形態>
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれる。
(1)本実施形態においては、ピン端子16の先端には球面を有する球面部17が形成される構成としたが、これに限られず、ピン端子16は柱状をなしてもよい。この場合、ピン端子16の断面形状は、矩形状、三角形状等の多角形状でもよく、また、円形状、楕円形状、多角形状でもよく、必要に応じて任意の断面形状を取りうる。
(2)電池11は円柱形状をなす構成としたが、これに限られず角柱状でもよいし、必要に応じて任意の形状を採用しうる。
(3)本実施形態においては、バネ31は、金属板25とナット30との間に配設される構成としたが、これに限られず、金属板25とボルト26との間に配設される構成としてもよい。
(4)第1孔部33又は第2孔部37は、貫通してなくてもよく、第1対向壁32のうち第1端子23の球面部17と対向する対向面又は第2対向壁36のうち第2端子24の球面部17と対向する対向面をくぼませて形成してもよい。
(5)本実施形態においては、第1孔部33を第1対向壁32に設け、且つ第2孔部37を第2対向壁36に設ける構成としたが、これに限られず、第1孔部33又は第2孔部37は、必要に応じて省略してもよい。換言すると、第1孔部33を第1対向壁32にのみ設ける構成としてもよいし、また、第2孔部37を第2対向壁36にのみ設ける構成としてもよい。さらに、第1孔部33及び第2孔部37の双方を省略する構成としてもよい。
(6)第1孔部33の孔縁及び第2孔部37の孔縁の双方が、電池11の並び方向に細長い略長円形状をなす構成としてもよい。
(7)第1案内溝34又は第2案内溝38は、第1対向壁32のうち第1端子23の球面部17と対向する対向面又は第2対向壁36のうち第2端子24の球面部17と対向する対向面をくぼませて形成してもよい。
(8)本実施形態においては、第1案内溝34を第1対向壁32に設け、且つ第2案内溝38を第2対向壁36に設ける構成としたが、これに限られず、第1案内溝34又は第2案内溝38は、必要に応じて省略してもよい。換言すると、第1案内溝34を第1対向壁32にのみ設ける構成としてもよいし、また、第2案内溝38を第2対向壁36にのみ設ける構成としてもよい。さらに、第1案内溝34及び第2案内溝38の双方を省略する構成としてもよい。
(9)本実施形態においては、第1誘い込み部35を第1対向壁32に設け、且つ第2誘い込み部39を第2対向壁36に設ける構成としたが、これに限られず、第1誘い込み部35又は第2誘い込み部39は、必要に応じて省略してもよい。換言すると、第1誘い込み部35を第1対向壁32にのみ設ける構成としてもよいし、また、第2誘い込み部39を第2対向壁36にのみ設ける構成としてもよい。さらに、第1誘い込み部35及び第2誘い込み部39の双方を省略する構成としてもよい。
(10)本実施形態では、ジョイント端子14は、正極と負極とを接続する構成としたが、これに限られず、正極同士、又は負極同士を接続する構成としてもよい。
(11)本実施形態では、カバー20に形成された位置合わせ突起22にジョイント端子14を載置した後に電池11のピン端子16を嵌合させたが、これに限られず、電池11のピン端子16にジョイント端子14を嵌合させた後にカバー20を組み付けてもよく、必要に応じて、任意の順序で、電池モジュールを組み付けることができる。
本発明の実施形態1に係る電池モジュールを示す全体斜視図 電池モジュールのカバーを取り外した状態を示す全体斜視図 カバーを示す要部正面図 電池モジュールを示す要部拡大断面図 ジョイント端子を示す斜視図 ジョイント端子を示す平面図 ジョイント端子及び電池のピン端子を示す側面図 ジョイント端子及び電池のピン端子を示す側面図 ピン端子とジョイント端子との嵌合状態を示す側面図 ピン端子とジョイント端子との嵌合状態を示す一部切欠側面図 カバー及びジョイント端子と、フレーム及び電池と、の組み付け工程を示す要部拡大断面図 本発明の実施形態2に係るジョイント端子と電池のピン端子とを示す側面図 ジョイント端子と電池のピン端子との嵌合状態を示す側面図
符号の説明
10…電池モジュール
11…電池
12…電池群
13…フレーム
14…ジョイント端子
15…本体
16…ピン端子
20…カバー
23…第1端子
24…第2端子
25…金属板
26…ボルト
27…ボルト挿通孔
28…スペーサ
30…ナット
31…バネ
32…第1対向壁
33…第1孔部
34…第1案内溝
35…第1誘い込み部
36…第2対向壁
37…第2孔部
38…第2案内溝
39…第2誘い込み部

Claims (20)

  1. 柱状をなす本体の両端部から前記本体の長手方向に突出して形成された一対のピン端子を有する電池が、前記本体の長手方向と交差する方向に複数並んで配される電池群と、前記電池群を構成する前記電池の両端部を、前記ピン端子が貫通する状態で一括して挟む一対のフレームと、前記フレームを貫通する前記ピン端子のうち隣り合うピン端子間を接続するジョイント端子と、を備え、
    前記ジョイント端子は、前記フレームを貫通する前記ピン端子のうち一のピン端子に嵌合する一対の第1対向壁と、前記一のピン端子の隣に位置する他のピン端子に嵌合する一対の第2対向壁と、を有する電池モジュール。
  2. 前記ピン端子の先端には球面が形成されており、前記第1対向壁及び前記第2対向壁は、前記ピン端子の球面に嵌合する請求項1に記載の電池モジュール。
  3. 前記第1対向壁には、前記第1対向壁が前記一のピン端子の球面に嵌合したときに前記一のピン端子の球面の少なくとも一部が嵌入する第1孔部が形成されている請求項2に記載の電池の接続構造。
  4. 前記第2対向壁には、前記第2対向壁が前記他のピン端子の球面に嵌合したときに前記他のピン端子の球面の少なくとも一部が嵌入する第2孔部が形成されている請求項2に記載の電池の接続構造。
  5. 前記第1対向壁には、前記第1対向壁が前記一のピン端子の球面に嵌合したときに前記一のピン端子の球面の少なくとも一部が嵌入する第1孔部が形成されており、且つ、前記第2対向壁には、前記第2対向壁が前記他のピン端子の球面に嵌合したときに前記他のピン端子の球面の少なくとも一部が嵌入する第2孔部が形成されている請求項2に記載の電池の接続構造。
  6. 前記第1孔部及び前記第2孔部の双方又は一方の孔縁は、前記電池の並び方向について細長い略長円形状をなしている請求項3ないし請求項5のいずれか一項に記載の電池の接続構造。
  7. 前記フレームには、前記フレームを貫通する前記ピン端子と、前記ピン端子に接続された前記ジョイント端子と、を覆うカバーが装着されている請求項1ないし請求項6のいずれか一項に記載の電池モジュール。
  8. 対向して配される一対の金属板と、前記各金属板の対応する位置に形成されたボルト挿通孔と、前記ボルト挿通孔に挿通されるボルトと、前記ボルトに対して前記金属板を介して螺合されるナットと、前記ボルトと前記金属板との間、又は前記ナットと前記金属板との間に配設されて、前記金属板同士を互いに接近させる方向に付勢するバネと、を備え、
    前記一対の金属板は、並んで配される複数の電池のうち一の電池に設けられて球面を有する第1端子の球面に嵌合する一対の第1対向壁と、前記一の電池に隣接して配された他の電池に設けられて球面を有する第2端子の球面に嵌合する一対の第2対向壁と、を有するジョイント端子。
  9. 前記一対の金属板の間には、前記第1端子の球面及び前記第2端子の球面の外径よりも小さな厚さ寸法を有するスペーサが配設されている請求項8に記載のジョイント端子。
  10. 前記第1対向壁には、前記第1対向壁が第1端子の球面に嵌合したときに前記第1端子の球面の少なくとも一部が嵌入する第1孔部が形成されている請求項8または請求項9に記載のジョイント端子。
  11. 前記第2対向壁には、前記第2対向壁が前記第2端子の球面に嵌合したときに前記第2端子の球面の少なくとも一部が嵌入する第2孔部が形成されている請求項8または請求項9に記載のジョイント端子。
  12. 前記第1対向壁には、前記第1対向壁が前記第1端子の球面に嵌合したときに前記第1端子の球面の少なくとも一部が嵌入する第1孔部が形成されており、且つ、前記第2対向壁には、前記第2対向壁が前記第1端子の球面に嵌合したときに前記第1端子の球面の少なくとも一部が嵌入する第2孔部が形成されている請求項8または請求項9に記載のジョイント端子。
  13. 前記第1孔部及び前記第2孔部の双方又は一方の孔縁は、前記電池の並び方向について細長い略長円形状をなしている請求項10ないし請求項12のいずれか一項に記載のジョイント端子。
  14. 前記第1対向壁には、前記第1端子の球面との嵌合方向前側の端縁から前記第1孔部に延びる第1案内溝が形成されている請求項8ないし請求項13のいずれか一項に記載のジョイント端子。
  15. 前記第2対向壁には、前記第2端子の球面との嵌合方向前側の端縁から前記第2孔部に延びる第2案内溝が形成されている請求項8ないし請求項13のいずれか一項に記載のジョイント端子。
  16. 前記第1対向壁には、前記第1端子の球面との嵌合方向前側の端縁から前記第1孔部に延びる第1案内溝が形成されており、且つ前記第2対向壁には、前記第2端子の球面との嵌合方向前側の端縁から前記第2孔部に延びる第2案内溝が形成されている請求項8ないし請求項13のいずれか一項に記載のジョイント端子。
  17. 前記一対の第1対向壁のうち、前記第1端子の球面との嵌合方向前側の端縁には、前記嵌合方向前側に向かうに従って離間する第1誘い込み部が形成されている請求項8ないし請求項16に記載のいずれか一項に記載のジョイント端子。
  18. 前記一対の第2対向壁のうち、前記第2端子の球面との嵌合方向前側の端縁には、前記嵌合方向前側に向かうに従って離間する第2誘い込み部が形成されている請求項8ないし請求項16に記載のいずれか一項に記載のジョイント端子。
  19. 前記一対の第1対向壁のうち、前記第1端子の球面との嵌合方向前側の端縁には、前記嵌合方向前側に向かうに従って離間する第1誘い込み部が形成されており、且つ、前記一対の第2対向壁のうち、前記第2端子の球面との嵌合方向前側の端縁には、前記嵌合方向前側に向かうに従って離間する第2誘い込み部が形成されている請求項8ないし請求項16に記載のいずれか一項に記載のジョイント端子。
  20. 並んで配される複数の電池のうち一の電池に設けられて球面を有する第1端子と、前記一の電池に隣接して配された他の電池に設けられて球面を有する第2端子と、前記第1端子及び前記第2端子を電気的に接続する請求項8ないし請求項19のいずれか一項に記載のジョイント端子と、を備えた電池の接続構造。
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