JP2010009568A - 機器管理装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】複数の設備機器を合理的に管理し得る管理画面を提供する機器管理装置を提供する。
【解決手段】親コントローラ30は、第1表示制御部32dと、条件判定部32cとを備え、複数の単位空間からなる建物1a,1b,・・・内に散在する複数の室内ユニット10a,10b,・・・を管理する管理画面を提供する。第1表示制御部32dは、管理画面上に、建物1a,1b,・・・に対応するオブジェクトO2および単位空間に対応するオブジェクトO3をツリー構造Tとなるように表示する。条件判定部32cは、室内ユニット10a,10b,・・・が所定の条件に合致するか否かを判定する。第1表示制御部32dは、オブジェクトO2の形態を、当該オブジェクトO2に対応する単位空間内の室内ユニット10a,10b,・・・が所定の条件に合致するか否かの条件判定部32cによる判定の結果に応じて変化させる。
【選択図】図9

Description

本発明は、複数の設備機器を管理する管理画面を提供する機器管理装置に関する。
従来より、1の施設内の複数の設備機器(空調設備の複数の室内ユニット等)が1の管理画面を介して集中的に管理されることがある(特許文献1)。かかる施設としては、一般家庭から、オフィスビル、さらには複数の建物群からなる大学、病院等、大小様々な規模の施設がある。
特開2005−308278号公報
しかしながら、施設の規模が大きくなり、管理対象となる設備機器の数が増してくると、1の管理画面で管理し得る管理内容は限られてくることになる。従って、例えば、ある設備機器に異常等が発生していたとしても、管理画面を操作している管理者には、その情報が迅速かつ正確に伝わらないといった問題も発生し得る。かかる問題を回避するためには、管理画面が適切に設計されている必要がある。
本発明の課題は、複数の設備機器を合理的に管理し得る管理画面を提供する機器管理装置を提供することにある。
第1発明に係る機器管理装置は、第1表示制御部と、条件判定部とを備え、複数の下位空間からなる上位空間内に散在する複数の設備機器を管理する管理画面を提供する。第1表示制御部は、管理画面上に、上位空間に対応する上位オブジェクトおよび下位空間に対応する下位オブジェクトをツリー構造となるように表示する。条件判定部は、設備機器が所定の条件に合致するか否かを判定する。第1表示制御部は、下位オブジェクトの形態を、当該下位オブジェクトに対応する下位空間内の設備機器が所定の条件に合致するか否かの条件判定部による判定の結果に応じて変化させる。なお、ツリー構造は、現実の物理的な空間構造を反映するものであってもよいし、論理的な空間構造を反映するものであってもよい。
ここでは、複数の設備機器の設置される空間(上位空間)が、当該空間およびその複数のサブ空間(下位空間)にそれぞれ対応するオブジェクトを要素とするツリー構造として表現される。そして、下位空間に対応するオブジェクト(下位オブジェクト)の形態が、当該下位空間内の設備機器の状態に応じて変化する。従って、管理画面を見た管理者は、下位オブジェクトの形態により、設備機器の状態を直感的に理解することができる。これにより、複数の設備機器を合理的に管理することができる。
なお、機器管理装置による管理画面の提供の態様としては、当該機器管理装置の表示部上に表示される場合の他、当該機器管理装置に接続される他の装置の表示部上に表示される場合が含まれる。
第2発明に係る機器管理装置は、第1発明に係る機器管理装置であって、第2表示制御部をさらに備える。第2表示制御部は、管理画面上に、ツリー構造とともに、ツリー構造上で選択されている上位オブジェクトに対応する上位空間又は下位オブジェクトに対応する下位空間の模式図を表示する。
ここでは、ツリー構造とともに、ツリー構造上で選択中の空間(上位空間又は下位空間)の模式図が表示される。従って、管理者は、ツリー構造を介して所望の空間を容易に選択するとともに、模式図を介して選択中の空間の様子を直感的に理解することができる。
第3発明に係る機器管理装置は、第2発明に係る機器管理装置であって、模式図は、上位空間又は下位空間の見取図上に設備機器に対応する機器オブジェクトを配置したものである。
ここでは、ツリー構造とともに、ツリー構造上で選択中の空間(上位空間又は下位空間)の見取図が表示され、当該見取図上には、設備機器に対応するオブジェクト(機器オブジェクト)が配置される。従って、管理者は、ツリー構造を介して所望の空間を容易に選択するとともに、模式図を介して選択中の空間内の設備機器の様子を直感的に理解することができる。
第4発明に係る機器管理装置は、第3発明に係る機器管理装置であって、機器オブジェクトは、当該機器オブジェクトに対応する設備機器の詳細情報へのリンクである。
ここでは、空間の見取図上で設備機器に対応するオブジェクト(機器オブジェクト)を選択した管理者は、当該設備機器の詳細情報に導かれるようになっている。従って、管理者は、設備機器の様子を詳細に把握することができる。
第5発明に係る機器管理装置は、第1発明から第4発明のいずれかに係る機器管理装置であって、第1表示制御部は、下位オブジェクトの形態を、当該下位オブジェクトに対応する下位空間内の少なくとも1つの設備機器が所定の条件に合致するか否かの条件判定部による判定の結果に応じて変化させる。
ここでは、下位オブジェクトの形態が、当該下位空間内の複数の設備機器のうち、少なくとも1つの設備機器が所定の条件を満たすか否かの結果に応じて変化する。従って、管理者は、下位空間内の複数の設備機器の状態を1の下位オブジェクトの形態により合理的に把握することができる。
第6発明に係る機器管理装置は、第1発明から第5発明のいずれかに係る機器管理装置であって、第1表示制御部は、上位オブジェクトの形態を、当該上位オブジェクトに対応する上位空間内の設備機器が所定の条件に合致するか否かの条件判定部による判定の結果に応じて変化させる。
ここでは、上位空間に対応するオブジェクト(上位オブジェクト)の形態が、当該上位空間内の設備機器の状態に応じて変化する。従って、管理者は、上位オブジェクトの形態により、設備機器の状態を直感的に理解することができる。
第7発明に係る機器管理装置は、第6発明に係る機器管理装置であって、第1表示制御部は、上位オブジェクトの形態を、当該上位オブジェクトに対応する上位空間内の少なくとも1つの設備機器が所定の条件に合致するか否かの条件判定部による判定の結果に応じて変化させる。
ここでは、上位オブジェクトの形態が、当該上位空間内の複数の設備機器のうち、少なくとも1台の設備機器が所定の条件を満たすか否かの結果に応じて変化する。従って、管理者は、上位空間内の複数の設備機器の状態を1の上位オブジェクトの形態により合理的に把握することができる。
第8発明に係る機器管理装置は、第1発明から第7発明のいずれかに係る機器管理装置であって、所定の条件は、除外条件と抽出条件とを組み合わせたものである。条件判定部は、除外条件に合致せず、かつ、抽出条件に合致する設備機器を所定の条件に合致するものと判定する。
ここでは、ある条件(除外条件)を満たす設備機器が除外された上で、残りの設備機器が別のある条件(抽出条件)を満たすか否かがチェックされ、その結果が、ツリー構造に(より正確には、下位オブジェクトの形態に)反映される。これにより、より合理的な設備機器の状態のチェックが実現される。
第9発明に係る機器管理装置は、第8発明に係る機器管理装置であって、設定入力部をさらに備える。設定入力部は、除外条件の設定入力を受け付ける。
ここでは、管理者が除外条件を設定することができる。これにより、管理者は、設備機器の状態を適切にチェックすることができる。
第10発明に係る機器管理装置は、第1発明から第9発明のいずれかに係る機器管理装置であって、ロジック記憶部と、ロジック実行部とをさらに備える。ロジック記憶部は、制御ロジックを記憶する。ロジック実行部は、設備機器が所定の条件に合致するか否かの判定の結果に応じて条件判定部が出力する信号をトリガとして制御ロジックを実行する。
ここでは、下位オブジェクトの形態を決定するための条件が満たされることをトリガとして、制御ロジックが実行される。これにより、下位オブジェクトの形態にリンクする制御を行うことができる。
第11発明に係る機器管理装置は、第1発明から第10発明のいずれかに係る機器管理装置であって、名称記憶部をさらに備える。名称記憶部は、設備機器のそれぞれの機器名称を記憶する。第1表示制御部は、ツリー構造を名称記憶部内の機器名称を参照して、自動的に作成する。
ここでは、例えば、機器名称を所定のルールに従って命名するだけで、ツリー構造を自動的に作成することができる。
第12発明に係る機器管理装置は、第1発明から第7発明のいずれかに係る機器管理装置であって、所定の条件は、優先順位が定義されている複数の条件式を含む。第1表示制御部は、下位オブジェクトの形態を、当該下位オブジェクトに対応する下位空間内の設備機器が複数の条件式に合致すると条件判定部により判定される場合には、当該合致する条件式のうち優先順位の高いものに対応する表示形式とする。
ここでは、下位オブジェクトの形態を決定するために、設備機器の状態が複数の条件式に沿って判定される。そして、1以上の条件式に合致する場合には、当該合致する条件式のうち優先順位の高いものに対応する表示形式に従って下位オブジェクトの形態が決定される。これにより、管理者は、下位オブジェクトの形態によって設備機器のより複雑な状態を判断することができる。
第13発明に係る機器管理装置は、第6発明又は第7発明に係る機器管理装置であって、所定の条件は、優先順位が定義されている複数の条件式を含む。第1表示制御部は、上位オブジェクトの形態を、当該上位オブジェクトに対応する上位空間内の設備機器が複数の条件式に合致すると条件判定部により判定される場合には、当該合致する条件式のうち優先順位の高いものに対応する表示形式とする。
ここでは、上位オブジェクトの形態を決定するために、設備機器の状態が複数の条件式に沿って判定される。そして、1以上の条件式に合致する場合には、当該合致する条件式のうち優先順位の高いものに対応する表示形式に従って上位オブジェクトの形態が決定される。これにより、管理者は、上位オブジェクトの形態によって設備機器のより複雑な状態を判断することができる。
第14発明に係る機器管理装置は、第12発明又は第13発明に係る機器管理装置であって、設定入力部をさらに備える。設定入力部は、優先順位の設定入力を受け付ける。
ここでは、オブジェクトの形態を決定するための複数の条件式間の優先順位を、管理者が定義することができる。
第15発明に係る機器管理装置は、第1発明から第14発明のいずれかに係る機器管理装置であって、要求元特定部と、条件式記憶部とをさらに備える。要求元特定部は、管理画面を要求する要求元を特定する。条件式記憶部は、所定の条件を要求元に関連付けて記憶する。第1表示制御部は、要求元特定部により特定された要求元に提供する管理画面上における下位オブジェクトの形態を、当該下位オブジェクトに対応する下位空間内の設備機器が、当該要求元に関連付けられている所定の条件に合致するか否かの条件判定部による判定の結果に応じて変化させる。
ここでは、機器管理装置にアクセスする要求元ごとに所定の条件を定義可能である。従って、異なる要求元に対し、異なる表示形式の管理画面を提供可能である。
第1発明に係る機器管理装置では、管理画面を見た管理者は、下位オブジェクトの形態により、設備機器の状態を直感的に理解することができる。これにより、複数の設備機器を合理的に管理することができる。
第2発明に係る機器管理装置では、管理者は、ツリー構造を介して所望の空間を容易に選択するとともに、模式図を介して選択中の空間の様子を直感的に理解することができる。
第3発明に係る機器管理装置では、管理者は、ツリー構造を介して所望の空間を容易に選択するとともに、模式図を介して選択中の空間内の設備機器の様子を直感的に理解することができる。
第4発明に係る機器管理装置では、管理者は、設備機器の様子を詳細に把握することができる。
第5発明に係る機器管理装置では、管理者は、下位空間内の複数の設備機器の状態を1の下位オブジェクトの形態により合理的に把握することができる。
第6発明に係る機器管理装置では、管理者は、上位オブジェクトの形態により、設備機器の状態を直感的に理解することができる。
第7発明に係る機器管理装置では、管理者は、上位空間内の複数の設備機器の状態を1の上位オブジェクトの形態により合理的に把握することができる。
第8発明に係る機器管理装置では、より合理的な設備機器の状態のチェックが実現される。
第9発明に係る機器管理装置では、管理者は、設備機器の状態を適切にチェックすることができる。
第10発明に係る機器管理装置では、下位オブジェクトの形態にリンクする制御を行うことができる。
第11発明に係る機器管理装置では、例えば、機器名称を所定のルールに従って命名するだけで、ツリー構造を自動的に作成することができる。
第12発明に係る機器管理装置では、管理者は、下位オブジェクトの形態によって設備機器のより複雑な状態を判断することができる。
第13発明に係る機器管理装置では、管理者は、上位オブジェクトの形態によって設備機器のより複雑な状態を判断することができる。
第14発明に係る機器管理装置では、オブジェクトの形態を決定するための複数の条件式間の優先順位を、管理者が定義することができる。
第15発明に係る機器管理装置では、異なる要求元に対し、異なる表示形式の管理画面を提供可能である。
以下、図面を参照して、本発明の実施形態に係る親コントローラ30(機器管理装置)を含む群管理システム100について説明する。
<第1実施形態>
(1)全体構成
図1に示す群管理システム100は、施設1内に設置されている空調設備10(設備機器)を管理するためのシステムである。施設1は、その広大な敷地内に複数の建物1a,1b,・・・を有する大学である。建物1a,1b,・・・内には、それぞれ空調設備10に含まれる室内ユニット10a,10b,・・・が複数台ずつ設置されている。同じ建物1a,1b,・・・内の複数台の室内ユニット10a,10b,・・・は、それぞれ群管理システム100による管理上仮想的にまとめられ、室内ユニット群15a,15b,・・・を構成している。
群管理システム100は、複数の室内ユニット群15a,15b,・・・をそれぞれ管理する複数の子コントローラ20a,20b,・・・と、複数の子コントローラ20a,20b,・・・を束ねる親コントローラ30とを含む。子コントローラ20a,20b,・・・は、それぞれ建物1a,1b,・・・内の管理室に1台ずつ設置され、同じ建物1a,1b,・・・内の複数台の室内ユニット10a,10b,・・・に空調設備10用の専用制御線5bを介して接続されている。親コントローラ30は、建物1a内の管理室に子コントローラ20aとともに設置され、子コントローラ20a,20b,・・・にローカルエリアネットワーク(以下、LAN)5aを介して接続されている。なお、LAN5aには、子コントローラ20a,20b,・・・および親コントローラ30の他、空調設備10の管理とは直接的に関係しない、施設1内の利用者が通常業務のために使用するパーソナルコンピュータやプリンタ等のネットワーク機器(図示されない)も接続されている。
(2)室内ユニットの構成
以下、図2を参照しつつ、室内ユニット10aについて説明するが、その他の室内ユニット10b,・・・についても同様であるものとする。
各室内ユニット10aは、制御部12を有している。同じ冷媒回路に属する室内ユニット10aの制御部12どうしは、空調設備10用の専用制御線5bを介して互いに接続されている。また、各制御部12は、空調設備10用の専用制御線5bを介して同じ冷媒回路に属する室外ユニット(図示されない)および子コントローラ20aにも接続されている。
各制御部12は、リモコン14、子コントローラ20a又は親コントローラ30を介して入力された利用者からの運転指令(例えば、室内ユニット10aの起動又は停止を命じたり、室内ユニット10aの設定温度の変更を命じたり、室内ユニット10aの運転モードの変更を命じたりするもの)に従って、同じ冷媒回路に属する室外ユニットの制御部(図示されない)と協調しつつ、冷媒回路に含まれる各種部品の動作を制御し、室内を冷房又は暖房する。具体的には、圧縮機の周波数、ファンの回転数および各種弁の開度の調整等を行う。なお、リモコン14は、主として一般の利用者から室内ユニット10aに対する運転指令を受け付けるためものであり、室内ユニット10aの制御部12に1対1、あるいは、1対多で、他のコントローラ20a,30等を介することなく直接的に接続されている。
各制御部12には、温度センサ12a、湿度センサ12bおよびCO2濃度センサ12cが1対1で接続されている。温度センサ12a、湿度センサ12bおよびCO2濃度センサ12cは、室内ユニット10aの空気の吸い込み口付近に取り付けられており、それぞれ室内ユニット10aの周辺の温度、湿度およびCO2濃度を検出する。
また、各制御部12は、室内ユニット10aの運転状態に関する情報(室内ユニット10aの周辺の温度、湿度およびCO2濃度、起動/停止等の起動状態、設定温度、ならびに、冷房/暖房/送風等の運転モードを示す情報を含む。以下、運転情報という。)を子コントローラ20aからの命令に応じて子コントローラ20aに送信する。
(3)子コントローラの構成
以下、図3を参照しつつ、子コントローラ20aについて説明するが、その他の子コントローラ20b,・・・についても同様であるものとする。
子コントローラ20aは、建物1a内の管理室に設置され、当該管理室に所属する管理者によって操作される。子コントローラ20aは、主としてLAN側通信部21a、空調側通信部21b、制御部22、表示部23、入力部24および記憶部25から構成され、室内ユニット群15aに含まれる室内ユニット10aを監視および制御する。
LAN側通信部21aは、子コントローラ20aをLAN5aに接続するネットワークインターフェースであり、親コントローラ30との間で各種信号の授受を行う。空調側通信部21bは、子コントローラ20aを専用制御線5bに接続するネットワークインターフェースであり、室内ユニット10aとの間で各種信号の授受を行う。
制御部22は、主としてCPU、ROMおよびRAMから構成されており、記憶部25に記憶されているプログラムを読み出して実行する。例えば、制御部22は、所定の時間間隔で(本実施形態では、1分毎に)、室内ユニット群15aに含まれる各室内ユニット10aの運転情報を当該室内ユニット10aの制御部12から取得し、親コントローラ30に送信する。さらに、制御部22は、所定の時間間隔で(本実施形態では、1分毎に)、室内ユニット10aの運転情報だけでなく、室外ユニットの運転状態に関する情報(圧縮機の周波数、ならびに、冷媒の温度および圧力を示す情報を含む。以下、運転情報という。)も取得する。
また、制御部22は、所定の時間間隔で(本実施形態では、1分毎に)、記憶部25内の所定の時間分の室内ユニット10aおよび室外ユニットの運転情報に基づき、室内ユニット10aおよび室外ユニットにおける異常の有無を判断する。異常と判断される場合には、その旨を直ちに表示部23に表示させるとともに、親コントローラ30に伝える。
また、制御部22は、LAN側通信部21aを介して親コントローラ30から室内ユニット10aに対する運転指令を受信すると、空調側通信部21bを介して当該運転指令を当該室内ユニット10aに送信する。
表示部23は、主としてディスプレイから構成されており、入力部24は、主として当該ディスプレイを覆うタッチパネルおよび操作ボタンから構成されている。
記憶部25には、運転情報記憶領域が確保されている。当該運転情報記憶領域には、制御部22の取得する室内ユニット10aおよび室外ユニットの運転情報が所定の時間分蓄積される。
(4)親コントローラ30の構成
親コントローラ30は、通常のパーソナルコンピュータであり、図4に示すように、主として通信部31、制御部32、表示部33、入力部34および記憶部35から構成されている。親コントローラ30は、施設1内の空調設備10全体を管理する管理室(建物1a内に存在)に設置され、当該管理室に所属する統括管理者によって操作される。
通信部31は、親コントローラ30をLAN5aに接続するネットワークインターフェースであり、子コントローラ20a,20b,・・・との間で各種信号の授受を行う。
制御部32は、主としてCPU、ROMおよびRAMから構成されており、記憶部35に記憶されているプログラムを読み出して実行することにより、監視部32a、運転制御部32b、条件判定部32c、第1表示制御部32d、第2表示制御部32e、第3表示制御部32fおよびロジック実行部32gとして動作する。
監視部32aは、子コントローラ20a,20b,・・・を介してそれぞれ室内ユニット10a,10b,・・・の運転情報を収集する。運転制御部32bは、子コントローラ20a,20b,・・・を介してそれぞれ室内ユニット10a,10b,・・・の制御部12に運転指令を送信することにより、室内ユニット10a,10b,・・・の運転を制御する。また、運転制御部32bは、入力部34を介しての室内ユニット10a,10b,・・・の運転スケジュールの登録を受け付けており、運転スケジュールに沿って適当なタイミングで適当な運転指令を適当な室内ユニット10a,10b,・・・に送信する。条件判定部32cは、記憶部35内の検索条件C1,C2,・・・(後述する)に合致する室内ユニット10a,10b,・・・を検索する。第1表示制御部32d、第2表示制御部32eおよび第3表示制御部32fは、条件判定部32cと協調しつつ、表示部33上に表示される室内ユニット10a,10b,・・・の管理画面を作成する。ロジック実行部32gは、記憶部35内の制御ロジックL1,L2,・・・を実行する。各部32a〜32gの動作の詳細については、後述する。
表示部33は、主としてディスプレイから構成されており、入力部34は、主としてマウスおよびキーボードから構成されている。
記憶部35は、主としてハードディスクから構成されており、施設1全体および施設1を構成する各空間の見取図が格納される見取図データベース35aと、室内ユニット10a,10b,・・・の基本情報が格納される基本情報データベース35bと、室内ユニット10a,10b,・・・の運転情報が蓄積される運転情報データベース35cと、室内ユニット10a,10b,・・・および室外ユニットにおける異常に関する情報(以下、異常情報)が格納される異常履歴データベース35dとを有している。その他、入力部34を介して入力された室内ユニット10a,10b,・・・の運転スケジュールに関する情報も、記憶部35内に記憶される。
a)見取図データベース
図5に示すように、見取図データベース35aは、階層構造を有するデータベースである。より具体的には、見取図データベース35a内には、施設1全体の概略平面図、施設1を構成する建物1a,1b,・・・の概略側面図および建物1a,1b,・・・を構成する単位空間の概略平面図が、施設1の現実の物理的な空間構造に対応するように階層的に格納されている。すなわち、見取図データベース35aの階層構造上、最上位には施設1全体の概略平面図が位置付けられ、その1つ下位には建物1a,1b,・・・の概略側面図が位置付けられ、その1つ下位つまり最下位には単位空間の概略平面図が位置付けられている。
単位空間の概略平面図は、壁、柱、ドア、階段等が図示された画像データである。単位空間の概略平面図を構成する各点には、2次元座標が割り当てられている。
見取図データベース35a内の各見取図には、当該見取図がどの空間に対応するのかを示すインデックス情報が付加されている。当該インデックス情報を集合させると、施設1の現実の空間構造を示す情報になる。
b)基本情報データベース
図6に示すように、基本情報データベース35bは、「機器ID」「建物」「単位空間」「座標」「導入日」「定格電力」および「常時運転」フィールドを有する表形式のデータベースである。
基本情報データベース35b内のレコードは、空調設備10に含まれる室内ユニット10a,10b,・・・に1対1で対応しており、1のレコードは、1の室内ユニット10a,10b,・・・の位置情報その他の属性情報を含む基本情報を記録するものである。室内ユニット10a,10b,・・・の位置は、「建物」「単位空間」および「座標」フィールドの値の組み合わせにより特定される。
「機器ID」フィールドには、室内ユニット10a,10b,・・・の機器IDが格納される。「建物」フィールドには、当該室内ユニット10a,10b,・・・が設置されている建物1a,1b,・・・の名称が格納され、「単位空間」フィールドには、当該室内ユニット10a,10b,・・・が設置されている単位空間の名称が格納され、「座標」フィールドには、当該室内ユニット10a,10b,・・・の設置場所を示す、当該単位空間の概略平面図に割り当てられている2次元座標を基準とする座標情報が格納される。
「導入日」フィールドには、当該室内ユニット10a,10b,・・・が施設1内に導入された日が格納され、「定格電力」フィールドには、当該室内ユニット10a,10b,・・・の定格電力が格納され、「常時運転」フィールドには、コンピュータサーバルームに配置されている等の理由で、当該室内ユニット10a,10b,・・・が常時運転すべきものである場合には値「1」が格納され、それ以外の場合には値「0」が格納される。
c)運転情報データベース
図7に示すように、運転情報データベース35cは、「機器ID」「時刻」「室内温度」「湿度」「CO2濃度」「起動状態」「設定温度」および「運転モード」フィールドを有する表形式のデータベースである。
運転情報データベース35c内の各レコードは、ある時刻におけるある室内ユニット10a,10b,・・・の運転情報を記録するものである。
運転情報データベース35cは、所定の時間間隔で(本実施形態では、1分ごとに)、監視部32aによって更新される。すなわち、監視部32aは、所定の時間間隔で(本実施形態では、1分ごとに)、子コントローラ20a,20b,・・・を介してそれぞれ室内ユニット10a,10b,・・・の運転情報を受信する。そして、監視部32aは、当該運転情報を運転情報データベース35cのデータ構造に合わせて整形し、新たなレコードとして運転情報データベース35cに格納する。なお、新たなレコードの「時刻」フィールドには、その元となる運転情報の受信時刻が格納される。
d)異常履歴データベース
図8に示すように、異常履歴データベース35dは、「機器ID」「発生日時」「種別」および「処置済み」フィールドを有する表形式のデータベースである。
監視部32aは、子コントローラ20a,20b,・・・から室内ユニット10a,10b,・・・又は室外ユニットにおける異常の通知を受け取ると、異常履歴データベース35d内に当該異常に対応するレコードを新規作成する。
「機器ID」フィールドには、当該異常の発生した室内ユニット10a,10b,・・・又は室外ユニットの機器IDが格納され、「発生日時」フィールドには、当該異常の発生日時が格納され、「種別」フィールドには、当該異常の種別が格納される。「処置済み」フィールドには、当該異常に対する処置が終了したことを示す情報が入力されると、値「処置済み」が格納されるが、当該入力がされる前は値「未処置」が格納されている。
(5)管理画面
図9〜図11に示す管理画面は、統括管理者による室内ユニット10a,10b,・・・の管理に供する画面であり、親コントローラ30の第1表示制御部32d、第2表示制御部32eおよび第3表示制御部32fにより作成され、親コントローラ30の表示部33上に表示される。
管理画面は、主として3つの領域A1〜A3に分割されている。左側の領域A1には、ツリー構造Tが表示され、中央に大きく広がる領域A2には、施設1全体又は施設1を構成する空間の模式図が表示され、右側の領域A3には、各種操作ボタンB1〜B6が表示される。左側の領域A1は、第1表示制御部32dにより表示制御され、中央の領域A2は、第2表示制御部32eにより表示制御され、右側の領域A3は、第3表示制御部32fにより表示制御される。
a)ツリー構造
図9〜図11に示すように、左側の領域A1内のツリー構造Tは、左右に並ぶ正方形のアイコンと文字とからなる複数のオブジェクトO1〜O3をツリー状に配列したものである。より具体的には、ツリー構造Tは、施設1全体に対応するオブジェクトO1をルートオブジェクトとし、オブジェクトO1から建物1a,1b,・・・に対応するオブジェクトO2が分岐し、さらに各オブジェクトO2から単位空間に対応するオブジェクトO3が分岐した態様となっている。なお、オブジェクトO2は、建物1a,1b,・・・に1対1で対応し、各オブジェクトO2から分岐するオブジェクトO3は、当該オブジェクトO2に対応する建物1a,1b,・・・内の単位空間に1対1で対応する。第1表示制御部32dは、見取図データベース35aを参照し、そのデータ構造のとおりにオブジェクトO1〜O3を配列することにより、ツリー構造Tを形成する。
各オブジェクトO1〜O3に含まれる文字は、見取図データベース35a内のインデックス情報に基づいて決定される。すなわち、施設1全体に対応するオブジェクトO1に含まれる文字は、施設1全体の見取図に付加されているインデックス情報に基づいて「施設1」に決定され、建物1aに対応するオブジェクトO2に含まれる文字は、建物1aの見取図に付加されているインデックス情報に基づいて「建物1a」に決定され、建物1a内の4階北側を占める単位空間に対応するオブジェクO3に含まれる文字は、建物1a内の4階北側を占める単位空間の見取図に付加されているインデックス情報に基づいて「4階北側」に決定される。
各オブジェクトO1〜O3に含まれるアイコンは、当該オブジェクトO1〜O3に対応する空間(施設1全体、建物1a,1b,・・・又は単位空間)内の室内ユニット10a,10b,・・・の状態に応じて色が変わる。なお、各室内ユニット10a,10b,・・・の状態は、条件判定部32cにより判定される。第1表示制御部32dは、当該判定の結果に応じて各アイコンに付すべき色を判断し、当該アイコンの色を変化させる。
より具体的には、条件判定部32cは、所定の時間間隔で(本実施形態では、1分ごとに)、基本情報データベース35b、運転情報データベース35cおよび異常履歴データベース35dを参照し、各室内ユニット10a,10b,・・・が記憶部35内の検索条件C1,C2,・・・に合致するか否かを判断してゆく。一方、第1表示制御部32dは、所定の時間間隔で(本実施形態では、1分ごとに)、各空間(施設1全体、建物1a,1b,・・・又は単位空間)に対応するアイコンの色を決定してゆく。アイコンの色は、当該アイコンに対応する空間内の少なくとも1台の室内ユニット10a,10b,・・・が検索条件C1を満たす場合には、第1色、検索条件C1を満たさないが検索条件C2を満たす場合には、第2色、というような方式で決定される。言い換えると、検索条件C1,C2,・・・には互いに異なる色が予め対応付けられており、アイコンに付される色は、合致する検索条件C1,C2,・・・に対応する色となるが、複数の検索条件C1,C2,・・・に合致する場合には、検索条件C1,C2,・・・の順で優先される。なお、いずれの検索条件C1,C2,・・・をも満たさない場合には、デフォルト色となる。
以上により、統括管理者は、ツリー構造Tのアイコンを見るだけで、当該アイコンに対応する空間内の室内ユニット10a,10b,・・・に発生している異常等の事実(より正確には、当該アイコンに対応する空間内の室内ユニット10a,10b,・・・の少なくとも1台が検索条件C1,C2,・・・に合致しているか否か)をすばやく察知することができる。なお、記憶部35内の検索条件C1,C2,・・・の変更、追加および削除は、統括管理者が入力部24を操作することにより、任意のタイミングで可能となっている。すなわち、統括管理者は、自身が監視したい事実がアイコンの色に反映されるよう、検索条件C1,C2,・・・を自由に設定することができる。
また、ツリー構造Tのアイコンの色を決定するに当たり考慮される検索条件C1,C2,・・・間の優先順位は、図15に示される表示設定画面を介して統括管理者が変更できるようになっている。当該表示設定画面は、図9〜図11に示す管理画面内の右側の領域A3の下方に配置されている「アイコン表示設定」ボタンB6が押された時に、表示部33上に開くようになっている。
表示設定画面上では、検索条件C1,C2,・・・の有効化、ならびに有効化されている検索条件C1,C2,・・・間の優先順位の決定を受け付けている。なお、ここでいう「有効化されている」とは、オブジェクトO1〜O3の色に反映されるという意味である。
図15の登録済み検索条件リストD1には、組み込みの検索条件および別の画面を介して統括管理者により入力された検索条件が一覧表示される。統括管理者がリストD1の中から有効化しようとする検索条件C1,C2,・・・を選択した状態で「追加」ボタンD2を押すと、当該検索条件C1,C2,・・・が有効検索条件リストD4の最下位に追加される。反対に、有効検索条件リストD4に含まれている検索条件C1,C2,・・・を選択した状態で「削除」ボタンD3を押すと、当該検索条件C1,C2,・・・が有効検索条件リストD4の中から削除される。
有効検索条件リストD4内の検索条件C1,C2,・・・は、上から下に向かって優先順位の高い順番に並んでいる。当該順番は、「上げる」ボタンD5および「下げる」ボタンD6により変更可能になっている。より具体的には、ある検索条件の優先順位を上げたい場合には、有効検索条件リストD4内の当該検索条件を選択した状態で「上げる」ボタンD5を押す。一方、ある検索条件の優先順位を下げたい場合には、有効検索条件リストD4内の当該検索条件を選択した状態で「下げる」ボタンD6を押す。「上げる」ボタンD5または「下げる」ボタンD6がそれぞれ1回押されるたびに、優先順位は1つずつ変更されるようになっている。なお、有効検索条件リストD4内に検索条件が1つしか含まれていない場合には、優先順位を決定する必要がないため、「上げる」ボタンD5および「下げる」ボタンD6は無効化されている。
そして、統括管理者が表示設定画面上で編集した情報は、検索条件C1,C2,・・・の本体データに関連付けられた態様で記憶部35内に格納される。統括管理者が表示設定画面上で編集した情報とは、登録済みの全ての検索条件C1,C2,・・・のうち有効化されているものを示す情報、ならびに有効化されている検索条件C1,C2,・・・間の優先順位を示す情報である。記憶部35内のかかる情報は、統括管理者が表示設定画面を介して有効検索条件リストD4内に表示される検索条件C1,C2,・・・を編集するたびに更新される。
なお、「追加」「削除」「上げる」および「下げる」ボタンD1〜D6は、表示設定画面の上方のラジオボタンD7において「以下の設定を使用する」が選択されている場合にのみ操作を受け付けるボタンである。一方、ラジオボタンD7において「デフォルトの設定を使用する」が選択されている場合には、有効検索条件リストD4内に所定の検索条件C1,C2,・・・が所定の順番で表示されるとともに、ツリー構造Tのアイコンの色を決定するに当たり、当該検索条件C1,C2,・・・が当該順番で優先されることになる。
従って、第1表示制御部32dは、検索条件が1つしか有効化されていない場合には、当該検索条件に合致する室内ユニット10a,10b,・・・が存在している空間(施設1全体、建物1a,1b,・・・又は単位空間)に対応するアイコンを、当該検索条件に対応する色にする。一方、検索条件が2以上有効化されており、同じ空間(施設1全体、建物1a,1b,・・・又は単位空間)内の室内ユニット10a,10b,・・・が同時に複数の検索条件に合致する場合には、当該空間に対応するアイコンを、合致する検索条件のうち最も優先順位の高いものに対応する色にする。なお、「同じ空間内の室内ユニット10a,10b,・・・が同時に複数の検索条件に合致する場合」には、1台の室内ユニットが同時に複数の検索条件に合致する場合、ならびにある1台の室内ユニットがある検索条件に合致し、かつ、別の1台の室内ユニットが別の検索条件に合致する場合の両方を含むものとする。
また、各検索条件C1,C2,・・・は、抽出条件と、省略可能な除外条件とを組み合わせたものである。検索条件C1,C2,・・・に合致するとは、当該検索条件C1,C2,・・・に含まれる除外条件に合致せず、かつ、抽出条件に合致することを言う。
検索条件C1は、除外条件が省略されており、異常が発生していることを抽出条件としている。従って、統括管理者は、アイコンの色から、室内ユニット10a,10b,・・・における異常をチェックすることができる。なお、ある室内ユニット10a,10b,・・・が検索条件C1に合致するか否かの判定は、条件判定部32cにより、異常履歴データベース35dを参照することにより行われる。
その他の検索条件C2,・・・としては、例えば、以下のようなものが設定されている。
第1の例としては、設定温度が25℃より上であることを除外条件とし、室内温度が25℃以下であり、かつ、運転中であることを抽出条件とするものが挙げられる。かかる場合、アイコンの色から、設定温度が25℃以下と低めに設定されており、かつ、現実の室内温度が25℃以下になっている冷やし過ぎの室内ユニット10a,10b,・・・の消し忘れをチェックすることができる。なお、ある室内ユニット10a,10b,・・・が当該検索条件に合致するか否かの判定は、条件判定部32cにより、運転情報データベース35cの「機器ID」「時刻」「室内温度」「設定温度」および「起動状態」フィールドの値を参照することにより行われる。
また、第2の例としては、導入日が5年以内であることを除外条件とし、運転中であることを抽出条件とするものが挙げられる。かかる場合、アイコンの色から、5年より前に導入された古い室内ユニット10a,10b,・・・の消し忘れをチェックすることができる。なお、ある室内ユニット10a,10b,・・・が当該検索条件に合致するか否かの判定は、条件判定部32cにより、基本情報データベース35bの「機器ID」および「導入日」フィールドの値、ならびに、運転情報データベース35cの「機器ID」「時刻」および「起動状態」フィールドの値を参照することにより行われる。
また、第3の例としては、定格電力が所定値以下であることを除外条件とし、運転中であることを抽出条件とするものが挙げられる。かかる場合、アイコンの色から、消費電力の大きい室内ユニット10a,10b,・・・の消し忘れをチェックすることができる。なお、ある室内ユニット10a,10b,・・・が当該検索条件に合致するか否かの判定は、条件判定部32cにより、基本情報データベース35bの「機器ID」および「定格電力」フィールドの値、ならびに、運転情報データベース35cの「機器ID」「時刻」および「起動状態」フィールドの値を参照することにより行われる。
また、第4の例としては、常時運転用でないことを除外条件とし、停止中であることを抽出条件とするものが挙げられる。かかる場合、アイコンの色から、常時運転が要求される(例えば、コンピュータサーバルーム内の)室内ユニット10a,10b,・・・が停止していないかをチェックすることができる。なお、ある室内ユニット10a,10b,・・・が当該検索条件に合致するか否かの判定は、条件判定部32cにより、基本情報データベース35bの「機器ID」および「常時運転」フィールドの値、ならびに、運転情報データベース35cの「機器ID」「時刻」および「起動状態」フィールドの値を参照することにより行われる。
また、第5の例としては、運転スケジュールが登録されていることを除外条件とし、運転中であることを抽出条件とするものが挙げられる。かかる場合、アイコンの色から、統括管理者の意に反して運転している室内ユニット10a,10b,・・・の消し忘れをチェックすることができる。なお、ある室内ユニット10a,10b,・・・が当該検索条件に合致するか否かの判定は、条件判定部32cにより、記憶部35内の運転スケジュールに関する情報、ならびに、運転情報データベース35cの「機器ID」「時刻」および「起動状態」フィールドの値を参照することにより行われる。
また、最下位以外の階層の各オブジェクトO1,O2の左側には、折り畳みボタンが設けられている。折り畳みボタンが「+」の状態の場合には、その右側のオブジェクト(つまり、1つ下位のオブジェクト)が非表示状態にあることを意味し、折り畳みボタンが「−」の状態の場合には、その右側のオブジェクト(つまり、1つ下位のオブジェクト)が表示中であることを意味する。
b)施設1全体および施設1を構成する各空間の模式図
図9〜図11に示すように、中央の領域A2には、統括管理者により入力部34を介して現在選択されている空間(施設1全体、建物1a,1b,・・・又は単位空間)の模式図が表示される。図9は、施設1全体が選択されている状態の画面例であり、図10は、建物1aが選択されている状態の画面例であり、図11は、建物1a内の3階北側の単位空間が選択されている状態の画面例である。
b−1)施設全体の模式図
図9に示すように、第2表示制御部32eは、ツリー構造T上で施設1全体に対応するオブジェクトO1が選択されたことを検知すると、見取図データベース35aからオブジェクトO1に対応する空間の見取図、すなわち、施設1全体の概略平面図を抽出し、領域A2内に表示させる。
施設1全体の概略平面図上の各建物1a,1b,・・・に対応する部分は、オブジェクトO4化されており、当該建物1a,1b,・・・内の室内ユニット10a,10b,・・・の状態に合わせてその色が変わるようになっている。領域A2内の建物1a,1b,・・・に対応するオブジェクトO4には、ツリー構造T上の当該建物1a,1b,・・・に対応するオブジェクトO2と同じ色が付されることになる。
b−2)各建物の模式図
図10に示すように、第2表示制御部32eは、ツリー構造T上でいずれかの建物1a,1b,・・・に対応するオブジェクトO2が選択されたことを検知すると、見取図データベース35aから当該オブジェクトO2に対応する空間の見取図、すなわち、当該建物1a,1b,・・・の概略側面図を抽出し、領域A2内に表示させる。なお、領域A2内に施設1全体の模式図が表示されている時に、その図上に配置されているオブジェクトO4が選択された場合にも、領域A2内に建物1a,1b,・・・の概略側面図が表示されることになる。
建物1a,1b,・・・の概略側面図上の各単位空間に対応する部分は、オブジェクトO5化されており、当該単位空間内の室内ユニット10a,10b,・・・の状態に合わせてその色が変わるようになっている。領域A2内の単位空間に対応するオブジェクトO5には、ツリー構造T上の当該単位空間に対応するオブジェクトO3と同じ色が付されることになる。
b−3)各単位空間の模式図
図11に示すように、第2表示制御部32eは、ツリー構造T上でいずれかの単位空間に対応するオブジェクトO3が選択されたことを検知すると、見取図データベース35aから当該オブジェクトO3に対応する空間の見取図、すなわち、当該単位空間の概略平面図を抽出し、領域A2内に表示させる。なお、領域A2内に建物1a,1b,・・・の模式図が表示されている時に、その図上に配置されているオブジェクトO5が選択された場合にも、領域A2内に単位空間の概略平面図が表示されることになる。
さらに、第2表示制御部32eは、領域A2内に表示されている当該単位空間の概略平面図上に、当該単位空間内に設置されている室内ユニット10a,10b,・・・に対応するオブジェクトO6を配置する。より具体的には、第2表示制御部32eは、基本情報データベース35b内を検索して「建物」および「単位空間」フィールドに現在選択されている単位空間を特定する情報が格納されているレコードを抽出し、抽出した1又は複数のレコードの「座標」フィールドの値のとおりに1又は複数のオブジェクトO6を配置する。
各オブジェクトO6は、アイコンと文字とからなる。
各オブジェクトO6に含まれる文字は、基本情報データベース35b内の、当該オブジェクトO6に対応するレコードの「機器ID」フィールドの値となる。
また、各オブジェクトO6に含まれるアイコンは、当該オブジェクトO6に対応する室内ユニット10a,10b,・・・の状態に合わせてその色が変わるようになっている。領域A2内のアイコンの色の決定は、第1表示制御部32dがツリー構造T上のアイコンに付する色を決定する場合と同様に行われる。
すなわち、第2表示制御部32eは、条件判定部32cによる判定の結果に応じて、所定の時間間隔で(本実施形態では、1分ごとに)、各オブジェクトO6に含まれるアイコンの色を決定してゆく。オブジェクトO6に含まれるアイコンの色は、当該アイコンに対応する室内ユニット10a,10b,・・・が検索条件C1を満たす場合には、第1色、検索条件C1を満たさないが検索条件C2を満たす場合には、第2色、というような方式で決定され、いずれの検索条件C1,C2,・・・をも満たさない場合には、デフォルト色となる。なお、検索条件C1,C2,・・・間の優先順位は、ツリー構造Tに含まれるアイコンの色が決定される場合と同じく、統括管理者が図15に示す表示設定画面を介して設定したものとなる。
以上により、統括管理者は、領域A2内のアイコンを見るだけで、当該アイコンに対応する室内ユニット10a,10b,・・・に発生している異常等の事実(より正確には、当該アイコンに対応する室内ユニット10a,10b,・・・が検索条件C1,C2,・・・に合致しているか否か)をすばやく察知することができる。
c)操作ボタン
図9〜図11に示すように、右側の領域A3には、複数の操作ボタンB1〜B5が表示されている。操作ボタンB1〜B4は、領域A2内に施設1全体又は建物1a,1b,・・・の模式図が表示されている間は無効化されており、領域A2内に単位空間の模式図が表示されている間は有効になっている。
領域A2内に単位空間の模式図が表示されている間、統括管理者は、入力部34を介して、当該模式図上のいずれかのオブジェクトO6を選択することができる。
そして、あるオブジェクトO6が選択されている状態で、統括管理者により「起動」ボタンB1が押されると、運転制御部32bは、当該オブジェクトO6に対応する室内ユニット10a,10b,・・・の制御部12に、当該室内ユニット10a,10b,・・・の属する子コントローラ20a,20b,・・・を介して、起動を命じる運転指令を送信する。従って、統括管理者は、管理画面を介して、室内ユニット10a,10b,・・・を容易に起動できるようになっている。
同様に、あるオブジェクトO6が選択されている状態で、統括管理者により「停止」ボタンB2が押されると、運転制御部32bは、当該オブジェクトO6に対応する室内ユニット10a,10b,・・・の制御部12に、当該室内ユニット10a,10b,・・・の属する子コントローラ20a,20b,・・・を介して、停止を命じる運転指令を送信する。従って、統括管理者は、管理画面を介して、室内ユニット10a,10b,・・・を容易に停止できるようになっている。
一方、あるオブジェクトO6が選択されている状態で、統括管理者により「設定」ボタンB3が押されると、表示部33上に、当該オブジェクトO6に対応する室内ユニット10a,10b,・・・の運転パラメータ(設定温度、運転モード等)の変更を受け付ける設定変更ウィンドウが表示される。設定変更ウィンドウ上で運転パラメータが変更されると、運転制御部32bは、当該室内ユニット10a,10b,・・・の制御部12に、当該室内ユニット10a,10b,・・・の属する子コントローラ20a,20b,・・・を介して、運転パラメータの変更を命じる運転指令を送信する。従って、統括管理者は、管理画面を介して、室内ユニット10a,10b,・・・の運転パラメータを容易に変更できるようになっている。
一方、あるオブジェクトO6が選択されている状態で、統括管理者により「詳細情報」ボタンB4が押されると、表示部33上に、当該オブジェクトO6に対応する室内ユニット10a,10b,・・・の詳細情報を示す詳細情報ウィンドウが表示される。詳細情報ウィンドウには、当該室内ユニット10a,10b,・・・に関する、基本情報データベース35bに格納されている基本情報、運転情報データベース35cに格納されている運転情報および異常履歴データベース35dに格納されている異常情報等が表示される。また、オブジェクトO6が所定の方法(入力部34のマウスをダブルクリックするなど)で選択された場合にも、上記詳細情報ウィンドウが表示されるようになっている。従って、統括管理者は、管理画面を介して、室内ユニット10a,10b,・・・の詳細情報に容易にアクセスすることができるようになっている。
また、統括管理者により、入力部34を介して「凡例」ボタンB5が押されると、表示部33上に、各オブジェクトO1〜O6又はそれに含まれるアイコンに付される色の凡例を表示する凡例表示ウィンドウが開くようになっている。従って、統括管理者は、オブジェクトO1〜O6又はそれに含まれるアイコンの色の意味を容易に知ることができる。
(6)制御ロジック
親コントローラ30の記憶部35内には、制御ロジックL1,L2,・・・が記憶されている。制御ロジックL1,L2,・・・の実体は、条件判定部32cから出力される信号によってトリガされるプログラムであり、当該プログラムは、そのトリガとなる信号の種類に対応付けられて記憶されている。なお、1の制御ロジックL1,L2,・・・には、トリガとなる信号を1種類以上対応付けることができる。
上述したように、条件判定部32cは、所定の時間間隔で、データベース35b〜35dを参照し、各室内ユニット10a,10b,・・・が記憶部35内の検索条件C1,C2,・・・に合致するか否かを判断している。そして、さらに、条件判定部32cは、ある室内ユニット10a,10b,・・・がある検索条件C1,C2,・・・に合致すると判断する度に、その旨を示す信号をロジック実行部32gに向けて出力する。すなわち、当該信号は、1の室内ユニット10a,10b,・・・を特定する情報と、1の検索条件C1,C2,・・・を特定する情報とを有している。一方、ロジック実行部32gは、当該信号を受信する度に、記憶部35内に当該信号をトリガとする制御ロジックL1,L2,・・・が存在するか否かを確認し、存在すれば、かかる制御ロジックL1,L2,・・・を実行する。
制御ロジックL1,L2,・・・としては、以下のようなものがある。
第1の例としては、ある特定の室内ユニット10a,10b,・・・がある特定の検索条件C1,C2,・・・(異常が発生していること等)を満たしていることを示す信号を受信すると、親コンピュータ30の音声出力部(図示されない)にブザー音を出力させるというものが挙げられる。
また、第2の例としては、ある特定の室内ユニット10a,10b,・・・がある特定の検索条件C1,C2,・・・(異常が発生していること等)を満たしていることを示す信号を受信すると、登録されているメールアドレスに電子メールを送信するというものが挙げられる。電子メールの送信先として当該室内ユニット10a,10b,・・・が存在する建物1a,1b,・・・を担当する管理者のメールアドレスが登録されている場合には、室内ユニット10a,10b,・・・に生じている異常等の事実(より正確には、当該室内ユニット10a,10b,・・・が当該検索条件C1,C2,・・・に合致していること)を当該管理者に迅速に伝えることができる。
また、第3の例としては、ある特定の室内ユニット10a,10b,・・・がある特定の検索条件C1,C2,・・・(室内温度が所定の温度範囲外にある等)を満たしていることを示す信号を受信すると、デマンド抑制制御を実行するというものが挙げられる。
〈特徴〉
(1)
上記実施形態では、施設1が、施設1全体、建物1a,1b,・・・および単位空間にそれぞれ対応するオブジェクトO1〜O3を要素とするツリー構造Tとして表現されるようになっている。そして、各オブジェクトO1〜O3の色が、当該オブジェクトO1〜O3に対応する空間内の室内ユニット10a,10b,・・・の状態に応じて変化する。従って、統括管理者は、オブジェクトO1〜O3の形態により、室内ユニット10a,10b,・・・の状態を直感的に理解することができる。
(2)
上記実施形態では、ツリー構造Tとともに、ツリー構造T上で選択中の空間(施設1全体、建物1a,1b,・・・又は単位空間)の模式図が表示される。従って、統括管理者は、ツリー構造Tを介して所望の空間を容易に選択するとともに、模式図を介して選択中の空間の様子を直感的に理解することができる。
(3)
上記実施形態では、単位空間に対応する模式図(図11参照)上のオブジェクトO6が、当該オブジェクトO6に対応する室内ユニット10a,10b,・・・の詳細情報へのリンクとなっている。従って、統括管理者は、室内ユニット10a,10b,・・・の詳細情報に容易にアクセスすることができる。
(4)
上記実施形態では、オブジェクトO1〜O6に含まれるアイコンの色を決定するための複数の検索条件C1,C2,・・・間の優先順位を、表示設定画面を介して統括管理者が自由に定義することができるようになっている。
従って、例えば、統括管理者は、異常の発生の有無だけを確認したい場合には、上記検索条件C1のみを有効化すればよい。
また、例えば、検索条件C2を運転中であることとし、検索条件C3を設定温度が標準値よりも低く、かつ、運転中であることとすると、以下のような監視が可能になる。
すなわち、検索条件C2のみを有効化すると、運転中の室内ユニット10a,10b,・・・又は運転中の室内ユニット10a,10b,・・・が存在している空間に対応するアイコンの色のみが変わることになる。従って、ある室内ユニット10a,10b,・・・が消し忘れられていること、あるいは、ある空間内に消し忘れの室内ユニット10a,10b,・・・が存在していることを容易に判断することができる。
また、検索条件C1〜C3を全て有効化した上で、優先順位をC1>C2>C3とすると、異常の発生と、消し忘れと、設定温度が不適切であることとを全て監視することができる。より具体的には、異常が発生した場合には、そのことがオブジェクトO1〜O6の表示形式に最優先で反映され、次に、無駄に電力消費される可能性のある室内ユニット10a,10b,・・・の存在が反映される。
つまり、上記実施形態では、統括管理者の監視目的に応じて表示形式を自由に切り替えることができるようになっている。
〈変形例〉
(1)
上記実施形態では、親コントローラ30による管理上、施設1が3階層の空間として階層化されているが、2階層又は4階層以上の空間として階層化されていてもよい。
(2)
上記実施形態において、親コントローラ30が、親コントローラ30をサーバコンピュータとするクライアントコンピュータに、上記管理画面および表示設定画面を提供するようになっていてもよい。また、当該クライアントコンピュータは、LAN5a内の端末であってもよいし、LAN5a外の端末、例えば、インターネットを介して接続される施設1外の遠隔の端末であってもよい。なお、親コントローラ30がWebサーバ機能を有する場合には、当該クライアントコンピュータはブラウザ機能を有する端末であれば足りることになる。
さらに、かかる変形例においては、検索条件C1,C2,・・・の有効化、ならびに有効化されている検索条件C1,C2,・・・間の優先順位の決定は、親コンピュータ30にログインする権限が与えられている利用者IDごと(あるいは、クライアントコンピュータごと)に可能となっていてもよい。例えば、かかる場合、親コンピュータ30本体又はクライアントコンピュータを介して管理者が表示設定画面上で編集した情報は、検索条件C1,C2,・・・の本体データおよび利用者IDの両方に関連付けられた態様で記憶部35内のデータベースに格納される。そして、親コンピュータ30は、上記管理画面および表示設定画面の表示要求を受け取ると、当該アクセス元の利用者IDを判断し、上記データベース内の当該利用者IDに関連付けられている情報に従って画面表示を行う。
ここでは、親コントローラ30以外の端末から室内ユニット10a,10b,・・・を監視することが可能になる。さらに、管理者が複数存在する場合に、それぞれの希望する形式の画面表示を実現することができる。
(3)
上記実施形態では、室内ユニット10a,10b,・・・の状態に合わせて、オブジェクトO1〜O6の色が変更されるようになっている。しかしながら、色だけでなく、形状又は模様あるいはこれらの組合せが変更されるようになっていてもよい。
(4)
上記実施形態では、検索条件C1,C2,・・・を任意に設定可能であるとしたが、抽出条件又は除外条件のいずれか一方のみを変更できるようになっていてもよい。
(5)
上記実施形態において、親コントローラ30が、施設1の遠隔にあるサービスセンター等に設置されている遠隔管理サーバに、インターネット等を介して接続されていてもよい。さらに、当該遠隔管理サーバには、施設1以外の多数の物件に設置されている多数の各種コントローラが接続されるようになっていてもよい。
(6)
上記実施形態において、子コントローラ20a,20b,・・・が省略されてもよい。すなわち、室内ユニット10a,10b,・・・が子コントローラ20a,20b,・・・を介さずに親コントローラ30に直接接続され、子コントローラ20a,20b,・・・による処理の全部又は一部を親コントローラ30が担うようになっていてもよい。
(7)
上記実施形態において、群管理システム100が、照明装置、給排水装置、加湿器、昇降機、防犯装置等の空調設備以外の設備機器を管理するようになっていてもよい。また、空調設備を含む又は含まない複数種類の設備機器を管理するようになっていてもよい。
かかる場合、例えば、特定の種類の設備機器であることを除外条件とし、運転中であることを抽出条件とする検索条件C1,C2,・・・を設定することができる。当該検索条件C1,C2,・・・の下では、アイコンの色から、特定の種類の設備機器のみの消し忘れをチェックすることができる。なお、このような検索条件C1,C2,・・・を設定するためには、例えば、基本情報データベース35bに、機器の種別を示す値を格納するための「種別」フィールド等が定義されている必要がある。
(8)
上記実施形態において、管理画面を介して、室内ユニット10a,10b,・・・と同様に、室外ユニットについても管理できるようになっていてもよい。
(9)
上記実施形態では、領域A1内のツリー構造T上では、オブジェクトO1〜O3を同時に1つしか選択できないものとなっている。しかしながら、オブジェクトO1〜O3を同時に複数個選択可能とし、領域A2内には同時に選択された複数個のオブジェクトO1〜O3に対応する模式図を並べて表示するようにしてもよい(図12参照)。
かかる場合、領域A2内では、個々の模式図が相対的に小さく表示されるため、模式図を部分的に拡大表示する「虫眼鏡」機能を設けることが好ましい。
また、同時に選択する方法としては、選択したいオブジェクトO1〜O3を含む領域を入力部34のマウスで矩形にドラッグする方法等が採用可能である。
(10)
上記実施形態において、領域A2内に建物1a,1b,・・・の模式図が表示されている間に、当該図上のあるオブジェクトO4に所定の操作(例えば、入力部34のマウスのカーソルを当てている状態で右クリックする)が加えられると、当該オブジェクトO4に対応する空間の構造を示すツリー構造が、当該オブジェクトO4の傍に表示されるようになっていてもよい(図13参照)。
さらに、かかる新たなツリー構造は、領域A1内のツリー構造の一部分を切り取ったものと同様の形態を有し、その構成要素である個々のオブジェクトを選択できるようになっていてもよい。
(11)
上記実施形態では、ツリー構造Tを縦長に展開するものとしたが、横長に展開してもよい(図14参照)。かかる場合、通常、パーソナルコンピュータの画面は横長であるため、ツリー構造が1画面に収まり易くなる。
(12)
子コントローラ20a,20b,・・・および親コントローラ30が取得し、記憶する情報は、上記実施形態に示されたものに限られない。
例えば、親コントローラ30が、圧縮機の周波数、ファンの回転数、冷媒回路の適当な箇所における冷媒の温度および圧力等を示す情報等を、子コントローラ20a,20b,・・・を介して取得するようになっていてもよい。
さらに、親コントローラ30の監視部32aが、当該情報に基づいて独自のロジックで異常を検出し、当該検出の結果が検索条件C1,C2,・・・に利用され、オブジェクトO1〜O6の形態に反映されるようになっていてもよい。
(13)
上記実施形態では、オブジェクトO1〜O6(特に、ツリー構造Tsに含まれるオブジェクトO1〜O3)は、階層構造を有する見取図データベース35aのデータ構造に従って自動的に作成されるようになっている。しかしながら、オブジェクトO1〜O6は、見取図データベース35aではなく、基本情報データベース35b内の室内ユニット10a,10b,・・・の機器IDに従って、自動的に作成されるようになっていてもよい。
例えば、室内ユニット10a,10b,・・・の機器IDが「施設1建物1a4階北側0A」となっている場合に、機器IDを「施設1」−「建物1a」−「4階北側」−「0A」というように所定のルールで自動的に文節し、「施設1」に対応するオブジェクトO1、「建物1a」に対応するオブジェクトO2,O4、「4階北側」に対応するオブジェクトO3,O5、「0A」に対応するオブジェクトO6を自動的に作成してもよい。
かかる変形例では、室内ユニット10a,10b,・・・の機器IDを所定のルールに従って命名するだけで容易にツリー構造Tsを作成することが可能になり、特に、室内ユニット10a,10b,・・・が多数存在し、ツリー構造Tsが大きくなる場合には有用である。
(14)
上記実施形態では、ツリー構造Tsは、施設1の現実の物理的な空間構造に対応するように階層的に組み立てられている。しかしながら、ツリー構造Tsを、論理的な空間構造に対応する階層構造としてもよい。例えば、「廊下」というオブジェクトの下位に、複数の建物1a,1b,・・・の廊下に対応する複数のオブジェクトを配置し、「教室」というオブジェクトの下位に、教室に対応する複数のオブジェクトを配置するようしてもよい。つまり、現実に物理的に離れた空間どうしをまとめて、より上位の空間とすることができる。
なお、ツリー構造Tsを論理的な空間構造に対応させる場合にも勿論、変形例(13)のように、ツリー構造Tsを自動作成することができる。
(15)
上記実施形態では、見取図データベース35aは、階層構造を有するデータベースとなっているが、かかる形式に限定されない。例えば、見取図データベース35aは、見取図のみを格納するデータベースと、当該見取図の階層構造、すなわち、施設1の空間構造を管理する情報を格納するデータベースとから構成されるようになっていてもよい。
(16)
表示設定画面へと遷移する手段は、上記実施形態のボタンB6の態様に限定されない。例えば、同様のボタンが左側の領域A1の下方に配置されていてもよいし、右側の領域A3の「設定」ボタンB3が押下されることにより遷移する設定画面内からさらに遷移できるようになっていてもよい。
また、表示設定画面の態様も、上記実施形態に限定されない。例えば、統括管理者に優先順位を指定させるために、検索条件C1,C2,・・・のリストを表示した上で統括管理者に有効化したい条件式にチェックを付けさせる態様にしてもよいし、あるいは統括管理者に番号を入力させる態様にしてもよい。
本発明の一実施形態に係る親コントローラを含む群管理システムの構成を示す図。 室内ユニットの構成を示す図。 子コントローラの構成を示す図。 親コントローラの構成を示す図。 見取図データベースのデータ構造を示す図。 基本情報データベースのデータ構造を示す図。 運転情報データベースのデータ構造を示す図。 異常履歴データベースのデータ構造を示す図。 施設全体に対応するオブジェクトが選択されている状態の管理画面を示す図。 ある建物に対応するオブジェクトが選択されている状態の管理画面を示す図。 ある単位空間に対応するオブジェクトが選択されている状態の管理画面を示す図。 変形例(9)に係る管理画面を示す図。 変形例(10)に係る管理画面を示す図。 変形例(11)に係る管理画面を示す図。 表示設定画面を示す図。
符号の説明
1 敷地
1a,1b,・・・ 建物
10 空調設備
10a,10b,・・・ 室内ユニット(設備機器)
20 子コントローラ
30 親コントローラ(機器管理装置)
32 制御部
32c 条件判定部
32d 第1表示制御部
32e 第2表示制御部
34 入力部(設定入力部)
O1〜O6オブジェクト
C1,C2,・・・ 検索条件(所定の条件)
T ツリー構造

Claims (15)

  1. 複数の下位空間からなる上位空間内に散在する複数の設備機器(10a,10b,・・・)を管理する管理画面を提供する機器管理装置(30)であって、
    前記管理画面上に、前記上位空間に対応する上位オブジェクト(O1,O2)および前記下位空間に対応する下位オブジェクト(O2,O3)をツリー構造(T)となるように表示する第1表示制御部(32d)と、
    前記設備機器が所定の条件(C1,C2,・・・)に合致するか否かを判定する条件判定部(32c)と、
    を備え、
    前記第1表示制御部は、前記下位オブジェクトの形態を、当該下位オブジェクトに対応する前記下位空間内の前記設備機器が前記所定の条件に合致するか否かの前記条件判定部による判定の結果に応じて変化させる、
    機器管理装置(30)。
  2. 前記管理画面上に、前記ツリー構造(T)とともに、前記ツリー構造上で選択されている前記上位オブジェクト(O1,O2)に対応する前記上位空間又は前記下位オブジェクト(O2,O3)に対応する前記下位空間の模式図を表示する第2表示制御部(32e)、
    をさらに備える、
    請求項1に記載の機器管理装置(30)。
  3. 前記模式図は、前記上位空間又は前記下位空間の見取図上に前記設備機器(10a,10b,・・・)に対応する機器オブジェクト(O6)を配置したものである、
    請求項2に記載の機器管理装置(30)。
  4. 前記機器オブジェクト(O6)は、当該機器オブジェクトに対応する前記設備機器(10a,10b,・・・)の詳細情報へのリンクである、
    請求項3に記載の機器管理装置(30)。
  5. 前記第1表示制御部(32d)は、前記下位オブジェクト(O2,O3)の形態を、当該下位オブジェクトに対応する前記下位空間内の少なくとも1つの前記設備機器(10a,10b,・・・)が前記所定の条件(C1,C2,・・・)に合致するか否かの前記条件判定部(32c)による判定の結果に応じて変化させる、
    請求項1から4のいずれかに記載の機器管理装置(30)。
  6. 前記第1表示制御部(32d)は、前記上位オブジェクト(O1,O2)の形態を、当該上位オブジェクトに対応する前記上位空間内の前記設備機器(10a,10b,・・・)が前記所定の条件(C1,C2,・・・)に合致するか否かの前記条件判定部(32c)による判定の結果に応じて変化させる、
    請求項1から5のいずれかに記載の機器管理装置(30)。
  7. 前記第1表示制御部(32d)は、前記上位オブジェクト(O1,O2)の形態を、当該上位オブジェクトに対応する前記上位空間内の少なくとも1つの前記設備機器(10a,10b,・・・)が前記所定の条件(C1,C2,・・・)に合致するか否かの前記条件判定部(32c)による判定の結果に応じて変化させる、
    請求項6に記載の機器管理装置(30)。
  8. 前記所定の条件(C1,C2,・・・)は、除外条件と抽出条件とを組み合わせたものであり、
    前記条件判定部(32c)は、前記除外条件に合致せず、かつ、前記抽出条件に合致する前記設備機器(10a,10b,・・・)を前記所定の条件に合致するものと判定する、
    請求項1から7のいずれかに記載の機器管理装置(30)。
  9. 前記除外条件の設定入力を受け付ける設定入力部(34)、
    をさらに備える、
    請求項8に記載の機器管理装置(30)。
  10. 制御ロジック(L1,L2,・・・)を記憶するロジック記憶部(35)と、
    前記設備機器(10a,10b,・・・)が前記所定の条件(C1,C2,・・・)に合致するか否かの判定の結果に応じて前記条件判定部(32c)が出力する信号をトリガとして前記制御ロジックを実行するロジック実行部(32g)と、
    をさらに備える、
    請求項1から9のいずれかに記載の機器管理装置(30)。
  11. 前記設備機器(10a,10b,・・・)のそれぞれの機器名称を記憶する名称記憶部(35b)、
    をさらに備え、
    前記第1表示制御部(32c)は、前記ツリー構造(T)を前記名称記憶部内の前記機器名称を参照して、自動的に作成する、
    請求項1から10のいずれかに記載の機器管理装置(30)。
  12. 前記所定の条件は、優先順位が定義されている複数の条件式(C1,C2,・・・)を含み、
    前記第1表示制御部(32d)は、前記下位オブジェクト(O2,O3)の形態を、当該下位オブジェクトに対応する前記下位空間内の前記設備機器(10a,10b,・・・)が複数の前記条件式に合致すると前記条件判定部(32c)により判定される場合には、当該合致する前記条件式のうち前記優先順位の高いものに対応する表示形式とする、
    請求項1から7のいずれかに記載の機器管理装置(30)。
  13. 前記所定の条件は、優先順位が定義されている複数の条件式(C1,C2,・・・)を含み、
    前記第1表示制御部(32d)は、前記上位オブジェクト(O1,O2)の形態を、当該上位オブジェクトに対応する前記上位空間内の前記設備機器(10a,10b,・・・)が複数の前記条件式に合致すると前記条件判定部(32c)により判定される場合には、当該合致する前記条件式のうち前記優先順位の高いものに対応する表示形式とする、
    請求項6又は7に記載の機器管理装置(30)。
  14. 前記優先順位の設定入力を受け付ける設定入力部(34)、
    をさらに備える、
    請求項12又は13に記載の機器管理装置(30)。
  15. 前記管理画面を要求する要求元を特定する要求元特定部(32)と、
    前記所定の条件を前記要求元に関連付けて記憶する条件式記憶部(35)と、
    をさらに備え、
    前記第1表示制御部(32d)は、前記要求元特定部により特定された前記要求元に提供する前記管理画面上における前記下位オブジェクトの形態を、当該下位オブジェクトに対応する前記下位空間内の前記設備機器が、当該要求元に関連付けられている前記所定の条件に合致するか否かの前記条件判定部(32c)による判定の結果に応じて変化させる、
    請求項1から14のいずれかに記載の機器管理装置(30)。
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