JP2010007771A - インサートtナット - Google Patents

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豊 永山
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Abstract

【課題】インサートTナットの軽量化と生産性の向上を図るとともに、装着する部材に強固に取り付けでき装着した時にフランジ部の出っ張りがなく、見栄えの良いインサートTナットを提供できるようにする。
【解決手段】鉄系板材を絞り加工により、内周面の一部に雌ねじが刻設された筒軸部と、当該筒軸部の一端部に筒軸部の軸心に直行する状態に形成された円板状のフランジ部を有する内装用ねじ本体と、表面部分に抜け止め用突起を設けた合成樹脂層から成り、前記合成樹脂層はフランジ部を除く内装用ねじ本体の筒軸部の外周部分に形成され、内装用ねじ本体と合成樹脂層とは回り止め手段と抜け止め手段とで一体に形成するとともに、内装用ねじ本体のフランジ部をその筒軸部側から周縁部分にかけてその厚みが徐々に薄くなるように形成した。
【選択図】図13

Description

本発明は、所望の部材同士を連結固定する場合に使用するインサートTナットに関し、例えば、テーブル板にボルトで脚部材を固定するために雌ねじを形成する場合などに使用するインサートTナットに関する。
従来の一般的なインサートTナットは、全体を亜鉛ダイキャスト鋳造や硬質合成樹脂成型によって形成されており、一端部に円板状のフランジ部が形成された中空な円筒状の軸部の内周面に雌ねじが形成され、軸部の外周部には取り付け部材へ噛み込む多数の突起が一体に形成されて構成されている。
こうしたインサートTナットは、例えば椅子やテーブル等の取り付け部材(座部)の下面に設けた下穴に打ち込んで取り付けると、筒軸部の外周面に形成された突起が取り付け部材に噛みこんで容易に抜けないように固定されて脚部材を取り付け用の雌ねじが形成され、ここに脚部材が取り付けられようになっている。
上記のように構成された一般的なインサートTナットでは、筒軸部の一端部に形成されるフランジ部が筒軸部の外周面に所望する突起を有する筒軸部と一体に亜鉛ダイキャスト鋳造されている。
この亜鉛ダイキャスト鋳造では、フランジ部の肉厚を薄くするとフランジ部の形成時に割れたり取り付け時にかけたりすることから、フランジ部の厚さが必然的に厚く形成される。
こうしたものでは、重量も重くなってしまうという問題があり、こうした問題に対処するために、本発明の出願人は特許文献1に示すものを先に提案している。
この先の提案にかかるインサートTナットは、一体の金属材料からなる筒軸部および前記軸部の一端部から外方へ張出すフランジ部を備え、前記筒軸部の内周面には雌ねじが形成されており、前記筒軸部を、所望する突起を備えた合成樹脂層で覆うために、金属板を加工形成したインサートTナット素材を樹脂成型用の型の中の所定位置に配した後、前記したポリプロピレン等の合成樹脂でインサートTナットの周面に樹脂層を成形した、いわゆるインサートTナットをモールドすることにより、インサートTナットの筒軸部に所望する突起を備えた樹脂層を形成するようにしたものである(特許文献1の図8参照)。
こうしたものでは、インサートTナットの重量は軽減できるものの、図15に示すようにフランジ部107が合成樹脂層104で覆われているために、亜鉛ダイキャスト鋳造と同様、当該部分の厚みが厚くなる。
このようにフランジ部107部分の厚さが厚いものでは、インサートTナット101を椅子テーブル等の取り付け部材117の下面117aの下穴118に取り付けた場合、このフランジ部107部分が取り付け部材117の下面117aから下方に大きく突出してしまう。
また、取り付け部材117の下面117aから下方に大きく突出して取り付けられたインサートTナット101に例えば脚部材119を取り付けた場合、脚部材119とこれを取り付けた取り付け部材117の下面117aとの間に隙間20を生じてしまうという問題がある。
しかも、筒軸部106の外周部分に形成される突起103の形状もインサートTナット101が打ち込み式のものと、ねじ込み式のものとでは形状が異なることから、所望する形状ごとにインサートTナット101を亜鉛ダイキャスト鋳造やや硬質合成樹脂成型したり、合成樹脂をモールドしたりしなくてはならず、所望のインサートTナット101の製造に手間がかかり、生産性が低くなってしまうという問題があった。
特開2004−211778号公報
本発明は上記問題点に鑑み提案されたもので、インサートTナットの軽量化並びに生産性の向上を図るとともに、装着する部材に取り付けた時にフランジ部の厚みによる出っ張りがなく、見栄えの良いインサートTナットを提供できるようにすることを目的とするものである。
上記目的を達成するために、本発明にかかるインサートTナットは、鉄系板材を絞り加工により、内周面の一部に雌ねじが刻設された筒軸部と、当該筒軸部の一端部に筒軸部の軸心に直交する状態に形成された円板状のフランジ部を有する内装用ねじ本体と、表面部分に抜け止め用突起を設けた合成樹脂層から成り、前記合成樹脂層は主としてフランジ部を除く内装用ねじ本体の筒軸部の外周部分に形成され、内装用ねじ本体と合成樹脂層とは回り止め手段と抜け止め手段とで一体に形成するとともに、内装用ねじ本体のフランジ部をその筒軸部側から周縁部分にかけてその厚みが徐々に薄くなるように形成したことを最大の特徴とするものである。
尚、本発明にいう上記「合成樹脂層は主としてフランジ部を除く」とは、合成樹脂層の1部が加工上、フランジ部の1部にかかって被さったものを包含するものである。
本発明にかかるインサートTナットでは、回り止め手段が、フランジ部寄りの筒軸部分に形成した多角形の係合部と、合成樹脂層の一端部に形成された前記係合部が嵌合する多角形の嵌合部とで構成されていること、さらには抜け止め手段が、合成樹脂層の他端部若しくは当該他端部内に大径に形成された抜け止め部と、この抜け止め部に開拡するために内装用ねじ本体の筒軸部の端部に薄肉に形成された抜け止め用開拡部とで構成されたことも特徴とするものである。
本発明にかかるインサートTナットによれば、鉄系板材を絞り加工により、内周面の一部に雌ねじが刻設された筒軸部と、当該筒軸部の一端部に筒軸部の軸心に直交する状態に形成された円板状のフランジ部を有する内装用ねじ本体と、表面部分に抜け止め用突起を設けた合成樹脂層から成り、フランジ部がその筒軸部側から周縁部分にかけてその厚みが徐々に薄く形成されていることから、インサートTナットが例えばテーブルや椅子等の取り付け部材に打ち込まれたときに、当該取り付け部材の取り付け面とフランジ部の表面とを略面一にすることができる。
これにより、従来の亜鉛ダイキャスト鋳造によって形成されたもののようにフランジ部が取り付け部材の下面から下方に大きく突出してしまうこともなく、これを用いた商品の見栄えを良くし、商品価値の高いものにすることができる利点がある。
また、本発明にかかるインサートTナットによれば、回り止め手段を、フランジ部寄りの筒軸部分に形成した多角形の係合部と、合成樹脂層の一端部に形成された前記係合部が嵌合する多角形の嵌合部とで構成するようにしたものでは、合成樹脂層の外周面の抜け止め用突起が螺旋状で、インサートTナットをねじ込んで装着する場合、この多角形の係合部を利用してねじ込むことができ、操作性に優れたものにすることができる利点もある。
さらに、本発明にかかるインサートTナットによれば、抜け止め手段を、合成樹脂層の他端部若しくは当該他端部内に大径に形成された抜け止め部と、この抜け止め部に開拡するために内装用ねじ本体の筒軸部の端部に薄肉に形成された抜け止め用開拡部とで構成するようにしたものでは、合成樹脂層と、薄肉の円板状のフランジ部が形成された内装用ねじ本体とが抜け止め手段で一体化するようにしてあるので、内装用ねじ本体と合成樹脂層とを任意に組み合わせることにより、仕様の異なるインサートTナットを簡単に生産することができる。
これにより、インサートTナットを、ねじ込んで使用されるものと打ち込んで使用されるもの等、軸部分の外周部分の形成される合成樹脂層の表面の突起の形状が異なるものでも内装用ねじ本体を共通化することができ、経済的で、生産性を高めることができる利点もある。
以下、本発明にかかるインサートTナットの最も好ましい実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1及び図2は本発明に係る一例のインサートTナット1を示し、このインサートTナット1は、外周面2に抜け止め用の突起3が形成された筒状に形成された合成樹脂層4と、筒状に形成され、内周面の一部に雌ねじ部5を形成した筒軸部6と、当該筒軸部6の一端部に筒軸部6の軸心に直行する状態に形成された薄肉の円板状のフランジ部6が形成された内装用ねじ本体8とからなる。
前記内装用ねじ本体8は、図3乃至及び図6に示すように形成されている。
つまり、内装用ねじ本体8は筒軸部6と、この筒軸部6の一端(図3及び図5上、上端)に円板状のフランジ7部を備えてなり、例えば鉄系の金属板を深絞り等の板金加工することによって形成されている。
この板金加工によるインサートTナット1の製造方法としては、本発明の出願人が先に提案している、例えば特開平10−299746号公報の図10、特開平10−296375号公報の図2及び図3や特開平10−61639号公報の図4乃至図6に記載されているのと同様の方法が採用される。
フランジ部7は上記したように鉄系の金属板で形成されることにより、薄肉で、上面部分はフラットに形成され、その下面部分はフランジ部7の周縁9側になるほど肉厚が徐々にさらに薄くなるようなテーパー面9aが形成されている。
このテーパー面9aは、板金加工により筒軸部6を形成するときに、プレス等で同時に形成してもよいし、別途切削や研磨により形成することもできる。
上記筒軸部6にはその内周面の中央部分に雌ねじ部5部が形成されており、この雌ねじ部5の下方の筒軸部6の部分は薄肉に形成され、この薄肉部分は後述する合成樹脂層4に形成される抜け止め部10に開拡するための抜け止め用開拡部11となっている。
また、雌ねじ部5の上方で、フランジ部7との間の筒軸部6には六角形状にした回り止め嵌合部12が形成されており、この六角形状にした回り止め嵌合部12は、内装用ねじ本体8が鉄系の金属板の板金加工される時に同時に形成される。
上記合成樹脂層4は図7乃至図9に示すように、合成樹脂により上記内装用ねじ本体8の筒軸部6と略同じ長さの筒状に形成されており、外周面2には上記抜け止め用の突起3が複数突出形成されている。
この抜け止め用の突起3は、四角錐形であって後述する取り付け部材17の下穴18に嵌入し易くて抜けにくい、側面視で鋸刃状にしてある。
この合成樹脂層4の内周面13にはその下半部が上記内装用ねじ本体8の雌ねじ部5が設けられた筒軸部6が嵌着されるように円筒14に形成され、この円筒14の下端部分は押し広げられた内装用ねじ本体8の抜け止め用開拡部11が係合するために大径に形成された抜け止め部10が形成されるとともに、円筒14の上半部は内装用ねじ本体8の六角形状にした回り止め嵌合部12が嵌合する六角形状の穴からなる係合部15が形成されている。
そして、内装用ねじ本体8の回り止め嵌合部12と合成樹脂層4の係合部15とで内装用ねじ本体8の回り止め手段Rが形成され、合成樹脂層4の下端部内に形成された大径の抜け止め部10とここに広げられて嵌合する内装用ねじ本体8の抜け止め用開拡部11とで抜け止め手段Sが形成される。
上記のように形成された内装用ねじ本体8と合成樹脂層4は、内装用ねじ本体8を合成樹脂層4に上方から挿入し、内装用ねじ本体8の六角形状の回り止め嵌合部12を合成樹脂層4の六角形状穴からなる係合部15に嵌合させて相互に回転不能にする。
然る後、内装用ねじ本体8の下端の抜け止め用開拡部11を、合成樹脂層4の下端部に、形成された大径の抜け止め部10に押し広げて係合させると、内装用ねじ本体8と合成樹脂層4は回転不能で抜け止めされた状態でしっかりと一体化され、図2に示すような二層筒形のインサートTナット1が完成する。
上記のように形成されたインサートTナット1を使用して図13に示すように例えばテーブル部材(取り付け部材)17の下面17aに脚部材19を連結固定するのに使用する場合は、テーブル部材17の下面17aに下穴18を穿設し、この下穴18にインサートTナット1を打ち込んで嵌め入れる。
ちなみに、図13及び図14ではテーブル部材17の下面17aを上にした状態で描いてある。
すると、合成樹脂層4の外周面に形成された抜け止め用の突起3が下穴18の内周面に噛み込んで、インサートTナット1はテーブル部材17に強固に固着される。
このとき、フランジ部7が鉄系の金属板で薄肉に形成され、テーパー面9aで周縁9側になるほど肉厚が徐々にさらに薄くなるように形成されていることから、テーブル部材の下面に設けた下穴に打ち込まれたインサートTナット1は、そのフランジ部7の表面がテーブル部材17の下面17aと略面一になる。
これにより、脚部材19の上端部分はテーブル部材17の下面17aに隙間のない、見栄えの良い状態で密に螺着させることができ、テーブル部材17等の商品価値を向上させることができる利点がある。
また、上述したように、本発明のインサートTナット1は、フランジ部7が鉄系の金属板で薄肉に形成されていることから、亜鉛ダイキャスト鋳造で形成されたもののように折れたり割れたり欠けたりすることがないだけでなく、雌ねじ5の強度も十分に確保されており、軽量で且つ耐久性に優れたものにすることができる利点がある。
なお、上記実施の形態では、合成樹脂で形成された合成樹脂層4の抜け止め用の突起3が打ち込み用の四角錐に形成するようにしてあるが、この合成樹脂層3の抜け止め用の突起3を例えば図10乃至図12に示すように、横長の四角錐を螺旋状に配設することにより、インサートTナット1をねじ込み式にすることができる。
この場合、内装用ねじ本体8と合成樹脂層4との回り止め手段Rを形成する内装用ねじ本体8の六角形状の回り止め嵌合部12の穴部16に、例えば六角セットレンチ等の工具(図示せず)を差し込んで回転操作することによりインサートTナット1をねじ込んで簡単に取り付けることもできる。
因みに、内装用ねじ本体8の回り止め嵌合部12は六角形状には限られず、多角形や長円ないし楕円形にすることができるのは言うまでもないことである。
上述したことからわかるように、内装用ねじ本体8とこれを装着する合成樹脂層4との組み合わせを変更することで、所望する用途に応じたインサートTナット1を簡単に製造することができる。
また、上記実施の形態ではインサートTナット1の抜け止め手段Sが、合成樹脂層4の下端部内に形成された大径の抜け止め部10とここに広げられて嵌合する内装用ねじ本体8の抜け止め用開拡部11とで形成するようにしてあるがこうしたものに限られず、例えば図15に示すように、内装用ねじ本体8の抜け止め用開拡部11を直接、合成樹脂層4の下端部に係合するように広げるようにしてよく、この場合、合成樹脂層4の下端部が抜け止め部10を兼ねることになる。
さらに、上記内装用ねじ本体8の下端の抜け止め用開拡部11を、合成樹脂層4の下端部に形成された大径の抜け止め部10に押し広げる作業は、例えば特開平10−263946号や特開平7−108422号公報に示されるような打ち込み用の強力なリベッターで行われるために、図2中二点鎖線図21で示すように合成樹脂層4の上端部分の一部がフランジ部7の下面の1部にかぶさる場合もあるが、この場合でも本発明の作用・効果が損なわれることはない。
は本発明にかかるインサートTナットの側面図である。 は本発明にかかるインサートTナットの縦断面図である。 は本発明にかかるインサートTナットの内装用ねじ本体の斜視図である。 は本発明にかかるインサートTナットの内装用ねじ本体の平面図である。 は本発明にかかるインサートTナットの内装用ねじ本体の縦断側面図である。 は本発明にかかるインサートTナットの内装用ねじ本体の底面図である。 は本発明にかかるインサートTナットの合成樹脂層の平面図である。 は本発明にかかるインサートTナットの合成樹脂層の縦断側面図である。 は本発明にかかるインサートTナットの合成樹脂層の底面図である。 は本発明にかかるインサートTナットの合成樹脂層の他の例にかかる平面図である。 は本発明にかかるインサートTナットの合成樹脂層の他の例にかかる側面図である。 は本発明にかかるインサートTナットの合成樹脂層の他の例にかかる底面図である。 は本発明にかかるインサートTナットの使用状態を示す縦断側面図である。 は本発明にかかるインサートTナットの抜け止め手段の他の例にかかる縦断側面図である。 は本発明の出願人による先の提案にかかるインサートTナットの使用状態を示す縦断側面図である。
符号の説明
1・・・インサートTナット
2・・・外周面
3・・・抜け止め用の突起
4・・・合成樹脂層
5・・・雌ねじ
6・・・筒軸部
7・・・フランジ部
8・・・内装用ねじ本体
9・・・テーパー面
10・・・抜け止め部
11・・・抜け止め用開拡部
12・・・回り止め嵌合部
13・・・内周面
14・・・円筒
15・・・係合部
16・・・穴部分
17・・・テーブル部材(取り付け部材)
18・・・下穴
19・・・脚部材
20・・・隙間
R・・・回り止め手段
S・・・抜け止め手段

Claims (3)

  1. 鉄系板材を絞り加工により、内周面の一部に雌ねじが刻設された筒軸部と、当該筒軸部の一端部に筒軸部の軸心に直交する状態に形成された円板状のフランジ部を有する内装用ねじ本体と、表面部分に抜け止め用突起を設けた合成樹脂層から成り、前記合成樹脂層は主としてフランジ部を除く内装用ねじ本体の筒軸部の外周部分に形成され、内装用ねじ本体と合成樹脂層とは回り止め手段と抜け止め手段とで一体に形成するとともに、内装用ねじ本体のフランジ部をその筒軸部側から周縁部分にかけてその厚みが徐々に薄くなるように形成したことを特徴とするインサートTナット。
  2. 回り止め手段が、フランジ部寄りの筒軸部分に形成した多角形の係合部と、合成樹脂層の一端部に形成された前記係合部が嵌合する多角形の嵌合部とで構成されていることを特徴とする請求項1に記載のインサートTナット。
  3. 抜け止め手段が、合成樹脂層の他端部もしくは当該他端部内に大径に形成された抜け止め部と、この抜け止め部に開拡するために内装用ねじ本体の筒軸部の端部に薄肉に形成された抜け止め用開拡部とで構成されたことも特徴とする請求項1に記載の形インサートTナット。
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